Reader Store
「学習する組織」入門 ― 自分・チーム・会社が変わる 持続的成長の技術と実践
「学習する組織」入門 ― 自分・チーム・会社が変わる 持続的成長の技術と実践
小田理一郎/英治出版
作品詳細ページへ戻る

総合評価

22件)
4.2
10
5
4
1
0
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    2878 ・学習する組織とは ①目的に向けて効果的に行動するために →内発的動機 ②集団としての意識と能力を →無知の知への気づき ③継続的に高め、伸ばし続ける組織 →しなやかな強さ ・中核的な学習能力:ダブルループ ①志の育成力②複雑性の理解力③共創的な対話力 ・自己マスタリー →目的(why)ビジョン(what) ・システム思考 →全体から本質へ →如何にして何をいつまでにどの数値まで変えるか →短期的対処療法でなく、長期的根本療法へ →問題のすり替わり、レバレッジポイントを探せ ・メンタルモデル →前提を問い直し、認識を新たにする ・チーム学習 →場の質→関係性→思考→行動→結果の質 →保留する、視座を転換する、手放す →練習場と場の設計

    0
    投稿日: 2025.11.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ピーター・センゲの『学習する組織』(組織が結果を出し続けるための理論・手法体系)を、日本向けに噛み砕いて解説した書。 ボリュームが大きく、読み込めていない部分もあるけれど、組織として意識や能力を高めるために必要な思考・手法の枠組みが紹介されている。 目的とビジョンを明確にすべし。 理想ではなく実際に焦点をあてるべし。 バイアスを保留し、全体を俯瞰し、パターンのつながり(システム)を明らかにして必要な部分にコミットすべし。 円滑なコミュニケーションと共通理解を図るべし。 というところかしら。

    0
    投稿日: 2025.05.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    本書を通じて、知らない理論を知ることができました。重視すべきは外発的動機ではなく内発的動機づけである点や、組織の成功循環モデルは、とても納得いたしました。

    0
    投稿日: 2025.03.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    星5にはさせてもらったが自分にはちょっと難しかった。 個人的には「学習する組織」というのはものすごく理想的な組織のあり方だと思っており、色々と考察しているところなので改めて読み直したいと思います。

    0
    投稿日: 2025.02.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    学習する組織を構築するために必要な考え方、行動の抽象と具体の良いバランスをもって説明してくれている本 読者の思考を促す問いやワークショップの具体的な方法などが日本語で書かれているというのはかなり大きいと思う ピーターセンゲの学習する組織も読んでみたい

    1
    投稿日: 2024.11.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    いろいろなトピックが書いてあり、すごく内容の濃い本だった。 自分に置き換えるとまだそういう場面を想定することが難しく、バッチリ合う感じではなかった。 ただし実際は、現実に起こっていることだと思う。そこに目が向くよう、周りを見ながら起こった事象に対しては、この著書を参考にする。

    0
    投稿日: 2024.11.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    貴方が所属している組織は「学習している?」と問われ、 「はい、弊社は、日々学び続けております」と胸を張って答えることのできる企業でしょうか? この度、組織経営のヒントを知りたいと思い、本作品を手に取りました。 【学んだこと】 〇 システム思考におけるレバレッジポイントの掌握  ⇒問題解決において、システム思考で、全体の流れを掌握した上で、レバレッジポイント(てこ)を探し出し、全体最適化を目指すこと 〇 強烈且つ鮮明なビジョン  ⇒組織が掲げるビジョンは「道路の真ん中の子供を助けようとする衝動」と同じレベルを目指さなければならない。 〇 メンタルモデル  ⇒自らの思考やコミュニケーションの開放性を持つこと 【総括】 この種の本は、自身の思考形成に役立てて、実践で培っていくもの。 システム思考、勉強になりました。

    8
    投稿日: 2024.04.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「学習する組織」入門――自分・チーム・会社が変わる 持続的成長の技術と実践 著:小田 理一郎 学習する組織は、新しい時代に求められる組織のかたちを、関係者たちが自分たちで見出していくためのプロセスと能力を提示する。対話、内省、振り返り、システム思考、ビジョン構築、Uプロセスなどの様々な学習プロセスがあり、こうしたプロセスを効果的に進めるために必要な学習能力が5つのディシプリンである。 本書はそのディシプリンを根底として「学習する組織」について以下の9章により説明されている。 ①学習する組織とは何か ②組織の学習能力 ③自己マスタリー ④システム思考 ⑤メンタル・モデル ⑥チーム学習 ⑦共有ビジョン ⑧実践上の課題と対策 ⑨組織の未来、リーダーシップの未来 「学習する組織」とは、目的に向けて効果的に行動するために、集団としての意識と能力を継続的に高め、伸ばし続ける組織である。言葉としてはスッと受け入れることができるものの、原著は自分にとって手も足も出なかった。 本書は原著を軸として日本の組織・風土にアレンジして記されている。理解しながら読み進めることができるのは、平易に書かれているというよりは、日本の現状と日本のこれからを見据えた形で記されているからである。 内容としては、盛沢山でどれから参考にするか、現状消化不良の状態ではあるものの、本質的な捉え方を参考として軸に据えていきたい。 今迄自身がいかに当事者意識が希薄に組織に関わってきたかというのを痛感すると共に、短絡的・短期的にその問題と向き合ってきたかがわかる。 短期で対応をすることはもちろん必要ではあるものの、並行して長期的対応を信念を持ってやっていくかが大切である。 本音と建て前という概念を持ってしても、もちろんことを成し遂げる時に、聞こえが良い方は本音を大事にすることである。しかし、組織にはびこる風土や空気感から建て前も上手に最適化しながら活用することで本音を活かすことができ、持続的な組織にとってもプラスの風を送ることもできる。 ただ、目の前の全体最適を求めるのではなく、中長期的な全体最適を考えて取り組む大局観を叶える動きも必要となる。 学習する組織を構成するのはもちろん人。 当たり前であるも自信も学習し続け、成長し続ける必要がある。ひとりよがりの自己成長・自己学習とならないように、本書を参考に積み上げていきたい。

    1
    投稿日: 2023.10.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    学習する組織はかなりアカデミックと聞いたのでまずはこちらから読みました。官公庁やNGO団体、一般企業など幅広い組織学習の事例を取り込んでおり、イメージしやすい本でした。一定のレベルの会社でないと、実践するのはかなり大変そう。

    0
    投稿日: 2023.06.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ・『学習する組織』は正直読んでも分かりにくい。まずは『学習する組織』に目を通し、それなりに格闘したうえでよく分からないと思ったときに本書を読むと原書が言わんとしていることが良くわかる。 ・原書をわかろうとするのではなく、概念としての「学習する組織」を理解するには本著を読むのが良い。5つのディシプリンとはどういうことなのかが本書のおかげでようやく分かってきた。 ・事例が豊富で各ディシプリンの要点まとめが更に理解を助ける。

    1
    投稿日: 2022.01.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ピーター・M・センゲ「学習する組織」とその「フィールドブック」、 ドネラ・H・メドウズ「世界はシステムで動く」を既読にて、本書を閲覧。 5つの「道(ディシプリン)」 視座の転換 学習とは「できる」ようになること、「わかる・知ってる」は不十分 「集団」としての「意識」と「能力」 第一章は著者の思想 第二章も原書にない著者の引用 「限定合理性」オバちゃんの判断、気づきがない状態により、 企業の寿命は12.5年と短命 深い学習サイクル・ダブルループ学習 4レベル:1知識、2スキル、3立ち位置、4在り方 第三章 自己マスタリー 「個人ビジョン」と「現状認識」の両方を常に意識し続けることによって 「クリエイティブ・テンション(創造的緊張)」の力が生まれる 第四章 システム思考 構造パターンを把握するモデル  ・自己強化型ループ・バランス型ループ・バッファ(遅れ)  ・レバレッジポイント 第五章 メンタルモデル 真髄は、自らの思考やコミュニケーションの「開放性(オープン化)」を保つこと 推論のはしごをゆっくりと登り「主張」、ゆっくりと降り「探求」 第六章 チーム学習 アライメントを育てる アグリメント(合意)ではなく、アライメント(方向合わせ・協力体制)を育てて、 全体として機能させる 場の質、関係性の質を高める 保留する、視座を転換する、手放す 第七章 共有ビジョン 「意味の共有化」 レベル:命令⇒説得⇒テスト⇒相談⇒協創 第八章 実践上の課題と対策 著者オリジナル章 課題:時間不足、支援不足、自身の関与への逡巡、言行不一致、恐れと 不安、評価体制の見直し、改革者vs部外者、普及・浸透 第九章 未来 課題:組織の統治、組織の目的と戦略 リーダーシップのかたち:Uプロセス 理想的な組織像を構成しているメンバーのイメージは、セルフコーチングできるメンバーが揃っている解釈。 NPO法人のリーダー像と重なる。NPO法人単体では学習する組織を具現化していても、NPO法人同士の協業はほとんど見られない。公的組織とNPO法人の組合せが多い認識。「学習する組織」同士は仲良くなれない? 宗派が異なる対立に似ている。

    0
    投稿日: 2021.06.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    ### 学習する組織 ぜんっぜん集中できなかった。ビジネス書って全体的に話がふわっとしすぎて、面白く無くなってしまった感あるなあ。 最近考えていることとして、実は1つの分野について、腰をすえて深く潜る時期を一定過ごした方が、多くのことについて抽象的に掴めるようになるのでは?という話。結局いかにチャンキング能力を高めていくか?が大事なのだとしたら、多くの情報量を一度に処理できるようになることで見える世界があるんじゃないかと、思っている。また、ふわっとした話。笑 学習組織 目的に向けて効果的に行動するために、集団としての意識と能力を継続的に高め、伸ばし続ける組織。 ここの意思決定とは別に、行動に対するFBがメンタルモデルに影響を与え、それが頭の中で前提となる方針を形作っている

    0
    投稿日: 2020.03.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    会社の課題本。『学習する組織』では難し過ぎるので、『「学習する組織」入門』を読ませるというところがイイ。実際、『学習する組織』は難解・大著で有名だが、こちらは必要なエッセンスを噛み砕いて説明しており、非常に読み易い。まあ、この手の自己啓発本は読むのはもうどうでもよくて、一つでもいいから実践してみろという話なのだが…。

    0
    投稿日: 2019.12.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「入門」とあるけど、なかなか骨太。一回読んだだけでは分かったとは言えないし、誰かと話しながら理解を深めていきたいと思うトピックが詰まっている。 学び成長し続ける組織になるために個人が考えるべきこと、チームとして取り組んでいくべきことの両方が書かれていて、その土台としてシステム思考の考え方が紹介されている。必要な知識が多岐に渡るので、これをベースにそれぞれの分野を学んで実践していきたいと思った。

    0
    投稿日: 2019.11.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    今日の事業環境において、ますます激しく変動し、不確実性が増している。その中で変化への適応力をもち、常に進化し続けるために、「学習能力」を身につける必要がある。 本書は「学習する組織」を、ストーリーと演習を織り交ぜてわかりやすく解説している。

    0
    投稿日: 2018.07.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    要約ダイジェスト 「自らの強みを知ること」「目的意識に根ざしたビジョンを描くこと」、そして「現実を見つめて選択をすること」 仕事を進める上でこの3点は非常に大切。 振るえる武器は何か あるべき姿は何か しかし、取り売る選択肢は何になるのか 戦略とはこの3ステップの繰り返しであり、過去の選択肢から選択肢が狭められていることも、ままあることであろう。 この世は複雑系で動いている。 物事をシンプルに捉えレバレッジを効かせる事、 それにあった体制を作ること、 これらは様々な仕事が並行して走ると、組織に合わなくなる。 この時、また3ステップに戻るのが良いのではなかろうか。 この書籍は漫画版もあるようだし、一度グループのメンバーで読み合わせしてみようかな。

    0
    投稿日: 2018.01.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ピーター・センゲ著の『学習する組織』の入門書かと思ったが、その本だけではなく、学習する組織というコンセプトの取り組みの案内書のように感じられた。 4百ページ弱のボリュームに、全体論に始まって、5つのディシプリン(自己マスタリー、システム思考、メンタル・モデル、チーム学習、共有ビジョン)それぞれに事例、理論、演習が示され、さらには実践上の課題・対策、組織・リーダーシップの未来まで展望していく内容で、現実の複雑性の中でどう前進していくかが、その難しさも含めて学べたように思う。 17-127

    0
    投稿日: 2017.11.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    システム思考を勉強しとこうと思って読みました。システム思考を包含する(または一つの応用としての)学習する組織の手法について書かれています。 「5つのディシプリン」と呼んでいる ・自己マスタリー ・システム思考 ・メンタルモデル ・チーム学習 ・共有ビジョン の実践を通じて、組織と個人の成長の場を実現する、というのが大枠の狙い。昨今の働き方改革やオープンコラボレーションなどの潮流をひっくるめて体系立てて理解できると思いました。 中盤ぐらいまで、5つのディシプリンを一つ一つ解説して、後半で実例を元にした実践上のポイントを解説していくような流れです。 システム思考の原型における、「自己強化ループ」と「バランスループ」の捉え方は特に参考になります。 中盤までのディシプリン個別説明の部分は、重要な解説と単なる例示が入り乱れてて、個人的には読み辛さがありましたが。。

    0
    投稿日: 2017.11.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    自分と組織の関わり方について改めて考えさせられた本。章ごとに演習があるので、それをきちんとやるといい。

    0
    投稿日: 2017.10.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ダイアローグによって問題と解決策を見つけましょう。そして実施しましょう。 犯罪がダイアローグで解決しないのなら、組織でも法や法の執行が必要になってしまう。

    0
    投稿日: 2017.07.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    センゲの「学習する組織」は、不思議な本で、読めば読むほど、味がでてくるというか、なんだか難しくなってくる。 最初に読んだときは、「そうそう」みたいに読めたのだが、2度目、3度目となるにしたがい、理解と共感が深まるとともに、「これってどういう意味なんだろう?」「本当にそうなんだろうか?」といろいろな思いがわいてくる。 一つの解釈には収まらない、さまざまな読み方が可能で奥の深い、いわば古典みたいなものなんでしょうね。 読むたびに新しい気づきとインスピラーションを与えてくれる、いわゆる経営学を超えた本だ。 とはいうものの、実用的、実践的に、どうするのか、と考えたときには、やや困った本でもある。 コンセプト中心で、具体的なツールや取り組みのステップみたいな話しは、「それは組織の状態によって違うよね」という感じなので、初心者、実務者には、「そうはいっても。。。」な気持ちが残る。 という「学習する組織」を日本の文脈に合わせつつ、実践にむけてどうするかという視点で、とても丁寧に、かつ直球で勝負したのがこの「入門」。 「入門」というには、やや難しい感じもするが、センゲに比べれば、相当に分かり易いと思う。純粋な意味での「入門」は、同時期に出た「マンガでやさしくわかる学習する組織」のほうとして、こちらは「実践者のための入門」みたいな位置づけで考えた方がいいかな。 内容的には、センゲの「学習する組織」をカバーしているのは勿論、「フィールドブック」や「U理論」の主要なポイントもおさえている。さらに、「行動探求」「アプリシエイティブ・インクワイアリー」など、「学習する組織」に関連の深いさまざまな手法にも言及しており、「学習する組織」ファミリー(?)全体がどういう位置関係なのかが分かり易い構成になっていると思う。 また、章ごとに事例が紹介されており、エクササイズやツールの紹介もあって、まさに本を読みながら組織で「学習する」のに最適な構成になっていると思う。 「入門」というレベルには収まらない深い洞察と日本の文脈における実践からの知恵がつまっており、さらっとした表現のなかにドキッとする文章もたくさん入っている。 じっくりと味わいながら、できれば、グループで学習したい。

    2
    投稿日: 2017.07.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ピーター・センゲ『学習する組織』を元に、 5つのディシプリンについて事例を交えながらわかりやすく説明しています。学習する組織は難解ですがこれなら何とか理解できそうです。 『学習する組織』はあらすじを知ったから損することはありません。あとがきの方のp386から能力取得の段階、5つのディシプリンについてまとめてあるので、本当に初めての方はここから読むと良いと思います。 事例について、問題と対策の方針を考えていくことが大まかな進行です。自分で読むのはもちろん、組織学習に実践的に導入することが効果的と思います。

    2
    投稿日: 2017.07.01