
総合評価
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powered by ブクログ道尾秀介さん作品好きで集めていますが、これは独特な感じ、、 なんか途中途中で純文学を読んでいるような気分に浸れる場面もあり、、(読んだ方に伝われこの想い) 原因は読み手に(謙虚さをアピール)あるのですが、中弛みした感あり、、 後半は怒涛でした!
16投稿日: 2025.11.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
列車に飛び込んだ自死事案がそのような理由で果たして大きく報道されることになるだろうか…とか、片腕を骨折して吊った状態で山中の藪漕ぎができるわけ…等といった初期設定に対する違和感こそ大きいものの、始まってしまえばそこは道尾劇場なわけで、先へ先へとページをめくる手を止めさせない”引っ張る力”はさすがとしか言いようがない。 すべての辻褄を合わせながら、まるでアンジャッシュのコントのようなすれ違いの積み重ねが生んでいくことになる悲劇を見事に描ききっている。 非常に良くできた小説ではあるのだが、いわば物語を成立させるためだけに彩根という異質な存在が用意されたように見えることを始め、いささか技巧偏重…という印象も否めないのは、あくまで私の個人的な感覚。 単行本の刊行は2014年でありながら、物語の現在時制は1984年頃。 この中途半端な古さに何か意味はあるのかな…と少し引っ掛かっていたが、読了してどうやら俊也と著者が同い年っぽいことに気が付いた。 果たしてどのような意味があるのか。
0投稿日: 2025.07.18
powered by ブクログ暗くて好き。途中すごく気持ち悪い表現があったような気がする。「龍神の雨」より暗い。で救いようがない感じ。 物語の流れが面白かった。
0投稿日: 2025.06.07
powered by ブクログ再読。終始仄暗いが、ラストは救いあり。 主人公の故郷、長野の山奥の村に息子を連れて訪問中に起こる事件と32年前の事件、そして主人公のみる悪夢が絡み合って、とても読み応えがあります。方言のきつい田舎の言葉も道尾先生の作品あるある?で雰囲気あります。 息子の俊也君がなにしろ聡明で大人びていて目が離せませんでした。彼のおかげでこの暗い世界がかろうじて救われている…と思うと同時に、こんなに小さい頃からこんなに色んなことに気づいてしまって気遣い出来すぎてしまって…彼のこれからが心配。幸せになってほしい。 読了後、「貘の檻」というタイトルに納得というかゾクッとしました。
4投稿日: 2025.05.18
powered by ブクログ無口ながらも父子の絆の強さと想いがジワーっと沁みてくる。父の葛藤トラウマの苦しみ。うまくいかない人生の悲しみが息苦しく、生まれ故郷で起こった因縁や因習、祟りなのか?静かに深く染みつく人間のエゴや妬み。情報の少ない、狭い世界で生きていく人間関係の難しさ。道尾秀介らしいねっとりと絡み付く、捻れた世界の人怖ミステリー。
0投稿日: 2025.05.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
薬によって見る悪夢のターンと現実が交差してる構成やけどとにかくどっちも暗い。笑 三ツ森はいいひと過ぎて絶対なんか怪しいと思ってたら…。 でも基本的にはいいひとなんかな。 お金持ちの家に生まれながらもその家の父や兄が見向きもしなかったような家の子供である主人公・辰男のことを昔から可愛がって世話焼いてくれてたわけで。 そこには何の損得感情も無かった。 …もしかしたら自分がある種盲目的に愛してた美禰子の命を救った男の息子やった辰男やからこそ恩を返すような気持ちやったとか? そしてその後美禰子は失踪して世の中的には辰男の父が殺害したと思われてたけど美禰子と隠れ暮らしてた三ツ森は真実を知ってたから恨む気持ちもなかったやろう。 ただ…その美禰子が駅のホームで亡くなってしまった。そしてその原因が辰男やと思い込んでしまった。そうなるともう今までのことなんか帳消しでただただ辰男を苦しめてやろうという気持ちで染まる。 辰男の人生があまりにも哀れすぎる。 子供時代から今に至るまでずっと苦しい。 結婚して子供も生まれて…でも過去の記憶に苦しめられ続けて。 結局離婚になってしまったけど今回の事件で息子の俊也との距離は近づいたし、俊也も最後「お母さんに、僕が話す」と言ってくれたし今後の人生はせめて幸せなものになるといいな。 まあ最初のシーンで俊也が「お母さん再婚するみたいだよ」ってこと言ってたし…現実的に考えて家族がまた前みたいに3人で暮らすことはもしかしたらもう難しいのかもしれんけど。 とにかく彩根がいてくれて良かった。 たまたま彼は御先祖様のお墓参りに来ただけみたいやったけど…最初は掴みどころのない人やったけどとにかく役に立ってくれた。 彼がいなければ今頃辰男も俊也もこの世にいなかったかもしれんから。 こんなに暗くて長くて不可解な(最後まで読んだら全て明らかになってスッキリするのは道尾秀介作品らしい)話やのに途中で飽きたりもせずしっかりずっと面白かった。
1投稿日: 2025.02.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
主人公は幼少期に闇のある中年男性、心を病み離婚。小学生の息子と自分の故郷を訪れ、父の死の真相を探る。 というと楽しそうですが、実際には暗く陰鬱な物語です。 ■よかったところ ・道尾秀介ワールドで、物語に引き込んでいく力は強いです。一気読みしました。 ・なかなか複雑ですが、トリックや真相のカタルシスはしっかりあります。ここはミステリーを読む上で本当に大事です。 ■うーんなところ ・暗い、とにかく暗い。最後に救いがあってよかったですが、最終盤までとにかく暗いです。物語の世界観という意味では一貫されています。 ・合間合間に入る空想シーンというのか妄想シーンというのか、私には読みにくかったです。物語の雰囲気には一役買っていますが。
1投稿日: 2025.02.15
powered by ブクログ道尾作品の独特の雰囲気、不気味さ、徐々に迫り来る真相が同時に味わえる物語だった。特に夢の描写はこの気持ち悪さこそが道尾秀介だ!と叫びたくなるくらいファンとしてとても嬉しくなった。「向日葵の咲かない夏」越えの衝撃は言い過ぎかもしれないが、それでも劣らないほどの衝撃はしっかり受けた。圧巻の小説なのでぜひ。
0投稿日: 2024.10.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
夢と現実、過去と現在を行き来しているような(実際そうなのかもしれないけど)作品だった。 閉鎖的な村、子どもの時に起きた事件、見てしまったモノ、見てなかったモノ。それぞれの登場人物が知ってる事実と知らない事実が複雑に重なって、起きてしまった事件。 道尾作品はこういう『ちょっとの掛け違いで起きた不幸』『そんなつもりじゃなかったのに他者に与えてしまった不幸』みたいなの多いな。ネガティブアンジャッシュと名付けよう(笑) イヤミス好きにはたまらない。 前半なんとなく雰囲気が『テセウスの船』を彷彿とさせ(ドラマを見ていたので)、想像がそちらに寄ってしまった。 それにしたって嫌な方、嫌な方に流れていく物語(笑)息子が唯一の癒しだったので、最後まで無事で良かった。 放水はこれ映画とかドラマでぜひ見てみたい演出。中のシーンは閉所狭所恐怖症気味なので読みながらすごく怖かったけども。 アヤネさんは先に別作品(雷神かな?)で存じてたのでテンションがあがりました。今後また道尾作品に出てくるのだろうか。田舎写真家探偵アヤネシリーズみたいになるんだろうか(ならなそう) 夢(幻覚?)の描写はまさしく夢ってこんなんだよなってくらい抽象的で不条理で違和感だらけで、1字1句読んで意味を考えたり想像してしまうと頭おかしくなりそうだってので流し読みした。物語にここまでひつようか?とも思ったけど、主人公の内面の現状を読者に伝えるのには最適だったに違いない。 この手のシリーズにしては珍しく一気読みとならず(なぜか眠くなった)だったので星4で。
0投稿日: 2024.09.22
powered by ブクログダメだ合わんかった。 夢と現の狭間にいるような本作の世界観は嫌いではないが、何にせよ展開が遅いように感じた。 結末も驚きは少なく、あ、そうなんですか、という程度で今ひとつ入り込めなかった。
0投稿日: 2024.07.10
powered by ブクログ闇の中を微かな光明を頼りに少しずつ這い進むような話だった。 夢の話は、怖いのに目を逸らすことができないような奇妙な引力があった。 人間は怖いけれど助け合うこともできるっていう希望を持ちたい。
0投稿日: 2024.06.23
powered by ブクログある人身事故をきっかけに、謎を解く為に故郷である村に戻る主人公と息子。全てはその村で起きた過去の事件と繋がっている。主人公が悩まされている悪夢がずっと気持ち悪い 。最後まで気になって読み、そういう結末だったのかという驚きはあったけど、陰鬱な雰囲気なのでいい読後感ではなかった。
0投稿日: 2024.04.27
powered by ブクログ筆者が得意とするホラーテイストで展開される重厚ミステリ。 嘗て起きた殺人事件を軸に、複数の人間の思惑が絡まり引き起こされたすれ違いの悲劇を描いた作品。全体的に暗めで描写が生々しく、ラストへ向けた伏線回収や謎の解明は、これぞ道尾秀介といった内容になっている。
0投稿日: 2024.03.10
powered by ブクログ閉鎖的な村で起きた過去の出来事が重すぎる。しかしそれでも道尾秀介さんの得意とする最後に解けていく謎、すれ違いからの殺人のやるせなさ等、読んでしまう…。 デビューから約10年経っての作品で、まだまだホラー気味がある作風。昨今では様々な試みの作品が多い中で、どっぷりと暗い気持ちになれるのが『貘の檻』だ。
5投稿日: 2024.03.02
powered by ブクログそれぞれの思い込みの果てに、複雑に絡まった事件が32年の時を超えて、解決に向かう。 しかし、それぞれの思い込みのせいで、新たに死亡する人たちが… 伏線回収が相変わらず見事な作品でした。
1投稿日: 2024.02.29
powered by ブクログ重厚。 最終で一気に明らかになるが、それまでは過去や抽象的な夢が絡まる 過去に囚われたままの大人。受け入れていく子供。 もどかしい関係性がほぐれていったようなので過去の呪いは解けるのか、ここから始まるのか。
0投稿日: 2023.12.03
powered by ブクログ重苦しいから、ちょっと読み進めるのが辛い。全体的なトーンも暗い。 でもミステリーとしての読み応えはあり、主人公目線でいえば読後感も悪くない?
0投稿日: 2023.09.30
powered by ブクログ道尾さんの本は初めてかと思ったら、「ラットマン」を読んでいたらしい。とある村出身の主人公が、自分の両親から始まるある事件に巻き込まれていく話。 雪の溶け方で代掻きの時期を決めるとか、田植え用の放水とか、その地方でしか知られてない歴史上の人物とか、地味ではあるんだけど、その地味な舞台背景の中で何度も何度もどんでん返しをくらわされる。映画にしたら映えないだろうなと思うけど、ちょっと「ゆれる」みたいな感じがある。 お母さんの、子供をとにかく守るためなら夫も殺すという気持ちは今ならよく分かる。そうするしかない瞬間が、母親にはあると思う。
1投稿日: 2023.08.09
powered by ブクログ子どもの頃の記憶に、大人になっても苦しめられる大槇 自ら死を選ぶ前にその記憶に迫ろうと、息子をつれて故郷を訪れ、過去の事件の真相に少しずつ近づいて(気づいて)いく物語 哀しくて重たくて辛い 終始暗い雰囲気の中、事の真相も次々分かるのではなくゆっくりと顔を出してくる感じ 読み慣れない田舎言葉(耳で聞いたらもう少し分かったかも?)や、夢の中の話で躓き 最近読んだ本の中では一番時間がかかったかも 個人的に、一つ前に読んだ道尾作品が「サーモンキャッチャー」なので その作風の幅広さというか落差というか 本当に同じ人の作品ですか!?と思った 1部は特に心が折れそうになるけど 2部に入ると少しスムーズに読めるようになって 最終章は息つく間もなく一気読み 諦めずに読み進めてよかった
1投稿日: 2023.04.06
powered by ブクログ32年前に殺されていたはずの人物がある日、辰夫の目の前で電車に撥ねられてしまう。 その現場を目の当たりにした辰夫は過去の出来事と向き合うのだが・・・ 終始じめじめした雰囲気(良い意味)で進んでいきます。 夢なのか妄想なのかよくわからないフワフワとした描写と、作中に出てくる方言に少し苦労しました。 タイミングの違いや思い込みが人を変えてしまうことと、どこで、どうすれ違うのか分からないからこそ怖いものだなと思い知りました。 でも最後はほんの少しだけ希望が見えるような親子の絆に胸が熱くなり、辰夫が俊也(息子)と共に貘の檻から抜け出せますよにと願います。
25投稿日: 2023.03.01
powered by ブクログ32年前、主人公大槇の故郷の山村で殺人事件が発生する。その犯人とされる男の息子であった彼は、その事件の真相に関わると思われる女性の死を目撃する。 大槇は、息子を連れて、事件となった故郷へ向かう。 山村の風景、過去現在に起きる現場となる人工の水路、古い日本家屋の雰囲気。セピア色の幼児期の記憶と、現在の息子の行方不明事件。陰鬱な情景が終始作品に漂います。松本清張の「天城越え」、横溝正史の「犬神家」、覗くつながりで宮本輝「泥の河」などを思い出し、懐かしさを感じるミステリーでした。 各章に時折、大槇の悪夢が幻想的に描かれていきます。ここは、好みが分かれるところですかね。タイトルは、ここからきていると思うので、読みどころになるのかもしれないですが、夢といえば夢だし。 ラストは、それぞれ事件に関わった人達が真相を少しずつ誤解しながら終焉となります。謎解きだけを目指すのではなく、事件に翻弄された人達の心情が細やかです。
51投稿日: 2023.02.10
powered by ブクログおもしろかった。誰が悪い訳でもなく、思い込みと思い違いが悲しい結果を生んでしまっていて、それが最後まで重なり合う事はなかった。結局子供であるはずの俊也が一番素直で冷静でたくましかった。 途中の悪夢の回想部分が少しくどくどしくて苦手だった、、。
3投稿日: 2023.01.04
powered by ブクログ「道尾秀介」の長篇ミステリ作品『貘の檻』を読みました。 『笑うハーレキン』に続き「道尾秀介」作品です。 -----story------------- この悪夢から、抜け出せるか――。 「道尾秀介」史上最強&最驚の長編ミステリー! 1年前に離婚した「大槇(おおまき)辰男」は、息子「俊也(しゅんや)」との面会の帰り、かつて故郷のO村に住んでいた「曾木美禰子(そぎみねこ)」を駅で見かける。 32年前、父に殺されたはずの女が、なぜ――。 だが次の瞬間、彼女は電車に撥ねられ、命を落とす。 「辰男」は「俊也」を連れてO村を訪れることを決意。 しかしその夜、最初の悪夢が……。 薬物、写真、地下水路。 昏(くら)い迷宮を彷徨(さまよ)い辿り着く、驚愕のラスト。 道尾史上最驚の長編ミステリー! ----------------------- 信州の寒村を舞台にした、昭和感漂う、「横溝正史」作品風のおどろおどろしい雰囲気のミステリでした… この懐かしい感じは好きですね。 ■第一部 ・第一章 盲蛾 ・第二章 埋火 ・第三章 夕霞 ■第二部 ・第四章 病葉 ・第五章 幻獣 ・終章 貘の檻 ■解説 市川真人 昭和59年、主人公の「大槇辰男」は職を失い自殺未遂を起こしたうえ、心臓を患って医者にかかり、そこで不正に手に入れた薬プロプラノールに溺れかかっていた… 心身ともに疲弊した「辰男」は、離縁した妻「智代」と暮している息子「俊也」と月に1度の面会をした後、駅で「辰夫」を見つめる女性がホームから落ちて歴史するところを目撃、、、 女性は彼が少年時代を過ごした長野県O村で行方不明になった「曾木美禰子」であった… 32年前、O村の農業組合長「檜場宗悟」が殺され、「辰男」の父「石塚充蔵」に容疑がかけられ、その際に「美禰子」も行方不明になったのだが、やがて「充蔵」は村の水路で遺体となって発見され、一連の事件は未解決となる。 「辰男」は「美禰子」の死をきっかけに「俊也」ともどもO村を訪れ、O村の資産家の息子で医師の「三ツ森塔士」の協力を得ながら過去の真相を探ろうとする… 「辰男」と時を同じくして、謎めいた写真家・郷土史研究家の「彩根(あやね)」という男性もO村に現れ、「辰男」に接触し手助けをしようとする、、、 貧しい寒村だったO村に、私財を投げ打って山中の水源から水を引くため穴堰(あなぜき)というトンネルを掘り、水路を巡らせて稲作を根付かせた「三ツ森家」と、元名主で信州味噌の製造で財を成した「檜場家」を中心に成り立ってきた村の歴史… 32年前、O村の象徴ともいえる穴堰に潜み、溺死した「充蔵」と、殺された「檜場宗悟」、行方不明となった「美禰子」の関係が徐々に明らかになるに連れ、「俊也」や「辰男」の身に危険が迫る。 「美禰子」は32年間どのように生活し、どうして轢死したのか、なぜ「俊也」は誘拐され穴堰の息抜き穴に投げ込まれたのか、「辰男」の母「とき子」はなぜ自殺したのか、そして、32年前の事件の真相は… これらがひとつの環となって繋がり、物語はクライマックスを迎えます、、、 悪夢のシーンがおどろおどろしい雰囲気を高めているものの、やや冗長だったことと、方言での会話や歌がわかりにくいところが、読んでいて気になりましたね… でも、薬物、写真、昆虫、地下水路など多彩な道具立てを駆使したトリックも愉しめたし、謎もきっちり解明されるてミステリとしてもクオリティが高いし、ミステリ要素だけでなく、恐怖心理、親子の葛藤、男女の愛憎、そして弱者の救済等も織り込まれ、「道尾秀介」らしさの詰まった作品でしたね。
3投稿日: 2022.12.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
文庫本で600頁超、読み応えのあるミステリー。 各所に挟まれる夢の表現は些か読みにくく好みではなかった。 ミステリーとしては、道尾さんらしい叙述トリックと、各人物の僅かなすれ違いが招くミスリードは相変わらずで、楽しめた。
2投稿日: 2022.10.02
powered by ブクログ忘れたい記憶を少しづつ取り戻しながら、過去そして現在の謎を解いていく。期待したほどどんでん返しは無く、犯人も読めた。
0投稿日: 2022.06.12
powered by ブクログこの小説の中で悪夢がなにを暗示してるのか全然分からず、モヤモヤしてました。が、文庫版の解説を読んで、無理に答え合わせをする必要はないのだと悟りました。最近生活の変化からか、派手であっと驚くほどようなミステリーを好んで読んでいましたが、こういう解釈を読者に委ねられる小説こそ、読書の真骨頂かも知れないと思いました。
1投稿日: 2022.05.03
powered by ブクログ小さい頃にみた恐怖を大人になって蘇り息子と一緒に生まれ育った村へ過去と向き合うために訪れる。 引き込まれていく描き方に最後までハラハラしながら読み終わる。 田舎の長閑さが伝わり時間がゆっくり流れていく描写も素晴らしいと思う。
1投稿日: 2021.11.23
powered by ブクログ本作は二章構成ですが一章で挫折しました… 方言があまりに多く非常に読み辛い上に、幕間に入る夢の癖が強過ぎる上に、一章を終える時点では大した動きも無く冗長に感じました。 道尾さんの作品は何作か拝読しておりますが、今作は私には合いませんでした。
2投稿日: 2021.09.14
powered by ブクログ道尾秀介さんは1番好きな作家さんです。 ただこの作品は私には合いませんでした。 なかなかサクサクと読み進める事が出来なかったので諦めかけましたが、いつかまた読む時に、最初から読み直す事が苦痛に感じてしまいそうで一応は完読しました。 読みやすくサクサク行けるところもありますが、方言が多く出てきたり、読みにくいところもあったりで。 また年月を経て内容を忘れた頃に読んで、今とは違う感想があればいいなと思います。
1投稿日: 2021.07.14
powered by ブクログ「雷神」を読んで、“彩根”って…前にも登場してたよね?と思って、再読w いや〜、毎度のことながら、見事に忘れるてんで、そんな自分に驚愕しつつも、存分に楽しませていただきました!www そういえば、いつだったか、地味〜に、伊坂作品と道尾作品の再読祭りを開催してたんだけど、途中でストップしちゃってたんだったわwww 「ノエル」も再読してみよっと!!
1投稿日: 2021.06.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ゆうべの夢は獏にあげます ゆうべの夢は獏にあげます ゆうべの夢は獏にあげます この文章から始まる物語。 なんとも謎めいていて、面白かった。 そして儚い。 登場人物みんなが、ちょっとずつ思い違いをしていて、すれ違ったまま進んでいく。進んできたという方が正しいか。 夢の描写がわかりにくいというレビューもあったが、これくらい抽象的な方が不気味でいい。 子供の時に見ていたことが夢としてでてきているのだから。 そのとき処理できなかったけど、ずっと心の底に押さえ込んでいた記憶が、美禰子さんの死によって、噴き出してきた。 眠ることから逃れることはできないし、悪夢からも避けることはできない。 どうすることもできない悪夢に怯えているというのが、リアルでいい。 お母さんが思い違いをしたまま、自殺してしまったのはやるせない気分になった。 お互いにもう少し話をしていれば、避けられたように思うから余計に。
0投稿日: 2021.04.16
powered by ブクログ道尾秀介。好きな作家だけど パズルの一つ一つを埋めていくようにしていくしかない。 辿り着けるのだろうか? 作家の方が自分を近づけてくれない。 自分の読解力の不足、なかなかその世界に踏み込ませてくれない。 一つ一つの言葉を紡ぎながら、それでも朧気にわかることがある。 道尾世界は難儀で、辛い それでも続けると光明が。 田舎独特の方言と見たこともない穴堰 見たこともない景色、暗渠 そして母子草、父子草 オツネンとんぼ。 ハンガリー狂詩曲二番。 他の本を読みながら 自書だから切れ切れに読むからわからないのも当然 もう一度読むと 全てが明らかになるだろう。 悲しすぎる、 三ッ森の美禰子に対する愛 想像もつかない いかに自分が普通の当たり前の幸せなところにいるのか。 ゆうべの夢は獏にあげます。 ゆうべの夢は獏にあげます ゆうべの夢は獏にあげます。〜わからない。 一つ分かったことは、 最後の解説にある 市川真人氏の 「小説がグラフィックではなく言葉をで書かれていることの要諦は 絵にはできない人の心の奥底を掴み取るのみならず 読む者の心をまきこみつれてゆくことで 本作の獏のようなものとしてある。」 なるほど。 確かに心は巻き込まれたが 獏を「呑み込める」ことはできないな。 まだまだ道尾秀介の動物シリーズ「?」 片目の猿 龍神の雨が手元にある。
27投稿日: 2020.11.27
powered by ブクログ大好きな道尾秀介の、私が好きそうなジャンル!!なのにしっくり来なかった。。抽象的な表現と、夢や頭の中の説明が多くてイマイチしっかり理解できないまま終わっちゃった。道尾秀介大好きだからもう一回読む!
4投稿日: 2020.10.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ミステリーとして読むと爽快な謎解きはなく、わかりにくい夢の描写とか読みにくい感じが目立つ 単純なミステリーではなく、様々な誤解やすれ違いからそれぞれが人生を狂わせ、苦しむ物語としてみると、特殊な村の描写と相まって深みがある物語に見えてくる 長く重苦しい描写が続くが、深みのある物語に徐々に引き込まれて目が離せなくなり、最後はふっと唐突に悪夢から抜け出したような温かいシーンに癒される
0投稿日: 2020.09.30
powered by ブクログ暗く、思わせぶりで不気味なトーンに加えて夢の描写が分かりにくく、とにかく読み難い。 最後まで良い点を見つけられなかったなぁ。
0投稿日: 2020.03.28
powered by ブクログ暗い、重苦しい物語。 そして、すっきりもしない、どんでん返しもない、感動もなかった。さらに、夢が語られるのがまた読み側にはつらく、いまいちな物語。 ストーリとしては主人公大槇が息子の俊也とO村を訪ねて、そこで明らかになる様々な謎の真相といった展開です。 32年前に父親が事件を起こし、その父親に殺されたはずの女性が駅で電車にはねられます。 32年前の事件とは何か? 大槇が悩まされる悪夢とは? 俊也との関係はどうなる? O村の独自の風習などなど さまざまな謎がありますが、すっきり回収されません。 結果的には、微妙なすれ違い、勘違いが大きな過ちを生んでしまうという展開でした。 エンターテイメントストーリというより文学作品。 なので、理解が進みません(笑) 読み進めると一緒に気分が暗くなってしまう物語でした。 そういうダークな展開が好きな方にはよいかもしれませんが一般的にはお勧めしません。キッパリ! 評価が分かれるであろう物語だと思います。
2投稿日: 2020.02.11
powered by ブクログ道尾秀介らしい作品。 ちょっとした誤解や勘違いが生み出した悲劇。 ホラー要素もあり、最後はしっかり伏線を回収。 よくできたミステリーで面白かった!
1投稿日: 2019.09.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読み始めに漂う暗さ。曇天。思い込みは事実を呑み込み、死へと追い込む。化け物は水ではなく、事実を歪める思い込みだったのではないか。息子の存在が曇天をはらす太陽のようだった。
1投稿日: 2019.09.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
また道尾秀介らしい評価が真っ二つな。 どんでん返し云々というよりは ほんの少しのすれ違い、勘違いが 人生を左右するほどの決意をさせるほどの 影響を与えてしまったという悲しい話。 死を決意していた辰男が 故郷で更なる辛い現実を目の当たりにした上で 今後どう生きていくのか気になるところ。 長野でも住んでる地域は多分だいぶ違うんだろうけど 分かる方言がちょこちょこ出てくるね。
1投稿日: 2019.08.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
まぁ、ミステリー読んでいると、あぁこういうタイプが実は悪いことやってるよね、とかこの人怪しいと思わせといて実は良い奴だったとかあるでしょ。まぁ、だいたいその予想通り。 主人公の見る悪夢が作品の読み進む上でアクセントになっているけど、若干違和感があるというか、何十年もあとに自殺を考えるほどか、と思わなくはない。
0投稿日: 2019.08.13
powered by ブクログ大槇辰男は離婚して元妻と暮らしている息子と会った帰り、駅で電車に跳ねられる女性を見かける。 その女性は昔住んでいた村で行方不明になった人だった。 どうして今になって姿を現したのか… 不可解に思いながらも気になった辰男は、ちょうど夏休みの息子を預かって欲しいという元妻の言葉をきっかけに、昔住んでいた村を訪れてみる気になる。 辰男の家族には、過去にその村を追われた理由があった。 それにしても、夢と現実が行ったり来たりで、正直わけがわからなくなった場面も。 ちょっと残念だったかも。 2019.7.30
0投稿日: 2019.07.30
powered by ブクログ読み応えがあった! これぞ道尾秀介! という感じ。 合間合間に入る夢の描写が不気味で、物語をわかりにくくさせてるのだけど、それがあることで物語全体の謎や闇のようなものが引き立っているように感じた。 終盤にかけ、一気にたたみかけるような展開はさすが。テンポが小気味良く、スカッとする内容ではないものの、読み終えた充実感あり。
1投稿日: 2018.09.04
powered by ブクログなぜこの時代背景?夢の意味は?と本筋ではないところに違和感ありモヤッとしたが、あとがき読んでこういうのもありかと納得。いい小説は二回以上読むべきなんだろうな。
0投稿日: 2018.08.16
powered by ブクログ2018.07.31.読了 とても暗いおはなし。 長野のとある村で起きた32年前の事件が中心。 主人公 大槇辰雄は別居中の息子とその村を旅して、その後自殺するつもりでいた。だから、なにせ暗い。 32年前の事件のカラクリや結末は大変凝っていて読ませる部分は大きいが、合間合間に入ってくる悪夢や妄想が理解困難でめんどくさい。その部分に突入すると読む気が失せる。 なんとか読了したが、なんかモヤモヤする カラスの親指とかメッチャ面白かったなー なんか道尾先生は芸術家風になっちゃったの? もっと単純明快な方が好きだったなー
0投稿日: 2018.08.01
powered by ブクログ2018年、10冊目は、安定感抜群の道尾秀介。 あらすじ:大槇辰男は離婚後、離職、入院と人生に行き詰まっていた。息子、俊也との面会の日、曽根美禰子の列車事故の現場に出くわす。彼女は32年前、父に殺されたと思われた人物。彼女の死は、事故なのか、自殺なのか、それとも……。謎を探ることを兼ね、辰男は、息子の俊也を連れ、生まれた地、O村を訪れる。 久々の長編。伏線が絡み合い、子どもが辛い目にあい、表の顔と裏の顔があり……、と、良くも悪くも、道尾流ミステリ、全開。 大筋としては、ボタンの掛け違いの連鎖が生む悲劇。それが、辰男が見る悪夢をフックにして、展開される。 多少、強引な部分も感じられるが、伏線回収、読ませる力は充分にある、総合評価は★★★★☆。
1投稿日: 2018.04.27
powered by ブクログ暗い雰囲気はけっこう好きなので、比較的楽しんで読めた。舞台が横溝正史っぽいなと思っていたら、「八つ墓村」と奇妙な共通点が多いと、以前テレビで道尾さんが言っていた作品だった。親と子に引き継がれていく業と希望がない交ぜになったような読後感だ。
0投稿日: 2018.02.12
powered by ブクログ初期の道尾作品を思わせる湿った感じが懐かしかったです。閉鎖的な田舎独特のほの暗く薄気味悪い人間たちと、夢と現実のふわふわした薄い境目。読みごたえがありました。ちょっと夢のシーンが長いような気もしましたが、それだけ辰男のトラウマが深いということなのかなと。 誰も彼も嘘をついているようで、真相が気になるあまりせっかくのO村の風景など景観の描写を流し読みしてしまったので、次に読むときは俊也や彩根といっしょにO村観光を楽しみたいと思います。とにかく彩根と三ツ森が怪しすぎて逆に無関係じゃないかと思ったり、辰男は全て忘れているだけで大きく関わってるんじゃないかと思ったりしてました。俊也が本当に良い子だったので、もう家族3人では暮らせないかもしれないけど、この物語の続きが彼にとってのハッピーエンドになるといいなと思います。 読んでて所々不快な気分にはなりましたが、それさえ魅力なのが道尾作品です。またこういった湿り気のある暗めの作品を書いてほしいです。
1投稿日: 2018.01.14
powered by ブクログ『カラスの親指』に続き、道尾作品六作目。たった一つのボタンの掛け違い?でこんな悲劇的な結果になるなんて——。“曾木美禰子の轢死”から“○○の自死”までの謎が解き明かされる様は、只々感嘆の声が洩れるばかり。嗚呼。道尾さんスゲェな、と。今年最後の作品になりそうだ。
0投稿日: 2018.01.08
powered by ブクログ辰男の封印された記憶が解き明かされる時、悪夢が現実になる...道尾らしいのからしくないのか、異色の作品
1投稿日: 2017.11.25
powered by ブクログ後半一気に読んでしまった、 いや、読まざるを得なかった。それほど引き込まれてしまった。 夢の話と、現実と32年前の事件とその真実。 ただ、その夢の話が、現実の話とどうつながるのか。 理解しずらい。 解説にもあるが、つながりを理解するのに悩んでしまった。 解説そのものも、理解しずらい内容で、もっと本篇に対する解説が欲しいところである
1投稿日: 2017.11.25
powered by ブクログうわああああ。 なんとも言えない終盤・・・ でもこういうことってあるよね。。。。。 消化しきれない思いが!! あとがきも面白かったな☆彡
2投稿日: 2017.10.22
powered by ブクログ話の流れはいいし、最後の謎解きも上手にはまってよかったんだが、道尾さん特有の情景描写がちょっとうざかったかな。 少しまどろっこしい気がしました。
0投稿日: 2017.10.17
powered by ブクログ個人的感想 悪くは無いのだけど いつもの道尾描写がややしつこいし 設定の割には拍子抜けって感じがする。 「ああこれは夢なんだからさっと読んで・・・」 みたいな読み方になってしまっては折角の幻想的?な ミステリが希薄になってしまうような・・・。 期待しすぎたかな・・・・
0投稿日: 2017.08.27
powered by ブクログ自分の中に隠した夢と現実の混雑が徐々に繋がる感じ。結末は正直予想通りの善人のフリをした狂人だったけど、すれ違いが多過ぎて悲しくなった
1投稿日: 2017.08.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
現実の事件と謎の夢、2つを交互にして進んでいくお話。 道尾さんお得意の些細な「思い違い・勘違い」による謎掛けが綺麗に決まってた。 終盤のお母さんの手記が泣けた。 一方、謎の夢と獏絡みの話はどういう意図があったのか。 結局、自分には最後まで結局わからなかった。 読み終わるのに半年もかけてしまい、 そのせいで深く読めなかったのが原因かもしれないので、反省。 本の帯にあった「『向日葵の咲かない夏』を超える衝撃!」は誇張気味かな。 そもそも作品のジャンルが違いすぎる気がする。
0投稿日: 2017.07.30
powered by ブクログ読み終えて『向日葵の咲かない夏』以上に一般読者の好き嫌いが分かれそうな作品だなあと思いました。私は『向日葵』のほうは全然OKなのですが、本作に関していうと正直苦手な部類に入ります。 横溝正史作品の再現を狙ったと思われる舞台設定、物語を覆うほの暗い雰囲気、少しのすれ違いがドミノ式に大きな悲劇へと繋がるといったテーマはなかなか興味深いものがあったのですが、本編をなぞっただけにしか思えなかった夢の世界の記述や、読み手のリズムを乱してまで時折出てくる長野弁?が展開上本当に必要だったかというと疑問符がつきます。ミステリの動機の部分はまあいいとして、母親の登場や主人公の息子が落ちた穴の発見など、作者の都合で人物が動かされているように受け取れる部分がいくつかあり、リアリティが損なわれているように感じられました。 それにしても、道尾作品の登場人物って追い詰められた状態から始まって、エンディングで仄かな希望を抱くっていうパターンがあまりにも多いような。そろそろこれまでに登場したことのないような斬新なキャラクターの話も読んでみたいです。
0投稿日: 2017.06.04
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0投稿日: 2017.05.22
powered by ブクログ田舎のO村を舞台にしたミステリー作品。O村という 閉じたコホートの中で物語が進むが、良い意味でも悪い意味でも田舎っぽさと古めかしい雰囲気が醸し出されている作品である。道尾秀介初期作品に見られる大どんでん返しや、思いがけない展開はないので、初期作品ファンにとっては少々物足りない感じはあるかもしれない。
0投稿日: 2017.04.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
精神を病み離婚した辰夫は、息子との面会の帰り、女性が列車に轢かれて死ぬのを目の当たりにする。 その女性は、かつて父親が犯した殺人に関わり、行方不明だった曾木美禰子だった。 32年前に辰夫の父に殺されたはずの彼女がなぜ今更現れたのか。 真実を求めて辰男は息子を連れて故郷を訪れるが、次々と不可解なことが起こり…。 故郷のO村で辰夫は32年前のことを調べようとするのですが、思い出したくない記憶が蘇り、悪夢にうなされることに。 この悪夢の描写や、村を取材しているクセのあるカメラマン、村の閉鎖的な状況などがただならぬ感じをにおわせ、これから起こる事件を否が応でも盛り上げる雰囲気にゾクゾクしました。 あまりにも陰鬱な重い読み心地に中々ページが進まなかったのでちょっと流し読みしてしまったのですが、終盤は一気に展開が進みさくさく読み進められました。 幻想的なシーンを盛り立てる描写力は健在だと思いましたが、オチとしては少し安易に流れた感があり、「普通…」という感想です。
0投稿日: 2017.03.27
powered by ブクログ道夫秀介さんのミステリーは読みやすいが 夢の中の話が、ちょっと入りにくかった なんとなく、この人が犯人かなとわかっていたので 驚きはなかったが、楽しく読めた
0投稿日: 2017.02.21
powered by ブクログやましいことをしているという思いは、視野を狭くして、現実を一方からしか見られなくするなぁと。思い違いが、いろんな不幸を呼んでくるのが怖かったです。夢の描写も気持ち悪くて怖い。
0投稿日: 2017.02.05
powered by ブクログ夢の描写がイマイチ想像しづらくて、この作品映像化してくれないかなと思ってしまった自分はまさに現代のワガママ小説読みの一人ってことなのだろうか。でも面白かったです。
0投稿日: 2017.02.05
powered by ブクログ1年前に離婚した大槇辰男は、息子・俊也との面会の帰り、かつて故郷のO村に住んでいた曾木美禰子を駅で見かける。32年前、父に殺されたはずの女が、なぜ―。だが次の瞬間、彼女は電車に撥ねられ、命を落とす。辰男は俊也を連れてO村を訪れることを決意。しかしその夜、最初の悪夢が…。薬物、写真、地下水路。昏い迷宮を彷徨い辿り着く、驚愕のラスト。道尾史上最驚の長編ミステリー!
0投稿日: 2017.02.04
powered by ブクログ「向日葵の咲かない夏」超えの衝撃って帯に書いてあったから、ラスト数行でとんでもないどんでん返しがあるのかと思ったけど、たぶんなくて、一筋の救いみたいなラストだった。たぶん。帯のせいで全てが台無しだわ。期待と違う展開だわ。
0投稿日: 2017.01.27
powered by ブクログ「最強&最驚」は大げさだが、久々に「シャドウ」や「龍神の雨」系のテイストの作品で、悪くはなかった。少年期の記憶がやけに鮮明なのも“らしい”と感じた。
0投稿日: 2017.01.22
powered by ブクログなぜ‥答えを見つけることが辛い。一つの事が判るたびに檻が溜っていく感じ。紐が解け切った時少しは透明になっているのだろうか。
0投稿日: 2017.01.20
powered by ブクログホラーかな?と思ってたが最上のミステリだった。ボタンの掛け違いが思わぬ悲劇に。とても面白かった。 あらすじ(背表紙より) 1年前に離婚した大槇辰男は、息子・俊也との面会の帰り、かつて故郷のO村に住んでいた曾木美禰子を駅で見かける。32年前、父に殺されたはずの女が、なぜ―。だが次の瞬間、彼女は電車に撥ねられ、命を落とす。辰男は俊也を連れてO村を訪れることを決意。しかしその夜、最初の悪夢が…。薬物、写真、地下水路。昏い迷宮を彷徨い辿り着く、驚愕のラスト。道尾史上最驚の長編ミステリー!
0投稿日: 2017.01.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最近読んだ本の中でも、飛び抜けて重い話でした。小さな誤解が積み重なり大きな不幸になってゆく。負の連鎖がとても悲しかった。最後はほんのすこし救われた、と感じました。
0投稿日: 2017.01.19
powered by ブクログ「向日葵の咲かない夏」を上回る衝撃!とのことで。道尾秀介の作品も元々好きだったため即買い。最近の道尾秀介は、人間同士の絆や、前を向いて生きていく強さのようなものを書いた感動系の作品も多かったから、久しぶりにこういったものが読みたかった。 国内のひっそりと閉鎖的な村を舞台としているせいか、全体的に作品に、じめじめして晴れ間の無いような陰鬱さを感じる。 最後怒涛のようにすべての物事が結びつき、犯人が明かされてそして救いのないエンディング。 やっぱり面白かったです。
0投稿日: 2017.01.17
powered by ブクログ『貘の檻』とその解説を読んで「本の読み方」について考えてました。 私の最近の読み方は「面白くなければパッと止めて次に行く」といったもので、『貘の檻』もそのような考えで手に取り読んだのですが、この一冊はそうするわけにはいかないような気がして最後まで読みました。 パッと読めてすぐに答えが出せる本、「一体これは何を指しているんだ??」と悩み考えながら読む事でようやくわかってくる本があると書いてありましたが確かにその通りだと思います。ただ、「どっちが良いのか?」っていうのはよくわかりませんが…。簡単に決められるものではないし、もしかしたら決める事ではないのかも?? 今回は何が私の中で引っかかったのかしら。 本の読み方を通り越して「モノの選び方」についても考えさせられました。 「面白くなければハイ次へ」。音楽なんかそんな感じで聞いて選んでしまうけど…本はどうもそうではないみたいだぞ、と思いつつある今、これから何を選んでいけばいいか考え中。 ある番組で明治神宮の森の成り立ちについて紹介されていた際に、「すぐに成功する物事を選んでしまうとロクな事がないよ、長い目で見て選んだ方がいいよ」といった意味の言葉が紹介されてましたが、えぇと、どんな言葉だったかな。言葉についてはさておき、読書に対してもこういう考えの方がいいのかしら? いろんな本を読まないとわからない気がするので、読もうかな。
0投稿日: 2017.01.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
これはめっちゃ面白かった! 何を書いてもネタバレになりそうな気がするので、内容に触れるのがちょっと怖い……ということでひとつだけ。 しかし、巻末の解説にあった『夢の描写は不要』論、ホンマにあったんかなぁ? あれがあるのと無いのではかなり違うと思うのだが……。
0投稿日: 2017.01.04
