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怪盗アルセーヌ・ルパン 813にかくされたなぞ
怪盗アルセーヌ・ルパン 813にかくされたなぞ
モーリス・ルブラン、二階堂黎人、清瀬のどか/学研
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総合評価

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    ルパンは有名だけど、しっかり読んだことがなかったので読んだ。 子供向けに短くまとめられてるけど、謎解きあり、アクションありで面白かった。 作中明らかにシャーロック・ホームズがモデルのキャラクターと、作者がルパンの友人として登場してびっくりした。 このシリーズ、人気みたいで何作か出てるみたいだけど、読みやすいし、納得。

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    投稿日: 2025.09.04
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    『813』については7年ほど前、完訳版で読んだことあります。  偕成社の児童書でしたが、完訳版をうたったルパン全集でした。  上下2巻に渡る長編で、字は細かいし分厚いしで、かなり読むのに苦労した記憶があります。  それだけ苦労して読んだのに意外な真犯人だけは覚えていたのですが、その他のことはまるっきり忘れてしまいました。  その難解な『813』を児童書にまとめるとは、なかなかの蛮勇です。 「この本では、児童向けに、一部登場人物の設定やエピソードを変更してあります」 という断り書きがあります。  しかし完訳版の内容をほとんど忘れてしまったので、どの辺に変更があったのか分かりません。  本書の内容で十分面白かったのでこれでいいんと違いますか? (私は以前アルセーヌ・ルパンシリーズの完訳版を読むのに大変苦労した経験があるので、もはや完訳版はあきらめて児童書版やマンガ版で楽しむことにしました)  本書ですごいのは、ハーロック・ショームズが登場することです。  しかし本作品でのショームズはひどいやられ役で、権威失墜も甚だしい。  ルパンや古城の管理人の孫娘・イジルダが解いた暗号の謎を数日かけても解くことができずに退散します。ということは何かい、ショームズは少女イジルダにすら負けたんかい!?  本物のホームズなら絶対にこんな失敗はしないはずです。これはルブランの勇み足ではないでしょうか。 OLDIES 三丁目のブログ  ルパンがショームズに圧勝!?【813にかくされたなぞ】   https://diletanto.hateblo.jp/entry/2024/10/27/195310

    3
    投稿日: 2024.11.05
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    ▼「怪盗アルセーヌ・ルパン5 813にかくされたなぞ (10歳までに読みたい名作ミステリー)」ルブラン/二階堂黎人。学研プラス 、2017年。 ▼以前に8才の娘に偕成社版の「813」を読み聞かせしてみたことがあり、でもそのときは長すぎて複雑すぎたのか飽きてしまって「続813」まで行き着かず。ところがその後、学研プラスの「10歳までに~」シリーズのこの本を娘が読んで、「面白かったからお前も読め」的な圧をかけてきたので読みました。 ▼うまくまとめているなあと思いつつ、偕成社版の「続813」を読みたくなりました。それにしてもルパンシリーズはハヤカワ文庫の新訳が止まってしまって残念でなりません。なにやらルパンシリーズは翻訳権が面倒になっているような気配がしますが、こういう子供向けのはいいんでしょうかねえ。

    1
    投稿日: 2023.08.15
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     この本、アルセーヌ・ルパン好きの夫が娘(八)に与えたら珍しくひとりで読み切ったので、大人向けの通常版を読もうとして頓挫していた私も追いつきたくて、同じものを読了。  一時間程度で読めてしまって、ダイジェストを読んだような感覚だが、本家を読めてない身で文句を言う筋合いはない。それどころかタイパ(←初めて使ったこの言葉!)の良さに感謝しなければいけない。  ルパンの長編は私は初めて読んだ。ルパンが変装が得意であったり、簡単に脱獄できたり、部下に調べさせて色んな情報を得たり、813の謎の答えを閃いたりするところは、なぜとかどうやってと思うこと自体愚問のようだ。彼の魅力はそういう何ができるということではなく、人殺しはしない、悪い金持ちからしか盗らない、そしてフランスを愛している、といった義賊らしいところや祖国愛の深さにあるみたいだ、ということがわかった。  娘は、犯人の意外性という面白さに目覚めた?かどうかわからないが、そこをしきりに感心していた。柳の下のどじょうで、「十歳までに読みたい名作(ミステリー)」シリーズで攻めていこう、と夫とは目配せを交わした。ルパンに関しては、娘が読んだら私も同じシリーズで追いかける所存。どこかで本家に戻りたいものだが。

    10
    投稿日: 2023.08.08
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    息子8歳7ヶ月 息子が喜びそうな本を図書館から借りてきて読み聞かせ…最近は息子が一人で読みます。作品によってはボリュームたっぷりでも読む。母はサミシイ。 〈親〉 絵が好き ◯ 内容が好き ◯ 〈子〉 読んだ◯ 何度も読む(お気に入り)◯ その他 息子、ルパン派らしい。

    0
    投稿日: 2023.04.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    僕は最初ピエールと言う人が犯人だと思っていましたが本当の犯人はドロレスと言うケッセルバッハ氏と言う人の奥さんでした。ドロレスはケッセルバッハ氏と結婚する前3人の男性を殺していました。 もう1つ面白かったのが最後に作者とアルセーヌルパンが話しているところが面白かったです。

    2
    投稿日: 2020.08.14