
総合評価
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powered by ブクログ著者の音楽はまだまともに聴いた事がないが、そのヒップホップ観は比較的自分にフィットした。これからどんどん聴くぞ!
0投稿日: 2021.08.18
powered by ブクログこないだ読んだ漢の『ヒップホップドリーム』とは違った方向から日本のヒップホップを見た一冊。これも面白い。 サイプレス上野のキャラクターや文体、本の装丁でトータルでポップな印象では有るけど、実際のところ『ヒップホップドリーム』同様に、やっぱり「これ大丈夫なの?」というヤバさは有る。 印象的だったのは、「どんな娯楽にもナレッジが必要だ」という言葉。確かにそうだと思う。背景を知らなくても楽しめることは大事だけど、背景を知ってた方がより楽しめる。当たり前のことなんだけど、忘れがちなことでもある。「PRIDE」と谷津の例えが分かりやすかった。 という事で、本書を読んで、少しナレッジを得たので、改めて「サイプレス上野とロベルト吉野」の曲を聴いてみようと思う。
0投稿日: 2019.06.09
powered by ブクログヒップホップとは無縁で登場人物の9割がた知らない。それでも興味深く読めたのは、よくある“サブカルくそ野郎”“サブカルくそ○ッチ”へ向けたサブカル本ではなく、誰もが持つ「アングラ」の肯定、もしくはそこへ足を踏み入れようとする読者の背中をポンッと押してくれる良質な作りになっているからかも。「空手バカ一代」「プロレススーパースター列伝」に通ずるものがあり、ヒップホップへの愛がこれでもかっ!てぐらいに溢れている。そこが気持ちが良い。それにしてもこんなに本文と脚注を行ったり来たりしながら読んだのは久しぶりだな(笑)
0投稿日: 2018.02.17
powered by ブクログ面白かった。インタレスティングかつファニー。ヒップホップシーンや彼らのいうストリートとは無縁の世界で生きているので、少しでもそういう空気に触れることができて、勉強になった。自分が好きな世界というのは、背景にこういう空間的・時間的な広がりがあるんだなーと。それを知ることもまた、著者のいうナレッジということだと思う。その点でインタレスティング。 そして、個々のエピソードのファニーさは、読みながら1人で笑って妻に話して妻と2人で笑う、というような、底抜けの明るい狂気じみた感じ。テンガロンハットのチーフとかアメリカのホラー映画に出てくるサイコパスみたいだし、こいつら何なの、全員さいこぱすなの!?って感じでぶっ飛んでいる。
0投稿日: 2017.08.27
