大石英司のサイレントコアシリーズ2009年の作品。 2024年の今から振り返る2009年の尖閣列島を巡る環境は大きく変化しているのが本書を読むことで実感できる。例えば、政府のチャイナスクールもかなりなりを潜めており、当該地域への米国スタンスも一歩踏み込んだ形となった。しかし、領有権を巡る問題は領海侵犯も日常的に起こっており、いつ中国の力による現状変更が起こらないとも限らない。もし、台湾併合を中国が企図すれば尖閣を巡る戦いも同時に起こる可能性がある。本書は大石氏の「尖閣喪失」の次の展開として読む方がいいのかもしれない。

僕は大石さんの著書のなかでもサイレントコアが大好きです。 そのサイレントコアがなんと主役でした 僕は第三次世界対戦を先に読んでしまったので音無隊長が現役の姿はサイレントコア出撃以来でした 途中隊長のみにおきたところはとてもハラハラしました‼ とても楽しく読むことができるほんだとおもいます。

尖閣だけでなく、北方領土、竹島と 政府の認識はともかく、日本には係争地域があると認識せざるを得ない。 交渉している北方領土はまだしも、実効支配を続けられている竹島、逆だが中国・台湾が主張する尖閣と、、 ここでは政治的な話は止めておきましょう。。