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ご本、出しときますね?
ご本、出しときますね?
BSジャパン、若林正恭、西加奈子、朝井リョウ、長嶋有、加藤千恵、村田沙耶香、平野啓一郎、山崎ナオコーラ、佐藤友哉、島本理生、藤沢周、羽田圭介、海猫沢めろん、白岩玄、中村航、中村文則、窪美澄、柴崎友香、角田光代、尾崎世界観、光浦靖子、佐久間宣行/ポプラ社
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総合評価

132件)
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39
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    村田沙耶香さんのインタビューを読み漁っていたところこの番組を知り、当方リトルトゥースでもあるので是非観てみたいと思い、映像を探していたら書籍化されてるとの事で読みました。 若林さんと仲の良い西加奈子さんや朝井リョウさんのインタビューも載っていてとても面白かったです。

    0
    投稿日: 2025.11.09
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    BSジャパンのテレビ番組の書籍化。オードリー若林さんがMCする番組が好きな自分にとっては、読み進めてると声が聞こえてきそうな錯覚に陥った。作家の知らない一面が見えてとてもおもしろかった!読んだ章の中では村田沙耶香さんの変人度が群を抜いていた笑

    0
    投稿日: 2025.10.15
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    若林さんが出版してる本は全部読んどこ〜と思ってこちらも読了。読んだことのある小説家の方でも、その人本人のことを意識しながら作品を読むことは基本ないけれど、対談形式の本だったので年齢と顔が思い浮かんだ方がイメージつきやすいかなと思って調べながら読んだ。面白い小説を書く人はやはりご本人もユニーク。オススメする本からいくつか読んでみたい本が増えた。

    5
    投稿日: 2025.07.10
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    これ凄い好き。 私なんか全然本読んでないなーって思った。 若林さんがそもそも繋がっている、なんなら飲み仲間作家さんとの鼎談から始まって。初めましての作家さんも登壇してくるんだけどこんな会話繋がって凄いなー掘り下げてるなー面白いなーってのが連続するんだから。 タイムリーにみたかったなー。もっと対談して欲しい作家さんいるなー。私が好きな作家さんの本がお勧めされてて嬉しいなー。 もう紹介されてる本片っ端から全部読みたいっ!!すべての回でその時話題に上がったテーマでお勧めの本を作家さんが紹介するんだが、これが垂涎なんです。紹介の仕方にも唸る、だってどれもこれもすっごく読みたくなる。 沢山の本の中からキラっと光る物を探し当てた気分。

    2
    投稿日: 2025.06.22
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    2016年~2017年に BS で放送されていた番組を書籍化したもの。オードリー若林氏が各回2人の作家をゲストに迎えて行う鼎談集である。もともと知り合いの方も多いようで、堅苦しい話も小難しい話もなく、気軽に読める。 小説を読んだだけでは分からない作家さんの側面が見られて楽しいし、読んだことのない作家さんも、話がおもしろい方の本は読んでみたくなる。また、毎回の鼎談の最後に紹介される本も、興味をひかれるものが多かった。 読書の幅を広げたい方に。

    4
    投稿日: 2025.05.19
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    少し古い本ではあるけれど、参加されている作家さんたちが豪華&ステキ♡ 図書館で借りたのだが、購入して手元に常備しておきたい。ここで紹介されている本が、大量に「読みたい本」に追加されてしまった。 どの鼎談もおもしろいけれど、やはり傑作は、 村田沙耶香さんと加藤千恵さんの回。その名も「変態の気持ちが分かるかもしれない」w 村田沙耶香さんの独特な子ども時代と、現在の感性に、ほんとうに笑った。 が、彼女がクレイジーと呼ばれているのは、「ひとつの負の感情を突き詰めて分解しきるまで考える」からだと思う。村田沙耶香作品は、けっしてクレイジーではない。本当に変な人は、あんなふうに変さを俯瞰して描くことはできない。 また、最近、「クレイジーであること」を否定するキャンペーン中だという村田沙耶香さん。 理由は、クレイジー沙耶香という通り名を受け入れてしまうと、「クレイジーな人がクレイジーなお話しを書いているのねー、ふーん」という誤った読み方しかしてもらえなくなるよ、と、尊敬する人からアドバイスされたそうだ。 個人的には、ここがいちばん刺さった。 村田沙耶香作品は、クレイジーな雰囲気をかもすことはあっても、実はひじょうに理性的かつ、かなり綿密に計算されている。 村田沙耶香さんの「独特さ」を、「作品までクレイジー」と、ある意味低く見積もることは、誰にとっても損失だと思った。 まあ、そんなことを考えたものの、基本的に、この本はひたすら笑える! 朝井リョウさんの、かなり恥ずかしい自意識までさらけ出している感じもおもしろかったし、 これこそ本物の「変人」だろ、という佐藤友哉のダメなオトナっぷりに感心していたら、唐突な奥さん溺愛にグッときた。 海猫沢めろん×白岩玄というヤバそうな組み合わせは本当にヤバい話題満載だったし、ダブル中村の回では、中村航があまりにも小学生男子っぽくて、中村文則がマトモに見えた(いや、たぶんマトモなのだろう)w 尾崎世界観のオレ様っぷりと光浦靖子の切れ味もグー♪ 読書がお好きな方、次に読む本を探してる方には、とってもオススメの一冊です。

    4
    投稿日: 2025.05.17
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    番組Pの佐久間宣之の『おわりに』が印象的だった。作家さん達の考え方の違いが面白く、文字だけで伝わる人柄みたいなものに押されて何冊か本をポチった。

    0
    投稿日: 2025.04.12
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    いやー、面白かった。 オードリー若林と作家二人との鼎談のテレビ番組を書籍化したもの。 出演者の内面が見られるけれども、それが静かで、ただただ真面目な雰囲気な物ではなく、明るく面白い。作家というイメージは真面目で物静かで取っつきづらいなんて思っている人も居るでしょうが、そんな人こそこれを読んでみて欲しいです。 作家だって明るく面白い普通の人なんだと思えます。 でも、やっぱり何かについて考えたり、それを表現する事はとてもすごいと思いました。 そんな人が3人も集まってトークをするんだからそれはそれは面白い。 色々と読みたい本が増えました。

    1
    投稿日: 2025.04.05
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    エンタメとしては楽しかったものの、それ以上でも以下でも無かった。自分には少しさらっとしすぎてたかな。

    5
    投稿日: 2025.03.23
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    オードリーの若林と作家たちが対談し、”自分のルール”についてをメインに小説を書くにあたってのモチベーションや作品の映像化の話、小説には関係ない話まで色々と語る番組の書籍化。各回の最後にはオススメの本が紹介されています。それぞれのこだわりや持ち味が出ていて面白かったです。テレビで実際に話しているのを見たかったかな。

    0
    投稿日: 2025.03.21
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    あっという間に読んでしまった! 本当に面白い、変わり者の集会 みなさん一つ芯があるように感じる 確かな言葉の重みがあって、 そのリアリティーさが心地良い また読み直したいと思た

    0
    投稿日: 2025.03.16
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    オードリー若林と20人の作家がマイルールについて語る大人気番組を書籍化 目次を見てこれは買わねばと即決。執筆についてだけではなく、プライベートな話も盛りだくさんで、面白くてついついにやけてしまう.. 村田沙耶香さんには怒の感情がなく、小説を書く時◯の感情に浸っているとは... (◯が何かは読んで確かめてください〜!) 作家さんに興味を持って、その方の作品を読みたくなる...新たな出会いのきっかけになる一冊でした! ぜひとも朝井リョウさん、柚木麻子さん、窪美澄さんの同期対談を読みたい。第2弾もお願いします!

    7
    投稿日: 2025.02.17
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    若林さんは不思議な人だ。 めっちゃ自意識過剰で自己防衛本能が強くて、見栄っ張りでカッコつけ。本音は言わない。 だけどスッと人の懐に入ってくる可愛げもあるんだなぁ。 この本では、若林さんのそんな部分が遺憾無く発揮されていて、終始ほっこり見守る気持ちで読むことができる。 人が死ぬ本ばっかり読んでたアタマが癒される〜。 私が好きなのは、羽田圭介さん&藤沢周さんの回。 この回は、若林さんが話すボリュームも多くて、羽田さん、藤沢さんとの相性の良さを感じる。話してることもほどよくカタくて、良い意味で、男同士っぽい感じ。小気味よくてずっと読んでたい。一冊丸ごとコレでもいいなぁ。 あとは角田光代さん回。角田さんがおっしゃることがいちいち納得感がある。難しいことは一切言ってないのに。伝わる言葉でなるべく正しく考えを伝えようとされてるのが分かる。 そしてこの回でも、若林さんが良く話す。 ホストがノッてる方が対談は面白くなるよね。 西加奈子がやたら作中で〈セックス〉という言葉を使うのはそういうことか。説明したがりだと言う朝井リョウは実際どれくらい読者を縛り付けてくるんだろう。羽田圭介、やっぱり(人間として)好き。そのイメージを崩したくなくて彼の本はあんまり読んでないのは内緒だ。中村航の〈100回泣くこと〉再読したいなぁ。でも中村文則の〈教団X〉再読はしんどいなぁ⋯ エッセイを通じて作家さんのキャラクターを垣間見ることはあっても、話す言葉を聞く機会はなかなかないので、そういう意味でもなんか新鮮。

    1
    投稿日: 2025.02.12
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    西加奈子さん、朝井リョウさん、加藤千恵さん、羽田圭介さんなど、多数の著名な作家さんとのトークがとにかく面白い。 みなさん言葉選びが秀逸で何気ない話でも深さが出て思わず笑ってしまう。 親交の深い若林さんだからこそ聞ける攻めた質問も多数あって興味深かった。 いろんな作家さんの人間性が垣間見れる。 マイルールやオススメの一冊などを紹介してくれていて、読みたい本も見つけらた。

    19
    投稿日: 2024.11.03
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    面白い企画。小説家2人とオードリー若林の鼎談。 お互いへの質問、それぞれのマイルール、おすすめ本という流れで、読みたい本が増えた。 村田沙耶香さんがすごく個性的で面白い。

    0
    投稿日: 2024.06.29
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    出てくる作家さんが、すごく豪華! 性格の悪さもさらしていて、楽しかった。 最後の光浦靖子と尾崎世界観との鼎談が一番笑った。

    2
    投稿日: 2024.06.18
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    本の内容はもちろん面白かった。 それ以上に読んだことがない作家さんをたくさん知ることができたし、紹介されており本の中に読んでみたいものもたくさんあった。 たまには意識的に新しい作家さんを開拓しないと読むものが偏っちゃうから。

    1
    投稿日: 2023.11.19
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    2023年11月11日読了。オードリーの若林氏が小説家たちと鼎談を繰り返す、ラジオ番組の書籍化。作家は外見やトークのうまさで生きている人ではもちろんなく、「どんな人なのか」がわからなかったり作品から勝手にどんな人かを想像している部分も大きいが、意外にフツーのところがあったり、無茶苦茶抜けていたり異常なこだわりがあったり、全体としては「まじめで変わった人たち」ばかりで面白い…!まあ、作家たちの個性を引き出す若林氏のトーク技術・こじらせた個性も大きいと思うが。相手に敬意を持ちつつ、馬鹿話をして相手のよさを引き出す場、って素敵な場だと思う。

    1
    投稿日: 2023.11.11
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    読書芸人の若林が小説家と対談する番組の書籍化らしい。 常々小説大好きな人の気持ちを知りたいと思っていたが、この対談で多くの気づきを得られた。 自分自身は現実的なビジネス書や、心理学、脳生理学などの役に立つ本を好んでいたので、なにゆえ個人の脳内で創作されたフィクションが好まれるのか不思議であった。 本書や小説家(書くほう)の視点の言葉が多いが、彼らは読書家でもあるので示唆に富む会話が飛び交っている。 ・「弱者」って言葉を言い換えると「大多数」のこと ・登場人物が自分の身代わりになってくれるような気がした

    1
    投稿日: 2023.10.05
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    最近オードリーの若林さんにハマっており、たどり着いた一冊です。 この番組見たかったなー。対談相手の作家さんも好きな人達ばかり!

    7
    投稿日: 2023.08.26
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    ◆心に刺さったワード◆ ⚫一日の中に締切があると、規則正しく進む ⚫中途半端な人こそ自分を天才に見せようとして横柄になる ⚫仕事してる間は、自分の内側のことで悩まなくていい。それに、金銭が発生すると「社会に必要とされてる」と思えて、自分のなかの欠落感が埋まった気になる。その「必要とされてる感」を失う怖さ。今仕事がなくなったときに、その欠落とうまく付き合う 技術や、人間 力への自信がない。そこから来る 強迫観念かもしれませんね。 ⚫強い心は強い肉体に宿る   ◆読んでみたい本◆ ⚫変な恋愛の短編を集めたアンソロジー 岸本佐知子 『恋愛小説集』 ⚫肩の力を抜きたい人 森鷗外 高瀬舟 ⚫世界の実相をつかみたい人 古井由吉 辻 ⚫次から次に変人が出てくる 村上龍 ライン

    10
    投稿日: 2023.08.18
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    この番組、見たかった……!!(太文字) ゲラゲラ笑う話から人の傷の痛みの話まで。ただ作家が話してるだけで何故こんなにも興味深いのか。作家はエンタメ化されるべきと思ってたけどとっくにされてた。 だから皆、本を書いていいんだよ

    1
    投稿日: 2023.07.10
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    3.7面白かった。二人づつなのが良。ラジオとかで続いてくれないかな。その方が出てくれる作家さん増えそうだし。

    1
    投稿日: 2023.06.20
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    若さま一人のエッセイのほうがだんぜん面白い。 暗くて、ネガティブで、面倒臭い部分がいいのだ。 聞き役にまわると、気を使う感じが透けてみえるから

    1
    投稿日: 2023.06.07
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    オードリー若林さんと作家さんの対談のような感じで進むテレビ番組の書籍化。 作家さんってなかなか面白い人がたくさんいるものだなと感じられるし、心の中はちょっと黒い人が多いのかなと。 そして、意外と作家さん同士って交流あるものなんだなと。

    1
    投稿日: 2023.04.16
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    . 最近はいじりが減ったが、若林さんの楽屋での陰キャエピソード、僕も陰キャ系なので「わかるわー」と共感していた。作家さん含め3人での対談、どんな中身なのだろう? #ご本、出しときますね #若林正恭 17/4/25出版 #読書好きな人と繋がりたい #読書 #本好き #読みたい本 https://amzn.to/3leyAdt

    1
    投稿日: 2023.03.14
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    若林×作家。正直言っちゃうと名前は知ってるけど読んだことあるのは朝井リョウの『桐島』だけ。だけど面白い!普通に笑っちゃうような話、特に小説とは関係ない話も多数。色んな考え方があって面白い。村田紗耶香さんと一緒にされたくない中村文則(笑) セカンドシーズン希望!

    1
    投稿日: 2023.01.10
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    同名のテレビ番組の書籍版。対談番組なので普通の対談本として読める。内容は若林×小説家2人の対談。読んだことない人も多かったけどどの人も面白くてみんな読んでみたくなったし、小説家の皆さんのとがり方は自分とは違くて自分はやっぱ作家ではないな、とも思った。

    1
    投稿日: 2022.12.04
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    面白すぎてあっという間に完読。 物書きの皆さんは日々何を考えてるんだろうって気になって仕方なかったので、得にしかならない!と鼻息荒めで読んだ。 勉強になったのは、森鴎外の行き着いた哲学が 【諦め】ということ。 対談されていた作家さんの本や、処方された本など読みたい本が増えたので何を読んだらいいかわからない人にもオススメ。 若林くん、佐久間さん、素晴らしい企画をありがとうございます。

    2
    投稿日: 2022.11.08
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    西加奈子、朝井リョウ、長嶋有…。小説家は普段何を考え、どうやって作品を生み出しているのか。無類の本好き芸人・オードリー若林正恭と作家たちが“自分のルール”を語りつくす。BSジャパンの同名番組を書籍化。 作家が何を考えているかがうかがえて面白い。

    1
    投稿日: 2022.10.14
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    これ、とても良かったです。 私がまた読書にはまるきっかけになりました。 いろいろな作家さんの人柄がわかり、作品に興味を持てます。

    2
    投稿日: 2022.10.13
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    若林さんと人気作家さんとの対談形式の本です 作家さんって孤高な存在のような気がしていたけど、 みんなそれぞれ(いい意味で)普通に人間なんだなって思いました。 創作活動の話も聞いてみたかったですが、 ゆるい内容だったので1日で読めました。 ここから興味を持った方の 著書を読んでいこうと思います!

    0
    投稿日: 2022.09.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    作家さんの生の声というか、フィクションではない部分を知る機会ってあまりないので、こういう対談集で人となりを知るのはとても興味深い。ますます好きになったり、まだ読んだことのない作品を読みたくなったり。 知らなかった作家さんも、まずこんな人なんだということがわかってから読んでみたい!と思うのも新鮮。

    0
    投稿日: 2022.04.06
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    #読了 2022.4.3 小説を読む時はなるべく読んだことのない作家さんを選び、読み終わった後はネットを調べて人物や作品や受賞歴、インタビュー記事なんかを読み、どんな人柄なのかを想像する。 そんな私にとって、ドンピシャな1冊だった。 有名な作家さんばかりだが、まだまだ私の読書量が足りないので、読んだことのある作家さんは半分くらい。それでもすごく楽しめた。 「そんなことまで考えてないんだけどなぁってことを考察されてたりする(笑)」なんて話もあったけど、みなさんなんだかんだ自身の心を丁寧に扱ってる気がする。なんていうか、いろんな感情について考えるってのはストレートにもちろんそうだけど、考え過ぎてしまう人がいれば全然考えない人もいたり、振り切ってる感じで、望んでか望まずか自分の心の言いなりというか(笑)元からなのか職業病か分からないけど、その振り切った感じが一般に混ざらない感覚の持ち主だなぁとそれぞれの作家さんに思う。小説とかエッセイって漏れなく心を書く仕事だもんね。心が人より大きく動いたり、他との違和感を敏感に感じる人なんだろうな。 ◆内容(BOOK データベースより) 小説家って面白い!無類の本好き芸人・オードリー若林正恭と、20人の作家たちが“自分のルール”を語りつくす。大人気番組、ついに書籍化! ----- 評者:松岡瑛理(週刊朝日 掲載) 芸人・若林正恭が司会進行を務めるテレビ番組の書籍版。毎回2名の作家がゲストとして登場し、日常生活や仕事のスタイルを語る。 登場するのは人気作家ばかりだが、頻繁に繰り返される話題がある。「嫉妬」だ。対談企画に出ると相手と自分、どちらの発言が多く使われたか記事の行数をチェックして割り出すという朝井リョウ。芥川賞受賞前、同世代の作家が同賞を獲ったという新聞記事をめちゃくちゃに破いたという藤沢周。同期作家の活躍を見ると、足を掴んで引きずりおろしたくなるという窪美澄。普段から若林と親交があるためか、作家たちの口から出る言葉はあまりに率直で楽しい。作家が作品を生み出すモチベーションは、意外と世俗的な部分にあるかもしれない。作家と作品に親しみと興味が湧いてくる。

    6
    投稿日: 2022.04.05
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    小説家ってぶっ飛んでる!と思ったり、意外と庶民的、と思ったり。なかなか知ることのできない彼らの本音やキャラクターを垣間見れてうれしい。 対談形式なので、すらすら読めた。

    2
    投稿日: 2022.01.10
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    その人特有の変な癖や、趣味趣向×本 という、私の好きなものが詰まってた。 おもしろくない訳がないじゃないか! 好きな作家さんもで出て、その人となりが知れたのが興味深かった。 尾崎世界観×光浦靖子の歪んでるけど、 優しくて、不完全な感じがよき。 あぁ、もっと力を抜いていいんだなー

    2
    投稿日: 2021.12.18
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    2021/11/12 読了。 図書館から。 本屋で偶然と手にとって試読、思わず吹いてしまった。 気になって図書館予約で読みました~。 作家さんのイメージが結構変わった気がする…。 村田さん…気を付けて。 夫婦で作家さんだったの初めて知った方もいて、驚きました。 若林さんのツッコミも相まって面白かった。 文字でも十分笑えるんだけど、 TVで見てみたかったなぁ…。

    0
    投稿日: 2021.11.18
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    作家さんの内面を知る事ができて面白いし、読んでみようとなる。 「この人こんな考え方なんだ」「こんな思いで本を書いてるんだ」とか… 作家さんによって考え方が違うのもとても面白い。

    3
    投稿日: 2021.09.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    小説家×小説家×若林さんの鼎談(初めて知った言葉だ)集。対談ではなく鼎談、そして小説家ではない人がいるところが面白さを生み出しているのだと思いました。 作家の方の、作品への思いではなく、その周辺や日常の話だったり、マイルールだったりが分かり、作家も雲の上の人ではないんだなと思えます。本の紹介もあって、本の世界が広がっていきそうで嬉しいです。 ・ロイヤルホストに行きたくなる。 ・「あたし」を使わないは、よく言ってくれた!これだけで星5つ!

    0
    投稿日: 2021.08.21
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    読んだことのない作家も出てくるけど、それでも面白い。もちろん読んだことのある作家ならなおさら。コンビニ人間の村田沙耶香さんって変わった人。ある意味コンビニ人間の主人公みたい。

    0
    投稿日: 2021.08.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    若林さんの本をずっと読もう読もうと思って持ち越してたので、いよいよ借りてみた。BSジャパンでやっていた、小説家の人とのトークバラエティ番組を本にしたもの。これを若林さんの本と言っていいものか。。。あんまり好きな作家さんが少なかったけど、すごく面白かった。小説家さん達のエピソードも面白かったし、マイルールも面白かった。最後、紹介されてる本も読んでみたいと思ったけど、あんまり地元の図書館に入ってなかったわ。

    2
    投稿日: 2021.07.11
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    面白かった!若林さんの言葉の返しもうまい。 村田沙耶香さんはやはり村田沙耶香さんだなーと。他の作家からもクレイジーと言われる彼女。もっと知りたい!

    0
    投稿日: 2021.07.09
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    面白かった。特に村田沙耶香さんは本当に小説のままの方なんだな、と。作家さんが勧める本、いくつか読んでみたいと思い、欲しいものリストに入れながら読みすすめました。 けど1番面白かったのは光浦靖子さんと尾崎世界観さんの対談。(小説家じゃないんかい) アーティストが頑張れソングを歌うことについて言ってること、同意しか無かった… 個人的な希望を言えば同じ作家さんが何回か出るよりは平等に1回ずつ出て欲しかったかなと思う。

    2
    投稿日: 2021.07.01
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    小説家って勝手に、寡黙な天才のようなイメージ(芥川龍之介)をしてたけど プロとして執筆に対していろんな想いがあるっていうのが分かって面白かった この人たちの作品を読んだ上でこの本を読みたかった

    0
    投稿日: 2021.06.28
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    オードリー若林さんと作家さんの鼎談を書籍化したもの。 最初の西さんと朝井さんのやり取りは鉄板の面白さで声出して笑ってしまったし、他の回も読んでいる間ずっとニヤけていたと思う。 皆キャラがぶっとんでいるうえに話が面白く、若林さんも作家さん自身も本当に楽しそうでお互いに興味津々なのも伝わってきた。 いい番組だったんだろうな。放送見たかったなー!と思いつつ、元々作家さんにはあまり顔を出してほしくないほうなので、本として読めてよかった。 (普段活字でしか知らない人は、活字以外の情報を知りたくないと思ってしまうのだ…。中には見慣れちゃってもう気にならない人もいるけど。) それにしても作家って完全に個人作業だし、ここまで横のつながりがあると思わなかった。まぁここに登場するのは元々仲の良い人たちのようだし、業界全体からすると偏ったメンバーなんだろうけど。 またこんな企画の本を出してほしい。

    3
    投稿日: 2021.06.27
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    企画は大変良いと思う。 が、登場する作家さん達を知らない私からすると、やはり「この人誰だろうな」と思うことが多く、なかなか内容が頭に入ってこなかった。 ただの対談なので、書籍の醍醐味である、読者が自由に想像力を働かせる場面が少なかった。 動画でupされていたら、是非見たいと思った。

    0
    投稿日: 2021.06.23
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    同名テレビ放送は全部観ていたので、まあ内容はわかっていた。この手の番組が1クールで終わってしまうのが非常に惜しいし、民度がわかるというもの。とはいうものの、このゲストの顔ぶれは偏向し過ぎだ。まあテレビなので小説家とはいえ、テレビ映え・トーク映えしないといけないことは重々承知だが、それにしてもだ。若林の知見があれば、もっと多彩でいろんなジャンルの作家や、テレビであまり見ない大御所等バラエティ豊かな面々でも、面白い番組を作ることは可能だし、本当に見てみたいものだ。

    2
    投稿日: 2021.03.25
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    加藤 最近、「クレイジーじゃない」アピールしてるよね(笑) 村田 そう、今はアピールタイムなんです。そのように呼ばれてキャラクター化され、きちんと読んでもらえない作家になるのはとても危険なことだと、尊敬する方から忠告していただいたんです。「クレイジーな人がクレイジーなものを書いている」と安全な場所から、自分にきちんと引き寄せずに読まれるようになってしまうよ、と。それは怖いので、できるだけ否定するようにしています。 村田 小さいころ、負の感情が自分のなかで生まれたときは「これは何なんだろう?」って考え続けるようにしていたんです。… 村田マイルール 「自分に湧き上がった感情、特に負の感情は、頭のなかで分析し、原形がなくなるまで研究して遊ぶ」 若林 ボクシングを始めたきっかけは? 角田 失恋ですね。三十三歳のときに。本当にへこんで、なにもできなくなってしまったんです。「三十代で失恋か。四十代になっても失恋するだろうから、心を強くしておかないと、この先耐えられない」と思って。 平野 僕も、何度か世界クラスの天才に会ったことがあります。音楽家とか画家とか、小説家とかね。やっぱり、独特の人の好さがありますよね。愛想の良さというか。すごくにこにこしていて、人あたりも柔らかい。そうでなければ、彼らはあっという間にこの社会から孤立してしまうから。だから、中途半端な人こそ自分を天才に見せようとして横柄になるんだと思う。本当にすごい人たちは、親切ですよ。 若林「今日わかってもらおうとすると口喧嘩になる」 柴崎友香「人の為にやらない」 自分の行動に、大義名分を与えちゃうのはよくないな、と思います。もちろん心から”人の為に”と行動できる人はいいんです。だけどわたしは、まずは自分ができる範囲で、自分がやりたいと思うことをやって、それを結果として、誰かの役に立ったり、喜んでもらえたりすればいい。あるいは「人」じゃなくて…たとえば、わたしは出身が大阪なんですが、”大阪の為に”のように、大きい大義名分を持たせちゃうとよくない。ちょっと尊大になってるし、そもそも、自分ができもしないことで無理をしちゃうと、結局出来がよくないんですよね。そういう自戒をこめたルールです。 西 たとえば若林さんに頼むことになったとして、お互いに知ってるやん。だから、断りづらいやろうな、と思うねん。若林さんが。それが嫌やねん。嫌やったら断ってほしい。気を遣わせるのが嫌やねん。「この本、そんなに好きじゃないけど頼まれたから書かなくちゃ」って思わせるのが嫌。難しいよなあ、帯って。 朝井 東村アキコさんという漫画家さんが「魔法を使えるようになりたい」って言ってて、すごく共感したんです。「パッてペンをかざしたら、漫画ができるような状態にまでいきたい」って。パッてパソコン開いたら長編ボーン!みたいな。そこらへんまでいきたい。 長嶋有 「一曲だけ聴きたくて聴きたくてレンタルで借りてきたCDの興味のない残りの曲もiTunesに入れる。逆に、人の家でかかった曲がたまたま変でも、その人の趣味なんだと判断しない」 本でも、「本棚を見るとその人の個性がわかる」と言うじゃないですか。嘘だと思います。友達が旅行先で買ったやつとか、自分のセンスとは違うお土産をくれるときあるじゃない?そういうものを、自分のセンスと無関係に、もらった縁で飾る人が好きなんです。「あなた、こんなセンスなんだ…」みたいに思わない、っていうことです。逆に、全部完璧なセンスにしている部屋を信用しない。普通に生きていたら、ノイズのようなものをもらったりするはずなんですよ。 若林 ノイズ本なり、ノイズお土産をね。 長嶋 そう。そういうものを、この人は冷たく捨てているんだろう、と。 山崎ナオコーラ 平野さんは、「天才」ってどういうものだと思いますか? 平野啓一郎 なんですかね?「その人の才能を、世間もまた愛する」ということもあると思います。

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    投稿日: 2021.03.21
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    読み終わって思う、番組見たかったなぁと… 特に私の大好きな、朝井リョウ×西加奈子×若林正恭は本当に面白かった

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    投稿日: 2021.03.09
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    オードリーの若林さんと受賞歴のある若手作家の対談だが、本人たちの素のエピソードが面白く、作家に親近感が持てる。これを読むと、小説家という職業に就くためのレールはないのだろうと思う。小説を書くのに理論や構図の基本もあるのかもしれないが、そんなことは気にせず書いているイメージを持ってしまう。動画でもアップされているかもしれないので見てみたい。

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    投稿日: 2021.02.21
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    読んだことのある小説家が少なく、フィクションを全然読んでいないことを理解する。社会人になると時間が限られてくるので好きなノンフィクションを読んでしまう。しかし、それもやむを得ない。

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    投稿日: 2021.02.16
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    BSのトークバラエティを書籍化したもの。 「その人の書く小説の方が小説家より頭がいいと思う」という言葉に笑ってしまった。 もっといろんな本を読んでみたいと思った。

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    投稿日: 2021.01.21
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    色んな本が読みたくなる1冊。 元々はテレビでやっていた、作家さんたちの対談を本にしたものだが、作家さんたちの人となりがなんとなく伝わってくるのと、こんなに身を削って小説は書かれているのかと驚いてもっと本が読みたくなる。テーマごとにおすすめの本を作家さんが紹介してくれるので、好きな作家さんがどんな本を読んでいるのかが知れるのも良い。

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    投稿日: 2021.01.12
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    時折声出して笑ってしまった。BSで放映されていた時もかなり面白かったけど、文字で読んでもそのまま面白さが伝わるんだから、さすが作家さん。数々のエピソードからも、作家さんが一般人とかけ離れた感性をお持ちであることがわかる。BSの番組はぜひ続編希望!

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    投稿日: 2020.12.10
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    おもしろい! 色々な作家の話が聞ける。 コンビニ人間を読んで、怖い怖い、どんな人が書いてるんだろう…と思っていた。TVで著者の村田さんを拝見し、可愛らしい方だったのでびっくりしたのだがこの本の中の話にもびっくり。 作家同士の嫉妬の話なども載っていて面白かった。 でも会話形式で重くなくて、エッセイ程1人の考えがガッチリ入ってくる訳でもなく、寝る前に読むのにも良かった。

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    投稿日: 2020.09.03
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    めっちゃくちゃ面白かった。2017年に読んだ「おすすめ本」を選ぶなら間違いなくこの本を選ぶと思う。めっちゃくちゃ、面白かった。 前述のとおり、私は読書をするときに 「あ、ここで感想文を書きたいな」 と、思う箇所にふせんを貼るのだけど、この本に関してはふせんゼロ。なぜなら、貼りだしたらきりがないから。全部貼りたいぐらいやから。笑 オードリーの若林くんがホストになって、作家二人とトークバラエティをした本。 その作家さん方は、著作を読んだことがある方もいれば、読んだことのないどころか聞いたこともない作家さんもいてはるんやけど、おしなべて、わかりみがすぎる。 今時の表現で申し訳ないが、わかりみがすぎる。 ほんで、作家さん方も、若林くんも、当人たちの自己評価はともかく客観的に見たら 「特別なものを持っている人」 なので、私ごときの(笑)読者が 「わかるわ~!!」 っていうていいのかどうか、ちょっとわからん。笑 いや、たぶん、いうてもエエんやろうけど。 コミュ力の強い人はどのコミュニティ、どの年代でも、脚光を浴びる。 ファッと中心に据えられるし、憧れたり妬まれたりしながらも、結局、一般人とは全然違うわけやん。 でも、若林くん含め、この本に登場する作家さん方は、どちらかというと、「ファーストインプレッションで中心に据えられる」ていうカテゴリの人ではなかったのかもしれへんし、多少なりともそれをこじらせたことのある人たちなのかもしれへん。 せやけどそのこじらせが突き抜けちゃって、 「それが何。それもまあ、いい」 くらい言えるようになってるのが、めっちゃカッコええねん。もう、それ。 中心に据えられなくても、ほんでそれを「まあ、しょうがないな」なんて達観できひんくてあがいても、どこかに辿り着けるのかもしれへん、と、思わせてくれることがようけある。 全部をさらけ出そうぜ、なんて、無理やん。 格好悪いとか、みじめやん。 ほんで、現実とのギャップがしんどいやん。 そんなもやんとしたものを乗り越えたり乗り越えなかったりしながら、同じカテゴリの人と 「わかりみがすぎる」 っていうてられるのって、最高やなあと思った。 私もそこそこ二次創作をやってて、実際にイベントに出るちゅうような活動するほどのアレはないんやけど(笑)、この本を読んでたら、何か発信したいなあとしみじみ思った。 何か発信したら、もしかしたら 「わかりみがすぎる」 っていうてくれはる方と出会えるかもしれへん。 もし出会えたら、その「わかりみ」についてあれっこれ語りたい(できれば酒の席で)。 きっとそれは、楽しいやろうなあ。 「あんたの書く文章のそういうところが、好きやねん~!!」 とか、まじで飲みながらお慕いする作家さん方としゃべりたい。どうやったらそんなこと考えられるん~!! って。 でもその場合、そう言いたい相手も、自分のことばっかりじゃなくてちゃんと他人の作品を読めるタイプではあってほしいんやけどね(笑)。 いつか縁があれば、手元に置いておきたい本やな。

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    投稿日: 2020.08.14
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    若林正恭さんの本を読み進めていくうちにこれに当たった。ああ、これはテレビで見たかったなあ、と思った。読んでいてすごく面白いんだけど、もっと深く語ってほしいところがいくつもあって、物足りなさが残る。同じ顔ぶれでも、これが例えば雑誌の企画だったらもっと読み応えのある内容になったと思う。とはいえ、若林正恭MCで佐久間宣行P。やや無謀な企画をバラエティ番組として抜かりなく仕上げたのはさすがだと思う。また、書籍化してくれたことで、後追いで楽しむことができたのは感謝。

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    投稿日: 2020.07.24
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    思わず声を出して何度も笑ってしまった 作家さんって個性が爆発してるな〜 いいわ〜 一人ひとりの人生のマイルールが面白い 若林さんのツッコミが光ってた 村田沙耶香、海猫沢めろんはぶっ飛び具合が光ってた ドクターが「お薬、出しときますね」と言うように 〇〇な方たちに「ご本、出しときますね」と紹介された沢山の本は興味深く、今後是非読んでみようと思う。

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    投稿日: 2020.07.24
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    コロナで部屋から出られないわ、母親は意外な重病で手術待ちだわ、10年前に別れた人から難しい電話がかかるわ…。自分の耳は昨日の夜からひどい耳鳴りでろくに聞こえないわ。まあ怒涛のようでこのひと月、大学の勉強どころではなく、さりとて本もろくに手に取れず、コミックを読んでばかりだったが、やはり紙の本を読みたくなって、体調を見ながらゆるゆる読んでいた。2020年、5月の1冊目の読了本。 本を読むのが好きとあらば、書評やブックガイドの本も、当然大好物。なのに私はこの番組を知らなかった。人気漫才コンビ『オードリー』の若林さんがホスト役で、小説家の方を招いてトークをなさっていた、同名の番組を文字に起こした本だ。最近人気の作家さんのお名前がずらりと並ぶ。私が読んだことがある方って、どなただろう。 朝井リョウさん 西加奈子さん 角田光代さん このお三方は拝読したことがある。でも皆さん、ブクログでもよくお名前を拝見する人気作家さんばかり。本当ならちゃんと予習をしてから読めばよかったのかもしれないが…。知らないなら知らないで、興味持ったら読めばいいよね、と、さっさとページを開いてしまった。のっけからエッジの利いた対談が面白い。 若林さんは、『感じのいい人』『頭が良くて』『いい人だけど結構冷たいところは冷たい』という印象が、やっぱり今回も強まった。本を、大事に『ご本』と呼ぶ、この番組の感じに、すごくそういう側面が出ていると思う。好きな芸人さんのお一人なので、終始気持ちよく拝読しつつ。流石に売れっ子の芸人さん。言うところははっきり仰るし、マイルドにしなければいけないところは、丁寧に舵を取る。プロのお仕事を感じてしまった。彼が人気者なのも、きっと落ち着いて読書をする時間に、色々考えているからだろうと勝手に想像する。 各回最後に、ゲストの作家さんからお勧めの一冊が紹介され、それを若林さんが、視聴者、ないし読者に出してきてくださる、というスタイル。忘れると惜しいので、書き留めておく。 『シェア』加藤秀行 文藝春秋 『エドウィン・マルハウス』 スティーブン・ミルハウザー 河出書房新社 『あなたを選んでくれるもの』 ミランダ・ジュライ 新潮クレスト・ブックス 『恋愛小説集』(無印/日本作家編)岸本佐知子 講談社 『高瀬舟』森鴎外 集英社文庫 『死の棘』島尾敏雄 新潮文庫 『辻』古井由吉 新潮文庫 『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』桜庭一樹 角川文庫 『きりぎりす』太宰治 新潮文庫 『村に火をつけ白痴になれ』栗原康 岩波書店 『輝ける闇』開高健 新潮文庫 『ライン』村上龍 幻冬舎文庫 こうみると、皆さん歯ごたえのある本を読破しておられる。『あなたを選んでくれるもの』の訳者は岸本佐知子さんだが、岸本さんの携わった本が2冊入っているのも面白いところだ。島尾ミホさん関係の本は、近年の大ベストセラーになったし…。本に対する嗅覚が鋭いのだろうな…。知らない本がいっぱいあって、かえっていい感じにワクワクした。どんな気持ちの時に読もうか。それにしてもこの番組、もう一度観ることは出来ないのかな。是非再放送なり、新たな番組として放映して欲しい。

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    投稿日: 2020.05.01
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    ご本、出しときますね? 編:BSジャパン/若林 正恭 人としての「小説家」の面白さは、その人が書く作品とはまた別次元のものだ。面白いといっても、芸人の面白さとはまた違う。 本書は、お笑いコンビオードリーの若林 正恭出演する「小説家さんとのトーク番組」を編集し抜き出したものである。 出演者に西加奈子氏、朝井リョウ氏、村田紗耶香氏等豪華メンバーがいる。 私は本は読むがその大半はいわゆるビジネス書である。しかし、そんな私でも読んだことのある作品の著者達が出演している。 内容は最高におもしろい。本を読むのもおもしろいがそれを書いている著者達がこんなにおもしろいとはびっくりである。もちろん聞き手である若林氏の腕や編集の方が優れているということはあるが、やはりきらりと光るものがなければこれほど引き込まれることはないと思う。 著書を読みたい気持ちと著者を知りたいという気持ち。本との新たな付き合い方を教えてくれた一冊となった。

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    投稿日: 2020.02.02
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    作家だから、というわけでもなく、世の中にはいろんな考えの人がいるんだなぁとほっとさせられた。自分の中にあるちょっとした黒い、あるいは口に出せない、出すほどでもない、あるいはうまく言葉にできない気持ちや考え方に似た考えを見つけては、そうそうそれ!と共感。声に出して笑っちゃったところもあり(光浦さん面白い!)。 やっぱり、もわっとした気持ちや現象を言語化できる作家という才能ってすごいなぁと確認した感じ。 そして、若林さんのことも、聞き方や返しやツッコミが冴えてて、ますます好きになりました。作家さんたちもとても魅力的。登場した作家さんの本も読んでみようと思った。

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    投稿日: 2020.02.01
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    2019.09.15 BSテレビでやっていた、小説家と若林のトーク番組。 なぜBSなんだ、見たいのに… 作家さんも若林もみんな一癖二癖あって 感性や話も面白い お勧めの本も、ニッチでマイナーなもの(メジャーな作品もあるけれど)小説をいくつか知った上でのインタビューは違う面白さがある。

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    投稿日: 2019.10.09
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    わりとメディアに出る作家さんが多いので、 新鮮な話はないかと思ったが、 絡むと絶妙な面白さが発揮され、 若林さんが羨ましいと思ってしまった。 この人達と飲んだら、 面倒くさいけど、おもろいやろうな。

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    投稿日: 2019.09.23
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    番組のことは知らなかったのですが、図書館でみつけました。 はじめにより。 「「本好きのみなさんへ」と言いつつ(中略)「本も読みたいけれど、どれを読んでいいのかわからない!」そんな人にこそ、この本を読んでほしい」 まさに、私は両方、あてはまる!と思いました。 「作品じゃなくて、その書き手である「小説家」から入るのだってアリだと思うのだ。そのくらい小説家って面白いのだ」 ここまで、読んだだけでワクワクしてきました。 十二組の小説家二人の対談を若林正恭さんが、司会をして最後にテーマに沿ったオススメの一冊を尋ねるという形式です。 仲の良い作家さん同士、ライバル関係、ご夫婦まで色々なお二人が登場します。 最多登場は、西加奈子さんで、三回登場されています。 作家さんの対談も面白かったけれど、司会の若林さんも面白かったので、ご著作を読んでみたいと思いました。 オススメ本も読みたいですけど、一番読みたいと思ったのは、対談された作家さんで、まだ読んだことのない方の本でした。 結構分厚い本ですが、肩ひじ張らずに気軽にサクサク読んで楽しめる本です。

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    投稿日: 2019.05.16
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    だいぶよかった 人間が好きなのか嫌いなのかはよくわかんないけども、みなどこか繊細で特別な視点を持っていて、でも普通の人みたいなとこがある 平野啓一郎も言っていたような分人的なパーツの一つ一つが組み合わさって作家は形作られていて、またそれだけじゃない分人の隙間に入り込むよくわからないエネルギーがその人(作家)らしさを決定付けている 本を紹介するのは難しいし、いままでも苦手だなあと思ってきた 楽しいとか、その本のどこが好きなのを分析すると熱が下がってしまいそうであんまりやりたくないとおもっているのかもしれない でも紹介されるのは好きなのでワガママだわ、とも思う。 よみたくなる本がたくさんあって、人生はたのしい あと、一回でわかってもらいたいのよく分かる 若林さんみたいに種くらいにとどめたい すぐカッとなったり泣きたくなったり飲み過ぎるのは本当に負荷がかかる

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    投稿日: 2019.05.07
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    小説を書くひとたちの話が、どうして若林さんが間に入るとこんなに興味深く面白くなるのか、不思議です。 ある意味「へんなひとたち」の話なのですが、才能を持ったほんのひとにぎりの人たちを、取り立てて際立った才能のない人間の側から見ると、何が「ふつう」なのかよくわからなくなってきます。 こういう企画をもちかけた若林さんも、 それを実現した佐久間プロデューサーもすごい。 単なる本の紹介本でもなく、 宣伝本でもありません。 本好きの方、必読、かも。

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    投稿日: 2019.05.05
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    BSジャパンでこんな番組やってたのかー。 オードリーの若林さんが作家2名を呼んでのトーク。 分厚いけれどすらすら読めて、でも内容は濃かった。 出てくる作家の作品を私がほとんど読んでいない、というのは問題だが。 「マイルール」がそれぞれ一筋縄ではいかないところが面白い。 「人にされて嫌なことはしない」という当たり前に聴こえる言葉も 好き嫌いが多様化している中では、自分中心の考えにもなる、 というのにハッとする。

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    投稿日: 2019.04.24
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    番組を知らないけれど、読み物としてものすごく面白い。小説を読み漁りたくなる。様々な考え方の人が互いを認めながら知り合おうとする、あたたかい世界がそこにある。

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    投稿日: 2019.04.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    やっぱり作家さん(若林さんも含め)は面白い人が多い。特に村田沙耶香さん。ちょっと心配になるレベル。気持ちが分からなくもないけど。 嫌な事好きな事を包み隠さず(勿論全部ではないと思うが)赤裸々に公言できるのがすごい。自分に正直に生きたいなと思った。 「『人の為に』しない。『人の為だ』と言わない。自分が好きな事、できる事をしてそれが結果的に人の役に立ててたらいい。経済の流れを見ても、ボランティアでも100%人の為になんで出来ない。人は自分の為に合理的な行動をとる。」

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    投稿日: 2019.01.16
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    作家同士の飲み会、なんて楽しそうなんだろう! いっぺんに何人もの本を同時に読んでいる感覚なのかなぁ。 なかなか印象に残る作家のエピソードもありどの対談も面白かった!スマホばかり見ていないでもっともっと本を読もうと思った一冊。

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    投稿日: 2018.12.14
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    縺薙?逡ェ邨??∬ヲ九◆縺九▲縺溘↑縺ゑシ√が繝シ繝峨Μ繝シ闍・譫励¥繧薙→菴懷ョカ縺輔s縺溘■縺ョ蟇セ隲?分邨?r譛ャ縺ォ縺励◆繧ゅ?縲りヲ√?蜊倥↑繧矩尅隲?シ育ャ托シ峨r菴懷ョカ縺輔s縺溘■縺梧オ∫浹縺ョ險?闡蛾∈縺ウ縺ァ蛻?j蜿悶▲縺ヲ縺?¥縺ョ縺碁擇逋ス縺??ゆク悶?荳ュ縺?m繧薙↑閾ェ諢剰ュ倥d縺昴?蟇セ蜃ヲ豕輔′縺ゅk縺ェ縺ィ諤昴▲縺溘?ゅ>繧阪s縺ェ繝槭う繝ォ繝シ繝ォ縺ョ邏ケ莉九b縺ゅk縺ョ縺ァ縺吶′縲∬凶譫励¥繧薙?縲御サ頑律繧上°縺」縺ヲ繧ゅi縺翫→縺吶k縺ィ蜿」蝟ァ蝌ゥ縺ォ縺ェ繧九?阪▲縺ヲ縺?≧縺ョ縺後↑繧九⊇縺ゥ縺ィ諤昴▲縺溘?

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    投稿日: 2018.12.11
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    うわぁ、すごく面白かった! BSもテレビ東京も写らないので知らなかったけれど、この番組は面白かっただろうなぁ。 若林さんの本好きは知っていたけど、適度な相槌と押し付けすぎない自分なりの解釈を補足したりと、頭の良さをうかがわせる司会者ぶり。彼のエッセイも読んでみたいです。 ここに出られた作家さんたちの著書は、読んでいたり読んだことはなかったりと半分半分くらいだけど、みんなどこかしら吹っ切れているところがいいなぁと思いました。 わたしも、彼の人たちのように、心を自由にして生きていきたい。

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    投稿日: 2018.11.25
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    小説家同士の対談集(BSの番組の書籍版) 様々な世代、性別の小説家の私生活が窺えて面白い。 小説家が書いた文章は時間をかけて厳選された言葉であり、 日常的に話す言葉はもっと粗く、不完全なこともある。 特殊な職業で特殊な日常生活を送っているため、 小説以外では奇抜な価値観や振る舞いもあり、とても興味深い。 小説家の先輩後輩関係なども小説を楽しむ異なった切り口として面白い。 (例えば朝井リョウ、柚木麻子、窪美澄の3人が同期)

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    投稿日: 2018.11.23
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    若林氏と作家との対談の様子。 若林氏のお人柄によって有名作家達の本音がバシバシ引き出されております。 敬遠しがちだった作家の素顔がのぞけて一度作品を手に取ってみようと思えました。 若林氏の外見と違う内面の鋭い部分も良くでております。 天才だと思われる作家であっても目線や感情は凡人と重なる部分が少しでもあるのだと教えてもらえる一冊。 本が好きな人はぜひ手に取っていただきたい。おすすめ。

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    投稿日: 2018.11.09
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    作品より先に作家の方の人間性に触れて、 「この人の本なら読んでみたい」という様なことは 個人的に良くあるので、こういった本があって 名前くらいは知っている程度の認識だった、 いろんな作家の方の人間性が垣間見えるのは とても面白いです。 角田さんの九九の話がとてもいいですね。

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    投稿日: 2018.10.07
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    オードリー若林さんが様々な作家と対談する本。 さすが作家さんだけあって、皆さま個性的です。 中にはこれまでなんとなく苦手かもと避けていた作家さんやここで酷いこと書いちゃった作家さんもいらして、ごめんなさいと思いつつ、でもそういった方達の話も面白く読ませていただきました。 色々な思いをしながら作品を世に送り出してくださっているのに、好き嫌い言って申し訳ない気もしますが、こればかりは相性も好みもあるから仕方ないんですよね。 こちらの本で興味がある作家さんも見つけたので、また読んでみたいと思います。

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    投稿日: 2018.09.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    長嶋「本でも、「本棚を見るとその人の個性がわかる」と言うじゃないですか。嘘だと思います。友達が旅行先で買ったやつとか、自分のセンスとは違いお土産をくれるときがあるじゃない?そういうものを、自分のセンスと無関係に、もらった縁で飾る人が好きなんです。「あなた、こんなセンスなんだ……」みたいに思わない、っていうことです。逆に、全部完璧なセンスにしている部屋を信用しない。普通に生きていたら、ノイズのようなものをもらったりするはずなんですよ」(pp.81-82) 角田光代「そのとき気づきました。小説は人を救わない。少なくとも、わたしは小説で救われたことはないって。それで伺いたかったのは、お仕事と自分が救われるものは関係があるのかないのかということ」 若林「なるほどねえ。今は猫ですか?」 角田「猫がいれば頑張れます」 若林「それはどういうときに?」 角田「「この子を残して死ねない」と思うとき。あとは。すっごく辛いときに、夢でまでうなされて、ふっと目を開けると、猫がわたしの胸の上でスウスウと寝息立ててたりすると、帰ってこれた、生還できたって思います」(p.264) 西加奈子「正義って優しくないもんね?」 若林「自分のことを完璧に「善」だと思っている、その勢いが怖い」 西「他人を糾弾するときの人の目って、ガーッと見開きすぎて真っ黒なんだよね」(p.272) 角田「西さんの書かれることは、小説の本質じゃないかなって思います。本当の悪人もいないし、善人ぶっている人もいないし、悪いけど、悪いだけの人もいない。それを配分していくのが小説だと思っています」(p.273) 西「”誰かを傷つけている”と自覚して書く」(p.278)

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    投稿日: 2018.09.22
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    異世代の人が理解しあうのにオススメ/朝井リョウ,西加奈子 →シェア/加藤秀行 憧れの人やスーパースターにまつわるオススメ/長嶋有,西 →エドウィン・マルハウス/スティーヴン・ミルハウザー ネットとの付き合い方がわからない人のため/長嶋,朝井 →あなたを選んでくれるもの/ミランダ・ジュライ 変態の気持ちがわかるかもしれない/村田沙耶香,加藤千恵 →恋愛小説集/岸本佐知子 肩の力を抜きたい人/平野啓一郎,山崎ナオコーラ →高瀬舟/森鴎外 私とは何か「個人」から「分人」へ/平野 夫婦で読む/佐藤友哉,島本理生 →死の棘/島尾敏雄 世界の実相を掴みたい人/羽田圭介,藤沢周 →辻/古井由吉 悩める20代の道を照らす/海猫沢めろん,白岩玄 →砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない/桜花一樹 電車内でマナーの悪い人に遭遇し迷惑を被ったときは、人ではなく虫だと思ってあきらめる/文則 自意識をなんとかしたい/中村航,中村文則 →きりぎりす/太宰治 猜疑心に苛まれる/窪美澄,柴崎友香 →村に火をつけ、白痴になれ/栗原康 ズルしたくない/角田光代,西 →輝ける闇/開高健 他人に寛大になりたい/尾崎世界観,光浦靖子 →ライン/村上龍

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    投稿日: 2018.09.05
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    オードリー若林が司会で小説家さんたちとのトークバラエティを書籍化した物です。勝手に小説家さんは真面目で堅いイメージがありましたが、良い意味で大きく裏切られました。少し(?)変わっていてもっと知りたいと思う不思議な魅力がありました。書いている人を少し知った上で読む本は、普通に読むよりも面白いと思います。本好きには堪らないこの番組をリアルタイムで見たかったです。

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    投稿日: 2018.07.29
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    やっぱり小説家って面白い方がたくさんなんだなーと感じながらも、やっぱり小説家も同じ人間なんだなって人間臭さを感じる部分もあって新鮮だった。 小説の言葉で人を傷つけているのを承知で、その責任をすべて負いながら小説を書いているというのには驚きだったし、人それぞれの感覚や意見に怯えながらでは良い小説もできだろうし、書きたいことも書けないという部分にはすごく賛同できた! TV番組の方で見れたらもっと面白かっただろうなと思ったし、またいつか同じ企画をしてほしいなと思った。

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    投稿日: 2018.07.23
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    オードリーの若林さんはかなりの読書家として有名ですね。 仲の良い小説家とのトークを番組にしてしまったというのが、あとがきにも書いてあったように、いまどきの高年齢化した視聴者のことを考えると快挙なんではないでしょうか。 出てくる小説家は皆最近の小説家としては有名な人だと思います。(6,7割方しか名前知らなかったけど。そして登場する方々の小説をほとんど読んだことないことに気付いた。読んだことあるのは、藤沢周、長嶋有、平野啓一郎、羽田圭介くらい。。。いつか読まねば。) その錚々たる小説家たちと、ある意味ショーもない話題も含んだ砕けたトークをできるというのが若林さんの真骨頂なのでしょう。 個人的にはもう少し突っ込んだ文学談義を聞いてみたいというのがありましたが、そもそもはTVですからね。趣旨も違うのだろうし。 また、小説家さんたちが意外と交流があるというのも現代的だなと思いました。 尾崎世界観という方の回がやはり少し毛色が違う気がして(久しぶりにロッキンオンジャパンとか読んでる気分になりました)なんで、ド直球の小説家にしなかったのかなと少し不思議でした。

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    投稿日: 2018.07.22
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    BSジャパンで放送していた、いやまだ放送中なのかな? 文筆系トークバラエティの再録本。 オードリー若林さんと、多彩な作家さん達との、抱腹絶倒なトークの数々。 作家さんのキャラも、そりゃもう筆舌に尽くしがたいほど可笑しいんだが、聴き手の若林さんの、適度なよいしょとまぜっかえしが、作家さん方に対する愛情に満ちていて、気持ちが良い。 各章に挿入されている作家さんのマイルールや、質問、脚注の配置もキャッチーで楽しく、大笑いしてる間に読めてしまった。

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    投稿日: 2018.07.10
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    変でいいんだって、思える対談集。 小説家って、生き方としても、救われる。 若林さん、尖っててめっちゃいい。 後書きの佐久間宣行さんもいい。

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    投稿日: 2018.06.26
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     オードリー若林正恭さんは、アメトーークの読書芸人の会にも何度か出られているように、読書をこよなく愛している。文庫本の解説や、帯などにも若林さんの名前が見られますが、その読書家の若林さんが数々の作家をゲストにトークした番組『ご本出しときますね?』を書籍化したもの。  作家さんに対して、堅いイメージを持っていたのですが、とても面白い人々だなあと感じました。  西加奈子さんのトークがめちゃめちゃ面白かったです。  『コンビニ人間』の村田沙耶香さんは、あれだけ売れても週三日コンビニのバイトをしていて、バイトの日の方が筆が進むとのこと。  ほかにも作家さん同士の関係だとか、小説を書くときのこととか、作家さんたちの姿の断片をみられたような気がしてよかったです。  個人的には未読の作家さんも多かったため、これをきっかけに読んでいきたいと思いました。

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    投稿日: 2018.06.16
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    本当に面白くて一気に読んでしまいました(^o^) みなさんの小説を買って読んでみようと思いました(^o^)♪

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    投稿日: 2018.05.27
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    次から次へと、読みたい本は現れて いつも一生かかっても読み切れないほどの物語が 本屋さんには溢れている。 こんなに、面白い物語を生み出してくれる作家さんという生き物は 一体どんな人たちなのか。。。 その辺りが知りたくてエッセイを読んだりもするのだけれど この本は、そんな思いに200%応えてくれた本でした。 エッセイなどでは絶対に垣間見れないであろう 作家さんたちのぶっ飛んだ姿、、、(笑) どの作家さんたちもかなり赤裸々な思いを吐露していて、これは司会の若林さんの会話の巧みさによるものなのでしょう。 それにしても、作家さんて・・・やっぱり普通じゃないんだわ。 ややドン引きしつつ安心しました(笑)

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    投稿日: 2018.05.14
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    作家さんがどんな人なのか知ることができて面白い! 高尚なことを考えてるわけじゃなく、普通の人間なんだなと親近感がわいた 存じ上げなかった作家さんも多かったけど、長嶋有さんと佐藤友哉さんが特に気になった それぞれの作家さん自身の作品も、その作家さんが紹介してる作品も読みたくなった 若林さんのトークの回しも上手いな

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    投稿日: 2018.04.15
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    オードリーの若林さんが今人気の作家さんをふたり迎えて鼎談するというテレビのバラエティを書籍化したもの。 かなり楽しかった~。 超インドアな自分にとって作家さん達はスターなので、2人も一辺に集まるとソワソワする(笑) 話の内容は多岐にわたり、結構くだらないことも多い。 でもそれが超面白いんだなっ。 皆さん個性的でそれぞれに興味深かった。 特に周りの人に愛されているのが伝わってくるのが村田沙耶香さんと中村航さん。 村田さんは‘クレイジー沙耶香’と呼ばれているそうだけど、よくよく話を聞いてみるとそんなクレイジーじゃない気がする。めちゃくちゃ優しくて正直なだけじゃんと思った。 西加奈子さんが「わたしの一番の宝物」と言っているのも分かる。 中村さんの小説は読んだことなかったのですが、ご本人が面白すぎたので今度読んでみようと思う。 いじられ系愛されキャラでいまいち掴めないところが面白かった。意識的に自分の自意識が薄くみえるような発言をしているのかな~。 まあ、私程度の人間に他人の事などわかりゃしないのですが。 ホスト役の若林さんは最近恋愛報道があった。 たまーに恋バナもされるので「もしやあの人との話では?」とドキドキ。 鼎談の終わりにその回のテーマとなった本を選んでおすすめしてくれる。 トークの和気あいあいとした雰囲気に読んでるこちらも気分がよくなって思わず『読みたい』に登録してしまった。 続編でないかな~♪

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    投稿日: 2018.03.31
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    作家の生態系(?)を赤裸々にインタビューした本。語弊がかなりあるが、そんな感じの本。 真面目な本書いている人が実はお茶目だったり、エゴサするとかしないとか。作家の色々な側面が見られて面白いと思った。また作家同士の横の繋がりが見えたのも新しい発見。 朝井リョウ・柚木麻子は同期なので、お互いにライバル視しているらしい。そんな二人だが、読売新聞で柚木麻子の新刊「Butter」の書評を担当したのは朝井リョウだった。彼は一体どんな顔をしながら、あの書評を書いたのだろうか…。

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    投稿日: 2018.03.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    オードリー・若林くん+作家さん2人との対談の テレビ番組の内容を書籍化した本。 ・対談、質問 ・マイルール ・オススメの一冊で構成されている ■村田沙耶香  自分の事を観察してくるコンビニ店員が嫌い。 ■中村文則  電車内とかでマナーの悪い人に遭遇し迷惑を被ったときは  その人は人ではなく虫だと思ってあきらめる ■角田光代  嫌いなことをノートに書いていれば、口に出さなくて済む 等など 興味深い対談内容が綴られている

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    投稿日: 2018.02.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    (2018/2/13読了) 番組で見たかったな。 好きな作家さんがたくさん。普段の顔が見れて面白かった。作家さんでも普通の人間。でも変な人が多いね。 平野啓一郎さんの分人主義には、どこか救われた気持ちになった。それでいいんだ。 (内容) 小説家って面白い!無類の本好き芸人・オードリー若林正恭と、20人の作家たちが“自分のルール”を語りつくす。大人気番組、ついに書籍化! (目次) はじめに 若林正恭 第一回 異世代の人が納得しあうのにオススメの一冊(シェア/加藤秀行) 朝井リョウ×西加奈子 第二回 憧れの人やスーパースターにまつわるオススメの一冊(エドウィン・マルハウス/スティーヴン・ミルハウザー/岸本佐知子:訳) 長嶋有×西加奈子 第三回 ネットとの付き合い方がわからない人のためのオススメの一冊(あなたを選んでくれるもの/ミランダ・ジュライ/岸本佐知子:訳) 朝井リョウ×長嶋有 第四回 変態の気持ちがわかるかもしれないオススメの一冊(変愛小説集/岸本佐知子:編・訳、変愛小説集 日本作家編/岸本佐知子:編) 加藤千恵×村田沙耶香 第五回 肩の力を抜きたい人にオススメの一冊(高瀬舟/森鴎外) 平野啓一郎×山崎ナオコーラ 第六回 夫婦で読むのにオススメの一冊(死の棘/島尾敏雄) 佐藤友哉×島本理生 第七回 世界の実相を掴みたい人にオススメの一冊(辻/古井由吉) 羽田圭介×藤沢周 第八回 悩める二十代の道を照らすオススメの一冊(砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lolypop or Bullet/桜畠一樹) 海猫沢めろん×白岩玄 第九回 自意識をなんとかしたい人にオススメの一冊(きりぎりす/太宰治) 中村航×中村文則 第十回 猜疑心に苛まれる人にオススメの一冊(村に火をつけ、白痴になれ/栗原康) 窪美澄×柴崎友香 第十一回 第十二回 ズルしたくない人にオススメの一冊(輝ける闇/開高健) 角田光代×西加奈子 特別鼎談 他人に寛大になりたい人にオススメの一冊(ライン/村上龍) 尾崎世界観×光浦靖子 おわりに 佐久間宣行(テレビ東京プロデューサー)

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    投稿日: 2018.02.13
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    とにかく読みやすいので、読み終わるのに1日もかからない!作家さん方のびっくりするような発言と若林さんのツッコミが最高におもしろかったです。テレビでやっていたのを知らなくって観たことがなかったので本当に残念です。俄然、コンビニ人間の作家さんに興味が湧きました。笑

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    投稿日: 2018.02.11
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    今のこのタイミングだから、わかるなぁ、 ということがある気がする。 西加奈子はおもろいけど。。。

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    投稿日: 2018.02.04
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    オードリー若林くんがいろんな作家と話をする番組の書籍化。 若林くんには元々全然興味なかったけど、何年か前に社会人大学人見知り学部卒業見込みを読んで、それからすごく見る目が変わった。お笑い芸人としてはもひとつパッとしないけど、これからますます可能性を感じさせる。 この作家さんとのトークも面白くて、西加奈子さんも朝井リョウさんも、正直私はあんまり好きな作家じゃないけど、自分と違うからこそ面白いんだよなーって改めて思った。 特に私が最初に読んだ西加奈子さんの「さくら」で、主人公の兄が自殺してしまって、私はもうすっごくその下りが嫌で、それ以来ほとんど読まないようにしてるぐらいだけど、西さんも死なせる事なかった、と後悔してるって言ってて、それを知っただけでもこの本を読んだ価値があったな。 紹介されてる本をまた読んでみたい。

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    投稿日: 2018.02.01
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    オードリー若林さんと作家さんが本と生き方について話すトーク番組「ご本、出しときますね?」を書籍化したもの。 朝井リョウ×西加奈子×若林正恭…というような鼎談スタイル。 仲良しなのか、みんな自由なのか、読んでいて意見や言葉がそれぞれに個性があって、ゆったりしていて、軽快で、読んでいて楽しかった。 この言葉を使わないとか、書ける日書けない日があるとか、他人が売れると悔しいとか、遠いところにいる作家さんが身近に感じる話がたくさん。 村田沙耶香さんや中村航さんはちょっと雰囲気が違って、極端なところがつっこまれていたりして。自分とは違うけれど自分にないものがあって、面白くていいなーと好感を持って読んでいた。 ただただ、楽しいお茶会に参加して話を聞いたような感覚。リラックスして。 でも、刺激的な言葉があったり、考え方がひっくり返されたり、新しい見方を知ったり、ワクワク満載。 作家さんが好きになって、その人の本や、その人が紹介する本が読みたくなる。 人の多面性を認めるって、心に残った。 今日わかってもらおうとしない、というのも。

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    投稿日: 2018.01.10
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    本の分厚さに読む前はびびってたけど、読み始めたらあっと言う間に読めてしまった。そのくらい面白く読めた。テレビでやってた時にはまた別の空気感というか場の雰囲気みたいなのもあったと思うからそっちのパターンも観たかったなと思わせる対談がいくつもあった。 オードリーの若林サンと作家さんのやりとりが面白いだけじゃなく人間性?というか深いところをさらけ出し合ってるようなやりとりもあって読んでて為になる事もいくつかあったし共感出来る事もあった。特に人見知りは結局経験値で段々薄れてくみたいなところはなるほどと思った。

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    投稿日: 2017.12.25
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    20171224読了。 読んだきっかけははてブで誰かが紹介してたから。 若林と作家との対談番組の書籍化。 番組は残念ながらみたことないけど、本はおもしろかった。 作家の顔や性格は、本の内容に隠れて意識することは普段ない。 だけど、作家自身がどうものごとを考えているのかというのをシリアスではなく、雑談のような感じで語ってあって原寸大と人間として知れる。 登場した作家さんのうち、著作を読んだことない人も多かったので、ゲートウェイとしてもとても良かった。 こういうテーマの本がほかにももっとあればよいのに。

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    投稿日: 2017.12.24
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    小説家って面白い!無類の本好き芸人・オードリー若林正恭と、20人の作家たちが“自分のルール”を語りつくす。大人気番組、ついに書籍化! 番組は見たことがなかったけど、エッセイが面白かった若林さんや、好きな作家さんがたくさん出演していたと聞いて、読んでみたくなった。 結果、読んでよかった! 小説家って、頭のいい人たちだと思っていたけど、変なこだわりがあったり、よく考えずに行動したりするんだなあと面白かった。 若林さんの話題の振り方、流し方がうまいからなのか、会話のテンポが良くて読みやすい。 これ、テレビで見たかったなあ。

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    投稿日: 2017.12.03
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    番組の書籍化。TVで観たはずなのに活字になってもめちゃくちゃ面白い。手に取ったことのない作家さんもいらっしゃったので、この機会に読んでみよう。セカンドシーズン放送希望です。

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    投稿日: 2017.12.01
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    オードリーの若林さんがホストで作家さんたちとの対談をまとめた本。 どの作家さんたちも個性が豊かで面白い。 堅苦しさのない対談で楽しみながらあっという間に読んでしまいました。

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    投稿日: 2017.11.30