
総合評価
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powered by ブクログ日本人ほど食事にこだわる民族は確かにいないだろうと思う。 フレンチのテーブルに味調整用の調味料が無いが、日本の和食のお店のほとんどには七味や醤油などの調味料が置かれている。 言われてみれば、確かにそうだった。15カ国ほど旅したが、提供された料理を自分で調整するのは中国ぐらいだと記憶してる。しかし、日本程充実した量でも無いかな。 それにしても、成毛さんの風貌から福の神というのは非常に納得しまう部分もあった笑 大会社での社長をするには、それ相応の運も持ち合わせているのかもしれませんね。 全体を通して、高い料理だから良いというわけでもなく家庭で食べる料理を大切にしているところに食に対する愛を感じる本でしたね。
0投稿日: 2022.01.05
powered by ブクログやはり一流の仕事人は様々ことにこだわりを持つ。食もその一つ。また著者が高価なディナーなどの店ではなく、庶民的な居酒屋を好むことが共感に値する。署の中に紹介されていたえびゅんラーメンは早速購入し食べてみた。美味しかった。次は燻製醤油を試したい。
11投稿日: 2021.04.25
powered by ブクログ著者らしい独断と偏見の料理本。 いいんじゃないでしょうか。好みは分かれると思いますが。 お腹すいている時には読まない方が良いでしょう。
0投稿日: 2020.12.28
powered by ブクログ著者は実業家の成毛眞である。 ビル・ゲイツの片腕として米マイクロソフトの日本支社長を務め、最近ではインスパイアだのスクウェアだの、何だかリッチに聞こえるビジネスを次々と展開してる、あの成毛眞である。そんなセレブなお方に「コスパ」なんて言われても、自分のような庶民には.....などと思いきや、これがどうも手の届きそうなメニュー・食材のオンパレードで安心して読める~! 北海道のご出身という事でジンギスカンと毛ガニには無限の愛情を注ぐ著者であるが、吉野家の牛丼や東銀座にある日本最古のインド料理店「ナイルレストラン」の看板メニューも見落とさない慧眼(けいがん)には感服する。その一方で「栗大福とバーボンが絶妙の相性」というパイオニア的感覚は、漫画家の東海林さだお氏が週刊朝日に30年以上も連載しているエッセイ・『あれも食いたいこれも食いたい』に通じる【スピリッツ】を感じさせる。結局は好きなモノを買って「家で食べる」のが最高のコスパ飯という「オチ」にはなぜか安心させられる。
0投稿日: 2020.12.12
powered by ブクログ・えべちゅんラーメン:ラード+豚バラ肉+もやし(P75) ・そば:「山本かじの 十割そば 芯せいろ」、「永坂更科 御前そば」、「永坂更科 太兵衛そば」(P112) ・つゆ:にんべん「つゆの素 ゴールド」 ・砂糖:カップ印のきび砂糖、料理党三温糖、阿波和三盆 ・塩:アルペンザルツ(SKWイーストアジア)、「レッドモンド リアルソルト」、「ダイヤモンド ソルト ウィズ サマートリュフ」、「シベリア岩塩」 ・料理酒:こんにちは料理酒 ・ごま油:芳醇胡麻油 ・油:こめ油(築野食品工業) ・オリーブオイル:マンティア エ アヴェア社 ・バター:カルピスバター ・包丁:龍泉包丁 ・サプリメント ・ハンバーグ:ためしてガッテンレシピ ・カレー:栗原はるみレシピ、佐賀黒毛和牛カレー
0投稿日: 2020.04.03
powered by ブクログこの本は一見、成毛さんの"食に対する思いを綴った本"にみえる。ある図書館での分類は"食"のコーナーにありました。(笑) 実のところ成毛さんが他実用書で述べられている事を彼の食に関する考え方で体現した実例集の本であろう。 成毛さんは"美味しい店の味"を自宅でより自分の好みの味としてバージョンアップするプロセスを愛してる。 帰宅してから自分で味を再現しようとすると、味わい方も変わってくる。いろいろな味を丁寧により細心に味を感じようとする(インプット)。自宅で全て自分好みで再現(アウトプット)する。"美味しい店"より美味しい味を楽しむのだ。 細かな事まで気づくので、疑問があれば調べまくっているのだろう。様々な彼の食にまつわる考え方が述べられてる。この方は、ゲーム世界にいたなら細部までしゃぶりつくす方になっているに違いないと思ってしまう。 成毛さんは、かつて日本マイクロソフトの社長だった方で、現在は書評サイト「HONZ」の代表を務めている。 この本は、成毛さんの行動を通し彼の考え方を学びたい方にはピッタリの本であろう。それ故に、食のウンチクを知りすぎている方には物足りなかったり、あるいはただ食の趣味が合わない方もいると思う。本の評価はわかれるに違いない。 ちなみに本に紹介された"牛めし弁当"と"イベリコ豚重 "を早速美味しく頂きました。成毛さんの好みの味がわかった気になりました。
0投稿日: 2019.11.28
powered by ブクログかなり独自の価値観が反映された文章で、大企業の社長でありながら高級食材や高級な外食店にこだわることなく、レトルトや出来合いのもののレベルの高さや日常的な食事の良さも多く描かれており、抵抗なく読み進めることができると思う。ただし本当に、個人の色に関する趣向を書いた本と言う感じなので、専門的な知識や理論を学ぶと言うよりは、完全にエンタメとして捉えたほうがよさそう。 ただこういった視点だからこそ、普段色に関する理論や栄養学に触れていては見失いがちな、なぜ健康を乱す必要があるのかとか本当に素晴らしい食生活とはどのようなものかということについてまた違った視点から再認識させられるきっかけにもなるかもしれない。
1投稿日: 2019.10.17
powered by ブクログ家庭で如何に美味しい=自分好みの食事をするかということを考えぬいて その手法やおすすめの料理、調味料などを紹介する。 必ずしも高級有名店に行かなくても 自分の家の方が自分好みの味付けでリラックスして食べられる。 外食の目的は飽くまでそのためのヒントを得ることである。
0投稿日: 2018.11.23
powered by ブクログ成毛氏にとって初の食にまつわる本です。と言ってもグルメ本ではなく、牛めし弁当が美味いと思ったら、では一番美味い牛めし弁当はどれなのか、と3年近くの時間をかけてデパ地下などの牛めし弁当を食べ比べるなど、本当に個人的な食のこだわり満載の本。 こういうこだわりがビジネスにも生きているのでは。と思います。 上り新幹線の美味い弁当は、京都駅新幹線上りホームの10号車停止位置近くにあるパークコーヒーのミックスサンドが絶品とのプチ情報もあります。
0投稿日: 2018.06.18
powered by ブクログこの本でも取り上げられ、巷でも耳にしますが、無印良品のレトルトカレーは好評のようです。食べたことない。
0投稿日: 2017.12.31
powered by ブクログ途中までは面白い。後半がつまらないという訳ではないが、前半の最高の牛めし探しなどに比べると、後半のインパクトが弱く感じる。
0投稿日: 2017.12.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
またしても食関係の本です。 作者が牛めしを食べ歩いてどこが美味しいかなどの記事も面白かったのですが、ジンギスカン等の北海道ならではの料理にスポットを当ててくれていたのがとても面白かったです。大学から約10年北海道に住んでおり、両親が北海道人だったという経歴から、北海道料理を特集してくれるととても懐かしい気分になります。 あと、卵かけごはん。美味しいですよね。この本に載っていた卵の白身をあつあつのご飯に乗せて、メレンゲ上になるまでご飯と混ぜてから黄身をのせ、黄身を混ぜないで食べるというのがとってもおいしそうでした。ご飯の熱で少し固まりそうになっている白身が美味しそうで…。関係ないですが、半熟の目玉焼きを作ってどんぶり飯に乗せて醤油を一たらししてかっこむのも私は大好きです。卵かけごはんの別バージョンと言う感じで。 作中に出てくる燻製醤油が気になります。これで卵かけごはんしたら美味しいでしょうね。思わず米を焚いてしまいそうになる本でした。
0投稿日: 2017.08.06
powered by ブクログ敬愛する成毛眞氏の、ちっとも勧められない本。 -------- 敬愛する成毛眞氏には、WEBサイトや書籍などで、いつも面白い本を紹介してもらって感謝している。 だが残念ながら、この本はちっとも面白くなかった。と言うより、ねらいが理解できなかった。 模倣すべき味探しと、家でのよりよい再現というプロセスを愛している、という冒頭の、そこはわかる。僕もそれと近いところがある。だが、「わかる」のはここまでだった。 食べ物の話は、やっぱり読んだ人が、これ食いてえなあ〜と思うことが絶対的に必要だと思う。だが本書にはその魅力がない。なぜだろうか。 登場する食べ物のほとんどについて、うまさそのものの表記が少ないのだ。うまくて嬉しかった、うまいものに会えた、ということの記述に埋もれてしまっている。うまい飯の話ではなく、うまい飯を探す俺、の話なのだ。 あえて意味を探してみよう。絶対化と相対化ということであろうか。 外食で出会った絶対的な飯を、我が家という場所から相対化する。 うまい飯という絶対的な存在を、自分という存在から相対化する。 …こんなの絶対と相対じゃねえか。 たとえば著者が本を紹介すれば、それは読みたいと思うものだし、博物館だってどうしても行きたくなるようなものだった。となると、僕が食い物にだけ特別なフィルターを持っているのか(そうかもしれないが)… ちっとも面白くなかったと書いたが、「流しのコロッケ売り」は、ちょっと面白かった。ただうまいものを探した、見つけた、という話よりも、やはりそこに何らかのストーリーを求めたくなるのが人ってものだ。 それにしてもタイトルも帯も、全然中身を表せていない。そして「うまい」という言葉が大量につかわれているが、これもまた、絶対か相対か…うまさを、人格として表現してほしい、と勝手ながら思う。きっと、それがねらいの本じゃあないんだけれど。
0投稿日: 2017.07.18
powered by ブクログ日本のマイクロソフトの社長だった人の本。そういう人だから高くておいしいものもいろいろ知っていることを踏まえ、安いものだからダメということはなしに、本当においしいものは何だ?という著者のこだわりが満載。 マルちゃんの焼きソバやサトウのごはんもコンビニ飯も、いいものはいいのだと。 調味料へのこだわり、地方にしかないものも多数挙げてくるところは、やはりグルメなんだなと思う。 外で食べたおいしいメニューを家で再現しようすることが珍しくなく、そしてやっぱり家でご飯が一番というところは好感を持てた。 値段の割に○とか×という話はほとんどない。タイトルからするとそれを期待する人もいるかもしれないが、私はそんなセコい話は読みたくないのでこれでいい。
0投稿日: 2017.06.25
powered by ブクログマイクロソフト元社長の美食に関しての見解。 うまいものは必ずしも高いわけではないという筆者の意見に沿って、筆者なりのうまいものを紹介してくれる。 外食する際にはどうすれば自宅で再現できるのかを考えながら食べるという筆者らしく、自宅での美食の食べ方やおすすめの調味料も紹介してくれる。 いくつかは本当に美味しそうでうちでも試してみたくなりました。
0投稿日: 2017.05.01
