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これが答えだ! 少子化問題
これが答えだ! 少子化問題
赤川学/筑摩書房
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総合評価

8件)
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    図書館に無し。 福岡県立図書館から取り寄せ。 女性は自分より高学歴、高収入の男性と結婚したいという傾向がある、これをハイパガミーという。 ハイパガミーと男女均等と格差対策として少子化対策は、クアドレンマとして、両立し得ない。 ハイパガミーは、生物進化論的な現象とすれば、避けられない。 だとすれば、少子化は手の打ちようが無いことである。 あとはそれを受け入れた上で、どのような社会になれば良いかを考えるべきだ、というのが筆者の主著だと思われる。 結局、筆者は少子化を受け入れ、それでも社会が回っていくようなしくみを考えなければならないとする。

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    投稿日: 2025.08.23
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    少子化対策と言われている様々なことに対して、ずっと違和感を感じていたのですが、腑に落ちました。2016初版ですので8年かけて出会ったのですが、著者の赤川先生の理論に深く頷きます。最後の章「誰もが少子化対策を声高に叫ばないような日が来たときに、この日本列島においても、出生率は静かに回復していくだろう」という予言 本当にその通りだと思いました。

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    投稿日: 2024.08.20
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    少子化は結婚の遅れが原因。 夫婦の出生力に社会経済的諸条件は依存しない。 女性が自分よりも高い学歴を求めなければ解決する可能性が高い。 フランス、イギリス、スウェーデンは都市部で出生率が高い。 声高に少子化対策を言わないことが少子化対策になるのでは。

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    投稿日: 2023.11.28
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    レポート参考書として読み始めたが、基本的な国の施策を淡々とまとめようと思ってたので、これ読んじゃうとちょっとノイズになりそう…と思って、レポート書いてから読むことにしました^_^。元気な社会学者の勢いのある文章に負けてしまう。 筆者は「誰もが少子化対策を声高に叫ばないような日が来たときに、(略)出生率は静かに回復していくだろう」としてまとめているが、私は少子化対策つまり合計特殊出生率を上げるという明確な目標に向かって30年間頑張ったけど全然叶わず、それでも未だ目標を変えないのは、出生率を隠れ蓑にさまざまな社会福祉向上を進めてきた優秀な官僚の計略かもと思いました。これこそステルス政策!それで筆者の言う通り生活水準が上がり、年取っても幸せに暮らせそうという雰囲気醸成できれば子供を産むのを恐れなくなると思う。生活水準と生活期待水準の2つのキーワード大事なので忘れないように。

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    投稿日: 2023.10.10
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    巨額の税金が少子化対策のために注ぎ込まれてきましたが、改善の兆しはほとんど表れていません。 逆に、少子化対策に力を入れれば入れるほど、効果が薄れるパラドクスが。 女性が働いても子どもは増えない、希望子ども数が増えも子どもは増えない、男性を支援しても子どもは増えない、豊かになっても子どもは増えない。 今までの少子化対策がうまく行かなかった原因を明確にしてくれます。 情報の読み取り方、解釈の仕方を学ぶのにも役立ちます。

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    投稿日: 2023.04.03
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    【由来】 ・図書館の新書アラート 【期待したもの】 ・ ※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。 【要約】 ・騒ぎすぎると「期待値」が上がって逆効果。そもそも政策とか予算付けで解決できるなどと思い上がらないほうがいいでしょ。 【ノート】 ・家内も同意できる部分が多いと言っていた。 【目次】

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    投稿日: 2018.10.28
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    改めて、統計リテラシーの重要性を教えられました。 また、これから日本社会がどのような成熟をしたら良いのかについてのヒントがありました。

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    投稿日: 2017.05.21
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    タイトルと語調とは裏腹に難解な内容である。 様々な観点から「少子化」について論じている。著者の膨大な情報収集&分析能力に頭が下がるばかりである。 一度読んだだけでは消化不良になりかねないので、もう一度じっくり読みたいと思います…ƪ(˘⌣˘)ʃ

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    投稿日: 2017.03.27