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我らがパラダイス
我らがパラダイス
林真理子/毎日新聞出版
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総合評価

45件)
3.3
2
18
15
6
2
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    このレビューはネタバレを含みます。

    超高級老人介護施設での出来事を、そこで働く3人の女性自身の親の介護を絡ませながら描かれた物語。 物語の前半は、普通の女性が親の介護をするうえで起こるいろいろな人間関係の問題、トラブルが描かれており、面白みが感じられず嫌な気分にさせられて何度か読むのを止めようかと思った。この小説は毎日新聞に連載されたものらしいけれど、新聞小説だったら私は読み続けるのを止めただろう。 読み進める内に、従業員の親を偽って超高級介護施設に入れてしまうという奇想天外な展開となり面白くなってきたが、結末が介護施設に籠城して警察沙汰になるというのは如何なものか。。。自分達が警察に捕まり、今後、親の介護はどうするつもりなのだろうと、変な心配をしてしまう。 もっとハッピーエンド的な結末を期待していたのになぁ~ 「我らがパラダイス」という題名の意味も私には分からない。。。

    0
    投稿日: 2025.09.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ★★☆☆☆お年寄りの介護が大変なのはわかるが、大変だったら何をしてもいいというわけではないのもわかる。追い詰められたら自分の都合のいいように解釈し、さも正論のように振る舞う。親不孝ですね。ってこれ、最初からコメディ?コメディとしても、うーん・・・。

    0
    投稿日: 2025.08.30
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    痛快ドタバタ介護ドラマ。ちょうどわたしの母の施設探しがあったので興味深く読みましたが、親の介護問題に苦労し奔走する登場人物たちに、こちらが気が滅入る場面も。読後感はまあまあ。ちょっと読んでいて眠くなってしまったので星マイナス1。 結局、やさしい人が損をしたり苦労する。 そうかもしれないけど。ちょっと思考がかたよりすぎでは?と思うところもあり。 親想いの娘たちなんだけど、「自分がなんとかしなくちゃ」とか「こいつにはまかせられない」という頑張りすぎ感が痛々しい... もっと高齢者とその家族にやさしい社会にならないもんかな。というか、私たちも来たる老化にむけて自分なりにできることはやっておきたい。

    4
    投稿日: 2024.08.31
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    日本一の高級老人施設「セブンスタータウン」。 そこで働く看護師、介護士、ウェイトレス、受付。 そしてセレブ高齢者達。 意識のない高齢者はどこにいても同じ!それなら私の親と入れ替えちゃお!って、すごい発想。 親のためにやったことは大した罪にならないんだよ!って、お肉を野菜で包んだら0カロリー理論みたいだな。 突拍子もない話だなと思いながらも、自分の親が介護必要になって、立派だったお父さんが若い女性の体触って警察沙汰になったり、場所構わずおもらししてしまったり…娘としてつらい気持ちは身につまされた。 うちの親が迷惑かけてすみません!といくら思っていても、ゼネラルマネージャーの福田みたいに「ビンボー人が身の程をわきまえずに!」と言われたら腹が立つ。これに登場する親達だって、努力を怠ったわけではないのだ。むしろ努力して子を産み育てた人達。 その人たちが育てた子に介護看護職についてもらっておきながらひどい話だ。 ラストの学生運動に憧れてたセレブ高齢者達のはしゃぎっぷりとドタバタには、少し苦笑した。 福田はプライド高いからセブンスタータウンで問題が起こったなんて表沙汰にしないだろ!とたかを括って大胆な行動をとっていたのに、その全体が吹き飛んでしまって、もうめちゃくちゃ。 本当にこの小説新聞に連載してたのか?とすら思ってしまった笑。

    2
    投稿日: 2024.07.15
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    広尾の有栖川公園の近く、300坪の土地に建つ、超高級老人ホーム、セブンスター・タウン。入居のためには、八千万円、夫婦だと1億二千万円かかる。下の階は、自立型マンション、上の二つの階は、介護付き居室六十室、七十五床。金持ちも金持ち、人生の勝ち組とそれを捕まえた妻たちのみが入居できる施設。その施設で働く3人の女性。丹羽さつきは、ダイニング担当、田代朝子は、看護師、細川邦子は、受付で。それぞれが自分の年老いた親の事で問題を抱えている。邦子は、少しボケ始めた父親、朝子は、施設に自分から入ると言った母親、さつきは、父親が亡くなり、長年住んでいた家から引っ越さなければならず、ようやく、見つけた物件は、ペット禁止、愛犬を手放さなくてはならない状況に陥る。ある日、住人の星野喜美子が、倒れ、一命は、取りとめたものの、意識が戻らないまま介護付き居室に運ばれてくる。手続きを進めている途中で朝子は、自分の母親と星野喜美子を入れ替えることを思いつく、そして、邦子の父親も。さつきは、アルツハイマー病に罹っている、施設の住人遠藤に求婚され、なぜか施設の住人に。人生のパラダイスは、どうやったら手に入れる事が出来るのか、何もかもが至れり尽くせりの高級老人ホームがはたしてパラダイスと言えるのか、年老いていく自分の親を介護するという大変さをどうやったら軽減出来るのか、悩ましい問題は山積みだなぁー。

    0
    投稿日: 2023.03.18
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    お金があれば何でもできる。 金持ちと貧乏(主人公3人の親たちはそんなに貧乏でもなく、どちらかと言うと恵まれている方)どこまでも世界は別なんだと考えさせられた。 後半バタバタし出して立てこもり?荒唐無稽になってきて、一気につまらなくなった。 NHKのドラマは最後まで見ますけど。

    0
    投稿日: 2023.02.18
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    まもなく(2023年1月)からNHK BSプレミアムでドラマ化と云うことで、読んでみたが、私の好みではなかった。前半はまあ非常にわかる話でどんな風にまとめてくれるのかと思ったら、後半ガックリ過ぎた。残念・・・

    0
    投稿日: 2023.01.03
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    避けては通れない親の介護。介護は優しい人間が負けるのだ。結婚してたって自分の親は見捨てられない。お金がない介護はみじめだ。超高級介護施設で繰り広げられるドタバタ劇に目が離せず一気読み。お金がない人は気持ちで満足させてあげるしかないのに、それは長らくは続かないだろう。老いの格差、介護問題と色々考えさせられる話だった。

    0
    投稿日: 2023.01.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「介護は優しい人間が負けるのだ。親を思いやる心を持ち、常識や気配りがある方が負ける。」痛い言葉が、しばらく心に残ったまま。そして、気づく。誰も救い出してくれない。 最後は、ハッピーエンド? お仕着せの高級介護施設を出て、自前で高級な老人ハウスを作って住む。看護師と介護士を雇って。当然、入れるのは「金持ち」だけ? きっと邦子さんらは、きっと、呼ばれることはない。 GM福田さんの”アリとキリギリス”論が正論に思えてくるのが怖い。「年取るのもボケるのも、予想できたハズ。将来の見通しを立てて準備するのが当たり前」、と。ふと、考える。私たちは過渡期にいるのだろうか? 古き良き時代の日本はどうだったのだろうか? たまたま、私たちの時代だけが、介護の問題に直面しているわけではないでしょうに。 そして、私たちの世代は考える。このような”介護”の問題や苦労を、次の世代には持ち越してはいけない、と。そして、そのためには、介護施設充実させることではない。きっと、介護を必要としない身体(人工四肢のようなロボット)かもしれない、と。

    0
    投稿日: 2022.02.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    介護に奮闘するおばちゃん達っていう内容を想像してたんだけど、あまりにハチャメチャでありえないなぁって少し冷めました。 でも、それくらい介護というのは大変なのかもしれないと怖くもなりました。

    0
    投稿日: 2020.12.11
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    林真理子さんの介護小説、興味津々で読み始めた。 メチャクチャな突拍子もない事だらけだけど、とても痛快でそして物悲しい気持ちになった。 誰もが行く道。介護が必要になった老人たちのパラダイス、期待したい。

    1
    投稿日: 2020.06.20
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    高級老人ホームが舞台。老人をすり替えてしまったり、最後は立てこもりとドタバタな感じで???と思ったが、リアリティもあり考えさせられもした。

    0
    投稿日: 2020.01.13
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    さすが林真理子。 暗くなりがちな介護の話もこんなに明るく面白く扱えるなんて凄い! この後続きがありそうな終わり方が楽しみ。

    1
    投稿日: 2019.11.29
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    超高級介護施設セブンスター・タウンで働く3人の中年女性、看護師と看護婦と食事係は各々親の介護に一人で苦しむ。非協力的な夫・兄嫁・弟・子供たちに憤りながらも熱心に介護する彼女たちは健気だ。お金もない。追い詰められた彼女たちは、セブンスター・タウンでとんでもないことを思いついて実行してしまう。親を救おうとしていても、やっていることは犯罪である。でも、自分の親を何とかしてあげたいと願う彼女たちのことを考えると、応援したい気持ちになる。▼内容は非現実的である。でも、介護の悲惨さや、親が年をとって人格が崩壊する哀しさが伝わるとともに、最後に彼女たちのハチャメチャさ加減が諷刺的かつ漫画的で面白い。

    0
    投稿日: 2019.09.06
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    日本一の高級老人ホームで介護や看護受付でスタッフとして働く中高年女性3人。しかし、この3人は私生活で親の介護をしている。3人それぞれ介護をめぐって特有の家庭の悩みがある。老人介護の拡散に直面し、この3人がとった行動とは?

    0
    投稿日: 2019.08.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    日本一の高級老人ホームが舞台とあったからさぞやお金持ちなご老人達のドロドロ関係が描かれるのか、と思っていたら前半はそれぞれ介護の問題で追いつめられる従業員の話で読むのが苦しかった。できるだけ頑張ろうとしているのにお金がなくて報われないのはやり切れない。しかし職員で協力して親と入居者をすり替える展開になってから最後の立て籠もりまでは陽性なので読後感は軽くなった。切羽詰まってるからやっても仕方ないじゃない!と正当化しているけどいやでも普通に犯罪ですから。

    0
    投稿日: 2019.03.04
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    いつか直面するよね、この問題。 少しは考えておかないとね。親の希望を聞いておくとか。 そういや、数年前帰省した時に母親が「シュウカツしてるのよ」というから「今からお勤めするの?」と思ったことがあったけど、よくよく聞いたら「終活」だった。紛らわしい。 いつかは、他人の手を借りることになるのだろけど、こうも格差があるとちょっとズルしてもいい思いをさせてあげたいって思ってしまうよね。ダメだけど。

    0
    投稿日: 2018.10.29
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    前半の老親の介護の描写はそれぞれにリアリティを感じたが、中盤あたりかられれっ?という感じになり、後半はもうお祭り騒ぎというか、リアリティが感じられなさすぎ。 ちぐはぐ感が否めない。

    0
    投稿日: 2018.09.10
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    介護が主題の物語。最後はそんなことになるの?という展開に。そんな結末になるとは思っていなかったので、ちょっとびっくり。 避けては通れない老いの問題。考えたくないのが実際のところだけど、そうもいかない。でも避けてる現実もあって…。まだ自分のこととして考えられてなくて、他人事のように読んだけど、誰にも起こりうる話。 いつも思う。最後の時期を自分で決められないかなぁと。そんな法案ができたらいいのに。そうしたら、年金も保健も介護も解決できることがあるかもしれないのに。老いてから不幸なりたくないよ、みんな。

    0
    投稿日: 2018.07.30
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    20180706 私たちにも必ずくる親の介護の苦労話が、アップテンポで楽しく書かれている。1人1人の個性が強く、ページをめくるたびに物語りにのめり込んでいく。 損得勘定を抜きにして育ててくれた親に対して、あと何年ぐらい生きるのだから、こっちのプランにしたほうがお得とか考えてしまうのが嫌だ。 介護は優しいひとが負ける。親を思いやる気持ち、常識や気配りがたるほうが負ける。ってのに妙に納得した。

    0
    投稿日: 2018.07.06
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    2018.6.24.介護問題をユーモラスに扱った内容で途中まで…というか最後の10ページ残すまですごく面白かったが結末がなさすぎて…ガッカリしたので星二つ。

    0
    投稿日: 2018.06.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    *突然終わりを告げる、平穏な日々。「貧者の逆転劇」の結末は―東京・広尾の高級介護付きマンション「セブンスター・タウン」の受付係・細川邦子(48歳)、看護師の田代朝子(54歳)、ダイニングで働く丹羽さつき(52歳)…それぞれの家庭内で深刻な介護問題を抱える3人は、困窮していく我が身と、裕福な施設の入居者たちとの想像を絶する“格差”を前に、一世一代の勝負に出る! * 一言で言うならば…んなアホな。ハチャメチャでぶっ飛び過ぎです、真理子さん。設定は面白いと思うし、セレブを書かせたら天下一品だし、親の為に闘う姿勢は素敵だけど、後半があまりにも無責任過ぎる。題材が介護なだけに、茶化していい犯罪ではないと思うし、はっきり言って不快。娯楽としても、介護モノとしても、あまり得ることのない作品。

    0
    投稿日: 2018.06.09
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    介護に起きる問題を扱っていて考えさせられる内容かもと思ったけれど、後半はあり得ない展開。まるでドタバタ喜劇のよう。何だかがっかりした。

    0
    投稿日: 2018.04.08
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    本作は介護のお話。 たしか年末の紅白の審査員挨拶の時、今年母を亡くした的な事をおっしゃっていたので、実生活で経験した苦労や悲しみを盛り込まれたお話だと思われます。 とはいっても、マリコさんは超高級ホームに入れる財力をお持ちなのでね、そのあたりの苦労はしていないのでしょうけど、やっぱり親を看取るのは悲しい・・・ 前半は、親の病気や介護によって追い詰められてゆく描写がとてもリアルで全く他人事とは思えず、痴呆が進行した親に戸惑う様、末期がんを宣告された父のために有り金を注ぎ込む娘の気持ちなどを思って涙しました。 兄嫁に対して憤ったり、シビアにお金の大切さを考えたり、登場人物になりきって本気で思い悩みながら読みました(笑) が、後半はヒドイ。 まず設定があり得ない方向に進み、更にそれが犯罪者的な発想だから、前半で共感して涙した気持ちがスーッと冷めてしまい、それどころかムカムカする気持ちが次第に大きくなってきました。 そしてラストシーンでありクライマックスと言える場面は、超ドタバタ劇と化し、もう勝手にやってくれ、という気持ちに・・・ 作品全体が台無しになってしまった(涙) 勿体ない。 …前半がいいので星は甘めです。

    0
    投稿日: 2018.02.21
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    久しぶりの林真理子作品。 いつも久しぶりか。 超高級介護施設で働く、親の介護にへとへとになったアラフィフ女性たちの話。 林さんがそんなに好きじゃないけど、やっぱり上手いなぁと思わされる序盤。山あり谷あり、ハラハラドキドキ?でラストは勧善懲悪パターンだろうと思ってたら、何これ!ってぐらいのドタバタ。ドタバタなんてもんじゃなく、ホントにドッタンバッタン! 一生懸命働いたって所詮庶民は良い介護サービスを受けられずに家族が疲弊するんだ!こんな世の中に一矢報いたいんだ!って闘争してたけど、結局は金持ちに救われるんだなぁって終わりで、自分が金持ちか、身近に助けてくれる金持ちがいない、殆どの庶民はどうなるんだ!って思いましたね。 ほんと、どうなるの? まぁこういう提起をさせるのが狙いと言われたら、あぁそうですかって感じだけど。

    0
    投稿日: 2018.02.16
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    介護について、リアルな事がたくさん描かれていて勉強になった。 しかし後半のドタバタはいかにも小説で、とても面白くあっという間に読んでしまった。近い将来読み返したい。

    0
    投稿日: 2017.11.23
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    私には子育ての経験はないが、介護の経験はある。 といっても、祖母の介護を母を手伝いながらやっていた程度なので、あまり大きなことは言えないが。 でも介護の大変さはわかっているつもりだ。 子育てと違い、終わりが見えない介護。 終わることを考えるのは不謹慎なようで口にするのも、憚れる。 子供は日々成長するが、お年寄りは現状維持ができればベスト。基本は昨日よりも今日、今日よりも明日、具合は悪くなっていく。。。 林さんの小説からも、そんな介護の大変さが読み取れた。 でも、面白い。思わず、ニヤリと笑ってしまう。 私も高齢の両親を抱える立場、これからどうなるんだろうと思いつつ、はちゃめちゃ、ドタバタで対処できたらサイコーだな、なんて思ってしまった。

    0
    投稿日: 2017.11.19
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    ルンルンを買ってお家に帰っていた林さんも とうとう介護小説を書く様になられたのですね。 根っからの恋愛小説家だと思っていた林さんだったけれど、ムムム・・・これは面白い。 これからは老人・介護問題小説家として活躍して頂きたいものです。 介護の何が辛いのか、読んでいてヒシヒシと伝わって来ました。 大好きだった親が壊れていく。どうして齢を重ねるという当然の現象で人間の尊厳を損なうような扱いを受けなければならないのか。 女性に社会に出て働けという割に、介護が押し付けられているのはどういうことなのか、、、 こういう事態が起こらないように介護保険というものが出来たんじゃなかったっけ?! 介護のことはあまり詳しくない自分でも 『介護では、優しい人間が負けるのだ』の一文に 打ちのめされてしまいました。 介護問題をシリアスに描くことなく、エンターテイメントに仕立て上げたのは 新聞の連載小説だということもあるのかな? 後半は盛り上がり過ぎてハラハラし通しでした^^; 続編も読んでみたい。

    2
    投稿日: 2017.11.11
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    我らがパラダイス 高級有料老人ホームが舞台の小説。親の介護に直面する看護師と受付係がなんと!ということを実行してしまうという。 在宅介護の大変さ、やるせなさが伝わってきた。 現役介護職としてはこんな職員いたら嫌だなと思うけれど、在宅介護に追い詰められたらそんな心境にもなってしまうのだろうか。 入居者同士のカップルが粋だなと思った。 結末以降の話を読みたい。

    0
    投稿日: 2017.09.22
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    高級老人ホームを舞台にしたドタバタ劇。親の介護問題や身内のやり取りには身につまされたがあまりにも現実離れ、荒唐無稽な展開にひいてしまった。出口のない苦悩を笑い飛ばしたかったのだろうけど、題材が題材だけにもうちょっと介護に正対した内容を期待していただけに肩透かし。そういう意味でめったにつけない★1。

    0
    投稿日: 2017.09.18
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    とても面白く読めた。 老人介護の問題は私にとっても切実な問題で、最初真面目に読んでいた。だんだんマンガチックになっていき、最後はドタバタ喜劇のようだった。 読み物としては面白いが、なんかちょっと不満が残る。

    0
    投稿日: 2017.09.07
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    最近、林真理子さんのエッセイ本読んで面白くなくなったなぁって残念に思ってて、ちゃんとした小説書いてよーって思ってたとこだった。題名がいまいちだし、表紙もいまいちだけど、介護問題の内容の小説だが、非常に面白くて一気に読んだ。介護する側の本音満載で、読んでてスッキリするものだった。だけど、これから多くの人が直面する問題。日本の高齢化はどうなっていくのやら?

    0
    投稿日: 2017.09.01
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    新聞連載中にはチラチラ読んでいましたが、細切れがじれったくそのうちやめてしまいました。 年老いた親の介護、人ごととは言えないようになってきました。 家族で協力してやっていかないと、大変なことになりそうです。 でも協力する家族がいなかったら? いても協力してもらえなかったら? それぞれ介護の手がいる親を抱える女性、それぞれ様々な事情があり、にっちもさっちもいかなくなっています。 そんな彼女たちが偶然働くこととになった、高級老人介護施設、ここで繰り広げられる奇想天外な出来事・・・ おかしくて、身につまされてしんみり。 最後はめでたしと丸く収まるのですが、肝心のお年寄りの身の振り方が書いていません。 ちょっと心配だわ。

    0
    投稿日: 2017.08.31
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    入居者とのすり替えから 犯罪に手を染めるようになり 開き直って 次々に重ねるさまは まさに おばちゃんの仕業です 救われるのは 犯罪であっても 全然暗くなく  あっけらかんと明るいところ 限界まで我慢しての仕業だけに 憎めないなぁ

    0
    投稿日: 2017.08.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    前半は人間関係の説明(?)をひたすらしているので 結末がいい意味での裏切られた結果となりました。 おもしろかったです。 正直前半はこれまだ続くのかなーと途中で読むのを 止めようかと思ったのですが、後半部分は 登場人物たちがあっちで重なり、こっちでこうなり おーすごいーと思わず拍手。 介護問題はこれから直面する者としては身につまされました。 やっぱり生活していく上で必要最低レベルお金があってなんぼですね。

    0
    投稿日: 2017.08.04
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    林真理子さん。 テンポの良い書きっぷりで、読みやすい作家さん。 今回は、 高級老人ホームのお話。 老後まで格差社会。 貧乏人への差別。 介護の大変さ。お金の問題。 明日は我が身で、 哀しくなりました。 お金がないと大変!! 貯金しなくちゃ!!

    0
    投稿日: 2017.08.01
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    主人公は3人のオバサン。舞台は超高級介護老人ホーム「セブンスタータウン」。そこで働く3人は、それぞれ家庭に問題を持ち介護の必要な親がいる。優雅に過ごす金持ち老人たちと自分達の親との格差…。真面目に働いてきても老後は安泰でない社会の理不尽さ…。精神的に追い詰められた彼女たちはトンデモない行動に出る…。介護という重い題材を真正面から扱いながら、軽いコメディタッチなのでスイスイ読み進められる。それぞれの人物の造形やエピソードも見事!最後のドタバタ劇はまるでコメディ映画みたい(笑)

    0
    投稿日: 2017.07.21
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    東京・広尾の高級介護付きマンション「セブンスター・タウン」の受付係・細川邦子(48歳)、看護師の田代朝子(54歳)、ダイニングで働く丹羽さつき(52歳)…それぞれの家庭内で深刻な介護問題を抱える3人は、困窮していく我が身と、裕福な施設の入居者たちとの想像を絶する“格差”を前に、一世一代の勝負に出る! --------------------------------------------------------- 介護問題。面白くスピード感を持って書かれているけど、いづれ自分にもこういう日が来るのかと思うと不安になるような現実味があった。 ただ一世一代の勝負というのが非現実的だったし、もっと続きが読みたかったという感じ。わりと分厚い本なのだから、新聞に載せていたものを監修したものだけど、本にするならもう少し締まりのあるものにしたら全然印象が違うなーと思った。

    0
    投稿日: 2017.07.18
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    林真理子さん何故かずっと敬遠していました でも面白かった 身につまされるよ 介護 する方もされる方も はあー ドタバタの中に切れ味するどく ≪ パラダイス 頼ってるだけじゃ ダメなのね ≫

    0
    投稿日: 2017.07.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かった! ”やすらぎの郷”さながらのセレブな老人施設を舞台に看護師、介護士、入居している個性的なお金持ちの老人たちの悲喜こもごもがユーモアたっぷりに描かれいる。 これこそドラマ化してほしいわ。 私のお気に入りはベテラン介護士の”丹波さつき” なぜかダウントンアビーの料理長パットモアさんを彷彿とさせる。

    0
    投稿日: 2017.05.27
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    介護のお話ということでもあるけれど、林真理子ももう、若くはないのねと感じた。そのせいもあってか、読みやすい文章でした。

    0
    投稿日: 2017.05.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    介護問題。格差社会。 明日は我が身と感じると、胸が痛くなり頭が痛くなる。それほど、介護問題は現代社会に大きな問題なのだと思う。 お金だけでは解決できないこともあるけど、やっぱりお金は大事。 最後はドタバタ的な終わりですが、各々の登場人物から介護の問題を知ることができます。 奥深い問題を小説という形で触れることができました。 この本をキッカケにして、介護問題を考えることができると思います。いつかは呆けてしまうかもしれない。 なら、元気な今を大切にしなければいけない。親への愛も再確認する物語。

    0
    投稿日: 2017.05.14
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    高級老人ホームに入れる人とそうでない人の格差を巡りホーム内での一悶着。働けど働けど老後も安泰でない社会の理不尽さを叩きつけられた感じ。これから益々深刻化していく介護問題もあり、人生最期はどう迎えるのか考えさせられた作品。

    0
    投稿日: 2017.04.09
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    さすが林真理子さん! 現代社会の問題を色々な視点から書いています。 結末はめちゃくちゃだったけど、答えはまだないってことかな。

    1
    投稿日: 2017.04.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    メディア予約 20170701予約 前半面白かったけど、後半のコメディのような展開が残念でした。親について考えるきっかけにもなる人も多いかも。親に対して、あれほどの愛情、時間、お金も注げる人は、どのくらいいるんだろう?

    0
    投稿日: 2017.03.31