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チョコレートの歴史
チョコレートの歴史
ソフィー・D・コウ、マイケル・D・コウ、樋口幸子/河出書房新社
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総合評価

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    ●2025年10月4日、きのう慶應病院の診察後に立ち寄った池袋ジュンク堂本店でカカオやチョコレートの本を見つけてチェックしたところから、図書館の蔵書の有無を調べてブクログに記載してた。ブクログで、キーワード「チョコレートの科学―苦くて甘い「神の恵み」 (ブルーバックス)」と入れて検索をかけたら出てきた本がたくさんあり、なかでも良さそうな本をチェックした。 カカオではなくチョコレートの本だけど、レビューを見るとカカオの効果についての記載もありそう。

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    投稿日: 2025.10.04
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    神々の聖なる食べ物とされたチョコレートの薬効、媚薬などの不思議な力と魅力を語りつくした名著。各時代のレシピ付きなのも面白い。

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    投稿日: 2019.01.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    みんなだいすき甘くてほろ苦いチョコレート!の歴史。 ゲーテやサド公爵もチョコレート好きだったとは…。 読み終えて思うのは、コンキスタドールめ!ぷんすこ! あと伝道宣教師ね…。 歴史を見てホント学んでないよね。 ヨーロッパ内においても無理な押しつけじゃなくて地味なすり替えの方が有効って結果が出てたのに、異端だからって燃やすんだもんなぁ。 今でも秘かに隠されてるコデックスとか、出てこないかなって思いますわ。 謎が多すぎる~。 カカワトルという飲み物は某ゲームでトウガラシ入りのカカオドリンクという知識を得ていたので知ってはいたけれど、味はやっぱり想像が…。 後半になるとバンホーテンとかキャドバリーとか、馴染みのある名前が出てきます。やっと(笑。 私達が今食べてるチョコレートのほぼ原型はヨーロッパへカカオが行ってから、結構時間が掛かったんだなぁと。 巡り巡って日本へ来る頃にはもう固形の甘いチョコレートだったようですが、流石に翻訳の本なのでそこまでは書かれてませんでした。 カカオの果肉も気になったなぁ。梨っぽかったりマンゴスチンっぽい味だそうです。 日本にいると食べられることはあんまり無さそう。 チョコレートも2020年問題なんてありますし、いろいろ考えつつ読了したのでした。 ほんの小さな茶色いひとかけが、様々な人の心を捕らえてはなさない不思議。

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    投稿日: 2017.05.15
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    面白うございました。 栄養学のアプローチを色濃く織り交ぜた歴史。とはいっても、ヨーロッパでも、漢方みたいなアプローチってあるんですね。

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    投稿日: 2017.04.22
  • 中央アメリカでのカカオの歴史が中心ですが

    中央アメリカといえば、トウモロコシというイメ-ジが強いのですが、最近の考古学的研究成果も参考にして、飲み物としてのカカオの歴史や、中央アメリカでの食材としての重要性の説明がされています。スペインによる植民地化によって、このカカオがヨ-ロッパにもたらされ、最初は飲み物として利用されるカカオが、北ヨ-ロッパ、イギリス、アメリカで、現在我々が知っているチョコレ-トへと変容してゆく過程も、また面白い内容となっています。著者の一人である夫人が、マヤ族の料理の研究家であったこともあって、所々に記載されている詳しいレシピにも興味をひくものがあります。カカオの生産地がアフリカへ移動したり、栽培するカカオの種類が変わってゆくことにも簡単に触れられていますが、中央アメリカとヨ-ロ-ッパでの記載が中心となっています。

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    投稿日: 2017.03.27