
総合評価
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powered by ブクログ上野公園にいるホームレスの1人の男の人生を追っていて、ドラマを観ているような感覚。3.11や東京オリンピックの描写もあり、時代のなかに浮き彫りにされている孤独感が辛かった。 他のホームレスの人々も出てくるが、それぞれがどうしてこの場にたどり着いたか、考える余地がある。 実際に作者が「山狩り」を取材して書いたものらしい。小説を通して、このような世界を描いてもらえて良かった。
0投稿日: 2026.01.14
powered by ブクログ30年くらい前の上野公園を知っているので今の公園の綺麗さには驚きと共に、ホームレスの方達を強制的に排除したであろう背景を思うと複雑な気持ちもある。 人にはいろいろな事情があるということを忘れないようにしたい。やむを得ぬ事情でホームレスとなってしまう・ならざるを得ない場合もあるだろう。 天皇の目にホームレスの存在を見えないようにするのは国の現実を隠すことにならないのか。
0投稿日: 2026.01.08
powered by ブクログ「時間が過ぎて、出来事が過ぎて、過ぎたそばから消えて無くなればいいのに、残って…引き摺って…」という心理描写が印象に残った。歳を取ると仕方ないのだが、人生の色々な出来事を思い出す時がある。今となってはもう戻れない時のことを思い出し、息をするのも苦しくなったり、不安に押しつぶされそうになる。今が幸せなはずなのに。だから年末は妙に侘しくなって苦手だ。 たまにテレビで人々が天皇と会ったり話したりして喜んでいる姿を見て不思議に思う。同じ人間なのになぜ特別なのか。でもこの小説を読んで、戦後を生きてきた人にとって、貧しい中でも精神的支柱として存在していたんだろうなとなんとなく感じる。
0投稿日: 2025.12.31
powered by ブクログまず読みやすい、ぱらぱら〜っと読める。 浩一が死ぬとこ、節子が死ぬとこ、家を出て初めて野宿するシーンはなんか衝撃的。 最後の飛び降り自殺?のシーンはより衝撃的。もうこうするしかないとか、逃げとかそういう理由じゃないってところもがびーんって感じ。 日本はオリンピックとか関西万博とかいろいろやっててキラキラしててすごいけど、その裏の日本のゲトーを少し覗いた気がする。
0投稿日: 2025.11.18
powered by ブクログ救われない絶望。つくづく運がない人生だなぁという祖母の言葉をなぞるような人生が辛い。主人公のことを知ってくれる人が少しでもいたらいいのに。孫のところにいてもよかったんだよ。
0投稿日: 2025.11.15
powered by ブクログ演劇の経験ある作者だからか、物語の合間に演劇の独白みたいな、形式のところがあって、お芝居を読んでる感覚だった。 ホームレスの話なので、読んでいて、しんどくなってくる。ページ的なボリュームは150程度とそんなないが、重い。
0投稿日: 2025.11.09
powered by ブクログ時代背景と主人公の感情描写が繊細で リアルな生き様がドキュメンタリーのようにも見えました。 感想を書けるほど内容は理解できませんでしたが、きっと理解が深まるほど日本で生きることと死ぬことについて考えさせられるのだろうと思いました。
1投稿日: 2025.09.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
昭和の戦前期に生まれ、戦中に少年時代を過ごし、戦後を生きた人たち。激変の世の中を生き、国や政治に翻弄されてきた人びと。苦しみを耐え忍び、寡黙に生きてきた人たち。人生の充実や幸せを摑んだかと思えば見放され、不遇のまま死んでいった彼や彼女。同じテーマを扱った小説に橋本治『巡礼』(2009年)がある。 上野駅は東北から出稼ぎに上京する人たちの玄関口であった。上野恩賜公園は駅の西側に広がる。美術館や博物館、桜、西郷隆盛の銅像、不忍池などの名所が目白押しである。 そこで路上生活を営む昭和8年生まれのある男のドラマがこの小説の核となる。彼が生まれたのは東日本大震災で未曽有の被害を受けた福島県相馬郡。 物語は2011年3月11日のカタストロフを不気味に暗示させて終わる。
2投稿日: 2025.08.30
powered by ブクログ少し難しいと感じました。心に残るフレーズもあり、人と人との間に境目を作って、あの人は私とは違うと線引きしてしまうのではなく、その人の背景を考えられるような広い視点を持ち、行動する力があったら様々なことに変化を与えられるのかな??などど、大袈裟な考えを感じました、、 また再読した際にはどう感じるのかまた読みたいです
0投稿日: 2025.08.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
なぜ評価されているのかを理解したくて読み返すが、分からない。まず、よくある時間が行き来する形。しかし上野公園の描写が、いつのことか、読み進むにつれ分かるのかと思ったら分からないまま終わった。何かを見落としたか?。読み返すと、冒頭、「あそこに座っていた時」は孫に書置きをして出てきたときと思われる。その後「もう何年も公園にいる」。冒頭は結末と同じ時間か?。最後のシーン(=冒頭?)で死んだのか、最初から死んでいるではないか、と疑いながら読むむずがゆさ。死んだ主人公が一人称で語るとファンタジーなので。。。 全米図書賞の受賞理由を読んで分かった。主人公は最初から死んでいるらしい。霊として彷徨い、語っているらしい。英語版ではそう明記したのか。日本語ではあとがきでもそれには触れない。このむずがゆさは、表現手法の一つなのか。一方であとがきによると、著者が書きたかったのは、出稼ぎしなければならなかった歴史、ホームレスの実態、宮内庁の理不尽、らしい。賞の評価クライテリアには人権が大きいらしいので、それで評価されたのか。。。
0投稿日: 2025.07.26
powered by ブクログ光と影。光り輝くほど、影も濃くなる。 世の中の影を描いた小説。 久しぶりに柳美里さんの本を読んで、あぁ、柳美里さんワールドだ、と思った。 読後感があまり良くないけれど、世の中の課題提起されたように感じる。 東京の発展に寄与した多くの無名の人々の人生に思いを馳せた。
0投稿日: 2025.07.13
powered by ブクログ常磐線鹿島駅とJR上野駅との(地理的)間でふたつの東京オリンピックの(時間的)時代をたどるなかで、主人公と天皇陛下とでの出来事があった。
0投稿日: 2025.07.11
powered by ブクログまたしても帯とマーケティングに騙されてしまった本! 暗く、哀しい物語ですが、自分には理解できなかった。 -- 全米図書賞受賞 全世界が感動した「一人の男」の物語 ランキング続々 1位 NHK、朝日新聞ほか、メディアで話題沸騰 -- と帯に書かれていますが.. ごめんなさい。アメリカ人の感性もNHKや朝日新聞の感性とも自分はずれているようです(笑) そもそも、「全世界が感動した...」ってよく映画の宣伝でいっている文句じゃん。 平成天皇と同じ日に生まれた主人公の男。 福島から出稼ぎで働き続ける。 そして、その男の肉親が亡くなっていく。 長男、妻、そしてついには、自ら上野でホームレスに.. さらには、東日本大震災でも大切なものを失います。 これはあまりに悲しい! さらに、本書の中では上野公園での山狩りについて語られています。皇族の方々が上野の博物館や美術館に訪問する際に立ち退きを強いられる事です。 その理不尽さを描きたかったのかな.. いずれにしても、自分には合わない物語でした。
87投稿日: 2025.05.10
powered by ブクログ重い。 日本の戦後、東京と東北地方、天皇と市井の民、高齢者と若者、震災と日常、今なお燻るそれぞれの格差を丁寧に拾い上げ、独りの人生を通じて語る。 幸せって何だっけ。
2投稿日: 2025.04.22
powered by ブクログ図書館にて借りる、第545弾。 (京都市図書館にて借りる、第10弾。) 暗いし、辛い。苦手なやつ。 読んでいてもどの辺を楽しめば良いのか。 最後まで暗い。うーむ、世界では本作のどの辺が評価されたのか。 星は2つ。苦手だ。
1投稿日: 2025.04.10
powered by ブクログ時間が行ったり来たりする。 自分は過去に生きている、という主人公の言葉が印象的。未来の見えなさ。 フィクションにしてはバランスが悪いほど終わらない不幸の連続が、逆にリアリティを感じさせる。この不幸は本当にあるんだと、怖くなった。
0投稿日: 2025.03.19
powered by ブクログ難しかった… 語り手のおじさんが最後ホームから飛び込んでしまったのか。飛び込んでしまった後、魂となって自分の生きていた道筋を辿っているのか。私には理解しにくかったのですが、とても良い本だということだけはわかりました。
0投稿日: 2025.03.03
powered by ブクログ短い小説で読みやすかった。 最後まで救われないというか、、 ここで終わるん!?!?みたいな初めての感覚だった。 情景の描き方が上手で読みやすかった。 悲しい、、とにかく、、
1投稿日: 2025.02.01
powered by ブクログ読む人を選ぶ本。 私には読みにくい、最初から最後まで何の話なのか分からなかった。 誰のことなのか、いつの事なのか、何の事なのか話が飛んで飛んでストーリー性もあまりない?せいで読みにくく何を読んでいるかも理解しないで読み進めている感じ。 最後に後書きを読んだけど、そんな交互性も壮大なバックイメージも全く読み取れず分からず。 わかる人にはわかるのだろう。 全米図書賞を受賞した作品はどんなものかと読んでみたが全く理解できず、この賞の関連するものはこの先も手を出すのは止めようと思いました。
1投稿日: 2025.01.23
powered by ブクログ不思議な感覚に陥る物語。 上野駅前の公園に住むホームレスを通して生と死の狭間を描いているように思う。 生きているとはどういうことなのか、死とは何なのか、ある意味辛抱強く読むことが必要な本だと思う。
0投稿日: 2024.11.04
powered by ブクログ以前読んだ時は少々退屈してしまい途中でやめてしまった。今度こそと意気込んだら意気込む必要などなかったくらいに引き込まれた。 きっと心の余裕の問題だったのだろう。 感想はうまく言葉にならないことの方が多いけど、とにかく読んでよかった。 世界の見方が少し変わった気がする。 国のために生き、なにも報われず、社会に蹴り落とされて死んでいった主人公の魂。いまの日本じゃいつまで経っても上野公園から離れることができないんじゃないかな、といたたまれない気持ちになる。上野公園にふらりと舞い戻った主人公が天皇に手を振るクライマックスは、圧巻だった。 原発ができる前の浜通りの人々の暮らし、 加賀藩からの開拓のことなど 知れてよかった話がたくさんあった。
1投稿日: 2024.10.22
powered by ブクログ一人のホームレスの男の一生のお話。 始まりから不穏で心がざわざわしました。 そして、この男性目線で語られる情景や回想から徐々にわかる状況や過去。 失われる人の描写は切なく胸が締め付けられます。 こんなにも、胸にせまる描写ができる柳美里さん、すごい…ってなります。 家族のために全てを捧げて仕事に邁進した男。 家族との時間、交友関係、趣味、色々なことを犠牲にして突き進んだ先にあるもの。 その家族を失い、目的がなくなった先にあるものは悲しみと喪失感、絶望。 男はそこから抜け出すことができず、自分を責め、生きることに罪悪感を感じる。 そして、自ら身寄りを離れホームレスになった。 生きるとはなんなのか、考えてしまう。 人には一人一人人生がある。 生きるために精一杯になって生きている人がいる。 生きる目的なんてないのかもしれない。ただ、生きる。 悲しいことの連続で重いです。 回想に胸が苦しくなります。 でも、目を背けたくなることに目を向けさせてくれる作品でした。
0投稿日: 2024.10.20
powered by ブクログ淡々と主人公の独白が続く、困難に満ちた生活を振り返る。 そしてある時、この人は今どこにいるんだ?って疑問が湧いてくる。 JR上野駅公園口での静かで激しいクライマックス。 何か今まで経験してなかったモノに触れてしまった気がする。
1投稿日: 2024.10.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
柳美里さん、一時期ハマってたくさん読んだのですが、彼女の小説は実体験をもとに、すごく身を削って書いている印象があって、たくさん読んだらすごく苦しくなって、最近は読んでいなかった。先日「ベストエッセイ」という単行本を入手して好きな作家さんのエッセイを読んでいたらその中に柳美里さんのエッセイがあり、あ、またこの人の作品読みたいなと思ったので、本書を手に取りました。 私が好きな他のリベラルな作家さんも、弱者に寄り添う姿勢を重視していて、その中でこの作品に触れているのも出会っていたので以前から読みたいと思っていました。 本書は、上野公園でホームレスとして暮らす男性の回想、というスタイルの小説です。小説を通して、ずっと、暗いです。男性がシゲさんというインテリのホームレスからいろいろ教えてもらっている会話(会話というかシゲさんの語り)も差し挟まれてるのだが、シゲさんは死んだ(コヤで冷たくなっていた)ということが書かれているので、死んだシゲさんの幽霊と話してる?つまり主人公ももう死んでる?と思いながら読むことになるし、死んでないにしても、そもそも何か深い事情があってホームレスになったのだろうから、読む方も暗い気持ちになる。 そしてその回想は、幼い頃から貧しく、12歳からずっと出稼ぎで下のきょうだいのために働き、所帯をもってからも貧しく、出稼ぎばかりで家族と一緒に過ごしたことも、写真を撮ったこともない、という内容。長男が生まれるときには難産で大変だったけれど、産婆さんを頼むお金すらなかった。そしてその長男は若くして(21歳)急死する。やっと故郷に帰って、妻と暮らしていたら、また不幸が訪れる・・・なんて、不運な、なんて人生なんだ・・・。 主人公は平成の天皇と同じ年に生まれ、息子は皇太子(当時)と同じ日に生まれた。貧しさから抜け出せる希望もなく、出稼ぎで上野に来たときに遠くに目にした天皇陛下。感動で天皇陛下万歳と叫ぶ人々。同じ人間なのに、全く別の人生を生きる人間がいる。同じ空間にいるはずなのに、全く違う世界のように感じる。 ホームレスとして上野公園にいると、ときどき天皇陛下の行幸があり、コヤが目につかないように強制退去を言い渡される(山狩り)が行われる。その実態はほとんど世に知られることがない。ホームレスは「いない人」とされる。 ホームレスや山狩りの実態を書くことによって、決して天皇制を否定しているわけはない。ただ、こんな人生もあるということを淡々と、哀しげに書いているだけだ。しかし、天皇陛下の行幸や、オリンピックや、高速道路の開通など、華やかな表舞台の反対側には、光と影のように別の世界が存在していること、そして人々がそれを見ようとしないことに気づかされる。今年もパリ五輪で熱狂したが、そもそもスポーツを始められる環境にない人たちだって大勢いる。みんながみんな、スポーツから夢や希望をもらうことができるだろうか? 最後は、主人公が駅のホームから身を投げたようにも、身を投げる想像をしているようにも受け取れる。そのとき、ふるさとの地に津波が押し寄せる映像が見える。また大切な人が、犠牲になるのが見える。 主人公が最後に自殺したのかどうか、読んだ人によって受け止め方が違うみたいだが、あえてそういう書き方をしているのかな。私は、あぁ、最後には死を選んだんだな、と思いながら読んだけど、最後まで読み切って、いや、やっぱり生きていくしかないんだなと思い直した。どんなに理不尽なことがあっても、愛する人をたくさん失っても、人は生きていかなければならない。悲しみをたくさん抱え込みながら。
9投稿日: 2024.09.04
powered by ブクログ上野公園のホームレスの男の生活を描いた作品。 作者は上野公園での取材をもとに描いている為、限りなくノンフィクションに近いフィクションである。ホームレスって、なんで仕事からしないの?仕事しようと思えばできるんじゃないの?正直この本を読む前はそう思っていた。そのような考えが一気に覆った。 この作品を通して「山狩り」という言葉を初めて知った。「山狩り」とは、天皇や皇族が訪れる際に特別清掃、いわばホームレスの排除をすることである。 たしかに以前と比べると上野公園で最近ホームレスを見かけない。園内では大道芸や楽器を演奏するアーティストの活動が盛んになったり、外国人観光客がより一層賑わいを見せている。 「この単調な風景のどこかに、痛みが在る」 「この、似たような時間の中に、痛む瞬間が在る」 今、上野公園から姿を消したホームレスたちはどのように生活しているのだろうか。
1投稿日: 2024.08.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
以下の文章を見たときに、まさに自分のことだ、と思った(他にも共感者多いだろうけど) 「慣れることができなかっただけだ。どんな仕事にだってなれることができたが、人生にだけは慣れることができなかった。人生の苦しみにも、悲しみにも・・・喜びにも・・・」
0投稿日: 2024.07.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
福島生まれの男性が、家族のために出稼ぎ生活を送る間に息子を亡くし、60を過ぎて出稼ぎ生活に終止符を打って郷里に帰ってから妻を亡くし、子どもたち家族に迷惑をかけまいと東京に舞い戻ってホームレスになる。そして孫娘は震災の津波で亡くなった。 さまざまな事情を抱えているだろう、家のない人々との少ない会話。上野を行き来する家のある人々の会話。淡々とした彼の観察眼。 天皇や皇族が上野の博物館や美術館を訪れる時の「特別清掃」、山狩り。一度目の東京五輪時に出稼ぎで土木作業に従事した彼が見る、二度目の東京五輪の時代。「自分と天皇皇后両陛下を隔てるものは、一本のロープしかない。飛び出して走り寄れば、大勢の警察官たちに取り押さえられるだろうが、それでもこの姿を見てもらえるし、何か言えば聞いてもらえる」という言葉に、多くのものが集約されている。 誰もが見て知るホームレスの存在は、知っているだけで無視して日々を過ごし、山狩りのように、都合の悪い時だけ目を向けてどこかに追い払う存在になっている。衣食住という現代の人間の最低限のインフラを持たずに生きる人々に、誰も目を向けていない現状が、乾いた筆致で浮かびあがる。とても身近な国内のことですらこうなのに、戦争だ難民だというより距離のある出来事にいったい何ができよう、と自戒を込めて思う。 上野のホームレスには東北出身者が多いと書かれている。地域格差、経済格差。だが、そういう社会的説明では尽くせない、小さな出来事の積み重ねが、人の人生の歩みを隔てていく様子が読み取れる。家族の死や自然災害、他者への思いやりの深さ。 誰を責めるでもなく、自分の置かれた状況をどこか冷めた目で見ているのが哀しい。流される、という言葉が浮かんだ。
0投稿日: 2024.06.17
powered by ブクログ生きるために働くのか働くために生きるのか、自分のためにそうするのか他人のためなのか、死ぬために生きるのか生きるために生きるのか、何がなんだかよく分からなくなってくる。ドキュメンタリーのようでもあるけど時々夢想かなにかをしているのか?と思えるほど現実味がないように思えてきたりもする。あえてここに書かれていない空白の中にこそ主人公の思いがあるような気もしてくる。うーん。不思議な感じ。#河出文庫グランドフェア
0投稿日: 2024.05.25
powered by ブクログこの作品は1回だけじゃなく何度も読んで 読み砕きたくなる内容だった。 一読では難しさを感じる。 ただ、ホームレスでここまで読ませる作品も初めて出会ったなと思った。
35投稿日: 2024.05.22
powered by ブクログ上野公園のホームレスの過去を中心に描く。途中途中で絵画の描写や、公演を行き交う人たちの描写があるが、中身の関連性が感じられない、読みにくい、という感想。実際のホームレスの取材に基づいているようで、いろんな過去があるよなー、ということには改めて気づいた。山狩を通して天皇家の権力批判?みたいなこともあったらしい。
0投稿日: 2024.05.18
powered by ブクログホームレスの男が歩んだ人生、上野公園を行き交う人たちの交わらない人生。描き方はとても自然で引き込まれるけど、内容はかなり重い。疲れた。
1投稿日: 2024.03.20
powered by ブクログかつて、司馬遼太郎さんは柳美里さんの作品を「研ぎ澄まされた文章」と評価されていらっしゃったそうだ。 著者の柳美里さんは2002年にこの小説を構想し始めたとのこと。2006年にホームレスの方々の間で「山狩り」と呼ばれる行幸啓直前の「特別清掃」の取材などを経て、2014年3月に出版された。 この「研ぎ澄まされた文章」は12年も磨き続けられてきた結果なのだ。 柳美里さんが一貫して取り組んできたテーマは「居場所のない人に寄り添う物語」だそうだ。このことも評価されたのか、2020年11月にモーガン・ジャイルズさん訳の『TOKYO UENO STATION』)が、2020年の全米図書賞(National Book Award 翻訳文学部門)を受賞。 全米図書賞は次のようなコメントを出している。 Tokyo Ueno Station is a book for our times and a look into a marginalized existence in a shiny global megapolis.
0投稿日: 2024.03.16
powered by ブクログ上野駅で暮らす一人のホームレス男性の人生。 上野駅で感じる光と影の対比がとてもよく描かれていて、心が苦しくなりました。 生き方、物事の捉え方、感じ方、受け止め方、対処の仕方。 人それぞれが、受け止めてひとつひとつ選択していって、人生の道をゴールに向かって進んでいっていることを感じさせる小説でした。
0投稿日: 2024.03.11
powered by ブクログ怖い。 私は、浅い人生を歩んでいるのかもしれない。 まだまだ未熟者だからなのかもしれない。 生きる、死ぬ……。 死は、私が考えているよりもはるかに 近くにいるのかもしれない。 生きるのは、暮らすのは、 同じ年に生まれ、同じ日に生まれたのにも かかわらず、こんなにも生き様が違う。 人の数だけ、生き方、道はあるんだ。 羨んだり、蔑んだり、荒んだりする必要はない。 わかってはいるのに、優劣を感じてしまう。 人と比べてしまう、自分の浅はかさがむかつくし、怖いと感じた。
4投稿日: 2024.01.23
powered by ブクログ「諦念」という言葉が先ず浮かんだ。読んでいて愉しい類いの作品ではないが、貴重な読書体験になった。感謝。
20投稿日: 2024.01.19
powered by ブクログ最初から最後までずっと暗くて、主人公の悲惨な人生が読んでいて辛かった。ちょっと、気分が滅入ってしまった。
10投稿日: 2024.01.19
powered by ブクログ難しい本でした。 そして苦しくなるような本でした。 作品を通して、人間とは何か、社会とは何かを深く考えざるを得ない状況に追い込まれました。 「生きる」ことを深く考える機会を与えてもらえました。
2投稿日: 2023.12.16
powered by ブクログゴメンナサイ。 私には難しかったです。 でもこの方の本は好きなので、寝かせておいて忘れた頃にチャレンジします。
0投稿日: 2023.12.08
powered by ブクログ福島出身の男は、東京オリンピックの前年に出稼ぎのために上野駅に降り立つ。 この頃は、出稼ぎに出ることは普通であったのかもしれない。 男は、盆正月以外家に帰ることなく仕事をし続ける。 21歳だった長男を亡くし、そして父、母…と。 家に戻り年金で夫婦で暮らしていたが、妻をも亡くし、ふたたび足を向けたところは上野だった。 上野でホームレスとなる。 何故に上野に…なのか? 生き続けるのも辛いのか…? なんとも息苦しい、暗い、と感じてしまう。
46投稿日: 2023.11.10
powered by ブクログ1人舞台の脚本か何かを読んでいるような気分だった。 日本が高度経済成長期に浮かれていた頃に家族のために懸命に働いても、それでも貧しく家族との悲しい別れ。 ただの不運な男の人生で片付けるにはあまりにやるせない。 作者とは昔から、どうも相性が悪く読みにくかったが、男の家族を思い働く姿、そして結末には胸を打たれた。
0投稿日: 2023.10.01
powered by ブクログ上野公園のホームレスの人生を描いた小説。 取材をされたというだけあり、リアルに感じる場面も多かったが、なかなか話の波に乗るのが個人的に難しかった。皇室との比較ながら、不幸な人生を送った男の話は重くて、でも一歩踏み外せば誰にでも待ち受けそうな話だった。フクシマの原発の話がどう絡んでくるのか、と思っていたが、最後は意外と静かな幕閉じだった。自分の親も東北出身なので、妙な親近感も湧いたが、人生に絶望しホームレスを選んだ主人公には、別の道もあったのではと、思わざるを得ない。
0投稿日: 2023.09.21
powered by ブクログ独特の雰囲気、暗さ、閉塞感を、音で表現しているように思う。上野駅が持つ陰湿な雰囲気を存分に表現している。公園口も新しくなってしまい、こんな雰囲気を懐かしむ本になってしまったが、世間の悲しさを感じセンチになるにはちょうどいい。
0投稿日: 2023.07.31
powered by ブクログいろんなものが張り巡らされていて、同時に現れて、ちょっと混乱した。最後のシーンも、どこ視点で何を描いているのかキャッチできなかった。 天皇とホームレスを重ねることに、もしイデオロギー的な何かがあったならちょっとしんどい。光と闇というなら矛先が天皇に向かうのはお門違いだと思う。 家族を失うこと、見通しのたたない暮らしの閉塞感は読み取れたと思う。
0投稿日: 2023.07.29
powered by ブクログたしか2年ほど前に話題になった頃に買って途中まで読んでいたがずっと放置していた。再度、最初から読み直した。とても社会的な内容。戦後の日本がまだ貧しかった時代から高度成長期にかけてのごく普通の人が上野公園のホームレスになってしまう生活のリアルが描かれている。とても考えさせられる内容だった。
2投稿日: 2023.07.10
powered by ブクログ目を向けなければならない今と、これまでがたしかにあって、地方の、ほとんどを平成の時代に生きてきた人間である私には推し量ることのできない生があるのだと思う。 観光で訪れた際の景色を頼りにするには、あまりに奥深く、人の生の悲しみにも、苦しみにも、この物語を読んでいるときにも他所者として見ているしかなかった。 そのスタンスがおそらくは東日本大震災に相対するときにもあって、心のどこかで他所者として対岸の火事のように見ている自分があったのだと、この小説で気づいた。 これは間違いなく日本という国が抱えた一時代の悲しみの一つだし、今では考えられないくらいきれいに、清潔に、便利になっているのだと思うが、こういう時代の上に今が成り立っているのだと、感じずにはいられない。 ホームレスの悲しみをきちんと描こうとしている本作は、見落としているものをきちんと目の前に置いてくれる良策だと思う。 柳さんのレンズで見る今の上野駅。 悲しみが、とても現実に近いところにある。
3投稿日: 2023.06.25
powered by ブクログ複雑な気持 天皇とホームレスとの対比であり、さらにコロナでオリンピックが延期したことも踏まへるといっそう複雑な心境にひきたてられる。自然へのまなざしがくどいほど濃く、退屈さもこみあげてくるなか、それがまたものがなしく、後半は一気読みしてしまった。
0投稿日: 2023.06.18
powered by ブクログ感動というより寂しくて恐い話。何も悪いことはしていないけど不運な主人公のつらさや、宗教の部分をアメリカでどう訳して評価されたのか気になった。 この作者の本は読まず嫌いでしたが、薦められて読んでよかったです。
0投稿日: 2023.06.11
powered by ブクログ上野公園に住処を持つホームレス達の話。 ホームレスの話ではあるけど、昭和の出稼ぎに出ている人達の苦労というか、壮絶な人生を物語っていて、切なくもなった。 上野公園の「山狩」と呼ばれるホームレスの一斉退去。 ホームレスの方側からの視点で考えたことがなかったので、衝撃的でもあった。 自ら選んだ人も、せざるおえなかった人も、色んな人がいるとは思うけど、生きるって何だろう、人権って何だろう、とそんな事を考えた。 主人公の男性は、やっぱり福島の孫娘のそばにいた方が良かったのでは、と後悔しなかったのだろうか。。。
3投稿日: 2023.06.07
powered by ブクログ上野駅公園口に居るホームレスの話。故郷福島を離れ上京しホームレスになるのだけど、ホームレスになる必要性がわからず終いでした。情景描写がくどい感じで話が頭にあまり入ってこなかったので読み飛ばした可能性もあります。芥川賞作家の小説は自分にはやはり合わないかなと改めて思いました。
0投稿日: 2023.06.02
powered by ブクログ4.5 読後感がいいわけではないが、魂に響いてくる作品。 途中、作者の知識自慢ないし識者へのリスペクトを示すためだけのくだりでは?と感じるような部分もあったが、私の読み取り不足なのかもしれない。 とにかく描写が上手く、ストーリーを追いながら自然に情景を思い浮かべることができた。
1投稿日: 2023.05.12
powered by ブクログスキャンダラスなイメージが強かった著者。震災後、南相馬市で書店を経営しているのは何となく知っていたが、小説を手にするのは本当に久しぶりだった。 JR上野駅公園口。何度か行ったことがあり、ホームレスの姿も目にしたはずだが、彼らの姿は見えていてもどこか風景の一部のように感じ、一人一人が背負う家族や生い立ちに思いを馳せることはなかった。 主人公のカズさんは東北出身。高度成長期の日本のインフラやオリンピック施設などを造ってきた労働者。貧しい家に育ち、若い頃から弟妹や妻と2人の子を養うために一年のほとんどを出稼ぎで暮らす。故郷に帰れるのは数日だけ。どん底のような貧しさ。つげ義春の漫画が思い浮かんだ。さらに追い打ちをかけるように息子、そして妻にも先立たれてしまう。何のために生きてきたのか。何のために生きるのか。 カズさんは、故郷には居られなくなり、再び単身上京する。「家族のため」という目的もないのに頑張れるほど日雇い労働はラクではないそうだ。なぜ働かずホームレスになったのかの答えだが、切なすぎる。 終始、暗くて重い。受け止めるのが辛くなり、途中で何度も読むのをやめようかと思った。ラストも衝撃で、さらにもう一度冒頭を読み返して暗然とした。 作者も心身とも不調の中での執筆だったそうだが、あとがきまで読むと、綿密な取材と調査を重ねて誠実に書かれた作品だとわかる。
0投稿日: 2023.04.17
powered by ブクログ某所読書会課題図書:上野公園で生活するホームレスの実態を克明に描写した本だが、出稼ぎ労働者として北海道などにも行ったが最終的に上野公園に落ち着く男の物語だ.多くの子供に恵まれたが、なぜか一人になりたい思考が優先するのだろう.ホームレス仲間ではそれなりに交流があり、ミニ社会を構成しているようで、やはり人はひとりでは生きていけないのだと感じた.長男が死亡し葬儀が営まれたが、昔体験したものとよく似ているのに驚いた.戦後間もないころは、今のように葬儀社が商売として成り立つ前だから.全国で同じように葬儀を行っていたのだろう.
1投稿日: 2023.04.10
powered by ブクログ福島県相馬郡鹿島町(現・相馬市)にて、天皇と同じ日に 生まれた男の壮絶な人生を時代背景を反映しつつ、 平成最大の大天災の日までを描いた物語。 最初は、淡々と主人公の人生が語られていくものと 思って読んでいましたが、 物語が進むにつれ物悲しい展開も幾度となく訪れ、 終盤は、涙なくしては読めないって感じでした。 全米図書賞 翻訳部門賞を2020年に受賞したということで、 2020年ってのが、ジャストだったようにも思えますね。 ちょうど、あれが延期なった年で、 さらに言えば、主人公は出稼ぎ労働で、日本を大きく発展させた、 あの祭典に関わってたりもします。 いろいろと背景が取材などを交え反映されていることで、 日本と言う国の昭和から現代の一端を知れる物語としての 見方もできたのではと考えます。
0投稿日: 2023.03.29
powered by ブクログ彼の人生が語られてゆくなかで、彼が上野駅公園口で暮らす理由も分かって来る…。のかと思ったけれど、今一つ理由が掴めなかった。彼の生活を心配してくれていた孫や娘はどんな気持ちだったろうか?残された人たちの気持ちを思うと、何だか身勝手に思えてしまうのですが。
0投稿日: 2023.03.25
powered by ブクログ昭和8年生まれのホームレス男性の生涯が痛ましく、取材によってリアルに著された描写がより男性への同情を引き付けるように感じました。「おめえはつくづく運がねえなぁ」のお母さんの言葉が男性の人生を象徴しているように思えました。
0投稿日: 2023.03.10
powered by ブクログタイトルは以前から知っていましたが、同じ作者の著書ばかり続けて読む習性から少し離れるため、初めて柳美里さんの小説を読みました。上野は馴染みのある場所なので丁寧な描写で情景は非常に浮かぶのですが、時系列を追うのが難しかったです。感情移入する対象が見つかりませんでした。何冊か読んでみると、作風がわかるかもしれないですね。
0投稿日: 2023.02.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「JR上野駅公園口」、私にとって馴染み深い改札口ですw。柳美里さんの著作、2014.3刊行、2017.2文庫。上野恩賜公園には、ホームレスが約500人、東北出身者が多い。食べ物に困ることはないけど、真冬の雨の日は辛い。まして、天皇家が訪れるときの「山狩り」(公園からのホームレスの追い出し)は大変。本書は、67歳から5年間、公園で暮らしている福島県生まれのホームレスを天皇家と対比させながら、その生涯を描いた作品。ホームレスにとっての一番の癒しは猫だったのかもしれません。
1投稿日: 2023.02.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
漂泊するホームレスの魂が呟く、己の人生のこと。 これは告白、独白、語り、物語、と言うには、存在が透明にされすぎていると思いました。だから、呟きなのだと感じます。 誰にともなく、呟いている。 彼の人生のことを考えると、胸が詰まり寄る辺ない焦りに苦しくなります。 どんなに遠く関わりのない認識であろうと、日本に暮らす限り、その存在に人生が収斂されていく。"天皇"は彼にとって故郷であったのでしょうか。 本当に故郷と呼べる地域は、祖先が加賀から入植し開拓した土地であり、そして彼は出稼ぎ労働を余儀なくされ、死後は震災によって更地にされ、遂に立ち入り禁止区域となってしまう場所です。 はたして、常に奪われる側の人間というのは在るのだろうかと考えます。 「挑んだり貪ったり彷徨ったりすることを一度も経験したことのない」柔和な眼差しと罪にも恥にも無縁な唇で微笑む、天皇皇后両陛下に対し、それでも彼は手を振ってしまいます。 死すらも彼を解放してくれないのだとしたら、彼は故郷を奪われたまま、そして彼に経を称えて祈ってくれる者を失ったまま、山手線内回りで魂を漂泊させ続けるのかもしれません。
1投稿日: 2023.01.25
powered by ブクログ「全世界が感動した」と記された帯で書店に並んでいるのを見かけたけど、感動ではないやろと思った なんとも言えないやるせなさに苛まれた
0投稿日: 2023.01.25
powered by ブクログ"暗闇の中に一人で立っていた。光は照らすのではない。照らすものを見つけるだけだ。そして、自分が光に見つけられることはない。ずっと、暗闇のままだー" "自分は悪いことはしていない。ただの一度だって他人様に後ろ指を差されるようなことはしていない。ただ、慣れることができなかっただけだ。どんな仕事にだって慣れることができたが、人生にだけは慣れることができなかった。人生の苦しみにも、悲しみにも…喜びにも…" "あんたには在る。おれたちには無い。在るひとに、無いひとの気持ちは解らないよ" [市井の人]からの排除 在るひとと無いひとの対照的な人生 主人公の存在感が薄れていって消えていくのが本当に切なかった。 ありきたりだけれど、少し外に出るだけでこんなに対照的な生活をしている人がいるということを改めて感じた一方でやっぱりどうしても解らないとも思った。
2投稿日: 2023.01.19
powered by ブクログちょっと私にはまだ難しかった。 多分この作品が賞賛されている部分を何一つ理解出来ていない それでも自分の知らない世界を知れたのは良かったしただただ苦しかった。ほんの些細なことがきっかけで誰もがホームレスになる可能性はあるわけで自分がもしそうなった時どうするかなって考えてしまった。
0投稿日: 2023.01.13
powered by ブクログ主人公と、天皇家の人々。同じ時代にあっても、望むと望まないとにかかわらず、何もかもが違っている。 私がこれから天皇家に入る可能性はないけれど、家や仕事や家族を失う可能性はいくらでもある。ただ、その先に、この作品の当時の上野駅公園口は存在しない。読んでいる期間に都美術館に岡本太郎展を観に行ったが、公園改札前の道路さえなくなり、すっかり様変わりしていた。思わず写真を撮ってしまった。 オリンピックは、誘致時点の思惑とはまったく違う形ではあったが、開催された。ほんの数年前、これほどのパンデミックは想像もしない未来だった。 二、三十年前にはよく見かけた、あのホームレスの人たちの居場所はどこに移ったのだろう。そして、そんなことを考えなくてもいい世の中はいつか来るのだろうか。 2022年の読み納め。
1投稿日: 2023.01.09
powered by ブクログ時代背景と方言と地域文化とが入り乱れるお話なので、正直難解なところもあり、、 あとがきによると、著者の取材と研究が行われているらしくなんだか半分くらいはドキュメンタリーなのかなあ思います。 あとがきを読んだあとだとまたひと味変わりますね。
0投稿日: 2023.01.08
powered by ブクログ何度も戻りながら、薄い本にしてはかなり時間がかかった 見えないものはないものになる世の中 豊かに見えても豊かさの網から抜け落ちる人は必ずいる
0投稿日: 2023.01.05
powered by ブクログ二人の人物の人生の対比を読者がどう受け止めるかにかかった一冊だと思いました! 正直なところ、読みにくいです笑。混雑する時系列、方言、専門用語等の難解ポイントがいくつも入っているため、読むのに力が入ります! ただ、日本の光と闇、幸せな眠りについて私は考えてみようかと本作が背中を押してくれた気がします。 読書中級者でも読みにくいため、上級者向けの一冊ですが、ぜひ一読してもらいたいと感じました!
0投稿日: 2023.01.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
一読しただけではよく分からなかった。様々な書評を読んだら、そういうことだったのかなと思えてきた。 あまりにも絶望的な話みたいな扱われ方をしていることに驚く。主人公は色々先立たれたとは言え、妻も子供もいるし、自らの選択でホームレスになっただけなのに。こっちはホームレスでこそないけど、端から配偶者も子供もいないしねえ。一度手に入れた分だけ絶望が深いのかしら?手に入れていない自分は幸せなんだろうなあ。 とは言え、決して所謂ハッピーエンドではなく、極めて淡々と現実的なので、こういう作品をもっと見たいと思っていた。世の中成功譚ばかりで反吐が出る。一般人に成功者への追い銭を迫り、現実離れしたハッピーエンドがさもあり得ることのように錯覚させ、成功こそが絶対唯一の目指すべき道だと追い立てるような作品はもう懲り懲りだ。もっとありのままの世界が見たい。身近なあり得る物語が読みたい。そんな期待には応えてくれる作品。 所詮世界は確率論的決定論で存在している。努力も意思も関係ない。因果と偶然が連鎖しているだけ。主人公も天皇もそのように連鎖しただけだし、私もそのように連鎖しているだけなのだ。自然科学的反応に幸も不幸も希望も絶望もない。
0投稿日: 2022.12.30
powered by ブクログ読み進めるに従って、『目を背けたい』と『見なければならない』という感情がせめぎ合った。 巻末の解説も見事。
0投稿日: 2022.12.20
powered by ブクログ小説ではあるが、実人物がいそうな小説である。上野駅が日本の高度成長からバブルさらにバブルがはじけて不況まで、上野駅の公園口にいるホームレスを描いたものである。さらに、天皇の博物館訪問で山狩りが行われる状況も描いている。これが全米での賞の候補にあがったのはわかる気がする。あとは映画として撮影されることが望まれる。上野駅では戦後の浮浪者狩りにおける親を東京空襲で亡くした戦争孤児と東北からの集団就職の列車の到着驛として有名であるが、それだけでもないということを知らしめた功績は大きいい。
0投稿日: 2022.12.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
男がホームレスになることを選んだのは不運がきっかけだった。それまでは裕福とはいえずともそれなりに安定していたのに。 ホームレスになれば、人を人と思わない扱いをされる。自分と同じ誕生日の平成の天皇、息子と同じ誕生日の当時の皇太子とも対比されて描かれる。 そして東日本大震災が孫娘の命を奪い、それが決定打となって男はついに自死を選.....んだのか? 上野駅に山手線が入ってくるところまでは書かれているが決定的な描写はない。 本文中で男が観察するホームレスたちや、美術館、公園を訪れた客たちの姿は、あたかも命を失ってからも上野公園に残った男の魂が見ているように書かれている。そういうことだろうか。 浄土真宗や曹洞宗の描写が出てきて死後の魂のゆくえについても書かれていた気がする。それとも関係あるのだろうか。 ともあれ切ない話であった。 文章は散文詩のようで美しい。
0投稿日: 2022.12.06
powered by ブクログいい作品だった。 上野公園のホームレスの男性の人生を、対比として天皇制を置きながら描き出す物語。厳しい人生の物語なんだけど綺麗だと感じてしまうのは人生の悲哀に対してなのか社会や歴史に対してなのか。 オリンピックの精算はこういう視点も併せて行いたいものです。
0投稿日: 2022.12.04
powered by ブクログ主人公の内面の描き方が物足りなく感じた。表層的で真に迫りきれてないような気がする。震災の場面も取ってつけたような不自然さを感じてしまった。作者はこの作品にかける思いが色々あったのだろうが、少し頭でっかちになりすぎたのでは。もっとストレートに、シンプルに主人公の人生に迫ってみても良かったと思う。
0投稿日: 2022.11.01
powered by ブクログ言いようの無いつらさや絶望を上手く表現していると思うが、薔薇の描写の繰り返しや蘊蓄の数々、現実には無さそうな程無意味な会話のやり取りなど、何か白けさせられた。最後の東日本大震災も唐突過ぎる。主人公は最後は電車に飛び込んだのだろうか。
1投稿日: 2022.10.10
powered by ブクログ3.7点 いわゆるホームレスの社会とか人生って考えたこともなかった。誰も聞かないし語らないホームレス1人の人生の話
0投稿日: 2022.10.04
powered by ブクログ正直読み終わったとき辛かったが、社会問題を風刺したその内容に非常に心動かされ、読後も色々考えさせられた。ずっしりくる作品なので精神的に元気なときに読むのが良さそう。 読者に様々な解釈を与えてくれる書き方(時系列の前後)や独特の文体も非常によかった。
1投稿日: 2022.09.27
powered by ブクログ「一人一人の顔は、小さな水溜まりのようにしか見えない」 「死は、時が止まり、この空間に自分だけが取り残されるようなものなのか…空間と自分が消し去られ、時だけが流れるようなものなのか…」 ある男の一生と追憶とその死が書かれるだけなのに、上野が相馬が持っていた過去と現在の歴史と、過去の人現在の人の重みのある実在感が、苦労と悲しみと空虚さが上野駅を背景にかかれている。最後の津波のシーンは、あれは幻想?現実?彼の孫はどうなってしまったの? その時間と回想の混ざり方と、さし挟まれる会話のリアル感が独特で強い印象を受ける。人が行き交う上野の一コマ、という上野駅ならではの情景と文体が好み。そういえば、男の名前が覚えていないのか書かれていないのか、頭に浮かんでこないことに気づいた。
1投稿日: 2022.09.26
powered by ブクログ久しぶりに本を読んだ。 夏休みに短期留学に行って以来なんだかずっとふわふわしてて覚束ない自分の生活リズムに鞭を打ちたくて、とりあえず文化人になろう!と思って本屋さんへ出かけた。うちの一冊。 数年前に都内の本屋さんでいつか絶対にこれを読むと決めてたものだったから、再会してやっと読むことができたよ 社会問題を風刺している内容、 ホームレスの生活って、知っているようで知らなくて、でもなんとなく興味があった。何でだろうってずっと考えてたんだけど、具体的な答えは出てない。 孤独が永遠と描かれていて読んでいて苦しかった。 ホームレスとして生きる彼の生き様が、
0投稿日: 2022.09.21
powered by ブクログとにかく読みにくい本で、途中で諦めようかと思うほどしんどかった。思考なのか説明なのか、現在なのか過去なのか、主語が不明で読解力が乏しい自分には難しい本だった。 けれど、読んでおいてよかった。 面白かったとは言えないけれど、自分の人生に必要な血の一滴になったような気がする。 作者の思想が垣間見えるので毛嫌いする人は多いかもしれないけれど、わたしには届いた、漠然としたものが体の奥の方に。 世の中には華やかな世界の裏で、誰からも救いの手を差し伸べられることもなく、誰の目にも止まらず、ひっそりと人生を終わらせる多くの人がいる。
0投稿日: 2022.09.04
powered by ブクログ上野駅の明正堂書店で買いました。限りなくノンフィクションに近いフィクションでした。最初から最後までずっと雨が降ってるようなシビアな寂しさがあって、なんだかZAZEN BOYSの『AMAYADORI』が脳内でずっと鳴ってました。 https://youtu.be/gSOxFMwrFmg
0投稿日: 2022.08.20
powered by ブクログホームレスの話?何の話?話が飛び飛びでり理路整然としていない文章。終始物語の繋がりがなくよく分からなかったし何よりとても退屈でつまらなかった。ストーリ性もない。小説デビュー作かな?
1投稿日: 2022.08.02
powered by ブクログ現在と過去が行き来しながら福島県出身の男性の人生が語られる中、日本社会の不条理な部分について考えさせられる本。フィクションではあるが、真実性のある描写は読むのが切ない。
0投稿日: 2022.07.07
powered by ブクログホームレスの彼がたどってきた歳月に、一般の人々の何気ない日常会話が、ところどころで交差する。 多くの街ゆく人たちと彼とでは、流れる時間の速度や強弱が違うのかもしれない。 あの日の天気、あの日の音。毎日の生活に、そして家族にできなかったことのあれこれ。 人生に染み付いたシワとか、渋み苦みとか、そういったものが見えるような気がした。
1投稿日: 2022.07.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
終盤で明らかになるのは「あの日」以外の上野公園のシーンでは、主人公は死人であるということ。問題なのは、読者がそのことに終盤まで気が付かないということ。(気づいた人はさすが) 読者は、彼が公園の片隅で物言わぬ岩のようにじっとうずくまっている姿を想像する。亀のように身動ぎもせず、雑踏の端の方に縮こまっているホームレス。彼の内省的な性格も拍車をかける。誰とも関わりなくても違和感がない。そんな思い込みで、彼が既に死んでいるという可能性にすら気が付かなかった。色眼鏡はかけていないつもりだったが、改めさせられました。
1投稿日: 2022.07.01
powered by ブクログ正直、難しいと言うか、ついていけなかった。 それは、自分自身の至らなさ以外の何物でも無いと思った。 こうした作品を楽しめると言ってはおかしいかもしれないが、読み込めるようになりたいものだと、感じさせられる作品であった。 この山手線シリーズの2冊目は購入済みなので、そちらは理解出来るようになりたい。
0投稿日: 2022.06.15
powered by ブクログ風景描写がすごかった。 以前、柳さんを読んだ時は、ストーリーがとりとめなくてイマイチだなーと。 それきり読んでいなかったけれど、 以来、時間がたって、話題作だし短いしと読み始めたら引き込まれた。 風景描写は、まるでスケッチ。 そのもの、というより人物の目を通して描かれているから 目の前にちゃんと広がり、蠢くよう。 風景から心理描写になだれ込むのも、以前はとりとめなさや違和感と捉えていたけれど 実際に私が景色を見てるとき、そのもの。 景色の感じ方には主観が入るし、そのうち日常のあれこれが混ざって、ちぎれちぎれになって。 その感じを文字にするとこうなるのかー、と 目から鱗の読みかたができた。 物語は救われない人が主人公。 ストーリー性がないのは、本当の人を描いてるからなんだと気づく。 実際にできるかどうかはわからないけど、 こういう人に、気持ちだけでも寄り添いたいと思う。 思わせるだけの力強い小説だった。
1投稿日: 2022.06.14
powered by ブクログアメリカで最も権威のある文学賞、全米図書賞の翻訳文学部門を2020年に受賞した作品。 確かに、米国が世界が、注目する作品だと納得する。 東北出身者で、最期には東京・上野恩賜公園でホームレス生活を送る主人公の男。 この男の人生には、いつも様々に、日本の象徴、天皇陛下や皇室が付いて回る。 “上野公園”は、もともと皇室の御料地で明治から大正にかけては国家的イベントがしばしば行われたそうで、余生をも、その場所を住処としなければならない孤独な男。 男は妻の死後、吸い込まれるように“上野公園”へと辿り着いているように感じられた。 どうして? ホームレスにならなくてもいいのに。 慕ってくれる孫娘と胴長犬との生活を、自ら捨てなくてもいいのに。 誰でも、何かの拍子に簡単にホームレスになる可能性があるのではないのか。 柳美里さんが、取材時に七十代の男性に言われた「あんたには在る。おれたちには無い。在るひとに、無いひとの気持ちは解らないよ」と、両手で三角と直線を描いたそうです。 男性が描いたのは、屋根と壁。 在ると無いとの違い。 考えると辛くなる。
1投稿日: 2022.06.08
powered by ブクログ今まで何となく避けて?きたけど、アメリカ人から勧められ初めての柳美里。ドキュメンタリーっぽい。相馬は真宗の人が海岸線に住んでたというのは知らなかった。
0投稿日: 2022.06.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
現代において近代の「文学」を受け継いだ正統な、中世、あるいはもっと昔からの「日本文学」かと思いページを捲りつつ、辿り着いたのは天皇の像だった。圧巻。
0投稿日: 2022.06.05
powered by ブクログ福島県相馬で、昭和天皇と同じ日に生まれた一人の男の不遇の生涯。東京五輪の前年、出稼ぎのために上野駅に降り立って以来、37年間の結婚生活で妻(節子)と一緒に暮らした日は、全部合わせても一年もなかった。妻は二人の子を産み育て、老いた両親の面倒を見ながら野良仕事に励むなか、長男(浩一)が21才で急逝、追うようにして妻が65才の苦難の生涯を閉じる・・・帰る場所を失くした男は、上野公園に集まるホームレスの一人に。落ちた銀杏や賞味期限切れのコンビニ弁当で食いつなぎ、週刊誌やアルミ缶を拾う悲愴の物語。そして大震災が・・・。
5投稿日: 2022.05.28
powered by ブクログ重かった、全編に渡り重かった。時代が行ったり来たりして、途中やめそうになったが重さが響き最後まで読んだ。 この主人公の方は人生で何も悪いことをしておらず、一生懸命生きてきたように見える。 が何故、こんなにも苦しい人生を与えられたのだろう?短絡的な読み方かもしれないが、それが知りたくて最後まで読んだが、その答えはなかったように思う。 それでも良い小説だった、と思えるのは何故だろう。一部でも自分を投影しているからかもしれない。 答えは出ないが、重かった、が良かった。
1投稿日: 2022.05.27
powered by ブクログ東北出身のホームレスの男性の話。過去を振り返ったり、上野公園でお喋りをする人の会話を聞いたり、現実と過去の後悔や思い出が混ざりあっている感じだった。後悔だけがたくさんあり、救いがない感じがした。
0投稿日: 2022.05.27
powered by ブクログ* 一人息子が死んだ日も、雨が降っていた。 * 東京オリンピックの前年、男は出稼ぎのために上野駅に降り立った。一人の男の生涯を通じて描かれる死者への祈り。 . 一貫して暗かったなぁという印象。同じ日に生まれても環境が違えば…という所なんだろうけど、あまり救いがなくて悲しかった
0投稿日: 2022.05.25
powered by ブクログ全米図書賞受賞作ってことで。文学系の作品は、いくら評価が高くても、自分的にはどうかな…という不安は抱えつつ。で、やっぱりというか、いまひとつピンとこなかった訳で。
0投稿日: 2022.05.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
昭和天皇と同じ年に生まれた主人公の上野でのホームレスの生活を描きつつ、過去のことを回想する物語。時間が行きつ戻りつし周りの人の意味があるのかないのか判断が付きにくい生活の話が挟み込まれ、難解な話だった。 作品全体を通し死の影が纏わりついていて、生きて生々しく生活しながらも些細なことから過去を思い出してしまい、如何に主人公がいろんな人や物に囚われているのかが分かった。本文中に出てくる「つくづく運が悪い」という主人公への評は昭和天皇と同じ年に生まれたということも含め、多くのしがらみから最後まで抜け出せないことを端的に表していたと思う。 結局、最終的に自殺という結論に至ったのを、読んだ時こそ逃げやよくある結論に感じていたが、いつでも死に囚われていた主人公からすると身近なことだったからなのかもしれない。
4投稿日: 2022.05.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「ある人には、ない人の気持ちはわからない」 次々に降りかかる出来事があまりに残酷で、始終辛かった。そんな私も雨風の凌げる家で本を読み、上野駅は年々姿を変え、淡々と過去を消し去っていく。 「絶望」とはよく聞く言葉だけど、気力を失ったら誰にだってなり得ること。「なりたくてホームレスになった人はいない」という言葉があまりに重く響く。そんな中天皇家に手を振る姿がどうにも異様で、雨の滴る薄暗い本だった。 読んだ方がいいと思う。私はすごく大切な本だと思った。
0投稿日: 2022.05.21
powered by ブクログ「全米図書賞」受賞作品との事で読んでみた、上野のホームレスの話。関係者への聞取りと参考文献の読み込みでホームレスの実際と現代社会の問題を浮き彫りにする読み応えのある一級の資料となっているとは思うが、小説としての創作作品という所では物足りない部分もあった。
1投稿日: 2022.05.19
powered by ブクログ2022.5.10 37 1人の男の物語、いろいろな点で自分にぐぐぐっとくるところごあった。 解説も分かりやすかった。
0投稿日: 2022.05.11
powered by ブクログとある男の生涯を書いた物語。辛い人生だと感じたが、ホームレスの人達は全てでは無いにしろこのような人生を歩んできたのかなぁと思うとなんとも言えない気持ちになった。
0投稿日: 2022.05.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
全ての時が、雨でつながり薄暗くて湿っぽい。冷たくて不条理だ。主人公以外の多くの人や主人公にとっての希望の象徴から肖った主人公の大きな希望は即へし折られて、失われる。しかし、それでもまたひとつの希望を守るべく上野にたどり着く。そしてまた希望の象徴に対比して、一方で主人公は居場所を追われ、失い、消えた後でさえも希望は芽を摘まれてしまう。 二度の東京オリンピックやフクシマなど、ノンフィクションを背景に織り込んだフィクション。 本作の思想としては反天皇制に近い。
0投稿日: 2022.05.01
powered by ブクログつらかった。久々に読みたくなくなるほどつらかった。 でも、柳さんがこうして伝えてくれたことに感謝だ。目を覆いたくても、開いていなくてはいけない、と、教えてくれたことに。世の中の理不尽を無くすことを、あきらめてはならない。
0投稿日: 2022.04.18
powered by ブクログ家族のために働いて働いて働いて… こんなに頑張っているのに何でこんなに報われないのか、 人生てプラマイゼロになるようになってるんじゃないのか、 と結局辛いです。救いがない…でも、いいお話だと思います。 こんなに薄いのに、物凄くぎゅっと一人の人生が、色んな人の人生が詰まっているお話です。 柳美里さんの本は初めて読んだけれど、何というか… 凄い臨場感というか、揺さぶられる感じがしました。 当たり前だけど、通りすがっただけの人も、電車で隣に座った人もみんなそれぞれの人生があってなにかを糧に生きていて。 糧が無くなったら私はどうなるんだろう。 私の糧はなんなんだろう。
0投稿日: 2022.04.17
