
総合評価
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powered by ブクログ訳あり母子家庭の子、ワタルの幼少期から17才11ヶ月までの回想記。 「ぼくはクロマニヨン人の子供」 やや多動(?)で山を駆け回る少年期から、様々な人たちとの出会いの中、身体や心の変化に戸惑いながら成長していく。 そこまでは力強いワタルを応援したい気持ちで読めた。 母親の病死後ロシアへと旅立ち、アイスマンを強奪する場面はやや非現実的だったし、 サチのためとはいえサチの父親への殺人未遂ともいえる行動はあまり共感はできなかった。
1投稿日: 2025.01.03
powered by ブクログこの物語を青春の二文字では語ってはいけないと思う。 自らの出自に縛られ続け、ようやく答えを見出した頃には、 大切なものを、あまりにも大切なものを、失っていた。 月並みではあるが、この本は未来に生きる人のための、物語である。とおもう。
0投稿日: 2022.08.28
powered by ブクログワタルが成長していく過程の心理を巧みに描いていて、笑いあり、涙あり(ほんとに泣きました)、そしてバカバカしさ満載で、「あ〜、小学生男子ってこんなんだよね。」って思わず納得してしまう、とてもおもしろい作品でした。 ただ、最後がちょっとやり過ぎかな、っていう感じ。
1投稿日: 2022.02.16
powered by ブクログひとりの少年が自分や自分のまわりの環境に、悩み、もがき、向き合って、そして克服していく。そんな内容。 同じく悩み、もがいてる男の子ならきっと共感できるはず。ただ主人公にはその過程で、大切な仲間やガールフレンドが出来ます。大多数の人はそんなことはなくって、自分ひとりで、もがき、乗り越えて行かなくては行けません。 そこはほら、小説だから。
0投稿日: 2021.09.09
powered by ブクログ僕の体には、1万年前の特別な血が流れている。ただの感動じゃない。いまだかつて読んだことのない、青春長編小説。 小学五年生の夏休みは、秘密の夏だった。あの日、ぼくは母さんの書斎で(彼女は遺伝子研究者だ)、「死んだ」父親に関する重大なデータを発見した。彼は身長173cm、推定体重65kg、脳容量は約1400cc。そして何より、約1万年前の第四氷河期の過酷な時代を生き抜いていた――じゃあ、なぜぼくが今生きているのかって? これは、その謎が解けるまでの、17年と11ヶ月の、ぼくの物語だ。
1投稿日: 2021.02.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
中学生向け問題集のどこかで読んだことがきっかけで惹かれた。 美術の授業中のシーンを抜粋してあった。 とても瑞々しくて痛くて好きになった。 全体的に若者の口語体であるためテンポよく読めた。 難しいところは特にない。 彼の苦悩は私と同じではないが、なんとなくわかる。 特別だと思い込まなければ今死んでしまう気がする感じ。 こちらも概ね思い込みであった、都度起こす彼の犯罪にはあまり共感できなかったが、それこそ彼と同じ境遇だったらわからない。 アイスマンを持ち出したら何か変わる気がしてしまうのもよくわかる。 でもきっと、私には実行するだけの度胸はない。 そこだけが少し気になった。 私はやっぱり、青い何かのために犯罪を肯定できない。 それに手を染めてしまう、一種の陶酔は、理解する。
1投稿日: 2020.11.20
powered by ブクログタイトルと「クロマニヨン人」ってのはアレだけど、今まで読んできた荻原浩(10作品ほどだけど)の中では一番好きかも。 やっぱ、個性的な子供が成長していく過程の話ってのはいいなあ。
0投稿日: 2019.08.26そら涙腺も緩みます
他人には伝わり難いが素直で微笑ましい少年。幼少期からの心の想いや葛藤が成長の良い原動力になり、ハチャメチャに見える青春の時期を上手く表現した良い作品でした。母親の深くブレない愛情と少年との会話、恋人、友達、先生との真心のこもったやり取りに嬉しく何度も涙が出そうになりました。あっけらかんとした明るさと未成年期のハラハラ・ドキドキあり、原始人がお父さん?な確りとしたストーリーありで楽しく読めました。
0投稿日: 2019.08.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
図書館で。本当に面白かったなぁ。しあわせな読書時間だった。ワタルと一緒に成長した気分。少年〈ワタル〉の成長物語で、家族の物語で〈ワタルとお母さんの2人、ワタルとクロマニョン人のお父さんと?!〉友情の物語で〈ワタルとトラとウサギ〉恋の物語〈ワタルとサチ〉でした。満腹。満腹。絶対何回も読み返したくなるな、きっと。
0投稿日: 2019.05.16
powered by ブクログ生まれたときから父がおらず、人と違う外見で差別されてきたワタルが自分のアイデンティティーを確立するまで。特別扱いを嫌だと思いつつ、どこか自分は人とは違うのだと思いたいという気持ちもある。まさに青春である。 しかし、ラストは若干ぶっ飛び過ぎているような。確かにクロマニヨン人と向き合うことは、ワタルにとって非常に大きい出来事だったわけだが、明らかにやりすぎ。クロマニヨン人のことだけでなく、申告外の滞在なんかも、その後、大変なことになるのではないかという気がするのだが。余計な話なのだが、そこが気になって、なんとなく余韻に浸れないのであった。
1投稿日: 2019.02.03
powered by ブクログ着想が面白い。 その自分の出生が、最後まで貫かれている。 終盤からは、一気に読み進まなければと思うほど 吸い込まれてしまった。 「こんな青春はいいなぁ」と思ってしまいました。 そして、サチの人間性にも惹かれてしまった
0投稿日: 2017.11.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ぼくの父はクロマニョン人。 自分のアイデンティティと周囲との軋轢と、初恋と友情、思春期と破天荒の詰まった青春小説だった。 ぼくの見たことない父親は、強くてかっこよくて優しくてぼくを傷つけるようなことはしない。 そう思いたいけれど、実際は全然そんなことなくて、どちらかというとクズで「一生愛なんて囁くな」という気持ちになるのだけど、文章が潔くて潔白で孤独で、実際そうなっちゃうよね、というくらい主人公は冷静だったりする。 他人と違うというだけで忌み嫌ったり、そんな人間、本当にいるの?と思うけれど、普通にいるのよね、となんとなく思う。 初めて読んだとき、わたしは入院していて、外には雪が降っていて、年末も近くて誰もお見舞いには来なくて、「わたしこの本めっちゃ良い時期に読んでるじゃん」と思った本。
1投稿日: 2016.09.22
powered by ブクログ最後まで父がクロマニョン人のような原始人であって欲しかった想い。実の父親に再開して失望した現れからなのだろうか。
0投稿日: 2015.04.11
powered by ブクログ荻原 浩は本当に小説を書くのがうまい。この作者の小説も映画化やテレビ化される事はあるだろうが、決して映像化を見越して書かれた物ではなく、小説として楽しませる技術を持っている。好きな小説家の一人だ。
0投稿日: 2015.01.29
powered by ブクログ最初の方の父親がクロマニョン人だという突飛な話ではなかったのであまり興味はそそられなかったし終わり方が気に入らなかった。
1投稿日: 2014.11.23
powered by ブクログ外見も考え方も周りとちがう少年ワタルの父親探しの旅。 父親という存在が見えないだけに空想の世界に入り込んでしまったんだろうな。 その上母親の死や自分自身の心身の成長に戸惑い、母を失う代わりに父親の存在を得る。 何かを失わないと欲しているものを得ることができないのか? 何もかも失っても欲しいものは手に入らないが、きちんと周りを見渡せば欲しいものは身近に転がっているということなのかもしれない。
1投稿日: 2014.08.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
父親がクロマニョン人!? でも荻原さんなら書きかねない…、と期待しました。(笑) ふたを開けてみればそんな突飛な話ではなく、子供の頃誰もが一度は抱いたことある「自分は特別なんじゃないか」という、思春期特有の悩み(?)に翻弄させられる話。 ただね、その思春期の描写が長い、そしてあまり興味をそそられなかったというのが本音…。 男性の方が、性への目覚めとか共感しやすいかも?
0投稿日: 2014.07.18
powered by ブクログ個人的にはとっても好きなお話でした。 みんながどこかに持っている「自分が異質に感じられてしまうこと」が描かれているので 共感できる人、多いんじゃないかなぁ。
0投稿日: 2014.04.08
powered by ブクログ面白かったですよ。 男の子の成長と女の子の成長、そして恋。 まさに青春って感じですね。 ただ、後半の彼女のお父さんとの衝突や父の謎、博物館での出来事など、リアリティに欠ける場面が続き今一つ盛り上がれなくなってしまったのが残念でした。 でも、子供に読ませてあげたい本の一つです。
1投稿日: 2014.04.07
powered by ブクログ主人公の成長はうまく書かれてるけど、 最初のクロマニヨン人が父親で期待した奇想天外な話じゃなくてちょっとガッカリ。
0投稿日: 2013.12.11
powered by ブクログまぁ普通の小説でしょうか。 特に印象深いと感じるものはなかったですな。 締め方には疑問はあるものの、そもそも全体的に色が薄いため、それが大きな欠点とも思えない。 明日には「クロマニヨン人の息子と思い込む主人公」くらいの記憶しか残らなさそうです。
1投稿日: 2013.10.10
powered by ブクログ1308 幼少期から始まるアイデンティティー探しの青春小説。このままずっと見守りたいくらい感情移入出来ました!最後駆け足気味だったけど終わりも良し。星4つ半って感じです。
1投稿日: 2013.08.13
powered by ブクログ小さい頃、自分は人とは違う特別な才能を持ってここにいるんだと思うことが必ずある。この主人公もその意識をひょんなきっかけで高く持った少年だった。歳を重ねるにつれ、自分の特別が周りに埋もれていき、特別なんかではないと気づかされる。そんなごく普通の少年から青年の話。 作者らしい作品だった。他の作品よりウィットは少なめだったかな。
0投稿日: 2013.08.01
powered by ブクログ最初は主人公が中2病過ぎて読んでて気持ち悪かったです。 しかし、徐々に主人公が大人になるにつれそのようなおかしな考え方は少なくなり、周りの人間同様の考え方になっていきます。 まあはじめの方は主人公の頭がおかしいようにしか感じなかったので、読むペースが遅くなってしまいました。 後半では、主人公が成長したこともあって感情移入しやすくなり、すいすい読めました。
1投稿日: 2013.05.27
powered by ブクログ思い込み激しい少年が アイデンティティを確立させるべく奮闘する話。 <青春小説>なのかは疑問だが。 最後がイマイチ好きじゃない。
0投稿日: 2013.03.16
powered by ブクログとにかく泣けました。ラストはタオル抱えて泣きながら読んだ。久しぶりに顔が腫れるくらい泣いた本です。 もちろん笑いもあるし、青春小説なんだろうけれど…気持ちは最早お婆ちゃん。もう私の家の近所に住んでたら、抱っこしてかいぐりしてたな。煮物とかとどけながら、様子見に行ってたな…ってくらい、可愛くて、健気で、 愛おしい主人公でした。 博物館での呼びかけも、あらすじと冒頭で想像していたけれど、後半での呼びかけは深い意味をふくんでいて、切なくてまらなくなる。 サチちゃんがいて本当に良かったねぇ。深い部分で通じ合える二人だから、いつまでも幸せにね。 …って思ったのも、やっぱりお婆ちゃんだぁね。
0投稿日: 2013.02.12
powered by ブクログ少年の創造力は偉大である。そして尋常ではない思い込みも兼ね備える。 自分の父親はクロマニヨン人だと思い込んだ少年の壮大な青春記。周囲から疎外されつづけながらも、心をひとつにできる恋人と友人の存在が、そして苦楽をともにした母親が彼を支え、夢を叶えさせてくれる。 少年よ、大志を抱け!
0投稿日: 2013.01.01
powered by ブクログこれまで読んだ小説の中で1、2を争うほど好きな本。男子なら少しは共感できるはず!さくさく読めて、ほんとうに面白かった!
0投稿日: 2012.12.18
powered by ブクログ初・萩原浩。読みやすい。青春小説だけど、恋人の存在で家族小説にもなっている。萩原さんの他の作品も読みたい。
0投稿日: 2012.12.17
powered by ブクログ笑っちゃいけないけど、誰にでも自分の外見に悩む時期はあるはず。。ただ、ここまでの思い込みってすごいかも。そして、ワタルの行動力もすごすぎる!おもしろかった!
0投稿日: 2012.10.11
powered by ブクログ小学五年生の夏休みは、秘密の夏だった。あの日、ぼくは母さんの書斎で(彼女は遺伝子研究者だ)、「死んだ」父親に関する重大なデータを発見した。彼は身長173cm、推定体重65kg、脳容量は約1400cc。そして何より、約1万年前の第四氷河期の過酷な時代を生き抜いていた―じゃあ、なぜぼくが今生きているのかって?これは、その謎が解けるまでの、17年と11ヶ月の、ぼくの物語だ。 (BOOKデータベースより) *** 氷河期と聞いて(見て)、まず思い出すのは地球のことではなく、就活のこと。…哀しい、自分。 環境が悪かったんだよなぁと思います。 せめて母子共に疎外されない土地だったら。 父親が現代日本人だったなら。 ワタルの悩みは決して無駄ではないだろうけど、もう少し楽に生きれただろうに。 それが良いか悪いかは別としても(もちろん、この人生でなければワタルはワタルではなくってしまうし)。 今後、2人はどう生きて行くのかな。 最後のはさすがにまずいんじゃなかろうか。 途中ちょっとダレた印象はありつつ、楽しめました。
0投稿日: 2012.10.08
powered by ブクログワタルとサチ。父親と母親。いや、最後のシベリアのくだりなど、読む手が止まらなかった。この人の作品は、神様の一言もそうだけど、余韻がたまらんな。
0投稿日: 2012.10.04
powered by ブクログ正直、最初は?って感じだった。 でも読み進む度ワタルの成長、生き方、それを取り巻く人達との関係の変化にドンドン引き込まれて行った。 色んな思いが交錯する中、最後はえーっ!っていうことがあってちょっと笑えたり…とにかくおもしろかった! 2012.9.19
0投稿日: 2012.09.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
恥ずかしい話、読み始めてからしばらくは、SFだと思ってました。 だって、荻原浩ですよ、守備範囲の広い。何が来るかわからないし。 「さよならバースディ」もあったし。 でも、青春小説なのですね。 内容的には「僕が僕であるために」的な、いわゆるアイデンティティが云々的な、ベタな青春もの。 でも、そこは変化球の荻原浩。楽しかったです。 「クロマニヨン」をキーワードに、空想がちな少年時代から、よりリアルな大人への世界への変化を丹念に描いてくれました。 とても愛すべき作品です。 サチがかわいいね^^
0投稿日: 2012.04.29
powered by ブクログ父親がクロマニヨン人だと信じ続けてきた青年の話。なんて設定!?と思い、読み進めると主人公の幼少期から青年に至るまでの成長を書き上げた青春小説。思っていたのとは少し違ったけど、これはこれで、面白かった。
0投稿日: 2012.03.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
見たこともない父親をクロマニヨン人だと思い込みながら成長していく男の子のおはなし。淡い恋も描かれていて、こういう感じの話は結構好き。他にもこの作家の本を読んでみたいと思った。
0投稿日: 2012.03.10
powered by ブクログ男の子ってだいたいがバカなんだ。それにしても、ちょっとやり過ぎか?まあ、ハッピーエンドっぽいからいいか。
0投稿日: 2012.01.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
自分の父親がクロマニョン人だと信じている少年のお話。 私も信じていましたが。。 悲しい部分もあるけれど、 学生時代のあるある的な内容もあって。 懐かしかったり、切なかったり、意外性だったりと。 このあとすぐが気になる終わり方も、よかったです!
0投稿日: 2012.01.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
自分の父親はクロマニヨン人と思い込んでいた男子の話。そもそもの設定が奇天烈でおもしろい。 いじめられたり、やりたいことがやれなかったり、悲しい出来事もたくさんあるものの、とぼけた文体が深刻さを中和していて非同感はほぼ感じない。が、切なさは残したまま。
0投稿日: 2011.12.03
powered by ブクログ自分の事をクロマニョン人と信じてる男の子の物語。 最初その突飛な設定に驚きましたが 読み進めていく内にその謎も解き明かされて 彼を取り巻く人間関係もいい展開になっていきます。
0投稿日: 2011.11.19
powered by ブクログ他の大多数の人とは違う境遇に生まれた自分のあり方を探りながら成長していく少年の物語。 こう書けば「よくある小説」だが、この作品は少年の内面の描かれ方がとにかく巧みだった。 自分の生活圏が狭い――世界が狭い子供時代の物の見方で生き抜いていき、世界が広がるにつれて変わっていく心情が、鮮やかに描かれている。 決して特別な物語なわけではないのに、強く印象に残る作品。
0投稿日: 2011.09.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
もう設定が設定すぎて、えーこれどーなのー?と思っていたら、しっかり一般論に持っていってくれました。主人公が17歳くらいになるまでを結構ゆっくり書くので、もどかしい(つまらない)ところもあったけど、まぁ泣いたよねww
0投稿日: 2011.07.04
powered by ブクログ荻原氏にしては、主人公の思い込みがユニークなだけで、結構ふつうの物語、、、と思いながらも、理由もよくわからずぼろぼろ泣かされてしまいました。
0投稿日: 2011.06.13
powered by ブクログタイトルからタイムスリップ的な内容と勝手に想像していましたが、萩原氏を舐めていました。少年の葛藤と成長が丹念に描かれている力作です。
1投稿日: 2011.06.02
powered by ブクログ久々に荻原作品を読みました。 どうおさまるのだろうとドキドキしていましたが、やっぱり面白かった。バウボ・ンバボ・ダム
1投稿日: 2011.05.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
奇抜な設定もあり、次から次へと展開していくストーリーで一気に読んでしまいました。 主人公は母子家庭のため、父親に関して突拍子もない妄想を抱き、それをアイデンティティーとして成長していくけれど、色々な犯罪(未遂も多い)を犯していくのは、読んでいてあまり気持ちのいいものじゃないし、最後の最後で犯罪者にしてしまうエンディングが嫌い。 なので、★-1。 エンディングに関して言えば、死なないですんだという意味ではハッピーエンドになるのだろうけど、極寒のロシアで猛吹雪の中、素人二人が木乃伊を捨てる(言い方は悪いが)場所を探して歩き回るなんて、常軌を逸しているとしか思えない。あまりにも突拍子もない設定がいまいちだったので、★-1。 トータル★-2でした。
0投稿日: 2011.05.14
powered by ブクログ自分のアイデンティティーって 簡単に見つからないし、 逆に小さな頃から大きなアイデンティティーがあっても それはコンプレックスになるのかもしれない。 自分は自分だけど、決して自分だけが特別なわけではない。 そんはことを思った。
0投稿日: 2011.04.22
powered by ブクログいくつか読んでいて気になる作家さん。 あらすじが気になったので購入。 モノローグがいつもそうだけど、とても親近感を感じます。たまに、ん?て思うけど。 氷河期と、ネアンデルタール人と、母さんとに支えられた世界で少年が、大人になっていく過程が好きです。
0投稿日: 2011.03.21
powered by ブクログ明日の記憶でも「やばい」って思ったけど今回も酷くやられたカンジだ。 とてもとても人恋しい気持ちになるというか、自分が空っぽだなというような打ちのめされた感じにさえなる。 あぁ、それから酷く置いてけぼりをくらった気持ちにも。 今この瞬間、だれかれかまわず薦めまくりたい、もう、だれでもいいからとにかく読めっ!ってカンジ。
0投稿日: 2011.03.20
powered by ブクログ頭の中で次の展開を期待できる小説。 タケシの映画「アキレスと亀」を思い出しながら読んだ。 全然リンクしてないけど。。 ボリューミーなのに読みやすく、ところどころの描写が秀逸。 芝居観にいって、「高校演劇っぽい!」って思ってしまうような恥ずかしさも随所に感じた。
0投稿日: 2011.03.05
powered by ブクログ学五年生の夏休みは、秘密の夏だった。あの日、ぼくは母さんの書斎で(彼女は遺伝子研究者だ)、「死んだ」父親に関する重大なデータを発見した。彼は身長173cm、推定体重65kg、脳容量は約1400cc。そして何より、約1万年前の第四氷河期の過酷な時代を生き抜いていた─じゃあ、なぜぼくが今生きているのかって?これは、その謎が解けるまでの、17年と11ヶ月の、ぼくの物語だ。
0投稿日: 2011.02.19
powered by ブクログ思い込みでどんどん進んで行っちゃうのがなんだかな、と思ったけれど、 そうやって無理やり前を向かないと生きていけなかったのかな、と思うと、 なんだか切ないもんです。 http://feelingbooks.blog56.fc2.com/blog-entry-499.html
0投稿日: 2011.02.06
powered by ブクログ自分の父はクロマニヨン人だと思い込んんでいる主人公。好きな女の子の家庭や、もちろん自分自身の家庭環境も他の人と異なるため、いじめにもあうが、少しも気にしていないようだ。 どんな状況でもお母さんが理論的に教えること、頭から否定しないこと、母親一人だけど愛情たっぷりでほのぼのとした。
0投稿日: 2011.01.29
powered by ブクログ父親はだれ?? 偏見渦巻く田舎で 周りと戦いながら自分を育てるワタル ”自分” カーッとしたりボーっとしたり怒ったり 笑ったりイライラしたり どんな自分も好きになれるといいな
0投稿日: 2010.12.30
powered by ブクログ「クロマニヨン人の息子」と思いこんでいた少年が大人になっていくお話。 物語描写と心理描写のバランスがよいと思う。
0投稿日: 2010.12.15
powered by ブクログ[BOOKデータベースより] 小学五年生の夏休みは、秘密の夏だった。あの日、ぼくは母さんの書斎で(彼女は遺伝子研究者だ)、「死んだ」父親に関する重大なデータを発見した。彼は身長173cm、推定体重65kg、脳容量は約1400cc。そして何より、約1万年前の第四氷河期の過酷な時代を生き抜いていた―じゃあ、なぜぼくが今生きているのかって?これは、その謎が解けるまでの、17年と11ヶ月の、ぼくの物語だ。
0投稿日: 2010.11.16
powered by ブクログ2010.01読了。 まだ一冊を読むのがいまよりさらにうんと遅かった頃、長い時間をかけて少しずつ少しずつ読んだ長編小説。 思い出深く、大好きな作品のひとつ。 主人公の幼少期から青年に至るまでの成長を丹念に書き上げた作品で、変人としての彼、投げ槍に打ち込む彼、甘酸っぱい恋愛をする彼など内情の描写も生々しく、読み終えた頃には主人公にかなりの思い入れを抱いていた。 まず荻原さんらしく設定が面白い。本当にクロマニヨン人の子供なのか否か、ワタルと一緒に悩みかなり後まで分からなかった。そんな風に純粋に楽しめば楽しむほど面白い作品だと思う。 最後のオチに至る頃にはやや冗長な感じがしてしまうのが☆マイナス一個の理由だが、大好きな作品であることは変わらない。
0投稿日: 2010.08.23
powered by ブクログ感想はブログでどうぞ http://takotakora.at.webry.info/201007/article_11.html
0投稿日: 2010.07.22
powered by ブクログ「悲しみは石鹸じゃ落とせない。」 主人公の心の動きにすごい引き込まれる本だった。 自分の中では最後の最後でちょっとだけ失速してしまったのが残念。
0投稿日: 2010.05.16
powered by ブクログ三度目の正直ならぬ四度目の氷河期。 少年が大人になっていく過程が描かれております。ザ・思春期って感じです、僕にもこんな頃があったのか?なかったのか? 作品中に登場する女の子「サチ」がだんだん可愛くなってきます。もう胸キュンです。 ただ長い。本が分厚いぜ、気を付けろ。 ちなみに、the pillowsの「tiny boat」という曲がこの本にピッタリです。歌詞がリンクしまくりです。
0投稿日: 2010.05.03
powered by ブクログ<poka> ワタルの穴がふさがってよかった。平凡そうでスリリング、不思議な小説。心に残る一冊になった。 しかし、自分の体験を重ね合わせられないと、ただの17年間の生い立ちを読むだけになってしまうかも。 <だいこんまる> クロマニョン人とは会いたくないですぅ。自分にも穴があるのかも。あるのだけれど、適当にふさいでいる?
0投稿日: 2010.04.10
powered by ブクログ「僕の体には、1万年前の特別な血が流れている」 この帯のフレーズに惹かれて読み始めたんですが… ファンタジーっぽい話だと思ってたけど全然違った! うーん。自分がイメージしていた話と違ったからかもしれないけど……★3つです。
0投稿日: 2010.02.27
powered by ブクログ主人公のワタルにはお父さんがいない。 自分の父が誰なのか分からない、そんなワタルの幼少期から物語は始まる。 物語の序盤は小さいワタルの目線で語られるため、話の筋がつかみ辛いが、これが荻原浩のうまいところだと思う。 幼いワタルには幼い表現を、そして話が進むにつれて物事を理解した青年の表現へうつしかえていく。この巧みな文章力によってまるで自分がワタルの人生を体験しているような錯覚に陥る。 まさに荻原マジック。完全に荻原浩の術中にハマった。 ワタルは父の顔をしらない、母は自分の生い立ちに関しては何も教えてくれない。そして「自分はいったい何者なのか」というジレンマの中である一つの答えを見いだす。 自分のアイデンティティを自分自身で確立し「クロマニヨン人」として成長して行くワタル。しかしどこかでまだ空いたままの穴を埋めきれない葛藤は、人ならば誰でも同じように抱えているものではないだろうか。 ワタルを見て、久しぶりに衝動にまかせて、もがいてでもいいから何かやってやろうっていう気持ちになれた。 そして今『ドラクエ』をやっている。
0投稿日: 2010.02.22
powered by ブクログ思春期特有の自我の芽生えや恋心、言動がすんなりいかないもどかしさや成長に伴う戸惑いなど、昔を思い出して共感。 男の子って思春期にこんなこと考えてたんだな~とアホらしくもあり微笑ましくもあり。お父さんに会いに行ったシーンは切なくて泣けた。
0投稿日: 2010.02.13
powered by ブクログ父はどんな人だったのか。姿どころか名も知らない。そんな父を僕は17年と11ヶ月をかけて探し求めた。生まれながらに父のいない僕が大人に成長する姿を描く。そこにはいつも母さんがいた。そして、同級生のサチの存在があった。男の子は母を、あるいは恋する女の子を守りたいと思った瞬間から男になるのかも知れない。
0投稿日: 2010.02.03
powered by ブクログ生まれた時から父親のいない少年が、自分を遺伝子操作で生まれたクロマニヨン人の子供と思い込んで・・・という成長物語。周囲の偏見や主人公のワタルの孤独が読んでてつらかった。かるーく読めるかなと思ったら、しんどいエピソードが多くて、悲しい気持ちになったけれども、でもでも、いい話だと思う。あとがきにもあったんだけど、話自体はありがち、お涙頂戴な感じではあるけれど、ディテールに凝っていて、全然よくある話じゃなくて、面白い。
0投稿日: 2010.01.18
powered by ブクログ「僕の父親はクロマニヨン人」 そんなフレーズに惹かれて読んでみた。 お父さんがいない家庭に育ったワタル 言われない差別も浴びながら育った幼い頃 そんなワタルの少年時代の話だ、 って言えばそれだけなんだけど でも本当に、いろんなストーリーが交錯して ものすごく立体的になっている。 お父さんはクロマニヨン人なんだ!! って思って過ごした小学生の頃のこと、 陸上競技と出会った中学時代、 サチとの友情が恋に変わっていく様子、 槍投げに目覚めていく高校時代、 それから最後の大旅行。 ほんとに息もつかないで読みきった! ていうくらいだった。 なんだかな、 自分が自分なんだってことを確認するまでの 生まれてから17年の軌跡であって、 形は違うんだけどわかるって思う部分があったり、 逆に悪い意味ではないんだけど 共感とは対極のところにあるような物語もあったり、 ほんとに飽きないんだ。 ほんとよかった。
0投稿日: 2009.11.19
powered by ブクログ最後は猛ダッシュのような終わり方でしたが、全体的には荻原節全開!って感じの作品.やっぱ中高生の頃の思い出って甘酸っぱいよね...
0投稿日: 2009.11.15
powered by ブクログ氷河期って本物の方だったのか。 感情がストレートでリアルで、だからこそ特に前半は読んでて辛かった。痛々しいというか。 真面目モードの作品で、「ンボボ、ンバボババ」とか言い出されても笑えなくて困ってしまう。 それだけ心を動かす力はあるってことです。
0投稿日: 2009.11.05
powered by ブクログタイトルからSFミステリーを想像したのですが、いわゆる青春小説でした。 良くできた話だけど、逆に言えばどこか突き抜けた所が無いのです。悪く言えば月並み。確かに主人公の出生の秘密という仕掛けは目新しいし、最初はそこに惑わされて、それはそれで面白いのだけれど。 ただ、ヒロインのサチ。とんでもなくボーイッシュな少女というキャラもありきたりなんだけど、どうも好きなんですね、こういうキャラを。 あと、最後の展開はちょっと強引過ぎるかな。 何度も書くようですが、荻原さんには初期の作品のようなユーモア路線を書いてほしいですね。
0投稿日: 2009.10.15
powered by ブクログ面白くも切なくて、誰もが思い当たる少年少女期の甘酸っぱさがあって、やっぱりムフフ、と笑える場面が盛りだくさんで、読了後は心が暖かくなっているようなお話でした。 父のいない家庭で育ち、容貌も周りと違う「特別な子」 虐めにあったり、冷たい目で見られたり、恐れられたり羨望の目で見られたり。特別な自分に苦しみながら、どこかでうっとりしている部分もある。そういう、自分は死ぬほど悩んでいて一生懸命なのに、端から観ると笑っちゃうぐらい滑稽な様子が可笑しくて、切なかった。 大好きな作家の一人だが、笑える小説を期待しつつ読むうちに、あれ? いつもとちょっと違うな…と感じ、それでも読むのが止められなくなり一気読み。終わってしまえば「あー面白かった」と、いつもの「荻原節」に見事に嵌っていました。 幼少期から青年期へと移り変わる過程で、他の小説でもかなり目にするこういった話が、この人に掛かると、どうしてこんなに面白くなるのかと感心してしまいます。 一言。面白かった。
0投稿日: 2009.10.10
powered by ブクログ出生がほんの少し周りの子とは異なる主人公。思慕する父親の姿!、母親の適切な導き、幸運にも出会うことのできた友人達、そして何よりも自分自身のまっすぐな姿勢で、オトナへと成長する物語。だが、なぜ「アイスマン」がでてくるのだ? その違和感がこの作者の特徴。
0投稿日: 2009.09.28
