
総合評価
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powered by ブクログチ、地球の運動についてや、リハックの野村泰記先生が面白いと感じた人は絶対に読むべき。ドンピシャにハマります。理系じゃなくても、なんとなくの知識だった宇宙についてのアレコレにより興味を持てる、文系こそ読むべき一冊。
0投稿日: 2026.01.03
powered by ブクログ過去の人々は宇宙をどのように捉えていたか、ということから始まるが、 紀元前300年頃に地球の大きさを測るという偉業を成し遂げている。 地球の大きさのほか、月や太陽の大きさや地球からの距離まで求めている(すごい!) 最初は、地球の周りを月や太陽が回っている宇宙だったが、太陽の周りを地球が回っていることがわかる。 太陽系にいくつもの惑星があることもわかり、その大きさも求められた。 太陽のような恒星は信じられない程遠くにあることも分かってくる。 水素原子は陽子と電子からできているが、水素原子の大きさを東京ドーム程とすると、陽子はビー玉くらいで電子はゴマ粒みたいなもんだと聞いたことがある。 太陽系も家1軒に入る大きさだとすると、最も近い恒星でも数10キロ離れたところにあるそうだ。 太陽は天の川銀河の中にあることがわかる。 最初は恒星だと思っていたものが、多数が星雲であるとわかってきた。 だが、距離がわからないので発見された星雲が、天の川銀河の内部にあるのか、外にあるのかわからない。 1920年頃は、ほとんどの天文学者が、天の川銀河が唯一の銀河だと考えていた。 アンドロメダ星雲が天の川銀河の外にあることが分かる。 アンドロメダも銀河だった。 その後、天の川銀河は何十億もある銀河の1つに過ぎないことがわかり、宇宙はほとんど何もない空間であることも分かってくる。 平均密度は地球1000個分の体積に1グラム程度というスカスカ度だ。 人類はどのようにして宇宙の姿を探り出して来たのか? 宇宙はなぜあるのか?遥か昔からずーっとあるのか?宇宙に始まりはあるのか? 宇宙空間や時間は無限なのか有限なのか? 全ての銀河が天の川銀河から遠ざかっている。 距離が遠いものほど速い速度で離れていくようだ。 では、過去にさかのぼったらどうなるか? 全ての銀河が集まってきて重なる? 宇宙は「ビッグバン」で始まった? ここまでが上巻。 続きは下巻で。
48投稿日: 2025.12.14
powered by ブクログ再読。 サイモンシンの本で、一番読み込んだので5回目くらいの再読になります。今の宇宙論についてほぼすべて網羅し、予想されています。 下巻では観測可能な宇宙の果てと、宇宙観測の起源について説明されています。
64投稿日: 2025.11.24
powered by ブクログ圧巻、非常に面白かったです。 以前『フェルマーの最終定理』を拝読した時にも思いましたが、科学に関わる人物の物語は、その科学の内容以上に面白いなとつくづく感じさせられます。 アインシュタインの相対性理論を示すまでには戦争の弊害があったり、コペルニクスの理論を先駆けて出版したレディクスは、序文に言及がなくて残念がったり、リーヴィットがセファイドの測定をする中で周期の法則性を知りたくなったり。 多くの偉人たちにも自分と共感できることが必ずある。これだけの事実でどれだけ心が楽になることか。好奇心万歳!
7投稿日: 2025.11.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
授業のため仕方なく買った本でしたが、まさかここまで面白いとは思っても見なかった。 これまで先人たちが地球上から星を眺め、考えて実験し、それを後世の人たちが受け継いで解き明かしていく。好奇心というのは非常に素晴らしく、やっぱり研究者は尊敬されるものだなと感じた。 この本の面白いところは、ただ行ったことだけを述べるのではなく、当時の研究者の人間についても描かれているところがあることでより面白くなっていると感じる。 最後のビッグバン仮説に客観的証拠を残した人物が、まさかデータ取るのが好きなだけでそのデータの意味を探ろうとしてないってのがまた面白い。
0投稿日: 2025.08.06
powered by ブクログサイモン・シン「宇宙創成(上)」読了。どうして遠い彼方の宇宙のことがわかるのか不思議に思うことがある。本書はそんな疑問に丁寧に答えてくれ、なるほどと思うことが多々あった。例えば、ピタゴラスの定理は中学校のときに習ったけど、まさか遠くにある月までの距離を割り出すのに使えるとは驚いた。
8投稿日: 2025.06.29
powered by ブクログサイモン・シンの著作「フェルマーの最終定理」が面白かったので、こちらの本を手に取った。 紀元前6世紀の古代ギリシャから、1931年のハッブルの法則、ビッグバン理論まで、人間がどのように宇宙を理解してきたかを一気に理解できた。 難しい内容もあるが、図やグラフが豊富に散りばめられているので、しっかり理解しながら読み進められる。 手も届かない、行くこともできない壮大な宇宙を、あの手この手で解明していくところに、人間の知恵の偉大さを感じた。 上巻でこのボリュームと満足度。下巻も楽しみ。
0投稿日: 2025.06.11
powered by ブクログ科学者たちがどう宇宙の創成にあたる謎を解明してきたか、群像劇や歴史エンタメのような感覚で一気に読むことができた。 古代から科学者たちが努力を重ね、少しずつ真理に迫っていく様は感動する。ニュートンやアインシュタインがどう凄いのかもこれを読んで始めて分かった(ような気がする)
0投稿日: 2025.03.15
powered by ブクログサイモンシンの宇宙に関する人類の知識や考えの歴史をドラマチックに描いている。難しい数学が分からなくても、面白いと思える。
4投稿日: 2024.09.28
powered by ブクログ今まで読んだ理科の本には書かれていない、ビックバンや星が何でできているのか、など歴史とともにその理由が書かれていて、、わかりやすく理解&納得できました。 行ったこともない星の成分がわかるのはなぜ? 宇宙の始まり 膨張し続ける など 面白い
0投稿日: 2024.03.24
powered by ブクログフェルマーの最終定理が非常に面白かったので、同じ著者のこちらも購入。 相変わらずの難解な内容を分かりやすく伝える文章力と、謎が解明されていくプロセスをドラマティックに描き出す演出に感心させながら一気に読ませてくれた。 上巻は紀元前の古代ギリシャの哲学者が宇宙という天上世界の解明に足を踏み入れたところから始まり、コペルニクス、ガリレオによる地動説、アインシュタインの相対性理論、ハッブルによる赤方偏移による宇宙膨張の観測までが描かれる。 ここに至るまでも様々な議論や、長年真とされている価値観を変えたくない保守層の妨害を経た上で、実験、理論、観測等による検証を繰り返しながら、今当たり前とされている宇宙の現象が事実として確立されてきた紆余曲折の歴史がある。 未知の領域が少しずつ時を経て解決されていく過程と、それに挑もうとする人間たちのドラマは本当に目頭が熱くなった。このカタルシスを是非体験してほしい。 下巻からはビッグ・バン宇宙派と定常宇宙派の議論が白熱する。
0投稿日: 2023.09.14
powered by ブクログビッグバンを知っていたとして、説明出来るだろうか?そもそも人類はどうやってビッグバンまでたどり着いたのか?数々の天才たちの努力や茶目っ気のある言葉、研究結果をめちゃくちゃ分かりやすく紹介してくれる、ドラマ科学ノンフィクション
0投稿日: 2023.06.02
powered by ブクログようやく読み終わった「宇宙創成」。なかなかのボリュームで内容もかなり難しい部分もあったが非常に質の高い作品で面白かった。 宇宙に関する人類の考察の歴史がよく分かり、今までは何となく言葉だけ知っていたビッグバンについてより正しく理解することが出来た。これ1冊読めば現代の宇宙物理学まで全部理解できるという優れもの。 それにしても「フェルマーの最終定理」といい、難しい学問を素人にも分かり易く表現できるサイモン・シンの力量には感服するばかり。
0投稿日: 2022.08.27
powered by ブクログ宇宙の性質や構造の仕組みを解き明かすドキュメンタリー番組を見ているようだった。個人的に面白いと感じたのはその時代の風潮が科学の発展に大きく影響することである。 本書では、アインシュタインとニュートン宇宙理論のストーリーがそれに当てはまる。年齢を重ねた人がいなくなると、古い理論を支持する人が減り、新たな理論が相対的に受け入れられやすくなるのである。古い理論を簡単に捨て去ることができないのは、新しい理論が正しい場合、古い理論を用いた実験結果は全て使えなくなってしまうからである。しかし、それ以上にその人が築き上げてきた結果とプライドによるところが大きいと思う。 上巻では宇宙の起源を発見するまでをたどっている。プトレマイオスモデルを覆すコペルニクス、地動説を復活させるガリレオ・ガリレイ、光の特性を明らかにしたアインシュタイン、ビックバン理論提唱の材料をそろえたエドウィン・ハップル。どれかが無くても今日の宇宙理論が成り立たなかったのだと考えるととても感慨深いものがある。
0投稿日: 2022.08.05
powered by ブクログフェルマーの最終定理で知られるサイモン・シンが描く人類の宇宙観にかかる歴史です。上巻は古代から始まり、20世紀最もノーベル賞に近いといわれたハッブルまでを描きます。
0投稿日: 2022.02.13
powered by ブクログ地動説の正しさを主張したコペルニクスやガリレオにしても、より正確な重力理論を提唱したアインシュタインにしても、一番の敵は科学それ自身ではなく、宗教や有力な科学者など、その時代の権威であったことがよく分かる。だからこそ科学にドラマが生まれたのだ。
0投稿日: 2022.01.20
powered by ブクログギリシャ神話から始まり、アインシュタインの特殊相対性理論ができあがるまで、科学者の関わりやそれまで常識と思われていたことに対する理論を作り、実験にて証拠を揃え、確立していく流れが描かれている。一般性相対理論が発表され、もっと微小な世界に目を向けていく流れが少し書かれ、下巻に続く。 科学者の名前を覚えるにはちょうど良い。理論そのものの説明があるわけではない。
0投稿日: 2021.11.14
powered by ブクログわれら太陽八〇周の旅同好会。 各章の冒頭に二、三掲載される名言をはじめ、筆者の引用センスは卓抜している。 『チ。』が今後辿る道のりの遥かさをしみじみおもう。どこまで描くやら…
3投稿日: 2021.11.11
powered by ブクログ科学史の本はいくつか読んだけれど、これが1番面白い。あまりに面白くて読んでいる最中に立ち上がってしまった。 古代ギリシャ時代から、ビッグバンモデルの完成した現代まで、宇宙の研究を追う。 我々が存在するこの宇宙がどうなっているのか、それを知りたくて、人類は寒空のもと望遠鏡を覗き、よりよい設備のための金策に奔走し、ときには隊を組んで観測遠征に赴く。 ただ宇宙研究発展の歴史を綴るのではなく、探究心に突き動かされた人間の営みにスポットを当てる。観測中のハーシェルを支えた妹(彼女も優れた天文学者)や計算部隊として活躍した家政婦(後に博士号を得る)、専門の写真家など、本題を追うだけなら省略してもいいような貢献者もしっかり取り上げられているのがいい。ノーベル賞を受賞するような人だけで成果を出せるものではない。 また、誰が何の研究をして、何が分かって、人類の知はどう進んだか、というのが全くの素人にも分かるように書かれている。サイモン・シンの解説は分かりやすいうえ、本書には章のまとめや用語集もあって、読後は少し賢くなった気がした。
1投稿日: 2021.10.31
powered by ブクログ昔から少しは宇宙に興味があったのでとても面白かった。 全く何も分からないところから色々な壁や先入観などを乗り越えてだんだんと今わかっている宇宙に近づいていく感じでとても楽しかった。 また、よく知られている学者(コペルニクス、ニュートン、アインシュタイン、ハップルなど)が出てきて読むまでその人たちの名前しか知らなかったことが恥ずかしくなった。 しかしわかりやすいが1つずつ理解していかなければいけない本なので時間がかかって疲れた。
0投稿日: 2020.05.25
powered by ブクログ「天才科学者達のバトル集」 天動説vs地動説 ニュートンvsアインシュタイン 静的宇宙vs動的宇宙 など、新しい説が古い説を打ち砕いていくストーリー的な面白さもあるし、 理論、実験、背景のエピソードなど、しっかり解説されているのに読みやすい。サイモンシンさん凄すぎるとしか言いようがない。
0投稿日: 2020.05.11
powered by ブクログ上巻の最後で鳥肌が立った。本書はまさに人類の夢と苦闘を描き出した大傑作である。中盤では、アルベルト・アインシュタイン氏が輝きを放ち、終盤はエドウィン・ハッブル氏が自身を開花させ、ビッグバンが仮説ではない証拠を見つけ出す。要所要所に計算式が出てくるが、親切に要訳してくれており、計算式のすべてを理解しなくても十分楽しめる。寝る前に宇宙の彼方を想像しては、ワクワクし過ぎて寝付けなかった。 以下、本書よりお気に入りの箇所を抜粋。 「『オッカムの剃刀』は、2つの競合する理論があるならば、よりシンプルなもののほうが正しい可能性が高いというものである」 「聖書は天国への行き方を教えるものであって、天の仕組みを教えるものではありません」ガリレオ 「理論の良し悪しを判定するとき、私はこう自問します。もしも私が神だったなら、世界をこんなふうに作るだろうかと」アインシュタイン
8投稿日: 2020.04.26
powered by ブクログ既に海外ノンフィクション部門のゴールデンコンビとなっているサイモン・シンと青木薫のタッグは宇宙論という分野にも確かな爪痕を残しました。 うまい安い早いが吉牛なら、うまい、わかりやすい、ためになるがこのコンビの特徴です。 サイモン・シンの展開する科学的な知見をスムーズに理解するには、読んでいてストレスを感じさせない日本語訳があってこそです。 その内容は、科学者や天文学者、さらには物理学者や数学者などを総動員した知の格闘による新たな発見のアウフヘーベン(ある解釈を否定して、さらに高みを目指す思考方法)の蓄積の歴史です。 そして天文学とは我々の存在理由をも決定するという科学的な哲学だということがよくわかります。 我々もよく知る偉人の名前と業績が手際よく紹介され、その後の新たな事実によって否定され、より真実に近づいていくプロセスは簡にして要を得る見事な筆さばきです。 現在では、本命とされるビッグバンモデルも、つい最近まで定常宇宙モデルと激しい主導権争いが繰り返されていたことやその論争の歴史の中で新たな発見があるたびに両者の客観的評価をまとめた表を都度掲載することで、難解な理論の変遷をわかりやすくしています。 「ビッグバンから1秒の内に超高温だった宇宙は膨張して劇的に冷え、温度は数兆度から数十億度まで下がった。その頃の宇宙は、主として陽子と中性子と電子からなり、すべては光の海に浸されていた。それから数分の内に、陽子は他の粒子と反応して、ヘリウムなどの軽い原子核を形成した。この最初の数分間で、宇宙に存在する水素とヘリウムの比率はほぼ決定され、その値は今日観測されるものとよく一致している。宇宙はその後も膨張して冷え続けた。このころの宇宙には、簡単な原子核とエネルギッシュに飛び回る電子と、膨大な光が存在しそれらが互いにぶつかり合って跳ね飛ばされていた。そして、およそ30万年が経過したとき、温度が十分に下がり電子の速度が落ちて原子核につかまり原子が形成された。この時以降光はほぼ何にも邪魔されずに宇宙をまっすぐ進めるようになった。こうして生じた自由な光こそ宇宙マイクロ波背景放射で、これは光によるビッグバンのこだまなのだ」(P298下巻) さて、ここでビッグバンモデルと旧約聖書の出だしとの類似性に気づきます。 創世記曰く、初めに、神は天地を創造された。地は混とんであって、闇が深淵の面にあり、神の魂が水の面を動いていた。神は言われた、光あれ、こうして光があった。・・ 聖書では神は7日間ですべてを創造したわけですが、ビッグバンモデルでは最初の1秒と数分で宇宙の原型ができたという大きな時間的な差異はありますが、秒や分という概念がない時代を考慮すればむしろ光が主役だという点に注目すべきでしょう。 もちろん、本書でも教会と科学との対立と受容の歴史にも触れています。 宇宙はどのように始まったのか?という真相に近づくにつれ、では我々が住む地球が生命体にとってかくも理想な形で成り立っているのはがなぜだろうという次の疑問が湧いてくるのは当然です。 そして、マーティン・ルースは6つの数値(重力、核力、宇宙密度、反重力、重力と静止エネルギー比、次元数)が宇宙の形を決定しており、6つの中の1つでも今と違った数値だったなら、宇宙の進化自体に深刻な影響がでていたという理由で人間中心原理に行きついたのも興味深い。(P316下巻) 最後に、訳者の青木薫は2006年に単行本のあとがきで、「本書は宇宙のことをよく知らない読者のために書かれた」と記し、内容は専門的だがわかりやすい点を強調していましたが、2008年の文庫本のあとがきでは「宇宙論についての最新の知見を紹介することよりも、科学的方法の喜びを味わってほしいために書かれた本」という言い直しをしていますが、まさに詰め込みの学校教育では味わえないアカデミックな知的興奮を味わえる1冊となっています。 やはり、宇宙には深遠な魅力、いや魔力があるようです。
2投稿日: 2019.11.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
この書籍は、同氏の「ビッグバン宇宙論」の改題文庫化したもので、同氏による「ビッグバン」理論の解説歴史です。
0投稿日: 2019.05.04
powered by ブクログビッグバン理論についての本。科学は間違うということが壮大なテーマとなっており,いつものサイモンシンのように人物が生き生きと描かれている。 科学的素養がなくても身近な比喩で説明を進めているのすごい。
0投稿日: 2019.01.07
powered by ブクログ本書では、宇宙創成の謎に挑戦してきた人類史、科学史にスポットを当てる。古代ギリシャに始まった天文学。地球、月、太陽の大きさや距離を推定した古代天文学者に始まり、暗黒の中世での停滞を乗り越え、天動説を覆したコペルニクス、ガリレオ。初期地動説が生み出す誤差を解消する理論を打ち出したケプラー。ニュートン力学を超え、相対性理論を生み出したアインシュタイン。彼の生涯2つの誤りの一つである静的宇宙モデルを覆したビッグバン宇宙モデルの設立まで、事細かに解説する。 さすがサイモン・シンと思わせる見事な描写は、読むものを引き付けて離さない。本書で書かれていることは、すべて良く知られた事実であるにもかかわらず、それを一同に系統立てて説明する手法は流れるような心地よいリズムを生み出し、一気に読まずには入られない。すばらしい。
0投稿日: 2018.10.23
powered by ブクログ天文学初心者でも読了できました!! 人名がたくさんで誰が何をしたか分からなくなり、数ページ戻っては読み返すを繰り返したり、メモを取りながら読み進めていきました。 本書で天文学の歴史に触れることができ、最後まで楽しく読めました。
0投稿日: 2018.10.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読了。 宇宙創成 (上) / サイモン・シン 天才たちのドラマ、フェルマーの最終定理、暗号解読につづく第三弾。 積み本しておいて何年たってたでしょうか。宇宙ものはわけわからないから怖いんですよね。ひも理論とか超ひも理論とか言われてお手上げになること間違いなし、昔手をつけた宇宙の謎という本を読んで上記の理論出て投げ出しましたので。 というわけで宇宙の地球を含めた天体がどうやって現在の天文学にたどり着いたかを紀元前から始まります。 第1章は古代の天体にたいする対応と答えですね。 太陽地球月の大きさ天動説地動説とか 第2章は光の速度と重力の影響と宇宙は永遠か有限か アインシュタイン登場です。 第3章は望遠鏡の技術向上で星たちは外へ外へ移動していることを発見。ハッブルさんです。 章ごとにまとめ書きもされてて勉強になりますね。 英題はBigbangなので いかんしてビッグバンモデルにたどり着いたかという感じでしょうか 星・銀河が外に外に広がって行くならば過去は一箇所にあつまってたのではないかという感じっすね。 ここまで見て、フェルマーの最終定理をもう一度読みたくなってきましたね。 たいへん面白かったです。 続いて下巻に行きます。(こっから難しそう)
1投稿日: 2017.08.07
powered by ブクログ宇宙の平均密度を計算してみると、地球1000個分の体積にわずか1グラムというものだった。宇宙の大部分はからっぽの空間なのである。惑星、恒星、銀河などは例外的に多くの物質が集中しているところであって、極めて異例な場所ってことになる。 下記の話は『人類が知っていることすべての短い歴史(上) 』のレビュー 「原子のサイズを理解するために、原子の幅を1ミリと仮定してみる、そうすると一枚の紙の厚さがエンパアステートビルに相当する。その極めて極小の原子を大聖堂の大きさまで拡大してみる、すると原子核はハエほどの大きさにしかならないらしい」って同じこと言ってる気がする。
0投稿日: 2017.04.16宇宙は膨張するのか?
「光あれ」と神が言ったかどうかは知らないが、150億年ほど前にビッグバンと呼ばれる宇宙=空間の大膨張が起こったことは証拠が出そろって来ており、カトリック教会も実は喜んでいるのかもしれないが公式には自然界を説明する仕事は科学に任せている。1992年ようやくヴァチカンはガリレオを罰したことは間違いだったと認めた。 天地創造は古代から各地で様々な物語によって語られて来た。やがて観測と理論が様々な事実を明らかにして来ている。大きなターニグポイントと言うか天文学上のヒーローは二人が有名だが、実際には数多くの人たちがビッグバンの証拠探しに貢献している。中にはビッグバン仮説を攻撃しながら計らずも証拠固めに手を貸してしまったものもいる。 地球の大きさを初めてはかることが出来たのは紀元前276年生まれのエラストテネス。北回帰線上の街シエネで夏至の日に井戸の底を太陽が照らすことから、アレクサンドリアの同じ日の影の長さと2点間の距離から地球の外形を計算した。地球の大きさが分かれば月食の時間から月の直径は地球の凡そ1/4であることが分かり、簡単な三角測量(月をちょうど隠す大きさのものを目からどれだけ離すか)で月までの距離がわかる。そして半月の時の太陽と月の角度から太陽までの距離が分かる。古代ギリシャでは地球が太陽を回るモデルが既に出来ていた。 しかし、地球が動くと言う説はあらゆるものは宇宙の中心、すなわち地球の中心に向かうという重力モデルでは説明がつかない。地動説の復活は1543年春、コペルニクスが刊行した「天球の回転について」がきっかけになるのだが、コペルニクスは脳出血で倒れこの本の完成はようやく一目見ただけであった。そして、原稿には無く、出版時に後から書き足された序文にこの本は地動説を覆すものではなく、計算に便利だとされたため不動の大地の足下は揺るがないままであった。1609年ケプラーは惑星が楕円軌道だと発見しガリレオが作った望遠鏡の話を聞くことになる。 天文学上の最初のヒーローはガリレオ・ガリレイ。理論、観察、実験と発明の全てが高いレベルにあるまさに科学者の父だ。望遠鏡の発明はガリレオではなく、彼の功績は望遠鏡の精度を天体観測レベルに引き上げ、そして木星の衛星の観測からコペルニクス・ケプラーモデルが正しいことを証明したことだ。地球の動きを感知できないことについても相対性で説明がつく(この場合は電車の中でのキャッチボールのような)ことを理解していたが1633年の裁判で天文対話は禁書とされ37年には視力を失い、42年に亡くなった。カトリック教会は敬虔な信者だったガリレオを教徒として葬ることを拒み、それがようやく撤回されたのが冒頭に書いた1992年だった。このとき同時にようやく地動説も認めている。1642年生まれのアイザック・ニュートンがケプラーやガリレオの法則をまとめ、万有引力によって楕円軌道の惑星の運動を説明できるとまとめたのが1687年、しかしこの本ではなぜかニュートンは脇役としても登場していない。コペルニクス的転回というと一気にひっくり返ったイメージだが実際にはカトリック教会の影響力に反比例して科学者は地動説を取り入れていったようである。 次なるヒーローはアインシュタイン、ガリレオの相対性原理を思考実験で使ったアインシュタインは当時信じられていた光はエーテル中を進むと言う常識を疑うことになる。当時16才だった。やがて得られたアイデアは光は観測者に対して同じ速度で進むと言うもので、これが発展して特殊相対性理論が生まれる。そしてこの理論から生まれる結論は時間や空間が一定ではないと言うことだ。重力により時間や空間(アインシュタインによると時空としてひとくくりで扱われるもの)がゆがむ。ニュートンとアインシュタインのどちらの理論が正しいかを示したのは皆既日食の際の星の観測結果だった。太陽ぐらいの質量の星があれば重力により空間がゆがみ光は曲がって進むと言うのがアインシュタインの予測で1919年の観測で実証された。 アインシュタインの重力理論にも困ったことが起こる。と言うのは宇宙は星などの質量により縮まなくてはおかしいのだ。困ったアインシュタインは収縮する宇宙を嫌い重力方程式に宇宙定数と言う項を滑り込ませる。この項は斥力として働き宇宙が縮むのを防ぎ、値を調整すれば宇宙は伸び縮みせず永遠でいられる。後にアインシュタインは後悔することになるのだが、スーパースターにも失敗はある。ちなみにニュートンモデルでも宇宙は縮んでいく。アインシュタインモデルを元に修正したのはロシアのフリードマンで宇宙が膨張すれば宇宙定数を無くせると考えたがアインシュタインはこの考えを否定する。
0投稿日: 2017.04.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2009(底本2006)年刊。 太陽系構造論、重力論、宇宙論等天文学の史的展開を、関係者の業績(人物像を含む)を交え簡明な表現にて描写する。 「いやぁ、面白い本は、まだまだどこにでも転がっている」との思いを強くする。 上巻はハッブルの宇宙膨張の観測まで(古代ギリシアからガリレオ、ケプラー、ニュートン、アインシュタイン、フリードマン等)。 どれも驚異的業績だが、ニュートンの重力概念の転換とアインシュタインの時空相対化の発想転換は別格の凄さだ。 また測定機器の進歩に情熱を傾け、懸命に観測し続けた者達(ガリレオら)にも感動。
1投稿日: 2017.01.16
powered by ブクログやはり理系の本は面白い。宇宙論でありながら、歴史書、人間ドラマ、どんどん壮大になっていく宇宙観にわくわくする。
0投稿日: 2016.08.05
powered by ブクログ理論と観測の双方で対立したり補完したりしながら進んできた宇宙論の歴史が非常にわかりやすい。 20世紀に入り、一般相対性理論が発表されている時代でもアンドロメダが銀河系の外にあるとわかっておらず、そんなギャップがあったことに驚きつつも面白いと思った。逆にこの時代の宇宙論の目まぐるしい進化を感じてみたかった。 下巻も楽しみ。
1投稿日: 2016.07.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
フェルマーの最終定理同様、読者が自然と引き込まれるような構成になっている。電車の中で読んだが、2時間くらいあっという間に経ってしまった。サイエンス系の本だと、読んでいても何が書いてあるか分からず、飽きてしまうケースが少なくないのだが、サイモン・シンはそのあたりが本当に上手だ。難しい数式なども出てこないので、予備知識がほとんどない状態でも読み進めることができる。宇宙論は数学や物理学を用いて詳細に説明しようとすればいくらでもできると思うのだが、読み物として読まれることを意識しているのだろう。それでいて、分かりやすく宇宙に関する歴史の概略を理解することが出来る。面白い。
1投稿日: 2016.04.26
powered by ブクログギリシャ時代の宇宙認識から膨張する宇宙を示唆するハッブルが提出した観測結果まで。各時代で人々がどのように宇宙に対する認識を深めていったのかを追体験できる。非常に骨太で面白い。 実験と理論が如何にお互いを補いつつ科学の世界を広げていったのかを感じ取れる良書。 単なる事実の羅列でなく、著者の科学に対する深い理解も垣間見れる。
0投稿日: 2016.03.04
powered by ブクログあまりの面白さに連続で読み続けているサイモン・シンによる宇宙の謎を巡るドキュメンタリー。 本書を読むまで、自身が宇宙に関して抱いていた興味は「なぜ、ブラックミュージックは宇宙へと接近するのか?Sun RaやFunkadelic/Parliament,etc」というもので、この点については野田努の労作『ブラックマシンミュージック ディスコ、ハウス、デトロイトテクノ』を読むことですっきりしたのだが、全く別の角度から(当たり前だが)、宇宙について知ることができた。 上巻では古代ギリシャの天文学から、コペルニクス、ケプラー、ガリレオらによる地動説の誕生、ニュートン~アインシュタインによる物理学と宇宙の関わり、そして様々な仮説が検証されたハッブルによる宇宙観測までがまとめられている。 本書全体の大きなテーマは翻訳者が丁寧にまとめているように、「科学が進化する/パラダイムが変わる際に、いかに仮説としての理論が構築され、その仮説を観測という行為で検証されていくか」という、科学的思考プロセスが壮大な時間軸で書かれている点にある。そして、アインシュタインのような偉大な存在でも誤りを犯すのであり、ひたすら理論仮説を観測(これを実験という言葉に置き換えても良い)により検証していくプロセスをどれだけ真摯に繰り返せるかが、科学の進化の大きなポイントであることを実感できる。そうした点で、教育的価値も高く、なおかつリーダビリティも高い一冊。
0投稿日: 2016.02.27
powered by ブクログ「宇宙はいつ、どのように始まったのか」。 かつて神話で説明されていたその謎に対して、現代科学は観測結果で裏付けされた理論を手にしている。 アルベルト・アインシュタインの「宇宙についてもっとも理解しがたいのは、宇宙が理解可能だということだ」という言葉のとおり、宇宙に比べて極めて小さく、歴史も浅い人類が、その謎を解き明かそうとしているその事実に改めて畏敬の念を感じる。 『ビッグバンモデル』は誰か一人の発明なのではなく、モデル構築、観測、実験、理論計算に貢献した多くの人々の、人類の叡智の結晶なのだということが分かった。
0投稿日: 2015.11.10
powered by ブクログ何度読んでも途中で寝てしまうこいつに再チャレンジ。長い長い話、いつになったらビッグバンにたどり着けるのか。 アリスタルコス太陽中心モデル、プトレマイオス地球中心モデル、コペルニクス太陽中心モデル回転について、ケプラー楕円、ガリレオ望遠鏡。レーマー光の速度は有限、エーテル、アインシュタイン相対性理論、宇宙定数、フリードマン・ルメートル膨張する宇宙。メシエ星雲、銀河、ハッブル、赤方偏移の観測。
0投稿日: 2015.10.03
powered by ブクログ現代において「地球は宇宙の中心に存在する」と言おうものなら変な宗教でもやってんのかと心配されるが、宇宙の中心でないことを証明できる人は、一体どれだけいるだろうか。 夜空に浮かぶ星に辿り着こうとするなら「光の速さで何年もかかる」ということに疑いを持つ人は少ないが、それを証明できないなら、それは星が遠くにあることを「知っている」でも「わかっている」でもなく、ただそう「信じている」だけだ。 アンドロメダが星雲でなく、90万光年よりも遠くに存在する別の銀河であることが「わかる」までに、どれだけの研鑽が必要だったのか。天文学の軌跡は科学のそれと同じく、予測と観測の共進化であった。 人類は『光る点の動きを追い続ける』ことしか出来ない単純な観測方法を複雑に積み重ね、コペルニクスの地動説はケプラーの方程式とティコの膨大な観測データにより天動説を打ち破り、アインシュタインの相対性理論はエディントンの観測隊によりニュートンの重力理論を飛び越え、膨張宇宙論はハッブルの観測によりアインシュタインの静的宇宙観を破り、ついに星々は距離に比例する速度で遠ざかっていることまで証明された。 こうして星の全てが遠ざかっていることがわかったとき、一つの疑問に辿り着く。『全てが遠ざかり始める前の一地点では、一体何が起こったのか?』宇宙創世の真実への道のりは、下巻に続く。
0投稿日: 2015.07.22
powered by ブクログ上巻では、紀元前6世紀ごろの中国、アイスランド、アフリカなどの宇宙に対する神話から始まり、コペルニクスやケプラー、ガリレオ、レーマー、アインシュタイン、ハッブル等々、宇宙の観測、数学、物理学に人生をささげた人たちがお互いの主張を補完しあいながら、宇宙が膨張していることを示しているところまで。 紀元前3世紀から19世紀前半までで、地動説から天動説、太陽の大きさや地球からの距離、惑星の軌道、光の速さや重力、波長、ドップラー効果などから、銀河の存在とそれらが遠ざかっていくことまでがわかったが、宇宙の起源についてがそのあとのテーマに。 下巻より上巻のほうが読みやすい感じではあります。本書の題名のビッグバンの解明への前段といった感じ。
0投稿日: 2015.07.18
powered by ブクログフェルマーの最終定理に引き続き、サイモン・シンの宇宙創成読んだ。 世界は神が創られたと神話が信じられていた時代から、いかにして世界の真理を知り、ビッグバンの存在を突き止めるに至るかが紀元前の歴史から順を追って記されている。 下巻よりも上巻が面白い。特に天動説から地動説にパラダイムシフトが起きる時代の論争と、アインシュタインの登場とともに特殊、一般相対性理論が構築されてからの世界の変わり様と言ったら、めちゃくちゃシビれるドラマが味わえる。 ■メモ Ⅰ:神話の時代 ①自然現象の始まりは紀元前6世紀のζの哲学者達 ・実験、観測、論理、理論、数学によって地球、太陽、月の大きさと距離を図ることに成功→天動説の確立 ・地球中心モデルでは不十分、プトレマイオスの周転円による惑星の逆光運動 ②16世紀、太陽中心モデルが勃興 ・コペルニクスが太陽中心モデルを構築 →宗教上の主流派による抑圧 ・ケプラーにより円軌道が楕円軌道に修正 ・ガリレオが木星衛星、太陽黒点、金星満ち欠けを発見 Ⅱ:宇宙の理論 ①光の早さ ・レーマーにより光の速度が有限であることが発見された ・光の速度の有限性を説明するためにエーテル理論が勃興 ・実験と観測によりエーテルの存在は否定された、その後、アインシュタインが特殊相対性理論を構築(1905年)空間と時間(時空)はともに伸び縮みし、光の速度は観測者に対して一定であることを主張 ②重力 ・その10年後に一般相対性理論が構築、ニュートンを超える正しい重力理論が打ち立てられた ・その結果、宇宙は収縮するという問題に対して、宇宙定数という間違った概念を持ち出し静的で永遠な宇宙という誤ったモデルを構築した ・フリードマンとルメートルは動的な宇宙を志向、膨張する宇宙を考えた Ⅲ:大論争 ①観測の進化 ・1700年代に天の川銀河が発見された、銀河は天の川しか無いのか? ・1912年にヘンリエッタリーヴィットがケフェウス型変光星を発見、宇宙を測定するものさしを手に入れた ・ハッブルが遥か彼方の銀河を観測し、銀河は無数にあることが示された ②ビッグバンへの足がかり ・ドップラー効果により赤方偏移、青方偏移が起きる、星の光を調べることで成分がわかる ・銀河は遠ざかっていることがわかった。常に膨張しているのだ。だとすれば始原はどうなっていた…?
0投稿日: 2015.06.27
powered by ブクログ『フェルマーの最終定理』、『暗号解読』と読んだけど今回は宇宙がテーマのサイモンシン、これまた非常に面白い。青木薫さんの訳がいいのもあって、洋書で比較的硬い内容にも関わらずすらすらと読める(好きなジャンルだからかも知れないが)。理系、というより宇宙とか自然科学好きならたまらない内容だと思う。上巻は古代の天動説から古典物理による地動説への変遷、楕円運動の解析、望遠鏡やら分光器やらによる赤方偏移の発見辺りまで。ちょいちょい相対論も出てきて、さてどうなる下巻。 今読んでも相当面白いけど、出来れば高校生くらいのときに読みたかった。。。
0投稿日: 2015.06.02
powered by ブクログ宇宙とは人類にとって最大の未知ではないだろうか。 本書は天才アインシュタインと宇宙の関係であったりビッグバン理論など、宇宙解明のこれまでの一歩一歩が描かれている。 一歩一歩というよりも一進一退という方が正しいかもしれない。 これだけ科学技術が発達したにも関わらず、まだまだ謎に包まれている壮大な宇宙。 下巻がどう展開されるか楽しみ。
0投稿日: 2015.05.30
powered by ブクログ星の運行から宇宙の成り立ちまでを探る天文学者と物理学/数学者の科学史。 しかし天文学者の観察精度を得るための努力と忍耐には尊敬を通り越して呆れかえるばかり。
0投稿日: 2015.03.28
powered by ブクログ神話の時代からビッグバンモデル確立までの科学の発展をたどるノンフィクション。 コペルニクス、ガリレオ、ケプラー、ハッブル、アインシュタイン・・・ たくさんの科学者が宇宙の秘密を解き明かそうとした歴史。 化学の探求も人間が行うものなのだからやはり人間ドラマなんだ。
0投稿日: 2015.02.08
powered by ブクログこれだけ文庫になるのを待ちわびた本は、村上春樹以外にない。「フェルマーの最終定理」「暗号解読」と読んできて、次は宇宙論の本が登場するというのだから、期待するのも仕方ない。そして、中身はというと期待以上のものであった。ふつう、読んだら1週間以内で感想を書くのだけれど、どういうわけか、本書のレビューを書くのは忘れてしまっていたらしい。探してもどこにもない。さあ、こうなると内容はすっかり忘れているかというとそうでないからすごい(私の中では)。ちょうど、昨日は皆既日食があった。もちろん、関西は部分日食で、しかも天気はくもり。なんとか、雲の切れ間から、3割くらい欠けた太陽を見ることができた。しかし驚くべきは、8割がた欠けた状態でもほとんど外の明るさは変わらない。だから、気にしなければ部分日食は気付かないで通り過ぎていく。しかし、皆既日食となれば、その5分ほどの間、暗がりの中で、太陽近くの金星や1等星を見つけることもできる。古代、皆既日食を体験した人たちは、どう思って、どのようにその仕組みを考えて行ったことだろう。本書は、もちろんビッグバンという考え方が生まれてきた背景、論争、その名前の由来などが一番の醍醐味なのだろうけれど、それと同じくらいに、前半登場する古代の人々の、地球、月、太陽の大きさや、それぞれの間の距離などの求め方がおもしろい。また、恒星日という考え方も初めて知った。そう、アインシュタインの一般相対性理論も日食の日にその正しさが証明されたのであった。
1投稿日: 2015.02.01
powered by ブクログ・あらすじ 宇宙すげー ・かんそう 知的好奇心MAXになる。時間は一定じゃないんだぜって物知り顔で言いたい。
0投稿日: 2014.12.09
powered by ブクログhttp://hinbeee.blog31.fc2.com/blog-entry-1736.html
0投稿日: 2014.10.28
powered by ブクログ読む前まではむしろビッグバンとか、相対論とかの方に興味あったけど、コペルニクス→ケプラー→ガリレオあたりの人間ドラマめっちゃ面白い そしてハッブルのキャラの濃さよ。
0投稿日: 2014.10.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
アレクサンドリア図書館館長のエラトステネスは、数百キロ南にあるシエネの近くにある興味深い井戸のことを知った。毎年夏至の日の正午になると太陽が真上から差し込み、井戸の底を明るく照らすと。このことから地球の周囲の長さ(4万100km)を導き出した。これにより地球という惑星を測定するのに必要なのは、優れた頭脳と一本の棒を持つ一人の人間だけだということが明らかになった。 科学者と科学技術者 科学技術は生(と死)をより快適にするために役立つのに対し、科学はひたすら世界を理解しようとする努力。エジプト人は科学技術者であって科学者ではなかった。 アインシュタイン 常識とは「18歳までに身につけた偏見の寄せ集め」 大集成 へー・メガレー・シュンタクシス ガリレオの望遠鏡 ヴェネチア総督に披露した望遠鏡は当時、競合する望遠鏡の倍率は10倍だったが、望遠鏡をつくるための光学をよりよく理解してたガリレオは60倍という高倍率を達成した。そのおかげでヴェネチアは戦略上有利に立てただけでなく、商人たちは香辛料や布地を積み込んだ船がまだ遠くにいるうちから知ることができたので市場価格が落ちる前に売りさばくことができた。 理論は使うもの。理論の寿命は歴史が証明する。すなはち科学技術の発展、例えば高性能な望遠鏡の発明など、や異なる理論との融合、学会などの既存権威の受容など。より正確で幅広い状況に適応でき、それまで説明のつかなかった現象を説明できるもの。が、理論。 エレガントで、シンプルで調和してるものであるべきというコンセンサスがある。以上のような要素を含む物理法則や理論によって提示されうる、宇宙は複雑だか美しい。これはデザインにも言えうる。シンプルでエレガントな小さな手続きによって生まれる成果全体は美しい。裏を言えば細部はシンプルでエレガント、調和のとれた法則によって成り立つべきである。 恒星や惑星に含まれる物質を宇宙全体に均一に広げたとすると、宇宙の平均密度はどれくらいか。=地球千個分の体積にわずか1グラム 「惑星も恒星も銀河も典型的な存在ではありえない。なぜなら宇宙はほとんど何もない空間だからだ。典型的だと言える場所があるとすれば、それは果てしなく広がる冷たい真空の中の、永遠に終わらない夜の闇に沈む星間空間だけである。かいそれはとりつく島のない荒涼たる世界だ。それにくらべれば、惑星や恒星や銀河は、胸が締めつけられるほど稀有で愛すべき存在に思えるのである。」 波長=光は波である。光波。波の頭から頭までの距離が波長。通常、可視光線の波長は0.0004mm紫から0.0007mm赤。原子はそれぞれの内部構造に応じて、特定の光を放射する能力を持っている。花火職人もさまざまな物質が出す光の波長に関心を持っている。したがって熱せられた物質の放射する光の波長を調べれば、その物質に含まれる原子がわかることになる。個々の原子にはそれぞれ独自の指紋がある。スペクトル図によって明らかになる。放射と吸収。吸収は物質によって遮られ波長の抜け落ちが生じることを言う。つまりここから吸収した原子=物質を特定できる。 ドップラー効果による波長のずれで星の速度を求めることができる。青方偏移 近づく、赤方偏移 遠のく。
0投稿日: 2014.07.15
powered by ブクログS・シン & 青木薫 訳 の最強タッグ再び。別の本でホリエモンが、青木さんの訳もすばらしいのだけれど、原著者のS・シンは「数式の概念を、数式を使わないで表現できる稀有の才能の持ち主」と評していました。私も同感です。中学の数学で思考停止している私にも面白く読めました。宇宙創成と聞くと、なんだか仰々しいですが、本書の内容を一言でいうと、「宇宙の起源追求に端を発した、物理学の成立と発展における科学者たちのドラマ」というところでしょうか。
0投稿日: 2014.06.28
powered by ブクログ久々の宇宙モノ。 読み易く分かり易く、宇宙に対する各時代の考え方がするりと理解出来る。 こういうのを読んでいると、自分やこの世界の不安定さに怖くなる。でも、これは好きな怖さなんだよなぁ。定期的に欲しくなる。 著者には、出来るなら、素粒子についての科学史を書いてもらいたい。
0投稿日: 2014.06.22
powered by ブクログ正直、難しくて難しくて。これまで電車の中でしか本を読まないけど1週間ちょっとで1冊を読み終わるペースでいたのに3週間かかってやっと1冊読み終わりました。 でも、その分読みごたえがある。紀元前までさかのぼり、人類が宇宙の歴史をどのように考えてきたのかが分かる。地球の直径からビックバン理論が認められるまで、丁寧に歴史をたどっている。「ビックバン」何となくは知っているけれど、なぜビックバンが存在したと 言えるのか、そこにたどり着くまでのドラマが非常に面白い。
0投稿日: 2014.04.09
powered by ブクログビッグバンモデルはどのような経緯で論じられるようになったのか。まず紀元前3世紀にエラトステネスが地球の大きさを測りました、というところから始まって、偉大な科学者たちの功績を、人物像と概論とを交えながら教えてくれる本。 近年まで、星空はただ「見る」ことでしか情報を得られなかったというのに、光の速度や太陽の温度、宇宙の元素構成まで見出し、膨張宇宙モデル、そしてビッグバンモデルまで到達する。偉人達の知性と探究心に畏敬の念を覚える。 個人的に面白かったのは、研究が立ち往生すると皆「数学的に美しくない」とか「哲学的に気持ち良くない」といった理由で論説を取捨選択する、という局面が多くみられる点だった。一番大切なのは感性なのかもしれない。
0投稿日: 2014.02.05
powered by ブクログ・「家が石で造られるように、科学は事実を用いて作られる。しかし石の集積がいえではないように、事実の集積は科学ではない」―アンリ・ポアンカレ ・古代ギリシャ人たちは、太陽の直径を知るには太陽までの距離がわかればよく、太陽までの距離を知るには月までの距離がわかればよく、月までの距離を知るには月の直径がわかればよく、月の直径は地球の直径がわかればよいことを示した。距離や直径という足がかりは、北回帰線上にある深い井戸(エジプトのシエナに年に一日真上に日が昇るので底まで明るくなる井戸があるという。その同じ時間に離れた地点Aで地面に垂直に棒を立てる。その棒の傾き:360°の比はシエナと地点Aの距離:地球の全周と等しい)と、地球が月に投げかける影(皆既月食で欠け始め→真っ暗の時間と真っ暗の間の時間を比較すると月の直径と影としてかかる地球の直径の差が分かる。およそ4倍。太陽がとても遠くから光を放つので、地球から月にはほぼ真っ直ぐ影が落ちる。)と、半月のときには太陽、地球、月が直角三角形の配置になるという事実と、皆既日食のときには月がぴったり太陽に重なるという観察結果を利用して得られた。 ・「実験による結果がいよいよ尽きるまでは、思弁という夢の領域に踏み込む必要は無い」―エドウィン・ハッブル ギリシャ→中世から続く観測と地動説の解説からハッブルのドップラー効果を光に当てはめた赤方偏移による宇宙の膨張の発見まで。 下巻が楽しみ。
1投稿日: 2014.01.22
powered by ブクログ著者の本は、いつもわかりやすくて、新たな発見を与えてくれる。 今回の本はほとんど数式が無く、また専門的な記述すらなく、宇宙観の歴史を詳細に概観したもので、著者の本の中でももっとも読みやすい本、と言えるんじゃないかな。 各章のあとのチャート図みたいなのはビジネス書っぽくて面白かったけど、思ったのは、これほど綿密な取材を重ねて作り上げた本が、こんな値段でいいの~、てこと。思いつきをさらっと書いただけのビジネス書が、本書の倍以上の値段で売られているのにね。
0投稿日: 2014.01.19
powered by ブクログ個人的には数学は好きだけど、理科がダメだったので読めるか不安だったのですが…。 そんな心配は無用の長物だった笑 これ以外のサイモン・シンの著作も全部読みましたが、やっぱり外れないですね。 星までの距離など、数字で聞いたことはあってもどうやって測定したのかわからない数字や、ビッグバンとは何かがわかってすっきりします。理論的なことがわかりやすいうえ、科学者達の人柄やエピソードも知ることができる、濃い本だと思います。
0投稿日: 2013.11.16
powered by ブクログフェルマーの最終定理を読んでこの作者の別の本も読んでみたくなり購入した一冊(上下巻なので都合2冊)。上巻は紀元前からの天文学に関する歴史を順次紐解いたもので、つながりがよく判り歴史として面白い。特にエラトステネスの所は新しい発見とも言うべき事柄があって呼んでいて楽しかった。
0投稿日: 2013.10.26
powered by ブクログ文系・理系という区別が本当に嫌いだ。あれは自分が理解できないものを安易な定義で対象化し、無知の壁に縮こまる傲慢な行為でしかない。何より、本当の知の営みとはその両方の要素が混じりあった場所にこそ存在するのだから。サイモン・シンの著作を読んでいると、そんな事を考えずにはいられない。人間の宇宙観の変化について歴史上の科学者達がいかに更新していったのかを時に人物像を深めつつ、時にそれを実証するための観測の重要性を説きながら、平易に興味深く描き出す。そう、ここでは科学的でありかつ人間的である事が見事に両立している。
1投稿日: 2013.10.20
powered by ブクログサイモン・シンにハズレなし! 「宇宙は、ある爆発から生まれた。」 このビックバン理論はどのように生まれたのか? 登場するのは古代ギリシャからの知の巨人たち。 ガリレオに始まり、アインシュタイン、ハッブル。 彼らの人間ドラマと共にビックバン理論の発見までを追う上巻。 すぐに下巻を買ったのは言うまでもない。
1投稿日: 2013.09.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
化学などの科学と違い、観測することでしかデータや証拠を集められない天文学。観測機具などの精密さがなかった古代では、現代では誤りとされている説もまかり通っていた。そんな時代であっても、自分の観測に基づいて新しい説を打ち出していく古代の天才天文学者はとってもすごいと感じた。また、自分の説を証明するために絶え間のない緻密な観察をしていく様子もすごかった。 イマヌエル・カントも天文学における重要となってくる説を唱え始めた人物であったというのが、上巻では一番驚いた。天文学者は誰にでもなれるからこそ、ロマンにあふれている学問となっている一因なのであろう。 そして、20世紀の大発見と言える「ビッグバン理論」について。科学に全然明るくなかったので、ビッグバン理論は一人の人ないし数人の人が理論立て証明した理論だと思っていた。しかし、現実にはそうではなく理論の提唱から1世紀近くも証明に要した大理論でありびっくりした。しかも、ビッグバン理論を決めつけたのが最近であることにもびっくりした。宇宙マイクロ波背景放射といった解説されてもイマイチびんとこないものもあったが、興味深く読めた。 最初に読んだ時は、「光」についても良くわからなかったが、最後まで読んでみて、なんとなく、わかった気がした。これが科学の勉強法なのであり、発展していく過程。のようにかんじた。
0投稿日: 2013.09.13
powered by ブクログ天文学の歴史ドラマ。保守との戦いに勝つには周到な準備と次の時代が来ることへの確信。順を追って話が流れるので、とにかく分かりやすい。
1投稿日: 2013.06.06
powered by ブクログ漠然とした宇宙嫌いを払拭できたら、と読み始めた。サイモン・シン特有の鮮やかな書き口で読者を飽きさせない。ただ、登場(紹介?)する人物各個人には興味を誘われたものの、依然として宇宙自体にはに関心を抱けず、下巻購入は見送った。
0投稿日: 2013.05.21
powered by ブクログ歴代の天文学者や科学者達の尽きる事のない好奇心が徐々に宇宙の本当の姿を明らかにしてきた。それぞれの科学者が生きた時代背景やその時の技術レベル、個々人の状況なども良く分かり興味が沸く。しっかり読まないと次に進めない場面もあり読み返す事もしばしば。ニュートンVSアインシュタインやドップラー効果のあたりが、とても面白い。
1投稿日: 2012.12.03
powered by ブクログこれは面白い本でした。宇宙の始まり、ビッグバンをめぐる科学者達の物語。この上巻では主にアインシュタインの活躍を中心に語ります。物語としておもしろく、物理学入門としても良い本でしょう。
0投稿日: 2012.11.23
powered by ブクログ「フェルマーの最終定理」に匹敵するくらい知的好奇心を刺激される。 偉人たちの才覚や努力が積み重なってガリレオやアインシュタインといった超人がそれを結実させる。例えば地動説がコペルニクスからケプラーに引き継がれ、ガリレオが理論を完成させる。科学とはなんとダイナミズムに富んでいるのだろう。 といいつつアインシュタインの一般相対性理論も重力に関わる理論とは知らなんだ。勉強にもなる。下巻も楽しみ。
1投稿日: 2012.09.29
powered by ブクログ壮大なる宇宙に魅了された科学者達の格闘を描いた作品。古代ギリシャから現代にいたる。前半はヒックバン理論にたどりつくまでの歴史。後半も楽しみだな。
2投稿日: 2012.09.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
面白い。 サイモン・シンは『暗号解読』で知り、 読むのはこれで二作目。 詳細は下巻に書くが、 まあ面白い。
0投稿日: 2012.09.23
powered by ブクログ宇宙にまつわる古代の神話から、一般相対性理論、ビックバンまで、面白く読めます。 久しぶりに読み返しましたが、やはりサイモン・シンの本は面白いです。
1投稿日: 2012.09.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
はるか昔の人間が、平易な幾何学の考え方から、地球の直径を求め、そこから月の直径、月までの距離、太陽までの距離、太陽の直径、とどんどん考えを進めていく様を、鮮やかに描き出した冒頭部分。 ド文系の自分にもスイスイと頭に入る内容で、完全に心を掴まれました。 そこからは歴史に沿って、宇宙に関する科学がどのように発展してきたかが、絵、図表、グラフなど理解を助ける補助資料も加えて、分かりやすく解説されています。 1章分が終わると、その章のサマリーがあるのも素晴らしい。 引き込まれたまま下巻へ。
0投稿日: 2012.07.16
powered by ブクログ宇宙はビッグバンによって始まった、というのが現在の定説であるけれども、その定説にたどりつくまでに、人間は宇宙のことについてずっと考え続けてきた。宇宙はいつ、どのように始まったのだろうか?という問いだ。 この本は、その問いに対して、人間が歴史的にどのように考えてきたのか、を描くノンフィクション。天動説が一般的であった時代からの歴史を描いている。 僕にとっては、今年読んだ本の中では最も面白かった、ベスト1の本だ。 100億年(だったかな?)、あるいは、もっと以前にどこかの1点でビッグバンが起こり宇宙が誕生した。100億年以上前、とか、どこかの1点で大爆発、等と、宇宙のことを考え始めると、日常の瑣末なことが本当に瑣末に思えてきて落ち着いたり、逆に、自分という存在自体がとるに足りないものに思えてきて頼りない気持ちになったりしてしまう。 更に、ビッグバン以前ってどうなっていたのだろうか、とか、何故ビッグバンは起こったのだろうか、とか、要するに、何故宇宙ってあるのだろうか、と考え始めると、ますますそういった気分が強くなってくる。 サイモン・シンの本を読むのは、3冊目。いずれも新潮文庫で訳されているもので、「フェルマーの最終定理」「暗号解読」、そして本書。どれもその分野の科学史を扱った本だけれども、その分野のことについて素人であっても、面白く読める本だ。本書も同じ。 途中、アインシュタインの相対性理論の紹介なども本書では出てくるけれども、それを科学的に、専門的に、あるいは数学・物理的に分かる必要はなく、紹介されている概念が分かれば、読み進めることが出来るようになっている。更に著者のサイモン・シンはうまい配慮をしており、各章の章末に、その章のまとめを付している。逆にその「まとめ」を読んでから、各章を読み始めると理解がうまく進むかもしれない。
0投稿日: 2012.06.29
powered by ブクログサイモン・シンの著作は、『フェルマーの最終定理』、『暗号解読』につづいて3作目。天動説・地動説の話から、アインシュタインの相対性理論まで、宇宙を覗き続けてきた人類が、どのように天文学を構築してきたのかが分かる。 宇宙について考えるということは、世界がどういう構造をしているかを考えることである。科学的なアプローチが成される以前は、この領域には、宗教が君臨していた。当時のヨーロッパでは、キリスト教的世界観が、絶対に等しいものだった。したがって、天文学者はこのキリスト教とも戦いながら、学問を構築する必要があった。そして、上巻のクライマックスは、ハッブルが登場する。ハッブルの観測によって、ビッグバンを裏付ける証拠が示される。 それにしてもサイモン・シンは説明がうまい。イメージを伝える比喩と、本質を伝える例示が巧みだ。式を使わなくても、こんな風に伝えることができるのかと驚く。
0投稿日: 2012.05.30
powered by ブクログサイモン・シン「宇宙創成〈上〉」を読了。今月22冊目。 著者の処女作「フェルマーの最終定理」が最高に素晴らしかったので、買ってきた3作目。2作目は「暗号解読」という、これがまた面白そうなテーマなんだけど、まだ出会えていないので未購入。 もともとは「ビッグバン宇宙論」という題名だったくらいなので、基本的にビッグバン宇宙論への歴史が綴られている。上巻ではハッブルが宇宙が膨張しているという事実を観測から見出すところまで収録。 上巻で出てくる著名な人物としては、アリストテレス、ガリレオ、コペルニクス、ニュートン、ケプラー、アインシュタイン、ハッブルなど。 翻訳物であるにもかかわらず、翻訳が大変に素晴らしい仕事をしている。翻訳にありがちな読みにくさなど全く感じられず、最初から日本語で執筆されたんじゃないかと疑うほどに良い仕事をしてて、ちょっと感動的ですらある。 個人的に意外なエピソードだったのが、天の川銀河の外にも銀河があるんだよって事実が確定したのが1923年という、わりと最近だということ。それまでの宇宙観では全部、天の川銀河の中に観測される天体は含まれる・・・と考えられていたとか。まだ100年もたってないんだねぇ。というか、一般相対性理論の発表の時期にも、まだ天の川銀河が唯一の銀河だったという事なのか。 またニュートンの重力理論とアインシュタインの重力理論とのせめぎ合いは、既に正解とされているもの、価値観を、新しいものが置き換えていく事がどれだけ困難な仕事なのかという事を分からせてくれる。この辺のエピソードは現代社会においても組織論的な置き換えで読んでも役に立つかもしれない。 理系のテーマではあるけれども、各章の終わりには「まとめ」としてノートを取ったように分かりやすくまとめられているので、容易に理解できるし、人間のドラマとして圧倒的な時間的スケールが描かれているので、文系な方にもおすすめな一冊。まだ下巻を読んでないけど。
2投稿日: 2012.05.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
衝撃的。高1で宇宙について無知な僕だが、楽しんで読むことができた。 天文学者たちは、「巨人たちの背に乗って」先人たちの技術を用い、そして時に「巨人たち」の考えを覆す論を提唱する。 アインシュタインの部分は特に面白く読むことができた。時空のゆがみを想像しようとするだけで不思議。 一般論に反逆した彼が、成功後に権威となってしまったことを示唆するようなエピソードも興味深かった。 今のビッグバン理論がなぜあるのか、歴史をなぞって読むことができてよかった。下巻にも期待。
0投稿日: 2012.05.04
powered by ブクログパラダイムシフトとなる以上はどれも革命的であるが、とりわけ宇宙論においては劇的でありコペルニクス的転回がいかに激しいものであるかが顕著であるように思う。思考を宇宙の彼方まで飛ばしてしまうという、すごさ。 この著者の凄いところは、全ての登場人物の像を浮き立たせ、よりドラマティックに描き出しているところだろうか。たいへん面白く、熱い。時には罵り合いすらもする彼らの、歴史を作り上げていく過程が大変なものであり、過激だ。それだけに、我々が単に知識としてだけ受け入れるという行為はあまりにも愚かな行為かもしれない。 だから、ビッグバンを常識と受け入れる前に、一度コペルニクスの宇宙観に驚くのも決して無駄ではないだろう。
0投稿日: 2012.04.30
powered by ブクログ宇宙と言う大きなテーマを取り扱いながらも物理に全く縁のない文系人間の自分が読んでもすんなり読めるあたりは、流石にサイモンシンと言うべきか。 宇宙そのものを天才達がそれぞれの知性を駆使して紐解いていく様は読んでいて引き込まれる。 おりしも2012年は宇宙が熱い年ですからもし宇宙に興味があるなら必読の一冊です。
0投稿日: 2012.04.19
powered by ブクログ第2章「宇宙の理論」、アインシュタインの登場から、俄然おもしろくなる。 ビッグバン理論が紆余曲折しつつも、さまざまな科学者らの情熱と奮闘で徐々に確立していく、その経緯が実にダイナミックに活き々々と活写されている。 高校生の年頃に是非読ませたい本。
0投稿日: 2012.03.02
powered by ブクログ古代ギリシャ時代の宇宙観から最新の宇宙理論までを描き切った壮大なノンフィクション。宇宙論に関する本は哲学書以上に哲学を感じさせてくれる。セーガンのコスモスの感動が甦る。
2投稿日: 2012.02.06
powered by ブクログ今でこそ常識になっている宇宙についての知識。 それを紐解くための過去の偉人たちのたゆまぬ努力。 勿論それが正解でないこともあったにしても 兎に角前進しようとしたところが凄い。 そうした気持ちが積み重なって、今の科学に繋がっている。 すごいことだと思う。
0投稿日: 2012.02.04
powered by ブクログ物理学を勉強しようと思い立ち、知人に勧められ読んでみた。実にわかりやすく物理学の歴史がまとまっている。写真やグラフや図も充実している。この世界の創成について真実をつかもうとする中で、宗教と科学が相入れないものとしてあることがもどかしい。アインシュタイン登場の項は、特に読んでいて高揚した。
0投稿日: 2012.02.04
powered by ブクログ地動説から始まり、一般相対論までうまく繋がっています。 構成が良くできているので、スムースに頭に入ってきます。 これまでの宇宙を語る本の中では一番わかりやすいと思います。 また、数式も少ないので文系の人や高校生中学生にもオススメです。 生徒の頃出会っていれば、もっと強く宇宙を意識したでしょう。
0投稿日: 2012.02.01
powered by ブクログサイモン・シンの3作目。 化学は中2の途中でドロップしたが、原子と中性子の周りを回る電子というイメージぐらいは残っていて、果たしてそれだけで神秘的な宇宙の成り立ちのストーリーが分かるんだからすごい。 地球なんて「チリみたいな存在」じゃなくて「チリそのもの」なんだな。
0投稿日: 2012.01.22
powered by ブクログ科学の探求心を知った。何十年という根気のいる作業を続ける情熱が何百年と積み重なって今の科学がある。一番印象に残ったのは古代ギリシャの哲学者の見識。
0投稿日: 2011.12.24
powered by ブクログわかりやすい。子供のころ、プラネタリウムを見に行った事を思い出しました。特殊相対性理論が、分かりました。
0投稿日: 2011.12.11
powered by ブクログ素晴らしく面白い本。感動した! 古代の神話から,ビッグバン理論まで,世界の起源を人間がどうとらえてきたのかを探る旅。ドラマチックなエピソード満載。各章末に分かりやすいまとめも載っていて良し。 上下巻一貫して流れているのは,理論と観察の相補的関係。これをもとに「科学」は作られ,発展してきた。観察に合うように理論が作られ,理論に基づいて予測がなされて観察で確かめられる。理論には,観察結果を説明できるだけではなく,新たな現象を予測することが求められる。 単なる工夫・技術でなく「科学」の萌芽がみられるのがギリシャ時代。紀元前6世紀の哲学者たちは,宇宙を自然現象として記述し始める。理論は,シンプルで正確,便利なものが採用された。そして天動説が確立。不動の地球のまわりを恒星の貼りついた天球が周り,天球上を太陽・惑星・月が動く。天動説は結局は間違っていたわけだが,ギリシャ時代の観測精度と,当時の常識からすると,地動説よりも自然な理論であったことはうなづける。火星の逆行など,天動説で説明するには難しい現象もあったが,複数の円軌道を巧妙に組み合わせることによって対応した。プトレマイオスの天文学はその後千年以上にわたって,天文学の基礎であり続けた。沢山の円を組み合わせたおそろしく複雑なモデルだったが,天体の運行を予測する役目は充分果たしていたし,何より教会のイデオロギーに合致してた。 それで16世紀のコペルニクスが登場。『天球の回転について』は彼の晩年に出版されるが,序文をめぐるエピソードが悲しい。序文は,地動説を単なる計算の便宜だと矮小化し,本文を骨抜きにしていた。出版を引受けた聖職者が,物議を醸すのを恐れて書いたという。コペルニクスは序文を読んだショックで死んだのかな…?でもこの骨抜き序文がなければ出版が実現しなかったかもしれないのだよね。世の中って不条理。 17世紀初め,ケプラーが楕円軌道を見つけ,軌道速度の変化も見出す。それには師のティコが残した精密な観測データが不可欠だった。ティコはデータを秘匿していたのだが,死後ケプラーの手に落ちたのが幸いした。しかし,地動説はまだまだ受け入れられなかった。ケプラーと文通していたガリレオは,さらに地動説を支持する観測をした。望遠鏡で木星に衛星があること,金星に満ち欠けがあって見た目の大きさと連動することを発見した。地球は唯一の中心なのではない。金星は内惑星に違いない!でも,三十年戦争の煽りもあって,教会は地動説を撤回させた。 その後,教会は寛容になり,地動説は支持される。しかし19世紀末までタブーは残っていた。世界の創造,宇宙の起源を論じるのは科学の領分ではなかった。20世紀になって,ようやく科学のメスが宇宙の誕生に向けられる。宇宙は永遠の過去から存在するのか,ある時点で創造されたのか? 宇宙の変化を論じるには,まず相対性理論の登場が必要だった。光速が有限であることは17世紀に知られており,19世紀末には光が電磁波であることも分った。エーテルという電磁波の媒質が想定されていたが,それが一向に観測にかからないことがずっと謎だった。 1905年,アインシュタインが光速度一定を原理として採用し,特殊相対性理論をうちたてる。エーテルの存在は否定され,時間と空間は絶対的な枠組みでなく,座標変換により入り混じる「時空」という連続体であることが判明した。ニュートン力学は相対論に吸収され,物理学は根本的に書換えられた。十年後の1915年,アインシュタインは一般相対性理論を作り上げた。これは重力理論であり,質量とエネルギーが時空を歪め,時空の歪みが重力を生み出すとする。この理論は太陽の重力で光が曲がる角度を予言し,エディントン隊による日蝕観測により,それが確かめられた。 アインシュタインは一般相対論を宇宙全体に適用してみた。すると重力により宇宙が収縮してしまう。これは彼の直感に反していたため,彼は方程式に宇宙定数を付け加え,解として静的で永遠の宇宙が得られるようにした。後に人生最大の過ちと悔むことになる。ロシアのフリードマンとベルギーのルメートルは,アインシュタインの重力方程式を宇宙定数がないとして解き,膨張宇宙を提唱した。宇宙が充分重ければ膨張のあと収縮に転ずる。二人の仕事は独立で,ルメートルはフリードマンが死んだあとに膨張宇宙モデルを再発見した。アインシュタインは,フリードマンたちの膨張宇宙をありえないと切って捨てた。柔軟な思考でニュートン力学の絶対空間・絶対時間という枠組みを取り払った若き天才は,功なり名を遂げて,科学界の権威となっていた。彼も他の多くの科学者と同様,常識にとらわれていた。 理論の行き詰まりを打破するのはいつも観測である。望遠鏡はどんどん大きくなり,天文観測技術はみるみる進歩した。星々の中には点光源でない星雲があるが,そのなかには天の川銀河の外にある銀河もあると予測された。論争がおこなわれたが,20世紀まで決着がつかなかった。1912年,リーヴィットがケフェウス型変光星の周期と絶対光度の関係を見出し,変光星までの距離が測れることを示した。1923年,ハッブルが星雲内にケフェウス型変光星を見つけ,それが天の川銀河のはるかかなたにあることを証明して,論争に決着がつく。私たちの銀河の外にも無数の銀河が存在する。 さらに分光学の知見から,星からの光の波長は銀河ごとに異なっていることが分かってきた。光のドップラー効果である。多くの銀河は,我々から遠ざかっていくように見えた(赤方偏移)。そして1929年,ハッブルは銀河の距離と後退速度の間に,比例関係があることを発見した。これがハッブルの法則である。距離と速度の間の比例定数をハッブル定数という。宇宙は膨張しているらしい。それなら,時間をさかのぼれば,昔の宇宙は非常に小さかったはずだ。ルメートルは自分のモデルの正しさを確信し,アインシュタインもビッグバンモデルを支持した。 しかし多くの科学者は宇宙は永遠で静的だとする従来モデルを信じ続ける。なぜなら,ハッブル定数から導き出される宇宙の年齢は,星々よりも若くなってしまうからだった。この齟齬は,その後観測が進むにつれ解消されることとなる。
0投稿日: 2011.11.19
powered by ブクログビッグバンは如何にして発生したか、ビッグバンにいたるまで天文学者たちはどのような経緯を辿ったのか、ビッグバンを証明するべく科学者たちはどのような成功と失敗を繰り返したのか、大変興味深く読めます。まずは古代から中世の天文学と物理学の復習
0投稿日: 2011.11.14
powered by ブクログサイモン・シンは本当に素晴らしい取材をする。 なぜ地球が動いていることが証明されたのか、なぜ遥か彼方の天体までの距離が分かるのか。光とは、特殊/一般相対性理論とは何なのか、それによりなぜ宇宙の構造が推察できるのか。今日の宇宙像の礎が築かれる過程を分かりやすく、丁寧に俯瞰していくとともに、美しい理論や観測を生み出した人物にまでスポットを当てることで、非常に温かみのある科学史を描いている。 本書は単なる宇宙解説書としてだけではなく、紀元前から続く大いなる科学史ドラマ、ヒューマン・ストーリーとして楽しめる点で魅力的だ。 最後のページを閉じるとき、ふと、ガリレオに親しみを覚え、後年のアインシュタインを憎たらしく思っている自分がいることに気付くのだ。こんな読後感をもたらす科学書作家を私は他に知らない。 サイモン・シン恐るべし。 (訳:宇宙すげー!宇宙考えた奴すげー!)
0投稿日: 2011.11.12
powered by ブクログ宇宙論の経過報告。人物描写が良かったです、でも勉強するなら、ミチオ・カクのパラレルワールドのほうが詳しくて良いです。
0投稿日: 2011.11.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
サイモン・シンの作品はフェルマーの最終定理、暗号解読に続き3作目。科学ノンフィクションと言えば彼の次なるテーマは宇宙。 コペルニクスからケプラー、アインシュタイン、ハッブルまで宇宙の謎の解明に貢献した役者たちの物語が筆者によって雄弁に語られる。 理論が行き詰まれば観測、観測が行き詰まれば、技術革新を待つ天文学者の辛抱強さが随所に垣間見れた。 壮大すぎて人類の叡智には手の届かないように思われた宇宙の神秘に迫っていくストーリーはドラマチックであり、天体に魅せられた天文学者の飽くなき探究心を感じ取れた。
0投稿日: 2011.10.24
powered by ブクログフェルマーの最終定理や暗号解読でお馴染みのサイモン・シンの作品。上下巻でビッグバンの説明をするが、上巻では、説明のための星や宇宙の基礎知識、歴史的な背景が書かれている。ただ、人物の描写がうまいので、読み物としてあきることなく楽しめる。
0投稿日: 2011.09.06
powered by ブクログ(上下巻合わせてのレビューです。) 大好きなノンフィクション・ライター、サイモン・シンの最新作。 今回のテーマは「宇宙」。 地球の大きさの測り方とか天動説v.s.地動説の話から、 相対性理論、ビックバンまで、歴史に基づいて書かれています。 そこには、やっぱりドラマがありました。 今まで天体って難しくてとっつきにくいイメージがあったけれど、 そこはさすがサイモン・シン。 初心者にも理解できるように最大限の配慮がなされています。 初めは何も知らなかった人間が いかにして今の知識を得るに至ったのか、 科学の歴史をハイライトで追うことで、 読者は「宇宙」について理解を深めることができます。 これはサイモン・シンの得意技ですね。 とはいえ、簡単にスラスラ読める類の本ではありません。 腰をすえて、じっくり読んで少しずつ理解を進めていく本です。 読み切った後には、知的好奇心が満たされた充実感、 科学の神秘をちょっぴり理解できた優越感、 ドラマを疑似体験できたスリル感を味わうことができる一冊! どうやら次回作もあるようなので、とっても楽しみです。
0投稿日: 2011.08.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
宇宙論の歴史についてのノンフィクション物語。 神話から最新のビックバン理論まで、宇宙論が辿った道筋をやかりやすく描いていて、面白い。 また、科学理論がどう誕生し、どう選択されるのかがわかる。
0投稿日: 2011.08.15
powered by ブクログ良いなぁ~宇宙って。神話の時代から、相対性理論、ビッグバン・・・どんどん発展してきた宇宙論。でもまだまだ謎だらけ。人間が知っている事なんて、ホントに限られた事だけなんだなぁ。
0投稿日: 2011.08.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最初は「え? ああいやアレですよ。もういまさら地動説から説明しなくても」……と若干流れに乗り切れなかったんだけど、科学者だけれど、人間味あふれる争いやら、学説のライフサイクルの過酷さ、今まで名前も知ららなかった科学者の偉大な発見の積み重ねの上に築かれた現在。 まだ上巻なのに、私の知識レベルを超えているんだけど、下巻理解できるんだろうか。 不安になりつつも、下巻を読むのが楽しみである。 そういえば、大体の科学系の本に載ってるニュートンの扱い……「あいつすごいんだけど、アインシュタインの方がすごいんだよね」という、アインシュタインの踏み台となっているような。 発見の割りに、ページの割かれ具合が酷い気がする。気になる。
0投稿日: 2011.08.05
powered by ブクログ第二章の相対性理論も面白いが,ハーシェルやハッブルらの個性の強い観測家たちの登場する第三章がとても面白い.最小限の式しか使わずにダイナミックに話を展開していく著書の力量はすごい.もちろん勉強はするにしても専門でもない分野でこれだけ読者に語ることのできるのはとんでもない才能だと思う.
0投稿日: 2011.07.25
powered by ブクログド文系の私はどうやって月の直径を試算したかなど恐らく常識的なことすらも知らなかったのでとても楽しかった。まだビッグ・バン理論の誕生のところまでしか読んでいない。アインシュタインのような天才でも美しくない宇宙定数を必要としたというのが面白い。
0投稿日: 2011.07.12
powered by ブクログサイモン・シンの本は、内容が難しいのに読んだら止まらないすごい文章力。 村上春樹と同じくらい、名前で読みたい!と思わせる人。
0投稿日: 2011.05.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
サイモン・シン氏が書いているのでとても読みやすい. 宇宙だけではなく,関係が深い物理学についても説明している. そっちの方面も知ってるとなお良いが,知らなくてもサクサク読めるかと. サイモン氏はどれもおすすめ.
0投稿日: 2011.05.07
powered by ブクログ天文学の変遷については、以前読んだ「眠れなくなる宇宙のはなし」で把握していたのだけど、それでもサイモン・シンの知的興奮を呼び起こす構成・文章力にしてやられた。 なによりも解説がわかりやすい。特に苦もなく読み進めることが出来た。 さて、上巻ではビッグ・バンがついにその可能性とともに姿を現した。下巻ではどんなドラマと知的興奮が待ち受けているのだろう。 -下巻に続く
0投稿日: 2011.04.17
powered by ブクログ面白かったです。 同じ作者さんの本でいうならばフェルマーのほうが好みでしたが、宇宙もすごくおもしろかった。 ビックバンモデルが作られるまでには途方もない時間がかかったのですねぇ。すごいな。
0投稿日: 2011.04.07
