
総合評価
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powered by ブクログ「フェルマーの最終定理」に引き続き、明快な文章と、簡易な例え、そして適切な図解が豊富で非常に読みやすい。軽快な読み口ながらも、読者の知的好奇心に訴える文章は、昔読んだアシモフの科学エッセイが思い起こされて、懐かしさも感じつつ非常に興味深く読めて面白かった。 ちょっとだけ難点を挙げれば上下巻とはいえ、何となく話の進み方が遅く感じるところ。希望としては最終的には現代物理学まで踏み込んだ宇宙創成の瞬間の解説までしてくれることを期待しているのだが、このペースでそこまでいけるかどうかがちょっと不安。 まあそこは今後の楽しみということで引き続き読み進めて行こうと思う。
0投稿日: 2011.03.23
powered by ブクログビッグバンというある意味であまりに有名な題材ではありますが、実に読ませます。この上巻では時系列に沿って、宇宙のはじまりがビッグバンだと気がつくまでの歴史を延べています。人類はこのような思考と観測をもとにビッグバンにたどり着いたのかとその筋道に感心し、学者たちの織りなすドラマとエピソードに魅せられました。
0投稿日: 2010.12.23
powered by ブクログローマ時代から天動説、そして現在のビッグバン理論まで、宇宙というものが数多くの研究者によって少しずつ解き明かされてきた歴史を知ることができる。このシリーズは好きです。
0投稿日: 2010.12.11
powered by ブクログ天文学から、物理学、化学まで、ビックバン理論が出来るまでの過程が順を追って説明される。フェルマーの最終定理と同様、読みやすし、読んでるとアガル。有名人の格言がツボ。
0投稿日: 2010.11.18
powered by ブクログ天文学にはほとんど興味のなかった私でも読める内容、天文学者の地道な研究・観測の結果が新たな事実を発見、実証する瞬間は感動的ですらある。しかしどんなにすばらしい発見、確実に裏付けられた事実でも、研究会を牛耳っている高齢な研究者が亡くなるまで、認められなかったというのも悲しい現実。
0投稿日: 2010.08.07
powered by ブクログ宇宙はいつ、どのように始まったのか?人類永遠の謎とも言えるその問いには現在、ある解答が与えられている。ビッグバン・モデル。もはや「旧聞」の感さえあるこの概念には、実は古代から20世紀末の大発見へと到る意外なエピソードと人間ドラマが満ちていた―。有名無名の天才たちの挑戦と挫折、人類の夢と苦闘を描き出す傑作科学ノンフィクション。
0投稿日: 2010.08.04
powered by ブクログ数学の奥深さを平易な表現で語る著者・サイモンシン。本書では、宇宙の成り立ちの証明に取り組んだ科学者らのドラマを真正面から論じている。天動説の誤りを指摘した地動説、『そもそも宇宙はどのように出来上がったのか』という疑問に答えるビッグバン理論。それらが提唱された時代背景や人間の執念などをダイナミックに描く。これまで同様、分かりやすく面白い。科学の醍醐味を味わえる1冊。 著者は科学者と科学技術者は“似て非なるもの”といい、科学者の目的についてアンリ・ポアンカレの言葉を引用する。 「科学者が自然を研究するのは、それが役に立つからではない。科学者が自然を研究するのは、そのなかに喜びを感じるからであり、そこに喜びを感じるのはそれが美しいからである。もしも自然が美しくなかったなら、それは知るに値しないだろうし、もしも自然が知るに値しなかったなら、命は生きるに値しなかったろう。もちろんここで私は五感を刺激する美、質と見かけの美について語っているのではない。私はそのような美の価値を低く見てはいない。それどころか私はそうした美を高く評価している。ただ、そのような美は、科学とは関係のないということだ。科学にかかわる美は、各部分が調和した秩序からもたらされ、純粋な知性によって把握されるようなより深い美なのである」 そして、「良い科学は、検証可能な理論を生み出し、科学は検証によって進歩するのである」と断言し、論をすすめる。 紀元前276年頃に生まれたエラトステネスは、夏至の正午に太陽光が真上から降りそそぐ1つの井戸と1本の棒を使って、地球の円周を測定した。コペルニクスは宇宙の中心は太陽の近くにあり、地球は太陽の周りを回転しているという当時の宇宙観を揺さぶるアイディアを提唱した。ケプラーは、コペルニクス説と詳細な観測データとの間に横たわる矛盾をクリアする新たな説を提示。惑星は円ではなく楕円、一定ではなく速度を変えて運動するなどと主張した。ガリレオは望遠鏡を使い、金星に満ち欠けがあることなどを観測、太陽中心モデルを擁護した。アインシュタインは、空間と時間は伸び縮みするという特殊相対性理論と、ニュートンのものより現実に合う重力理論「一般相対性理論」を作り上げる。エディントンは、日食時の恒星の観測を行い、一般相対性理論の正しさを証明した。 フリードマンとルメートルは“膨張する宇宙”を支持。ルメートルは膨張の出発点「原初の原子」の状態があったと述べ、のちに「ビッグバン・モデル」と呼ばれる宇宙モデルを唱えた。スライファーはドップラー効果による波長のずれを測定し、ほとんどの銀河が遠ざかっているとした。ハッブルは極寒の過酷な夜を望遠鏡のそばで過ごし、精密なデータを発表。宇宙はたしかに膨張しており、しかも規則正しく膨張していることを示した。 ミクロの世界でもビッグバン・モデルを裏付ける研究成果が発表される。ガモフ、アルファー、ハーマンは「初期宇宙を陽子、中性子、電子からなる高密度のスープだった」と考え、長期間かけて行った計算で算出したビッグバンの元素合成と、今日の宇宙に存在する原子の構成比率が合致することを示した。 また、目には見えない電波も裏づけに貢献。「電波天文学」は宇宙に関する莫大な知見をもたらし、新しい銀河が宇宙の遠いところに存在することを明らかにした。ペンジアスとウィルソンは、上記のアルファーら3人が予測したCMB放射(宇宙マイクロ波背景放射)を検出、ビッグバン・モデルに有利な証拠を拾い出した。その後、衛星による観測でCMB放射に微小なゆらぎが見つかり、ビッグバン・モデルの正しさが証明される。 肉眼で遠くを眺める。電波、赤外線、X線望遠鏡を使って多様な側面をみる。ミクロの世界に目を向けて原子の構成からもアプローチ。また、既知と未知の隔たりを“思考の飛躍”で繋ぎ合わせようと試みる。マクロとミクロ、人間の五感では捉えられないものと机上の論理。それらを総動員してもなお、あるいは総動員することで新たに生まれる疑問を解き明かそうと試行錯誤する、科学者らの“飽くなき好奇心”が本書には溢れている。
0投稿日: 2010.06.11
powered by ブクログ宇宙はいつ、どのように始まったのか?人類の永遠の謎とも言えるその問いには現在、ビッグバン・モデルという解答が与えられている。この概念の誕生に到るまでの、古代から現代にわたり様々に繰り広げられてきた天才たちの苦闘を描く、科学ノンフィクション。 コペルニクス、ガリレオ、ケプラー、ティコ・ブラーエ、アインシュタイン、ハッブルなど、科学の教科書に必ず登場するそうそうたるメンバーの人生、業績を細部にわたって描き出しており、数学概念や科学的な専門用語もわかりやすく説明している。 人間誰もが一度は抱く、「宇宙はどうなっているのか」という疑問に真っ向から立ち向かった科学者たちの生き様に、驚嘆せずにはいられなかった。
0投稿日: 2010.01.27
powered by ブクログサイモンシンの本は面白い。ビックバン宇宙論が出たときも購入しようと思ったが、買うタイミングをなくしていたら、文庫本になったので、迷わず購入。 学校教育レベルの知識しかないが楽しめた。 昔から何万光年離れている。と言う話を聞くが、 どうして分かるんだろう?って思っていたが、 その解答が書いてあったのでへえと思った。 まあ、理解出来たかは別のレベルだが・・・。
0投稿日: 2010.01.20
powered by ブクログ【内容】 宇宙はいつ、どのように始まったのか?人類永遠の謎とも言えるその問いには現在、ある解答が与えられている。ビッグバン・モデル。もはや「旧聞」の感さえあるこの概念には、実は古代から20世紀末の大発見へと到る意外なエピソードと人間ドラマが満ちていた―。有名無名の天才たちの挑戦と挫折、人類の夢と苦闘を描き出す傑作科学ノンフィクション。 【感想】
0投稿日: 2010.01.06
powered by ブクログサイモンシンの三作目、ずっと買い忘れておりました。 相変わらずぐいぐい引き込まれる内容に一気読み しかし内容が深いため、結構速読な私でも上下で3時間くらいは掛かりました。 地動説vs天動説のあたりからビックバンまでを取り上げている内容なので、素人の私でも既知の事柄ももちろん多いのですが 単なる知識ではなく物語として秀逸。 高校生ぐらいの時に読みたかったなぁ。 そうしたらとっとと理系に見切りを付けるか、若しくは真の理系として知的な大学生活が送れたかもしれません。
0投稿日: 2009.12.24
powered by ブクログこの人の書く科学書は例によって分かりやすい。 物理・天文学・数学の素養がなくてもOKだとおもいます。
0投稿日: 2009.11.28
powered by ブクログサイモン・シンさんの新刊だ!!(゚∀゚*) と思って上下巻即買いしたら 「ビッグバン宇宙論」の改題でした。orz いいんです・・・・ものごっつ面白いので、もう一回読むのです。 ビックバン宇宙論に辿り着くまでの、科学者達の史跡。 古代ギリシア人が宇宙をどう捉えていたか、 太陽までの距離を初めて測った人はどうしたのか、というところから始まって、アインシュタインの相対性理論のちょっと先まで。 文章も読みやすくて、サイモン・シンさんのネタの中では一般ウケしやすいです。
0投稿日: 2009.09.19
powered by ブクログ自分が思っていたよりも古代から中世までにいたる天文学の歴史にふれる部分が少なく、展開が早かったのが意外でした。これは下巻まで読み進むことでようやく理解でき、なおかつその下巻で描かれているストーリーが現代において構成される宇宙観のどれほどの部分を占めているのかを自分が知らなかったということで結論づけられるのですが、上巻のこの時点では、そんなことなど思い当たるはずもありません。 義務教育の理科で触れるような、コペルニクス、ガリレオ・ガリレイなどが、第1章のP.129までですべて登場してしまい、話はすでに20世紀に入りかけるという展開が早いと感じさせることになったのかもしれません。第1章は天動説と地動説をめぐる理論を巡る戦いや、科学と宗教との激しい対立と時におとずれる融和(妥協?)が描かれています。 第2章ではアインシュタインが登場し、相対性理論の派遣とその一般化の過程を、彼のライフストーリーをなぞりながら、小説家らしく(これがシン作品の醍醐味とも言えるのですが)解説してくれます。途中でいくつか難解な数式が登場するのですが、それ以上に理論を読み解く視点が文章で表現されており、例示も豊かなので文系の私でも読み進みやすいのもこの作家がファンを増やす所以かもしれません。 第2章においてルメートルが登場し、宇宙の始まりについて考えをめぐらしたあたりまできて上巻の半分くらいを読み終えたあたりになってようやく私はこの本の単行本のタイトルが『ビッグバン宇宙論』であることを思い出し、ここまでの展開の早さにようやく気付いたのでした。光の速度が求められたことからキリスト教による宇宙観と一致させるために生み出されたエーテルの存在が否定されましたが、一方で大爆発から宇宙が誕生したというこれまた宗教的視点とは異なる仮説についてはアインシュタインまでが自身の相対性理論に関わる式に定数を付け加えてまでつじつまを合わせようとしたエピソードには驚かされました。 第3章では相次いで建造された大規模望遠鏡をめぐって次第に、仮説の中でしか説明がなされなかった宇宙の果ての存在や、宇宙の起源にまでさかのぼれるような宇宙膨張の足跡をたどれるケフェウス型変光星をめぐってハッブルが登場するようになります。ここまできてようやく天文学の発展や物理学との応用的展開がなされた20世紀になってようやく人間自身がおのが住む世界を知るすべを手に入れたことが分かってきました。 自分が自分自身の起源をすることのできる時代に生きていることが嬉しいと思えるようになる不思議な感覚にとらわれる本です。下巻はより難しい展開になりますが、根気よくレビューできるようにします。
0投稿日: 2009.09.08
powered by ブクログ私たちの生活する地球。 そして、地球が存在している宇宙。 いつも空を見上げては、なぜこの世界が存在しているのか不思議になる。 基礎科学というのはこういう知的な欲求を満たすために誕生し、人々は自分たちの存在の意義、世界の成り立ちを考える。 宇宙理論を研究することも、私たちのそういった欲求を満たすものなのだと思う。
0投稿日: 2009.09.06
powered by ブクログサイモンシンの最新著作。上巻では、コペルニクスやガリレオ、アインシュタインが主人公となり、重力理論が洗練されていく様が描かれる。この辺の話は、理系の学卒にとっては、さほど目新しいものではないが、それでも読ませるのは、サイモンシン(と青木薫)の文章力のなせる技だろう。
0投稿日: 2009.08.09
powered by ブクログサイモン・シンの前の本(暗号解読、フェルマーの最終定理)を読んだらこれも読まないとね。 前の2冊とは少し毛色が違うかも。前2冊がそれぞれの問題をその当時の人々が泥臭く解決していく物語だったが、今作は科学者という人たちの説明を宇宙の探求の歴史から解説したようなものと感じた。 なんでもやさしく説明してくれるサイモンシンなので数式も(ほとんど)でないで、難しいことはないのだが、1つだけ「光が遅くなる(で電波になる)」というのがわかりませんでした。 う〜ん。光は難しい。光だけで本にしてくれないかな。 望遠鏡欲しくなりました。
0投稿日: 2009.06.16
powered by ブクログなぜそんな物語を語り出すんだ、と思いながら読んでいくと、色々なことが結びついていく。脱帽です。何が書いてあるのか知りたくて先を急いでしまう。 また、章毎にまとめてあるのは読書の仕方のお手本のようにさえ感じます。
0投稿日: 2009.04.28
powered by ブクログ難しそうな理論なども簡単に説明してあり、宇宙の謎が解かれていった歴史が分りやすく書かれてあり、とても面白かったです。 著者の作品を読むのは「フェルマーの最終定理」についで2作目ですが、訳者の青木薫氏の訳が良いせいなのか、非常に解りやすく読みやすかったです。
0投稿日: 2009.04.24
powered by ブクログ宇宙はどこから始まるのか。 地球の長さはどうやって測ったのか。 月までの距離は? コペルニクス以前に地動説を唱えた紀元前の人は? 様々な物理学者、科学者の歴史・物語を通して 誰もが一度は疑問に思ったことがある 宇宙の『?』を解説!
0投稿日: 2009.04.19
powered by ブクログ2009年31冊目の読了。非理系の人でも、読むことができます。著者のサイモン・シン氏もすごいですが、訳者の青木薫氏の腕によるところが大きいと思います。
0投稿日: 2009.03.20
powered by ブクログとりあえず読んでみようと思わせてくれる作家。 クオリティの安定感が素晴らしい。 2009年2月購入。
0投稿日: 2009.02.20
powered by ブクログ1500円分の図書券をひょんなことから入手した日に 本屋で待ち構えているあたり、買えと仰っておられる。 天文関係の人物はあまりよく知らないので あ!この人はこんなことをしてたのか!!とか新鮮なエピソードが多かった。
0投稿日: 2009.01.28
