
総合評価
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powered by ブクログ池上彰さんの「教養のススメ」の中に、この本には仏教についてわかりやすく解説してあるとあったため(たぶん)興味を持って読んでみた。 読み終わって、そもそもの目的の「仏教について」がどの部分なのかわからなかった。本全体の内容が仏教に通じるのだろうか?それはさておき、なかなかいいことが書いてあった。 ↓以下ネタバレです たとえば、モノでも人でも、それだけ、その人一人だけでは「〇〇である」という意味は持たず、外側にあるモノや人との差で、「痩せている」「頭が良い」「金持ち」 「質がいい」「小さい」「大きい」「安い」「高い」などが定義づけられる。要するに自分の価値は外部との差で決定する。ということ。これは100%無意識で、私が日々全てのことをそのように判断していたことに気づいた。とてもいい気づきだった。 ただ、本全体で時々登場する「いのちのつながり」っていうのがピンとこない。 いのちがつながっているって?どういうこと?と思ってしまった。「生き生きと生きる」も抽象的すぎて、何を持って「生き生きしている」と言えるのだろう?とかね。 上田先生のおっしゃっていることは、本当に理想で素晴らしいが、現実問題「そうはいってもねえ・・・・・」と思わなくもない。もともとこの世は弱肉強食ですよねえ・・・。それ、生物の本能ですよねえ・・・と思わなくもない。 でも、一つ確かにそう!と思ったのは、自分のための「エコロジー」は良くないということ。結局自分がこの地球で無事でいたいがためのエコロジー。そうじゃなく地球を救うと言う意味のエコロジーが正しいと思う。 本の中では、多様性、SDGS、ダイバーシティ、全て網羅した理想が書かれているが、この考え方を約40年前に書かれたというのに驚かされた。 もっと早くに読んでいたらよかった。そうしたら無駄に周囲と自分を比較して落ち込むことなどなかった。 これからも、つい他人と自分を比較してしまいそうになる時、外部との差によって自分を決めつけることは無駄なこと、だということを思い出してみようと思う。 読んでよかった。
0投稿日: 2025.06.14
powered by ブクログ「自分と世界は表裏一体つながりあってある」とか、「生命や心で繋がることを大切に生きていこうよ」とかっていうと、「あ、スピリチュアル系ね〜」みたいな目で見られてしまうけれど、この本で上田さんが言ってるのは、つまりそういうことである。 だけどもうちょっと、ちゃんと現実の社会構造の話とか、環境問題なんかにもふれながら、「ほら、構造的にこうなってるから、あなたは殻をかぶって生きちゃうし、他の人も殻に入れてないと落ち着かないんだよ」っていうことを、分かりやすく伝えてくれる。 殻を破れるかどうか、は、自分の問題。でもそれが、地球の未来に繋がる大切な問題なんだよね。 そう言ったら重たいけれど、 ワクワクする今を大事に生きていくより大事なことはない。全ての命がすでにつながっているから、あなたのワクワクは、地球規模の誰かのワクワクにつながるかもしれない。 そういう命のつながりを、社会運動論として読めるというのが素晴らしい。
1投稿日: 2018.01.28
powered by ブクログ周囲との差異化にばかりとらわれて、自我を捨てられず、内から外に湧き出る力を持たない人間のあり方が、地球規模であらゆる問題を生み出すことを根源的に問いただし、解決方法のプロセスを31歳の若さで書き上げた作品。「生きる意味」も大変分かりやすく面白かったが、これも負けず劣らずの内容で、真木悠介の「気流の鳴る音」と共に読みたい。1989年に書かれたのだが、現代に置いても十分に通用する理論である。
1投稿日: 2017.02.06
