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人を動かす 完全版
人を動かす 完全版
D・カーネギー、東条健一/新潮社
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総合評価

41件)
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    このレビューはネタバレを含みます。

    書店に大量に並んでいる、いわゆる自己啓発本は読んだことがないので、私の本棚にそういうジャンルはなかったけど、このたび「啓発本」というカテゴリを追加しました。 この本は「自己啓発本の原点」だそうです。 「人を動かす」には「相手に関心を寄せ、敬意をもってつきあうべし」 みたいなことが延々と書いてあります笑。 かなり昔の本なので、男性が会社などの組織の中で人を動かす方法が中心です。または、家庭の問題を例に挙げている場合は、妻が家庭を守ってうまく夫を動かす方法、みたいなことになっています。 自分の考えた通りになるように相手を動かしたいときに、自分の考えを主張するのではなく、まず相手の考えに傾聴して、「なるほど!」「そうですね」「私があなたの立場だったら、きっとあなたと同じ考えになります」などと寄り添いまくる。しかしそうするうちに、相手もこちらの意見に同調してくれて、今度はいつの間にか、自分の意見が通ってしまいますよ…。みたいな実践例がたくさん紹介されてました。 私は公立中学校の教員をしているので、クラスの生徒を良い方向に導きたいとしたら…という想定で読んでいましたが、つまり「生徒理解」ってことですね。 自分のクラスの生徒を心から心配して、理解しようと努め、他の生徒との比較ではなく、その子自身が以前よりも少しでも成長すればすかさずそれをほめ、努力をたたえる。 そうすればその生徒は「先生は自分のことをちゃんと見ててくれてる」と思ってまた頑張れたりする。 …という、私、すでに知っていたよ…笑という内容でした。けど、改めて大事なことを確認することができました! 読んで良かったです。 「人を動かす」はいろんなバージョンが出版されているようですが、図書館でこれが入手できたのでこれを読みました。そしたらあとがきに「いろんなバージョンがあるけど、著者の死後に妻が加筆したものとが出回ってるけど、本書が完全版で、ホンモノです」と書いてありました。 妻、勝手に加筆していいと?笑

    8
    投稿日: 2025.11.20
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    カーネギーの「人を動かす」。 なんとなくしか知らなかった。 カーネギーホールってこの人? とか思ってた。 (カーネギーホールは鉄鋼王 アンドリュー・カーネギーで別の人) 自己啓発書の元祖と言われるらしく 初版は1936年(!)。80年前の本だ。 本書に興味を持ったきっかけは 『PRESIDENT』2025年12月5日号。 テーマは「頭がいい読書、ムダな読書」。 ビジネス誌だからどうなのかと思ったが やはり「読書」のとなると奥が深い。 「読書」に対する発想もビジネス的。 先鋭的で斬新だった。 その中でも特に目をひいたのがP32 あつみゆりかという女性の「多読→1冊を熟読」。 「読むべき本はたった1冊でいい。 私淑すべき『師匠本』を決めて、その内容を 完コピして実践することが一番」 「師匠本」という考え方が面白い。 「必要なのは乱読ではなく精読」 「こうして1冊を血肉化する」 で例として使われたのが本書だった。 もはや誰もが知る、古典なのだろう。 「議論に勝っても、相手の好意を勝ち取れない のはむなしい勝利」 「自己の向上を心がけている人は、喧嘩してる ヒマはない」 「議論に負けても、その人の意見は変わらない」 「議論に勝つ方法として、議論を避ける」 「相手の主張を聞いたら、まず賛成できる点を 探す」 「人の話を最後まで聞く」 「相手に意見を否定されたら、『関心がある証拠』 と考える」 これらのフレーズだけでも釘付けになる。 読む者に思わず手に取らせる表現力、文章力。 あつみゆりかもD・カーネギーも両者とも すごい。

    0
    投稿日: 2025.11.15
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    人間関係の重要性とその技術について記載されています。仕事だけでなく、私生活全般にも大変重要な内容だと思います。 目新しい内容という感じはしないですが、相手をきちんとリスペクトして、謙虚に、誠実に対応していくことが、結局1番大事であると再認識できました。 忘れてしまいがちですが、定期的に思い出すためにもまた読みたい一冊でした。 個人的にポイントと感じた内容は下記です。 非難は相手のプライドと自尊心を傷つけかえって反発を招く。厳しい非難と叱責は役に立たない。 他人を変えようとするより自分自身を変える方がリスクもなくはるかに利益が大きい。 人を思い通りに動かすたった一つの方法は、相手が欲しいものを与えること。相手に深い興味を持つこと。 なんだかんだ笑顔に勝るものはない。 相手の話をきちんと聞く、すごく重要。 議論は打ち負かすものではなく、議論自体を避けることが肝要。負けるが勝ち、自分の間違いをきっぱり認めること。 時には演出をする事も大事になる。 相手に有用感を感じてもらえるような小さな頼み事をすることで、心を開いてくれることがある。

    1
    投稿日: 2025.05.05
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    経営者の方々が必ず読むべき書として紹介されるのもわかる気がしました。出版からだいぶ経っていることもあり、真新しいことは書かれてませんが、コミュニケーションに尽きる人間関係をうまく構築し、幸せに生きるための指南書。社会に出てからより、学生時代に読んでも良いかも。素晴らしかったです。

    1
    投稿日: 2025.02.13
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    「お世辞は口先から出ますが、相手への尊重は、心の中から出てきます。」 読んでハッと気付かされたフレーズ。 人と言葉を交わす上で、今まで自分がどの様に言葉を選んできたのか。 そしてそれは本当に、心からの言葉だったのか、考えさせられた。 無論、全てがその様な言葉を使っている訳ではない。 口先から出るお世辞もまた、要所では使っていくべきなのだろうとも思う。 職場の仲間や、自分の子供への言葉の選び方を、今一度考えてみようと思わせてくれた。

    1
    投稿日: 2024.09.22
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    特別変わったことや全く新しいことが綴られてるわけじゃないけど、人と接する時、特にビジネスでの場面でここに書かれてたことを意識して実践することでかなり大きく変わるのではないかなと思います。

    13
    投稿日: 2024.07.21
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    人を見る目が変わります。人を動かすと言うといささか傲慢な感じだが。少なくとも自分は変われる気がする。それに伴い周りに影響を与えて動いてもらえるのかなと思う。

    3
    投稿日: 2024.05.16
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    全人類に読んでほしい。 考え方が変わります。 変わりたくない、見ようと思わない人ほど読んでほしい。 相手をどうにかしようと思わずに、 まず自分から。 こんな人たちで溢れかえればいいなと思います。 ただ、前半は勉強になりましたが、 後半にかけて同じようなことを違う経験談で繰り返し伝えられているだけに感じたので 後半はペラペラ読みしてしまいました 別の方の感想で見かけましたが、 他の方の翻訳もあるようなので そちらも読んでみたいと思います

    3
    投稿日: 2023.11.01
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    最初から素晴らしかった そんなことが大事なのかと盲点で驚いた 自己啓発本って色々あるし色んなテクニックが書かれてるけど、カーネギーが言うことが1番実践しやすそうだった そして覚えやすいし実例を出してくれるので腑に落ちた でも一回じゃ身につかないと思うので繰り返し何度でも読みたい 後半は同じような内容が続いて集中力切れたけど何度も読んだら新たな発見がありそう そして何より読み終わったら明るい気持ちになれた 最近ずっとイライラしていて人の嫌な面ばかりみて注意することばかり考えていたけどメリットはないしそうか別に向き合わなくていいのかと気づくとすごく肩の荷が降りた 現在はそれだけで幸せです

    1
    投稿日: 2023.10.11
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    人を動かすには自分を変える。そのためには相手の欲しいものを与える。本書では他者の自己有用感を満たそう、いわゆる、評価して、賞賛して、尊重する気持ちを持つこと。各章で好かれる方法、同調させる方法、人を変える方法など書かれているが、共通してるのは、相手の視点から物事を見て、相手の欲しいものを考え、相手の問題を解決する、という考え方。 表面上のハウトゥー本として読んでしまうと、中身のない言動になってしまうのでご注意を! 個人的には邦題として、「人を動かす」が最適かな?とはおもった。(じゃあ何か良い書名があるかと言われると、思い浮かばないですが笑)

    1
    投稿日: 2023.10.06
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    人生の中で必要なものお金権力健康も必要ですが、 本気で心から通わせて居心地のいい人間関係である。 その人間関係構築においての人との関わり方がかいてある。日常で実践しやすい。 私は個人事業主で私を知ってもらう仕事で商品を買ってもらう仕事なので 自分に関心を持って欲しいなら相手に関心を持つ 話し上手になりたいなら注意深い聞き手になること 相手の視点から物事を見て、問題解決に至れるようにしっかり話を聞いていきたい。 お世辞は口先から出るけど、相手への尊重は、心の中から出てきます。 素直に相手を尊重するのです。心から惜しみなく褒めましょう。そうすれば相手はあなたの言葉を大切にし、心の糧にして一生覚えているでしょう。 私の周りの影響力がある人はこんな私でも褒めてくれたので今ではそれが自己肯定感に繋がり言われた言葉を覚えています。 私も相手対して素で尊重したい。私の言葉を大切にし、誰かの心の糧となるよう、相手を尊重したい。 その中で1番印象的な言葉は 「受けるより与えるほうが素晴らしい」 この本で印象的な言葉が多かったけど、 強いて選ぶならこの言葉。 いつも私は受身状態でしたが、 最近年下の子と関わることが増えて 与えることが増えて、 感謝される時の幸福度が違う。 与えられた時の幸福度より 与えた時の幸福度が高い。 この経験をもとにして、 与えて人に尽くす人になりたい。と思いました。

    1
    投稿日: 2023.09.30
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    『人を動かす』 それには自分の忍耐が必要である。 辛い時でも笑顔を見せる心の強さ、人にやさしくする心がけなど、 この本は、読みやすく、書いてあることも難しくはないが、実際、行動するとなると実行できないことが多い。 だからこそ、いかに読んでことを常日頃アウトプットできるかが大切である。

    1
    投稿日: 2023.06.08
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    定番みたいだから、多くの人に適応されるし有用なんだろうけど、あくまで自分には要は「7つの習慣でいう【lose-win】で自分さえ我慢するだけで全てが上手く行く」みたいな固定観念が出来ちゃってあまり内容を理解できなかった気がする

    1
    投稿日: 2023.01.21
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    もっと早く読めば良かった。 完全版は、オリジナルを基に現代的な訳をしたもの。※改訂版はカーネギー死後、夫人が改変し出版。 また繰り返し読みたい。

    0
    投稿日: 2022.11.12
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    人生で感銘を受けた本ナンバー1ですが、 翻訳があまり好きではなかったかな。 違う方が翻訳した本の方が良かったので☆4。

    7
    投稿日: 2022.11.09
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    この本は、男性も女性も読むべき本だな。ちょっと現代の価値観と合わない面もあるけど。こういう、社会の中でうまく生きていくためにどうすれば良いか、ということを学校の授業でも教えていい内容だと思う。普通に考えたらわかってるんだけどなぜか実践できていない、なぜか他人が勝手にやってくれることを望んでしまってること多い。時々読み返して、自分の生き方が悪い方に向かってないか軌道修正できる本だと思う。

    0
    投稿日: 2022.10.29
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    古典で王道。 英語っぽい表現や古臭さは気になるけど、 国や時代が違っても、人の感情は共通なのだと知らされる。 かなり男性目線なのは時代的にしかなたい。

    0
    投稿日: 2022.09.19
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    相手を心から尊重するということが、人を動かす第一歩。付け焼き刃的な讃辞じゃなくて、「心から」尊重するには、結構なエネルギーと、相手を受け入れようとする愛が必要かと感じた。 そんなに簡単なことじゃないとは思う。トレーニングとして、まずは職場でどうやっても好きになれない人、気に食わない人に対して、どうやったら尊敬できるか、いろいろチャレンジしてみたい。 相手を観察→相手への興味→相手を知る→までやらないと、尊重するきっかけは手に入らないんじゃないかと思う。

    0
    投稿日: 2022.08.06
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    人間関係を勉強したい人におすすめ。 【概要】 ●人間の取扱説明書 ●人に好かれる6つの方法 ●相手を自分の考え方に同調させる12の方法 ●怒らせずに人を変える9つの方法 ●敵を味方に変える方法 ●家庭生活を幸福にする7つの原則 【感想】 ●超有名な本。他の書物にも多く書かれていることが集約されている。  改めて理解すべき目新しい内容はあまりない。 ●矛盾点が気になる。例えば、「人の間違いは指摘しない」とあるが、別の場所では「人の間違いは間接的に指摘する」ともある。また、「他人を変えるより、自分を変える」とあるが、「自分の考えを受け入れさせる方法」や「相手に同意させる方法」など他人を変える方法も書かれている。  訳が間違っているのか、それとも結局は臨機応変に対応せよということなのか、わからない。 ●いつも思うが、自己啓発関係は、いろいろな本でいろいろなことが書かれており、真逆の内容もある。おそらく自分に合った最適なやり方を自分で見つけるのが良いのだろう。

    1
    投稿日: 2022.04.09
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    タイトルの通り、人にどのようにしたら自分が望む方向へ動いてもらえるのかをまとめた本。 叱るより、ほめるなど、当たり前のようだができていないことを事例を踏まえて紹介している本 私は読みながら子育てにも代用できるなと考えていました。

    0
    投稿日: 2022.01.05
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    実用心理学の専門家を自認するDカーネギーによる80年近く前に出版された自己啓発書の大ベストセラー。 とても80年も前に書かれたものとは思えないほど新鮮さを感じるとともに現代社会にも間違いなく役立つ人生の指南本と言えるだろう。 本書を読むまでてっきり著者はあの鉄鋼王のカーネギーだと思っていた。実は全くの別人なのね。 ■第一章 人間のトリセツ 原則1蜜蜂が欲しければ、蜂の巣を蹴るな→批判や非難で人は、変わらない。 原則2人を動かす最大の秘密→相手が欲しいものを与える。 原則3世界を味方につける方法→相手の視点で相手の問題を解決する。 相手の視点で物事をみる フォード創業者「もし成功の秘訣がたった一つあるとすれば、それは相手の視点から物事を見る能力を身につけることだ」 ■第二章 人に好かれる6つの方法 原則1どこでも誰にでも歓迎される方法→人に深い関心を持つ。 原則2第一印象を良くするシンプルな方法→笑顔を見せる。 原則3好意を得る単純かつ確実な方法→人間にとって、自分の名前が最も甘美かつ大切な音であることを覚えておく。 原則4話し上手になる簡単なる方法→聞き上手になる。相手には自分自身のことを話してもらう。 原則5人から関心を持たれる方法→相手の関心事について話す。 原則6瞬時に好かれる方法→常に、相手に価値あると感じさせる。それを心から行う。 ディズレーリ「相手のことを話題にすれば、人は何時間でも聞いてくれる」 ■第三章 相手を自分の考え方に同調させる12の方法 原則1議論で最善の成果を得る方法→議論で最善の結果を得たいなら、議論自体を避ける。 原則2敵を作る確実な方法と、それを回避する方法→相手の意見に敬意を示す。絶対に間違いを指摘しない。 原則3相手の敵意を最小限にし、味方に変える方法→自分の間違いは素早くきっぱり認める。 相手からの批判非難を受けそうな時に自己批判をすれば非難は和らぐでも 原則4自分の考えを受け入れさせる方法→友好的にはじめる。 原則5いつの間にか相手に同意させる方法→ただちにイエス・イエスと言わせる。 対話の達人ソクラテスのメソッドはイエスイエスを言わせる対話。 原則6自然に相手の考えを変える方法→相手にたくさん話させる。 原則7協力を取り付ける方法→自分で考えた気にさせる 原則8あなたの人生が驚くほどうまくいく方法→相手の視点から、誠実に物事を見る。 原則9厄介な相手を動かす方法→相手の考えと欲求に共感する 原則10相手を良い人間に変える方法→相手の崇高な使命感に訴える。 原則11考えを効果的に伝える方法→自分の考えを演出する。 原則12人を動かす荒業→挑戦させる ■第四章 怒らせずに人を変える9つの方法 原則1人の失敗を指摘する時、最初にすべきこと→相手をほめ、尊重することから始める。 原則2嫌われずに批判する方法→人の間違いは、間接的に指摘する。 原則3批判しても相手の不快感を和らげる方法→まず自分自身の失敗から話す。 原則4命令をせずに人を動かす方法→命令でなく、質問を投げかける 原則5不利益な事柄を相手に伝える方法→相手の面目を保つ。 原則6人を成功させる方法→小さな向上をほめる。すべての改善点をほめる。「心から評価し、惜しみなく称賛する」 原則7人の態度を改善する方法→実際以上の評価を与える。 相手に備えてもらいたい美徳を、すでに相手が備えているという前提で話すと良いでしょう。高い評価を与えれば、人は、幻滅されないように一生懸命がんばるものです。 原則8人の潜在能力を引き出す技術→励ます。改善点をわかりやすくする。簡単に出来ると思わせる。 原則9あなたの望みに喜んで協力させる方法→相手が喜ぶ提案をする。 ■第五章 敵を味方に変える方法 原則1奇跡を生む手紙→相手に小さな頼みごとをする。 原則2相手の態度を変える方法→小さな頼みごとをする。 ■第六章 家庭生活を幸福にする7つの原則 原則1結婚の幸福を保つ方法→決して口やかましく言わないこと!!! 原則2最高の家庭生活を送る方法→相手を変えようとしない。 原則3家庭生活に失敗しない方法→非難しない。 原則4相手を幸せにする簡単な方法→心から感謝する。 原則5愛を継続する方法→小さなことに注意を払う。 原則6無視してはいけないたった一つのこと→礼儀を守る 原則7結婚生活の最重要課題→性生活についての良書を読む。

    8
    投稿日: 2022.01.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    人を動かす 完全版 単行本 – 2016/11/25 人間関係をより良くする為のヒントは感謝と自己有能感を高めてやること 2019年8月16日記述 D・カーネギー氏(1888~1955)による著作。 アメリカ・ミズーリ州に生まれる。 セールスマンなどの仕事を経て、YMCAの夜間学校で「話し方」の講座を受け持つようになる。 その後、人間関係についての講義をもとにした 本書「人を動かす」がベストセラーに。「道は開ける」とともにビジネス書・自己啓発書の名著として現在も世界中で広く読み継がれている。 東条健一氏による翻訳。 作家。1993年大学卒業。営業職、大手報道機関の社会部記者を経て、現職。 著書に『リカと3つのルール』、訳書にD・カーネギー著『決定版カーネギー 道は開ける』、 『決定版カーネギー 話す力』、『人を動かす 完全版』(すべて新潮社)がある。 『人を動かす』というタイトルの本は、これまでも出版されてきました。 しかし、残念ながら、現在流通しているのは、正確にはカーネギー自身の本ではありません。 彼の死後かなり経ってから、夫人がもともとの原稿を削除したり、加筆したりして、「改訂版」として出版したものです。カーネギーの存命中には活躍していなかった、歌手スティービー・ワンダーのエピソードまで加えられました。 私が初めて『人を動かす』を読んだのは大学生の時です。 夫人による「改訂版」の翻訳でした。 もちろん、感銘は受けましたが、何か言葉にならない違和感も持ちました。 違和感の正体が分かったのは、後に、同書を原書で読んだ時のことです。 当時の翻訳から得たイメージとは違い、原書で触れるカーネギーは、 「まだ若さとエネルギーに溢れ、ユーモアとスマイルを欠かさない、やさしい先輩」という印象でした。 翻訳では、カーネギーがステージの上から威圧的に講演しているように感じましたが、 原書では、まるでカーネギーが隣に座って気楽に語ってくれているようです。 私は、原書のカーネギーのほうが好きになりました。 もし、自分が翻訳するなら、カーネギーが目指した、 わかりやすくて親しみやすい簡潔な文章を再現するのに! その長年の思いが結実したのが、『人を動かす 完全版』です。 カーネギー本人による完全オリジナル版を、現代的解釈と翻訳で甦らせました。 翻訳者東条氏によると上に書いたように夫人による改訂で本来のカーネギーらしさが失われていたとの事。 その意味で本来のカーネギーが復活したと言える。 本書自体は有名な自己啓発書だ。 既に古典と言って良いと思う。 人間関係の難しさは古今東西変わらない。 いかにして人間と対峙するか、それは永遠のテーマなのだろう。 カーネギーが例えとして紹介するエピソード自体は古い時代のものだ。でも問題は無いのである。 ちょっとした歴史の勉強をしている感じもまた味がある。 内容的には他でも聞いた、読んだことのあるようなものもあるだろう。 だが、それだけ普遍的だということ。 もちろんこれらのアドバイスを受けて実践しても対応しづらい人間もいるだろう。 その場合は適切な距離感を取る事が必要だと思う。 印象に残った部分を列挙してみる 人間は、自分以外の誰かが悪いのだと思いがちです。 それが人間の本性というものであり、誰もが例外ではありません。 厳しい避難と叱責は、たいていの場合、何の役にも立たないことを苦い経験から学んでいたからです。 私は、人の欠点を指摘しない。人の長所だけを話題にする (ベンジャミン・フランクリン) 相手を理解し、寛容でいるためには、品格と自制心が必要です。 偉大な人間は、人への接し方からして偉大である (トーマス・カーライル) 人を思い通りに動かすたった一つの方法は、相手が欲しいものを与えることです。 ⇒有用でありたい欲求 人は認められることに飢えている 人々に称賛と感謝を与える 人から最大の力を引き出す方法は、感謝と激励だ。 上司からの批判ほど、人の熱意を潰すものはない。 私は誰も批判しない。人には働く意欲を与えるのが正しい。 だから私は、ほめることには積極的だが、あら探しには消極的だ。 気に入ったことは心から評価し、惜しみなく称賛する (チャールズ・シュワブ) 私は、世界中で多くの優秀な人々と広く交流を持ってきたが、どれほど優秀で地位の高い人だろうと、称賛されるより批判されるほうが良い仕事ができたり、 さらに努力できたりする人は見たことがない (チャールズ・シュワブ) 相手の欲しいものと、自分が欲しいものを結びつける 仲間に興味のない人間は、人生では最大の困難にあい、他人には最大の損害を与える。そのような人たちから、人間のあらゆる失敗が生まれる (アルフレッド・アドラー「人生の意味の心理学」) しかめっ面はやめろ。笑え。たった今から始めるんだ。 人は楽しまなければ何をしても滅多に成功しない フランクリン・ルーズベルトは、人の名前を覚えることと相手に有用感を与えることが、好意を得るための 最も単純かつ明確で重要な方法だということを、知っていました。 話し上手になりたいなら、注意深い聞き手になることです。 相手から関心を持たれたいなら、相手に関心を持ちましょう。 答えることが楽しくなる質問をしましょう。 その人自身のことや、その人が達成したことについて 話してもらいましょう。 自分に関心を持ってほしいなら、相手に関心を持つ 相手がして欲しいことをする(己の欲する所を人に施せ) 人は、他人から認められたいのです。 自分の真価を認められていと願っています。 たとえ小さな世界でも、自分が重要だと感じていたいのです。 安っぽい不誠実なお世辞は聞きたくない一方、 心からの尊重を望んでやみません。 「心から評価し、惜しみなく称賛する」いつでもどこでも いつでもどこでも相手に敬意を払う 「お手数おかけしてすみません」 「~していただけませんか」 「お願いできますか?」 「よろしいでしょうか」 「ありがとうございます」 こうした小さな礼儀は、単調な日常生活を円滑にする潤滑油であり同時に育ちの良さも示します。 率直な事実ですが、あなたが出会うほぼすべての人間は、 何らかの点で自分のほうがあなたより優れていると思っています。 相手の心に届く確かな方法は、相手の重要性をそれとなく認めること、 しかも、心から認めているのを相手に感じさせることです。 結婚前は自然に相手をほめるが、結婚後も相手をほめることが必要だ。 結婚生活は、率直さを示す場ではなく、外交の場なのだ。 毎日を豊かに送りたいなら、妻の家事をけなしたり、自分の母親と不当な比較をしたりしてはいけない。 それどころか、妻の家事を永遠にほめつつ、ビーナスやミネルバのごとき女神の魅力も兼ね備えた唯一の女性と結婚できた自分をおおっぴらに喜ぶべきだ。 たとえステーキが皮のようだったり パンが燃えカスのようだったりしても、文句を言ってはいけない。いつもの完璧さに、たまたま及ばなかっただけか、もしくはあなたの理想像たる彼女自身のために、レンジで黒焦げの供物を捧げたのだろう 女性をあなたに夢中にさせる方法 その女性本人のことを、話題にするだけでいいのさ 相手のことを話題にすれば、人は何時間でも聞いてくれる 議論したり反論したりして勝利を得ても、相手の好意を得ることは決してなく、それは空虚な勝利となるだろう (ベンジャミン・フランクリン) 相手の知能指数に関係なく、言葉の戦いで相手の心を変えることはほとんど不可能なのです。 どうでもよい議論なら、顧客、恋人、夫、妻に勝たせておくのです。 憎悪の解決は、憎悪でなく愛をもって為せ(仏陀) 誤解は、議論では決して解決できません。 気配りや外交、和解、また相手の立場に立とうとする共感の感性によって為されるのです。 もし、相手が間違っていると思ったら、こう切り出してみてはいかかでしょうか? 「すみません、私は別の意見なんです。でも、私が間違っているかもしれません。よく間違えますから。ですから、もし私が間違っているならあらためたいんです。ちょっと聞いて頂けませんか?」 人は自分の考えを信じ続ける 他人の意見に真っ向から逆らう言動や、断定的な言動は、すべて慎む。 「確実に」とか「疑問の余地はない」といった表現は使わない。 代わりに、「私は~と考えます」「私は~と理解します」 「私が想像するに~」「今のところ、そう思われます」 といった表現を用いた。 いきなり相手に反論したり、主張に何らかの矛盾を見つけたりする楽しみは封印した。 反論する場合は、「ある条件下では正しいでしょうが、この場合は、やや違うかもしれません」などと言うことにした。 控えめに意見を言えば、相手はすぐに受け入れてくれて、否定されることも少なくなった。自分が間違った時はより少ない苦痛で済んだし、相手は、自らの間違いをより簡単に受け入れ、私がたまたま正しい時は、それに同意してくれるようになった。 (ベンジャミン・フランクリン) 少しの気配りと、相手に間違いを指摘しない ⇒早く汝の敵と和解せよ(キリスト) 自分の客、配偶者、敵を言い争うな、と言い換えることもできます。 相手が間違っていると、言ってはいけません。 相手を刺激せず、少々の駆け引きを使うのです。 自分の間違いは、素早くきっぱりと認める 友好、共感、尊重は、どれほどの暴風より、簡単に人の考えを変えることができるのです。 人と意見が違うところから、話を始めてはいけません。 意見が同じことを強調しながら話を始めましょう。 お互いの目的は同じで、違っているのはその方法だけだということをできるだけ印象づけます。 最初から、相手にイエスと言わせましょう。 なるべくノーと言わせないようにします。 自分の業績を言う時は、最小限かつ控えめにしましょう。 そうすれば、つねに好感を持たれます。 謙虚でいたほうがいいのです。 あなたも私も、たいしたものではないからです。 私たちは全員、この世を去り、今から1世紀後には、 私たちのことを誰も覚えていません。 自分のわずかな成功の話で他人を退屈させるには、人生は短すぎます。 代わりに、相手に話をしてもらいましょう。 そもそも、私たちには、たいして自慢するものもありません。 自分で考えた気にさせる 何かを売りつけられているとか、何かを強制されているという気分は誰も好みません。 私たちは、自分の意思で買っているとか、自分の考えで動いていると感じることを好みます。 この本を読んで、何か一つでも得ようというなら、普段から他人の視点で考える癖をつけておき、相手の視点から物事を見ることを心がけてください。 怒りに怒りで返さない 相手の考えと欲求に共感する 人の失敗を指摘する時、最初にするべきこと ⇒相手をほめ、尊重することから始める 嫌われずに批判する方法 ⇒人の間違いは間接的に指摘する 批判を口にしても、称賛でリカバリーする 命令せずに人を動かす方法 ⇒相手に考えさせる、質問をなげかける 「こう考えてはどうでしょう?」 「それは上手くいくと思いますか?」 不利益な事柄を相手に伝える方法 相手の面目を保つ!重要な、きわめて重要なことです! それなのに、配慮している人はほとんどいません。 私たちは、他人の感情をまったく無視して、 自分の思い通りにしようとしたり、あら探ししたり、脅したり人前で子供や従業員を非難したりします。 相手が傷つこうが気にも留めません。 ほんのわずかでも言葉に気遣い、相手の立場を思いやれば相手の痛みはずっと少なくてすむものです。 人を成功させる方法 小さな向上をほめる。すべての改善点をほめる。 心から評価し、惜しみなく称賛する 人の態度を改善する方法 相手に備えてもらいたい美徳を、すでに相手が備えているという前提で話すと良いでしょう。 高い評価を与えられれば、人は幻滅されないように 一生懸命がんばるものです。 人の潜在能力を引き出す技術 ⇒励ます。改善点をわかりやすくする。  簡単にできると思わせる 自分の子供や配偶者、または従業員を、ばかとか、間抜けとか才能がないとか、何もかも間違っているなどとこき下ろしたら向上心をほぼ根こそぎ奪い取ってしまうことになります。 逆のテクニックを使いましょう。 励ましは惜しまず、物事の達成を簡単だと思い込ませます。 さらに、相手の達成能力や潜在能力を信じていることを伝えれば相手はもっとできるようになろうと、朝まで練習するはずです。 肩書を与える(相手が喜ぶ提案をする) 尊厳と真価を認められ自己有能感を得た為、不満を言うこともなくなり、満足して働いています。 家庭生活を幸福にする7つの原則 口やかましく言わないこと 相手を変えようとしない(相手を咎めない) 結婚で成功するのは、良い相手を見つけるより大変だ。 良い相手でいることが大変なのだ (リーランド・フォスター・ウッド「家族の中で共に成長する」 非難は人間関係を破壊する 感謝をためらわない 小さなことに注意を払う 結婚後も礼儀正しく接する セックスについての良書を読む 夫への質問 誕生日や結婚記念日、または突然のハプニングや優しさの現れとして たまには妻に花を贈っていますか? 他人の前で妻を非難しないよう、注意していますか? 自分が浪費するより多く、妻に自由なお金を渡していますか? 周期的に疲れたり、ナーバスになったり、怒りっぽくなったりする、 女性特有の傾向を理解しようと努力していますか? 少なくとも余暇の半分を妻と過ごしていますか? 妻の料理や家事を、自分の母親や他人の妻と比較しないよう注意していますか? 妻の知的生活やクラブ活動、社会活動、読書傾向、問題意識に関心を示していますか? 妻が他の男性から親切にされても、嫉妬しないでいられますか? 機会を見つけて妻をほめていますか? ボタンを付けてくれたり、服をクリーニングに出してくれたりといった妻があなたのためにやってきれたちょっとしたことに感謝していますか? 本書は人を動かすというタイトルですが、そこには自分を動かすというテーマが隠れています。 相手を動かす方法とは、同時に自分を動かす方法です。 自分がいちばん欲しいものは何か? どうしたら自分は行動できるか? 自分はどこから自己有能感を得ているか? などを自分に問いかけてはいかがでしょうか?

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    投稿日: 2021.12.11
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    自己啓発書の金字塔 世の自己啓発書は本書の焼き直しかと思うくらい、根幹が通じている それは現代においてもまったく陳腐化しておらず、80年以上読み継がれているのにも頷ける 「凡百の自己啓発書を読むなら、これ一冊で良い」という表現も見かけたが、納得した

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    投稿日: 2021.11.17
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    日本人のメンタリティには通じるものがあるな、というのが所感。とは言え、take awayが多いのも事実。後はこれらを実践するに足る、心の持ち用、といったところか。

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    投稿日: 2021.08.13
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    結局、「相手が求めているもの」と「自分が求めているもの」が何かきちんと把握して、うまく融合させることが重要なのだとわかった。 上記のような考え方の他、イエス・イエス方式などスキル的な部分の記述まであって、まさに定期的に読み返したい本だった

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    投稿日: 2021.07.12
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     完全版はカーネギー本人が書いたオリジナル版を翻訳したもの。これまで読まれてきたものは、カーネギーの死後に夫人が改訂したものになる。  カーネギーが本署を書いたきっかけは、人間関係をうまくやることができる技術を語った本がなかったから。この本は史上初の人間関係の技術書と説明している。  ある調査で、収入増加の要因は15%が技術的知識の向上、残りの85%は対人技術と個性、そして人を動かす能力に起因しており、人のやる気を喚起する能力がある人は、昇進しやすいことがわかった。つまり、社会では人間関係をうまくやれることがとても大事だということ。  本書は目的別に、実践のための一言で表された原則が示されている。本のほとんどの内容は、過去にあった具体的な事例を紹介している。「こうしたかったら、こういう話があるよ。大事なのは○○(原則)です」という流れで話が進んでいく。 人に動いてもらうには?  最大のポイントは、自分の振る舞いを考えること。これはつまり、相手を変えようとするより、まず自分を変えることが大事。そうすることで、人を動かせるようになる。相手の「自己肯定感」をうまく保ち、そして引出すコミュニケーションを取るスキルを磨くこと。  注意するポイント  ・相手を批判しない(自分も完ぺきではないと認める)  ・相手を評価し「有用感」を満たす(相手の人格を大事に扱う)  ・相手の望むものを提案する(相手の視点も考える)  実践するには、まず相手を褒め自分が下手に出る。頼みごとした時、相手の事情を聞き理解を示す。これをすることは相手の利益にもなることを伝える。そして、相手の小さな努力も評価する。これができれば人になにかやってもらいたいとき、うまく話しをすることができるかも?  この本からの気づきは、相手を変えるより自分を変えることが大事ということ。この意識があれば最初から批判するような言葉は出ないと思う。しかっり意識していきたい。

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    投稿日: 2021.07.02
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    人と円滑な関係を築き、相互の利益になるようなコミュニケーションを取るための教科書。 人生を通して読み続け、頭に叩き込みたい。 本書で述べられている法則の大部分は経験則的に理解して(いるつもり?)いましたが、実際にその通りに行動できているかと言うとそうではありません。 誰もが知っている法則なのだけれど、これを実践することがとても難しいと思います。その実践のために絶えず本書を携帯し頭に叩き込み、法則に則した行動をしていくことがてとても肝要だと思いました。 一つの本としては、具体例があまりにも多く時折冗長なため、(いくつもある具体例のうちいくらかは)読み飛ばしながら読むことをおすすめします。

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    投稿日: 2021.03.22
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    請求記号:159-CAR https://opac.iuhw.ac.jp/Akasaka/opac/Holding_list?rgtn=2M020297 <高橋泰先生コメント> 1936年の初版以来、日本で500万部を突破し、今も売れ続けているバケモノ級のビジネス書。人を動かす3原則、1. 批判も非難もしない。苦情も言わない。2. 率直で、誠実な評価を与える。3. 強い欲求を起こさせる。は、今でも通用する不変の真理だと思う。私がこの本を読んだのは大学1年のときであるが、この本を読んだ時の高揚感をいまだに覚えている。 <BOOKデータ> 「相手の同意を得る方法」「相手の考えを変える方法」など人間関係の原則について記し、80年にわたり読み継がれてきた不朽の名著を、本人の熱い思いが込められた発売当初の内容にそって新訳。カーネギーの死後に加えられたエピソードを排し、失われていた「本書を書いた理由」など多くの原稿を復活させ、「カーネギーが本当に伝えたかったこと」を、現代的なやさしい言葉で、完全に甦らせました。

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    投稿日: 2021.03.17
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    古い本だけに、内容は既に巷に広く知られているものと言える。したがって、これをそのままやればミエミエと思われる可能性があるのではないかと感じた。

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    投稿日: 2020.10.26
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    ◆人を動かすために: 人から最大の力を引き出す方法は、感謝と激励。 お世辞でなく心からの惜しみない称賛が必要。 非難と叱責は大抵何の役にも立たない。 非難せず、相手の立場に立って、相手を理解する。 共感・許しの気持ちが芽生える。 他人に影響を与える唯一の方法は、相手の求めるものについて話し、それを入手する方法を教えること。まずは熱心な欲求を起こさせることが必要。 ◆人に好かれるために: 相手に関心を持たれたいなら、相手に関心をもつ。 自分と会うのを楽しいと思ってもらうためには、まず自分が人に会うのを楽しむ。 …等々。読んでいると基本的だと感じる内容もあるが、基本でありながら本質であることに間違いない。いかに自分が基本的な作法を実行できていないかを思い知り、自分の行動を見つめ直すことができる。

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    投稿日: 2020.09.13
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    『自己啓発に興味がある方は必読』 ●相手が完全に間違っていても相手はそう思っていません 少し前のネットスラング?で「はい、論破~ww」 というのが流行りましたが、 これは「人を動かせる人」は絶対にやらないということです。 完全に間違っていて完全に論破されても相手にはそのことに対する悔しさ、怒りみたいなのが残ってしまい動いてくれないということです。 論破されたことがある方なら、うなずけるのではないでしょうか? 本書によると、人を批判するのは誰でもできるが、 間違いを直接指摘せず、本人に間違いを気付かせられるのが人を動かせる人つまり、賢い人、知恵のある人のやり方ということです。 では、どのように話を展開していけばよいかということが実例で紹介されています。 ●本書は確かに古いけど人間の本質は同じ 1936年に出版。1936年といえば2.26事件の年。太平洋戦争前です。でも、紹介されるエピソードに古臭さは感じられず、「こういう人いるな~/こういうことやっちゃうなぁ」という共感と発見がたくさん見つかります。 ●読んだきっかけ 図書館で借りました。 でも、何度も読み返したいので 『道は開ける』同様購入するつもりです。

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    投稿日: 2020.07.29
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    文句なしの自己啓発書。 どんな人でも「誰かの役に立ちたい」「認めてもらいたい」という意識が根底にあるもの。人を動かすということは相手の心情を理解して発言、行動すること、、

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    投稿日: 2020.06.13
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    自己啓発本として紹介されているので読んでみました。 表紙を見ると、はじめは宗教っぽい感じかした。 しかし、読んでみると事例が多く、勉強になることが書かれており目からウロコでした。 「心から評価し、惜しみなく称賛する」という一節が心に響きました。 また、本のカバー裏に「次の章に進む前に、同じ章を2度読みましょう」とあり、実践してみました。 毎月読み返して、自分事にしていきたい。

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    投稿日: 2020.05.06
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    説明不要の良書。 洋書特有の言い回しの不可解な部分や、長い例文を飛ばし読みすれば、疲れずに読めます。

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    投稿日: 2020.04.27
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    対人関係のバイブルとも言うべき不朽の名作。 人を動かすというタイトルですが、自分が変わることが重要であり、更に相手に有用感を持ってもらうことが大事。 そのためにやるべき事が具体例を添えて書かれています。当たり前のことばかり書いてあると言う方もいらっしゃると思いますが、80年も前に書かれたとは思えない、現代にこそ大事な一冊で全ての大人の必読書だと思います。

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    投稿日: 2020.03.22
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    言わずと知れたマネジメントの世界的名著。紹介されている”原則”は至極当たり前に見えますが、多数の具体的な事例と一緒に読むことで理解が深まるのです。定期的な読み直し推奨。 続きはこちら↓ https://flying-bookjunkie.blogspot.com/2019/05/blog-post_8.html Amazon↓ https://amzn.to/2vuw2u8

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    投稿日: 2019.05.08
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    人の話を聴くなんて当たり前のことだけど、自分は自分のことしか考えてなくてそれが出来てなかったって思った。

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    投稿日: 2019.03.19
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    「人を動かす」というと、相手の上に立つとか強い言葉を掛けるなどのイメージがありましたが、それらを大きく覆してくれました。 ◆感謝する、褒める、評価する ◆相手の視点に立つ ◆人に深い関心を持つ ◆笑顔を見せる ◆聞き上手になる(自分のことばかり話さない) ◆相手の興味の対象を見つけ、それを話す ◆個人攻撃をしない、批判・非難をしない ◆命令でなく質問を投げかけ、相手に考えてもらう ◆小さな頼みごとをする

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    投稿日: 2018.06.01
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    自己啓発書の元祖と呼ばれる本。 批判は不快、褒められればやる気を出すなど、言われてみれば確かに、と思うことしかないのだが、これを読むまで分かっていなかったように思う。 何度か読み返したい、出会えてよかった本だった。

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    投稿日: 2018.05.22
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    「原則7 実際以上の評価を与える」 「原則8 励ます。改善点をわかりやすくする。簡単にできると思わせる。」 確かに、期待されるのは嬉しい。期待を裏切らないよう、幻滅されないように、張り切って取り組もうと思う。 ただし、それは「本当はそうあるべきだ」「そうしなければならない」「きっと自分もそうできるはずだ」等、謂わば元々、本心ではどこかで自分で自分に期待していたことであったことに限られるのではないかと思う。自分自身への期待に、他人が共感してくれたからその効果が現れる。しかし、本人の期待と、動かしたい方向とを、どのように擦り合わせるかというのが本当の「技術」であるように思う。

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    投稿日: 2018.04.15
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    ビジネスマンの中では言わずと知れた有名な本。 著者は本書を書いた動機として「人間関係についての実用的な教科書を書くことにした」と述べる。 キーフレーズはこの本の中に数えきれないほどあるが、その一つ。人を動かす原理原則として「自己有用感への渇望」を満たすことを説いている。言い換えれば相手の欲求を満たすこと。よく「相手を褒めなさい」と言われるが、それも褒める行為自体を指すのではなくて、褒めて相手の承認欲求を満たすことに意味が出てくる。 ビジネス書として有名だか6章のうち1つの章は、円満な家庭生活の実現についても割いていることにも注目。子供に対する懺悔を書く『お父さんは忘れていました』の紹介は胸に響く。 色褪せない名著です。

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    投稿日: 2017.05.02