
月日の残像(新潮文庫)
山田太一/新潮社
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総合評価
(2件)4.5
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
昭和9年生まれ、山田太一さんのエッセイは、読みやすくて、かつ膝を叩き、心に響く話が多いです。これまでエッセイを8冊書かれていますが、全部読みたいなと思っています。「月日の残像」、2016.6発行(文庫)、著者、7冊目のエッセイです。 この本は、季刊「考える人」に9年間にわたって連載されたエッセイ35編が収録されています。山田太一「月日の残像」、2016.6発行、再読。浅草と湯河原で過ごした少年時代の思い出、東京での大学生時代、松竹大船撮影所時代(助監督時代)での思い出など。 山田太一さん、昭和9年、東京・浅草生まれ。小説では「君を見上げて」「丘の上の向日葵」、エッセイでは「月日の残像」が好きです。「月日の残像」、2016.6文庫、誠実で人間味溢れる自伝的エッセイです。再読。みんな一人一人に月日の残像がありますね! 私も古稀を過ぎて、若い頃の残像がちらちらしますw。
0投稿日: 2021.03.05
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山田太一氏のドラマはリアルタイムでみていたが、エッセイを読んだのは初めてである。食べることと出すことの著者が何度も引用しているので読んでみる気になったのだが、深く味わい深い、70代か80代になってから再読したい。氏の愛読書のひとつ『ヘンリー・ライクロフトの私記』も読んでみたい。
2投稿日: 2021.02.02
