
総合評価
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powered by ブクログ映画評論…ではなく、映画にまつわるエッセイ。 興味をそそられるものも有れば、 著者の感想には共感できたりできなかったりと言った具合。 映画好きは読んでみてもいいかも。
0投稿日: 2021.05.13
powered by ブクログ雑誌『フォーサイト』に連載された、著者の映画にかんするエッセイをまとめた本です。 著者の多くの歴史小説にも記されている人間観、とくに男に対する見方が、俳優たちにそくして語られていて、興味深く読みました。シドニー・ポワチエとエディ・マーフィについて論じた文章では、現在のハリウッドでくり返し論じられている差別の問題にも踏み込んで、著者の考えが率直に語られています。 ただ、多少不満に感じたのは、他の作品で示された著者の人間観の枠組みのなかに映画評がとどまっているように思われたことでしょうか。
0投稿日: 2019.05.10
powered by ブクログ映画評論ではなくそれにかこつけた随筆 作者は司馬遼太郎と同じような位置にあるので (といってもそれをみとめないひともまた多いだろうが) 嫌うひともたくさん有るのはよくわかるが 同じ意味できらくに楽しく読める 司馬遼太郎がそうであったように 歴史小説家の随筆を国家日本の指標と真剣丹念に読まれても困るという意味で そういうふうに思うわけだが こういうように思うのも鏡に映して区別の付かないことでもあろう そのことにわらえる程度に変わらずあって欲しいが そんな風に思えるのは「歴史」にとっては長くもあり短くもある
0投稿日: 2018.12.09
powered by ブクログ塩野女史がおそらく50代の頃に書かれたと思われる。映画についてのエッセイで興味深かった。昔の映画の紹介が多かったが、スタローンのランボーやダイ・ハード、プラトーンの紹介もあった。
0投稿日: 2015.05.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
塩野さんの映画評論をまとめた本。映画自体はほとんど見たことの無いものばかりでしたが、塩野さんの映画・俳優・演技に対する観察眼・姿勢・ポリシーが良く伝わってくる本でした。 そうか、そういう見方もあるのか!とか、そうは考えたこと無いな、とか、新しい考え方に触れることができる一冊だと思います。
0投稿日: 2014.08.28
powered by ブクログ昔の映画がむしょ〜に観たくなった。舞踏会の手帖、子熊物語、トロイのヘレン、真夏の夜のジャズ、Same TIme、甘い生活などなど。フォーサイト連載エッセイの文庫化というのも驚き。
0投稿日: 2014.07.04
powered by ブクログ今まで本読まず人ともしゃべらず生きてきて独断と偏見、非論理的な感覚に頼りきりだけの概念の頭の中になっちゃったのが、塩野さんの本を最近に読んでることで、人の手に扱えるものになろうとしてる感じする。 できるだけもっと読もうと思う
0投稿日: 2014.05.10
powered by ブクログ(「BOOK」データベースより) 虚実皮膜の間について。正義なるものの落し穴について。愛されたいと望むことの度胸について。官能という名の死について。品格とは何かについて。永遠に解決できない問題について。そして、地中海世界の圧倒的な魅力について。…数多の現実、事実と真実を、映画が教えてくれた。銀幕は人間万華鏡、人生の奥深さを多様に映し出す。だから私は語ろう、私の愛する映画のことを―。
0投稿日: 2013.01.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ローマ人の物語を読み終わり、さみしい、次何を読めばいいんだろうと思って、適当にこのエッセー集を手に取って読んでみたら、もう塩野ナナミさんの本は全部読もうと思いました。 文庫本で43冊にも及ぶ超長編も面白ければ、この一話数ページ、8ページくらい?の短編集だって、胸を打つほど面白くて、何を読んでも間違いないに違いない。 海の都の物語を読み始めることにしました。
0投稿日: 2012.07.05
powered by ブクログ書いている内容から映画に対する思い入れは、相当なものに感じられる。「映画鑑賞を読書と同列において私を育ててくれた今は亡き父と母に捧げる」と冒頭にある。映画の魅力に迫る。
0投稿日: 2012.04.24
powered by ブクログ映画評を中心にした、エッセイ。少し前の映画や俳優さんについて七生さん節で書かれて面白い* 特にイタリア映画!! 観たことあるものばかりだけど観点が違ってもう一度観返してみたくなった*
0投稿日: 2012.01.31
powered by ブクログ映画のガイドブック。歴史の面白さを教えてくれた大好きな塩野七生さん。あまりに大きな遠い存在ですが、貴重な意見を教えてくださる先輩のようでエッセイを読むと少し身近に感じられます(そういう書き方ができるところがまた素晴らしい)。その中でも何度も読み返した一冊です。
0投稿日: 2012.01.29
powered by ブクログこれは単なる映画の解説ではない。節々に現れる塩野節に、微苦笑・爆笑を禁じ得ない。 それでいて、その作品への興味がむくむく沸いてくる。
0投稿日: 2011.10.02
powered by ブクログ塩野七生の映画についてのエッセイ。 改訂版で、字が大きくなってます。 平成7年に元々出版されたものだから、ビデオが普及して家庭でたくさん映画を見るということが日常になってきた様子が、すごく伝わってくる。 10年かそこらで、すごく変わったもんだ。 で、とりあげてる映画は、古いものから新しいもの、ジャンルも様々で、へんに偏ってないところがいい。見方も、偏りではなく、広い視点で捉えてるところが、塩野七生らしい。 ともあれ「映画って人生なんだよね」っていうのを、さりげなくでもしっかりと伝えてくる良質のエッセイ。 とりあげてる映画、どれもが見たいと思わせるのだから、これ以上いいものはないだろうww そして、クールというか、とにかくかっこいい塩野七生。 この人の書く小説は、とにかく出てくる男がかっこいい。多分、どんな男でも歴史に名を残す男は「惚れる」ものを持っているんだろう。でもって、それをしっかり見抜く目をもってるから、塩野七生そのものがかっこよいのだと思う。うん。
0投稿日: 2010.04.24
powered by ブクログ3月21日読了。塩野七生による、映画エッセイ集。映画には男と女の恋愛の機微、駆け引き、かっこよさやかっこ悪さ、恋愛が枯れた後も続く人生などいろいろなものが込められているものだ。男はその美しさ、あるいは不恰好さを鑑賞すべきもの。女はその哲学、生きるために彼女がとった行動を評価すべきもの。なのかな?塩野女史のように、歳をとっても銀幕の男優に恋し、息子と映画について語り合えたら素敵だろうなとも思う。
0投稿日: 2010.03.21
powered by ブクログ塩野七生の映画に関するエッセイ集。映画評以上に内容的には膨らみがある。イタリア映画中心なのかなと思って読み始めたが、一昔前のハリウッド作品を取り上げているのが多い。ほとんど見たことのある作品なので楽しめた。 306頁
0投稿日: 2010.02.15
powered by ブクログHumm..... tengo que decir que fue más o menos ese libro..... Te deseo algo más, Shiono!!!
0投稿日: 2009.10.16
powered by ブクログ全体にピシャリと言い切るタイプのおばさまだけれど強引じゃないし、やはりとくにイタリア人監督の作品についての感想が面白い。「夏の嵐」は「二人とも、オーストリアとイタリアと生国はちがっても、いずれも衰退しつつある国の人間だった。官能(センソ)とは、つまりすべてのことに敏感に反応することは、衰えつつある民族にしか神が恵まない、優雅な死に方の一つかと思ったりもする」。ゼフィレッリの「ハムレット」には「『ピエタ』を思い出していただきたい。ヴァティカンにある、ミケランジェロが24歳の歳に制作した傑作だ。若い聖母マリアがキリストの遺体を抱き上げている構図なのだが、母親のマリアの年齢がキリストに対して、非現実的に若い。しかし、あれがイタリア男の夢なのである。自分の気持ちの中ではいつまでも若く美しい母の腕の中で、死にたいという夢なのだ」。また「山猫」の公爵の内面を代弁し、「シチリアは変わらない。シチリアの民衆自身が変わろうと願っていない。2500年もの長い間、他民族の植民地でありつづけてきたシチリアでは、誰が支配者になろうと状態は変わらないことを民衆の端々にいたるまで知っているのだ」。でもいちばん成程と思ったのは息子さんが言った「フェリーには、イタリア人の真実を完璧に描いていながら、われわれイタリア人がイタリア人であることを恥じないですむ作品を創れる人だった」。著者の見方はひとつの見解に過ぎないけれど、映画を観てこれぐらいの感想を自分で思いついたら、観るのがもっと楽しいだろうなあと思った本だった。 http://www.nytimes.com/2008/07/13/books/review/Donadio-t.html?_r=1&ref=books&oref=slogin
0投稿日: 2008.07.07
powered by ブクログ映画論+エッセイ。豊富な知識を持つ人物の書物は、ただその知識を並べ立てているものではない限り、抜群におもしろい。1つの映画に対して、関連映画を紹介しつつ関連書物を紹介しつつ著者自身の生活を暴露しつつ持論を主張展開する。著者のズバリ切り込む物の言い方も心地良い。しっかりと輪郭を整えた言葉をたくさんもらった。私には到底受け売りできない著者自身の感覚が溢れている。あそこまで堂々と美学を語れるなんてかっこいい。ローマ人の物語にも是非挑戦したい。
0投稿日: 2007.05.05
powered by ブクログ映画の感想から塩野七生の恋や仕事、生き方に対する美学が描かれていた。マリーネ・ディートリッヒ、ゲーリー・クーパー、オードリー・ヘップバーンなど、彼らが演じた役や、演じる彼ら自身についてのコメントが渋い。古い映画を見たくなった。そして、渋い人間になりたい!
0投稿日: 2006.05.17
powered by ブクログ有名な映画俳優をピックアップし、「人として、こうあるべき」と語っている。塩野七海さんの視点が非常に奥行きがあり面白い。
0投稿日: 2005.08.29
powered by ブクログ思い出深い映画、有名な映画、有名人が出ている映画、話題になったが好きにはなれない映画。いろいろありますが、著者の辛口?の批評でさっくりと斬っていく もう1つの映画評をあなたも気持ちよく楽しめるはず。痛快。
0投稿日: 2004.10.07
powered by ブクログ映画好きなので、塩野さんの映画話が讀めるこのエッセイはとても楽しく嬉しい。映画評ではないです。映画から、人間や社会、世界、くらしのことに話が広がって、なんというか、カフェで、教養のあるすてきな大人の女性と楽しくお話をしているような。エスプリに富んだすてきエッセイで、愛讀しています。
0投稿日: 2004.09.26
