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でっちあげ―福岡「殺人教師」事件の真相―(新潮文庫)
でっちあげ―福岡「殺人教師」事件の真相―(新潮文庫)
福田ますみ/新潮社
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総合評価

248件)
4.0
66
96
54
7
2
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    これが実話とは思えなかった。 ノンフィクションだからか、事実が淡々と述べられているので、読みやすかった。 こんなことってありえるのか?PTSDを診断した医師の適当さがひどすぎる。 有田さんが解説で書かれていたが、ワイドショーも週刊誌も一旦、報じたらそれっきり、垂れ流し状態なのだ。 結構杜撰だなと思う取材で、勝手に体罰教師だと報道されたあと、特に何も報道されなかったら全国の人は体罰教師なんだと思うよなー。実際冤罪であって、後で違うと判決が出てもそれを知らされることがなければ世の中では体罰教師の認識のまま。 本当に怖い。自分自身もテレビを鵜呑みをしないようにしたい。 ただ、本当に犯罪を犯す人たちもいるのでそこはしっかりと報道してほしい。

    0
    投稿日: 2025.11.14
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    映画を見て、より詳しい、というか現実はどんなだったのかを知りたくて、読んだ。 時代が違う(と言っても、つい20年ほど前のことだが…)ので、現代のメディアがこんな間違いを犯すことはさすがにないだろうと信じたいけど、なかなか墜落した信頼を取り戻すのは難しい。 やっぱり、当事者に話を聞くのは大前提だし、その当事者の言葉さえも疑ってかかるのが、記者が最も深く肝に銘じるべきことだと思う。

    1
    投稿日: 2025.11.03
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    事の顛末が読みやすい文体でまとめられており、時系列的に知ることができました。ケーススタディとして必須の1冊かと思いました。 ただし、動機は何だったのだろうかと疑問が残りました。

    1
    投稿日: 2025.10.21
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    こ わ す ぎ … ! こっちがPTSDになりそうだわ(?) 規格外のモンペ、無責任なマスコミ、無能な管理職によってぶっ壊される日常という実話。まじでこっわ。絶対先生にはなりたくないと思ってしまったよ。 なにをどうしたらこんなバケモンが産まれるんだ??バケモンを最大限に避けて生きていかないと、こんなに人生ブチ壊されるリスクあるんだな。 サブスクに流れてきたら映画も観てみようっと。

    1
    投稿日: 2025.10.20
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    配架場所・貸出状況はこちらからご確認ください。 https://www.cku.ac.jp/CARIN/CARINOPACLINK.HTM?AL=01440064

    0
    投稿日: 2025.10.18
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    最近、映画にもなったみたいですね。 本当にあった本当に怖い話しとはこういうことだなあ〜と思うような一冊でした。 ある出来事を「表」から見るのか?「裏」から見るのかによって事実は全く変わってします。これは何かすごい事件だけのことではなくて、仕事とかでも何かトラブルがあったときに一方の意見だけで判断するのは公正公平性に欠けることありますよね? そんなことを、改めて考えさせてもらえる本でした!

    0
    投稿日: 2025.10.17
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    昔は教師の立場はそれなりにあったように思う。今は教採の倍率も一部の教科を除いて低くなり、繰り返される体罰やわいせつ行為もあって教師の立場はかなり弱くなってきている。真っ当な教育観を持ち働いている教師たちが、こういったしがらみや報道に呑まれて教職を追われることがないように願いたい。大衆の圧力の怖さを感じた。

    0
    投稿日: 2025.10.13
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    狂言を言う両親と煽るマスコミの恐ろしさが印象的でした。ただ、親の虚言癖の背景が今ひとつ分からず、リアリティが感じられなかった。

    0
    投稿日: 2025.10.11
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    同じ著者の「モンスターマザー牧場どう同じような内容だった。 しかし、教師が児童の親から球団されていく様子は、鳥肌が立つほどの怖さだ。 教師側から両親に対して名誉毀損などで訴えても良いのにと思える。

    0
    投稿日: 2025.10.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    全く知らなかった、実在した一連の事件。 人とのやり取りって、ここまで捻じ曲がったものが「事実」になっていくことがあるんだ、と衝撃を受けた。序盤は、胸がぎゅーっとなって苦しくて堪らなかった。 結果的には、不服申し立てが認められた形にはなったものの、この教師の苦悩と失ったものを考えるとあまりに辛い。

    0
    投稿日: 2025.10.03
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    現実に起きたことだとしても、許されることではない。でも、今も起こってるんだろうと思う。 読み物としては、あまり好きではない

    1
    投稿日: 2025.09.29
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    フリーのライター・福田ますみの執筆したルポルタージュである。実際に福岡で起こった「殺人教師」事件を追っている。事件の経過、関係者の取材など実に丁寧に取材・執筆されていて、現実の事件だけに逼迫感やスリリングさがあり、食い入るように読んでしまった。もちろん、この事件には教訓もあるし、知ることで経験知として多くを学ぶ。しかし、それだけではない。読み物としてのルポ、ドキュメントそのものとして素晴らしい出来になっているからこそ、僕らの興味をぐっと惹きつけるのである。

    1
    投稿日: 2025.09.25
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    Kindleで読んだせいか内容のせいなのかネット記事を読んでいるかのような錯覚に陥った。 しかしひどいモンスターペアレンツだ。しかしながら無茶苦茶で杜撰なので結局自滅していく。これがもっと狡猾だったら恐ろしい。最後まで目的がなんなのかよく分からない、不気味さが残る。 「怪物」と本作は内容が似ている。前者は後発と思われるフィクションなのでなんらかの影響を受けているのだろうか?

    16
    投稿日: 2025.09.24
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    いやこれはそこらのホラーより怖いで。 病的な虚言癖の人っているけど、こんなことにまで発展するんやっていう… ”被害者”を援助する”善良な人々”が、正義感をたぎらせて集団でひとりの男性教師を追い込んでいく。悪だと決めつけた相手には何をやってもいいし、何を言ってもいい、だって悪いことをしたんだから、という態度はSNSでもよく見られる。真偽もわからない断片的な情報でよくそんなにも過激な発言ができるなと驚くし、メディアの煽動がなくても人って声が大きい方に流れて行くものだよなあ。 ヴィクトール・フランクル「夜と霧」の一節を思い出したので自戒も込めて記したい。アウシュビッツ強制収容所から解放された仲間が、芽を出したばかりの麦畑を踏みつけたときに、著者が注意したら相手が怒り出したというエピソードだ。 ”「なんだって?俺たちが被った損害はどうってことないのか?俺は女房と子供をガス室で殺されたんだぞ。なのに、ほんのちょっと麦を踏むのをいけないだなんて…」 不正を働く権利のある者などいない、たとえ不正を働かれた者であっても例外ではないのだという当たり前の常識に、こうした人間を立ち戻らせるには時間がかかる。”

    2
    投稿日: 2025.09.23
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    こうした出来事は本当に氷山の一角にすぎない。報道は大きく取り上げるのに、いざ裁判の内容が当初の報道と異なっても、その後の訂正や謝罪はほとんどなされない。そんな姿勢に、果たして報道する資格があるのか疑問を感じる。もし間違えたのなら、謝罪まで含めて責任を果たすべきであり、そこに覚悟や信念が見えなければ仕事として成立していないと思う。 日頃から片側の主張だけを鵜呑みにしないように心がけている。何も見ていないのにSNSなどで他人を攻撃するような人間にだけはなりたくない。

    23
    投稿日: 2025.09.20
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    小学校教師が、教え子にアメリカ人の血が 混ざっていることを知るや、 いじめや自殺強要を行いその生徒はPTSDを 患ったという事件。 怖いことに、実際は教師がいじめを 行ったというのは全くの嘘で、 被害者の親が仕立て上げたでっちあげ だったというもの。 著者もあとがきに記していたが、 このような事実無根の事件を 正式な裁判所にて法のもと裁判が 行われていたことにただただ違和感を感じる。 加害者とされた教師は、事実ではないことを 相手に言われるがままに肯定すべきではなかった。

    10
    投稿日: 2025.09.19
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    実写していたので気になり読んでみた。実話なのが怖い。胸糞悪い所も多々あるけど一瞬で読み終えた。人間が1番こわいですなー

    5
    投稿日: 2025.09.11
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    実話だったことにほんとうに驚き 始めの部分の新聞報道を読むとひどい教師だ!子供は素直な子なんだろうな、可哀想 と思ったけど、蓋を開けてみたらほぼ全てが嘘だなんて。 この家族は何がしたかったんだろう。何かきっかけがあったにしろここまで執着することが恐ろしすぎる

    3
    投稿日: 2025.09.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    映画予告で知ったこちら! 最近個人的にネトフリとかのサブスク系でドキュメンタリーばかりみていたので、こちらも実話らしいと聞いてずっと気になってました。 内容としてはタイトル通り、小学校の先生が生徒のいじめを「でっちあげ」られてしまうお話。原告が生徒と両親 vs 被告が先生と学校側、で進む民事裁判を通して徐々に何が起こったかが明らかになっていきます。 何が怖いって、結局主人公(先生)を除いた主要人物たちが、実際のところはそれぞれどんな思惑でこんな行動を取ったのかがもやっとしてるところ。 ・問題行動を起こしてしまった子供が、両親につい嘘をついてしまった事がそもそもの事の発端なのか? ・もしそうだとして、両親は先生や学校側をこんなにも追い込んで結局何がしたかったのか?プライドの為?賠償金狙い??(そもそもいじめ自体結局なかったので、被害がそもそもなかった) ・虚偽の診断書を書いた大学病院側は一体何をしたかったのか? 基本的に先生の視点で描かれているので、先生以外の視点がもうちょっと分かればな〜、なんて思いながら読みました(個人的には特に病院側の対応が謎。権威を示したかったのか何なのか...。) 社会的・金銭的なことを考えると先生が一番の被害者であることは明らかなのですが、裏の一番の被害者としてはこの子供自身だったんじゃないかなと思います。自分の過ちを認めて反省する機会を奪われたまま大人になった子供は、一体どんな大人になったんだろうか...。知りたいような、(怖くて)知りたく無いような...。

    13
    投稿日: 2025.09.07
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    これは真実なんですね!!あまりにもひどい!!こんなことがまかり通るなら教員を志望する若者がいなくなるのは当たり前。モンスターペアレントの顔色を伺い、教師を信じない管理職、教育委員会。教師が弱い立場だと思い自分の要求を押し通す親。こういう輩が世にはびこる限り日本の教育は救えない。何人か前にある有名人が教師にはゲンコツ権を与えるべきだと仰っていたがそのとおりだと思う。

    2
    投稿日: 2025.09.06
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    本当にあった怖い話とはまさに。 学校サイドの隠蔽体質も良くないし、マスコミの思い込みによる過熱報道も酷すぎる。 証拠がないのに、当事者の証言のみで裁判が進んでいく、やったやらないの水掛け論。 モンスターペアレントの本当の恐ろしさを実感しました。 川上先生は折れずに本当によく闘ったなと感心しました。

    11
    投稿日: 2025.09.03
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    2003年(平成15年)小学校の男性教諭がアメリカ人を先祖に持つとされる児童に対してのいじめを行ったとされ、教師が処分されたという全国で初めて「教師によるいじめ」事件と認定される実際にあった 冤罪事件を扱ったドキュメント作品。 この作品を読むまではこんな事件があったかどうか定かではなかったと思うくらいの記憶しかなかったですが、 読み進めていうちにあまりにも理不尽さに沸々と怒りが込み上げてしまい、一気に読んでしまいました。 当時担任だった男性教諭の普段からの児童への接し方や教え方、 今までの生い立ちや教諭になった経緯などを読んでみても 何処も教諭として至らないことはなく、むしろ児童に対して 最深の注意を払いながら児童に合わせて指導をしていたのに、 何故こんな事態になってしまったのかと思うくらいでした。 被害者の両親の訴えていることも不確定な中、 証言されたこともきちんと検証せずに不本意に報道するマスコミ、 そして福岡市の対応、そして教諭の職場だった小学校の校長などと それぞれの対応があまりにも筋の通ることなく酷いと思いました。 こんなまかり通っていないことで一つの結論が出てしまったというのがとても恐ろしく憤りを感じました。 今のマスコミもそうですが、 事件当時のマスコミは今以上に野放しで酷い状態だったので、 この事件だけに限らず様々な事件、事件などで冤罪など 多くのトラブルを抱えていたかと思うと マスコミ事態が益々信用できなくなりました。 昨今、教師の仕事は昔以上に仕事が多くて過労になったり、 教師をしていて辛くて途中退職をせざる負えなくなっている人達も多くなってきて、聖職と言われていた職業であってもそんなことも言えなくなってしまった悲しい時代になってしまったと思いました。 未来を担う子供たちを導いてくれる教師が 少なくなってしまうというのも寂しいことだと思いました。 今やモンスターペアレンツがいるというのは常識になりつつありますが、 文中にもありましたが、こんなにも執拗にして自分の子供を 「嘘つき」にしたいのは誰だったのか、 何のためにしているのかと思ってしまいました。 この元教師の方がその後どのような人生を歩まれたのかどうか とても心配になりますが、どうか穏やかに過ごしていられますように、 そして出来れば教諭を続けていられますようにと願うばかりでした。 今やニュースは新聞、テレビの他にネットというものが更に加わり、 垂れ流されていく事件や事故は今まで以上に早く流れていくばかりです。 その中で過熱された報道も一時で過ぎ去ってしまい、 それによって被害を被った人達も多く人生も翻弄されてしまった人達も多くいると思います。 多くの情報社会の中でいかにして、正確に真実を見抜けるかどうかというのがこれから生きていく中で必要だと強く思いました。 綾野剛さん出演で映画化されているので、 機会があったら観てみたいと思います。

    0
    投稿日: 2025.08.24
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    モンスターペアレントの妄言に振り回された教師と、隠蔽に失敗し数百万円を支払うことで終えた市。原告側の大量の弁護団はいつもの方々なんだろうか。 いじめにしろ体罰にしろ、すぐに警察権に介入させた方が良いんだろうな。SNSがまだ普及してない時代の文春をはじめとするマスゴミ仕草。著者は良い仕事をしている。

    0
    投稿日: 2025.08.23
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    福岡「殺人教師」の真相 平成15年に福岡市で起きた事件を追う記者のノンフィクションドキュメンタリー。 平成15年当時に小学4年生と言えば我が子とほぼ同じ年齢の児童を受け持つ担任の身に降りかかった事件ということになる。 「でっちあげ」だと答えを知っているにもかかわらず、冒頭の週刊文春の引用記事を読んで「とんでもない鬼畜教師だな」と思ってしまう。 私たちがいかに〝言葉〟に支配されているのかを痛感させられた。 モンスターペアレントが主要因として語られるのだが、その根底には「代理ミュンヒハウゼン症候群」に近いものがあるのではないかと感じた。(文中には出てこないが、私が受けた印象) そうでなければ、我が子を精神病院の閉鎖病棟に入れ、安定剤を服用させることを容認する理由が分からない。むしろ親であればそれを避けようとするはずだ。 自身の発言の辻褄合わせのために「PTSD」とされた少年。嘘を正当化するために子どもを病気に仕立て上げ、誰かを悪者にして「我が子のために戦う献身的な親」でいようとする――。 これは単なるモンスターというより、一種の精神的な問題の表れに思えてならない。 結局は「声の大きな人が強い」という現実がある。日常でも納得のいかないことを穏便に済ませるために引く経験は誰にでもあるはずだ。「そんな経験はない」という人は、むしろ声の大きな側なのだろう笑 学校という閉ざされた場所ではなおさら、事を鎮めるために「とりあえず謝る」対応が少なくないだろう。教育現場にとって、保護者の声を拡散するSNSやマスコミほど怖いものはないのだと思う。 事なかれ主義が生んだ悲劇。そして一度「虐待があった」と判断した手前、後には引けなくなった裁判。 本来なら「間違いだった」と認めることもできるはずなのに、それができない裁判制度の現実が残念でならない。 偏った噂話は一般人には仕方のないことかもしれない。だからこそマスコミや取材者には、公平かつ冷静に事実を見極める姿勢を持ち続けてほしいと強く願う。 今年の12冊目

    12
    投稿日: 2025.08.21
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    これは面白かった マスコミが如何に刹那的で責任のない報道をしてるかがよくわかる 長きに渡り、事件を最後まで追う筆者はすごいなと思った

    2
    投稿日: 2025.08.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    常日頃一方的な偏った情報を鵜呑みにしないようにしてるがこの本を読んでますます誓った。 今でも普通にありえる話で恐ろしさも感じるが最後スッキリ終わってほんとに良かった。

    0
    投稿日: 2025.08.20
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    モンスターペアレント代表vs教師 みたいな話。10年以上の判決。実話なことにびっくり。映画に綾野剛が出るため事前に小説読もうと思ったのがきっかけ。 この小説を読んだら教師になりたい!って思う人は少なからず減るんじゃないかな。逆に言えばこういう事もありえる。って視野に入れながら仕事できるような。。。 自分も仕事柄、勘違いからトラブルになる事もあるし気をつけよう。 学校側も学校側。両親も両親。裕ニも裕ニ。記者も記者。みんな可哀想。 実話なことを分かってから読んだから想像しやすくて最後までスラスラ読めた。 こんな事もあるんだなぁ。。

    0
    投稿日: 2025.08.19
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    令和になり、「カスタマーハラスメント」という言葉がメジャーになってきた。福祉職としても、明日は我が身。職場の上司に言われているのは、「危険を感じたら迷わず通報」「ボイスレコーダー使用」

    0
    投稿日: 2025.08.19
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    実話...なんだ... こんな親いる?の連発。 話の中に出てくる刑。私も中学時代に先生が生徒にやってるのみたことある。耳たぶ掴んで持ち上げるって刑。先生も生徒も笑っていたな。セーフなんだろね。時代的にも。その先生も今じゃ校長先生。

    0
    投稿日: 2025.08.19
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    2025.8 4冊目。 「本を読む人はうまくいく」でおすすめの本として記載があり、ずっと気になっていたので読んでみた。 なにかが琴線に触れたのかお金のためだけなのか…人ってここまで手の込んだやり口や虚言ができるものなのかと怖くなった。 原告側の登場人物は勝つために嘘を重ねていたのか、裁判とはそういうものなのか…とモヤモヤが残るものとなった。 片側の意見を鵜呑みにすることで悪い方へ傾くことは仕事でもよくあることなので、双方の意見を聞くこと、虚偽報告や不作為はないかと判断することの大事さを改めて知ることができた気がする。 綾野剛ではないなー…と思った。

    0
    投稿日: 2025.08.17
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    病的な嘘つきって本当にいる。専門的な治療が必要なレベル。自分がついた嘘を自分が信じてしまっているからぶれない。そこに多くのそれぞれの正義が乗っかって、人生が狂わされていく人がいる。でも嘘は嘘だから、何人かで話を突き合わせるとほころびも出てくる。 もやもやした結末がリアル。ドラマなら和子の背景も語られて、彼女もまた被害者ということになるのだろうけど。 10年後に処分が取り消されたところで、失った時間は戻らない。でも取り消されないよりはずっといい。やっぱりもやもや…

    0
    投稿日: 2025.08.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    映画の予告だけ観て気になり読んでみた。 1番に来る感想は、こんなとんでもないモンスターペアレントが実在するのか(正直あそこまで行くと両親は何か精神的な疾患があるのでは?前田医師はそれを診察しろよと思った)。事実は小説より奇なり。 この事件の被害者は濡れ衣を着せられた川上先生だけでなく、あの親に育てられ何年も嘘をつかされている裕二、同じクラスで混乱に陥った児童や保護者、事態の対応に追われた同僚の先生たち、、、たくさんの被害者が出てしまった。 1番悪いのはクレーマーの両親だが、その場凌ぎをしようとした学校運営と教育委員会、モラルの欠けた診断をした医師、事実確認をおろそかにしてただ嘘を並べるだけの弁護団、そして両親側の人間だけの言葉で記事やニュースを全国にばら撒いたマスコミ。 ただ一点、「公平に事実を見ようとする」という姿勢が大勢の大人から欠けていたせいで、1人の人間とその家族の10年間が脅かされてしまった。 自分自身も物事を見る時、事実を公平に、自己保身に走ってないか?自問しなくてはいけないと思った。

    2
    投稿日: 2025.08.09
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    これがノンフィクションというのがとてつもなく恐ろしい事だと思います。 モンスターペアレンツにはならないようにしましょう。

    0
    投稿日: 2025.08.07
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    こんなことが現実に起こりうるんだろうかと疑ってしまうほどの真実。途中から創作の物語なのではないかとさえ思ってしまった。

    0
    投稿日: 2025.08.04
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    元ネタがあることを知らずに最後まで読み進めてしまった。教員経験があるため、こういった弱い立場で湾曲させられた事実に謝罪する経験があり、胸が苦しくなった。 あわよくば世の中の人がこれを読んで、モンスターにならないことを祈る。 ほとんどの教員は子どもの幸せや成長を望んでおり、保護者との協力を願っているので。 敵ではなく同じ目的を持った仲間だと捉えて欲しい。

    4
    投稿日: 2025.08.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    映画が衝撃的で原作も読んでみた。ドキュメンタリーを読んだことはこれまでなかったが、内容を知っていることもあり、すらすら読めた。 映画が実話を元にしていることは知っていたが、エンタメ性を持たせるために、多少脚色していると思っていたが、ほとんど実際の話の通りで驚いた(信じられないという意味で)。 知れば知るほど、川上先生は、善良で児童思いの良い先生であり、それがまたやるせない。というか、こんな良い先生が、「児童に教える」という以外の障害により教壇を離れなくてはならなくなることは、学校、社会にとっても大きな損失である。また、川上先生の思考回路に共感するところがあり、誰もが陥る危険があると思った。そうは思ってないけど言われてみればあれかな?とか、よくわからないけどこれのことかな?とか、想像力を働かせるところは、先生にはぴったりの特性だと思うがそこが弱点になっていて辛かった。 最終的に停職処分が取り消されたのは本当に良かったが、冤罪が証明されるまでに、10年かかっているのである。10年、で奪われたものを重く受け止めなくてはならない。 そして何より怖いのは、本書の序章、すなわち、マスコミの報道した教師像を読んで、こんな最悪な教師がいるんだ、とすんなり納得してしまうことである(私含め)。なぜおかしいと思わなかったのか?なぜちゃんと調べなかったのか?なぜやってないことを謝らないといけないのか?本書を読みながら何度も感じたことを忘れないようにしたい。私にとっても忘れられない一冊(事件)となった。この事件のことを1人でも多くの人に知ってほしい。

    4
    投稿日: 2025.07.31
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    あまり興味のないジャンルだけど、お借りしたので読みました ルポルタージュだから仕方ないけど、読み進める楽しさや表現の美しさなどは皆無 「嘘つき」と「その手先」たちの声の大きさと、どちらかというと良識ある人はそこから離れていってしまう現象が印象的 声をあげて反抗するそとも、協力することも避けてしまうことで真実が少し曲がってしまうこともあるのだから面倒だなと一言逃げてしまいそうになる自分も気を付けないといけないと感じた

    0
    投稿日: 2025.07.31
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    これ、ノンフィクションなのが、、、。怖ぇよ。 殺人教師、、、。怖ぇよ。 もし自分が被害者だとしたら、、。怖ぇよ。 先生が持ってるから近々かれるはず。 え、え、え、まって 私の先生も殺人教師だったらどうする、、。怖ぇよ。 ちな、年内100フォロワーいかなかったら引退します。フォローお願いしますm(_ _)m

    20
    投稿日: 2025.07.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    本屋に平積みになってたから、つい手に取ってみたら、家の本棚にもう一冊あった件。 タイトルでなんか引っかかりがあったのは、そういう事か…。 とはいえ、読了するまで気づかないとは。。 1回目に買ったのは多分、5年以上前。 余程印象に残らなかったんでしょう。 しかし、今回時節柄なのか、この話妙に腹落ちしました。 冤罪はこうして作られるというか、マスコミの偏向報道の恐ろしさというか、人1人の人生がこうも簡単に歪められてしまう恐ろしさを感じました。 今はSNSというメディアがあり、些か事情は違うようですが、少なくとも自分で情報を選べる分だけマシなようです。 マスコミはオールドメディアと呼ばれて、偏向報道に拍車をかけていますが、今やそれも見破られ,なにふり構わない見苦しありさまです。 自分で取捨選択して考える力が必要な時代。トレンドに流されず、生きていきたいと思う次第です。 #でっちあげ#でっちあげ殺人教師と呼ばれた男 #マスコミ#福岡殺人教師 #福田ますみ

    0
    投稿日: 2025.07.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    実話とは信じ難い、信じたくない恐ろしい話だった。目の前の問題(保護者の憤り、抗議)のみにしか目が行かず、問題の本質を見極めようとしない学校側の対応には腹が立った。 証拠もない「でっちあげ」にも関わらず、一時は社会から抹殺されかねない状況になったというが、親の主張だけでここまで大きな話になってしまうのは驚いた。 一方で、当の担任の当初の対応や答弁からは、何事においても自分自身に芯を持って、自分として対応することの重要性も感じた。(立場上難しい場面があるのも痛感したが) 映画の予告で本書を知ったが、映像としてもこの作品を自分の脳の中に取り入れたい。

    0
    投稿日: 2025.07.22
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    何とも考えさせられる事件でした。 この事件から20年以上経ち、今はSNSの拡散も考えると冤罪の怖さは計り知れないと思う。

    0
    投稿日: 2025.07.21
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    図書館の本を選びに本屋さんに行こう! 2025年6月27日(金)14:00-15:30 SASYU鎌田店 学生が選んだ本 ーーーーーーーーーーー 宮代キャンパス ーーーーーーーーーーー でっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真相 https://fclib.opac.jp/opac/Holding_list?rgtn=3022507

    0
    投稿日: 2025.07.17
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    福岡で実際に起こった、学校での体罰をめぐる事件の話。 とにかく不快な話の展開。 主人公や家族にとって、本当に辛い闘いだったと思う。 多くの人にこの出来事を知ってほしいと感じました。取材も大変だったと思う。書籍化されたことに感謝したいです。

    17
    投稿日: 2025.07.16
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    偏りなく冷静に情報を精査し、何が真実かを判断するのがいかに難しいか。自分に湧き起こる「正義感」がいかに危ういか。 そう痛感させられると同時に、人生において今回のケースのようなとてつもなく「ヤベー」奴に遭ってしまった場合、どうすればいいのかと絶望してしまう。この母親の場合は証言に辻褄が合わないところがあるだけ「詰めの甘さ」はあるが、緻密に計算された悪意が自分に向けられることがあったらもうどうしようもない気がする。 日常から一転、不幸のどん底に堕とされることにぞっとする。 また一方で思うのは、こうしたひたすらに迷惑なごく一部の事例やおかしな人間のせい(親であれ教師であれ)で、教育の現場がどんどん「やりづらく」なってしまっているのも憂慮すべきことだと思う。 世の中には保護者側であれ教師側であれ危険な人がいるのは事実で、リスク回避のためにどんどんルールが増えてしまう。身を護ることも必要だし、かと言ってある程度踏み込まないと信頼関係は築けない。(おそらく圧倒的に多数であろう)まっとうな現場の方たちはさぞ苦労なさっているだろうと感じる。 今回の件は信じがたいモンスターペアレントに学校や自治体の保身の思惑、扇動的なメディアが絡み最悪の展開となった事例だと思う。誰にでも間違いはあるのは仕方ないが、そこからいかに再発防止に取り組むかも重要だと思った。

    6
    投稿日: 2025.07.16
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    実話だということで生徒の両親がなぜありもしない事をここまで大きくしたのかを知りたかったが それは書かれていなかった。 過度な承認欲求、代理ミュンヒハウゼンなのかと 想像しました。 教師の心労や歯痒さは相当なものだったと思う、この両親の子どもも被害者だと思った。

    1
    投稿日: 2025.07.16
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    本当にひどい話だった。 これが実話だなんて、にわかには信じがたいし、あまりにも理不尽だ。 保護者に強く言えず、その場を穏便に収めようと安易に謝罪したことで、どんどん相手に付け込まれ、「言ったもん勝ち」のような状況に発展していく様子は、読んでいて胸が苦しくなった。 最終的には冤罪が晴れるものの、そこに至るまでの苦しみや、家族の心情、そして失われた時間を思うと、とてもやりきれない。 保護者側にも何らかの責任や罰が課されるべきだと思うし、自分がもし同じ立場だったら、到底納得できないと思う。

    1
    投稿日: 2025.07.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「寝覚めの悪いホラーさながら」 これが現実に起こったという事が怖すぎる。やっぱり一番怖いのは生きた人間だなと。 まず構成が上手い。冒頭に酷い鬼教師のニュースを載せ、知らない人間としてはこんな酷い教師もいるのかと一瞬思わせてから、180度違う話がどんどん出てくる。こんなんもう運でしかないよな。 最後は救いのある終わり方でそこは良かったけれど、常軌を逸した嘘を並べ立てるような夫婦がまだ存在してることやその血を引いた子供も...もう恐怖しかない。 冒頭で一瞬思ったことが覆ったように、ニュースも文春も"人間"を介した内容ということ、100%真実とは限らないということを頭の隅にずっと置いておきたい。

    1
    投稿日: 2025.07.14
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    寝る前に一気読みしてしまった.なんという...こんな不条理が,injusticeがあっていいのか...自分が今,家のリフォームの件で裁判に行きたい(のにお金がなくいけない)状態なので,ある意味,諦めたらいけないんだ,と,勇気づけられた部分もあり.

    1
    投稿日: 2025.07.14
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    事実は小説より奇なりという言葉がこれほど似合う出来事もないのではないか。福岡の善良な小学校教師が、ある生徒への家庭訪問を機にその母親から言ってもいないことに言いがかりをつけられ、挙げ句差別と暴力の教師としてマスコミの餌食となる。そして裁判闘争に突入していく中で、あっと驚く前提の覆しが起こり…と初っ端から本当か?と思うことが次々と。 著者も当初の段階では、とんでもない教師がいたもんだと思いつつ取材を開始したようだが、周辺取材の結果と、生徒の母親の言い分があまりにも違い、教師本人にも取材したことから何が真相なのかを解読していくのだが、その過程はミステリそのもの。色々と驚く点はあって正直整理しきれない。とりわけ虚言を吐き続ける生徒の母と、その母の夫として献身的に支える(ように見える)夫の精神構造が不可思議で、私精神科医ですが、まったくわからない。ある意味代理ミュンヒハウゼン症候群なのかなと思えるが、こんな人達にターゲットにされたらどれだけ精神が病むかぞっとすることこの上ない。仕方ないとは思うが、著者にはそこにはもっと突っ込んでほしかった。 また、この件の被害者は明らかに小学校教師とその家族ではあるが、同時に生徒本人もなのは明らか。両親が自分を話題に嘘を撒き散らしていき、どうやら控訴審では演技もさせられているようで、彼の精神発達が気がかりでならない。まして今自分のことで映画化までされているとは。 中途で生徒をPTSDと診断した精神科医が出てきて、杜撰な診断と治療模様が描かれるが、そのあたりは同業として、条件が整えば自分だってやりかねないと背筋がぞっとする…件の精神科医が患者の訴えに誠実に向き合っていないと断ずるのは簡単ではあるが、基本性善説で話を聞いていくのでこの生徒と母親のような訴えがあったときにそれを虚言と断定するのは極めて難しい。とはいえ、控訴審での病院側態度は悪あがきとしか思えないが。 それにしても今映画上映中なのよね。個人的にはこういうのを観るのいたたまれなくて辛いです。内容的に生徒役の子役俳優のメンタルを心配してしまうが大丈夫でしょうか。

    8
    投稿日: 2025.07.13
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    モンスターペアレンツの虚言を、朝日新聞と週刊文春が鵜呑みにして大々的に記事化したことで発生した福岡「殺人教師」でっちあげ事件。声の大きな者が発した雑音を、無責任な強者たちが拡声して扇動し、大衆が信じたとき、嘘は真実になる。唖然とするしかない。そして、裁判とは真実を明らかにする清廉な場などではないという事をまざまざと知り、戦慄する。

    1
    投稿日: 2025.07.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ある日突然身に覚えのない罪で追い詰められてく教師の姿に胸がぎゅっとなった。お母さんに怒られたくない一身でついた嘘がこんなに大きくなってあとに引けなくなって、学校生活すらも奪われた子供の姿が苦しかった。ご両親は何がしたかったんだろう。こんなにも色んな人を追い詰めて、子供に嘘をつかせて何を得ようとしたのかすごく不思議に思う。 これがフィクションじゃないという事実が一番辛いと思った。

    1
    投稿日: 2025.07.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    これがフィクションではなく、そう遠くない過去に実際起こった事実ということに驚いた。 この教師の身に起こったことを考えると校長や教育委員会への不信感と憤りは計り知れない。 このルポによって、裁判後の後日談を知ることが出来、被害児童への体罰自体はなかっただろうということもわかったけど、虚言を繰り返す両親に振り回される児童が一番の被害者であることに変わりはなく、児童がこのまま大人になることへの懸念や不安を覚える。 嘘ばかりつき、両親の見ていないところで周囲に暴力をふるってろくに学校に通えずに大きくなる児童を、本当に心から心配して彼の未来を考えてくれていた大人はこの教師なんじゃないか、と考えさせられる。

    1
    投稿日: 2025.07.12
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    めちゃくちゃ怖い話。 映画化されてるのを知ってて本屋でたまたま見かけて購入。前情報なにもなく映画の原作小説だと思って買ったら重厚なルポだった、という。 序盤に語られる「凶悪な教師」の人物像にまずおぞましさを感じながら、そこからまったく反転してゆく展開。 この事実の恐ろしさは誰もが責任逃れのために真実を掴もうとせずその場流されの対応に走ること。(それからスクープだけを求めるマスコミの習性も) そしてこれは本当に誰にでも巻き込まれる可能性のある話だなと。そして自分もそんな親たらんように、という自戒も。 あぁ恐ろしい、悪い後味が消えない。

    0
    投稿日: 2025.07.12
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    タイトルと表紙を見て購入。 評価が非常に難しい。 この事件に自分が巻き込まれると考えるだけでもゾッとする フィクションであってほしいと強く願い、 登場人物に憤りを感じたり、共感したりと ジェットコースターのように感情がぐるぐる回る。 読み終えた今としては、 とりあえず読んで欲しいとしか言えない。 そして映画で全国に内容が広まって欲しいと思った。

    0
    投稿日: 2025.07.12
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    実際に起きた事件だということを知り衝撃を受けた。 善良な教師が周囲の人たちによって悪者にされていく過程は読んでいて気分が悪くなった。 情報を鵜呑みにせず、客観的視点で判断することを心がけたいと思った。

    0
    投稿日: 2025.07.11
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    読み始め、こんな先生が本当にいるなんて信じられないって思いましたが、読み進めると全く逆のことらしい。まだ、ちょっとしか読んでないのに、あまりにもラストが気になりすぎて禁断の(あくまでも私の中で)最後を先に読むをしてしまいそうになったくらいです。読み終えてスッキリするかというと、そうでもないのは、やはり現実というのは、お話のようには上手くはいかないということなのでしょうか。

    17
    投稿日: 2025.07.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    随分杜撰な仕事をする相手方弁護士と裁判官で、もう少しリアリティがあってもよかったなあと思ったら、実話だそうでびっくりしました。 半分以上が主人公が酷い目に遭う展開にもかかわらず、最後も冤罪が一部残り、相手方が落ちぶれるわけでもなく、若干もやもやしたまま終わります。 面白さを求めて読む人よりは、ノンフィクション小説を知的好奇心で読むスタンスの人におすすめです。

    1
    投稿日: 2025.07.06
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    映画の宣伝で気になったので原作を。 主要人物の怖さはもちろん マスコミ怖いわー。 あと裁判も怖い。 メインテーマではないのだが、裁判におけるテクニックの重要性をまざまざと見せつけられる。 文字数が少なくまあまあ短時間で読める。 文章や構成も読みやすく作ってあり、 内容に没入できる。

    2
    投稿日: 2025.07.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    自分の住む福岡市内で起こった「殺人教師」いじめ事件の真相を描いたドキュメント。綾野剛主演で当原作が映画化されたのに合わせて、前から読みたいと思っていたのを図書館で借り、一晩で一気に読む。真相を暴く裁判が「冤罪」を争う刑事事件ではなく、「被害者」(原告)が学校及び福岡市(教委)を相手取って賠償を求める民事裁判というところが真相が曖昧なポイント。よく作者が取材してくれたと思う。 自分の子供が小学校教員をしているので、「モンスターペアレント」の存在は他人事ではない。 またこの事件の大きな役割を負ったマスコミにも大学時代の友人がいるので、また会ったときに是非マスコミ側の真相も聞いてみたい。

    0
    投稿日: 2025.07.06
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    映画に興味を持ち、観た人の感想を探していたら『原作は味方がいて少し救われる。読んだほうがいい』とあったので先に原作を購入(映画後だと読まなそうなので)。 ドキュメンタリーだと知らず。 たかだか二十年くらい前、現実に起きたことなのかと思うと本当にゾッとする。 私自身、ここまでの規模ではもちろんないが同じような経験をしたことがあり、自分と重なって怖くなった。 私の場合あまりに記憶がないし、そもそもきっかけもないし、職場も私を信じてくれていたのが救いだったけれど、もし誰も信じてくれず、擁護してくれず、ツラツラと『でっちあげ』られたら。皆が私を加害者だと責め立てたら。 私も同じようになっていたかもしれない。 ある種の集団ヒステリーよな… 女子や子どもに起きやすいっていうけど、 大人でも。 大人だからこそ集団の力は怖い。 子どもって意外とふつーに嘘つくんだよ。 話ズレてしまったけど、この件をきっかけに、 また映画をきっかけに 冤罪や『根拠のない第三者による加害者叩き』がすこしでも抑制されることを願う。 また映画化されたことで、この冤罪被害者の先生とご家族の気持ちが少しでも救われるといい。 しかしすごい話だった…

    0
    投稿日: 2025.07.05
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    松本清張の小説にありそうなストーリーだが、現実の出来事。 とある教室が生徒に対する体罰、いじめで訴えられマスコミにも袋だたきに合う。始めは謝罪してしまえば終わると思われたが、問題を避けたい校長、教頭の思惑が裏目に出る。 世の中、誰でもある日急に犯罪者に仕立て上げられる危険性がある。平和そうな世の中の板子一枚下の地獄を感じさせるノンフィクション。怖いものみたさで一気読み。 2025年映画化されたのを機に積ん読棚から取り出し読了。

    0
    投稿日: 2025.07.04
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    ずっと積読になっていた本 ドキュメンタリー系にハマった時に買っておいたままでしたが、この度映画化するということで、棚の奥から救出! 内容濃いめですが…バババッと読めます。 この事件はうろ覚えでしたが、こういうことだったんだー とわかりました。 保護者、先生、校長、マスコミ、医者、弁護士、行政の関係が複雑に絡み、あの人が言うのだから、この機関が言うのだから、間違いない!という思い込みが でっちあげの構図を作っていると思います。 まぁ 1番悪いのは 嘘つき保護者ですけどね。 そして、やはり子供は純粋で、事の本質というかあったこと、みたことでちゃんと判断しています。 大人の目が曇っているとは思いたくないけど、情報や思い込みで間違うことは多々あると思うので、しっかり真実を見る目を養いたいなと思いました。

    9
    投稿日: 2025.07.03
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    映画が公開されて、観に行く前に原作を読みたいと思い読みました。 え?え?どういうこと?ドン引きしてしまうような嘘が多くて、気持ち悪くて仕方なかった。 内容を把握した今、早く映画を観たいと思いまして。すぐ観に行きます。

    0
    投稿日: 2025.07.02
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    ひどい先生の裁判話なのかなと 思いましたが違いました 生徒の親の異常さがおそろしいです こんな事件があったんですね これでなんのお咎めもないのだったらと 思うとなんという世界なのかと そしてこの事件もマスコミのミスリードとも いえるのではないでしょうか

    16
    投稿日: 2025.07.02
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    本が映画化される場合、原作を先に読むか映画を先に観るかにこだわりはありません。ただ、シネコンの上映作品は封切りから数日でほぼすべて観るため(自慢です(笑))、映画化が決まっていない頃に読んでいなければ映画を観るのが先になることが多いです。 本作もそうなりそうなところ、三池崇史監督ということもあって覚悟しておかねばなるまいと、公開初日の舞台挨拶付きの回をわざわざ見送り、先に読みました。 いったい何が楽しくてでっちあげなどするのか。教師に個人的な恨みがあったとも思えず。そしてまともに取り合ってはいけなかったであろう相手にマスコミがついたときの恐ろしさに震えます。明日観る。 映画の感想はこちら→https://yonayonacinema.xyz/%e3%80%8e%e3%81%a7%e3%81%a3%e3%81%a1%e3%81%82%e3%81%92-%e6%ae%ba%e4%ba%ba%e6%95%99%e5%b8%ab%e3%81%a8%e5%91%bc%e3%81%b0%e3%82%8c%e3%81%9f%e7%94%b7%e3%80%8f/

    2
    投稿日: 2025.06.30
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    小説感はないけど(事件の記録って感じ)こんな出来事があったんだと知れた。 言う言わない論争は日常どこででも起きることだけど、その空間にいない者がどちらをどう信じるか、という判断は本当に難しい。

    5
    投稿日: 2025.06.29
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    映画化されると知り、読んでみました。映画の予告を見ているだけでも鳥肌が立ちます。 あらすじからラストがどうなるのか予測はできたので、モンスターペアレンツ(浅川夫妻)の嘘をどう暴いていくのかに注目して読み進めました。 生きていると、確率の問題でヤバイ奴(この本で言うと浅川夫妻)に遭遇することはあります。逃げられるのであれば、ヤバイ奴とわかった時点で逃げるのが鉄則ですが、逃げられない時もありますよね。この本に登場する川上(教師)の場合は、まさに後者にあたります。 冒頭の家庭訪問の日程の行き違いから、すでにヤバイ雰囲気は漂っていました。さらに、川上が訪問した後、待ち受けていたのは和子(浅川母)の延々と続くおしゃべり。1時間以上も拘束するのは、普通ではないと思います。この時点で和子は要注意人物と見なしても良さそうです。 事の顛末については、「でっちあげ 福岡『殺人教師』事件の真相」を読むことをお勧めします。 それにしても、やってもいない事が裁判沙汰になるほどの重大事件に発展してしまったきっかけは何だったのか。それは、”教師”と”生徒の親”という立場の違いから生まれたのだと思いました。 数十年前、どこの保護者も先生を尊敬し、「先生が言うことは絶対!」という感じでした(教師>親)。でも今は、その逆なんじゃないでしょうか(教師<親)。我が子に何かあればすぐ教師にクレームが入る時代のように感じます。親が子どもの訴えを鵜呑みにして、事実関係を確かめずに教師を責め立てる。そんな保護者が多いのかもしれません。 文中の川上の会話に、こんなフレーズがあります。 ”保護者と教師は同等じゃないですよ。教師の方がなにごとも一歩下がって対処しないとうまくいかないんですよ。” そんな時代だからこそ、保護者は言ったもん勝ちのようなところがありますよね。感情的になっている保護者に対して、教師が感情をぶつけたら、決裂するだけです。教師側としては、早く謝って丸く収めようとするのは、普通のことかもしれません。しかし、今回の保護者はモンスターペアレンツだった…。 事を早く収めたいがあまり、やってもいないことで謝罪してしまったのが、川上の運の尽きだったのかもしれません。その後、川上が何を言っても裏目に出てしまうことを考えると、初期対応を間違えたことが全ての間違いだったように感じます(裁判でこの部分が何かと裏目に出てしまう)。 私はこの事件を詳しくは知りませんが、もし週刊文春を読んで、TVで毎日のように報道されていたら、それが事実だと信じていたと思います。「今どきの教師にはこんなに酷いのがいるのか。学校は信用できない場所だな」と。 この本は、マスコミの報道が落ち着いた後のことまで描かれていて、最終的にどんな結末になったのかを知ることができます。 私も保護者の立場にいるので、子どもからの訴えを鵜呑みにするのではなく、まずは先生に相談することから対処していこうと思います。幸いにも、何度か担任に相談したことがありますが、今のところ無下に扱われたことはありません。

    35
    投稿日: 2025.06.29
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    虚言癖が服を着て歩いているようなモンスターペアレンツによる、本当にあった小学校教師に対するいじめ冤罪事件のノンフィクション。この両親から繰り出される、でっちあげの妄言に苛まれる教師の身に起こった出来事は、もはや不条理ホラーの領域で、どうしてこんなことがまかり通ってしまうのか、現実の話であることを疑いたくなる。まず一番の原因はもちろんこの両親にある。発達障害の傾向のある我が子の躾に手を焼いていた母親が、その責任の矛先を担任教師の指導に転嫁しようという思い付きが芽生えたことから、あとはその自説を強化することにのみ夫婦完全タッグを組んで全力邁進するのだが、まったくの出鱈目なのに自分がアメリカ人の混血であり、アメリカの小学校に通っていたなどと言ったり(教師の人種差別が争点でもあるのでこれを裁判所にも証拠として提出している)する妻と一枚岩の夫は、よっぽど妻を信頼しているのか夫も同じ類の人物なのか、自分たちの発言の真偽は本当は己が一番わかっているはずなのに、多額の費用と時間を費やして民事裁判を起こして、しかも勝訴を疑わないでいるところを考えても、己の妄想と現実の区別がつかない頭のおかしい人物たちのようにしか思えない。しかし本書が暴くのはその両親の人格ではなく、それを発展拡大していた社会の在り様のほうだ(←ここが大事なのである)。教師が体罰を行い生徒に大怪我をさせたという両親の報告に対し、怪我の起こった日時場所、医療機関の受診記録・診断書の有無、教室で日常的に繰り返されたという体罰現場の生徒の目撃などの確認を一切行わず、事が大きくなる前に体罰(ありもしない)を認めまずは謝罪することを教師に要求した、教師の勤務先の学校の校長・教頭の二人の人物の事なかれ主義。そしてこの校長らの、体罰はあったという認定を鵜呑みにし、教師に停職6か月の処分を言い渡す福岡市教育委員会と、正式な検査を行わずいじめられたとされる児童にPTSDの診断を下した医師の診断を、病院あげて正当化しようする久留米大学病院の二つの「権威」の認定が根拠となって、西日本新聞、文春、毎日新聞、朝日新聞の記者がこれまた正式な裏取り取材を行わず、見当違いのジャーナリズムで「殺人教師」と大いに喧伝しテレビのワイドショーもこれに便乗しまくるのだ。これらの社会的責任の重い組織がこの程度の識見なら庶民ごときは言わずもがなで、刹那の義憤にかられたり、単純な興味本位でリンチ祭を盛り上げていくのである。大衆の炎上行為はなかなか改善される様相を示さないで、手を変え品を変え国を問わずこれからもまだ行われそうであるが、発端となった校長・教頭の「学校は親に逆らってはならない」という双方のいびつな力関係の在り方については、最近カスハラなどの世間の認識により変化を感じる。カスハラも「店はお客に逆らってはならない」という不文律がこれまで絶対だったからだ(余談だが、三波春夫の「お客様は神様です」というのは、芸能というものはそもそも神様に奉納する神事でそういう心づもりで自分は向き合っているという心構えの意味であって、客が偉いという意味は1ミリもないという典型的誤用である)。また、学校の上位に位置する校長・教頭、病院の上位に位置しているだろう医師らの、一度下した決定を組織としては何が何でも正当化しなければならず、組織の下部の構成員たちが詭弁と強弁に終始するという組織内力学もおかしな力関係の一つである。本書から読者が学ぶべきは、わけのよくわからない社会の中の「おかしな構造」に気付き疑問を持つことだ。そうやってセクハラ、マタハラ、パワハラだって我々の社会はだいぶ見直してきたのである。「黙って言うことをきけ、それが社会、それが大人というものだ」という人がまわりにいたら、まずその人から疑おう。

    18
    投稿日: 2025.06.29
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    実際に起きた「教師によるいじめ事件」の真相。 映画化され気になっていたので読んでみたのだが、この事件はどんな小説よりも奇なりだ。 モンスターペアレントによる自分の子供への体罰や暴言の虚偽の訴えで、全国的に教師が「史上最悪の殺人教師」へと仕立て上げられてしまう。 児童対教師、子供対大人、弱者対強者の構図は、弱者側に共感されやすく、殺人教師という怒りが沸きやすいセンセーショナルなキャッチコピーはメディア受けしやすい。 子供の方が正しいとするのに、他の児童たちの意見を尊重しなかったり、虐められたとする子供自身の言葉を聞こうとしない姿勢がより一層冤罪を深刻化させていった。 虚偽や見栄を重ねていった周囲はそれを撤回せず、騒動全ての結末を教師1人に押し付けようとしていて胸糞悪い。 この後、教師や家族はどうなっていったのか。 でっちあげした児童家族は今は反省しているのか、気になるところである。

    11
    投稿日: 2025.06.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    実際に起こった冤罪事件をもとにしているため、読み進めるのが苦しい場面も多く、胸が締めつけられました。 事件の描写には綿密な取材が感じられ、当時の状況や関係者たちの思いが鮮明に描かれており、強く感情移入しました。 この作品は、報道や空気に流されて安易に批判をしてしまう私たち自身への警告でもあると感じました。 一方の意見や印象だけで物事を判断するのではなく、できる限り双方の意見を先入観なく受け止め、事実を丁寧に見極めた上で考える姿勢の大切さを改めて思い知らされました。 無責任な報道、無責任な発言、そしてそれらに煽られた世間の反応が積み重なって生まれてしまった冤罪事件。 なによりも、周囲の大人たちによって 嘘つき にされてしまった一人の児童の存在が、重く心に残りました。

    0
    投稿日: 2025.06.17
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    たった一人の嘘がどんどん膨れ上がり、悪意をもってでっちあげられ、無実の先生があまりにもあっけなく地獄に落とされていく様が本当に怖かった。 それでも川上先生が心を強く持ち、戦う決心をしてくれて、それまで嘘つき親子からの嫌がらせが怖くて無言を貫いていた保護者たちも少しずつ声を上げてくれたり、誹謗中傷のコメントの中に川上先生の教え子からの温かいメッセージがあって救われた。 法廷で川上先生の冤罪が認められ、すべてが両親とその子供の嘘だったことが証明されるまでに10年かかってしまった。 火付け役の朝日新聞社の記者、市川勇輝。ろくな取材もせずデマを記事にした西日本新聞の野中貴子に週刊文春の西岡研介。 患者である子供ではなく、母親の話を聞いて『重度のPTSD』と診断した久留米大学病院の前田正治医師。 彼らこそ重罪なのに何の罪にも問われず、今ものうのうと暮らしているのか。 川上先生に謝罪したんだろうか(してるわけないか)。 まったく腹立たしいが、 これを書かれた著者の福田ますみさんには心から感謝したい。 この本、一人でも多くの人に読んでもらいたいと心から願います。

    0
    投稿日: 2025.06.17
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    マスコミの偏向報道はもとより、学校、教員、親、生徒、医師など、マスコミ以外に出てくる人たちが作る異様な空気が怖かった。教員視点で、身に覚えの無い体罰について繰り返し繰り返し報道される描写では絶望感を感じる。 最後に、控訴のその後まで追記、掲載されていて良かった。

    1
    投稿日: 2025.06.14
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    この事件の事は全く知らず、ドキュメントだという事で物珍しさで読んでみた。 うーん、、 読みやすくてすぐに読み終わったのだが、何とも、、 全くの部外者である私でも色んな感情、思いが湧き上がってきた。 マスコミ、今でもお馴染みの「○○春」が先行して記事にし、あっという間に世間に周知される様子、、これは20年以上昔の話だが今と全く同じなのがよくわかる。時代が変わっても、色んな事が進化しても、この様子だけは全く変わっていないんだと呆れてしまう。 かくいう私も、もしこの小学校に子供が在籍していたら、、、きっと他の多くの保護者同様、真実を声に出して訴えるなんてできないだろう。 今まで生きてきて、こんな夫婦(原告)に出会わなくて良かったと、心底思う。 少し核心へ↓↓ この教師は味方が全くいない状況で、よくここまで戦えたなと感心する。 恐らく唯一の味方が家族だけで、奥様やお子さんも素晴らしい人だと推測する。 この奥様がいなかったら、きっと戦い続けられなかっただろうし、あるいはもっと最悪、精神的にも病んでいたかもしれない。 今現在、お元気で暮らしていらっしやるのだろうか?また、原告夫婦はどうしているのだろう、、とても気になる。 余談だが、映画化には綾野剛がピッタリ!私の想像通りでした。

    0
    投稿日: 2025.06.13
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    ノンフィクションはあまり読んだ記憶はないが、この作品は事後まで追い続けきちんと描かれており、素晴らしい作品だった。 にもかかわらず、後味の悪い読後感は読書をしてきた中で感じたことのないものだった。そんな言葉は使ったことがないが「胸糞悪い」という表現がぴったり。 それは本作品が本当のノンフィクションであり、小説に期待するような逆転満塁ホームランみたいなすっきりする結末が全くなかったからだと思う。 それほど事実の報道がなされており、その「でっちあげ」がいかにひどかったか分かることだと思う。 でっちあげた親子三人はともかく、弁護士、マスコミ、全員ひどかった。 是非多くの方に読んでいただきたい。綾野剛さんの映画も見たい。

    0
    投稿日: 2025.06.11
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    漫画になっていたので途中までは読んでいたことはあったものの、なんか絵柄が受け付けなくて読むのをやめてしまってました。 今回、文庫本を発見したので、再挑戦。 私はどちらかというと、文字の方が読みやすかったです。 被害者だという家族の心理というものが、全く理解できない。 最後まで、嘘に嘘を重ね、支離滅裂な言いがかりをつけて、何がしたかったのだろう。 福岡市からお金をとれたから良いのだろうか。 いいわけがない! 当時の男児は今、どう思っているのだろうか…。 嘘に振り回されてしまった教師が本当に気の毒。 子どものことを思った発言が裏目に出てしまって、なんとも苦しい事件でした。 周りの子どもや親も何も言えない状態を作り出してしまったのは、被害者面した浅川夫婦のモンスターペアレント気質が起こしたものなのだろう。 この悲しい現実を知って、とても苦しくなり、教師の気持ちを考えると余計に辛くなりました。 教師は、よく立ち上がって真実を明らかにしてくれたなと思います。 そして、この事件の真相を取り上げてくれた作者にも拍手を送りたいです。 マスコミの威力というのは恐ろしいものだと実感した作品。 報道というものを鵜呑みにしてはならない。 映画がやるということで、再度取り上げられることも多くなるのかな。 映画はどんなものになるのか観てみたいです。

    19
    投稿日: 2025.06.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    原告が何を目的に裁判まで起こしたのか最後まで謎だった。自分の常識とは違った考えを持つ人もいるんだなと思って怖かったし、関わらずに生きていきたいなと思った、、 冤罪が晴れてよかったけど、マスコミの報道を全部鵜呑みにしてはいけないなと思った。

    0
    投稿日: 2025.06.10
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    あっという間に読み終わった。 止まらなかった。 なんだろう、とりあえず言えることは 「恐ろしい」ってこと。 モンスターペアレントも、校長も、マスコミも、世間も、何もかも。 先生が反撃に立ち上がって、それに協力してくれる弁護士先生たちがいて本当に良かった。

    1
    投稿日: 2025.06.09
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    綾野剛主演で映画化するので気になって読んだ。 ノンフィクションだから仕方ないのかもしれないけど、嘘をついて教師を追い詰めた親と子供、意見を鵜呑みにして過剰報道した週刊誌の記者たちに制裁が加えられてないのがモヤモヤした。 これが物語だったら悪者が成敗されてスッキリしたのに、、。 統失なのか虚言癖なのか知らないけど、こんな考えの親に育てられた子供が今まともに育ってるとは思えない。のうのうと生きてると思うと腹立つ。自分には返ってこなくても、子供、孫に同じ事が起きたらいいのにって思っちゃった笑

    0
    投稿日: 2025.06.09
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    事件そのものを知らなかったので、どう決着したのか分からず読み始め、 序盤、悔しくて腹が立ってリタイアしそうになったけど、頑張ってもう少し読み進めると、思ったより早いタイミングでちゃんと理解され始めたので、そこから一気に読了。 情報を鵜呑みにする、人に流されて自分で判断するの諦める、勇気を持たず主張しない、自己犠牲の気持ちで収めようとする、人の不幸を望んでる自分がどこかにいる、などなど… うっかりいつの間にか自分も陥りやすい近くにある闇な一面に気をつけなければと思った。

    0
    投稿日: 2025.06.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    映画の予告が気になって購入。綾野剛で脳内再生しながら読み終えた。てっきり教師側か児童側か、どっちがでっちあげているのか?を法廷で争うのかと思っていたら教師寄りの視点で真相に向かっていく。結局は児童の母の嘘なのだが、よくもまぁ虚なことを塗り重ねてて感心すらした。でもやっぱ、ウソってどこかで辻褄が合わなくなるんだよなぁ、の典型で良かった。映画は結末とか変えてくるかもしれない。そこに期待です。

    2
    投稿日: 2025.05.21
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    いじめをしている教師の話と思いつつ、行き過ぎたモンペを描いたノンフィクション。ノンフィクションだからしょうがないが、中盤以降はほぼ進展がなく、分かりきっている話の詳細を書いてあるに過ぎない。今も昔も週刊誌が売れれば良いという考えのマスコミが生んだ悲劇。

    7
    投稿日: 2025.05.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最後まで読んで、何よりもまず教諭の無実が(何年もかかって)証明されたということで、心を落ち着けることができた。 それと同時に、原告側の一家が罰を受けていないことにリアルさを感じ、やるせない気持ちになる。 映画化を踏まえて全国にこの話が拡がると同時に炎上騒ぎになることが、社会的制裁に繋がるのでは?と期待する一方、それでは教諭が受けたことを当該児童がまた経験することになり、喜ばしいことではない。 このモヤモヤも含めて読めて良かった、知れて良かったと感じる。

    6
    投稿日: 2025.05.15
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    初めて完全なノンフィクション作品を読んだ。 あらすじを読んだ際は酷く原告側に同情したものだが、読み進めていくにつれてどんどん変わっていく事件の形に引き込まれた。 私自身裁判の場に立ったことがあるから分かるが、こんな杜撰な証拠のみで裁判が成り立つことがあるのか? 実話だというから真実なのだろうが、溢れ返る全ての裏打ちされた証拠を読み切って裁判に臨んだ身からすると、到底信じがたい。 また、親が親なら子も子、とはよく言ったものである。 元来子どもというものは嘘つきなものだ。 自分にとって都合の悪いことがあれば、まず最初になんとか怒られないようにと考えを巡らす生き物だ。 それを律する立場である親が、2人も揃って嘘の証言をさせ、嘘の証拠を揃え、裁判の場にまで立たせたというのだから、全く呆れる他ならない。 また、精神医療について精通しているのもあり、PTSDを文字通り「でっちあげ」た事実は最も腹立たしく感じる。 PTSDとは、完治の難しい特異な病気である。 真剣に悩み、苦しみ、時には自死すら選ぶ方がいる。 それを、あたかも本当のことのように子どもに吹き込み、閉鎖病棟にまで入院させた両親は、とんでもない化け物である。 巻末にあった、この子どももある意味被害者である、という言葉には同感だが、だからといって人間1人の人生を破壊した事実は変わらない。 この書籍の元となった教師が冤罪で苦しんだ時間はいかほどかと考えを巡らせる。 最終的に全ての罪が棄却されたということで心から良かったと感じるが、失った時間や人間関係の修復は不可能だろう。 原告側、今となっては被告側だが、両親は、子は、どう感じるのだろうか。 子はきっと、碌な大人にならなかったに違いない。 人間の財産とは地位でも金でもなく、時間だと私は考える。 誰にも奪えない、大切なものだ。 それを下らない内容で、子ども騙しの裁判で奪ったこの家族には、精々重い社会的制裁が下っていることを切に願う。

    1
    投稿日: 2025.05.15
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    読んでると胸糞悪いというか嫌な気持ちになってくる、、、ノンフィクションあるある(わるいいみじゃないです) 目を逸らしてはいけないんだと思う 柴咲コウが主演と聞いて読みました。恐怖。 衝撃のノンフィクション、怖いもの見たさで定期的に読みたくなる

    7
    投稿日: 2025.05.12
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    20年前の冤罪事件のノンフィクション。綾野剛が主演で映画化と聞いて読んでみた。 本を読みながら吐きそうになって、落ち込んで、当事者じゃないのにとても辛かった。嘘や思い込みで人をここまで追い詰めることができるのか。怖すぎた。モンスターペアレントの餌食になった当事者の小学校教員はどれほど辛かっただろう。 文句を言われると早くその場をおさめたくなるから、理不尽だと思っても、つい謝ったり認めてしまいがちで、昨今は何でもかんでも言ったもん勝ちになっていることが多いような気がする。 教育現場は特にそうであってはならないと思う。モンスターの言いなりになると、先生も他の生徒たちも学校全体も大きく影響されてしまうから。純粋に子どもの教育に打ち込んで、成長を支えてくれる先生は希少だ。本当に大事にしていかなくてはいけないと思う。 改めて、報道されていることを鵜呑みにしないで、ファクトチェックができるようにしないといけないと思った。

    14
    投稿日: 2025.05.10
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    胸糞オブ胸糞。ネットが普及してたらもっと酷いことになってただろうし、一歩間違ったら自分も加担する側になりかねないと思うと余計に怖い。映画は観なくていいかなと思って原作読んだけど映画も観たくなった

    0
    投稿日: 2025.05.09
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    綾野剛さんの最新映画情報を見て、めちゃくちゃ面白そう!と思い、張り切って購入した原作。 まさかの実話だった。 川上先生、面白そうだなんて思ってごめんなさい。 こんなことが本当にあったなんて。 その名の通り「でっちあげ」 浅川夫妻のことをもっとよく知りたかった。どうしてそこまで?目をつけられたら終わりなのか。 巻末の解説の中に「書きっぱなし、放映しっぱなし。のちに検証が行われることはほとんどない。これが現実なのだ。」とある。 一度でも疑いをかけられ、あたかも犯罪者のような報道をされてしまうと、それが間違いであったとしても世間の印象は簡単には覆らない。それが今の世の中だ。 この本と映画がたくさんの人の元に届いて、川上先生の無念が晴れるといいな。

    81
    投稿日: 2025.05.08
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    怖すぎる。「偽善者の群れ」という章タイトルが秀逸。自分自身も愚かな民衆にならないよう、フラットな目で事実を見るようにしていきたい。 少年の心の生育が心配、今生きてたら30代かぁ。幸せにしてくれているといい。

    0
    投稿日: 2025.05.06
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    何よりこれが実話という事が恐ろしい。 読んでる最中、小学生時代の虚言癖のあるクラスメイトを思い出したが、大人でもいるんだなと思った。 児童の両親の目的は何だったんだろう。 切り取られた一部の情報だけで判断したり決めつけたりしないように気をつけよう。

    1
    投稿日: 2025.05.05
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    モンスターペアレントの虚偽発言により殺人教師扱いされてしまった教師と、それに振り回される学校/教育委員会/弁護士/マスコミ、その真実

    0
    投稿日: 2025.05.04
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    映画化を知り興味をもった。モンスターペアレンツによって「史上最悪の殺人教師」にでっちあげられた教師の冤罪。 「子供は善、教師は悪という単純な二元論的思考に凝り固まった人権派弁護士、保護者の無理難題を拒否できない学校現場や教育委員会、軽い体罰でもすぐ騒いで教師を悪者にするマスコミ、弁護士の話を鵜呑みにして、かわいそうな被害者を救うヒロイズムに酔った精神科医、そして、クレーマーと化した保護者」… ろくに関係者への取材もせず一方の話だけを聞いて記事を書き、報道したあとは野となれ山となれ、事実が明らかになったあとも反省する気がないマスコミが冤罪の元凶と思える。 モンペの両親の意図がわからないのが怖い。なぜ母親はすぐバレる幼稚な嘘を平然とつけるのか? サイコパス? 

    4
    投稿日: 2025.04.21
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    映像化されるということで手にした一冊。 実際に行われた「でっちあげ」 罪のない人を犯罪者にしてしまう恐ろしさ。 平成15年(2003年)、朝日新聞、西部本社版に 「小4の母『曾祖父は米国人』教諭、直後からいじめ」 この大きな見出しが始まりだった。 丁寧な取材、裁判の様子も緊迫感があり いま目の前で繰り広げられているようだ。 映画ではどこまで描かれるのか。 裁判の結果なども気になり検索をしたら 新潮社のHPで読むことができた。 『でっちあげ』事件、その後(1)〜 児童の両親は何が目的だったのか。 「殺人教師」に仕立て上げられた先生も気の毒だが あの両親の元に生まれた子供もかわいそうだ。

    1
    投稿日: 2025.04.14
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    6月に映画化されると聞き、予告編を見たら、思わず引き込まれた。 これは読まなくちゃと思い、すぐにブックオフでゲットした。(漫画も全4巻読んでしまいました) これはすごい本でした…ノンフィクションだと思うと、実に怖いです。 20年前、福岡で教師による児童への虐めが認定された体罰事件を扱ったノンフィクション。報道をきっかけに、担当教輸は『史上最悪の殺人教師』と呼ばれ、停職処分になる。児童側を擁護する550人の大弁護団が結成され、民事裁判へと発展。しかし、法廷で担当教諭は完全否認する…実は全てが児童の親の虚言だった…そんなあらすじ。 モンスターペアレントに目をつけられたら、教師生活が終わってしまう。マスコミが騒ぎ、だんだんと有罪に祭り上げられていくさまは、本当に怖い…SNSが盛んな今なら、もっと酷いことになっていただろう。これ読ませたら小学校の教員に誰もなりたいと思わなくなるかもしれないなあ… 映画は三池崇史監督だから、かなり過激な映像が予想される。主人公の教師役は綾野剛、児童の母親は柴崎コウが演じるようです。これは注目度高い問題作です。6/27封切りです。

    11
    投稿日: 2025.04.08
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    怖すぎる。 そりゃ教員なんか志望する人が減るに決まっている。 子供を育てる立場として、公務員として市民からの税金で飯食ってるんだからと言われて「はい、そうですよね」と首肯するには重すぎる出来事だと思う。 子供の未来は宝だ。だからこそ、高い倫理観や指導観、対応が求められる。やはり教員という仕事は聖職だ。

    14
    投稿日: 2025.04.07
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    2025年4月5日、アンとケイトのアンケートでこの映画のことを聞かれて原作も知った。 「20年前、日本で初めて教師による児童へ |のいじめが認定された体罰事件。 |福田ますみのルポルタージュ『でっちあ |げ福岡「殺人教師」事件の真相』を映画 三池崇史が監督を務め、綾野剛、柴咲コ ウ、亀梨和也、木村文乃、光石研、北村 |一輝、小林薫ら豪華キャストで描く、 |日常の延長線にある極限状況。男は「殺 |人教師」か、それとも.。 (あらすじ) 「死に方教えてやろうか」と教え子を伺 |唱した史上最悪の「殺人教師」 2003年 |小学校教論·薮下誠一(綾野剛)は、保 |護者·氷室律子(柴咲コウ)に生徒·氷 |室拓期への体罰で告発された。 |体罰とはものの言いようで、その内容は |聞くに耐えない虐めだった。 |にれを嘆ぎつけた週刊春報の記者·鳴海 |三千彦(亀梨和也)が“実名報道"に踏み 切る。 |過激な言葉で飾られた記事は、瞬く間に、 |世の中を震械させ、薮下はマスコミの標 |的となった。 |請務中傷、裏切り、停職、壊れていく日 |常。次から次へと底なしの絶望が薮下を |すり潰していく。 一方、律子を擁護する声は多く、"550人 |もの大弁護団"が結成され、前代未聞の民 |事訴訟へと発展。 |誰もが律子側の勝利を切望し、確信して |いたのだが、法廷で薮下の口から語られ |たのは一 「すべて事実無根の“でっちあげ"」だと |いう完全否認だった。 これは真実に基づく、真実を疑う物語。」

    0
    投稿日: 2025.04.05
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    事実に基づいたドキュメンタリーとしては秀逸でしたが、内容は胸糞ですね。 モンスターペアレントの騒ぎっぷりも酷いですが、何よりマスコミの残念さに改めてがっかりさせられました。

    0
    投稿日: 2025.04.05
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    モンスターファレント、 子育て必死な時に読んでました。専業主婦が当たり前の時代20年程前かな‥ 公園デビューとかメディアで放送されてました。 メディアなので一部とは思いました。 子ども可愛いさのあまり アピール、今では毒母になるのかな 今、ここでこの映画のタイミングは フジテレビやジャニーさんの解禁と思った。 毒母の親は自覚ないだろうし ノンフィクションのドラマで多少大げさもあるかもしれませが 参考にはなった本です。

    11
    投稿日: 2025.04.02
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    小学校教員にはモンスターペアレンツと呼ばれる保護者が一定数いるとされていますが、この作品で取り上げられている登場人物はまさに「怪物」です。実話を元にした物語なので信じられないぐらい身勝手な保護者の存在や学校という立場の弱さを痛いほど再認識させられました。胸糞悪いという言葉がピッタリの作品です。

    5
    投稿日: 2024.11.21
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    モンペの醜さと学校の隠蔽体質とメディアに巻き込まれたある教師の話ですね。 特にメディアに対しては、 怒り…悲しみ……松任谷由みを感じました。 ◝(๑꒪່౪̮꒪່๑)◜

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    投稿日: 2024.11.05
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    過熱するマスコミの報道には気をつけなければならない。多くのメディアで同じことを語っているときほど、鵜呑みにしてはいけない。昨今の某県知事の報道を見ても、もし事実が違っていたらと恐ろしく感じる。

    2
    投稿日: 2024.09.17