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アメリカの友人
アメリカの友人
パトリシア・ハイスミス、佐宗鈴夫/河出書房新社
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総合評価

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    太陽がいっぱいは、名前くらいは知ってるけど、実際の中身はよく知らない。と思う。 というわけで、続編として読むんではなく、単に新しい話として読ませていただいたわけで。 でもって、背表紙に書いてある、天才的犯罪者、というところも読んだうえで、判断させてもらうならば。 天才っていうか完全に行き当たりばったりの人生じゃないか。もしかしたらデビュー当時はそういう設定でうまくいってたかもしれんけども、今はもう往事の面影もなく、なんていうか単に勢いで生きてる感じで。普通に自分の家で殺しもやるわ、人んちでも何も考えずに殺すし、コナン君いなくてもどうにかなるっしょ、これ。 でも学ぶところがあるとすれば、ともかく勢いでも行動するのが大事ってことか。案ずるよりもなんとやら、というやつで、 それって地中海近辺の人っぽいイメージだけど、 著者によるとこのあたりの人は金にうるさいらしくて、4へぇ。

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    投稿日: 2019.04.22
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    マフィアがらみの話なので暴力的な行動も多く、 死体もゴロゴロだが。。。 前の事件から、それほど間を置かず、こんな危険なことに それも、自ら必要もないのに勝手に飛び込んで より深く巻き込まれるなんて。 そもそも、きっかけは根拠の薄い猜疑心から出た ほんのいたずらに近い『ゲーム』でしかなくて、 それなのに、他人を悪に引き込み、悩み苦しませ 人生や家庭を崩壊させ、負の暗い影を落とす。 ドロドロ粘り気を帯びて嫌悪感を覚えそうな物語だが、 うまく片づけたり、立ち回れた後等にリプリーが思わず 笑いだしたりするので、読者はいつの間にか リプリーの世界観・人生観を自然に受け入れて、 リプリーの視点で世界を眺めてしまう。 登場人物だけではなく、読者もリプリーの世界に 引きずり込まれているのだ。

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    投稿日: 2018.08.07
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    旧版を持っているので再読……というか、旧版を確保してすぐに新版が出てしまったw リプリーものの第3作。リプリーは魅力的な主人公だが、本書でもかなりユニークな行動に出る。 ラストシーンのシニカルさがとても好きだ。

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    投稿日: 2017.01.28