
総合評価
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powered by ブクログ「付喪神会議」 どちらが優れてるか。 全く同じ品を置いているならば比べやすいだろうが、店の趣向すら違うとなると難しいだろうに。 慌てていたとはいえ、何も知らない人の前で本性を現してしまってはダメだろ。 「かりそめの家」 丁寧に作られた箱庭。 再び皆で暮らしたいという望が強く残ったのだろうが、一人で待ち続けてるのは寂しいだろうな。 気付いていたのであれば、一度でも話し合ってから離散したら良かったのでは。 「山笑う」 共に生きたいと願う。 誰よりも気にかけていたからこそ、未来を考えて一番いいと思う提案をし続けていたのだろうな。 帰ってくることは出来なかったが、最期に出会い話すことが出来て良かったな。 「緑の手」 魂を奪い去りしもの。 穢れや美しさを考えていなければ、躊躇することなく指示された通りに行動し献上していただろ。 失うものは大きかったかもしれないが、自由が手に入るなら安いものなのかもな。 「姫たちの城」 櫛が目を覚ました時。 墓場まで持って行くことが出来ず告白したのは、少しでも罪の意識を軽くしたかったからだろう。 心が壊れてしまったからこそ、都合のいい物語に目を奪われてしまったのだろう。 「化々学校のいっとうぼし」 異国からやって来た。 必死に探して見つけた肉親だというのに、当時の謝罪もなければ命を奪おうとするなど酷すぎる。 消滅しなかったから良いものの、大切な友が犠牲になるなら途中で辞めただろう。
0投稿日: 2023.03.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
Tさんのおすすめ。 残念ながら、シリーズものの番外編を読んでしまったらしい。 さすがにこれだけでは楽しめない。 古道具屋で毎晩騒ぐ付喪神たち、という設定も、 どこかで読んだことがあるし。 借金のために、わざと妻子を遠ざけ、 死に際して一緒に暮らした家を箱庭につくり、 そこに生きる男の話、「かりそめの家」はちょっと面白かった。
0投稿日: 2021.10.06
powered by ブクログ優れた付喪神を決める五番勝負に、店に持ち込まれた生きている箱庭の正体、さらに品川の港には謎のあやかしが出没?累計30万部突破の大人気シリーズ初の読み切り短編集!(e-honより)
0投稿日: 2020.11.10
powered by ブクログ荻の屋に住まう付喪神たちの会議?? それぞれの性格が楽しい。そしてみんな優しいね。君たちに人をホントに脅かすのは無理だよヤッパリ。道具に手足が生えて動いて喋ることなんて有り得ない!と思ってる人は脅かせるかもしれないけどね。
1投稿日: 2019.04.15
powered by ブクログスピンオフ的な短編集。 喜蔵や小春はあまり登場せず、つくも神たちの語りで 物語が進んでいく。 はこにわのお話は、たぶん、アンソロジーで読んでいる けど、他は初読み。 表題作のつくも神たちのけんかが、神と名がついても 子供っぽくい(笑) 不幸な出自のお姫様。あのラストは救いだと思いたい。 こういうのも好きだけど、次は物語が進んでほしい。
0投稿日: 2019.03.19
