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ぶたぶた
ぶたぶた
矢崎存美/徳間書店
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総合評価

83件)
3.9
20
31
25
1
0
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    ぶたのぬいぐるみが主人公の可愛らしい物語かと思ったら、全然違った。 著者は星新一ショートショートコンテストを受賞しているからか、まさに星新一テイスト。かなりシュールで奥深い。 初版は1998年。なぜ今まで知らなかったんだろう。私はかなり好き。

    0
    投稿日: 2025.06.17
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    山崎ぶたぶたさん、かわいいすぎるよ…♡ 東京に現れるという生きたぶたのぬいぐるみ。中身は中年男性だけど、物腰柔らかい落ち着いた感じがさらなる癒し効果を発している気がする。 想像していた内容とは違い、シリアスな内容とぶたぶたの優しい感じがマッチした短編集でした。ぶたぶたに出会えたら、それはそれは幸せだと思うんだ。 最後、繋がってるー!と思ったけど、それ以外はあんまり繋がらないというか、月日の過ぎ具合がばらばらだった。なので何歳なの、、?と思うことが多々ありましたが、とても充実して暮らしているのでしょう。 見習いたいところばっかりなのぶたぶたさん。落ち着いているし、器用だし、素敵な紳士。かわいいし。私もぶたぶたさんみたいになりたいなと思う。 お父さんが私を「ぶー」と呼ぶのですが、タイトルを見つけた瞬間ぴったりだから買ってあげよう!と即決でカゴに入れられました。こんなにいいお話だと思ってなくて、出会えてよかった! ぜひお読みください♡

    19
    投稿日: 2025.04.27
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    本棚に"ぶたぶた"がずらりと並んでいて、思わず手に取った。こういう手のタイトルに惹かれがち。 はじめは、ぶたぶたの職業の話かと思っていたが、ぬいぐるみって人にこういう影響与えるな、たしかにこんな気持ちになるなって思うところもある。 わたしのぬいぐるみは、職業娘みたいな感じ。

    0
    投稿日: 2025.03.18
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    オスの三毛猫が織りなすファンタジー『NNNからの使者』で知った著者。初出は2001年の由。ぶたぶたシリーズとして現在も続いているようだ。連作短編だが、主人公ぶたぶたの職業や時間軸が変わっていくため、物語の流れに戸惑うこともあった。本書最終話「桜色を探しに」で、これまでの伏線を回収するのが憎いではないか。

    1
    投稿日: 2025.01.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最後の話でこの1冊の短編全てを総集編のように締めくくってきていて、素敵な終わり方だと思いました。タクシーの話好きでした(*´艸`) ぶたぶたさんの正体が分かりそうで分からなかった台風の話、会いたいのに会えない最後の話……。うっすら寂しくもありますが、基本的にはほっこりなお話で、短編なので読み切りやすかったです。少し寝かせてまた読みたいと思います。

    0
    投稿日: 2025.01.16
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    表紙からしてどっぷりメルヘンなのかと思いきや結構シリアスな話が続いて驚く。 めちゃくちゃ読みやすく、のめり込んでしまう。 ぶたぶたさんにまつわる短編集かと思わし、小さな点で繋がっているというストーリーの構成も面白い! 気になるので次巻も読んでみたくなった。

    0
    投稿日: 2024.11.06
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    こんなにシリーズになっているのに今まで全然知らなかった。 読みやすくてすぐ読み終えたけどぶたぶたさんって結局何者? 続きのシリーズを読んでいったらこの謎はとけるのだろうか? ちょっと児童書みたいだけど内容は大人向け 私もぶたぶたさんに悩みを聞いてもらいたいな〜

    5
    投稿日: 2024.09.06
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    やっと1冊目のぶたぶたを読みました 先に2冊読んでしまっていたけど、ぶたぶたの過去に戻れた感じで面白かった 東京に行ったら会えるのかな?!

    104
    投稿日: 2024.04.07
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    ぶたぶたさんが一体何者なのか?でも…かなり器用でいい人なのはよくわかる! 東京には豚のぬいぐるみが歩いてると思うと楽しそう。 そしてぶたぶたさんと出会う人達がどんどんぶたぶたさんを受け入れていってしまう…不思議なファンタジー

    6
    投稿日: 2023.11.21
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    しゃべって食べて料理もできるぬいぐるみの豚、山崎ぶたぶたさん。 図書館でめちゃくちゃたくさん並んでいたシリーズを見て興味本位で手に取りました。 だってタイトルがぶたぶた。 温かいショートストーリーが詰まっていて読みやすかった。シリーズ化も納得。 ぶたさんの描写が可愛い。

    1
    投稿日: 2023.10.29
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    ▼「ぶたぶた」矢崎存美(ありみ)。徳間文庫、初出は1998年のようです。以降、「刑事ぶたぶた」「クリスマスのぶたぶた」などから始まって「編集者ぶたぶた」「ランチタイムのぶたぶた」などなどまで20年以上に渡って30作以上が出されている超人気シリーズの第1作です。私は全く知りませんでしたが、連れ合いが「8歳の娘にいいかも」と読み聞かせているのを聞いたことから読んでしまいました。 ▼山﨑ぶたぶた。という中年のぶた、厳密には豚のぬいぐるみが登場する(主人公とは言い難い)の連作小説です。舞台は執筆当時の日本の、恐らく東京首都圏のあちらこちらです。毎回、その短編の主人公、それはサラリーマン男性だったり、小学生だったり、いろいろなんですが基本は<普通のひと>。それら主人公たちが、ある日、ブタのぬいぐるみを目撃します。バレーボールくらいの大きさの。それは、普通に動いて、しゃべって、食べたり飲んだり働いたりしています。えっ・・・ブタのぬいぐるみが・・・動いてる!。そう思います。目を疑います。ところが毎回、主人公以外の周りの人たちは、そのブタのぬいぐるみが、人間のように都会で社会生活していることを、当然のように受け止めて全く気にしていないんです。 ▼・・・という世界観というか小説内のルールなんですが、このことに対してリアリズムの観点からそれ以上の合理的に納得のいく説明は、一切されません(笑)。まあそれでダメなら読まないで、という感じですね。ドラえもんみたいなものです。 ▼そのブタのぬいぐるみは「山崎ぶたぶた」と名乗り、毎回いろんな稼業に従事しています。そして毎回主人公たちは、ぶたぶたと触れ合うことで何かしらか自分の問題が解決したりしなかったりして終わる・・・読後感は爽やかだったりしみじみだったり感動だったり癒しだったり、悪くはありません。 ▼という話で、文庫本一冊に確か6〜7話あったかと思いますが、プールサイドで家出願望をもつ子供たちと過ごす話は、結構グッときました。そして、そのエピソードの小学生が大人になって・・・という設定の最終話はさらに感動ものでした。うん、これ、好きだなあと思いました。ついでに言うと8歳の娘が笑ったり泣いたり大喜びで母親の読み聞かせに興奮中。

    1
    投稿日: 2023.07.23
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    ぶたのぬいぐるみが人間のように過ごしている、という奇妙な状況とは一転して、その優しさや素直さから周りの人たちに何か気づきを与えていくストーリーが素敵なお話。 クスッと笑える展開が多く、楽しく読み進められる。

    2
    投稿日: 2023.07.13
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     フォローしている方のレビューで最近存在を知ったぶたぶたシリーズ。山崎ぶたぶたなる人物が活躍する三十作以上続く人気シリーズらしいのだが、「まずは第一作にあたるこれを読みさえすればあとはまあ適当に」という旨のネット情報に従って第一作を読んでみた。  山崎ぶたぶた氏がどういう存在なのかは、第一作を読み終えてもさっぱりわからないのだが、一つだけ確かなのは、“彼”がピンクのぶたのぬいぐるみであるということだ(どうも中年男性であることも確からしい)。バレーボールくらいの大きさで、黒いビーズの目で、片耳がそっくりかえっていて、とても可愛い、ぬいぐるみ。このぶたぶたさんが、あるときはタクシーの運転手として、あるときはフレンチレストランのシェフとして、といった形で、現代日本で普通に暮らす誰かの人生に突然登場しては、驚きと戸惑いと混乱と、何か温かいものを残して去っていく…というような不条理ハートウォーミング短編集?だった。ぶたぶた登場シーンは毎度毎度笑えるのだが、話によってはけっこう重たいテーマのものもあり、またラスト一話はここまで読んできたご褒美のような最高の一話で、まずは第一作を読むべしという言葉にひとまず納得。これからの私の人生にはぶたぶた続編たちを読む楽しみがあると思うと、自然と笑みがこぼれる(このあとどうなるかは知らないけど…)。  なお我が家では、私が二、三話ほど読んだところで「これはアリなんじゃないか」と思い小三の娘も誘ってまた初めから読み聞かせたところ思惑通りどハマりし(ケラケラ笑う、可愛い〜と悶えるなど)、小三男子が主人公となるお話のラストでは娘大号泣(このあたりで夫が「俺も追いつきたい」と電子書籍を購入)、続く重めの二話では読んでいる私の方がソワソワし、最終話は嬉しい仕掛けに気づくたびに大盛り上がりと、親子でなかなかスリリングな読書体験ができた。ありがとうございます。

    6
    投稿日: 2023.07.03
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    動いて喋るブタ。。想像すると癒されるんだけど 中身はオジサン?で・・発する言葉と見た目のギャップがクセになる一冊。 周りの反応と心の中でのツッコミもいい⭐️ シリーズ、集めたい!

    0
    投稿日: 2023.05.11
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    タイトルのキャッチーさと、カバーのイラストの可愛さに惹かれて購入。 "ぶたぶた"は、人間と同じように生活していて、ぬいぐるみだけれども仕事をし、丁寧な言葉を話し、飲食する。 誰に対しても平等に優しく、そんな彼だからこそみんなに好かれる。 ぶたぶたとの出会いを通して人々が自分の心の中の小さな優しさに気がつき、温かい人間になっていくような気がした。 ぶたぶたはシリーズになっているため他も読みたい。

    0
    投稿日: 2022.10.05
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    東京には、動くピンクのぶたのぬいぐるみが現れるという。バレーボールくらいの大きさで、手足の先には濃いピンクの布が貼ってある。目は黒いビーズで、右耳がすこしそっくり返り、黄色いリュックを背負っている。  かわいい。  とてもかわいい。 私こういう者です。渡された名刺には「山崎ぶたぶた」と書いてある。 ある時はベビーシッター、ある時はタクシー運転手、ある時はぬいぐるみ売り場の店員さん、そしてある時は…。 ぶたぶたに出会った人々は最初は戸惑うがすぐに受け入れる。だって生きているぬいぐるみっていうだけで、あまりにも自然に存在しているのだから。 家でしたい小学生、忙しい勤め人、人を殺したくなる青年、家族と離れてしまった人…、彼らはぶたぶたさんと接して少しずつ変わってゆく。 人々が抱えている悩みは日常的だが生きることの切なさが感じられる。ぶたぶたさんの存在でほんわかしているのだが、生きることの哀切も感じる。

    19
    投稿日: 2022.10.01
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    最近、肩が凝るような本ばかり読んでいる。 仕事関係で、しかたがないのだ。 そんな中で、思い切り気楽な本が読みたくてチョイスした。 本屋さんでも、このシリーズはなかなか存在感がある。 これが第一作のようだけど、原著は1998年? もう二十年以上続いている人気シリーズ。 ある時はシェフ、ある時はタクシー運転手、そしてある時はやられ屋。 一編ごとに状況も、仕事も変わる。 主人公は変幻自在だ。 最初は名前こそ同じだが、違う人なのではないかと思ったくらいだ。 何しろ、主「人」公はぬいぐるみで、工業製品なのだから。 ぬいぐるみが生きていてというのは、今や映画「テッド」なんかもあることだし…。 見かけはキュートなぬいぐるみ、中身は中年のおっさん、みたいなところをコメントすべきかも? ともかく、設定にしても、物語の作りにしても、これでもかっ、といわんばかりの謎てんこ盛りである。 が、それでも混乱せず、サクサク読めるのがすごいところだと思う。 ページをめくり続ける快感を久しぶりに味わった。 このシリーズを読み続けるか。 それは正直わからない。 が、もし読む機会があるなら、むしろ最新作を読んでみたい。 漫画も20年も連載が続くと、絵柄が変わってくるように、シリーズ小説もきっと変化があるはず。 今の状態なら、どんな作風の変化があるのかが感じ取れるだろうから。

    0
    投稿日: 2022.05.28
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    表紙あらすじを見てなんだか不思議なストーリーだなと手に取りました。 見た目はぶたのぬいぐるみ、中身はおじさん。そんなぶたぶたさんのほっこりする短編集 癒される〜と続編を調べてみると30冊以上!! こんな癒されるストーリーが30冊以上読めるなんて楽しみです! 全冊読むのが私の夢です。

    0
    投稿日: 2022.04.14
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    人間みたいなピンクのぶたのぬいぐるみのお話。短編集だし、いい意味で深く考えずに読めるので、好きです。他のぶたぶたシリーズも読みたいです。

    1
    投稿日: 2022.04.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    目次 ・初恋 ・最高の贈りもの ・しらふの客 ・ストレンジ ガーデン ・銀色のプール ・追う者、追われるもの ・殺(や)られ屋 ・ただいま ・桜色を探しに くう~、やっちまった。 最近は謙虚に、シリーズ物だからと言ってぜんぶを読破しなくてもいいぞ、とハードルを下げているにもかかわらず、なかなか途中離脱ができないでいるのに。 これが人気のシリーズ物だということは知っていたさ。 でも、世間で人気でも私には今ひとつというシリーズ物も結構あったわけで、「ふんふん、面白かったけど、これ一冊でいいや」と終るんじゃないかと思いながら手に取ったら、めっちゃいいやん「ぶたぶた」。 シリーズ何冊あるんだろう。 ちょっと調べたら35冊くらい? 手を出すべきか、出さざるべきか、それが問題だ。 まず、主人公の山崎ぶたぶたさんは、ぶたのぬいぐるみである。 着ぐるみではなく、ぬいぐるみ。 サイズはバレーボールくらい。(ちょっと小さすぎないか?) 軽いので風にあおられたり、犬やカラスに連れ去られたりすることもある。 でも、大丈夫。 怪我をしても縫えば直る。 ぬいぐるみだからね。 だけど、喋るし、動くし、飲み食いするし、酔っ払うし、仕事もするし(たいていは優秀)、時には妻子もいる。 だから何が面白いのかと言うと、難しい。 ぶたのぬいぐるみだからこその動きのコミカルさがわかりやすい面白さだけど、それだけならシリーズを続けて読みたいとは思わなかった。 でも読後感がしみじみとよろしい。 特に最後の『桜色を探しに』は、この本のトリとして絶品。 ぶたぶたさんの生真面目で毅然としたところが、見た目の柔らかさと相まって、素直に心に届く。 『最高の贈りもの』の中で美恵のお父さんが言った「パパの職場には、とてもいい友だちがいるんだよ」が、一番しっくりくるかな。 ぶたぶたさんは、とてもいい友だち。 友だちの活躍する話ならば、そりゃあ読まねばなりますまい。

    1
    投稿日: 2022.03.26
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    シリーズを何作か読んだところで、初心に帰ってもう一度読んでみた。 癒し。 もう本当にこの一言。 こんなに欲しいぬいぐるみ、他にない。 でも独り占めしてはダメ。あそこにもここにも、必要とする人たちがいる。

    1
    投稿日: 2021.10.24
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    いつ読んでも良いけど、難しい話は読みたくないが、ただ面白おかしいだけじゃなく、恋愛でもなく、、、というような気分の時に最適。 ほっこりとか、ほのぼのとかいうよりは、もう少し実のある感じ。

    0
    投稿日: 2021.07.07
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    ぶたぶたさん、可愛い! ぬいぐるみなのに、とっても器用で人間界に馴染んでいる。 初めて彼を見た人の反応が面白い。見た目は真似できないけど、ぶたぶたさんのようにマイペースに、人に優しくてきる人間でありたい。

    0
    投稿日: 2019.11.21
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    シリーズ一作目ですね。バレーボール大のピンクのぶたのぬいぐるみなのに中身は中年男性、山崎ぶたぶた。ちゃんと話すし食べて飲んで酔っ払いもします。ぶたぶたさんは各話違う職業でそれぞれの前に現れます。流石に殺られ屋には驚きましたが、どの話でも関わった人々がぶたぶたさんによって得るものがあって気持ちよく終わるところがとても好みです。ラスト一話の構成も素敵ですね。このシリーズはどこから読んでも大丈夫そうなので今後も少しずつ心が癒しを欲しい時に手に取っていきたいと思います。

    0
    投稿日: 2019.06.14
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    最高なぬいぐるみ「山崎ぶたぶた」 ぬいぐるみの彼に驚きながら心惹かれていく主人公たち。 最後の「桜色を探しに」は涙なくては(大げさ?)読めません。 読み終わってとてもほっこりした気分です。 いい本です。

    0
    投稿日: 2019.04.22
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    ずーっと気になってた本♪・・・ぬいぐるみだよね?凄い小さいんだよね?ぬいぐるみだよね?(笑)でもでも、結婚してるんだよね?オッサンなんだよね?もう!イッパイ不思議

    0
    投稿日: 2019.01.20
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    人生で偶然出会った人によって何かが少し変わった。その人こそピンクの小さなぶたのぬいぐるみだった…。そんな話の短編集。ぶたぶたさんは見た目こそぬいぐるみだが、中身は中年のおじさん。その時々によって、サラリーマンだったり、フレンチのシェフだったりと様々な仕事をしている。共通しているのはとてもステキな人(?)だというところ。私もこんなぶたぶたに会いたいなぁ。シリーズが沢山出てるので、多分読み込む事になりそう。

    0
    投稿日: 2018.03.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    オムニバス形式になっていて、後ろの方の話だと、あのときの…となって、最後の話はあ、あの子とあの子の話なのか…とわくわくしながら読めた。ぶたぶたさんは優しいしかわいいし、、のだが、文章が砕けすぎている感じがすこし苦手だった。表現が作者さん独特なように思う部分があり、すこし理解しづらいところもあった。 でもぶたぶたさんはかわいかった。

    0
    投稿日: 2018.02.09
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    めっちゃ平和ですやん。ぶたぶたさん、めっちゃ可愛いですやん。たまには何も考えず、ただ癒されたい・・・そんな時にオススメ。

    0
    投稿日: 2017.03.29
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    ぶたぶたシリーズの第1作目。 何冊か読みましたが、途中からだったので、最初から読みたくなって。 揺らいでないなぁと思いました。 ここでは、ぶたぶたさんは、ベビーシッターだったり、おもちゃ屋の店員だったり、タクシーの運転手だったり、シェフだったり、時に記憶喪失だったり。 「殺られ屋」と「ただいま」は、すこし重いお話です。 最後の「桜色を探しに」には、とても素敵な仕掛けがあって、幸せな読後感でした。

    0
    投稿日: 2016.10.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    中身がない。童話にしては美しさが足りないし、小説としてはご都合主義で清潔すぎ。官能忌避症の女みたいな小説。 童話における詩成分とか、小説における不潔さってグルタミン酸だと思うんだよなあ。 「活動する豚のぬいぐるみ」という恵まれた設定から、なぜこの結果が生まれてしまったのか謎。

    0
    投稿日: 2016.08.13
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    『ぶたぶた』の原点にして短編集。ぶたぶたをいろんな職業に就けて楽しんでいる様が良く判る。作者も楽しんでる感が伝わってくる。 ハマるとノリで小説が書けそうです。続編がこんなに沢山あるとは気付きませんでした。 『刑事ぶたぶた』で検索しても出てこないから続編は無いと思ってました。ふっと『ぶたぶた』で検索してみたら出るわ出るわ。逆に何作書いてるの?と吃驚するくらい有りますね。軽い軽~い読み物だから重たい小説を読んだ後にはいいです。あっという間に読み終わるし。 別々の短編の登場人物が最後に出会うのも素敵です。しかも最終章だけ2人はぶたぶたを探し求めるけど都市伝説と化したぶたぶたは最後の最後まで姿を現さない。2人の前に無人のタクシーが停まるところで終わり。その前まで全く出し惜しみなくぶたぶたは出まくっていたのに最後の思わせ振りの上手いこと! まだまだ続編はあるみたいなので、これからも息抜きに読んでいきます。

    1
    投稿日: 2016.04.22
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    ある時は家政夫、またある時はフランス料理の 料理人にもなる、ピンクのぶたのぬいぐるみ、 山崎ぶたぶたが主人公のお話。 こんなかわいらしいおじさんがいたら、 まずはただそばにいてほしいかな。 で、いろんなおしゃべりしたいな。 最後の「桜色を探しに」で 全部つながる感じがステキ。

    1
    投稿日: 2015.09.29
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    不思議なぶたぶたワールド。 まだまだ、全て読んでいないので分析できないが、 ブタブタという縫いぐるみが もし自分の前に来たら、どういう態度を自分は とるだろうか? 想像するだけで楽しい。

    1
    投稿日: 2015.09.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ぶたぶたさんシリーズを読みだしたきっかけの作品 初めて読んだときに山崎ぶたぶたという子供ではなく ちょっとしぶい声のおじさんがいい。 見た目はかわいいピンク色のブタで中身は中年のおじさんというギャップが毎回心をほんわかしてくれる作品です この中で私が好きなのは、しらふの客という物語がけっこう好きです、ぶたぶたさんの天然っぷりがさく裂している気がすごくします。

    0
    投稿日: 2015.08.05
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    ほっこりと心があたたかくなる小説。 これこそがわたしにとっての読書のいちばんの醍醐味である。 おおきな事件が起こるわけではない、小さな、でも大切な瞬間の、短編集。 ぶたぶたさんはもちろん、登場人物に好感。 主人公の目線にすっと入れました。 他のシリーズも読破したい。

    0
    投稿日: 2015.03.28
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    読友さん達が次々読み始めて気になっていたぶたぶたさんシリーズをようやく手に取る。 読み進めていくうちにぶたぶたさんにどんどん魅了されていく私がいた(笑) タクシードライバーのぶたぶたさん、コックのぶたぶたさん。。。 想像するだけで自然と顔がにやける、いや(笑)ほころぶではないかぃ! ぶたぶたさん、私の前にも現れてくれないかなぁ(^^)

    0
    投稿日: 2015.03.23
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    不思議なはなしでありえない!ってはなしなのに妙に説得力あるのがすごい…ほっこりする話ばっかりで心あったまった… 最後のはなしで今までのことがいろいろ繋がって、「ここの人は…!」とか「ここの場所は…!」ってなったのがすごく良かったー!ただいまおかえりの話が一番すきです

    0
    投稿日: 2015.03.09
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    多才なぬいぐるみのお話。いやー、まんまと騙されました! このぬいぐるみを発売しましょう。いや、きっと既に発売されているんでしょうね。

    0
    投稿日: 2015.01.23
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    九編収録の連作(?)短編集。 このシリーズを読んだ方々の感想に惹かれて手に取りました。 見た目はぶたのぬいぐるみなのに、中身は中年のおじさんというギャップがおかしさを誘うのですが、ぬいぐるみなだけに、ちょっとした仕草も反則的なまでに可愛らしく映りますね。思わず顔がほころんでしまいます。 そんなぶたぶたさんに関わる人達が、驚き戸惑いながらも癒されていく様子には、こちらの心も和みます。いつか私の所 にも来てくれないかなぁ、なんてつい考えてしまいますね。

    0
    投稿日: 2015.01.12
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    なんだか新しい世界。 ぶたのぬいぐるみが喋り、癒し、信じ、助けてくれる。そんなNHKを地でやるようなストーリーなんだけど、すごくすごく暖かいよ。なんだか、こんなぶたのぬいぐるみがもし存在していたならば、会いたいと思ってみる気持ちが今の日本の大人たちには必要かも。。 とさえ思う、そんなハートフルなストーリーです!! あり得ないじゃん。ぶたのぬいぐるみが飯食ってパソコンしょって営業したりとか。 って本当、マジあり得ないんだけどね。あり得ないんだけど、信じてもいいかもなぁ。って思うそんな一冊。なんかぃぃなぁ。っていうのんちゃんから借りた一冊です!!! 10冊ほど連載してるからぜひオススメ!!!

    0
    投稿日: 2014.11.18
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    表紙買いというか、タイトル買いというか、何故買ったのか分かりませんが、不思議と自然に手がのびていました。 内容もそんな感じで、ブタのぬいぐるみ「山崎ぶたぶたさん」をいつの間にか自然と受け入れている人たちとの、ちょっと温かく、ちょっと笑える物語。 強烈にひきこまれるわけでも、貪るように読みたくなるわけでもありませんが、例えば心がざわついてるときに読んでも、いつの間にか穏やかな波に漂っているようなリラックスした心地よい時間に変えてくれる不思議な作品です。

    0
    投稿日: 2014.09.27
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    可愛いピンクのぬいぐるみ 山崎ぶたぶた なぜかおじさん 不思議な設定だけど心温まるほっこりストーリー

    0
    投稿日: 2014.09.25
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    大人が読む児童書なのですかね。 私は、大好きな本になりました。 最初は、本当に所々、吹き出しそうになって 何回が読書無理矢理やめました。 (一回本当に吹き出してしまって、隣の人にチラ見されてしまった笑) 気軽に読めるので、難し本や暗い本を読んだ前後はいいと思うし。内容もバラエティーで良い。 私、シリーズものは嫌いですが初めて集めようと思いました!

    1
    投稿日: 2014.09.06
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    読み終わってとても不思議な感覚。 途中まではループするような話の流れに飽きてきたところもありましたが(ぶたを見ては驚く描写が毎回結構長い…)、最後の一編で鳥肌が立ち、電車内だったにもかかわらず笑顔にならずにはいられませんでした。 ぶたぶたさんと同じようにフワフワな物語で、血生臭い推理小説の後に読むと心が落ち着きます。 私もぶたぶたさんに会ってみたいなと思ってしまいました。 大人の児童書みたいで、時々読んでみると楽しいジャンルなんじゃないかなと思います。 最後の一編で☆+1!

    1
    投稿日: 2014.09.06
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    流浪のぬいぐるみ「山崎ぶたぶた」と、彼に出会った人達の物語。 様々な職業を渡り歩くぶたぶた、タクシー運転手のくだりは笑ってしまった。 夜中は絶対出会いたくないし、客として乗るのは怖すぎる(笑) ぶたぶたに出会った人達の心の中のツッコミがちょっと笑えて面白かった。 「桜色を探しに」の沢木君はすぐに判ったけど、芙美ちゃんは一瞬判らなくて、最初の方を読み返して、その仕掛けにほのぼのとしました。 だから彼女は、ぶたのぬいぐるみを探したかったんだね。

    1
    投稿日: 2014.08.11
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    有名なシリーズのようですが、初めて読みました。さくっと読めて時間つぶしに良いですね。ちょっと教訓というか寓話めいたところが鬱陶しいですが、子供向けなら仕方ないか。

    0
    投稿日: 2014.07.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    全く分からぬ、ぬいぐるみである必要性、ぶたである必然性、そして何より、ぶたのぬいぐるみの存在自体の受容性…。

    0
    投稿日: 2014.06.05
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    シリーズ最初の本  ん…この本から読むべきでした。 山崎ぶたぶたってどんな設定になっているのかと、悩んでしまった…が!!! いいんですね あなたのそばにも山崎ぶたぶたがいますよ的な感じで  いいんですね。あははは!! 短編集です とっても短いです。 休み時間に1編読んじゃうくらい みじかいです。 「ただいま」がすきです。

    0
    投稿日: 2014.03.09
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    ぶたぶたさんはリアリティは皆無なのに何故か本当に何処かにいるような気がする存在感があって、少しでも彼に会った登場人物たちに羨望をかるーく通り越して嫉妬を感じてしまうのを抑えられません(笑)し、もしも、出会うことができたなら彼がどんな職業でどんなことが起きるんだろうと妄想してしまいます(笑)。

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    投稿日: 2014.02.06
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    こう、のんびりほのぼのしてるけどぶたぶたさんのもしかしたらの過去もあったり。 一つの話に繋がってるんだなーと、思いました。平和な気持ちになりたいときとかにいいかも。

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    投稿日: 2014.01.10
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     色々と評価に悩むところだけど、最後の「桜色を探しに」で一つの時系列だと判明したので、据わりの良い最後に星三つとした。  全体的に文運びが論理的でないこと、登場人物が一様にだらしない性格で差別化ができていないこと(特に「銀色のプール」における語彙の選び方は非常にマズい)、人称の採用に根拠が見受けられないこと、それぞれの時代背景が明らかでないことなど、一つの短編集としては気になるところが多い。  基本的に「ブタが動いて喋ってる!」というだけの話なので、ぶたぶたさんの生態を楽しむ分には良いのだけど、物語としては弱い。後半の重さを、序盤にも振り分けてもらいたかった。  総じて合わなかったかな、と思う。  これは別に差別的な意図でもって言うのではないのだけど、女性向けの作品ではないかと強く感じた。  思いつくままに描かれた(ように見える)地の文は、共感的に見るのであれば問題ないのだろうが、そこに論理性を求めてしまう男性にはいささか荷が重い。軽い作品の割には、牛歩の読み進めとなってしまった。  

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    投稿日: 2013.11.25
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    OL(死語?)さんが読んで 「ぶたぶたさんかわいいー」「ぶたぶたさん癒されるー」 とか言う本です。 ・・・そう思ってかなりスローペースで読んでました。 終盤は重いテーマもあったりで、予想外に面白かった。 特に「ただいま」は、向田邦子にありそうなテーマだと思った・・・というの褒めすぎか。 そして最後の「桜色を探しに」で一冊の本として成立するのは秀逸。 途中投げ出さないで最後まで読んだかいがあった。

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    投稿日: 2013.11.12
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    ぶたぶた日記から読んだのですが、こちらの方がいろいろなぶたぶたさんに会うことができました。 職業も立場もバラバラで面白かったです。 最後の章では、以前家出した小学三年生の成長後を見ることができて、うれしかったです。

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    投稿日: 2013.09.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    こんなぬいぐるみが欲しい!!!ブタのぬいぐるみ「山崎ぶたぶた」が人々の人生に関わってその人を幸せな気持ちにさせていく。中身は中年のおじさんらしいが外見はぬいぐるみ。そのギャップがいい。「ぬいぐるみに小さい頃話しかけてた」それが現実に起きてるような感じかと思ったがそうでもなかった。それぞれ短編だが、「殺られ屋」など気づけば切なくて涙が出そうな話も。最後はそうまとめたかって感じでなんだか嬉しくなった。他のシリーズもこの機会に読んでみたい。

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    投稿日: 2013.09.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2013年8月14日 読み終わりました! ずっと前から気になっていた本。。やっと読むことができました(〃ノωノ) 面白かったです♪シリーズの原点です♡ ぶたぶたさんと知り合った人たちは皆、 最初…暑さでやられたのか。。とか夢なのでは?? と色々と疑ったりする反応が面白かった(≧ω≦。)プププ 私でも最初はびっくりするかも(笑)…でも可愛いぶたぶたさんに会ってみたい壁|▽//)ゝテレテレ ぶたぶたさんの作るお料理も食べてみたいな(〃゚σ¬゚)ジュルリン.. 「ただいま」のお話の最後は。。 続きどうなっちゃうのかなと気になったけど ラストの「桜色を探しに」全てのお話がつながってるようで 何十年後かの奇跡みたいで素敵なお話でした!!(〃ω〃) ずっと気になっていた本がやっと読めて良かったです♡

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    投稿日: 2013.08.14
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    なんとも心がほっこりする、素敵な中年お父さん、かつ、ぶたのぬいぐるみである山崎ぶたぶたさんが主人公のこのシリーズ。第一作目です。 最新作のぶたぶた洋菓子店を読んで、すっかりぶたぶたに参ってしまった私。第一作からつらつらと読み始めました。面白い。毎度毎度、歩きしゃべり食べるぶたぶたさんに、驚いて腰抜かしそうになる人々の反応が楽しいし、ぶたぶたさんは相変わらず素敵だし、ご飯は美味しそうだし、悩み聞いてほしいし、たまりませんね!一家に一人、ぶたぶたが欲しい!

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    投稿日: 2013.08.13
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    「…してるぅっ!!」など「!」が多いところが気になるけど、麺を食べたり車の運転をしたり自分の破れたところを「すいすい」と縫ったり、かと思うと深刻なシーンにも登場する。短編なので寝る前のひとときにぴつたり。

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    投稿日: 2013.06.27
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    ぶたぶたシリーズの原点の作品。デパートの店員だったりフレンチのシェフだったりタクシードライバーとそれぞれ違ったシチュエーションで登場する短編集だけど最後の「桜色を探しに」でそれまでのいくつかの話しが何となく繋がってほっとした感じ。 ぶたぶたっていい「人」なんだなぁと思う。

    0
    投稿日: 2013.06.05
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    可愛らしい本。 最初はこんなもんかと思っていたけれど、読み進めるうちに愛着が沸いてきました。 他のシリーズは機会があれば読んでみたいかな。 定番のくまのぬいぐるみではなく、ぶたというところがまたいい。

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    投稿日: 2013.04.23
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    まさに原点!光文社のシリーズなかなか本屋に揃ってなくて、徳間のシリーズ買ってみました(^^ゞぶたぶたさんって何歳なのか気になる〜!!かなりの年月生きてますよね!?波乱万丈に!「桜色を探しに」は他の話と繋がりがあって、最後の話にぴったり(^^)♪

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    投稿日: 2013.04.02
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    ヤバイ、なにこれw 主人公はぶたのぬいぐるみです! しかも、現実の世界にちゃんとサラリーマンとして生きています。 ぶたのぬいぐるみが動いてしゃべっているのに誰も変だと思わない状況で、主人公たちだけがおかしいと思う様子が書かれている。 ぶたのぬいぐるみなのに、とても温かい話です。 短編集ですが、特に「追うもの、追われるもの」が笑いました。 飲んでるよ飲んでるよっ。(ぶたが牛乳飲んでる) ぶたのぬいぐるみがマウスをっ。 ぬいぐるみが、電車乗って会社行って、飯食ってた。 とか、普通の人の反応がやっと出てきた章だった。 ラストの話は、「初恋」と「銀色のプール」とリンクした話で、とても温かい話でした。 筆者の初期の頃の作品なので、文章は少し幼く感じます。

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    投稿日: 2013.02.13
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    山崎ぶたぶた。 ぶたのぬいぐるみやのに、名前がある…! そもそも、ぬいぐるみの話?と 本屋さんで手に取ったとき想像をめぐらせました。 ショートストーリーですが、 それぞれ面白かったり、少し切なかったり。 読みながら、 ちいさいころに大事にしていたものは どこに行ったのかなって思い出してみたり。 最初の、『初恋』が一番好き。 おもしろくて、一気に読み終わったけれど、 また、じっくり読み返そうと思う。

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    投稿日: 2013.01.20
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    「子ども達にも読ませたい!」と先月ご紹介させていただいた「ぶたぶた図書館」。 シリーズ物だと知って1作目である本書を読んでみましたがさらに心温まる物語でした。 街なかをピンク色をしたぶたのぬいぐるみが歩き、喋り、食事をしている。おまけに仕事は優秀。彼の名前は、山崎ぶたぶた。そう、彼は生きているのです。ある時は家政夫、またある時はフランス料理の料理人、そしてタクシーの運転手の時も。そんな彼と触れ合ったことで、戸惑いながらも、変化する人たちの姿を描く、ハート・ウォーミング・ノベル。大人気「ぶたぶた」シリーズの原点、登場。 短編集の形を取りながら最後の一話ですべての話がつながるという構成で、 最後の一話を読みながらも前のページをめくってしまいました。 それだけ最終話は心に残る素敵なお話でした。 主人公の「ぶたぶた」は「山崎ぶたぶた」という名前のぬいぐるみで、 バレーボールぐらいの大きさのピンクのぶたのぬいぐるみ。 その「ぶたぶたさん」が普通に家庭を持っていたり働いたりしているというのがすごい。 すごいんですがそれが"普通のおじさん "的に淡々と描かれているため、 物語の登場人物としてすんなりと溶け込んでいるんです。 主人公は「山崎ぶたぶた」さんながら、 一話毎に登場する人物がそれぞれの話の主軸になっています。 悲しさや寂しさを抱えている登場人物が、 ぶたぶたさんと出会うことによって徐々に幸せを感じていく。 全編を通じてそんなストーリ展開になっていて、 読み終わった時に心の中に温かい物が広がっていきます。 温かい物語をたくさん読むと、 それだけで心が優しくなっていくような気がします。 こういう物語というのは良いですよね。 「ぶたぶたシリーズ」はたくさん出ていますので、 年の初めは「ぶたぶたシリーズ」一色の読書になりそうで、 それはそれでとても楽しみでワクワクしています。 心温まる物語をお探しの方はぜひ! かなりオススメです。

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    投稿日: 2013.01.05
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    山崎ぶたぶたさんの原点なのかな? とにかくぶたぶたさんが可愛すぎてすぐ読んじゃった。 私もぶたぶたさんに会いたい!!

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    投稿日: 2012.11.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ぶたのぬいぐるみが自然に(?)生活している様子がとてもリアルで笑えます。ある時はベビーシッター、ある時は普通の会社員(?)、ある時はコックさんなどなどその章ごとにぶたのぬいぐるみ「山崎ぶたぶた」さんの職業は変わっていて、そのことを自然に受け入れている周りとそれをみて驚く視点となっている第三者のギャップがなんとも面白いです。 本当にいるかもしれない・・・そう思える作品です。

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    投稿日: 2012.10.15
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    ピンクのぬいぐるみの中年男、山崎ぶたぶたのシリーズ第1巻。 優しく、ちょっと切なく、でもほっこり温かい。みんな目を丸くしながらも、ぎゅっと抱きしめたくなっていく短編集。旧版以来この巻を読んだのは久しぶりですが、やっぱり好きです。

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    投稿日: 2012.08.28
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    ブクログで知った噂のぶたぶた初読み☆ 短編連作です。 ぶたぶたは、バレーボールぐらいの大きさの薄いピンクの丸っこいぬいぐるみだけど、意識は中年男らしい。 あちこちに出没、職業も違う。 「初恋」は、娘のベビーシッターを待っていた女性が、現れたぶたぶたに驚愕。 代役というか、いつものベビーシッターのほうが部下だというのだ。 ぶたぶたのおじちゃんにすっかり懐いた娘。 後に一度だけ、大根を買っているぶたぶたを見かける… 「銀色のプール」では、小学3年の毅が、古い遊園地に忍び込んだとき。 ひとけのない冬のプールにテントを張り、釣りをしているぬいぐるみを見つける。 「ぶたぶたは、なぜ、ぬいぐるみなの?」と思い切って聞くと「毅はなぜ人間なの?って聞かれたら答えられる?」と返される。 両親が忙しくて兄弟もいない毅は、ここに家出したいと思うが…? 「ただいま」では、台風の時に、摩耶子の部屋に飛んできたぬいぐるみ。 外に干していたぬいぐるみが喋り始める。 摩耶子の兄は10年前に失踪していた。なぜか、ぶたぶたは兄と似た所があるのだが… 「もう少し年上のように思います」というぶたぶたが何とも言えず良い味。 喋り、食事もする~ぶたのぬいぐるみに、最初は驚愕する人も、なぜか周りに受け入れられている様子に、しだいに不自然に感じなくなっていく。 何気なく、何となく傍にいて~ぶたぶた自身がやりたいことをマイペースでやっているようでいて、そのとき必要なことをふと教えてくれているような。 癒されます… 作者は1964年、埼玉県生まれ。 85年、星新一ショートショートコンテスト優秀賞受賞。89年、少女小説家としてデビュー。 「ぶたぶた」はずっと傍に置いてあったぬいぐるみで、贈ってくれた人が付けた名前そのままだそうです。 [追記]さっそくに花丸つけてくださって、ありがとうございました! その後、加筆しちゃいまして。だいじょぶですかね?失礼しました~。

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    投稿日: 2012.08.25
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    ぶたぶたシリーズの存在を知ったのは、時間つぶしの為の本を探していた時でした。 ぶたぶたさんの見た目だけじゃなく内面にも癒されます。

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    投稿日: 2012.08.11
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    可愛らしい豚のぬいぐるみ中年男性らしきぶたぶたさんが 色んな人助けをする。なんとも想像絶する発想なのに、 それが、かえって楽しくってほっこり。 静かな喫茶店で、スマホ片手にクスクスと笑えこれも。。 超~恥ずかしい読書タイムでした♪ このシリーズも次を読みたい。

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    投稿日: 2012.08.11
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    コミック版(http://booklog.jp/item/1/4872876202)から入ったので、 逆にその原作再現度に驚いてしまいました。見事に原作の味を再現していたなぁ、と。 一作目にして、ぶたぶたさんという不思議な存在に、一番深く突っ込んでいる感じのする本作。ほのぼのするだけでなく、哀愁のようなものも感じます。人ならざる身の悲しさよ。 でもやはり、ぶたぶたさんに出会った人々はほんの少し幸せになる話。

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    投稿日: 2012.08.09
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    ぶたぶたシリーズ、最初の短編集。 山崎ぶたぶた。ピンク色のぶたのぬいぐるみ。ちょっと古びてくたびれているけれど、非常に愛らしく、懐かしい手触り。中の人(?)はたぶん中年男性。なにをやらせても優秀。 こんなファンタジーな設定なのだけれど、登場人物が抱えている問題は現実的で非常にシビアだ。でもぶたぶたさんと知り合いになり一緒に過ごすうち、大切なものを見つけ出して、解決への糸口を手に入れていく。 ドラマチックさは少ないが、読後に心の底にひろがる優しい気持ちが心地よい作品。 作者の矢崎さんは舌を巻くほど文章が上手い。淡々とした文章だが、時折身体の奥からシンとするような表現がするりと出てくる。

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    投稿日: 2012.08.02
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    ぶたぶたさん。まさかのぬいぐるみなんだけど、動物ではなくぬいぐるみってところがいいです。 出会った人達がみなびっくりしながらもその可愛らしさに心を奪われます。見た目だけではない人柄?に惹かれたり助けられたり、心がほっこりします。

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    投稿日: 2012.07.24
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    お友達が楽しかったから!と、貸してくれた本。 ぶたぶたという人間の話かと思えばまさかの!(笑) ぶたぶたは、ぬいぐるみだけど、れっきとした人間で、その人間と関わった本物の人間たちは、ぶたぶたと関わることで戸惑いながらも明るい未来を取り戻していく。 ハートウォーミングって、このことをいうのだと思う。 いま、私もぶたぶたに会いたい!

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    投稿日: 2012.06.29
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    ぶたぶたシリーズの第一弾 ぶたぶたの素性が明らかになるのか?とワクワクしながら 読んだ。 結局素性は明らかにならないんだけど、 ぶたぶたさんの若かりし頃を垣間見れてたのしかった。 相変わらずのかわいさ。 2012-12

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    投稿日: 2012.05.10
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    ある時はベテランのベビーシッター、ある時はフランス料理のシェフ、ある時は普通のサラリーマン、またある時はタクシーの運転手。ホームレスのような生活をしたり記憶喪失になったり。そんな彼の正体は愛らしい豚のぬいぐるみ。ただし中身は妻も子もある中年男性!? あまりの設定にぶっ飛び一読してはまり込む。愛らしさと有能さに驚愕しつつ笑いながら心が穏やかに。ラストの一編は必読。お気に入りはハードボイルドを目指す探偵が愛らしさに翻弄されまくる『追う者、追われる者』。

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    投稿日: 2012.05.07
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    面白い発想のファンタジーであった! ぬいぐるみが、ぶたのぬいぐるみが… 有り得ない( ゚Д゚) ところが、ぶたのぬいぐるみではない! 山崎ぶたぶた君は、ぬいぐるみではないと思う! 人間だ! と私は思っている! 奇想天外が展開に心奪われた!

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    投稿日: 2012.05.04
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    これはとても好き。 徳間文庫ありがとう。 なんといっても、ぶたぶたさんの魅力と来たら。 表紙もいい。 バレーボール大のピンクのぶたのぬいぐるみ。 構成も、序盤は少ないページでぶたぶたさんをミステリアスに描き、中盤から、次々といろいろな顔を見せるぶたぶたさんの魅力を多彩に描き、終盤は、一気にぐいっと全体を大胆なまでの力業で収束させる。 この一冊だけで、かなり楽しめます。 遅読を自認する僕が、読み始めたら一気読みしてしまったことが、その面白さの証拠です。 シリーズはたくさん出ているので、何とかして手に入れたいのですが、徳間デュアル……。(あんまり書店に棚がないんですよ、デュアルは……) -------------------------------------- キャラメルボックスの西川浩幸さん主演で、舞台化したいくらい。 たぶん、かなりぴったりになると思う。 演出なんていうほどたいしたことはないですが、西川さんに、ピンクのブタのぬいぐるみを持ってそこにいてもらえれば、充分にぶたぶたさんであろうという確信があります。 企画書書こうかしら。 『ぶたぶた』(架空の公演です。ご注意!) <キャスト> 西川浩幸  山崎ぶたぶた 實川貴美子 芙美(女子大生) 大内厚雄  沢木(フリーライター) その他大勢。(それでも全部で、12~15人くらいかなあ。たぶん、一人二役はやってもらうと思う) 「桜色を探しに」の、女子大生とフリーライターの物語を全体の軸として、間にタクシー運転手とかシェフとか遊園地に住んでたりとか、それらのぶたぶたさんを追いかけていく構成にする。 メインストリームは、女子大生とフリーライターの話ね。 全体の尺は二時間くらい。標準ですな。 劇場は、200~400人キャパ? 中野ポケットか、池袋あうるかで、二週間。三週間できればありがたい。チケット代は、3,200~3,500円くらいで。 いかが!? きっと、面白くなると思いますよー。(念押ししておきますが、架空の公演ですからね)

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    投稿日: 2012.04.22
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    無印ぶたぶたこと,『ぶたぶた』. ぶたぶたのことを知った時には,この本は既に絶版していてとてもがっかりだったので,復活したと聞いてすぐさま本屋へ★ 元祖ぶたぶたはこんな感じだったのですね. 最近のものからさかのぼって読んでる私にはとても不思議な感覚. でもすごくよかった. 『追うもの,追われるもの』と『殺やれ屋』,あとはやっぱり最後の『桜色をさがしに』がお気に入りのエピソード. 『ぶたぶた』はただの小説では言い切れないなと改めて思いました.

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    投稿日: 2012.04.10
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    【収録作品】初恋/最高の贈りもの/しらふの客/ストレンジ ガーデン/銀色のプール/追う者、追われるもの/殺られ屋/ただいま/桜色を探しに *読みたかった「ぶたぶた」シリーズの第一作。とても嬉しい。この春から大学生になる長男、高校生になる次男、小6になる長女と4人でこのシリーズにはまっている。いろいろと難しい年頃の子どもたちだけれど、このシリーズを共有できるなら大丈夫なんじゃないかと思っている。

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    投稿日: 2012.03.23
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    ぶたぶたさんのデビュー作ですね。やっぱり色んなぶたぶたさんが見れたんですが、後期作品より個性的な感じがしましたね。「ただいま」の自分がなぜぬいぐるになのか?というくだりは読者の私達も知りたい!と思う部分で新鮮でした。

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    投稿日: 2012.03.14
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    街なかをピンク色をしたぶたのぬいぐるみが歩き、喋り、食事をしている。 おまけに仕事は優秀。 彼の名前は、山崎ぶたぶた。 そう、彼は生きているのです。 ある時は家政夫、またある時はフランス料理の料理人、そしてタクシーの運転手の時も。 そんな彼と触れ合ったことで、戸惑いながらも、変化する人たちの姿を描く、ハート・ウォーミング・ノベル。大人気「ぶたぶた」シリーズの原点、登場。 バレーボールにも似たピンクのぶたのぬいぐるみ、山崎ぶたぶたが巻き起こす可笑しくって、切なくて、そして心がふんわりと暖かくなる連作短編集です。 ある時は、タクシードライバー、一流シェッフだったり、おもちゃ屋さんの店員さんだったり... ぶたのぬいぐるみの姿をした「山崎ぶたぶた」がおもちゃ屋さんの店員として仕事をしていますが、仕事中に熟睡してしまい、万引きにあい、知らないところに連れて行かれていてびっくりしたというともありました。 この手の小説はこれ以上詳しく紹介すると、まだ読まれていない方に失礼なので... 紹介はこの程度にしておきたいと思います。 兎に角、癒されます! 女性向け?とも思える感じも最初はしましたが、私みたいな男性でも癒されます... そして元気になれる気分にさせてくれます。

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    投稿日: 2012.03.13
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     街なかをピンク色をしたぶたのぬいぐるみが歩き、喋り、食事をしている。おまけに仕事は優秀。彼の名前は山崎ぶたぶた。そう、彼は生きているのです。ある時は家政夫、またある時はフランス料理の料理人、そしてタクシーの運転手の時も。そんな彼と触れ合ったことで、戸惑いながら、変化する人たちの姿を描く、ハート・ウォーミング・ノベル。大人気《ぶたぶた》シリーズの原点、登場!!

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    投稿日: 2012.03.11