
総合評価
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powered by ブクログ表紙が可愛いと言う理由で手に取ったけど、とにかく美味しい表現だらけ。なんとなく旬を意識してみたり、毎日の料理が楽しくなるような一冊。
0投稿日: 2025.11.10
powered by ブクログ偏食家で野菜嫌いな角田さんが、年齢を重ねるにつれて食べれるようになった野菜や、幼い日の思い出の料理を紹介してくれる本。 食べられなかったものが食べられるようになるのはものすごい大事件で、その瞬間の感動が伝わってくる、まるで久々に会った友人が「ねえねえ聞いてよ、この前さ……」と話しているのを、うんうんと聞いているような気持ちにさせてもらえた。 また、1つの話が3.4ページの短編なのでちょっとしたスキマ時間に読んで頭の休憩が出来るのもいい。 お風呂のお供本。
1投稿日: 2025.02.28
powered by ブクログ読み終わった後につい「ごちそうさまでした」と言いたくなる。食べたくなったものがたくさん。今は苦手なものでも食べられるようになるのかな〜 毎日のごはん大事にしようっと! あとがきのごはんの時間の感覚がすごいわかる、3食が生活の楽しみすぎる。
0投稿日: 2025.01.10
powered by ブクログ主観がまるっきり筆者のこだわりにあるのが良い。 一般的な視点から見た料理エッセイなんて普通でつまらないから。 その点この角田光代さんのひねくれ我の強い偏食っぷりが楽しい。それが克服されていく様も楽しい。 鶏肉は魚、それでよし!
0投稿日: 2024.10.02
powered by ブクログ図書館本。 あとがきが好き。「舌が肥えているわけでもないし、食いしん坊ということもない」 おいしいものが好きだけど、おいしくないものもたまに食べる。きのことか青魚が昔は食べられない偏食家でもあった角田さんのユルさが絶妙で読んでいて心地良い。 食べ物エッセイいいね。
0投稿日: 2024.07.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
肉と油が好き、季節の食材を食べる、めんどくさがり、あとがきの食事の時間を守りたいというところまで「わかる!」の連発で、たいへん楽しく読むことができた。
0投稿日: 2024.04.22
powered by ブクログとても良い本! 読んでて薬と笑えて楽しくて、料理が美味しそうで作りたくなっちゃう。 すごく幸せな気持ちで読めた。 センスがいい人の料理ってあんまりごちゃごちゃと手間をかけずにシンプルで美味しいもの作るよなー。 真似して作ってみたい。
0投稿日: 2024.02.15
powered by ブクログ読むほどに、何か食べたくてたまらなくなる。作者の表現力の高さと、元々は偏食ということのせいか食べ物への観察力や想いがすごい!季節ごとの身近な食べ物について、あれこれ書かれていて、一年中楽しめる。
0投稿日: 2024.02.01
powered by ブクログ食いしん坊な私ですが、それでもこんなに食べ物をいろんな角度で味わい、考え、物語ることはなかったな。 新鮮な気持ちでゆるゆる読みおわりました。
0投稿日: 2024.01.25
powered by ブクログ「ほわわ~ん」と読んでくれと書いてある。「ほわわ~ん」と読んだ。 気負いのない、ほんわか気分になりました
1投稿日: 2024.01.06
powered by ブクログ偏食の作者のように、私も30歳くらいまでに食べれるもの増えてないかな〜と 大人になったらピーマンとか食べれるようになるかと思っていたけど全然そんなことはなくて、でもこの本を読んで好き嫌いと気楽に付き合っていこうと思った
1投稿日: 2023.11.07
powered by ブクログ面白かった!30歳くらいまでかなりの偏食で食わず嫌いな食材が多かったから逆に食材を初めて美味しい!って感じた記憶が他の人より明確にあるのがいいなぁと思った 家の近くにあるからと八百屋、肉屋、魚屋でその時旬な食材を買って調理して食べてるのがすごい楽しそうでいいなぁとも思った憧れる あと好きだったところ↓ 加齢してくると、その季節にしかないものを味わうことで、その季節がやってきて、去っていく、ということを実感するようになる。この先何度、その季節を丸ごと感じられるだろうと、これもまた無意識に思うようになる 夏も冬も秋も春も、これから何度もうんざりするくらいあると、若い人は無意識に思っている それが若さの美しき傲慢だ
0投稿日: 2023.08.08
powered by ブクログ角田光代と言えば、肉食というイメージしかなかったけど、30歳までは、すごい偏食だったとか、かなりの料理人だとは知らなかった。
0投稿日: 2023.08.05
powered by ブクログやはり30代は食に対する考え方が良い方向に変わっていくのだなと、生きるのが楽しみになるような気持ちがより強まる本だった。
0投稿日: 2023.04.17
powered by ブクログ読みながら、脳内味覚が美味しいものでたくさん満たされた♡ 素材を知ることで、料理の幅が広がるんやなぁ。 一つの食材でも、いろんな食べ方があるんや!って参考になった。 食べることは生きること。 本当に美味しいものを食べてるとき、人はケンカしない。幸せな時間をだけが流れる。 私も、「季節のものを食べねば」という気になった。
0投稿日: 2023.01.13
powered by ブクログ角田さんの作品は好きなので何冊も読んでいますが、 食エッセイ集は読んだことがなかったので楽しみでした。 今までに何人かの食エッセイを書いた作家さんの本を 読んだことがありますが、角田さんが特別舌が肥えているわけでもなく、 食いしん坊ということでもないと書かれていましたが、 丁寧に作られているお料理の数々、それぞれの食材についての知識や食べ物に対しての愛情がとても感じられて、 読んでいるだけでもその時の旬の物が食べたくなる衝動に駆られました。 季節に合わせて旬のものを美味しく食べることの幸せが とても伝わってきて、今まで以上に旬のものを 美味しく食べたいなと強く思いました。 この作品の中で特に気になった旬のアスパラガスとふぐは 是非ともこれから気にかけて食べてみたいと思いました。 それぞれの食材に対しての思い出エピソードが 面白かったり、切なかったり悲喜こもごもで それが角田さんの本音が映し出されているようで とても親近感が持てました。 これだけの食材を美味しく楽しく料理させて幸せな気分になって、 更にこぼれ話も沢山書かれていて面白かったので、 本当に読んでいて幸せな気分に浸れました。 人は美味しい物が食べれると元気になるというけれど、 このエッセイで沢山の元気と幸せな時間がいただけました。 巻末には角田さんお勧めレシピが掲載されているので、 すぐにでも作りたい気分です。 これからの毎日の食事は楽しく味わって大事に という気持ちを忘れずに感謝をしながら頂きたいと 思う気持ちも忘れないようにしていきたいと思いました。 この作品は絶品食エッセイで食べることが楽しくなる お勧めな一冊でした。
1投稿日: 2022.12.30
powered by ブクログ自分も大人になってから大分食べられる物が増えた口なので、筆者に共感しながら読んだ。 各編のタイトルの付け方からも、食べ物への親しみや愛情を感じる。
0投稿日: 2022.07.31
powered by ブクログ様々な食材に対して角田さんの思い出や考えが 書かれている本です。 自分は好き嫌いなく食べ物を食べてきたのだが, 好き嫌いが多かった角田さんがどのように 好き嫌いをなくしていったのかが, 読んでいてとても楽しかったです。 旬の食材の食べ方を読んでいると,何だか今すぐにでも 食べたい気持ちにさせられるような内容でした。 スーパーなどで陳列された食材を見てどんな風に調理すれば 美味しくなるかを考える時があります。 やはり,『食』は生きていく上でとても重要なものであり,忙しくてもしっかりと食べていくことが人生を楽しむためにも必要なことだと改めて考えさせられました!
0投稿日: 2022.07.29
powered by ブクログ春夏秋冬それぞれの食の思い出。 言葉の選び方がおもしろい。 「かわいや新玉葱」「ゴーヤの部」「里芋ミステリー」
0投稿日: 2022.07.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
角田さんが語る食材の独特な表現が好きです。手触り・舌触り、どれも「ああ分かるなあ」という表現です。 それぞれの食材に対するエピソードも面白いです。時に切なさもあり。一人一人何かしらのエピソードがあるものでしょう。私だったら何を書くのかなあ。 お腹が空き、料理がしたくなる1冊でした。
0投稿日: 2022.06.12
powered by ブクログ食べ物の話に面白くない話はないです。 「トマトの砂糖がけ」が紹介されてテンション上がった!うちでは昔から塩より砂糖派。もっと知名度広がってほしい。ほんとに美味しいんデス。 私は食べれないものもないし、自炊も割とするけれど、学生なので食材は常に一番安いものを手に取るし、調理に手間暇かけるためのお金や道具がナイ!でも、社会人になって余裕が出てきたり、一緒に食べるひとができたりしたら頑張ろ〜ってやる気がでてきた! いや、とりあえず明日から普段買わないものを買ってみようかな。オクラや里芋、ブロッコリー、アスパラとか。
0投稿日: 2022.03.07
powered by ブクログ私も偏食が凄かった…いや今も凄いけど… . お酒を飲むようになって食べれるようになったものってやっぱり多いかも… そうか…白子ね… しらこ… 食べてみようかな??. そして今日の夕飯はどうしよう
0投稿日: 2022.01.06
powered by ブクログ食に関するエッセイ。羊、タン、たけのこ、アスパラガスなど食材ごとの話になっていて読みやすい。面白い。角田さんのエッセイは最高。
0投稿日: 2021.03.10
powered by ブクログここ数年は「食」にまつわる本が好きでその流れで購入。 角田さんのエッセイは読みやすく面白くて以前から好きだが、これも例に違わず良かった。既に何度も読み返している。 季節ごとに章が分かれているので、今の季節にあった章を読んで何作ろうか考えるのも楽しい。
1投稿日: 2020.10.14
powered by ブクログ食にまつわるエッセイ。 この人のエッセイ、好きかも♪ そう思った一冊。 好き嫌いの多かった角田さん、ふとしたキッカケで美味しいことに気付いたとかいいなぁ♪ 自身も小さい頃は好き嫌い多めだったし、簡単なキッカケで今はほとんど好き嫌いもなし。 『美味しい』と思える食材が少ない人生ってもったいない!! 食べれるようになるとやっぱりそう思っちゃうんですよね~(笑) スパーンと言い切っちゃう書き方とか、クスリと笑える表現とか^^ 楽しい人なんだろうなぁと勝手に想像(笑) 『食』へのワクワク感が大幅アップした一冊になりました♪
0投稿日: 2020.08.19
powered by ブクログこの人の偏食っぷりがすさまじい。まず何をおいても食べるのは肉、油。魚も山菜もきのこも大豆もいろんな野菜も・・・味より前に見た目で敬遠しているものも多数、よくこれほど多くのものを避けてこれたなと感心してしまうほど。それが、30歳ごろ「食革命」がおこり、いろいろ食べるようになる。その時の出会い、感動を、大人だからこそ鮮明に覚えていて、それを主につづったエッセイ。一度好きになったら入れ込みようもすごくて、極端さが面白い。 山菜デビューは41歳、個人商店でウドを進められたのをきっかけに、目を輝かせて山菜の天ぷらを揚げるようになる。生トマトデビューは32歳、しばらくして劇的においしいフルーツトマトに出会う。とにかくそんなエピソードが多い。味に対して意識的な年だからこその感動、という面もあるんだろうな。 「だいじょうぶ野菜」の文もおもしろかった。体調が悪いとか、野菜が足りないと思う時、これを食べればだいじょうぶ、と思う野菜。角田さんにはホウレンソウらしい。分かる!なんかある、そういうの。
0投稿日: 2020.03.22
powered by ブクログ思わずくすっと笑ってしまう、角田さんの食に関するエッセイ。 海外に住んでいる人には辛すぎるほど、美味しそうな食べ物の描写の数々・・・(;_;) 角田さんのエッセイ本を読むのは初めてでしたが、最後にレシピも載っており大満足の一冊でした。繰り返し読もう。 (ちなみにアメリカに旅している間読んでいて、ガンボスープを食べる機会があったのですが、オクラは入ってなくてがっかりでした・・・)
0投稿日: 2019.09.25
powered by ブクログ美味しい!と思って食べられる時間って幸せだよね。 そしてやっぱり旬のものはその時が一番美味しいんだよなあ。 北海道のアスパラが食べたくなったし、里芋をふっくらねっとり蒸したくなった! その時々の美味しいがある、四季のある日本最高。
1投稿日: 2018.02.19
powered by ブクログ角田さんの「彼女のこんだて帖」が大好きで、その角田さんのごはんエッセイはさぞ美味しそうだろうと思って読みました。 もう大当たり! どれも今すぐ食べたくなりました。 初鰹のソワソワやアボカドのギャンブル感などなど、わかるーっ!と頷くこともいっぱい。 鱧や北海道アスパラガスとか私がまだ出会っていない食材への楽しみもいっぱい。 偏食人生だったからこそ、食材とのダイナミックな「美味しい」の出会いがある。 今まで食べずにいた食材を試してみようかなという気持ちになりました。 量は食べられなくなっても、美味しいと思える幅を広げていけたら幸せだなー。 いくらの醤油漬けと白子は家でやってみたい。たらふく食べてみたい! 料理って、ごはんを食べるって、ワクワクほっこりする人生の楽しみだなってしみじみ思える本でした。
1投稿日: 2018.02.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
食べるという行為のなんとエネルギーに満ちたことよ。食べたあと、物理的なエネルギーに換算されるのはさることながら、食べる前のエネルギーにも圧倒される。角田さん、絶対面倒くさがりちゃう。面倒くさがりなめんな! 食べられなかったものが食べられるようになった、その感覚にはすごく共感する。わたしも結構な大人になって、世界を旅したときにいろいろ開眼した(日本食を渇望するあまり)。焼き魚、わさび、豆、紅茶、グリーンピース、、今や無意識に「あー鯖の塩焼き食いてえ」と思うし、寿司屋でサビ抜き頼むやつを蔑んでる。それくらい、振り幅がドラスティックに変わることってあるのよ、昔のわたしは信じないだろうけど。 野菜を自分で作るようになって、より「旬」にこだわるようにはなった。しかし肉類は若鶏やらアメリカ産やら買ってしまいがち…。どうせ食べるならより美味しく。こだわってやろうやないかと、本書を読んで気持ち新たにした。
1投稿日: 2018.01.26
powered by ブクログ角田さんのエッセイは 前に何冊か読んで ちょっと苦手と思っていて もうこの人のエッセイは読まないと思って ずっと読んでなかったけど 食べ物エッセイなので ついつい買ってしまった。結果は アタリ。面白かった。
0投稿日: 2018.01.03
powered by ブクログ著者の好きな、または思うところのある食材について季節ごとにまとめたエッセイ。著者の偏食→食べられるようになったという話がとても多い印象。ほのぼのと読める一冊。
0投稿日: 2017.12.31
powered by ブクログ八日目の蝉くらいしか存じ上げなかったので繊細な文体のいかにも女流作家さんだなぁというイメージだったが、こういうラフな文体もとても面白く書かれる方だったんだと知って驚いた。 普段、何となくぼんやり抱いている感覚(餅の特別感とか)を明文化してくれる快感が堪らない。そういう点も含め、文章の印象が少しナンシー関に似ている気がする。ナンシーのような毒は全然ないけども(笑) 色々な食物に関する話題、特に本人が「革命」「目覚め」などと呼ぶ苦手を克服したきっかけについてのエピソードが多め。
0投稿日: 2016.06.28
powered by ブクログ食べ物のエッセイが大好物だ。その中でも角田さんは群を抜いていると思う。 何せ偏食だった子供が大人になって美味しいものに出会う。 まるでボーイミーツガールを淡々とした口調で語っていくのが楽しい。 お宝煮の章では嗚呼これは、あの作品のあのレシビ!?など萌えた。 食べてみたい、作ってみたい、検証したいと思わせる1冊。
0投稿日: 2016.01.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
初角田光代エッセイ。小説から受ける印象と全然違っていて少し驚いた。 「うまい、うまーい!」と連呼する人だったとは。。文章も文末が「~だわな。」とか。 私は肉派ではないのでお肉については共感できない部分も多々あったけど ホワイトアスパラガスがとっても美味しそう!デパートには売ってるのかなぁ。
0投稿日: 2015.05.09
powered by ブクログ知らない町で迎えた午前11:55分。うっかり朝飯を喰いそびれたので、胃の中は空っぽだ。辺りには食堂がまったく見当たらない…… そんなときにはゼッタイに読まないでください。
0投稿日: 2015.04.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
俺、小学校に入る前は、食えるもんがほとんどないくらいの偏食家で、なんか何を食っても美味しくない記憶しかなかった。おかん曰く病弱で医者から「普通に学校に通えないかも」と言われておったらしい。 ある時、何のきっかけか忘れたけど、食べ物の美味しさに目覚め、食事の楽しさに目覚める。そっから体力がみるみる体力がついていく。食事ってすごく大切なんだなぁと幼いながらに分かり始めて… 食わず嫌い、食ったことあっても苦手だったものが、なんかのきっかけで美味しくなる。そういう出会いをたくさんしてきた角田さんの事がとてもよく分かる。 チーズ嫌いを克服したのは高校の時だった レバー嫌いを克服したのは社会人になってすぐ あんこ嫌いを克服したのは40越えてから この本で角田さんが苦手を克服する度、俺自身の都度都度の記憶が思い出され、「分かる、分かるわぁ」と首肯する。この首肯が実に楽しい。 角田さんって俺と同学年やってんなぁ。なるほど余計に親近感も出るってわけか。角田さんの小説って特有のクセがあってちょっと苦手な部分もあったんだけど、このエッセイではクセもあまり感じられず、素直に楽しめた。 おっ、ひょっとすると、苦手を一つ克服するきっかけ掴んだのかな(笑
3投稿日: 2015.03.15
powered by ブクログちょこちょこ読みました。料理がしたくなる。満腹のときは読む気がなくなり、腹へりすぎのときはうおーってなるので読めなくなる。ちょうど少しの腹へりぐらいで夕飯なにしようかなぁと悶々としてる時に読むのが至福の時間でした。私も30才ぐらいから目覚めた食材が多く子供の頃から偏食気味だったので、共感できる節がたくさんありました。フグやら白子やらカラスミやら牡蠣やら松茸やらにクラクラ。2015/03/14 読了
0投稿日: 2015.03.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
食品名を一つ決めて、それをテーマに書く…というお話だったらしいのですが… 超偏食な子供時代を過ごした角田さんが、その食物の美味しさに目覚めた、あるいは、自らの意思を持ってして、食べず嫌いを克服した…そんなお話が多かったように思える。 冒頭からの、肉、肉、肉、大好き、みたいな文章を読んだ時は、えええええ~、私無理かも、と思ったのですが、食べられなかったものを、克服していく、あるいは好きな食べ物に変換して行く、その過程に惹かれました。 誰だってありますよね~、人生の転機、食べ物の転機…!
0投稿日: 2015.02.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
食エッセイが気になる今日この頃。友達が「借りてた本を汚してしまったからお詫びに」と買ってくれた本の中の一冊。 忙しいのに自炊してて素晴らしいですね、角田さん!もろこし最近甘すぎねぇ?という話でふーんと思ったり、ほうれん草が大丈夫野菜というのに激しく同意したり。羊肉は私もだいぶ大人になってからハマったので、楽しく読みました。一つの話が3〜6ページと短いので、移動のときに少しずつ読んだりするのにおすすめです。
1投稿日: 2015.01.19
powered by ブクログ27.1.17読了。ご本人も書いていますが、食べ物のことだけでエッセイが完成されてるのがすごい。視点や表現力もすごいなぁと。面白く、美味しそうに書かれているので読みやすかった。角田さんの本は小説よりエッセイの方が好きです。
0投稿日: 2015.01.17
powered by ブクログいい意味で角田さんの食のバランスが悪くて面白かった。 食への関心がとてつもなく低かった人が、どんどんおいしいものに目覚めていく過程はなんて面白いんだろう。 わたし自身は好き嫌いが全くないし、幼少から日本の珍味にも異国の料理にも興味津々だった筋金入りの食いしん坊だけど、おいしいものに出会ったときの感動は同じだなー。 どの料理もおいしそうで、あー、その食材のその食べ方おいしいよなあ、くー!と共感することも多かった。 いい本。
1投稿日: 2015.01.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
・西日本の醤油の甘さに共感 ・自分で煮た筍はすぐ悪くなるって、、保温したまま1日置いた角田さんのせいだと思う!笑 ・アスパラの取り寄せしたい! ・じゃがいもパンケーキにサワークリーム試してみたい ・どうしても枝豆じゃなきゃだめ、という料理は枝豆そのものしかない→わかってないなぁ、ずんだもぢだっぺよぉ! ・魚喃キリコ/南瓜とマヨネーズ 読みたい ・藤子不二雄/まんが道 読みたい ・土鍋に出汁、豚バラ、牛蒡、酒、醤油、味醂。ミツバを乗せて卵とじ。美味しそう! お腹空いてる時に読むの危険!
1投稿日: 2014.12.20
powered by ブクログ正直なところ、角田さんの小説はあまり好きではなかったが、このエッセイは、面白かった。 読んでいると、どんどん空腹を感じてくる。 旬のものを食べたくなり、なんだか一食一食を大切にしたくなった。春の山菜、アスパラ、初鰹、夏のトウモロコシ、茄子、枝豆、秋の秋刀魚、里芋、きのこ、冬には、白菜、牡蠣、ふぐ。世の中には、こんなに美味しいものがあるのに、コンビニ弁当で一食終わらせてしまうのはもったいない。 そんな風に思わせるエッセイだった。
2投稿日: 2014.12.16
powered by ブクログ異様なまでに好き嫌いが多く偏食家だった角田さんが、「食革命」を果たして次々と出会った未知の食材や料理の思いを語るエッセイ集。 日本は和食の奥深さはもちろんのこと、西洋料理に中華料理、ジャンクフードに珍味まで、さまざまな食を楽しめる素晴らしい国である。同じ食材でも地域で楽しみ方が異なったり、この地方ならではの名物料理があったり。 せっかくこの恵まれた国に生まれたならば、挑戦して発見して、ごちそうさまでしたと笑顔で感謝しよう。
0投稿日: 2014.11.12
powered by ブクログ単行本でも読んだのですが、やっぱり面白かったです。そして描写がとても美味しそう!!食べ物を美味しく書いていない文章って、なんだか信用出来ないので…さらっと書かれている食材豆知識も参考になります、料理をしたくなる本。 ○秋刀魚は20分前に塩をふってから焼く。 ○きのこは「原木」を買え。 ○わさび巻き海苔巻き、羊料理は美味しいらしい。
1投稿日: 2014.10.24
powered by ブクログ世の中にはすごい偏食の(偏食だった)ひとがいるものだなぁと、その印象が強く残ってしまった…。大人になるにつれ食べられるものが増えることには、共感。でもいちばん共感したのはあとがきで、一日三食の食事の時間に食事をすることでした。 一篇が短く、さくさく読めます。美味しそうだし、料理したくなる。西日本の地方出身の私には、正直、理解できない部分は多くて、ちょっとつかれたかも。
0投稿日: 2014.10.23
powered by ブクログ角田光代が料理に開眼したのは20代半ばを過ぎてからで、それまでは誰もが認める超・偏食! 意外だった。食べることは日々の中で1、2を争うくらい重要だし、食について合わない男とつき合うのは職の無い男とつき合うより難しいみたいな小説をよく読んであー分かる分かると思っていたので。 同僚と食事していてその人がけっこうな偏食でお皿の隅に野菜がのまま残っていたり特定のものがわざわざ避けられていたりすると、私はちょっと引く。おいしいのにと思ったり一応仕事でのお付きあいなんだからせめてこの場はがんばれよと思ったり、その人の趣味嗜好を無理やり見せつけられて重いと感じたり。 でもそういう人たちって、今まで遠ざけてきた食べ物が実は意外においしい、好きかも、という細々してるけどわりとうれしい感動がこれからけっこう残されているということなのでちょっとうらやましいかもと、この本を読んで思ったり、した。
0投稿日: 2014.10.16
powered by ブクログご飯ものエッセイ。 〝食べられなかったけど好きになった食べ物〟の話が結構出てきた。私にとってのそれは、高野豆腐やいくらかな。 味覚、というか食の好みって年齢を重ねるにつれて変化していくんだなぁ。いずれ塩辛をおいしいって思う日もくるのかな? 巻末にレシピが載っているのも嬉しい。「れんこん団子」作ってみようっと。
1投稿日: 2014.10.02
powered by ブクログすごい偏食だった彼女がいろんな食べ物と出会っていって、好きになったり、好きにならなかったり。 食べ物にすごくこだわりがあるところ、好き。 空腹で読むとつらいです。美味しそうな話がいっぱい出てきます。 母親が、嫌いな物は無理矢理食べさせなかったっていう話が良かった。健康に良いかどうかは別として、食べることは楽しいって記憶が絶対残るもんね。 しかし、給食はどうしたんだろう?あんなまずいもの、本当に二度と食べさせないで!!何でパンなんか食べなきゃならなかったんだ・・・。でも、固いご飯とかべちょべちょご飯とか、焦げたご飯とか食べるのも嫌だし。とにかく、給食大嫌い。
0投稿日: 2014.09.22
powered by ブクログ201308/それぞれの食材と、絡めたエピソードが面白く良い一冊。凝った料理モノではないけど、ちゃっちゃっとなんか作りたくなる。
0投稿日: 2014.09.13
powered by ブクログ題名に引かれ手に取った、食材についての絶品エッセイ。 食わず嫌いが、あるきっかけを境に突然、好物になる。 食生活を楽しく読ませる、さすが、角田光代さん。
2投稿日: 2014.09.11
powered by ブクログ角田光代の小説は好きなのですが、エッセイはそれほどでもないような・・・。「分かる分かる!」という感じが少なかったです。
0投稿日: 2014.08.26
powered by ブクログ自分自身20代前半まで偏食でした。お酒を呑むようになると、友人達がオーダーしたものをシェアして食べるようになり食革命が始まったので、著者の食わず嫌いだったものに驚く様子は凄く共感できました。 角田さんのエッセイを読むのは初めてで、三浦しをんさんにも言えるけど、角田さんも小説から受ける印象と随分違うなあ。
0投稿日: 2014.08.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
もう、美味しそうの一言!30歳まで偏食だったようだけど、今は食べ物へのLOVEがとても感じられ笑、楽しく面白く読める。料理がしたくなる本ですねー。作者の本を何冊か読んでいて、この人は料理が上手い人なんだろうなーと思ってたが、こういう経緯があったのですね。 美味しいものを美味しいと感じられることはとっても幸せなこと!私も1つ1つの食材を大事にしようっと。
1投稿日: 2014.08.19
powered by ブクログ偏食家の角田さんがいろいろなものが食べられる様になって、美味しい喜びと、食べなかった期間の後悔が綴られたエッセイ。 角田さんの小説が好きなので、その角田さんによるこれまた好きなジャンルの食エッセイ。 それはもう好きでしょう。 私は小さい頃から魚も好きだし、茸も野菜も好きで育った。人参以外ね… 大抵なものは食べられる(人参のグラッセはダメ…)から、読んでてももどかしい。美味しいのもうずっと前から知ってるから。 でも、小さい頃はグリンピースが駄目だったけど、大人になって家で採れたてのグリンピースが茹で上がった翡翠色のつやつやを見た時、あ、美味しそうだなぁって思ってつまんだらもぅ美味しいのなんのって。 あぁ、あの時の感覚か〜、かなり衝撃的だったから角田さんもあんなに嬉しかったんだ〜とにやにやしながら読んじゃいました。 ごちそうさまでした。
0投稿日: 2014.08.15
powered by ブクログ角田さんの食の歴史も垣間見えるエッセイ。レシピも載っていてお得感あり。嫌いなものが食べられるようになるというのはとても幸福なことだなあと感じます。
1投稿日: 2014.08.12
powered by ブクログ単行本を図書館で借りてすでに読んだのに、書店でみかけて、つい買ってしまった。 書店って、危険だよね……(まだこちらは読んでいません。本編レビューと関係ないこと言ってすみません)
0投稿日: 2014.07.30
