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くまちゃん(新潮文庫)
くまちゃん(新潮文庫)
角田光代/新潮社
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総合評価

186件)
4.0
49
74
39
1
0
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    オムニバスというか、一話一話は関連してて、フラれた人がフッたり、フッタ人がフラれたり。各々の恋。2025.1/16

    0
    投稿日: 2025.12.12
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    言葉が刺さる。 成功がどんなものかはよくわからないが、しかし、何かをやりたいと願い、それが実現するときというのは、不思議なくらい他人が気にならない……… この部分、すごく痛いけど、すごく好き。 人のことをあれこれ言ったり考えたりしてるときって、その物事に夢中でない証拠だなと。努力より夢中や熱中が勝つってよく言うけど、おそらくそれと同じで、そして結構真理だと思う。ただ、この考えの下、自分の状態を厳しい目で見るのは、ひとつの捉え方として持っておくと良いと思うけれど、人が誰かの愚痴や不平不満を言っているときに、この考え方に偏りすぎないように、勝手に決めつけないようにできる人でありたい。それをやってしまったら、結局元通り。 あと、角田光代さんの他の本も読んでみたい。

    0
    投稿日: 2025.12.01
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    面白かった。登場人物が繋がっていく所や、なんだかんだあるけど特別な事件事故に巻き込まれる事なく、大体に平穏な日々を過ごしていく登場人物。いい読書時間でした。

    1
    投稿日: 2025.11.10
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    1話でaがbにふられ、2話でbがcにふられ…と続く連作短編小説。 特に3話目の「勝負恋愛」が好みだった。 恋愛小説だけど、ただ悲しい、辛いという感情だけでは無く、各話の主人公の視点を通して人生をいろんな角度から見ているような気分になった。 恋愛、仕事、日々の生活、人との出会いなど、人生は単純なようで複雑だなぁと感じさせられた。

    1
    投稿日: 2025.09.29
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    自分はあまり経験しなかったタイプの大学時代とか夢老い人との関係とか、擬似体験できておもしろい。ちょっとでも自分の経験に重なるところのある人にはもっと刺さるんだろうなと思った。 大人のある意味きらきらした青春って感じがした。 短編だけど登場人物が繋がってるところが好き。また読み返すと発見がありそう。

    1
    投稿日: 2025.08.18
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    まぁ面白かったです。失恋がキーワードの短編集。恋愛小説は女性作家に限る。男性作家だと目線が同じだからハッとするような気づきがなくて。

    4
    投稿日: 2025.07.31
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    一つ一つの話が短くて読みやすい上に、繋がりがあった。失恋させる側もする側も経験してる登場人物が多くて、リアルだなと感じた。 「勝負恋愛」のゆりえの、相手に熱中してるからこそ気持ちを伝えるのを諦めてしまう気持ちが痛いほど分かった。私も、自分たちの関係性が壊れるかもしれないと少しでも思うと恋人に本音が伝えられなくなる。あとは自分の求めてる答えが返ってくるまで質問したくなってしまう気持ちにも共感した。その後の「こうもり」の話で槙仁がさよりとの会話を通して、ゆりえの寂しそうな様子に気づく描写が良かった。 「成功する時は周りの人間をこき下ろす気にならないくらい他人が気にならない」という言葉が心に刺さった。もう一回読むときもスイスイ読めそう。

    8
    投稿日: 2025.07.28
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    恋愛って他者への執着と願望の押し付けなような気もしていたけど、最初と最後に出てきた苑子を見て、少し印象が変わった。 キャリアも収入も人生になんも関係がないと言い切れる境地には、自分は至れない気がする。

    0
    投稿日: 2025.06.14
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    登場人物が人生の節々で必要な恋を必死に求める、というところが見どころだと感じた。特にフラれるシーンにおける感情は人間臭く描かれており、感情移入できリアリティがあるという理由から興味深かった。 章を跨いでフル側フラれる側両方の心情が描かれている点も斬新で面白かった。

    0
    投稿日: 2025.04.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    角田光代さん、まじですごい。 登場人物みんなわたしの周りにいない人なのに描けちゃってるの作家すぎるまじですごい。はぁ。才能に脱帽だ。拝読いたしました。ありがとうございます。 今日のんでて思ったけど、旦那がわたしのこと溺愛してるから自分モテるんだっけ?と思ったのに、そういえば全然モテてなかったよって思い知らされたし、私から好きになる恋愛は結局全部うまくいかなかったや。自分の恋愛のことも思い出す。そしてわたしは年齢に対して責任を持ってるから、こんな自由に生きてるアラサー人生楽しくてしょうがないだろうなっていう羨ましさと気恥ずかしさ。読んでよかった。

    0
    投稿日: 2025.04.06
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    振る、振られる、という話なのに、最後は悲しい気持ちではなく、なんだかすっきりした気持ちになった。 恋の1つ1つの中に、新しい自分がいるのかもしれない。 いろんな形の恋愛があり、辛いこともあるけどやっぱり恋愛は自分を成長させてくれるなと思った。 2025.3.12読了

    0
    投稿日: 2025.03.12
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    自分が選んだ人には選ばれない恋の連鎖。 一方通行と分かっていても、僅かな希望に期待してしまう。冷静に考えると自分の言動が原因だったりするけれど、盲目なうちは考えにも及ばない。

    0
    投稿日: 2025.02.28
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     タイトルや表紙からは想像のつかないほどの「フラれ小説」。ただひたすらに各章で誰かが「フラれる」。それも前の章で振った側が次の章でフラれる。なかなか斬新なストーリー展開で一気読み。振るのは何も痛みなどがないが、フラれるとなるととてつもない痛みが襲い掛かる。人間ならだれでも通ることで、フラれても懲りずに次に進む。あまりこういういい方は良くないが、人の面白い部分をうまく表現した作品だなと感じた。

    0
    投稿日: 2024.11.14
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    理想的本箱を見て借りた短編小説集。 くまちゃんにふられる(であってるよな?)話から始まり、次はそのくまちゃん(ひでちゃん)がゆりえにふられ、次の話ではそのゆりえがふられ・・・と流れていく。 どれもこれもふる・ふられる心情は描かれていたが、わたしにとっては共感があまりなく、モヤっとする箇所が残る感じだった。 223冊目読了。

    1
    投稿日: 2024.10.20
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    恋はそのときに必要だからするもので、辛いけど失恋もそのときに必要だったからするものなんだと思った。 恋は誰かが誰かより優位とかそういうことじゃなくて、そのときの仕事とかいろんなタイミングとか、とにかくその時、その人と接することで得られる何かが必要だからするのかなとおもった。 20代で読んでおくべき1冊だと思う。

    1
    投稿日: 2024.09.22
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    一番好きな人の一番好きな人は 一番好きでいてくれてる人じゃない 寂しい話のオムバニズム。 あんまり幸せな気持ちにはならないけど、 とても良い恋愛本でした。

    1
    投稿日: 2024.09.03
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    恋愛ってやっぱり面白いなあって思った 組み合わせによっても色が変わる感じ 以前の私はこうだったのに、この人と付き合ってる私はこう。みたいな

    0
    投稿日: 2024.07.18
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    電車でくまちゃん読んでる人がいた。表紙を見てくまちゃんだ!!!!!!!ってなって声かけたかったけど不審者だから辞めた くまちゃんのひまわりが出てくるはずのとこの描写が忘れられない。5年前くらいに読んだからほぼ忘れちゃったけど

    1
    投稿日: 2024.07.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    恋をして、ふられる。 ふった側が次にふられる側になる小説。 でも私も最近、仲良かった人とお別れしたので少し心が救われた気がした。 ここからは引用を含みます。 誰かと付き合うのって、その人に合わせて、自分の分身を1個作る感じ。 別れたり、振られたりすると、その自分をべりべりっと剥がされた気がするから辛い。 それは別れる痛み。ふる側もそりゃあ痛い。ふられる側は予知できなかった驚きも痛みに加味されるけど、ふる側もおんなじ痛みを味わってるもの。 人と関わることってこわいことだよ。

    1
    投稿日: 2024.06.04
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    いやーな食物連鎖(褒めてる)こんなの男も女も25なるまでに全員読んだほうがいい。1番共感できたのは別だけど、気に入ったのは久信のところ。うえぇえん私も早く仕事めっちゃすごい人になりたいこんなことに熱中してたくない辛いでも最高。人生すぎ。めったに本読み返さないけど絶対これいつかまた読んであの頃と感じ方ちゃうなぁって言うやん私

    1
    投稿日: 2024.05.30
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    いろんな失恋が描かれてる。何回失恋をしても恋をする、本当にそうだな〜。失恋するたびに自分とか世界を呪うけどこれを読んでまた恋愛したくなったし、不毛な片思いでも悲しい失恋も恋しくなってしまった。 勝負恋愛、『ひでちゃんがマキトであれば別れなかっただろう』自分勝手すぎるけど、恋愛で自己中になっちゃうのなんて仕方ないだろうし。本当に上手にかかれている。すごい 視点が変わるにつれ、今まで主人公でこちらが感情移入して読んでいた人がある人の過去に付き合った大勢の人の1人になってるのが辛かった。 最後の乙女相談室、あとがきがとっても心に残った。 『その恋が、自分にとって意味を持ったものならば、たとえ別れ際がどんなに嫌なものでも、またどんなにこっぴどいふられかたをしたとしても、ふられる以前の関係は、私たちを構成するあるパーツとして私たちの内に在る。』 『足りない部分を職業的自信で埋めたい』 仕事と複雑に絡み合った恋愛。だからみんな職業がきっちりあったのか。 図書館で借りたけどこれは買って手元に置いておきたい1冊!

    3
    投稿日: 2024.05.22
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    振られる側に焦点を当てた失恋の連作短編集。 私は自身の失恋から抜け出せずに、それならばいっそどっぷり浸かろうと失恋小説を探していて辿り着いた。 だから、そんな私には最後の「乙女相談室」が一番しっくりきた。 ありきたりなアドバイスも、目に見えるハッピーエンドも何も要らない、ただ等身大でリアルで、それでいて誰もが違う形の恋愛を持っていることを知って、私は安堵したかったんだ。 他の人の感想を読んでみて思ったのが、この小説を探して手に取った人の多くは、乙女相談室のような「ただ自分の失恋を誰かに聞いてほしい人」「似たような境遇の人に触れ合いたい人」なんじゃないかって。現に自分もそうだ。 私がもう少し先に進んで行った時、この小説をまた違う見方ができるのだろう。 フラれたばっかりの時にこの本読んだな、とぼんやり思い出すその日まで、本棚でしばらく眠ってもらおうと思う。 2024.05.06 読了

    1
    投稿日: 2024.05.07
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    恋人を振った側の人が次の話では振られる側になる、という構成になっていて、最後まで読むと、別れを受け入れて前を向こうという気持ちが湧いてくる短編集です。 角田光代は数々有名な作品がありますが、個人的にはこの「くまちゃん」が一番好きです。

    0
    投稿日: 2024.03.20
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    昔に読んだけど再読。 40代に入り読むとまた違った感想になるな。 短編集なんだけど、みんなが恋をしてそれぞれがフラれちゃう話。 登場人物がみんなつながっていておもしろい。 あとがきの角田さんの言葉で、フラれることは旅を一回するようなことくらいの良さはあると思う、とあって心に響いた。 旅から帰れば以前とは違う場所にいる自分にきづく。 角田さんの的確な言葉にハッとした。 フラれることってありえないくらい悲しくて痛くて辛いのにみんなまた懲りずに恋をする。 全ての失恋を糧にしていけたらそれでいいんだ。 そんな風に思える作品。

    5
    投稿日: 2024.03.09
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    失恋時に読む本をひたすら探してたどりついた。失恋した自分は励まされ次に進む一歩をもらえた一冊。また違った状況時に読んだら違う感想になるのかも。

    1
    投稿日: 2024.02.23
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    失恋をテーマにした連作の短編集。久々の角田光代作品だったが読みやすく面白かった。 人それぞれに恋愛に対する価値観や想いがあり恋人関係の奥深さを感じた。恋愛が人生に与える影響は凄まじく仕事の恋愛がよく対比される理由が分かった。特に女性視点の失恋に感情移入できたのは良い体験だった。

    0
    投稿日: 2024.02.01
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    自分を振った人は他の人に振られて、その人もまた誰かに振られてて…登場人物が繋がっていく短編集。古傷が掻きむしられるような共感はなかったけど、そこがかえってリアルだと思った。サクッと読めるし色々考えさせられるフレーズもあって面白かった。

    1
    投稿日: 2024.01.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    大号泣。良すぎた。 ネットで「失恋した時 小説」で検索して出てきたので読み始めたが(安直すぎて我ながら恥ずかしい)予想してたよりはるかに良かった。 淡々としてるんだけど人を好きになる気持ちとかつらさとかがひしひし伝わってくる静かでやわらかい文体で良すぎた。まったく大げさじゃないのになんでこんなに胸が痛くなるんだろう。 こういう、なんでもないようなことをさらっと上手く書けるのがいかにも文豪って感じする。 だって奇事を派手に書くのなんて簡単だもの。 キャラクターみんなにめちゃくちゃ共感できた。特に「何者かになりたい」「社会で普通の人として生きる流れに取り込まれることへのなんともいえない怖さ」みたいなものを抱えたキャラたち、すごく好きだった。 そのうえでの希麻子と黒田に対する槇人と久信とか、凡人と天才の残酷な対比も良かった。 成功なんてものは目指してどうこうなるものじゃないし、それはそもそも金とか知名度とかそんなものじゃないから、とにかく人間は目の前にある自分の課題を自分で見つけて片付けていくしかないし、いわゆる「成功」なんてその過程で意図せずに、気がついたら手に入れてるものだ……っていう、すごく冷めた天才の考えというか、どうしようもない凡人との器の違いみたいなものが作中で一貫してたと思う。し、それがまた正しいよなぁと思った。 そしてそれをよく理解してた久信が大好きな文太に対しては、成功もなにもわかっちゃいなかった学生の頃に抱いた羨望や尊敬だけを一方的にずっと向け続けちゃってたのがつらいなぁと。 月日が経って何もかも違ってるのに、「その頃」の力関係がずっと続いちゃうことってあると思う。 でももう「自分が好きになったその人」はいない。 結局、成功とか天才とか過去とか未来とか関係なく、人間には今しかない。今やれることをやるしかない。っていう、そこでも一貫した「天才のカラクリ」みたいなものが語られてた。 そして、苑子との語らいによって「自分の天才に対する見解」と「文太に対する変わらぬ期待」との間の齟齬に気がついちゃって、その瞬間に久信の中で昔のままの強い文太はもういなくなってしまって、おまけにそれを文太を奪ったダサい女に指摘されて、そんな色々な気持ちで涙が出たのかな。 希麻子と黒田もそうだと思う。昔の憧れのまま、力関係が変わらないままず〜〜っとその人のことをだらだら思い続けちゃう。 「黒田に勝った」って思うところ泣ける。今までずっと悔しかったんだもんねぇ。最後くらいはね。 いやぁ、つらいなあ。 でも希麻子はパワフルで、なんとなくこれからも大丈夫だよなって思えるラストで良かった。 ユリエも。二人はすごくガッツがある。 こうして書いてても希麻子と黒田、久信と文太の二組が一番刺さったかも。と思う。 乙女相談室も好き。 終わりの場面で、過去に必要としてた人が雑踏に消えていって光が一つ一つ消えていくのが悲しいけど別れってそういうものかと思ってなぜか受け入れられる不思議なラストで好き。 最後の章の主人公だけは前編から引き継がれてなくて、作中ではあくまで漠然とした「別れ」とか「恋愛」とかそういうものに対する彼女たちなりのアンサーが示されてるのは、この物語全体に登場してきた恋愛や別れの意義とか、そこからの立ち直りとかそういう総括みたいなものを小説世界の最後に与えたかったのかなとも。 なんというか、人を愛することへの絶望や悲しみだけでは終わらない感じ。 祝福だと思う。人生とか恋したことへの。 あとがきまで通して読んでそう思った。 なぜかあとがきでボロ泣きした。多分すごくあたたかかったから。 私も才能とか成功とかそういうことに悩まされてて、たぶん希麻子とか黒田側の人間で、ふるかふられるかではふられる側で、っていうか恋人いたことないけど、私これから大丈夫だよねってちょっぴり信じたくなるような切なくもしたたかなラストでめちゃくちゃ良かった。 大好き!

    4
    投稿日: 2023.10.07
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    失恋って文字とは違って失うものも沢山あるけど得るものだって沢山ある。 ゆりえがまさにそうだったように、人を好きになるってことは好きになった人をを自分の理想や憧れってフィルターを通して見ることな気がする。 相手の本質が見えるにつれ自分のイメージとの違いに戸惑ったり、自分が何者にもなれないと藻掻いて焦る中で何者かの枠にしっかり収まってる相手と恋することで自分を落ち着かせたり。 恋は二人で、相手を想いやるものだけど恋ほど人間をわがままに利己的にするものもないな、 けどひとつの恋が終わって時間が経つとその時の景色や記憶が一気にズームアウトして色々なことを考えるきっかけになるだろうし、その中には失恋しなきゃ気づけないことも沢山含まれていると思う。 浮き草の話が一番すき。

    9
    投稿日: 2023.09.29
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    この本には助けられた。短編のようになってるので、割とサクサク読める。くまちゃんから始まり、今と別れた相手のその後、そのまたその後とどんどん対象が変わっていく。この本のおかげで、想像力を鍛えられたかもしれない。

    1
    投稿日: 2023.08.15
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    最後の乙女相談室が好きだった こっぴどい失恋を少し前にして、街中にはその人との思い出が溢れてて外に出るのも辛くて毎日泣いてた日々だった 振られたんじゃなくてその恋愛はもうお互いにとって必要無くなったんだって、今は本当にちょっとだけそう思える、まだたまに悲しい日もあるけど だけど、その人から振られなきゃ気付けなかったことが本当にたくさんあって、成長できた恋愛だったと思う 振られた時、これから先の人生どうしようって思ったけど選んだ道を自力で正解にするしかない もう二度と傷つきたくないけど性懲りも無くまた人を好きになりたいし、なる予感

    2
    投稿日: 2023.08.08
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    最近、生まれて初めて好きな人に振られた。 毎日の仕事もたくさんあった趣味も、何もかもが意味のないつまらないものに思えて、どうしようもない気持ちを何とかしたくてこの本に辿り着いた。 何をしていても彼の事しか考えられず辛かったけど、これを読んでいる時はなんだか救われる気がして、この経験も自分には必要だったのかなと思えた。 自分に必要なタイミングでドンピシャな本を読む事は、自分を助けてくれるんだなと初めて思った。 あとがきに書いてあったけど、振られた事で人生観変わるぐらいものすごく勉強になったから、間違いなくこれからの私を形成するパーツになる。だから、彼はこれからも私の中にずっといるんだなと思える。私も彼を形成する一部になれたら良いなと思う。奴はもう忘れてるかな…。こんな事思ってる時点で全然吹っ切れてないけど…(汗) 図書館で借りたけど、立ち直るまで手元に置いて何回でも読み直したいから買おうと思う。

    6
    投稿日: 2023.06.08
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    失恋した時に読むとわたしだけじゃないと 少しホッとする、だけどその辛さに共感して うるっとくるお話ばかり。 最後の話が1番好きだったかな。

    2
    投稿日: 2023.06.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ★3.8 くまちゃんという男から始まり、振られる側に常に焦点を置きながら、振られる側が何を思ったのか、そしてその人を振った相手がが次の章では振られる側、、という面白い構成の本。 おもしろポイントは、同一人物のことを書いているのに、主観と客観でだいぶ印象が違う描かれ方なこと、その印象の違いは、単純に、主観客観だけの違いもあれば、時の経過や関わる人でその人自身が変化したことによる違いもあって、そこがおもしろい。人だな、と思う本。 ひとつの恋愛やその中で起きた事実でさえも、たくさんの見方、少なくとも自分の捉え方と相手の気持ちと2通りの見方があって、、改めて、人にはその人の事情やこれまでのその人を形成した歴史があるんだな、と思う。 _φ(・_・ 自分の精神というものも入社時にぴたりと止まり、何も吸収しないまま伸びないばかりか、縮んでいくのではなかろうか、と時々考える 普通で平和な毎日が決してわたしをだめになんかしない。そういう日々の先に私にしか手に入れられないものがある。 大人になってよかったねと思わず抱きしめて頬擦りしたくなる ずっと見ていたいというのは、美しいという言葉とおんなじだ 何かをやりたいと願い、それが実現するときというのは、不思議なくらい人が気にならない。意識のなかかから他人という概念がそっくりそのまま抜け落ちて、あとはもう自分かしかない。自分が何をやりたいしかない。

    2
    投稿日: 2023.04.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    失恋のしりとり小説。 付き合う相手に合わせて自分を見失うという経験が昔のように自分と重なってあるあると共感した。 特に勝負恋愛のゆりえに共感した。

    2
    投稿日: 2023.02.19
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    ふられ小説だとわかってからは読み進めるのが少し怖かった。自分の過去のことと照らし合わせたりして苦しくなった。 それでもヒロインはみんなそれぞれの形で前に進んでいてそれが励みになったりして 最後の角田さんの後書きを読んで安心した。この本を読んでよかった。 恋をするとかしないとか、それだけではなくて 自分に自信のない私にとってとても大切な本でした

    0
    投稿日: 2023.02.02
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    人が振られる、しりとり。 どの人の恋愛にも沢山のストーリーがあって。 でも、別れるたびに傷ついて、何年も引きずることもあるけど、でも、また恋をする。 よかった。

    1
    投稿日: 2023.01.29
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    NHK理想的本棚 ひどい失恋をしたときに読む本 で紹介さてれいた。 過去の古傷を抉るような気持ちになった。恋愛は一回旅をするようなもの。全ての経験が好み好まざるとも自分の糧になっている。恋愛は相手があってのことだし、相手に幸せにしてもらおう、自分ができない経験をさせてもらおうと思わず、自分軸を持っておかないと、恋愛が終わったとき芯が折れてしまう。それでも人生はつづいていく。20代後半の自分に勧めたい一冊だ。

    0
    投稿日: 2023.01.10
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    一人の人と付き合って振られることは旅をすることと一緒。最後まで楽しいとは限らないけど、行く前の自分と帰ってきたあとの自分は違う人になってる

    2
    投稿日: 2022.12.22
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    角田さん続き。 角田さんは自分の思っていても言葉に出来ない感情たちを全て代わりに言葉にしてくれる。 あとがき、に全て書いてあった。 ・ふられることがいいことだとは思わないけれど、 でも、旅を1回するようなことくらいのよさはあると思う。(中略)もうどうしようもなく、在る。 この本を読んで心がたっくさん揺れ動いた。 それはいい意味で。いい意味でしかなく。 恋愛だけの人生にはしたくないなとも思った。 もちろん誰かとの恋が教えてくれる事や物は、 その人との恋でしか生まれない事や物であって、 もし振られる形で終わる恋だったとしても 立ち直った時にはきっと自分を強くしてくれると思う。 でも、それ以上に自分の足でしっかり立って、 自分の目で沢山のものを見て、 自分の舌で色んな美味しい物を味わって、 自分の心で色んな感情を知りたい。 そして色んな人と出会って色んな恋を経験してみたい。

    1
    投稿日: 2022.12.18
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    失恋話⁉︎ 誰かを振った人が誰かに振られ、また誰かが振った人が誰かに振られる話。 自分が振られた時に読んだりもう少し若ければ楽しめた本なんだろうなぁーと‥‥。

    1
    投稿日: 2022.12.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    振られる恋愛が集まった短編小説。 どれも好きだけども、個人的にいいな~と思ったのは『アイドル』。 この本のタイトルでもある『くまちゃん』という短編で”振る側”だったくまちゃんこと、持田英之が”振られる側”に回るのだが、 過去『くまちゃん』でカリスマに憧れ何者かになりたかったくまちゃんが、本気の恋をすることでくまちゃんから普通の男に変わっていくことが面白かった。 私にはそう見えた。 そもそもくまちゃんは、相手の岡崎ユリエと出会ったときすでに、カリスマというか何者かになることは諦めていて、フラフラしてふわふわしていた。ユリエと暮らしはじめてもしばらくフラフラしていたけれど、地に足をつけてどんどん進んでいくユリエにおいていかれる不安を感じて、「真人間」になると決める。 そしてくまちゃんがせっかく正社員の仕事を決めたのに、ユリエはかつてくまちゃんがなりたった何者かに一回なったアーティストの男に恋をして、くまちゃんを振るっていう流れ。それが面白かった。 まあでも、女としてユリエの気持ちは正直わかるかもしれない。好きな有名人とつき合えるチャンスがあったら、幸せになれる確約はなくともチャレンジしてみたいとか思ってしまうかもしれないな~。 また、『光の子』では『くまちゃん』で振られた苑子が、 その話に出てくる片想いされてる男と結婚するっていう展開にびっくり。 しかもその相手は、一回有名人になったのに落ちぶれてしまった人…そしてその再出発についていくっていうのがエモ…と思ってしまった。 そして苑子はなんというか、すごいいろいろ達観した感じになっていて、セリフもすごくよかった。 読み終わったあと、登場人物たちが恋愛であれ自分の人生であれ、何かしら幸せを感じて生きていけるのであればいいなと思った。

    1
    投稿日: 2022.11.30
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    ふった人が次ではふられ、という具合に進んでいく恋愛短編集。登場人物たちは何度も恋をしてはふられます。誰かを好きになるのだって少ないチャンスなのに、さらにそれを実らせて維持する事の難しさ。でも人は懲りずに誰かを好きになる。お互いに必要だと思える人を探し求めて続いていくんだなと思うと、失恋小説ではありますが希望を感じます。 それにしても角田さんの料理の描写は美味しそうです。作中の、ダサくて貧乏くさい料理て言われている料理がおいしそうなので、そう言われて逆にむっとして、家庭料理のなにがダサいのだ!とつっこみたくなりました。

    0
    投稿日: 2022.11.25
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    NHKの理想的本棚で紹介されていて気になったので読みました。 ふられ小説とあるように、恋に落ちてはふられ、そのふった人が次の話ではふられる主人公になり、そのリレーが続いていく短編集のようなもので、元は雑誌で連載されていたもののようです。 短編を次々と呼んだ時と時間を置きながら読むのでまた違った感想を抱くのではないでしょうか。 一人称小説なので、主人公の一方的な気持ちしか見えず、その中では振った側がとても嫌なやつに思えるのです。 しかし、次にその嫌なやつが主人公になることで、彼ら彼女らがどのような気持ちで振ったのか、どのような恋愛観などの違いがあったのかが分かるわけです。 小説に出てくる20〜30代の男女は皆一様に恋愛に対して心の余裕がなくて、自己中で、身勝手なのですが、何故か全員憎めないヤツなのです。 失恋をしたことがある人ならば、きっと3,4ページ読む毎に昔のふられた思い出がフラッシュバックすることでしょう。私がそうであったように。 短編集なので、あまり普段読書をしない方でも読みやすいと思います。 角田光代さんの作品は他には八日目の蝉しか読んだことがなかったのですが、どちらの作品も登場人物の心理描写が光っています。光代だけに。登場人物のことが最初は嫌いだな〜と思っていても、最後まで読めばきっと彼らのことが好きになるはずです。 中高生の図書室に置くには、ちょっと躊躇われるシーンもちょっとだけあります。神経質になるほどのものじゃないですけれどご注意下さい。 それ以外は全ての恋してた人に勧めたい一冊だなと思います。

    1
    投稿日: 2022.11.05
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    NHK Eテレで紹介されていて面白そうだったので読んでみた。 私にとっては角田光代初の小説。 なるほど人気があるのがわかった。 心情描写がすごくうまいなぁ。 連作短編だけど、次のお話しがどんなのか気になって仕方なかった。 読んでた期間が幸せだった。

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    投稿日: 2022.10.21
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    読んでみて良かった! 恋愛から遠のいたから分かる気がする小説だった。 ひとを好きになって相手が同じ気持ちになるって奇跡みたいなものだっておもっているあいだはきっと絶対にうまくいかない。 全部登場人物がつながっているのが良かった。 せかいは案外狭い。 いちばん好きだったのはマキトのはなし。 マキトがなんにもなくてつまんない男なのが良かった。 みんなだれかとしあわせになりたくて、なれないのが良かった。 いちばん好きなひととはたぶんうまくいかない。 それを小説にしてるのが良かった。 とうぶん、この本を持ち歩きそうでぼろぼろになる予感しかない。

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    投稿日: 2022.10.09
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    登場人物がリレーのように繋がっていく中編小説を集めた一冊。あとがきで作者ご本人が「私はふられ小説を書きたかったのだ」と書かれているように、確かに全てふられる話だったことに、読み終わった後に気づいた。それもあり、少し切なく思い通りにいかない何とも言えないもどかしさを感じる話ばかり。もうちょっと若いときに(10〜20代で)読んだら、別の感じ方だったかもなとも思う。個人的には、最後の「乙女相談室」は話のリレー感が薄く蛇足のように感じてしまった。この話があるから綺麗にまとまっているのも分かるのだが…

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    投稿日: 2022.08.20
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    とにかく大好きなくまちゃん。誰かを好きになる度に読み返している気がする。 誰かを好きだということは苦しくて、辛くて、悲しくて、だけど幸福なこと。そして離れてしまっても、その時にはどうしても必要なひとだったんだと思う。

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    投稿日: 2022.07.24
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    なんていうかお互いが相手に本気で恋するのはやっぱり奇跡なんだな…。時間が経つほどどちらかに比率が寄ってしまうよね。 振られるのがテーマだからしょうがないけど「恋って良いなぁ」って気持ちにはなれないね。。 でもよくコメントで書かれているように、暗い気持ちになるわけではないです。面白さは文句なしに星5、おすすめです。

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    投稿日: 2022.04.15
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    “振られる”がテーマの小説。 振った側が次の章で主人公となり振られ…の繰り返し。章が繋がってて面白かった。 振られる事はマイナスじゃない!って思える小説だった。

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    投稿日: 2022.04.13
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    めっきりと小説を読まなくなっていたけれど、久しぶりに手に取ったこの短編は、短編集ながらそれぞれの短編が連なっていて、すべて「振られること」がテーマになったものだ。この作品のどの主人公にも共感する部分があり、誰もが経験するような恋愛の痛みのアレコレがこの一冊に詰まっている。振り返るとなんであんな男に、と思うような人に恋をして、なんであんなに素敵な人を大切にできなかったんだろうと後悔する恋があり、こんなにみっともないことをするなんて、こんなに苦しんで、こんなに切ないなんて。恋をするたびに絶望するが、それは私だけの特別な感情ではなく、誰もが経験するような、誰もが恋愛をすると自分とは違うもう一人の私のようなものが、が出てきてしてしまうんだと言うことを。この小説に教えてもらったような気がして、なんだか肩の力ができるのである。 心に残った言葉 ー20人いれば20通の恋があり、20通の失恋がある。皆それぞれその時の自分に必要な恋をしたのだ。その人のようになりたいと思って始まる恋もある。似ているから好きになる声もあり、あまりに違うから好きになる恋もある。好きだと言われて始まる恋も、同情を勘違いして始まる恋もある。誰しもその時自分に必要な相手と必要な恋をし、手に入れたり手に入れられなかったり、足掻いたり守れなかったりする。 そしてある時関係は終わる。それは必要であったものが、必要でなくになったからなのだろう。多分、双方にとって。でもそのことには気づかない。自分にもその関係は必要ないのだとわからない。関係を得る事はあまりにも馬鹿でかいからだ。 いっときでも関わった人と別れるのはそのくらい大変なことなのだ。 ー「 才能だのなんだのが有効なのはいつも今しかないじゃないの。過去に何だったかなんて関係ないし、未来に何しようが関係ない。今何者でもなきゃ、何者でもないってことよ。今何かしなきゃ、未来につながるものだって何もないってことよ。0 × 0 = 0で、文ちゃんは今0なのよ、あなたの記憶とは関係なく」 ー「 キャリアも無駄になるしお給料だって馬鹿みたいに減るだろうけど、私はもう知ってるんだもの、地味とかみみっちいとか、キャリアとかお給料とか、人生に何も関係ないんだって。なりたいものになるにはさぁ、自分で目の前のいっこいっこ、自分で選んで、やっつけて行かなきゃならないと思うの。文ちゃんも今、そう思ってるんだと思う」 ー「あなたがずっと憧れていた人を、あなたはもう超えちゃったんだよ。それにあなただけが気づいてないんだよ」 なんていうか、角田さんの小説は、生々しい。わたしたちが隠しておきたいような感情や、言葉や、行動が、全部。生々しく描かれているような。久しぶりに寝る間を惜しんで読んだ。そして、久しぶりに小説を読んで思う。文章や言葉の引き出しが増えるのは、小説を読むことが大いに貢献するだろうということを。 角田さんの音が家にあった言葉も興味深い。仕事はあまりにも(とした何かになってしまったが、そうなる以前にいる人々の本仕事と複雑に絡み合った恋愛を書きたかった。

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    投稿日: 2022.04.04
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    これもまた友達からのおすすめ本。 振られ小説。フってフラれての繰り返し。登場人物が新たに加わって話がどんどん繋がっていく感じがして、こういう感じ大好きだ〜ってなった! 「なりたいものになるには、自分で、目の前の一個一個、自分で選んで、やっつけてかなきゃならないと思うの」この一節がめちゃくちゃ刺さった。 こうなったのも、ああすればよかったとか、結局その時の自分が必要だと思って選んだ先にあったもの、その時には必要でしょうがなかったこと。自分の人生誰も責任とってくれないし、自分で選んでいかなきゃならない。。むずかしー!

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    投稿日: 2022.03.27
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    「だれしもそのとき自分に必要な相手と必要な恋をし、手に入れたり入れられなかったり、守ろうと足掻いたり守れなかったりする。そしてあるとき、関係は終わる。それは必要であったものが必要でなくなったからなのだろう。たぶん、双方にとって。」

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    投稿日: 2022.02.01
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    ふる/ふられる、で、つながる男女の輪に 学生以上・社会人未満の揺れる心を映した共感度抜群の「ふられ」小説。とあるだけあって、ほんとにふられていく話だけどすごくすごく時間がかけられていて、そうなんだよなぁ消化したり切り替えるのに時間ってほんとにかかる。最後の乙女相談室が好きだな。男女とか恋愛とかでなく単に離婚という別れを自分に落とし込むお話。

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    投稿日: 2021.12.31
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    友達に勧められて読みました。 自分は経験していないような恋愛の話なのに、登場人物がいつかの自分と重なって、もやもやした気持ちの原因を客観的に認識させられる感じがしました。 角田光代さんの切り取る景色が大好きなんだと気付きました!

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    投稿日: 2021.12.04
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    ふられ話だらけ…という、なかなかお目にかかれない作品。色々な形でフラれるものの、どんより暗いというより、前を向けるような終わりになっているのは、さすが! それにしても、どのお話もふる側の気持ちのベクトルが反対を向けばラブラブになるのになぁ…(そして、だとしても、その状況が未来永劫続くとは限らないけど…)恋って難しいなぁ…なんて思いました。

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    投稿日: 2021.11.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    友達にお勧めして貰った本の1冊。 角田光代さんの本は初めて読んだけど、こう、淡々と今の状況を積み上げていく文章の書き方、結構好きだ。 くまちゃんは短編で成り立っていて、主人公が変わるけど前の話で出てきた人が次に主人公となる構成になっている。 あとがきを読んで、あぁ恋愛と仕事の事を書いてたんだ、なるほどーっと納得。 どの主人公もみんな振られて、恋愛をキッカケに仕事を頑張ったり、辞めたり。そもそも考え方とか、何かしらキッカケを得ていて、人付き合いで変わっていく描写、好きだなーと思っていた。 若い時ほど仕事にしろ恋愛にしろ、全力投球になる瞬間があって、それによって仕事を辞めたり頑張ったり、確かにあるんだろうなぁと思う。 くまちゃん 大学生の時、カラオケに4人で、と入りながら12人で入ったりした、という放埒さを持っていた古平苑子が、社会人となってからも集まる同好会のメンバーとの花見の席でくまちゃんと出会う。 飲みの席ではいつも誰かが知人を連れてきてごった返していたから、その人も誰かの友達なのだと思っていた。 しかしなし崩しに事に及んだ後、連絡を取ろうにも誰も彼のことを知らないことが分かる。 くまちゃんは誰だったのか、妖怪の類かも、と忘れようと思った矢先、彼は戻ってきて一緒に暮らすようになる、という話。 パーカーにくまの絵が描かれているからくまちゃんと呼んでて、本のタイトルでもある「くまちゃん」がそこから来ていることに「あ、なるほど」と妙に納得した。 その時の特徴から呼び名が決まるの、あるよね。 主人公はグズグズだし、そこに現れた男も絶対ろくでもないじゃん、と思えばやっぱりそうで。 それでも彼の話すアーティストの話を訳も分からずうんうん聞いたり幸せそうな暮らしをして、そして呆気なく彼はいなくなってしまう。 しばらくはくまちゃんを探し歩いて、でも見つからない中でようやく彼と再会。 最後にダメダメな彼に吐き出して、何も言わない彼に諦め別れる。 仕事で行ったドイツで、くまちゃんが熱狂していたアーティストの個展を見つけ入ってみると、あのくまがプリントされた服を着たアーティストと出会って言葉を交わし、なんだかスッキリした気持ちで別れる。 最後に『色彩がぐるぐると躍っていた』と表現する文が好き。 アルバイト 海の家のバイトで出会った女性に惹かれて、東京に戻ったら一緒にルームシェアしよう、と持ち掛ける持田英之。 なし崩しにルームシェアは同棲となり、「ずっと夏休みのような暮らしをしたい」2人はうまくやっていた。 彼女はいろんな協定を持ちたがり、その中には「主人公の好きな女優さんと出会って恋に落ちたら別れる。私が好きなバンドマンと恋に落ちたら別れる」というのもあった。 そんな事は起こりえないだろうし、この暮らしを継続するために、バイトを転々としていた彼は正社員としての仕事を探し始める。 前の章で名前は出てたけど、ずっとくまちゃんだったからこの章の彼がそうだと気付くのが遅れた。 同じようにフラフラしている彼女と出会って、くまちゃんは「めんどくさい」ことをしっかり言語化して考えてる彼女に尊敬する。 色んな女の子を転々としていた彼が、初めてちゃんと好きになった女性だった。 くまちゃんと呼んだ前の主人公の事も、彼は既に顔を忘れてるし、その時好いたアーティストの事も忘れてしまったよう。 変わらないと思ったダメダメな男も、恋で変わるんだなぁと興味深く、そして彼がそうしてきたように振られるのが良かった。 勝負恋愛 協定通りくまちゃんと別れ、ずっと好きだったバンドマンと恋人関係になった主人公・岡崎ゆりえ。 奇跡みたいな出来事に浮ついていた気持ちも、2年も経つ頃には落ち着いてくる。 他の女の影は全くなかったものの、姉のような存在という女性が家を訪ねて来ては、自分より彼のスケジュールを把握し、彼女が作っても食べない手料理を持ってくる。 憧れの男と付き合うために、自分が嫌だと思っていたつまらない女に成り下がったことを考える。 許容出来ないようなだらしない男でも、惚れた弱みで自分を殺して一緒に生活していたゆりえ。 今までの中で一番共感出来るなぁ、ずっと好きだった人と付き合えるとなれば、そりゃ自分を殺してでも一緒に生活してしまうだろうなと。 でもゆりえ自身も思ったように、彼女はくまちゃんと一緒の生活が合っていて良かっただろうにと思ってしまう。 世話焼きにきていた姉のような存在の人、本当にただそれだけの関係だとしても、あの世話焼き具合は面倒でイヤだよなぁ。自分の親戚を思い出した。 イタリアン(だったかな)で一人で限界まで食べまくる彼女が、彼女らしさを取り戻していく描写になっていて良かった。 コウモリ 元バンドマンの保土谷撒仁は、落ち目となったアーティストの仕事に見切りをつけながら、別の仕事をこなしていた。 スナックに連れられ全く未来の見えない女を家に泊めるハメになるが、何故か彼女に惹かれてしまう。 しかし彼女は酔っぱらうと記憶をなくし、親しくなったかと思えば離れ、宙ぶらりんのまま家にいつく生活を続ける。 バンドマンとして一度は成功しただけあって、直観や冷静さはあるらしい。かなり面倒くさがりのような性格でロクでもなさそうだ、と思うけど。 出会った女性と付き合うな、と未来が見える、ピンとくると、好きとか愛してるとか言葉を交わさずとも交際がスタートするという。 彼も大分、くまちゃんっぽいなぁ。好きとか思うわけでもなく女性がいてくれて尽くしてくれて、何も変えずに生きていた。 でも彼女と出会ってようやく彼はこの関係はなんなのかと悩んだり、姉のような存在の彼女は自分にとってなんなのかと考えてみたりと成長する。 でもすんなりまた次の女性と付き合って(今度は学習して結婚を申し込まないとって考えてる)普通に生活しているのを、良かったと思えない複雑な気持ちで見ちゃう。 この時ゆりえと出会えたら良かったような、でも地獄になるかなぁ…。 浮き草 劇団員に属して、成功を夢見る片田希麻子。 このままじゃいかん、と勤めてたスナックを無断でやめて住所も変え、エクストラの仕事後の飲みの席で彼と出会う。 人生設計を描きその通り、彼の家に転がり込み仕事を受け持つのだが…。 愛想もなく美人でも可愛いわけでもない、でも男に困らないのはいけるかどうかの判断と、行動を計画しているからだ、という。 酔っぱらうと記憶を忘れる質なのは本当らしく、でも撒仁も付き合うまではしなくても狙ってやってたんだなぁ、やっぱり…。 イラストレーターで成功している男の元に転がり込みながら、周りにいた男との違いを考える。自分と大差なかった、と言っちゃう希麻子に、いや撒仁は成功した男だよ?!と思ってしまった。この男の事を別に好きなわけでもないのに。 彼以外に、18から劇団の団長である黒田と付き合っている希麻子が、18以来本気の恋愛だ!と思うことでようやく黒田や劇団の仕事に見切りをつける。 結局彼とは上手くいかずに終わってしまうけど、男も劇団の仕事もなくても、普通の生活があると思い至った希麻子のラストは良かった。 光の子 イラストレーターとして成功している林久信は昔、おいしい料理を作る文太と出会い衝撃を受ける。 彼の熱意に押されるように自分も目の前の事に必死で手を動かし成功したが、文太はそれとは対照的にどんどん落ちぶれてしまう。 その彼と付き合う女性を紹介されながら、熱海で賄いを作る仕事をする、という文太に、内緒で彼女に会って止めようとする…。 希麻子と付き合って、自分の文太に対する感情は愛や恋に近いのだと悟る。しかし付き合いたいという感情ではないので、恋と呼べるかは分からない。 がむしゃらにずっと文太を目標にしていた彼の、その大きすぎる感情が、文太自身も本当は苦しめてたんじゃないかなぁ。 等身大の今の文太に向き合う彼女・苑子が、最初の主人公だと気付いてビックリした。ま、また夢追い男と付き合ってたの…!今回はうまくいって良かったけど。 やたらとチビでブスで年増だと(胸の内で)悪態つかれていたこともあって、最初の主人公だと全然気づかなかった。 最後の章で最初の主人公に戻ったら面白いなーと思ってたから、ここで戻るとは思わなかった。 盲目的に誰かを崇めるのって、全然接点のない関係ならいいけど、友人や恋人だと歪だなぁ、と思った。 乙女相談室 好きな人ができたと告げられ夫と離婚、数か月過ぎてからふと、これまで付き合った数と振られた数が一致することに気づいてしまった山里こずえ。 何か自分に問題があるのでは、と思っても誰も真剣に取り合ってくれない。そんな中、「乙女相談室」というHPの存在を教えられ、思い切ってその飲み会に参加することに。 振られた女たちが集まり、名前や振られた経験くらいしか知らない繋がりの飲み会は、不思議と心地が良いものだった。 一番まともそうな子がきた、と思ったけど、振られたショックで50万も買い物をして親に泣きついてたりやっぱりまともではなかった。 これまで振った方が主人公となったけど、今回は全然関係ない子が出てきたな、前の章で原点に戻っちゃったもんなーと思ってたら、乙女相談室で3話に出てきたユリアが来た! 彼女が一番好きな主人公だったから、また出てきてくれて嬉しい~! ずっと好きだったバンドマンと付き合えたことで、やっぱり彼女はその後上手くいかなくなってしまったよう。 しかしずっとつまんない男だ!と思っていたけど、そのつまんなさは自分のものだと気付いてようやく目の前の人と向き合えるようになった、と乙女相談室を卒業していく彼女が見れて良かった。 今回の主人公も、離婚した男と出会ってお茶して、別れ際にようやく踏ん切りがついたような描写でよかった。

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    投稿日: 2021.10.14
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    ふられるのって、居心地が悪い。 なんだか全部自分が悪かったみたいに思ってしまって。 自分が自分でなくなって、どうしたら相手の気持ちを捕まえられるかばっかりになってしまう。 「くまちゃん」からバトンのようにフラれていく連作小説で、前の話に出てきたカレもしくはカノジョが、次の話ではふられるので、痛み分けって感じでモヤモヤせずに読めました。 お互いに相手を愛するみたいに、相手は愛してくれなくって、すれ違いが起こっていく。 今の自分の精神状態的に、恋愛を必要としてないので、かなり客観的に読んでしまったけど、面白く読めた。 円環的な話法だから、最初の「そのちゃん」だけフラれっぱなしかと思ったらそうでもなく、予想外の見せ場も用意されていました。 惨めで、カッコ悪くて、不幸せで、切ない。 こんな思いをわざわざ小説でするなんて! そんなふうにも思いましたが、落とし所のスッキリさが心地よかったです。 フラれて損って気持ちにさせない、むしろふることも、ふられることも、恋愛の一部なんですってテーマ性があってよかった。 恋愛してると、相手から嫌われたらとか、ジタバタしちゃうけど、それでも恋してカッコ悪くなっちゃうことに、背中を押されている気分になる。 ふられたほうが、えらいモンを失って、失った分、何かを得られるのかも。 私が悪かったんかな…なんて思うあの気持ちも抱きしめてくれる気がして、フラれたことのある人には、過去の記憶の意味も変えてくれるストーリーなのではないでしょうか。

    3
    投稿日: 2021.10.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    振った人が次は振られて、の連鎖。 「〇〇に会ったのは〇〇で、そのとき〇〇は〇〇歳だった。」で始まることに途中で気がつきました。 連鎖していて、きっとまたはじめに戻るだろうなあと予想していましたが、そう戻ってきたか!と嬉しくなりました。 失恋は、忘れられずずっと残っていることもあれば、風化して、でも時折強烈に思い出すこともある気がします。でも、確かにそのときは必要だったもので、だからそれをひっぺがすのが辛い。物語の終わりが「光の子」ではなく、(もちろんこれでもいいけど)「乙女相談室」だったところも好きです。 あとがきにもありましたが、恋愛と仕事とが同じぐらいの価値をもつ(あるいは、同列に語られる)のは、30歳前後までなのかもしれません。「仕事と自分、どっちが大切?」なんて言えるのはその頃までかもしれません。 振って振られた登場人物たちが、幸せになっていたらいいなあと思います。

    0
    投稿日: 2021.09.26
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    連鎖していく?「ふられ」小説。 確かに、恋愛って、ふるか、ふられるか のどちらか。 ふと思い出した…私が高校3年間密かにずっと憧れてた彼は、同じ女の子に3回告ってふられてた。(それを知っても同情や失望する訳でもなく相変わらず憧れてたけど)この小説と同じだわ! この本読んで思ったのは恋愛のゴールってどこだろう?てこと。結婚…とは言えないのはハッキリ描かれてたし。 恋愛って、生きてる間一生付き纏う足枷みたいなものなのかもしれないな。

    11
    投稿日: 2021.09.21
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    失恋した時読みたかったなぁ。 本当、あの頃の私はしんどかった。 振られた翌日の朝、出勤する時、 片腕を失ったような、世界が180度変わってしまったような、空がとっても低く感じて呼吸がうまくできなかった。 この本に出てきた『別人格』の話。 すごくうまい表現でしっくりきた。 そうか、あの時 私がせっかく形成し 築いてきた彼に合わせた心地よい別人格を ある日突然彼に殺されちゃったんだなーと気付かされた。 彼に『もういらない』と言われたら、その別人格は消えちゃうもんね。 けどそうなると本当の自分ってなんだろう? みんなに共通して言えるのは…結局は惚れたもん負けなんだわ。

    4
    投稿日: 2021.08.09
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    p.277のなんてことだろうからの文章にぐさっときました。 さらさらとは読めなかったけど、おもしろかった。

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    投稿日: 2021.06.06
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    振られ小説! 振った人が次の章で振られるストーリー! 好かれている人には冷たくて 好きな人には重くなって上手くいかないみたいな あるあるがひたすら続く(笑) いっぱいいっぱいの時 自分の気持ち伝えられなかったり 相手に振り回されていたり… 後味はスッキリ小説❣️

    3
    投稿日: 2021.04.22
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    今まで読まなくてごめんなさい。 謝りたくなるほど、いい気持ちになれる本。 失恋しても怖くない。 どうせ、生きなきゃならないんだから。 いっぱい傷ついて、とことん堕ちたら、 なんか変わってた、自分。てかんじ。 ひとっておもしろい、可愛らしい。

    2
    投稿日: 2021.04.05
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    失恋したときかなり助けられた小説。 欲しい言葉だらけだった。 そうやって考えた方が楽だからかなのか。 本当にそうなのか。 腑に落ちる考えを正解とすればいいよな別に。 って思える

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    投稿日: 2021.03.30
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    振った人が次の話ではふられるという、ふられ小説。振った側の話だけでは分からない登場人物の心情が、振られる側の話で見えてくるのが面白い。ふられ小説なのに、読んだ後すっきりする。

    4
    投稿日: 2021.03.10
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    大好き。 これぞ恋愛!って感じ。 好かれてる時は冷たいのに、自分の方が好いてる時は重くなる主人公たち、ほんとこれだよな。 「光の子」が特に好き。 恋愛とはまた違う、性別も関係のない愛みたいなのがすごく共感できた。本当に大好きな一冊。

    2
    投稿日: 2021.03.04
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    またさきのところなるほどなって。彼が好きなそうな自分のところを伸ばすからそれが別人格のようになって、彼と別れたときに自分の一部が切り離される感覚か。自分は自分なのに。ユリエの逞しさが好き。

    0
    投稿日: 2021.01.31
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    失恋ってもっとブルーな気分かと思ったが、意外に激しい気分をいうんだなあ 作者の角田光代さんのいう、「ふられ」小説。 第一章で主人公をふった彼氏が次の章で主人公に。そして彼をふった女性が次章の主人公に、と物語を語る「視点」が次々と変わることによって、ああ、こういうふうに相手に世界は見えていたんだ、こういうふうに感じていたんだ、という新鮮な感覚が。 次の章に移るたびに、前の章では「何なんだコイツは?」と感じていた登場人物に、いつのまにやら非常に好感を持っている自分に気がつく。 なんとも不思議な感覚。どんどん読み進めるうちに、キャラクターへの当初の印象がコロコロとかわってしまう、というか視点を変えてみると、こういう風に感じるものなのかとすごく面白かった。そのへんの構成とか読ませる力ははさすがになぁ、うまいよなぁ、好きだなぁと思う。 別れた後に、新しい恋人なりパートナーが出来て初めて「ああ、あの時の彼女は(彼は)こういう気持ちだったんだな、こんなことを思ってあんなことを言っていたんだな」ということがわかるということなんだよね。皮肉だよね。 なんとも切ない。

    18
    投稿日: 2021.01.29
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    失恋小説なのかと思いきや、全ての恋愛が仕事や夢と濃厚に絡んでいるのが良かった。たしかに仕事と恋愛って密接に作用しあってるよなあ、

    0
    投稿日: 2021.01.20
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    幸せな瞬間もそれが終わってしまう瞬間も 思い返せば全てが必死で哀れだ。 それでも人を好きになって良かったと 時間が経てば思う

    0
    投稿日: 2021.01.04
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    いいなぁかっこいなぁ。 角田光代さんの本はいつも足元が不安になるような緊張感があって怖い。「すげぇ」小説です。 あと表紙がとってもかわいくてすき!

    1
    投稿日: 2020.11.14
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    どんな魅力的な人も別のお話しではふられていて、 ある人にとってはとても大事な恋なのに、ふった人はそれよりもまた別の素敵な恋をしているところに、 なんとなく切ない気持ちになるけれど、まぁそうだよなぁと納得した。

    1
    投稿日: 2020.09.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    前代未聞の「フラれ連作小説」。こんなん、初めて読んだ。着想の面白さが素晴らしい。全然方向性は違うんですが、宮部みゆき「長い長い殺人」を思い出しました。アレと同じくらい、発想の見事な小説だな、って思いましたね。 短編集、というか、連作短編、という感じでしょうか。 第一話。登場人物Aと登場人物Bが出会って恋をして、AはBにフラれる。 第二話。登場人物Bと登場人物Cが出会って恋をして、BはCにフラれる。 第三話。登場人物Cと登場人物Dが出会って恋をして、CはDにフラれる。 第四話。登場人物Dと登場人物Eが出会って以下略。 という繰り返し。最終話だけ、総まとめ編?みたいな感じで、ちょっと違う構成でしたが。 というわけで、前代未聞のフラれ連作小説。こんな構成、よお考えたなあ、角田さん。凄い。で、更に。フラれ小説なのに、全然、後味悪くない。逆に希望がある、みたいな。凄い。凄いぞ。 まあ、好きな人にフラれる、って、普通、すげえ辛いですやんか。嫌ですやんか、フラれるの。でも、「フラれる」ことで、人々の人生は続いていく。誰かをフった人が誰かにフラれることになり、そして、誰かにフラれた人は、誰かにフラれたまた別の誰かに出会うのだ。 これって、生命の繋がり、DNAの歴史そのものではないのか?とか、あまりに壮大な事まで考えました。考えすぎ?いやでもそう思ったんだよ俺は。とか。思った。そのぐらいに、ああ。これは円環だ。ウロボロスの蛇?とかとも思ったが。 とにかく、こんなに前向きになれる「フラれる物語」は、他にないぞ?とか思った。いや、あるのかもしれませんが、僕にとっては「前向きフラれ物語」は、コレが初めてだったもので。 いやあ、まあ、お見事です。お見事な本ですね。やっぱ、何がどうあっても、角田光代さんは大好きな作家だな、という思いを新たにすることができて、とても有り難かった一冊です。僕は、角田光代さんの小説が、間違いなく好きです。

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    投稿日: 2020.08.11
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    アラサー男女の「振られリレー」オムニバス短編集。 前の話でふった人が、次の話ではふられる。この繰り返し。恋愛は好きになった方の負け!という意味がよく分かる小説でありました。 その話の主人公は皆、振られる側なので、振られる人の目線で話は進む。 だから振る方に対して、掴みどころがなくて冷たい男だなー、勝手な女だなーと思うんだけれど、その人たち全員、次の話では振られる側になる。 目線が変わるとその人の印象が変わるから面白かった。 別れを告げたのは自分なのに、私が振られたんだ、と感じる登場人物の心理描写が好きでした。作者の後書きも良かった。 30歳過ぎて、10代20代の頃より読書がますます面白いのは、 登場人物と同じ年齢になって、共感したり、そうでなくてもなんとなく気持ちを重ねて読むことができるからかなあと思う。

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    投稿日: 2020.08.01
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    大学生の頃、人生で初めて失恋して手にとった一冊。当時は物語の中で人が振られることですらきつく、2話目で読むのをやめてしまった。 社会人になり、二度目の失恋をした。そして再度手にとったこの本。 前回読めなかったのが嘘かのように、めくる手が止まらない。 失恋してもまた人を好きになる。失恋を重ねるごとに状況把握が早くなる。 二度目の失恋を経験したからこそ、共感できる部分が多く、また前回よりも楽観的に読み進めることができた。 一度目の失恋の時は、何もかもが嫌だった。振られたことをきっかけに振られ小説を読むのも惨めに感じた。 しかし、恋、ひいては人生とはそういうものだ。誰かを振った誰かも、また別の誰かに振られる。皆惨めなのだ。 失恋し、傷つく。でもそこから学び、また違った恋愛をする。 それが人生の楽しさでもある。 きっと、これから三度目の失恋、四度目の失恋を味わうことで少しずつ違った角度からこの小説の良さを理解することができるだろう。

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    投稿日: 2020.04.09
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    1年前位に失恋して、その時に失恋 本 でググッたら出てきたので購入しました。 1話目を読んで、んんん自分の辛さはこんなもんじゃないと思い読むことをやめました。 そして今改めて全部を読んでみると当時の自分の気持ちが全部書いてあったような気がしました。ちゃんと読めばよかったなって後悔したけど今だから落ち着いて振り返れるのかなとも思います。辛い時期を乗り越えた自分にシャンパン空けたいです。 本当に素敵な本でした!失恋した友達がいたら勧めてあげたいです!

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    投稿日: 2020.04.05
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    ◾️全体 ・大好き、もう本当に大好き ・自分が「一番大好きだった人」にとっての「一番大好きだった人」が自分じゃない、という非対称の切なさ ・Life goes on. そして生活はつづく ・元恋人=最強の解釈コンテンツ ◾️くまちゃん ・ ◾️アイドル ◾️勝負恋愛 ◾️こうもり ◾️浮き草 ◾️光の子 ◾️乙女相談室

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    投稿日: 2020.03.05
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    おもしろかった! フラれた相手が別な人にフラれて、という形式がよかった。 それぞれのキャラと描写もよかった。 苑子がまた男飼っててウケたけど、ちゃんと成長しててよかった。 自分を大事にしてくれなかったその人も別の誰には本気で恋してて、そういうもんなんだけど恋愛って難しいなーと思った。 本気じゃない、好きじゃない相手だから自分の好きなように振舞えて、そこが好かれる要因になったりするし。 縁とかそういうのもあるんだろうな。 恋愛うまくいかなくても前見て進んでいかないとダメ。 生活が荒んじゃダメ。 人生の楽しさは自分で見つけるもの。 相手がすごいのに、満足するのはアホ。 つまんない毎日を救ってくれるわけではない。 恋愛は現実から逃げ出す道具じゃない。

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    投稿日: 2020.03.04
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    恋やめたいと思うのにやめられなくて、自分がどんどんみっともなくなるのにどうしようもなくて。だけど恋はそのときの自分に必要な恋って言葉に救いを感じた、最終章の「乙女相談室」を読んでとても穏やかな気持ちになれた。「光の子」と「勝負恋愛」も好きだった。

    0
    投稿日: 2020.01.09
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    誰かの想い人は、誰かに恋している。 そんなお話。 短編集ですが、前誰かを振った人は、次の編で誰かに振られる。 皆それぞれに片想い。 恋に疲れた時に読みたくなる本だと思います。 皆そんなもんだよ、と。

    0
    投稿日: 2019.11.16
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    誰かの物語は別の誰かの物語である 出会い、別れ、また出会い、時間は流れ続ける 構成も登場人物もとても良かった

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    投稿日: 2019.11.02
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    どうやら私は精神的に辛くなると本に頼りたくなるらしい。 成人式から数年経ってるというのに初めての失恋を経験し、何をしてもどこにいても辛く、何かを求めて書店に足を運んだ。偶然手に取った本が私の人生を変えるような…というようなことを期待したりもしたが、偶然手に取った本がラブラブサクセスストーリーだったりした時には私の心は死んでしまう。結局ネットで失恋したときに読む本を検索し、出てきた中で気になったのが今作だった。どこまでも単純な人間だなあと思いながらも購入。積読も沢山あるのに…。 それぞれの主人公が全員失恋する連作短編。ふられる側がメインでありながらもふる側が次の話で恋をして失恋するつくりになっているため、様々な面から作品の世界を見ることができた。 良くも悪くも他者への“好き”や“憧れ”、“尊敬”が人の性格、考え方、人生に影響を与えあらゆることが変化する。もちろん恋愛に限った話ではない。でも恋愛ってすごい。 なんていうか、好きになった方が負けってしみじみ感じてしまう。言いたいことが言えなかったり、相手の言葉一つで一喜一憂したり、ああ私ってこんなに弱い人間だったんだなんて気付かされたりもして。でもそれでも楽しくて幸せで嫌ではなかったりして。 今作を読んでいて、共感する部分や学びの部分が所々あり、失恋というネガティブな題材でありながら前向きな気持ちを持つことができたように思う。こんなに弱いのは私だけじゃないんだ、とかこの辛さも過去になって未来の私の一部になるんだ、とか。 何よりもこの登場人物達と同じように私も失恋を経験できて良かったなと思う。辛いけど。 私をふったあの彼のほんの一部にでも私はなれているのだろうか、いつか名前も忘れられてしまうのだろうか、ふとしたときに思い出したりしてくれるのだろうか。彼が主人公となる話は読むことができないし永遠に答えが分からないんだろうけど。 なんだかただの自分の失恋への感想になってしまった…。 失恋の連鎖を通じて人と人の繋がりや人生について考えさせられたのは本当のこと。すごく面白かったし読みやすかった。 だけど読んでいた最中の正直な感想として、なんだかんだで幸せそうな期間の描写が多く少し辛かったし、早くふられてくれと思ったし、ふられるといってもはっきりふられる描写はほとんどなくてもっとしんどいのが見たいとも思った。歪んでるよね はあ〜〜幸せになりた〜〜〜〜〜〜い

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    投稿日: 2019.11.01
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    「才能だのなんだのが有効なのはいつも今しかないじゃないの。過去に何やったかなんて関係ないし、未来に何をしようが関係ない。今何ものでもなきゃ、何ものでもないってことよ。今何かしなきゃ、未来につながるものだってなんにもないってことよ。ゼロかけるゼロはゼロで、文ちゃんは今ゼロなのよ、あなたの記憶と関係なく」 「私ね、子ども服の会社にいるの。つまんない仕事ばっかりやらされて、自分が地味でみみっちく思えて、かっこ悪いなあってずっと思ってた。だけどそれでもちょっとずつ仕事はおもしろくなっていって、地味とかみみっちいとか、人生にぜんぜん関係ないじゃんって思うようになったの。入社してからずっと希望してた部署に配属になったのが二年前。今は本当に仕事が楽しい。熱海から通えないこともないから、仕事続けようかって最初は思ってた。でもねぇ、今いっしょにいる人が何かやりたいって言うんだから、私、そっちをとろうと思うのよ。キャリアも無駄になるしお給料だって馬鹿みたいに減るだろうけど、私はもう知ってるんだもの、地味とかみみっちいとか、キャリアとかお給料とか、人生になーんにも関係ないんだって。なりたいものになるにはさ、自分で目の前の一個一個、自分で選んでやっつけてかなきゃならないと思うの。文ちゃんも今、そう思ってるんだと思う」 この言葉を忘れない。

    1
    投稿日: 2019.09.12
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    こうやって、失恋した相手がその後どうなるとか他の人との関係性とかを知ることがあったら、どうなるんだろう。 自分に似た人は出てこなかった。

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    投稿日: 2019.08.11
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    甘ったるくない恋愛小説で、非常に私の好みに合っていました。 皆ふられる話なので甘くないのは当然なのかもしれないが、そこではなく、人間の社会との接点や、自分というものを探し続ける姿や、本当にやりたいこととは?という問いを恋愛を通して突きつけられる感じがすごく好き。人生甘ったるいことばかりではない、それは恋愛も同じですよね。でも、捨てたもんでもない。そう前向きになれる小説でした。 勿論恋愛小説としても、登場人物の一人に滅茶苦茶同意しながら泣くくらいには感情移入して読みました。 その時好きな相手によって、本来の自分らしくいられないことってあるよねー…

    0
    投稿日: 2019.03.08
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    全部フラれる話なのに、暗くなくてかわいらしいかんじだった。 こいつなんなんだ!っておもっても、次の話をよむと、「こいつ!」と思った人に 共感したりかわいらしくおもえたりするのが不思議だった。 幸せな時間が描かれていても、うーんでもフラれちゃうんだ…って思うと切なかった。「これはフラれずにいける!?」とか期待するのもあった。 おもしろかった!!!

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    投稿日: 2019.02.24
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    花見に潜り込む、歌手の彼の姉のような存在に負けたように感じる、ゲイの彼は恋愛未満等、ふる、ふられるで繋がる連作という縛りを感じさせないくらい等身大で濃やかな個性が自由自在。似ていないのに自分の中にも彼女達がいるような気がした。料理の生活感や大泣きした後のようなさっぱりしてじめじめしない読後感が良い。

    0
    投稿日: 2018.10.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    すっごくおもしろかった。距離と時間が遠くなったことでわかること。人と関わることの深さ、こわさ、面白さ。遠くなった人たちにも「ありがとう」って言いたくなる、いい小説だった!

    0
    投稿日: 2018.03.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「君の名は」などのアニメ映画で有名な新海誠さんの企画展(新海誠展)において、 新海誠を作った10冊の一つとして紹介されていた。(ダヴィンチか何かの企画) 何かの御縁と思い、読んでみることにした。 全7話の短編集(オムニバスというのだろうか)で、それぞれ恋愛話があり、別れがあり、片方の人物が次の章で主人公になるというふうな構成で進んでいく。 突然出会ったり、全く興味が無かったのに徐々に惹かれて行ったり、勝手に未来像を描いて寄って行ったりする。 楽しい時間が過ぎ、あるとき、何か違うと別れに至る。 振られた方はなぜ振られたのか良く分からずにいるのだが、次の章では「相手はこんな気持ちだったのだろうか?」と思い至る。 あとがきで、作者は20−30代の恋愛を書きたかったと記している。この頃の、愛情と、相手の仕事や存在に対する尊敬のまぜこぜになったような恋愛を書きたかったというようなことを書いている。その年代のの輝きと幻滅が描かれている話だ。 自分の経験を重ねあわせて、相手はこんなふうに思っていたのかなと考えながら読んでしまったし、古傷に触れるところもあり、読み進めるのが苦しくも感じた。

    0
    投稿日: 2018.03.09
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    振られるお話短編集。あーこの人いつかひどい振られ方して欲しいー!って思ったら次の話で振られるのでスッキリ。自分がその立場になってやっと前の恋愛で相手の気持ちを理解しててその辺もよかった。

    1
    投稿日: 2017.12.01
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    図書館で。 惚れこんでる方が恋愛では優位に立てないんだなぁというのがよくわかるお話、というか。大体ろくでもないなぁという人が次の話ではこっぴどく振り回されるのがなるほどねぇという感じというか。それにしても恋愛脳だなぁ、登場人物のほとんどが…なんて思いながら読みました。 それにしても女性陣は思い切りが良いな。男と付き合うために仕事辞めるって描写がそこここに出てきてちょっとびっくり。いやぁ、経済力大事よ?なんて思いながらこれにかけちゃうって辺り女は度胸だなぁと…感心はしないけどまあすごいなぁなんて思いながら読んでました。 まあそんなこと言ったら花見の席で初対面の男の子を持ち帰るなんて無いだろうし、学生時代からのアイドルと付き合うこともまあ現実ではあまり無いだろうからそんな心配ご無用といえば無用なのかもしれないけれども… 恋愛脳スゴイ、としか感想が出てこない辺りでまあ恋愛小説には向かなそうだな、なんてぼんやり思いました。

    1
    投稿日: 2017.10.16
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    初の角田光代。"ふられ"小説。失恋リレーが異色の連作短編集。登場人物がみなわりといい加減で(失礼)リアル感がなかったが、ラスト2話で急に面白くなった気がする。何が一番共感できたかというとあとがきだった。こういう考えを持つ著者による本だと思うと、自然と響いてくるものがある。ただの切ない恋愛小説ではなく(むしろあまり切ないとは思わなかった)、過去の栄光や何の保証もない未来の可能性から離れて、なりたい自分になることへのエールが含まれていると感じた。 170928読了。

    0
    投稿日: 2017.09.27
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    八人八通りの恋の仕方とふられる話。『くまちゃん』『アイドル』のみ読了。恋愛小説を求めていないときだからか、そもそも作者との相性が悪いからか、読み進める気にならなかった。言葉の使い方や表現は嫌いじゃないんだけどな… なんでだろう…

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    投稿日: 2017.07.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    連作短編。 上手くいかない恋の登場人物が、次の作品につながっていく。 恋愛小説はそれほど得意ではないが これは楽しめた 好きな相手と自分は 全く同じ感覚で相手を好きなんじゃないから うまくいかないのは当たり前だけど そのまま続けられるのか 別れてしまうのか どっちが幸せかわかんないな 大好きなスターと付き合えても それが本当に幸せかわからないし 好きな人が幸せならそれで幸せになるかもしれないし

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    投稿日: 2017.05.27
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    角田光代さん「くまちゃん」、2009.3刊行、2011.11文庫化です。不思議な面白さの作品でした。失恋のしりとり物語でしょうか・・・w。失恋する主人公が次々に入れ替わっていく連作短編7話です。岡崎ゆりえ28歳と片田希麻子34歳、会ってみたい気がしました(^-^)

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    投稿日: 2017.04.19
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    最初の話でふったひとが次の話でふられてリレーみたいにちょっとずつ繋がってる系。 失恋のお話だけど暗すぎなくてふられた人も前向きに強くなっていく元気がでる本。 恋愛経験も浅くてふられたこともないけどいつか、大きな失恋をしたときにまた読みたいなと思う。

    0
    投稿日: 2017.03.20
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    表題作。 井の頭公園でのお花見で知り合った男の子の話。 「くまのイラストの服を着てる」という特徴が、「くまちゃん」のダサいけどポップでかわいくてほっとけない感じをよく表してるなーと思う。 私もこんな恋愛したかった。

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    投稿日: 2017.03.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ブクログの談話室で短編のようで最後に話が繋がる小説で紹介されていた1冊 主人公がバトンを渡すように 恋愛相手の次の恋が短編になっている 最後のお相手が最初の主人公なのも面白かったかな

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    投稿日: 2017.02.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    誰でも恋愛してお別れしてを繰り返すことを教えてくれる本です。 失恋したときついつい自分のことを悲劇のヒロインにしたがるし都合よく考えがちですが、お別れした後幸せになるかどうかは自分次第なんだ!と思わせてくれる小説です。

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    投稿日: 2017.02.05