
総合評価
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powered by ブクログ時は、八代将軍・吉宗の時代。 質素倹約を強いる幕府に対抗して、尾張名古屋は、遊興を奨励し、空前の繁栄を見せていた。 夫を捨てた女、逃げた妻を追う男。夢の都・尾張名古屋で巡り合った二人は、ある政争に巻き込まれていた。
56投稿日: 2025.11.11
powered by ブクログなかなかのヴォリュームでしたが、楽しんで読めました。 質素倹約を強いる幕府に対抗して、遊興を奨励し空前の繁栄を見せる“夢の都”・名古屋で出会うこなぎと、鉄太郎。 二人の事情に絡んでくる、背後の対立関係が結構複雑なのが難ですが、こなぎと鉄太郎が惹かれ合う姿にヤキモキ、ドキドキと心躍らせていました。 ラストは夢から現実に戻ったような、少々寂しさを感じさせるものでしたが、この結末で良かったんだな、と思います。
0投稿日: 2019.06.04
powered by ブクログ吉宗と宗春の間に確執があり、名古屋だけが賑わっていたなんて全く知らなかった。 将軍に楯突く宗春という人物が魅力的でした(隆慶一郎ならスーパーヒーローに仕立て上げそう)。
0投稿日: 2015.08.11
powered by ブクログこの人の作品は初めてだったが、文句なしに面白かった。時代ものとして特に目新しい内容ではないが、文章にリズムがあり、謎が謎を呼ぶ設定に引き込まれた。 登場人物も非常に魅力的だ。時代物特有のステロタイプな感じではあるものの、心理描写にはなかなかリアリティがあった。 女流作家の描く女性はこれまであまり好きになれなかったが、この人は例外かもしれない。少なくとも本作に登場する、主人公を始めとする女性たちは魅力的に感じた。
0投稿日: 2013.06.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
徳川吉宗の時代、九州のある漁村の女房が、夫が助けた異人を連れて名古屋へ向かう。 同じ頃、江戸の武士が女房をかどかわされた女敵討ちのために名古屋へ向かう。 果たして異人を名古屋へ呼び寄せたのは一体誰で、どんな思惑があったのか。 女房を連れていったと思われる宗春に敵討ちができるのか。
0投稿日: 2013.04.21
powered by ブクログ時代小説。謎の偉人を助けるため、一緒に家を出る漁師の女房こなぎと、妻に逃げられた江戸の武士の鉄太郎が、名古屋で出会う。こなぎのいさぎよさがとてもかっこいいし、一途でいじらしい。
0投稿日: 2012.10.20
powered by ブクログ八代将軍吉宗の頃、夢の都と噂された尾張名古屋を目指した二人がいた。人々が飢えに苦しむ九州の北端今宿横浜から謎の異人とともに逃げ出した漁師の妻こなぎと、妻を尾張の家臣に取られたことから謎の武士に女敵討ちを命じられ江戸を発った御手先同心の鉄太郎。大商人や芸人、謎の武士、虚無僧…正体不明の人物たちに取り巻かれ彼らの思惑の中で転がされながら二人は出会い、次第に惹かれあう…。 こなぎの一途さや、こなぎに触れて次第に変わっていく鉄太郎がとても好もしい。 それにしても誰が味方で誰が敵か…読んでいるこちらも混乱してくるほどに入り組んだ相関図にはまいった。おかげで次から次へと起こる事件に夢中になって読んだ。 結末としてはテーマ的にここに落ち着くしかなかったのかもしれないが、二人をここまで応援してきた(?)身としてはやややりきれなかった。
0投稿日: 2012.07.31
powered by ブクログただの恋愛ものとならない最後が、らしい。東と西から繋がる物語構成は、読んでいてとても引き込まれました。軽すぎず重すぎず。読みやすい作品。
0投稿日: 2012.03.04
powered by ブクログ女性は強いよね、ということで全編通すと逆に由衣の方に興味がうつったり。話的には、女敵討ち、そんなに苦労しなくていいのか?駒だったから、で回収されてしまうのがなんとも。もう少し活躍なり、番狂わせなどして欲しいところ。
0投稿日: 2011.02.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
新聞書評欄でこの本を知り、読んでみたいと思いつつ月日がたち、文庫になったのをきっかけに購入(このパターン多いです) 初めての諸田作品ですが、地元の九州弁から始まって入り込み易かった。登場人物が多く、それぞれの思惑が絡まって、人物相関図があったらなぁと思いましたが、後半はどんどん話が転がっていってそれなりに面白く読みました。 九州の熱烈な女と江戸の型物武士、このとりあわせなら最後の結末も納得かも。陳腐な最後でなくて個人的には良かった。
0投稿日: 2011.01.20
