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罪と罰(上)(新潮文庫)
罪と罰(上)(新潮文庫)
ドストエフスキー、工藤精一郎/新潮社
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総合評価

324件)
4.0
100
97
79
9
1
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    「少年少女世界名作全集」で読んだっきりとか、粗筋は知ってるけどでちゃんと読んだことないとか、自分の「死ぬまでに読まないとリスト」に載っている本が沢山あるのですが…そのなかの一つにやっと着手。 ロシア文学を読む場合は、愛称と立場をある程度予測しておくと混乱しない。 自己流ロシア名を覚える三原則。  ①個人名+父称+苗字  ②愛称や名前の縮小がある。ロジオン→ロージャ  ③名前も苗字も、男性名と女性名がある。 主人公一家。  兄「ロジオン・ロマーヌイチ(ロマーンの息子)・ラスコーリニコフ(男性姓)」愛称ロージャ、  妹「アヴドーチヤ・ロマーノヴナ(ロマーンの娘)・ラスコーリニコワ(女性姓)」、愛称ドゥーニャ  母「プリーヘヤ・アレクサンドロブナ(アレクサンダーの娘)・ラスコーリニコワ(女性姓)」 お互いの立場や年齢、関係性や親しさにより呼びかけが変わります。  ロジオン・ロマーヌイチ→きちんとした呼びかけ  ロージャ→愛称。親しい呼びかけ。  ラスコーリニコフ→客観的な呼び方?作者は本文でこの名で書くことが多い。 では登場人物も多いので、主人公一家以外の主要人物を書き出してみよう。 マラメードフ一家  セミョーン・ザハールイチ・マルメラードフ⇒飲んだくれ  カテリーナ・イワーノヴナ・マルメラードワ⇒マルメラードフの妻。  ソフィヤ・セミョーノヴナ・マルメラードワ (ソーニャ、ソーネチカ)⇒マルメラードフの娘。 被害者姉妹  アリョーナ・イワーノヴナ⇒高利貸しの老婆。  リザヴェータ・イワーノヴナ⇒アリョーナの異母妹。 警察関係  ポルフィーリー・ペトローヴィチ⇒予審判事。 友人知人など  ドミートリィ・プロコーフィチ・ウラズミーヒン(通称ラズミーヒン)⇒ラスコーリニコフの大学時代の友人。  アルカージイ・イワーノヴィチ・スヴィドリガイロフ⇒ドゥーニャが家庭教師として務めていた家の主人。私は彼の名前が憶えづらく、「ビーフストロガノフさん」と密かに呼んでいる(笑)  ピョートル・ペトローヴィチ・ルージン⇒ドゥーニャの婚約者。 よしこれでばっちり、さあ始めよう(笑)。 貧しい元大学生ラスコーリニコフは高利貸しの老婆、アリョーナ・イワーノヴナへの殺人計画を胸に秘めています。 ラスコーリニコフは「世の中には”凡人”と”非凡人”がいて、非凡人は自らの良心が法律を超えるのではないか」「殺人が発覚するのは犯人自らの行動のため。信念があれば発覚などしない」とかなんとかいう理論を持っています。 貧乏のどん底でありながら変に誇り高く、不穏な心境いあるラスコーリニコフは、たまたま耳にした「一つの微細な罪悪は百の善行に償われる」「選ばれた非凡人は、新たな世の中の成長のためなら、社会道徳を踏み外す権利を持つ」という討論を聴いたり、翌日の晩高利貸しのアリョーナは1人っきりになると知り、 やはり高利貸しアリョーナを殺し溜め込んだ金品を善い行いに使うならその方が良いだろう、との考えが頭から離れません。 そして翌日の晩。 ラスコーリニコフは、アリョーナ・イワーノヴナを訪ね、彼女に向かい斧を振るいます。 しかしたまたま早く帰ってきた義妹のリザヴェータも殺さざるを得なくなり、ラスコーリニコフの心は乱れます。 独自の理論と良心を唱えた殺人を実行しながらも、ラスコーリニコフはこの殺人をもって「善行は犯罪に勝るんだから、高利貸しを殺して遺産を善行に使うことは善」という理論を進めようとはしません。奪った金を使うことも施すこともせず石の下にひっそり埋めます。 そしてただ熱に浮かされ町をうろつき、知人と揉めて、さらには自分が犯人だと仄めかすかのような態度をとります。 …読む前のイメージでは、毅然として殺人に向い、貧しいながらも自分ながらのプライドと論理は揺らがないかと思っていたのですが、実際読んでみたらかなり揺らぎまくりでした。 さて、このころラスコーリニコフの妹のドゥーニャには縁談が持ち上がっています。 ドゥーニャは、家政婦として勤めていた家の主人、アルカージイ・イワーノヴィチ・スヴィドリガイロフに言い寄られていたことで悪い噂を流されましたが、その誤解も解けて貞淑で賢い娘、として評価を挙げていたのです。 そこに目を付けたのが、ピョートル・ペトローヴィチ・ルージン。 自分が貧しい身分から勤勉により地位向上してきたため、上流社会に参加しようとして、そのために貧しく評判がよく賢く、そして自分より立場が低い、一生自分に頭が当たらず自分を立てる娘と結婚しようとしたのです。 …えーっといまでいう「モラハラ亭主」というか、封建社会の小説だとこういう人物はかなり多いな。。貧しい家の娘には断ったら一家ともに生きられないので、断るすべも無し。(しかしいまでも「うちの旦那がそのタイプ!」と答える奥さん衆は結構いるような気がするが(苦笑)) ドゥーニャは、自分たちの母、プリーヘヤ・アレクサンドロブナと、共にラスコーリニコフを訪ねます。 ラスコーリニコフには、学生仲間で同じく貧しいが面倒見のいいラズミーヒンをはじめとする友人知人がいて、彼らが集っているところに妹の求婚者、ルージンが現れます。 ラスコーリニコフ達と、ルージンは、会ったとたんに激しく反発しあい、縁談は破断に向かいます。 さて、街を彷徨うラスコーリニコフは、酔っぱらいのセミョーン・ザハールイチ・マルメラードフが馬車に轢かれて絶命する場所に居合わせます。 このマルメラードフとは、ラスコーリニコフは殺人の前に出会っていたのです。 貧困のどん底でも酒に負けて家族を顧みず、まだ若い娘のソーニャが娼婦になってまで家族を養おうとするその金さえも呑んでしまいます。 マルメラードフの死に立ち合い、ソーニャとの邂逅により、彷徨っていたラスコーリニコフの精神は新たな光を見出したような状態に。 …子供のころ「小学館世界名作全集」ではソーニャは「貧しい娘さん」だったが、元は「娼婦」…ってそりゃそうだよね。。 この子供向けの名作全集で読んで覚えているのはソーニャの「あなたが汚した大地にキスを」で、道に跪くラスコーリニコフの挿絵。まあこの場面は後半だろう。 さて、上巻終盤では、ラズミーヒンの遠縁である予審判事ポルフィーリー・ペトローヴィチと、ラスコーリニコフの心理戦第1弾。 犯罪論、精神論を繰り広げて互いの手の内を探る二人。 この殺人の顛末は、ラスコーリニコフの彷徨う精神の行き着く先は… *** とりあえずのまとめ。 ロージャくん、そういうの鬱っていうんじゃないかい、とりあえず朝起きて飯食って働いて寝ろ!!とちょっと思った…。 ペテルブルグの下級貧困者の生活は匂いたつ様相。 自力ではどうにもならない生活を送るしかない人たちは、神への信心や自分の良心の在り方、お互いの支え合い(借金踏み倒し合い)などで、「御心のまま」に生きようとしています。 ポルフィーリー・ペトローヴィチとの心理戦や、終盤に登場した思わせぶりな町人の存在は、面白いことが始まった!と続きへの期待が増しました。 下巻。 https://booklog.jp/users/junsuido/archives/1/410201022X

    28
    投稿日: 2018.10.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今読んでも衝撃的な内容で、善悪の新しい見方を提示してくれる。まさに金字塔ですね。 そして、登場人物が全員どこか欠けていて、愛おしかった。 どんなダメ人間にも美点や愛せるところがあって、これもまた人間賛歌だなと思った。 犯罪や善悪についてかなり深遠な議論してて、さすが名作文学。 哲学的でキレキレの名台詞たちに痺れます。 最後に救いがあるのも良いなあ。 許すことの尊さについて考えさせられた。 ラスコーリニコフの選民意識的な思想は、デスノートのキラに似てるとも思う。 それにしてもロシアの名前って覚えづらい上に、呼び名が複数あるため、だいぶ混乱した笑 ドストエフスキー自身が投獄された経験があるためか、心に迫る切実さがあった。 当時のロシアについても、もっと知りたいと思いました。

    1
    投稿日: 2018.04.23
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    今月の初め、古稀を目の前にしてドストエフスキーの傑作《 罪と罰 》を完読した。わたしにこのような意欲と集中力をいまだに授けていて下さる神に感謝したい。 多くの人が知りながら、なかなか手のつけられない大部の小説で、文庫本にして1200頁程ある。《 罪と罰 》というとなにやら難解で哲学的な内容のとっつきにくい小説と思われているが、読み始めてみるとさにあらず何と流麗で読みやすいことかと驚かされる。今読んでもちっとも古くないし現代小説を読んでいるのと同じという感想を持たせる。 物語の舞台は19世紀中ごろの古都サンクトペテルブルク。その夏の二週間程の間の出来事である。元大学生ラスコーリニコフは薄汚く天井の低い狭い屋根裏部屋に下宿していた。彼は頭脳明晰ではあるが鬱屈したニヒルな性格の持ち主である。貧窮していて質入れのため弊衣破帽のまま外出する。都とはいっても当時は悪臭漂う家々が連なりいかがわしい店もあった。彼がふと入った酒場で質入れして入手したなけなしの金で飲んでいると元官吏の男と出くわした。彼から後妻と三人の子供、それに家計を助けるため娼婦となっているソーニャの話を聞かされる。ここがその後の物語の展開にかかわる重要な場面となる。ラスコーリニコフはかねてから強欲で虫けら同然とみなす質屋の老婆を殺害することを企てていた。ちょうどいい計らい時が訪れたと断じ、彼は老婆とそして予期に反して居合せたその義妹を殺害してしまう。首尾よく逃げおうせたものの、それからは罪の意識といつか司直の手に落ちるのではないかと戦々恐々とする。いわば生き地獄の様な心理状態である。 わたしは長々とストーリーを追うつもりはない。核心となる重要なポイントが掴めれば幸いであると思っている。 ある夜更け、街角でくだんの元官吏、ソーニャの父が事故で死にそうになる場面に彼は偶然居合わせる。家に運ばれるが助からない。ラスコーリニコフは母が送金してくれた金を葬儀代にとすべて未亡人に与えてしまう。そういう優しい面も彼は持ち合わせているのだ。 同じ頃、彼の母と妹が上京して投宿していた。ラスコーリニコフは殺人事件以来、精神病やみの様になっていた。それを彼の友人たちが懸命に支えた。それと妹と婚約していた卑劣な俗物弁護士の横柄さに婚約は解消された。 またラスコーリニコフを老婆殺しと嫌疑をかける予審判事の三度にわたる追及は鬼気迫るものがある。その根拠としているのが彼が以前ものした論文でそれに予審判事はこだわる。ここがこの小説の核心部分となるのかもしれない。その論文の論旨は『一つの悪事は百の善行によって償われる』、つまり正義のためには凡人は殺しても構わないとした彼のある意味独創的ではあるが選民思想的な傲慢極まる論理に依拠する。 これら何れの場面もいつ果てることもなく延々と叙述されるのである。これもこの小説の特徴の一つである。 ここで一つ不満を述べさせてもらいたい。ソーニャがラスコーリニコフに所望されて聖書を読んで聞かせるところは感動的であるが、いわば彼にとって聖母マリアにも相当する彼女の描写がそれほど多くないことである。ラスコーリニコフが初めて罪を告白したのはソーニャへであり、彼に自首を促すなど重要な役目を果たしたのも彼女である。 エピローグでシベリアに流刑されたラスコーリニコフについて行き身の回りの世話をするのは彼女である。互いに手を取り合って残る刑期を指折り数えて待つ彼らの姿は美しい

    2
    投稿日: 2018.04.04
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    再読です。 二度目のこの本あっという間でした。 マルメラードフの話が好き。 ((飲んだくれでも無視されないのが嬉しいんだよ)) この発想は面白いと思いました。 たぶん共感する方、割といるかと思います。 この作品は、ラスコーリニコフの老婆殺しの罪と、その苦悩の罰に焦点を当てているが、実はそれだけではなく、登場人物全ての罪と罰が細かく描写されていて、なかでも予審判事ポルフィーリイとの対決はかなりの読みどころだと思います。ルージンのゴミッカスな罪も、ある意味読みどころかと思います。 ドストエフスキーは二度目が良いと聞き齧っていましたが、とても良かったです。

    1
    投稿日: 2018.03.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    『選ばれた者は大義のために人を殺しても構わない』 そんな考えに取りつかれたラスコリ―ニコフ。 綿密な計画は想像ほどはうまくいかない。 自分に容疑がかかることへの恐れ、罪悪感、予想もしていなかった事態に憔悴していく。 一人の男の熱病と破滅に周囲の多くの人が振り回される。 そんな中でも、不幸な境遇で娼婦に身を落とした可憐な娘ソーニャとの出会いが印象的。 憐れまれ、崇拝され、愛されながらも、彼女が地獄の穴の底に落ちることを誰もが望んでいる、という「同情」の残酷さというものも描かれていたように思う。

    0
    投稿日: 2018.02.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

     主人公のラスコーリニコフは、自身の生活や経験から、頭脳と精神の強固な者だけが、人々の上に立つ支配者となり、多くのことを実行する勇気のある者が誰よりも正しいと悟った。そして、歴史が示しているように、人類の進歩のために新しい秩序を作るために現行秩序を踏みにじる権利は、物事を勇敢に実行する(善の大きな目的のためには、ちっぽけな悪には見向きもしないで踏み込む)者のみに与えられるという信念の下で、自分にその資格があるか試すために敢然と金貸しの老婆を殺害する計画を実行した。 最後まで逃げ続けよう、自分のことを疑っている奴らには決して屈服しないと考えていたラスコーリニコフであったが、その計画を実行する前後には、ラスコーリニコフは、犯行に対する不安や危惧、また、家族をはじめとする周辺で起こる出来事やそれに対する懸念などが相まって、何日も頭を痛めることになった。これは、ラスコーリニコフは、ナポレオンにはなれなかった、すなわち、権力を有するに相応の天才ではなく、ただの愚かな卑怯者に過ぎなかったことを示すものであり、彼もそのことを悟るに至る。また、知り合った退職官吏の娘であるソーニャの決して嘘をつかない真っすぐな生き方、自他を問わず不幸を受け入れようとする生き方に心を打たれ、最終的には自らが犯した犯罪のすべてを自白する。  本編は全7部からなっており、1000ページを超える長編となっていること、登場人物が多く、時には名前が略されて述べられることなどから、読み切るには相当の根気が必要である。ただ、読み継がれている世界的巨匠の作品というだけあって、秀逸かつ独特な点がいくつもあった。例えば(これは、『罪と罰』に限らず、ドストエフスキーの作品に共通するのかもしれないが)、登場人物たちがかなり雄弁であり、現場の緊張感や当時の風俗のリアルがひしひしと伝わってくる。また、多くの小説では排除されている主人公以外の者たちの事件には直接関係のない会話や心境等が細かく記述されていることで、特異な状況(殺人犯、偏執狂)にある主人公とそれ以外の人物のそれぞれの時の流れや緊張感をリアルに感じられたと同時に、犯人の犯行前後の行動には様々な出来事や出会いが複雑に絡み合っているということを実感させられた(この作品を読んだ後では、通常の小説は、事件以外の時間をあまりにはしょりすぎて、現実からやや乖離しているといえるのかもしれない)。  まとめると、本編は、罪を犯してしまったラスコーリニコフの罰ともいえる苦悩と戦いの物語である。ドストエフスキーは、理性による改革は失敗するということ、愛は人間の意思決定に介入し、行動を変えさせる力を有するということを示したものと考えられる。

    0
    投稿日: 2018.01.03
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    「青春時代に読んで、胸にじいんとした」という教授の言葉を聞いてからずっと早く読まなきゃと気にかかっていた本。 思っていた以上の読みやすさ。おもしろさ! 文章は会話文が続くからといって必ずしも陳腐になるわけではないのだと知る。おもしろさの中に思想や思考の深さが滲み出ている。 ラズミーヒンがたいへんかわいい。

    0
    投稿日: 2017.10.31
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    10年以上前に「カラマーゾフの兄弟」で挫折して以来、なんとなく敬遠していたドストエフスキーの本をついに読んでみることに。 「カラマーゾフの兄弟」のときと同じく、登場人物の名前や愛称を覚えきれなくて挫けかけたけど、登場人物名や愛称でググると役職やら立ち位置が何だったのか思い出すことが出来て、なんとかストーリーについてけた。 最初の方はラスコーリニコフの葛藤と行動にイマイチ整合性が感じられなくてついていけていなかったけれど、次第に彼を応援したくなり始めてからは、もうページを繰る手が止まらなくなってしまった。 下巻でどう展開していくのか予想もつかない。 ところで裏表紙のあらすじ、本文を読み終えてから読んでみるとちょっと内容違うような……。そこを特に気に病んでる様子は無かったよね?

    0
    投稿日: 2017.10.21
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    出だしでちょっと自分が読み続けられそうか不安になるが、いよいよとなってくるとどんどんのめり込んでいく。情緒に振り回され論理を踏み抜きながら、自分も色んな感情に翻弄されていく。

    0
    投稿日: 2017.09.20
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    海外文学をあまり読まないわたしにとってハードルが高い作品でした。 他の方も書いていますが、登場人物の呼び方のパターンが多くて混乱します。 なので「罪と罰 登場人物一覧表」というサイトを参考にしながら読みました。 難しいなぁと思いながら読んでいましたが、次第に続きが気になるようになり下巻も購入。 まだ下巻を最後まで読んでいないので最終的な感想は言えませんが、今回の初読では物語の細々としたところなどきちんと理解出来ていないと思うので、いつか読解力がもっと身についた時にまた再読したいです。

    0
    投稿日: 2017.06.11
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    あらすじは、青年が殺人を犯し最後に自主するという単純なストーリーですが、本書はすごい!主人公ラスコーリニコフ は、精神的に追い詰められながらも予審検事ポルフィーリーと激しい頭脳戦を戦います。ポルフィーリーは古畑任三郎のようなキャラクターで、翻訳者の一人も本書は刑事コロンボ だと言ったとか。

    0
    投稿日: 2017.04.27
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    再読、読後の感動は言い表せない…きっとまた何度でも読み返すだろう作品、ラスコーリニコフ…世界で一番有名な主人公、大好き…面白くなければ文学じゃない!そしてここまで残されている偉大な作品にはそれだけの価値がある

    0
    投稿日: 2017.02.17
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    非凡な人間は法を踏みこえることが許される、という思想のもと、主人公は殺人を犯すが… 様々な登場人物との交流を通して、主人公である殺人者の心理が描かれる。

    0
    投稿日: 2017.01.01
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    みな思い込みが激しくて、滑稽。ごちゃごちゃした感じが並外れている。下巻に続く見知らぬ男の登場がドラマチック。人の生の重みの違いなど倫理的な難問も論じられている。

    1
    投稿日: 2016.08.30
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    もっと難解で読みづらいかと想像してたけど思ったよりはさくさく進む。惹きこまれる。ラズミーヒンが好き。

    0
    投稿日: 2016.08.25
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    観念的な人間が、仮に殺人を犯したときにどのように振る舞うのか?これはその問いに対して、小説という形式を最大限に利用した思考実験であり、主人公ラスコーリニコフの豊富な内面描写を通じて、そのような局面に置かれた際の心理状況を読者はリアルタイムに追いかけていける面白さがある。 上巻は思いがけない2人の殺人にびくびくするラスコーリニコフが、過去に自身が執筆した論文をトリガとして、犯罪の嫌疑をかけ始められる部分まで。下巻こそ本書の白眉であり、そちらにさらに期待。

    0
    投稿日: 2016.03.05
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    ロシア文学のにじみ出る根暗感とそれを隠そうとして明るくふるまう感じが好きです。 でもドフトエフスキーはカラマーゾフの兄弟のほうが好きだった こちらはラストが少し釈然としませんでした

    0
    投稿日: 2016.02.27
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     苦学生のラスコーリニコフは、強欲な高利貸しのアリョーフの財産を有効に使うべきだという考えから、アリョーフを殺害する。しかし、その時部屋にやってきたアリョーフの妹も殺害してしまい、ラスコーリニコフは精神的に不安定になり……  なんだかんだで読んでこなかったドストエフスキーに、ようやく初挑戦です。  ストーリー自体は単純ですが、長い独白や言葉の言い回しなんかは、さすが海外文学という感じです。見開き2ページのほとんどがまるまる文字で埋まっているのは、本を読みなれたつもりの自分でも、やっぱりひるんでしまいます(苦笑)。  評判通り、登場人物たちの名前の長さはなかなか辛いですが、それぞれ個性的なので、そういう点では読みやすいです。  上巻のハイライトは、やはりラスト近くのラスコーリニコフと、ポルフィーリのやり取り。法律や犯罪、あるいは、社会の利益のためなら罪を犯してもいいのか。ラスコーリニコフの、倫理観について迫ります。   ラスコーリニコフみたいな、明確な意思での殺人とまではいかないですが、同じような問いは現代でもあるような気がします。哲学の問題で聞く、5人の人間を救う代わりに、1人の人間を殺すのは正しいか、といった話や、安楽死や尊厳死の問題。戦争や紛争、緊急条項などなど、個人の権利と全体の利益の兼ね合いについて、今もなお答えの出ない問題の根幹にあるものが、語られているような気がします。  どの時代や人間にも通じる哲学や思想について語られるからこそ、この小説は時代や国を越えて読み継がれているのか、と思います。  そして、もう一つ触れられるのは人の尊厳。ラスコーリニコフの家族や飲んだくれの文官の家族など、貧困にあえぐ人たちが登場します。  ラスコーリニコフの妹は、結婚を控えていますが、その結婚はお金目的ではないのか。また結婚相手はお金や立場をちらつかせ、妹を支配しようとしているのではないのか。ラスコーリニコフはそう疑い、妹とぶつかります。  また飲んだくれの文官の家族とも知り合ったラスコーリニコフは、その娘と話すようになります。彼女は家族のため売春を仕事としています。そんな彼女に対しラスコーリニコフはどんな反応を示すのか。  こうして現代とは切っても切れない、お金と人の尊厳についても触れられるのです。  罪を犯したラスコーリニコフはどこにたどり着くのか、下巻の読みごたえもすごそうですが、じっくりと読んでいきます。

    0
    投稿日: 2016.02.27
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    上巻。ストーリーの展開に緩急がありすぎる。ラスコーリニコフの精神状態がおもしろい。 2016/2/6

    0
    投稿日: 2016.02.07
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    数十ページのこしたまま読み控えている「カラマーゾフ」も凄いが『罪と罰』もさすがドすとえふすきー引き付けるられる。ラスコーリニコフの白昼夢っぽい独白が永遠とつづくがなぜかなかなか良い。罪と罰の反対語ってなんだろう、検索すると同じ様なことを考える人っているものだ、けっこう質問してる(笑

    0
    投稿日: 2016.01.28
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    ずっと気になっていたがなかなか手が伸びなかった本。 買ったはいいが、積読になりそうだったので勇気を出して読み始めた。 想像通りこれはどう読めばいいのか、非常に難しい。 テレビの音でも近くにしてようものなら、忽ちただの文字の羅列に化けてしまう。 話に入るのにはかなりの集中力を要した。 人の名前は全て紙に書き出し、どのような人物かメモを取り ウィキペディアで先にあらすじを読むという禁じ手を犯して 何とか上巻を読み終えることができた。 (そうでもしないと、本当にストーリーが頭に入ってこない・・・。) 上巻の終盤での会話にこそ、この上巻の物語の意味があるのだろうが、 理解するのは非常に難しい・・・。 読み手によって、様々な解釈があるのかもしれない。

    10
    投稿日: 2016.01.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    9割5分タイムマジック/1分間記憶法で 通読。 ところが!何が書いてあったのかおぼえていない! 豚ちくしょう! 小説を速読なんて意味が無いッ! 意味がわからないながら6秒毎に頁を繰らなければならないこの苦痛! 苦行に耐える訓練なのか? かの青木雄二先生も離職中に読み感銘をうけた罪と罰、そしてドドストエフスキー先生、こんな読み方してごめんなさい。 さあ、捨てよ!うちには下巻がないからな!

    0
    投稿日: 2015.08.05
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    当然知ってたがなかなか読めずにいた古典。正直、読み進めるには気合いが必要だった。ただなんというか、小説らしい小説だと思う。後半、予審判事ポルフィーリの登場で推理小説の様相も出てきた。さて、下巻に進むか。。。

    0
    投稿日: 2015.04.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ずっと読もう読もうとしていて、25歳になり、今になって読了。なによりもまず20代のうちに読めれて良かった。よく、太宰治を読んで これ私だって思う人が 多い中、ラスコリーニコフをみて、これ私だって 思った。 殺人の合理化が、延々と語られるが、ラスコリーニコフは、自分は悪いと分かっているから、延々と語るのであって 凡人と非凡をいったりきたりしている、ごく普通の等身大の生身の人間こそが、ラスコリーニコフなんだと思う。人は、善と悪の二面性があって、そのときそのときの自己都合により、使い分けているんだと思う。

    0
    投稿日: 2015.04.02
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     スヴィドリガイロフが好人物すぎて笑ってしまう。ラスコーリニコフがぐだぐだ理屈こねてるのに付き合うには忍耐が必要だ。彼の理論はいかにも青臭く、凡庸である。しかし、スヴィドリガイロフは心やさしく、辛抱強く聞いてくれる。そして、説教して改心させようとするのでなく、自分の話をするのである。それは、スヴィドリガイロフが全然立派でないどころか、誠実さそのものであることをよく示している。しかし同時に、これは彼が自分自身のことにも周囲の人間に関しても無関心すぎるからこそできることでもある。ドゥーニャは知識や教養はあっても頭は良くなかった。そもそも、スヴィドリガイロフを救ってあげるだけの義理なんて全然なかったのである。考えられる中でも最悪な方法でスヴィドリガイロフは突き進んで喜びながら死ぬしかなった。ラスコーリニコフの独白のバカバカしさはもしかしたらドストエフスキーの法学に対する無知に起因するのかもしれないけれど、そんなことは小説において重要ではない。無関心と過剰な優しさと、非情な実利的思考とがすれ違い続ける物語のあることが読む人を救うのだから。

    0
    投稿日: 2015.03.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「カラマーゾフの兄弟」に引き続いて読了。 ドストエフスキーはやはり面白い。 ラスコーリ二コフの殺人は現代でもありそうだと思った。 善悪とは?を改めて考えさせてくれる。 ゲーテの「ファウスト」を思い出したりもした。 描写が詳細、会話による内面描写が圧倒的。 頭の中に映像がリアルに立ち上がってくる。 貧困の描写がすさまじく、ラスコーリ二コフの犯罪の原因は案外本当に貧困かもしれない。 まともなものを食べないと、考えもおかしくなってくる。 シベリア送りになった後に悔悟したのは、規則正しい生活と栄養のお蔭だったりして。 ドストエフスキーの小説には神様みたいに美しい心の人間が出てくるのが興味深い。 次は「白痴」を読んでみたい。

    0
    投稿日: 2015.02.26
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    ラスコーリニコフの心理描写がうまいこと描かれている。 友人のラズミーヒンがラスコーリニコフが指輪、鎖とうわごとで言ったことを気にしていた意味。 それは殺人事件が起こった質屋に質草を預けたことを ラズミーヒンに話したことによりラズミーヒは指輪、鎖と質屋が結びついた。 その思い込みを悟ったラスコーリニコフのにやりとした感情。 前半は登場人物が多かったり、正式名称やあだ名で呼んだりとごっちゃになって難しかったけど、登場人物が わかりだすと内容的にはすっと入ってきた。 心理描写、人間関係、時代の背景などがうまく描かれているなと思いました。

    0
    投稿日: 2015.01.10
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    和訳が直訳?っぽく読みづらい。がそれを上回るほど先を読みたくなるストーリー展開である。 岩波のが易しい訳で読みやすかったのでそっちも買うかも。

    0
    投稿日: 2014.11.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    主人公ラスコーリニコフは、自分の理論と精神的病気のせいで老女を殺す。完全犯罪だったが、主人公の行動から予審判事にはわかってしまい、自白を勧める。殺した事に対して、後悔のない主人公は、娼婦ソーニャによって最後、人間らしい気持ちになる。

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    投稿日: 2014.10.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「あなたは昨日わたしたちにすっかりくださいましたのね!」 より大きな善のために行われる法律違反は、許される。そのような考えのもと、ついにラスコーリニコフは殺人を犯す。しかし、殺人の重さに耐えるのに精一杯で、善行のために必要と考えていた金品の奪取がおろそかになる。そして、道徳心に苛まれ、また、自ら進んでは罪を告白できない弱さから、捕まえられることを望む。一方で、このまま逃げ切ろうとする気持ちも湧き起こり、その狭間で揺れる主人公が描かれる。 そもそもラスコーリニコフは強い人間ではない。殺人を実行するのにも大きな迷いが見られていた。殺人を犯した事で初めて罪の重さに気づいたのではない。始めから分かっていたのだ。それでも、彼が犯行に及んだのは、それ以外に彼の生活の現状を打破するものがなかったからであろう。自分のさらなる貧困が見えている以上どこかで手を打たねばならなかった。その現状を打破するためにも、身近に見える悪の元凶”高利貸し”を殺害するしかなかったのだ。

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    投稿日: 2014.10.13
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    とても面白かったです。登場人物の考えのひとつひとつがとても考えさせるもので感動しました。個人的にラスコーリニコフは好きなキャラクターの一人です。

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    投稿日: 2014.08.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    あっさり人殺しすぎのわりにうじうじする。 かっとなってやった。 計画的なのかそうでもないのか。 ようするにチキンなんだな、主人公。 登場人物をブックカバーに書いてたけど表だけじゃ足らなくなったw お茶かぶってしわしわになったksg!

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    投稿日: 2014.07.14
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    【良心を侵した罪と当然報いる非凡の罰】 とにかく読みづらい。過去の名作とはいえ、誰かが勝手に書き直してほしいと思うくらい読みづらい。そして僕の中ではやはりもう、古さが面白さよりも立つ。

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    投稿日: 2014.07.06
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    過去の名作なのに楽しく読めました 名作になる条件として誰に評価されるのか、ということが重要です エリートに評価された作品が名作として後世に残っていきます この世の価値観を作っているのがエリートだからです そんなことはない、江戸時代には大衆文化が花開いたじゃないか、と。 しかし今どれだけ江戸時代に制作された物に触れることが出来るでしょうか テレビなどで紹介される江戸文化のほとんどはやはりエリートに選ばれたものに限られています 海外で受けた浮世絵 金持ちの道楽の歌舞伎 庶民が普段読んでいた本が手軽にみられることはめったにないと思います  専用の古本屋に行けば別ですが その点でこの作品はエリートうけします、 彼らが陥りやすい悩みが非常にうまく書かれているからです

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    投稿日: 2014.06.18
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    名作、キリスト教の話ということでさぞかし高尚で難しいことが書いてあるんだろうなと思ったら、以外と物理的に事件が色々起きて面白かった。ちょうど連続ドラマを見ている気分。読みやすかった。

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    投稿日: 2014.04.27
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    【読書その92】ドストエフスキーの名著「罪と罰」。本当に恥ずかしながら、しっかり読んだのは初めて。とにかく面白かった 。これまで読まなかったのが恥ずかしいくらい。主人公ラスコーリニコフは、人間を非凡人と凡人に分け、ナポレオンのような非凡人は悪人を殺すことさえ許されるという理論を持つ。それを実施するため、高利貸しの老婆を殺害する。本書では、それに至るまでの主人公の心理描写を本当に細かく記述しており、心理小説のような緊張感がある。

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    投稿日: 2014.04.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

     世界一有名な小説?かな。今回初挑戦。「カラマーゾフの兄弟」を先に読んでいたから作品の雰囲気は掴みやすかった。長いけれども「カラマーゾフに比べれば…」というのもあってまずは上巻を読破。  話の中で事件、出来事は少ない。粗筋の紹介なら一分あればできそう。この作品の凄さはラスコーニコフの内面描写にある。何か起こるごとにラスコーニコフが何を考えているのか丁寧に書かれている。この内面描写にハマれないとこの作品を読むのは辛いかも。ラスコーニコフは周りの人間からは精神病患者扱いされるような言動をするが内面描写をはさむと行動の理由が分かる。この小説を読むと普通の小説の描写が表面的で物足りなくなってしまうかもしれない。  ラスコーニコフは彼の犯した罪とどう向き合うのか、後半はさらに引き込まれるはず。

    0
    投稿日: 2014.03.28
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    巨匠ドストエフスキーの名著と呼ばれる、罪と罰。 しかし上巻はちょっと、まだわからないというのが本音。 あらすじは聡明だが、精神を病んでる元法学部(途中退学)の青年、ラスコーリニコフが自身の考える犯罪論に基づいて、強欲な高利貸の老婆を殺害する。しかしその時に偶然居合わせた老婆の妹も殺害してしまう。 その後、友人が現れ、家族が現れ、ラスコーリニコフの元を訪れる、だれも彼が殺人者だと気づかない。 またラスコーリニコフ自身も精神病がなかなか治癒されないうえに、人に言えない秘密を持ってしまい、苦しむ。 そんな中、ある男に出会う。 そこまでが上巻。 つまらないと思っても耐えて読むべしと言われたので、読んでみます。

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    投稿日: 2014.02.24
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    初「罪と罰」では亀山訳の方が入りやすいかも。登場人物の名前に最初は惑わされるが、100ページ我慢して読んでいくと、そっから先は面白くなります。

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    投稿日: 2014.01.07
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    な、長かった…。読み始めは無間地獄かしらんという感じ。なんたって人名がコロコロ変わって、え?意地悪されてる?と不安になる有様である。それでもやはり読み切ったのちの感動はひとしおであり、おれの一生をかたるに欠かせない一冊(二冊?)に他ならない。

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    投稿日: 2014.01.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    あの有名なドストエフスキーの罪と罰。 ラスコーフニコフがアレをすることが罪であり、アレをしたあとの苦悩こそが罰である。愛しているはずの母と妹のことまで鬱陶しく感じてしまうほどの苦悩がリアルに描かれていました。でも時々出てくる≪≫の中の心の声のようなものが底はかとなく…エゴイストでした。 ラスコーフニコフの犯罪者心理は読んでて深いなーっと思いました。 ポルフィーリイとの心理戦がハラハラ面白かったです。 正直、状況がどうなってるのか良くわからない場面が多々ありました。 自分の読解力が足りないことは承知ですが、なかなか手強かったです。 それと名前が非常にややこしい… 名前が長いのもそうですが一人にいくつもの呼び方があるから慣れるまで誰が誰だか混乱しました。 内容はとても面白いと感じたので下巻も楽しみです。

    1
    投稿日: 2013.11.21
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    「カラマーゾフの兄弟」に比べるととても読みやすかった。ただロシアの名前がとってもややこしくて覚えにくいのと、同じ人物でも呼び方が色々変わったりするのは相変わらずややこしかった。でも、読み進めてるうちに慣れきて会話の流れでわかるようになりました。 上巻のラストでは主人公であるラフコーリニコフに謎のどん底に突き落とされて、下巻がとても気になる終わり方でした。 個人的には主人公ラフコーリニコフの友人であるラズミーヒンのキャラクターが好き。主人公の母親と妹にテンションが上がって自らの思想を展開するシーンはなかなか面白かった。

    0
    投稿日: 2013.11.14
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    罪と罰、ようやく読了。 殺人を犯した青年の破滅とその後の再生への希望を感じさせるお話、ということなのかな。 登場人物の名前と内容の複雑さというか重さになかなか読み進めることができなかったが、 数年後にも読んでみたいなと思わせる一冊だった。読後の達成感はなかなか。 カラマーゾフの兄弟にも挑戦したいが、それはまたの機会に。次に読むとしたら、ちょっと軽めな内容の本がいいかなとw

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    投稿日: 2013.11.06
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    久しぶりにドストエフスキーの本読んだけど、罪と罰はかなりおもしろい。 相変わらず登場人物の名前が読みづらくてたまらない&同一人物で呼び名が複数ある人とか時々意味がわからなくなる。 それにしても、ラスコーリニコフ!おれはこの主人公が好きだ。精神的に落差が激しかったりするけど、この頭の良さと独自の考え方を持っている点が非常にいい。 ドストエフスキーの本に出てくる登場人物というのは、他の作品もそうだったけど、一人一人がすごく人間味を帯びている感じがする。なんていうかそれぞれの人の感情が直接読み手のところに入ってきやすい感じ。 また、この本を読んでいて、当時のロシアの国的な背景がわかってるともっとイメージしやすいんじゃないかと思った。おそらく1866年頃を想像すればいいと思うんだけど、その頃のロシアとか日露戦争より前だしどんなんか知らない。 もはや内容もおもしろいんだけど、ラスコーリニコフに魅入られている感が否めない。 下巻にも期待!

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    投稿日: 2013.10.03
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    不朽の名作に挑戦。ロシアの名前覚えにくくて苦戦!別人と思ってたらあれ同一人物?みたいな。あっさり殺しちゃうし!!ちょっと難しいけど読みやすいし、引き込まれる。怖い!凄い!2011/026

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    投稿日: 2013.09.13
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    貧困から脱したいあまり、トンデモ理論に基づいて金貸しの婆さんを殺害したロージャくん。発想が中二病だ!しかもイケメン。アニメキャラならモテそうだぞ!貧乏な夜神月みたいな感じ?しかし発熱し、譫言で危険なことを口走ってしまったりしてるぞ。迂闊な男だ。この話って現代に置き換えても充分に通じますね。ロージャが笑う婆さんの悪夢を見るシーンは、そこらのホラーより怖かったよ。「カラマーゾフの兄弟」をドラマ化したスタッフで、これもドラマ化しないかなー。ロージャは……うーん。横山裕くんで!

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    投稿日: 2013.09.04
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    鋭敏ながらも貧しい大学生ラスコーリニコフは、一つの罪は百の善行に償われるという理論の元、非道な高利貸の老婆を殺害し、その財産を有効に転用しようと企てる。しかし、遭遇したその妹まで殺してしまう。 この第二の殺人が、ラスコーリニコフの心に重くのしかかり、彼は罪の意識におびえるみじめな自分を発見しなければならなかった。 図書館の全集で読破したのですが、なかったのでこちらで登録。 おもろかったのですが、読みづらい。たぶんそれは訳文が私の産まれる遥か前のものだったせいだと思います。(こちらの登録本ではありません) 日本語に訳されても意味のとれない死語が多くあったせいか、地の文を読むのが苦痛でしょうがなかったです。 洋書は、原文→翻訳という過程を経ているので、「この言い回し、言葉選び、巧みでしびれる!」という感じがなくなってしまって、やっぱり好きじゃないな、という感想を(名作なのにすみません)抱きました。

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    投稿日: 2013.08.26
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    (2000.08.19読了)(1999.04.12購入) (「BOOK」データベースより)amazon 鋭敏な頭脳をもつ貧しい大学生ラスコーリニコフは、一つの微細な罪悪は百の善行に償われるという理論のもとに、強欲非道な高利貸の老婆を殺害し、その財産を有効に転用しようと企てるが、偶然その場に来合せたその妹まで殺してしまう。この予期しなかった第二の殺人が、ラスコーリニコフの心に重くのしかかり、彼は罪の意識におびえるみじめな自分を発見しなければならなかった。

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    投稿日: 2013.08.12
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    主人公ラスコーリニコフの苦悩のストーリーだけでなくそれぞれの登場人物のストーリーも含まれていて,上下巻通してずっしりとした小説だった。しかし,文章は会話や登場人物の思考が多く,テンポよくぐいぐい読んでいけた。ときどき会話が抽象的すぎてわからない部分はあったものの(当時のロシアのバックグランドの知識等が自分に足りないからか?)。まず出てくる人たちの立場が多彩で面白かった。引きこもりでニートの元大学生,アル中,根っからの浮気者,教養はあっても貧乏者とか娼婦,学はないが金銭的に成功したけち,金持ちのストーカー等々。どうしようもない人らである。 中でも私はラズミーヒンとかソーニャが好きである。この人らは面倒見がよくて基本的に人を信じていて優しいと思う。 現代でも同じだと感じる部分が多々あり,人の心理を上手く文章にした著者が世界的巨匠といわれる理由がわかった気がした。

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    投稿日: 2013.08.03
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    ※このレビューでは上巻のみならず下巻もまとめて扱っています。 【内容】 貧しくも明晰な大学生には、超人思想・選民思想的な持論があった。 彼は強盗殺人を計画し、先述の思想によって自己正当化した。そして欲深い金貸し老婆の殺しを遂げたが、善人であるその妹まで殺めてしまう。 上記を軸として、家族の結婚問題や少女娼婦の家庭問題が絡み合い、事態は混迷を極めていく。 罪を犯す者は何に悩み、何へ向かい、何を得るか。 【類別】 小説。サスペンス。群像劇。 また、様々な要素を色濃く内包しているのではないでしょうか。 いわゆる"純文学"的な特徴はありません。 【書き表し方】 まず原著がロシア語なので、人名が馴染みのないものに感じました。 それに加えて、同一人物の名前にも本名・愛称など複数パターンがあり、馴染みにくさ(≒覚えにくさ)に拍車をかけています。しかしながら、鑑賞の障害となるほどのものでもありません。 文体がやや古風ではあるものの平易ですし問題ないものと思います。 【備考】 このレビューは以下の版の鑑賞に基づくものです。 ・上巻…61刷(59刷改版) ・下巻…43刷(42刷改版) ぜひとも、より多くの人にオススメしたい作品です。ぜひ。

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    投稿日: 2013.07.05
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    最近、人の感情の本質というものをすごく学ばさせられている。 この本、なんだか、もやもやするお。 さて、下巻。

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    投稿日: 2013.07.04
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    序盤のマルメラードフの話はストーリー上大切なのだが、長くてだるいので読むのはしんどい。 しかし、殺人と売春という欧米社会の2大悪について追求されているのでとても考えさせられる作品である。 また、後半からストーリーの通り、罪と罰に関して強いメッセージ性を投げかけている。その部分に時代を超えて世界の名著と扱われる理由があるのだと感じた。

    0
    投稿日: 2013.06.20
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    どの登場人物も、境遇は違えどエネルギッシュであり、生きていくことへの必死さが感じられる。そんなふうに自分は生きているだろうか?これだけ熱く語れることはあるだろうか?A=B+Cのように、ずいぶんと自分の思考回路は単純化されてしまっているのではないかと不安になった。 だからなのか、序盤からマルメラードフの身の上話や母の手紙、ラスコーリニコフの脳内回想など、長ったらしくて、なかなか話の要点もつかめず、非常にもどかしくて辟易してしまった。 彼らは決して決定的なことは語らない。 なぜ彼はこんな話をするのか。どうしてこんな言い回しになるのか。何が彼をこの行為に走らせたのか。ヒントはたくさん散りばめられているのに、まとめあげることができない。 途中何度もページを戻っては読み直した。おかしいな、普段の半分以下の速さでしか読めない。読み進めるうちに、頭にひっかかっていた言葉の意味が解ける場面に出くわす。それが読み進める原動力となった。 読みながら悩みもした。人の感情はこんなにも豊かで複雑でミステリアスなのに、1つの答えを求めて、単純化しようとし過ぎてしまっているのか?物語の本筋とは違う意味で悩んだ。 いろいろととまどいながらも上巻を読み終わったときには小さな達成感を覚えた。しかし、読み進めることに必死になって、肝心の物語の感想がまとまらない。もう何度か読まないとこのモヤモヤをはらえなさそうだ。 いや、むしろモヤモヤを感じることが大事な本なのかしら。 モヤモヤする本だった。 こんなまとめしかできずにさらにモヤモヤしている。

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    投稿日: 2013.04.18
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     読むまでは『罪と罰』をお堅い純文学の本と認識していたが、読み終わって思った。これは所謂「サスペンスもの」ではないかと。本場ロシアではドストエフスキーの作品は「大衆文学」とされているらしい。  以下は、なるべくネタバレをしないように、また、誰か一人でも『罪と罰』を読んでみようと思ってくれたらいいなと思いつつ書いた紹介文である。だが、稚拙な文である事はご了承いただきたい。  主人公はロジオン・ロマーヌイチ・ラスコーリニコフという書生。彼は自らの思想から一人の老婆を、そして、不本意ながらその妹をも殺す。彼はその殺人により、「自らの思想」と「良心の呵責」とに挟まれてしまう。  彼はどのように苦しみ、どのような決断をするのか。そして、彼は誰に救われるのか。 沖国軽小説研究同好会 宮城 蘖

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    投稿日: 2013.04.15
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    上を読み終わっての感想です。 初め、マルメラードフの話やらお母さんの手紙やらで長いなあ、くどいなあ、と思いながらなんとか読み進めていきましたが、老婆を殺したあとからの展開が秀逸です。読まずにはいられませんでした。 名前が難しいという難点がありますが、殺しのあとから出てくる人物についてはすらすらと頭に入ってきました。あくまで私の話ですが。 下巻も一緒に買えばよかったと後悔しております。それにしても、ラスコーリニコフの心情が理解できる。

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    投稿日: 2013.04.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2年前に上巻だけで挫折し今度は一か月くらいかけてやっと読み終わった 予想外に愛の物語でもあった メインのテーマ(?)であるラスコーリニコフの理論は今となってはありきたりだけど理論こそ違えど同じ理想を持つソーニャとの愛の物語として読み返したい 最終的に愛を得られなかったスヴィドリガイノフ(?)に対してラスコーリニコフはハッピーエンドを迎えたのかな 何はともあれ名前が覚えられない 田中とか佐藤とかにしてほしいもんだ

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    投稿日: 2013.03.20
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    「明朗な心と、精新な感覚と、素直な清らかな情熱を老年まで保っている婦人は、たいていは若く見えるものだ。ついでに言うが、これらすべてのものを保つことが、おばあさんになってからも自分の美しさを失わないたった一つの方法である。」

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    投稿日: 2013.03.18
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    ドストエフスキーの『罪と罰』にはじめて出会ったのは高校1年生の時だから今からもう25年も前のことになる。特にロシア文学に興味を持っていたわけでもなく、ドストエフスキーを読みたいと思っていたわけでもない。母が学生の頃に学校で指定された本を読んで読書感想文を書かなければならず、その時に指定された本がこの『罪と罰』だったらしい。曰く、「何を言ってるのかさっぱりだった。面白いか面白くないかも判断できないうちに投げ捨てた」と聞いていた。“難しい”と言われると「読んでみようかな」と思ってしまう天邪鬼なところがある。それがきっかけで上巻をさっそく購入し読んでみた。「なるほど。何を言ってるのかさっぱり分からん」となって50ページほど頑張って読み進めたところで投げ出してしまった。この本を難解にさせている理由のひとつには登場人物が誰が誰なのか分かりづらいという問題がいちばんかも知れない。例えば主人公の元学生ラスコーリニコフは愛称でロージャと呼ばれたり、かしこまってロジオン・ロマーヌイチと呼ばれたり、彼の妹のドゥーニャはドゥーネチカになったりアウドーチヤ・ロマーノヴナと呼ばれたり・・・最初のうちはわけがわからなくなって何度投げ出したことか。それでも歳を重ねながら何年もかけて少しづつ読み進めてきた。それに比例するようにロシア語、ロシアの文化や世界史、宗教、哲学といったことに関する知識も少しづつ蓄積させながら、今回で7回目の読了。1回目よりは2回目、さらに3回目と回を重ねるたびにこの作品に対する理解は深まってきたように思う。そして、この作品の世界観や登場する人物(特に主人公ラスコーリニコフ)に感情移入しやすくなってきている気がする。今回読んでいる間はずっと重苦しく陰鬱な気分とその反対の高揚感の間を行ったりきたりするような感覚に襲われていたので正直疲れた。しかし、物語はまだやっと半分。“罪と罰”の意味が少しづつ明らかにされつつあるような気配が見えてきたかなという辺りに差し掛かったに過ぎない。またしばらくはこの陰鬱で不安定な空気に巻きこまれながら『罪と罰』を味わう日々を送ることになりそうだ。

    1
    投稿日: 2013.03.12
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    とても有名な作品。 伊坂幸太郎の『グラスホッパー』に出てくる「鯨」の愛読書つながりで読むことを決意! 初めてのロシア文学で思ったより読みやすいのだが、登場人物の名前が覚えられない。 登場人物の表みたいなのがあればよかったなと思う。 感想は下巻!

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    投稿日: 2013.03.09
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    大作故に今まで中々踏み込めなかったのだが、半月かけて先ず上巻を読んだ。 主人公ラスコーリニコフが苦悶しつつ゛あの行動゛をとる第一部、神経症で倒れ「夢遊病」と思われながらも自らを立て直そうとする第二部、明瞭な頭で足場を固める第三部という、三部構成。 ラスコーリニコフの悲痛な自己分析と矛盾、友人ラズミーヒンの的を得ていない激感、その他周囲の人たちのそれぞれの思惑と態度とが入り乱れて生々しい。 第三部でラズミーヒンの伯父に、ラスコーリニコフが書いた論文で「凡人」「非凡人」を説明する際の、凡人は犯罪を犯すと病気になる、自らをロシアのナポレオンつまりの非凡人だと思っている節もある(ただしこれは嘲笑を含む)、という内容。 ラスコーリニコフが己の「罪」に対して、意識下の悔いと意識上の合理化とを持ち合わせた上での葛藤、そして上巻末に出てくる町人。 下巻での苦しみを想像させられる。

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    投稿日: 2013.02.19
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    はじめて読んだ「罪と罰」。 正直、上巻の時点では「??」だった。 特に人物関係がさっぱりで 上巻を読み終わった時点で メモしなおしたものです。

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    投稿日: 2013.01.27
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    世界にたったひとりで立ち向かう主人公、ラスコーリニコフ。 農奴解放、自由主義者、社会主義運動など、新しい価値観に揺れる19世紀のロシアを舞台に、彼の孤独な戦いがはじまる。 物語は、高利貸しの老婆の惨殺死体が家から発見されたことで、加速度を増す 「あの家は——ノアの箱船ですよ」 「真相は明白だよ、じつに明白だよ!」 「いや、きわめて不確かですな」 警察の捜査線上に、現れては消える容疑者たち・・・ 「彼らの主張は簡単だ、犯罪は社会機構のアブノーマルに対する抗議だ———それ以上の何ものでもない」 「そこらの未来のナポレオンじゃないのかい、先週例のアリョーナ・イワーノヴナを斧でなぐり殺したのもさ」 全編にわたって語られる人間の業と社会の歪み。 多彩な登場人物と名台詞によって、人間の生きる価値を真正面から問い続けた不朽の名作! ウオトカを片手に一杯やりながら、冬の夜を過ごすに最適な一冊!

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    投稿日: 2013.01.25
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    とにかく面白い。絶対読むべし! 終わり方に納得できるかどうかはあるが、それにしても突然ではあるが、と言いつつ恥ずかしながら涙しそうだったが、俺的にはこれもいいかなと言う感じ(違う結末を読みながら想像した。)。ソフィアやポルフィーリが登場しなかった場合どうなるか興味深い。天罰が下るのなら「罪とバチ」なんてなるかもしれない。最後に、スビドリガイロフはそんな玉なのか?

    0
    投稿日: 2013.01.25
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    一息ついたので、大学時代に読んだものを。 読みなおすのは何年振りだ? WOWOWのドラマを見た後で、 キャラクターや細部のエピソードを符合させながら読むのも面白い。 ドラマ(というか原作の漫画か)は良くできてるなあと再確認。 ラストシーン、学生の時はなんでああなるのか理解できなかったけど、 今読むと、そばに寄り添って言葉少なく支えてくれる存在に気がつくことが 頭でっかちで何もかも一人で抱え込んでいる青年には 十分に世界を変えるきっかけになるんじゃないかな、なんてことを思った。

    0
    投稿日: 2013.01.25
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    かなり久し振りに読んだ。たまたま、カラマーゾフ(上)を再読してて、ちょうど読み終えたとき、課題本と知って、カラマーゾフに進まず、罪と罰(上)を読み始めたから、頭の中にいろんな人がひしめきあってしまった。が、読み出したら、引きずり込まれた。ぐうの音も出なくやりこめる、畳み掛ける言葉が痛快です。人物像の描き方、凄いよ、目の前にいるみたい。

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    投稿日: 2013.01.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    机上の空論とはまさにこの作品のためにあるような言葉だと思う。四・五年前に読んだが当時の自分と重なる部分があって、とてもすらすら読めた記憶がある。一人目の犯行だけだったパターンでは主人公にどのような苦悩が待ち構えているのか違う気もして、とても気になったのを覚えている。結局いかような動機や理論付けであろうと殺人は殺人でしかない、とまとめると陳腐だが、人の死に対して様々な観点を提示してくれている作品。

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    投稿日: 2012.12.21
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    こんなに前向きな内容とは思いませんでしたよ。 とにかくいろんな人が頭おかしくなって死ぬんだけど、その狂い方がえげつなさ5割、滑稽さ5割の絶妙なラインをキープします。 ロシア的気質の狂ったおしゃべりがすごいですよ。突然テンション上がってしゃべり出したら止まらなくなり、激昂して叫び声を上げ、最終的には愛に目覚めます。 中身の半分近くは会話文と主人公の独り言でした。だから読みはじめると止まらなくなります。

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    投稿日: 2012.10.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最初に読んだのは、中学3年のとき。 まるで映画を観てるかのように、目の前に光景が広がった。 最後にラスコーリニコフが苦悩からやっと解き放たれたときは、実際に光が見えたような気がした。 以来、何度読んでも、何歳のときに読んでも、面白い!!

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    投稿日: 2012.09.08
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    初めて海外の純文学を読んだがとても面白い。 登場人物の名前が覚えられるか不安だったが案外スラスラ読むことができた。 どんな結末が待っているのかのか非常に楽しみである。

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    投稿日: 2012.08.14
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    上巻中盤で殺害を犯した主人公。 そこから彼の苦悩は始まる。 そこにかかわる様々な事象、そこから彼の心境の変化などが生まれてくる。 なんとも深い。

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    投稿日: 2012.08.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ラスコーリニコフが老婆2人を殺害してしまった。その罪の意識に苛まれ、精神状態がおかしくなる。通常の人には殺人なんてできない、というのが妙に納得できた。

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    投稿日: 2012.07.23
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    杉井ギサブロー監督のオススメ作品 「罪と罰」 ミステリー文学の絶品。ハラハラ、ドキドキと、ロシアの風景など空想しながら、長編なのに、あっという間に読めてしまう。

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    投稿日: 2012.07.05
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    高校生の頃読んだ。 当時の全編通しての感想は「ラスコーリニコフ(主人公)は夜神月みたいだ!」の一言だった。 読後感は悪いし、全体的に暗いし、面白い・楽しい話では決してないけれど、精神描写の深さには圧倒される。ラスコーリニコフの善悪に関する葛藤は、多感な時期にこそ触れるべきだと今では思う。中高生は頑張って読むべき。繰り返すけど、面白くはない。 何を言ってるのかさっぱりわからん…と投げそうになる苦痛を耐えぬいて読んだ。下巻に突入した辺りからようやく話が転がって、読むのもそう苦ではなくなったような気がする。 独特の言い回しが多く、文章も長くて回りくどいので集中して読まないと言わんとしていることを追えなかった(集中して読んでもわからん部分もあったり…) まず人名を覚える段階で骨が折れた。同一人物を差しながら呼び方がころころかわるので、フルネームをメモりながら読まないとほぼ確実に人物関係を把握出来なくなる。 読むだけでここまでしんどくなる本は久しぶりだった。

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    投稿日: 2012.06.20
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    ロシアの夏が暑いなんて知らなかった。 その汗の粘つく感じと、ラスコーリニコフの手にべっとりとついた老婆の血の粘つきをずっと感じ続けた。 主人公は自意識ばかり高く、現代のニートや引きこもりと同じだ。 下巻でどのように結論付けるのか楽しみだ。

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    投稿日: 2012.06.13
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    他の人が訳したのも読んでみたいけど、あんまり変わらないんだろうか、と思うくらい上巻は読みにくかった。下巻はすらすら読めたんですが。 わかりにくいけれども、なんとか理解することはできて、スリリングなストーリー展開がとてもおもしろかった。

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    投稿日: 2012.06.10
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    主人公の言動に一貫性がなく、支離滅裂で読み疲れる。 まさに病んでいるといえる状態なのかもしれない。 全体の言い回しも長たらしく、 上巻は読み進めるのに我慢の様相が強い。 原書もこんな感じなのだろうか。 馴染みのないロシア人の名前も苗字だったり、名前だったり、あだ名だったりして誰が誰なのかかなり混乱する。 名前や相関図を書き留めながら読んだ方が良いかもしれない。 出版社によって訳者が異なるようなので どれほどの違いがあるのか興味もあるが ちょっと読み比べるには根気がいる。 詳しいレビューは下巻で。

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    投稿日: 2012.05.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ドストエフスキーとか19世紀ロシアにまずこっから手を出してみたのだけど、とりあえず字が多いよね。見開き2ページ空白ほとんどなく全部字で埋まり続けてるみたいな。 そこから迫りくる重量感と熱量は半端ないですね。 150年前に、こんな、心理、社会、サスペンス、宗教問題を絡め、まとめ上げてるんだからすごい。 どんな側面でも面白く読めます。 「君が殺ったんだろ、え?」 そう言われると「違う!ぼくじゃない!」てなるのに、 「ふむ、どうやら君じゃなさそうだね」 とくると〈いや、この俺だ、俺が殺ったんだ…!〉 と言いたくて顕示したくてしょうがなくなったりする、 そんな人間心理、ある気がします。

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    投稿日: 2012.05.01
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    流石に歴史の中に生き残った世界文学。罪と罰殺人事件愛の物語でしたなぁ。 ドストエフスキー独特の心理描写や登場人物が皆長丁舌で話しがなかなか進まないとかよくわからなくなるのが難点で、訳者によっても違うのではないかと思う。(古い世界文学全集で米川正夫さんの訳だったが閉口した。)なので4点。 後半の後半に一気に話しが展開するから我慢して読んで欲しい。

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    投稿日: 2012.04.14
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    第一部で挫折した罪と罰、今回は読み切りました。下巻まで読み切ったら評価は変動するだろうと思います。 心理描写の細さには恐れ入ります。近代小説と文学と呼ばれる小説の間には、絶対的に越えられない溝(壁?)のようなものがあるように思いますね。 ロシアの人たちの名前は馴染みがなく覚えにくいのに加え、同じ名前でも呼び方がいくつもあることが混乱を呼び、罪と罰をさらに難しくしているような気がします。

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    投稿日: 2012.04.06
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    「読書力」の35ページにある本… 法政大学第一中・高等学校で岩井歩教諭が実践した、定期テストに読書問題を取り入れた実践。 20冊目…高3の定期テストに 「何を言っているかわからないぞ~」 と、思いながらひたすら読み進み…なんとなくあらすじが見えてきた本。 重いよね。

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    投稿日: 2012.03.28
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    ラスコーリニコフの犯した罪を考えると裁かれて当然だが、どうにか助かって欲しいと思ってしまうのは何故。 ラスコーリニコフの口を借りて語られるドストエフスキーの哲学が読み取れる。

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    投稿日: 2012.03.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読書の先輩から「これは読んどきな」と手渡されたのが 2011年の10月ごろ 日本語の文庫本なら一晩で読めていたはずなのに、 とうとうこの本の上下巻の読破は5カ月も要してしまいました 下巻の後半は展開が早く、平日の深夜に一気に読んでしまい、 思いもかけず泣きました 前半の遅い展開、ニートの愚痴、不満はホントに不愉快で 一週間もページを開けないことも多かったけど、 ところどころに普段生きて行くには見てみないふりをしてきた 「不実な真理」を目の前に突きつけられたような動揺をさせられも したので、ただものではない感は読み始めですぐには感じる作品 でした 100年以上前の異国の作品は、人類の歴史を通して普遍的な事実 について、問いかけている 矛盾の一言でも片付けられる真理に、無駄に頭がいいばかりに 気付いてしまい、頑固なまでにまじめな為にそれを追求してしまった 故に起こしてしまった罪 理屈や歴史の事実などを捨て去り、その罪自体の 重さを一身に受けることで、主人公は生まれ変わり、自身の生に 幸福まで見いだすことになる 地位や権力については、私自身が身を置いている会社でも よく考えさせられる 経済という権力を一人占めしている組織にしか見えないから そしてこの物語のように、真の幸福はそういうものと離れたところに 存在する その労力と見合わなすぎる報酬を受けながらも、幸福は別ものだと 気付いている物ならば、幸福も手に入れられる、とは真実に反した キレイごとだと思いたい 物や金を楽に手に入れている者たちには、真の幸福はあり得ない と願いたい そんな報酬のギャップは世間のだれかが肩代わりすることで、 この世はバランスがとられているのだから 金など最低限で十分だという信念の上で、世の中の幸福に繋がると 信じられることに従事し、時間が忘れるくらいその労働を愛し、 続けることで、結果それなりの金や物を得ることが出来るのが理想 おしゃれも美味しいものもリッチな旅行も大好きなのは変えられない。。

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    投稿日: 2012.03.17
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    第一部・二部はラスコーリニコフの視点が中心。 第三部は周辺人物(特にラズミーヒン?)を通して。 手塚治虫作の劇画と併せて読んだので(多少食い違う箇所もあるが)人物像を思い描きながら読み進められた。 家族との面会のさ中、ラスコーリニコフを過るある感情…折々現代的、と思える箇所はあるがその背景にはペテルブルグの退廃が織り込まれていて、ある時代を象徴する神話であるようにも感じた。

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    投稿日: 2012.03.17
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    <貧しさに苦しむ学生ラスコーリニコフ。ある思想で殺人を正当化した彼はついに罪を犯す・・・。> 現代の予言者ドストエフスキーの大著。カラマーゾフに続いて2作目。ロシア文学はミドルネームやらニックネームやらでキャラクターの呼び方がころころ変わるし、ドストエフスキー特有のキャラクターの長広舌がどうしても最初が苦しいですが、上巻の途中から圧倒的に面白くなり、下巻になると、物語に没頭せざるえなくなります。 世界最高峰文学、時間の淘汰を受けた傑作の力です。 この本でドストエフスキーが示したのが、「人間は凡人と非凡人に分けられ、凡人は秩序に従わなければならないが、非凡人は積極的に既存の秩序を越えて行動し、新秩序、社会福祉をあみだしていく」ということ。 これは歴史を見れば明らかであり、過去の英雄は何万人もの死体の上に立つ存在です。 では自分が凡人ではないと思っている凡人はどうなるのか。 それがラスコーリニコフです。 彼は孤独や貧困、閉塞感に苦しみ、そこから解き放たれようとする。それは自分を非凡人の側に置くこと、それはつまり罪を犯すことでした。 しかし待っていたのは襲いくる絶え間ない恐怖と不安、さらなる孤独。 彼は自分が非凡人ではないことを自覚せざる得なくなります。 そして苦しむ人間は依って立つべきもの求める。 それが自己犠牲に徹する娼婦ソーニャだったと思います。 全てを告白し、許しを請い、苦しみから解放されようとするラスコーリニコフ。 彼にソーニャは伝えます。 罪を償うこと、罰を受けることを。 それは秩序に従うことであり、凡人であると認めること、生活の場に戻ること。 その葛藤、内面描写たるやすさまじいものがあります。 そしてラスト。 ラスコーリニコフとソーニャのその後に、エピローグの最後の4行に、大長編をを読み上げた感慨と寂しさに、胸がいっぱいになり、ゆっくりと書を閉じました。 一生で何度読み返すことになるでしょう。

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    投稿日: 2012.03.05
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    中学時代に読んだ本である。 何故コレを中学時代に読もうと思ったのか、今は覚えていない。 読めば読むほどに苦しくなる。 人の大罪が詰め込まれた一作だ。 あれから年月が経った今、今一度読みたいと思える。

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    投稿日: 2012.01.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ラスコーリニコフが改悛したことで、 『異邦人』とは、全く異質の作品となったが、 両作品とも、 プロットとは別の意味を作品のなかに 隠しもっている特色は良く似ている。 メタファー?

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    投稿日: 2012.01.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    名作らしいから読んでみた(・ω・) とりあえずあだ名で呼び合うのやめて;; 誰が誰だかわかんなくなるから;;

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    投稿日: 2012.01.12
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    小学生の時に読んだが、明らかにそりゃムリだろうと(笑)。 理解なんぞ出来ていなかったに違いないが、それなりに面白いと思っていたのだから、さすがドストエフスキー。 それぞれの読者にきちんと対応した感動がある名作家。

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    投稿日: 2012.01.09
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    ラスコーリニコフの凡人と非凡人の理論が面白かった。読む前はもっともっと難しく読みにくいものかと思っていたが、ラスコーリニコフの駄目さ加減が、人間らしくて、引き込まれた。あと、この独特の言い回しは翻訳だからなのかなあ。ロシア人はみんなこうやって喋るのか…聞いてみたい。

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    投稿日: 2011.11.13
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    言わずと知れたドストエフスキーの名著ですね。私も何度も読み返したことがあります。「ラスコーリニコフの斧」..... 人生の分岐点となるような、肩を押されるようなそんな一瞬を体験した事が誰しにもあると思っています。

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    投稿日: 2011.11.12
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    日曜日の朝に・・・ ドストエフスキー 【鹿児島大学】 ペンネーム:フスキー ------------------------------------------------------------ 鹿大図書館に所蔵がある本です。 〔所蔵情報〕⇒ http://kusv2.lib.kagoshima-u.ac.jp/cgi-bin/opc/opaclinki.cgi?fword=11177147482 -----------------------------------------------------------

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    投稿日: 2011.11.10
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    自分の曖昧な理論を予感しつつも使命のごとき所感で以て事を為したラスコーリニコフ。そしてそれを取り巻く世俗的な人々(取り巻くといっても主人公も含むかもな!)は、業苦のごとき日常を彼に落とし込む。いやもちろんそれを引き受けたのは彼だ。犯罪、冠婚葬祭、生活。どれも日常だ。しかし彼の内は、曖昧な自分を予感していた通り、病的で苦々しくて豊かな禍福が曖昧にしかし論理的に彼を蝕んでいく。何が罪で、何が罰か。凡人と非凡人、二項の境目はどこにある? それは良心の呵責か肉とブロンズか。彼は一体何を成す?

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    投稿日: 2011.10.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    現実と空想・理想の間でうごめく主人公ラスコーリニコフから、虚無感、自尊心、自己険悪、と内面を深く掘り下げられる作品。 この作品は、陰鬱で内向的な12章の物語+エピソードの構成で成り立ちます。最初の1,000ページに及ぶ12章に及ぶ自虐的とも思える自己との向き合いを経て、エピソードの感動があるのです。でも、1,000ページも要らないでしょドストエフスキーさん、と言いたくなりますが、読み応え抜群です。最後の文章は、カラ兄の「カラマーゾフ万歳!」に匹敵しますね。それにしても、これほど深く、感銘を受けた小説は、う~ん、最近大作続きですが、なかなか無いです。カラ兄同様、必読書です。

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    投稿日: 2011.10.28
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    人間の本質を射抜くような心理描写。異常心理でありながら、自分と照らしていくとどこかで思い当たる。陰も陽も照らしていく、すばらしい小説。

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    投稿日: 2011.10.11
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    『罪と罰』ドストエフスキー 1866/ロシア 『赤と黒』スタンダール 1830/フランス とりあえず世界の有名文学を読んどかないと、という思いに突然かられ、図書館で借りてきた分厚い二冊の本。 似てるのはタイトルだけでなく主人公の性質においてもだ。 ラスコーリニコフとジュリアンという名の二人の若き青年。 ロシアとフランスという国の違いはあれど、ひとつ共通点がある。 それはナポレオンから多大な影響を受けているという点である。 強い自意識と選民思想。 『選ばれた非凡人は、新たな世の中で成長のためなら社会道徳を踏み外す権利を持つ』という持論を持つラスコーリニコフは、それを証明するために自ら殺人を犯す。捕まらなければ自分の勝ちというわけだ。常軌を逸した精神で完全犯罪をやり遂げようとする様は生々しくも時に滑稽で、読みごたえ充分。 一方『赤と黒』のジュリアンは、もえたぎる野心を胸に秘め、貧民から聖職者としてのしあがっていく。無口で慎ましやかな振る舞いも全て計算ずく。道徳心などないから、周りを見下し、人妻を手玉に取ろうと画策する。 若く美しい青年がのびのびと青春を謳歌しようともせず、ストイックなまでに情熱を注ぎ込む対象が、自らが選ばれし者であることの証明である点が興味深い。 しかし彼らの末路はナポレオン同様に、没落である。それも劇的な。 のさばっちゃったら、まずいもんね。 それだけの莫大なエネルギーを違うところに注ぐことができたら、あるいは作家にでもなれたかもしれないけれど。

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    投稿日: 2011.09.19
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    初めてのロシア文学。 読んでいて意識が宙を舞うことがしばしばありつつも、最後まで読んだことの達成感は大きい。 とても辛く厳しい物語ではあったけれど、長い時間をかけて向き合うことでしか味わえない感動を得ました。

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    投稿日: 2011.09.17
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    この作品は面白く一気に読破してしまった。 細かい心理的描写によって語られる登場人物達の「理性」と「欲」の葛藤、そしてそれぞれの選択と結果。 たぶん、自分のことであってもここまでは考えられないというほど、著者の人間の内面を観察する力に驚嘆する。 「何故、人を殺してはいけないのか?」 という問いが話題になったことがあったが、この作品もそれの回答のひとつと思う。

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    投稿日: 2011.09.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    学生時代から、読むたびに考えさせられる本です。 彼が犯した罪とはなんなのか、それに見合う罰はなんなのか。

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    投稿日: 2011.08.30
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    初めてドスとエスフキーの作品を読む。 村上春樹が好きな本だと友人が言っていたが、 納得。 罪の意識に苛まれながら生きる主人公 しかし、彼は本当に自分の犯した罪に罰を感じているのだろうか。 下巻に続く

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    投稿日: 2011.08.25
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    「これほどヘビーな小説はなかなかない」とよく聞きますが、なるほどその通りです。今年中に読み切りたいですね(笑)

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    投稿日: 2011.07.29