
総合評価
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powered by ブクログtetoや東京初期衝動、Cody・Leeとか好きなバンドの歌詞に度々登場するので。 愛と資本主義の物語。 すべての仕事は売春であり、愛である。 その全てを理解するには難しい。
0投稿日: 2024.08.31
powered by ブクログ「マンガは文学になった」とまで言われた岡崎京子の代表作。 teto/高層ビルと人工衛星、Cody•Lee(李)/悶々などなど、好きなバンドの歌詞にも度々登場するから気になってて買ってみた。 「すべての仕事は売春であり、愛である」 は読み終わっても完全には理解できなかったけど、主人公のユミちゃんみたく欲望のままに生きてみるのも悪くないのかなあと思ったりした。 あとなんか、普通とはって少し考えるきっかけにもなった気がする。読後感ヨシ。
0投稿日: 2024.06.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
1990年代。 作者は絵をかくのが好きで、高校時代にエロ雑誌にエロ漫画書いてたって、読んだことある。うろ覚え。 主人公は、ワニとアパートに住むOL。金持ち父と優しい母。優しい母は早世し、金持ち父の愛人が継母。継母は嫌いだが、継母が作るアップルパイと継母の子と好き。お金でこんなキレーなものが買えるなら私は働く、と売春。テキトーに生きて彼女作ってる大学生と出会い恋。大学生、文学賞をとる。幸せの絶頂の彼と彼女。ワニ、継母に殺される。彼女の過去が暴かれる。二人で逃げよう。パパラッチから逃げる途中で交通事故の彼。空港で待つ彼女。永遠の袋小路ファンタジーなんだよな。これが90年代かなぁ。少女漫画でここまでやっちゃうの?の最後の漫画家と思ってる。
0投稿日: 2024.04.21
powered by ブクログこの消費社会では愛は、別の消費によって代替できるのではないだろうか、と、これがこのマンガが描く余韻から伺える「”愛”と”資本主義”」なのではないかと私は感じる。 ただしそこには、「代替できるということは、ただの軽薄な愛だった」という諦観はない。愛は愛であり美しく、ただ、資本主義における愛の一つの形が示されただけにとどまる。
0投稿日: 2024.03.06
powered by ブクログ2025/10/21 二階堂奥歯の日記を見て、ヘルタースケルターとピンクを読み返す。 なんで分からなかったんだろう!!!!今でも別に心情を理解できるとかそんな大それたこと言えないけど(これは男だから謙虚に言う)。こんな面白い漫画はそうそう無い。 ヘルタースケルターも「分かんね。アホらし」と思って読んでた。正直今も。でも前よりちょっと良くなった。痛快なものさえ感じたりした。 憂鬱な気分になんてならない、どっちも希望の延長線上を持ってる。 でもなんで急によく思えたんだろうと考えた。一つしかなかった。 俺が「売春」を始めたからだ。そしてほんのりとした満遍なくある優しさに気付いたからだ。でもだからヘルタースケルターの大衆はむしろ優しく思える。 すごいなあ。 でも、ピンクは良くないなとも思う。自分の器を知っている人じゃないと、忍耐や努力で得られる美しいものを得られずに、一過性のものだけを楽しんで、そうして元に戻れないで大暴れする人を産んでしまうんじゃないかと思う。でもそうなったらヘルタースケルターの最後のように、開き直って生きる道もある。ヘルタースケルターの最後はカッコ良いけれど、それは俺たちが前後編を知っているからこそで、結局は自分の器を受け入れる態度が最終的に俺たちがドーパミンではなくセロトニンを得ながら生きるために必要なことなんじゃないかと思った。 若いうちに無茶しても良いと思う。でも楽観的すぎる態度は、これは俺の好みの問題だけど、周りの人を大事にする態度が育たないと思うので、好きじゃない。晩年に自己満足だけの孤独になりたくないからね。 えじゃあ文学の要素除いたらこれってサラリーマン金太郎ってこと?? 2023/9/19 読んでてずーっと恐ろしさを感じてた。 多分ぜんぜん心情が理解できないからだと思う。どんな難解な物語より難しかった。ワニがどう、とかじゃなくて。 後書きがヒントすぎる、「全ての仕事は売春である」「私は幸福を恐れない」、うろ覚えだけど書かれてたような、結局「受け入れる」物語?「受け入れるしかない」物語?、女性の敵は社会?、価値観、良いこととされるもの、孤独感、これはメモ そもそもこういう分析しようとすること自体がもう外れてるんだろうなーと思う 読んでいて罪悪感を感じるのはなんでなんだろう、多分何かしらに対して驕りがあるんだろうけど、、わからない、とにかくわからない、ずっとモヤモヤしている
1投稿日: 2023.09.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2回読んだけど、いまだに登場人物全員好きになれないし作者が伝えたいことが読み取れない、、 こういう淡々と日常が進んでいく話とレトロな絵柄はとっても好み。服も可愛い! 夜職してるときっと理性のネジが外れちゃうのかな 恥じらいと男への期待が無くなるのかしら この漫画読んで自分の人生に活かすとしたら。 未来の自分が困らないように考えて行動する! 行き当たりばったりな行動せずに考える! 人生経験重ねて読み返したらまた違う感想になるのかな、、、
1投稿日: 2023.06.13
powered by ブクログ資本主義の中で生きる人々の幸福ってあまりにも歪で、残酷だってことを改めて客観視できた。 ユミちゃんの「自身の欲望にとことん素直」であることの純粋さ・恐ろしさに面食らってしまった。 「全ての仕事は売春であり、愛である」の真意は分からないけれど、もしそれが自分の命を切り売りするような愛だとしたらあまりにも悲しいと思ってしまう。
0投稿日: 2022.11.02
powered by ブクログ「お母さんが良く言ってたわ シアワセじゃなきゃ死んだ方がましだって」 「お母さんは?」 「····· そのとおりに死んだわ」 本作を語るうえでまず外せないのが、とにかくワニです。「スリルとサスペンス」のワニ。ジャングルを夢見、力強いその顎でなんでも噛み砕いてしまうワニ。生きてるのが窮屈そうだから、殺されて鞄にされてしまったワニ。浅い読みかもしれませんが、やはりワニとユミちゃんは表裏一体で、ユミちゃんがあってこそのワニ、ワニがいてこそのユミちゃんだったのでしょう。 ·····いや、なにもワニに限った話ではありません。愛だって同じようなもの。人生だって同じ。みんなみんなみんな、最終的には窮屈な鞄に収まるものなのかもしれませんね。
0投稿日: 2022.10.30
powered by ブクログ資本主義と消費社会の話。 こういう生き方もあるかと思う一方で、やはり我々は消費社会に抗えないのだと思った。 人は消費してはいけない。
0投稿日: 2022.09.24
powered by ブクログ岡崎京子のpink のコメントまとめ 全ての仕事は売春である ゴダール 愛と資本主義の物語 シアワセなんて当然 漫画も文学になる時代が来た 樋口一葉のにごりえ 乾いた諦観 どーして女はこーゆーフリルのついたボーリョク平気で使うんだろ? バブルの消費社会の環から抜け出せない
0投稿日: 2022.01.30
powered by ブクログバブルの頃?の欲望があふれる消費社会の空気をスタイリッシュに描いている、と思う(生まれる前だから憶測)。ユミちゃんの――消費でなく――愛の対象は残酷な結果になってしまうのは切ない。そういう意味ではユミちゃんは消費社会の円環から出られない存在だった。 ハルヲくんの切り貼り小説というのは自己言及的でおもしろかった。
0投稿日: 2021.10.15
powered by ブクログワニを飼う、たったそれだけのことに主人公がどうしてこんなにも命を燃やしたのか。 複雑な事情、理不尽な環境、そういったジレンマに対峙するとき。 自分をすり減らして魂を削ってそれに向き合ってしまう人と、見ないふりをするのが上手な人に分かれるのだと思う。 この主人公は、後者だし、いつも他人のせいにしない。 だからこそ、あえて鈍くしておいた感性を、唯一取り戻せる方法が「ワニ」だったのだ。生きている実感を、可視化するための存在だったのだ。 自分の機嫌を自分でとることができない人は、こういう人間のことをヒリヒリするほど妬ましく羨ましく思ってしまうのだな。(義母) 彼女は、正しい生き方ではないにしろ、美しい生き方をしていた。 岡崎京子の作品はいつでもバッドエンドだけど、結果よりもその過程が人生の「らしさ」なんだろう。
0投稿日: 2021.07.12
powered by ブクログ一読ではこの作品が、「漫画も文学になる時代が来た」と言われる所以をつかめなかったが、深く掘り下げようとすると、愛と資本主義をテーマに、時代の風刺画のような作品なのかな、と理解した。 30年も前の作品だけど、読み応えがあり、ギャグ漫画や恋愛漫画ばかり読んできた自分には、未知領域の開拓で面白かった。
0投稿日: 2021.06.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
1/12 再読 あとがきより「すべての仕事は売春である」ってゴダールが言ってたんだって…… “「普通に」こわれてしまった女のこ“が主人公。目先の欲求に正直で明日のことなんて深く考えていない、OLをする傍ら体を売ってペットのワニに餌を買い与えている。義母の”男メカケ“をやっている小説家志望の大学生の青年と関係を深めるが、幸せを掴みかけた主人公は突然……。主人公は何も考えていないみたいだけど、乾いた諦観が終始漂っている。デザイン的なタッチの絵で、明るいのだけれど独特の雰囲気がある。何にもない日々に耐えられないから、ワニが家にいるという事実に一種の安心を覚えるのは分からないでもないと思ったり。 “あ 始まりそう あの発作 どうしてあたしはここにいるの? とか どうしてここに立っているの? とか 考えだしたら止まらない” 何となく、樋口一葉の「にごりえ」のお力を思い出した。彼女も性を売っていて明るく振る舞っているが、こっちはもっと悲愴感がある。 “行かれる物なら此まゝに唐天竺の果までも行つて仕舞たい、あゝ嫌だ嫌だ嫌だ、何うしたなら人の聲も聞えない物の音もしない、靜かな、靜かな、自分の心も何もぼうつとして物思ひのない處へ行かれるであらう、つまらぬ、くだらぬ、面白くない、情ない悲しい心細い中に、何時まで私は止められて居るのかしら”
2投稿日: 2021.01.12
powered by ブクログ作者の絵が上手い下手で賛否両論分かれがちだが、このある意味で現代を風刺する、底抜けに明るく愚かで痛ましくもおかしい話に、ゆるゆると脱力した線はよく合っている。 欲しいものは欲しい、手に入れる為なら体を売ることも辞さない。昼はOLとして商社で働き夜はホテトル嬢としてカラダを売る主人公は、自宅で飼うワニに愛情を注ぐ。 ワニは肥大する物欲のメタファーであると同時に、けっして満たされない渇望を象徴している。 後半でワニのモノローグが挿入されるのだが、ワニもまたふるさとへの郷愁に駆られ、常にここではないどこかを求め続けている。 ワニのように貪欲な主人公を取り囲む家庭環境は複雑だ。反りの合わない継母と天衣無縫な義妹、母は嫌いだが妹は好き。そこへ母親のヒモが現れ、妹も加わった奇妙な共同生活がはじまるのだが…… 特に印象的なのはラスト近く、OL仲間とカフェでお昼をしていた主人公の言葉。 欲しいものはなんとしても手に入れなきゃ気が済まない彼女は、ある意味では足るを知り、自分の身の程をわきまえた友人へ凄まじい怒りと反感を抱く。 彼女が本当に欲しかったものは何か。幸せといってしまえば短絡だ。居場所といってしまえば安っぽい。 彼女が本当に欲しかったのは、言葉にできない何か、よるべない自分が依れるリアリティだ。 ヒモと義妹が共同制作した寄せ集めの切り貼りが、「小説」として立派な賞をとってしまうように、彼女たちのアイデンティティはすかすかだ。 世間の評価なんててんであてにならない、外側さえ辻褄が合ってれば一人の人間として認められてしまうもどかしさ。 明るく笑えるシーンもたくさんあるのだが、そのくせ乾いた諦観が漂っている。 誰も彼もが誰かを妬み何かを欲しがり決して満たされることがない、今の世の中では誰もが虚無を食べるワニだ。 結局彼女は何も手に入れられなかった。 やっと手に入れたと思ったしあわせは夢と消え、だが空港で薔薇色の未来を夢見る彼女はそれを知らない。 ここで切るのは非常に憎い演出。 未完成のまま放り出された小説のように、リアリティのないリアルを生きる彼女もまた、白昼夢のような現実のただ中に放り出された。 実の母の言葉を忘れられないまま大人になった彼女は、心のどこかで「永遠」も「王子様」も信じていたのかもしれない。 そんなモノどこにもないのにどこかにあるかもと期待して、それが報われず渇望に変化しなお探し続け欲しがり続けて、どこまでも転がり落ちていく。 ワニは肉食だ。 ピンクの薔薇では腹はふくれない。
1投稿日: 2019.12.23
powered by ブクログ1980~1990年代に活躍したといわれる漫画家、岡崎京子さん。漫画を普段読まないのでその存在を知らなかったが、近年「ヘルタースケルター」という作品が沢尻エリカ出演で映画化されたようで、名前がまた知られるようになったという。 絵は全く古くなくかわいらしいが、登場人物の髪型に時代を感じる。時代背景はバブルだろうか。裕福な家庭に育った主人公だが、ペットのワニを養うために、OLの他に売春もして稼ぐ。継母も主人公の恋人を買っている。嫉妬に狂う継母は…。 主人公に感情移入はできないものの、とても現実的でしっかりとした女性にエールを送りたくなる。幸せになってほしかった。が、なんともむなしく切ない。 作者の岡崎京子さんは、1996年に交通事故で生死をさまよう大けがをされて、それ以降制作活動からは遠ざかっているそうだ。とても気の毒で、少しでも回復していただきたいと思う。
0投稿日: 2019.12.16
powered by ブクログこういう風に住みたいっていう感情がすごくよく分かる。日々を構成する音楽とか映画とか部屋のにおいとか夜の帰り道とかそういうもの全部が自分の思い通りだったら幸せなのにって考える。
3投稿日: 2018.09.30
powered by ブクログそんなにお金が欲しければ カラダ売ればいいのに みんな ワガママなくせにガマン強いんだな 王子様なんか 待っちゃって あたしは 欲しいものは欲しくて欲しくていてもたってもいられなくなっちゃう というユミちゃん ジャングルに連れていってもらうのを待ってたワニは カバンになって 最上の幸福がやってくるのを待つ気持ちでハルヲくんを待っている ユミちゃんは ハルヲくんが死んだのをまだ知らない まずは 爪をピカピカにしようと思う漫画でした
0投稿日: 2018.09.03
powered by ブクログ長年愛読してきたオリジナル版 http://booklog.jp/users/fukagawanatsumi/archives/1/4838701071 のページが経年劣化で剥落したので https://twitter.com/fukagawanatsumi/status/785903790700367873 新装版を購入(2015年第3刷)。 旧版のカバーイラストは口絵に採用されていた。 あとがきは旧版のままで追加・変更なし。 個人的にずっと気になっていた「セリフが絵と逆」と思われる フキダシの中身(p.98「めざましかけてぇ」←→「お洋服選んでぇー」) も修正されていなかったけど、まあいいか(笑)。 今の若者の感覚からは結構ズレていると思うけど、 稼ぎまくって使いまくれ、みたいな時代があったわけで、 当時の東京の若いOLの欲望と消費の物語。 しかし、ヒロインは、ある出来事がきっかけで お金で買える幸福に飽きてしまうのだけど、 その暮らしから脱却するにも取りあえず先立つものが必要だ、 って話になってくるところがシビア。 ともかくも、あれこれいろいろ欲しかったら それらが充分買えるだけバキバキ働かねばならず、 バキバキ働くのが嫌だったら 少ししかお金がなくても成り立つ生活を模索しなければならないのです。
3投稿日: 2016.10.16
powered by ブクログはじめて岡崎さんの漫画を読んだ。主人公は風俗嬢だし、家でワニ買ってるしってゆうしっちゃかめっちゃかな話なんだけど、使ってる言葉たちすべてが深くて、うーんと唸ってしまった。
0投稿日: 2015.11.11
powered by ブクログ岡崎京子さん好きー。 「幸せなんて、当然じゃない」 そういってのける主人公が格好いい。 「女の子ってどーしてこーゆーフリルのついたぼーりょくを振るうんだろう」 激しく同感。 結構前のお話なのに、身につまされるようで。 愛と資本主義のお話らしい。 彼女の見た資本主義と、今の資本主義は一緒かな? かわいーもののために、オンナノコは働く? 今は、生きるために働くオンナノコが結構多い気がするな。 かわいーもの、キレーなもので自分を固めたってさ、 ほしーもんは、もっと強欲に、執着して、ブン取らなきゃ、手に入んない。 そのウラまでもう明るみにされて、 それでもキレーに着飾んなきゃ、話になんない。 生きづらいのって。 キレーごとじゃ、生きらんないくらい、窒息しそうな今に、もがきながら生きてる。 消費されながら、私たちは生きてる。 年齢を、労働力を、小さなゴシップを。 そこに「愛」なんてもの、いるんだろうか、なんて嘯きながら。 愛なんて、いらない。 欲しいのは、ともに前を見て生きてくれるパートナーだ。 そう思う私は、どうやら、愛というものは「依存」ありきだと、考えてるんだろうね。 もっと力強く、たくましく、私は生きるわ。
0投稿日: 2014.12.23
powered by ブクログ今まで読んだ岡崎京子作品では一番読みやすかった。 ユミちゃんもその周りの人たちも、関わりたくないけどどうしようもなく魅力的。 正に愛と資本主義の物語。
0投稿日: 2014.12.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
岡崎京子にはまるきっかけになった一冊。これが描かれた時代が80年代だなんて。バブルな時代にワニを飼いながら、自分の欲望に素直に生きる快楽主義者のユミちゃん。いつの時代に読み返してもユミちゃんが嫌いになれない
0投稿日: 2014.10.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
二階堂奥歯の推薦図書と思えば容易に想像はつくのだけれど、エッチなシーンも全然感じない、何とも気持ち悪く後味の悪いハードな作品だった。ワニ可愛いのに可哀想。ユミちゃんも可哀想。後味は悪いんだけど、嫌いじゃない。でも、もう一度読むことはないかもな…。
0投稿日: 2013.11.07
powered by ブクログなんとなく予想できるラストではあったけど、辛い。あと切り貼りして作った話で大賞とっちゃうってンな斬新な!!
0投稿日: 2013.08.07
powered by ブクログ血まみれ白雪姫 in 20th century。 pink はお姫さまの好きな色。 お姫さまのしあわせの色。 やさしかったお母さんの爪の色。 経血と精液が混じりあう色。 働き者のお姫さまは売春します。 「お金でこんなキレイなもんが買えるんなら あたしはいくらでも働くんだ。 よし! 明日もがんばるぞ!」 どんなにつらいことがあっても お姫さまはくじけません。 「それは頭が悪いせいと 目の前の事しか考えないから」 考えないのは 考えたくないから。 考えたくないのは 考えたら壊れるから。 昔のひとも言っています。 『自由と独立と己れとに充ちた現代に生れた我々は、 その犠牲としてみんなこの淋しみを 味はわなくてはならないでせう』 どうかお姫さまを責めないでください。 意地悪な継母も無力な王子さまも みんなゆるしてあげてください。 彼らはすでに罰を受けているのです。 「すべての仕事は売春である。」 愛と資本主義のおとぎばなしでした。
9投稿日: 2013.05.14
powered by ブクログユミちゃん…。思うところかぶるところありすぎて「ユミちゃん」の一言しか出てこない。 ユミちゃんは手に入れることの価値を見失ったとき、発作に教われた。 とんでもない既視感だ。 で、その後読んでいるマンディアルグが岡崎京子風に再生されるという。
0投稿日: 2013.02.14
powered by ブクログ読み終わった後に表紙を見るとせつない この日に買ったものと一緒にさっと読んでしまったんだけど完璧に読む順番を間違えた。胸焼けが…
0投稿日: 2013.01.12
powered by ブクログ『pink』で描かれるのは、なにもかも得てしまったことによる不幸。恋愛すら消費の対象にんってしまったバブル期には、様々は作家が活躍しますが、その無気力感やむなしあを最も意識的に描いたのは岡崎京子ではないでしょうか。 …ってかいてあった。
0投稿日: 2012.10.28
powered by ブクログペットのワニと暮らす昼はOLで夜はホテトルのバイトしてる女子のお話。バブル時代のあっけらかんとした乾いた空気感…自由、ある意味では我儘。どんどん手に入れたモノがすり抜けてゆく様は哀しくて残酷。今はもっと窮屈で生きにくい時代だと思ったりして。
1投稿日: 2012.09.20
powered by ブクログこの本の魅力、正直分かり切っていない。 でも、気になるし、ひきつけられる。 なんでなんだろう。なんでこんなに前に書いたものが今現在書かれたみたいにリアルなのだろう。 大人のファンタジーだね。
0投稿日: 2012.07.08
powered by ブクログ初めて読んだ年にしてみた。図書館にあったのを夢中で読みました。 去年購入。 甘いものが食べたくなるね
0投稿日: 2012.03.30
powered by ブクログいまさらながらに岡崎京子さんのマンガ。でも読んだことない。青山ブックセンターで見かけて、「マンガは文学になった。とまで言われた岡崎京子代表作」「すべての仕事は売春であり、愛である・・・」というコピーにひかれたまたま手に取る。 絵も書き込んだ精緻なものではないし、さらりとストーリーが描かれているのだけれど、だからこそOLしながらホテトル嬢もふつうにこなす、主人公の「ユミちゃん」の生々しい存在感やセックスの描写とかリアルなエピソードがへんに重たくならなくてちょうどいい感じ。(作者はそのあたりをねらってあんな画風にしているのだろうか?) この漫画の醸し出す空気、読んだあと引く感じ あと、やけにリアルに現実を捉えた描写も面白い! ホテトル嬢の仕事のときに、コトをすませたあと、「いつまでこんなことをしているつもり?」「いまどきの子は・・・」と説教する男性客に、「イッパツしたあとになにエラそーなコト」という描写とか。 ちょいちょい面白くて気になるところがたくさんあった。
0投稿日: 2012.02.12
powered by ブクログ遅れて読む名作。90年代の刹那的がすばらしく的確に表現されているようで、マンガが文学になった、と言わしめたこともナットク。
0投稿日: 2012.01.30
powered by ブクログすべての仕事は売春である。 東京という街で普通に暮らして、普通に壊れてしまった女の子の 愛と資本主義をめぐるお話。 印象的な言葉ばっかり。
0投稿日: 2012.01.08
powered by ブクログ私は濃いピンク色のルイヴィトンのヴェルニの二つ折りのお財布を使っている。 お母さんが韓国旅行のお土産で買ってきてくれたお財布で、最初は気に入らずに仕方なく使っていたけれど、友人にはなかなか好評で、色をほめられているうちにそれなりに気に入った。 でも、かれこれ三年もそのお財布を使っていて、飽きちゃったのだ。次に欲しいのはクロエのリリィの長財布。うすいピンク色で、リボンモチーフにはたっぷりのビジューがついている。とびきりかわいくて、それを持っている自分を思い浮かべただけでうっとりする。値段はだいたい7万くらい。びっくりするくらい少ないお給料しかもらっていない新社会人の私には、ちょっと手が出ない。 ユミちゃんだったら、きっと手にいれている。知らないおじさんと寝たお金で。私だってその気になれば、ホテトル嬢になってクロエの財布を買うことはできるんだろう。そうしないのは、なぜ?たぶん、シアワセを恐れているからだ。ユミちゃんは言う。「シアワセなんて当然じゃない?」。 夜はホテトルやって、昼間は変わり映えのしないB定食みたいなOL。それらを繋ぐのは、なんでも食べる強いワニ。シアワセを恐れる私は、手に入れられないものを我慢して、そうして自分を積み上げていくけど、ユミちゃんは違う。我慢もしないし、積み上げるべきものを食べるワニがいるからだ。「欲しいものを手にいれる」という至極シンプルなシアワセを突き進むユミちゃんが、なくしてきたいくつものものも、ワニが食べてくれる。
4投稿日: 2011.12.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
POP?というか本の表紙に書いてあった「マンガは文学になった」って言葉がぴったりな感じ。 最後がちょっと、、、、悲しい。けどそこがいいかも!
0投稿日: 2011.02.26
powered by ブクログ個人的に,それでもいいじゃん!生きてればいいじゃん!ていう気がして救われたマンガです。 女の子は,可愛いもの,綺麗なもの,気持ちのいいものが好きで。 弱いようで逞しくって,でもやっぱり弱くって残酷で。 話の展開よりも,主人公のユミちゃんのちょっとしたモノローグが好きです。こうして「普通に」こわれていけるから,生きてられるんだと思います。
0投稿日: 2011.02.22
