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イタリア遺聞(新潮文庫)
イタリア遺聞(新潮文庫)
塩野七生/新潮社
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総合評価

36件)
3.8
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    積んでおいた塩野七生を手にする。 これまでの小説の舞台裏を覗くような、云い足りなかったことを小耳にするようなおもしろみがある。 作者も気楽さからか、感じた内容がそのまま伝わってくる。 解説も、佐々淳行というのも、ポリティカルな塩野氏のテーマにそっていて笑えた。

    8
    投稿日: 2021.10.21
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    3.5くらい。軽く読め、今まで読んだ「海の都の物語」「ロードス島攻防記」「コンスタンティノープルの陥落」「レパントの海戦」「チェーザレ・ポルジア」の裏事情も知れて、面白かった。

    0
    投稿日: 2021.09.07
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    ★2.5ですかね。 正直に申し上げまして、何か惹かれるものがない平板なエッセイだなぁと。何でこの方、そんなに人気あるんだろう?といつも思うのですが、愚民たる当方の個人的な思い込みのせいかなとは思いつつ。

    0
    投稿日: 2021.06.03
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    何度目かわからないけど再読(?)。 ローマ人の物語だとか、優雅なる冷酷チェーザレ・ボルジアとか、わが友マキャベリとかを書いた塩野七生のイタリアエッセイ。 この人の文体は好き。 この中に入っている話のなかでは、「ハレムのフランス女」が秀逸。 あと、ロッサーナの話も。 司馬遼太郎と同じく、結構バイアスを気にして読むべき作家だけど、やっぱり最初の興味をひくまでに持ってくことが大事だからね。 この人がいなければ、チェーザレもこれほど注目されることはなかっただろうし。 モノエッセイも上手い。 私の持ってる版は平成8年版なのでもう20年以上も前に最初に読んだんだなー。

    1
    投稿日: 2020.03.01
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    何気なく買った、久しぶりの塩野七生さんの本。面白かった。古いぶん、筆者が若々しく感じられる。この人も司馬さんも森さんも多作だからまだまだ読むものがある、と思えるだけで安心する。 女というものは、男をおぼれさせようとあらゆる手練をつくすくせに、おぼれるタイプの男には興味を持たないものなのである。184ページ 落語の刀屋を聴きながら、こんなに一生懸命想ってもらえるなんて羨ましいくらい、男の人ってむしろ刀屋の主人みたく始めだけ楽しんで後腐れなく女を捨てたいと思ってるものじゃないのかな(浮雲の感想引きずってる)。なんて考えつつも、本当に溺れてる男には冷ややかな気持ちをもつのもわからなくはない。我が儘はお互い様だ。 ローマ人の物語は途中だし、ギリシア人のシリーズのほうが惹かれるし、エッセイも素敵となると、年末の休みに向けて何冊か調達しなくては。わたしにとって好奇心は生きる希望と同義である。

    0
    投稿日: 2019.12.08
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    著者は マキャヴェッリ を研究しているので、もっと きつい文章を書く人だと思っていたが、ソフトなエッセイで 読みやすかった 旅行者目線のエッセイと違い、生活者目線で 日常のイタリアを感じたまま書いた感じがする。旅行者のエッセイのような無謀や無知もなく、安心感、まったり感のある文章で まとまっている イタリアは 日常の方が 絵画や小説みたいで 絵になる

    0
    投稿日: 2018.10.01
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    イタリアに生活の拠点を置き、ヴェネツィアやフィレンツェを舞台にした歴史小説を数多く執筆している著者が、日々の暮らしのなかで体験した出来事や、執筆のための調査をおこなっているなかで見聞した興味深いエピソードなどをとりあげたエッセイです。 親しみやすい文章でありながら、人間の真実をほとんど冷徹とも思えるような鋭く見据えるまなざしが本書の全体をつらぬいています。文章の調子にはずいぶんちがいがありますが、米原万里のロシアにかんするエッセイに、どこか通じるものがあるように思いました。

    0
    投稿日: 2018.09.07
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    本を書くのに集めた中で本編に使われなかったネタが多く載っている。 1番面白かったのは、没落寸前のヴェネツィアと生まれたばかりのアメリカ合衆国間の手紙。 なんと条約を結ぼうとしたのだ。驚いた。 実現してたら面白かったのに。 他にも後宮の話、ヴェネツィアのゴンドラはなぜ黒い?といったこぼれ話がたくさんある。 ちょっととっつきやすい本。(個人的には)

    0
    投稿日: 2015.05.23
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    書いてることが、頭に入ってこなかった。 知らない横文字が多すぎて理解できない… 自分には早すぎたか。

    0
    投稿日: 2015.03.23
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    その土地が舞台になっている本をもって行って読むことが最近わたしの旅に行く時のブームで、この本もイタリア旅行に持って行きました。 今まで名前は知っていたけれど読んだことはなかった作家、塩野七生のエッセイ。 エッセイはイタリアをテーマに、歴史や自身の暮らしなど幅広い内容を取り上げています。とても興味深かった。エッセイって下手すると「自分自慢」になると思うのだけど、嫌味が全くなくすっきりと読みやすく仕上がっています。「今年は塩野七生を読もう」と思わされた1冊でした。「ローマ人の物語」はハードルが高いので、とりあえず1冊で完結しているようなものを少しずつ・・・。

    0
    投稿日: 2014.01.01
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    トルコの宝飾、法王との会話、ミサへ向かう友人の娼婦、羊飼いたちの話が面白かった。 ギリシャ人の友人に「アキレスが好きという時点で地中海文明を理解してない」と言われた塩野さんが「だって美男じゃない」と答える素直さが可愛くて印象に残っている。

    0
    投稿日: 2013.09.28
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    トリビアルな楽しみのつまった塩野七生さんのイタリアエッセイです。 個人的に面白かったのが、活版印刷の発明と書体の変化の話と、 生まれて間もないアメリカとヴェネツィア共和国の関係の話です。 エッセイ調の文章で軽く楽しめますが、 全体を通して情報はしっかりありますし、 ヴェネツィアに旅行に行く予定のある方や教養を深めたい方はぜひ。

    0
    投稿日: 2012.12.23
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    これから消えていくヴェネチア共和国と、でてきたばかりのアメリカ合衆国のすれ違うシーンがじわじわと熱かったです。

    0
    投稿日: 2012.12.09
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    塩野七生のエッセイを読んだのはこれが初めてでした。 エッセイというだけあって他の作品よりもあっさり読めました。塩野作品をとっつきにくく思っている知り合いがいたら入門編として勧めるかも。 法王に問われ、「中央公論」の意味を説明したくだりが面白かった。にやりと笑い合うお二方を横から眺めさせてもらった気がしました。 ずっと以前に書かれたエッセイだとは承知しているけど、「塩野さん、教会の尖塔からの煙草のポイ捨てはやめてください」と言いたくなった。

    0
    投稿日: 2012.10.31
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    2012年8月27日読了。塩野七生のエッセイ集。「海の都の物語」「チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷」などを著作する過程でイタリアに住み取材した記憶や小説に書けなかったこぼれ話、特に思い入れの強い人物・場所や出来事に関するよもやま話。イタリアというかヴェネツィアに関する話が中心なのだが、佐々淳行による後書きいわく「大吟醸を作成した残り滓のように芳醇で、漬けても炙っても味わい深い」文章。「女流作家のエッセイ」というと、なんとなくステレオタイプな「オトコに物申す」「オトコにはオンナのことが分からない」的な生活臭漂う文章になりがちだが、この人からはそれがなく感じるのは、著者の言うとおり「書く対象への愛情」から来るのか、国際感覚から来るのか、取材の量から来るのか?どうなのだろうか。

    0
    投稿日: 2012.08.27
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    前回に引き続き、塩野氏のイタリア見聞録を読了した。 塩野氏の書くイタリアは、ひとつひとつのお話しが、まるで景色が眼前に迫ってきているかのように鮮やかで、芳しく、立体的で、美しい。それでいて、時々ぷっと吹き出すような軽快さも備えており、ああー、この人はイタリアが本当に好きなのだなあとしみじみ思わされるものが、文章が節々に滲み出ている。 ひとつのお話しを読む度に、キラキラしたドロップを舐めるような、そんな感覚で楽しめる、イタリアエッセイ集。 深い知識と経験と、少しの好奇心。

    0
    投稿日: 2012.04.30
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     もう十五年以上も昔、夏休みにリュック一つでギリシャ一人旅をした。三週間かけてギリシャ国内だけをめぐる、学生ならではのおおらかな旅だったので、スパルタへも足を運ぶ機会を得たのだが。自分はスパルタ人だと名乗る将校が出てくる一篇で、その時のことを思い出した。スパルタへ向かう道のことや、辿り着いた時のこと。  その一篇だけでなく、氏が自分が高所恐怖症を自覚した時の描写や、法王とすれ違った時のエピソード。もう、何もかもが上手い。まるで情景が目に浮かぶよう。本当に氏が楽しんで書いていたのが伝わってくる。  ローマ人の物語は途中までしか読んでいないので、また是非最初から、今度は最後まで読み切りたいと思う。

    0
    投稿日: 2012.03.10
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    珍しくこんな本に手を出してみたんだけど、カタカナばっかりでチンプンカンプンである。死ぬまでには行ってみようと思うけど。

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    投稿日: 2012.02.27
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    ヴェネツィアに行ったときのことを思い出した。オスマン帝国のハレムの話が興味深かった。今度歴史絵巻三部作を読もうと思う。

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    投稿日: 2011.06.10
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    イタリアを題材にしたエッセイ集…、と本書の概観を切り取るのは簡単だが、これほど芳醇な知識と感性が詰め込まれたものも、そうないのではないだろうか。 著者の感性は、イタリアを中心に西欧諸国の今と昔に自由自在に飛び跳ね、ローマ法王とすれ違ったり娼婦と友達になったりしながら、ギリシア軍の将校にスパルタの男たちの痕跡を見、オデュッセウスの旅路を単なる朝帰りダメ亭主の言い訳に貶める説を吟味するのである。 そして最後はレオナルド・ダ・ヴィンチへのラヴレター。 構成においても「やられた!」と思う瞬間である。 実は本書は再読。1995年5月23日に読み終えている。

    0
    投稿日: 2011.04.21
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    塩野さんの小説読んでみたいけど、ちょっと敷居が高そう・・・ まずエッセイから読んでみようと思って読み始めた作品。 ヴェネチアのゴンドラが黒一色のわけ、ハーレムの実態など、 興味深い話が満載で、とっても勉強になった。 1つ1つの話が短く、通勤時やちょっとした空き時間に読むのに最適じゃないかと思います。

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    投稿日: 2011.03.27
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    私の尊敬する人リストに塩野氏を追加。 生の史料を読んで自分の解釈を加え、さらに一般向けの文章に落とし込める人って貴重なのではなかろうか。

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    投稿日: 2011.02.21
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    歴史、文化、宗教などなど幅広く、深く書かれてあって知識になる本だと思いました。 読んでいて塩野七生さんの探究心が伝わってきます・

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    投稿日: 2010.04.03
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    塩野七生のエッセイ。オスマン・トルコ帝国のハレムの話。ハレムのフランス人女性。大帝スレイマンの寵妃、ハレムで唯一皇后になったロシア人女性。『オデュッセイア』に隠された真実。現代に生きるスパルタ人。  2010年2月22日購入  2010年8月20日読了

    0
    投稿日: 2010.02.24
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     塩野さんの視点、ってクールでカッコよくて、好きだ。とは言っても、最近はちょっと読まなくなってた。でも、このあいだ篠田真由美読んで、無性に読みたくなったのだ。イタリア繋がりなんでしょうか(笑)  いつかは、ヴェネチアへ! 思いはつのるばかりである。

    0
    投稿日: 2009.10.29
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    イタリアの過去、そして現在について、その歴史文学については何冊もの良書を書かれている著者が自らの体験も交えて記したもの。 特に興味深かったのは・・・ ●第一話「ゴンドラの話」と第十六話「家探し騒動の巻」 僕自身が09年2月に新婚旅行でイタリアに行ったのですが、その時立ち寄ったヴェネツィアとフィレンツェについて書かれていた話。 「確かに言われて見れば疑問」だったことをこの二話で書いてくれていて、非常に身近に興味深く読めました。 経済効果と効率が優先し、便利で新しいものが最大の価値を持つ日本と違い、その歴史的な遺産を頑なに守り抜ける環境があるイタリアを羨ましく感じます。 ●第十三話「ある出版人の話」と第十四話「語学について」。さらに第十八話「聖地巡礼」 500年以上も前のヴェネツィアおよびイタリアにおいて、例えば文庫本の発刊や言論の自由であったり、例えば言葉の壁を乗り越えようとする商人(ビジネスマン)であったり、半分観光地と化した聖地エルサレムにガイド付きでツアー観光する人々であったり、全く異世界で考えも全然違うと思い込んでいた当時の人々が、実はテクノロジーの差があるだけで本質は現代の我々と殆ど変わらない考えや嗜好、また努力を原動力に動いていたと教えてくれる話でした。 イタリアに1度でも行ったことがある人、歴史に興味がある人にはお薦めします。 その光景を想像し、思い出し、この地に足を踏み入れたくなります。行ったことがある人は特に。どの著作もそうですが、著者の優雅で教養的で、その場の空気感までリアルに伝える文章には惹き込まれます。雑学や暇つぶしではなく、1話1話ゆっくり、マイペースでじっくり味わいながら読んでほしいです。

    0
    投稿日: 2009.03.29
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    エスプリ豊かな女史のエッセイ。読んでて気持ちいいです。 米国の地中海研究者がダニエリ(超高級ホテル)に泊まったと聞いて私も次の取材は絶対ダニエリに泊まる!と言い出したり高所恐怖症なのに遺跡に登ったり、葡萄酒の見極め方を語ったり。

    0
    投稿日: 2008.06.16
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    イタリア、主にヴェネチアの歴史とその中で生きていた人々の痕跡を辿る。 ヴェネチアから始まり、今に続くものは意外に多いものだと発見させられた。

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    投稿日: 2008.04.10
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    ゴンドラの話とハレムの話、スパイの話が印象に残っています。 本気でアメリカにも大使が居れば、凄く興味深い報告書を書いてくれたと思いました。 でも、世界史習ってないとわかんないよね、全体的に。 素直に楽しめる雑学でした。

    0
    投稿日: 2008.03.01
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    トルコのハレムの話がおもしろかった。そのころの時代のゴシップなどを想像するのは楽しい。 俺も塩野さんみたいに借景できるアパートを借りてみたいものだ。

    0
    投稿日: 2007.11.10
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    カテゴリ小説にしたけどほんとはエッセイ。 イタリアの日常や印象深いできごとを丁寧にすくう文体が、安らぐ。 眠る前に読むのに最適。

    0
    投稿日: 2007.01.27
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    知的好奇心を刺激する楽しいトピックが並んでいたけど、特に葡萄酒について教養が深まった。(2007.1.7)

    0
    投稿日: 2007.01.13
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    塩野七生『ローマ人の物語』の影響 第1段。 イタリア史に関してのエッセイ集です。 ローマの話もチョットあるけど、メインは中世ルネサンス期のベネチアがメイン イタリア史なんて、『ローマ人の物語』しか知らない僕にとっては チョット判らない事が多かったけど、 この人の文章はやっぱり面白い。 品というか、格調(というほど大仰なものじゃないけど)に加えた ちょっとしたエスプリが効いてる感じ

    0
    投稿日: 2006.06.18
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    これも塩野さんのイタリアエッセー。これも面白い。 イタリアからの手紙よりもちょっと好き。相変わらず視点が素敵です。 こんな生き方もいいな

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    投稿日: 2006.03.26
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    ローマ人物語をいつかトライしようと思いつつ,まずは手始めに短編からはいってみた.ところがこの随筆はかなり面白い.ちょっとヨーロッパに行ったことがある人だとこんな小話はかなりひかれるんじゃないだろうか?個人的に印象に残っているのは「コーヒーの話」エスプレッソはトルコからやってきたのだ!カザノバは実はベネチアのスパイだったとうい話.それからトルコの愛人部屋ハレムの話,,,実のところ全部面白かったですが・・・

    0
    投稿日: 2005.11.06
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    1970年代に書かれた文章だというのに少しも古さを感じさせないのは彼女の力。レオナルドに愛、とは知らなかった。やはりイタリアと言えば塩野七生。今時の若い著者が霞むな〜

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    投稿日: 2005.04.14