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風の男 白洲次郎(新潮文庫)
風の男 白洲次郎(新潮文庫)
青柳恵介/新潮社
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総合評価

88件)
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    白州次郎の男気やセンス、口は悪くても人を思いやったり正しさを追求したりする生き様が良い。先見の目というか立ち回りというか動きの早さを尊敬する。 白州次郎の言う「カントリージェントルマン」は良い響きだなと思う。 「プレイファースト」、現場を長靴で巡回する姿勢もかっこいい。

    1
    投稿日: 2025.05.24
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    美談が多く 俄に信じがたい 黒いところもあるはず 夫人への手前(忖度) 厳しかったのだろう 期待した内容と異なる 多くの政治家が初心を忘れ 私欲に溺れる生き様を晒す事を常とするなか 彼はどうだったか 興味深い。

    0
    投稿日: 2024.06.28
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    男なら誰もが憧れるいい男、白洲次郎。弱きを助け強きを挫くを文字通り実践した男の生き様は、やはりかっこいい。敗戦後、日本中が打ちひしがれた気分の中、占領軍司令部相手に時には日本語で「バカ野郎」と叫びながら丁々発止と巧みな英語でやり合った男です。 堤清二の白洲次郎評。「私利私欲を持って付き合おうとする人間を白洲ほど敏感に見抜きそれに対し厳しい反応を示した人を他に知らない。白洲が晩年に至るまで仲良く付き合っていた人に共通した性格があった。私心のない人、大所高所に立って自分の考えや行動すらも客観的に捉えられる人、本当の愛情のある人」 そして、1985年11月28日83歳、「葬式無用、戒名不用」の言葉を残して爽やかな一陣の風のように去っていった。 本書の残念なところは、あまりにも時系列順に詳しく書き込み過ぎたところ。伝記なので仕方ない部分もあるが、白洲次郎の軽さと凄さが十分に伝わりにくいキライがある。例えば前半は本書の様な履歴を簡潔に書き留め、後半は彼の武勇伝や天衣無縫さ、ユーモアや暴言などのエピソードをまとめて章立てにすればもっと親しみやすい読み物になったのではと思う。

    2
    投稿日: 2024.06.24
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    エアガール?に出てきた白洲次郎を見て、そういえばそういう人おったな〜、と思って読んでみた。 剛腕であり繊細。やんちゃだけど気配り。とか色んな遂になる要素を抱えてる人柄に魅力を感じる。肌で感じた一次情報をしっかりと自分の考えで副次的な使える実学に落とし込んでいるんだろうなと思った。さっと身を引く潔さとか歯に絹着せないもの言いとか、純粋に日本だけで育つとちょっとこうはならないよなというのはやはり10代後半から20代前半をイギリスで過ごしたのが大きいんだろう。

    0
    投稿日: 2021.05.04
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    かっちょいいいいい! 人に合わせる性格の日本人が多い中、白洲次郎の意見をバシバシ言う姿にホレるわぁ。

    6
    投稿日: 2020.05.30
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    この時代に 海外生活の経験が有り 英語が話せて 整った顔だちです 進駐軍に 怯まずNO!と言えた人です 彼の心の奥には どんな思いがあったのでしょう?

    1
    投稿日: 2020.03.11
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    やはりこの男は、日本一かっこいい。この人の生き方に魅力を感じる。力強く、かつ繊細で、プリンシプルを大切にする。たしかに彼は生まれから恵まれ、その素地によって彼は出来ている。しかし、それだけでないのが良い。これからも白洲次郎についての著作漁りたい。

    1
    投稿日: 2020.02.19
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    先日読んだ『白洲次郎 占領を背負った男 上・下』のダイジェスト版のような内容。紙数も半分くらいなので仕方がないのだが、これはこれでギュッと凝縮されていて面白い。 白洲次郎に関しては、やはりGHQと渡り合った「終戦連絡事務局」時代が、白洲の力量を十分発揮した時期だったのだろう。 日本国憲法草案について、GHQのホイットニー宛に出された手紙「ジープ・ウエイ・レター」が紹介されていた。 貴下(ホイットニー)のものと彼ら(日本政府)のものとは、同じ目的を目指しているが、選ぶ道に次のような大きな差異があると考えています。貴下の道は直線的、直接的なもので、非常にアメリカ的です。彼らの道は回り道で、曲がりくねり、狭いという、日本的なものにならざるをえません。貴下の道はエアウエイといえましょうし、彼らの道はでこぼこ道を行くジープ・ウエイと言えましょう。 日本側を「their way」として「彼ら」と記している。GHQに対しても日本政府に対しても、客観的に自由に発言していた。善悪の基準がはっきりと自己の中にあり、権力に屈しない。GHQに「従順ならざる唯一の日本人」と言わしめた、白洲次郎らしい手紙である。 晩年の「軽井沢ゴルフ倶楽部」での言動は、うるさ型のジイサンそのままだけれど、これも間違ったことは全く言っておらず、逆に微笑ましかったりする。 あらためていい男だなぁ、とホレ直す。

    1
    投稿日: 2019.02.21
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    「プリンシプルのない日本」を読んで、ぜひこの評伝も読んでみたくなって借りた。 なんというか、カッコいーのと気持ちいいのとでさわやかな読後感の本ですね。 タイプは違うけど、ちょっと咳さんっぽい。

    0
    投稿日: 2019.01.20
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    近年注目されている主人公の伝記として最もよく描かれているのではないか? ノブリスオブリージュの心がますます薄れゆくこの世界で彼のような生き方が羨望されるのは当然だ。

    0
    投稿日: 2017.08.27
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    本当にこんなに格好の良い日本人がいたのかと疑いたくなるが、白洲次郎さんがいたからこそ、今の日本があるのだとうとも思えて仕方なくなる。 自分の考えをもち、自分を見失わず、良いものは良い、ダメなものはダメと言える、そんな人物こそ、当時だけでなく、今の日本にも必要だと切に思います。 吉田茂と白洲次郎で見てきた戦後の日本、そして平和を願い、一国家として発展していく未来を遠くに見ながら…今の日本を両者がみたら何というだろうか。

    2
    投稿日: 2017.08.16
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    読み終わった後、爽快感がある 白洲次郎の筋を通す生き方はカッコいいという言葉だけでは足りない。 白洲次郎がかかわった出来事、人々からの証言で構成されているので、少し物足りなさは感じるが、写真の掲載が多いことは◎

    1
    投稿日: 2016.02.18
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    カントリー・ジェントルマンは地方から中央政治に目を光らせる。いざ鎌倉、という時に中央に出向き、渦中の政治家の姿勢を正すので、横丁の隠居とは異なる。

    0
    投稿日: 2015.01.04
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    次郎没後に友人達の発案で語録を取りまとめようということとなり、生前交友のあった方々へのインタビューや各種議事録をもとにまとめたもの。プリンシプルを重んじる白州の人となりがよく分かるが、インタビューに応じた人が限られているせいか、内容が断片的で迫力が伝わりづらいのが残念。

    0
    投稿日: 2015.01.04
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    プリンシプル、ノブレスオブリッジ、プリミティブな正義感。 最後の、亡くなる下りは、涙が出ました。 難題に当たる当事者でありながら、物事を俯瞰する態度でことにあたる。 風のように現れ、風のように去っていかれました。 カントリー・ジェントルマン、こんな生き方にあこがれる65歳の凡人です(涙)。

    0
    投稿日: 2014.10.06
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    【本の内容】 日本国憲法誕生の現場に立会い、あの占領軍司令部相手に一歩も退かなかった男。 常に活眼を世界に注ぎつつ、わが道を行く天衣無縫の気概。 物事の筋を通し、自説を枉げぬ強靭さ。 と同時に、内に秘めた優しさ、しなやかさ、ユーモア。 端正な面立ち、洒落た身なり、寸鉄の片言…。 正子夫人をはじめ、この男に魅せられた人々の「証言」から蘇える「昭和史を駆けぬけた巨人」の人間像。 [ 目次 ] [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

    0
    投稿日: 2014.08.24
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    なんと不思議な人だったのだろうと思う。現代からみると尚更、その才気も気骨もそして容姿もが著しく特出した存在であり、平たく言えば「こんなカッコイイ人が本当にいたの?」。けれどやはり、時代はすでに変わってしまった。少なくとも今の日本にはこのような人は現れ得ないと思う。

    1
    投稿日: 2014.06.20
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    身分や肩書がないのに、実力で憲法にも影響を与えた格好いい人という認識だったが、実は名門の出で、最初から政治家ともつながりがあり、東北電力の会長、読売テレビの顧問など、十分過ぎる肩書もある、まあ偉い人だった。やっぱり生まれの差は大きい、としみじみ思うが、それでもやったことの先見性と責任感には感銘をうける。怪しい人、という評価もあるが、格好いいと思う。

    0
    投稿日: 2014.03.29
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    「占領を背負った男」と合わせて読むと白州次郎、GHQとその政策が日本に与えた影響、現日本国憲法、吉田茂についての理解度が深まる。海外に出やすくなった今日でも白州次郎のような生きられる人間は少ないであろう。それが60年以上も前の彼の生き様がコレである。下手な自己啓発本より、「現代の日本人はまだまだやれるはずだ。いや、やらなきゃいけない」という勇気をもらえる一冊

    0
    投稿日: 2014.02.22
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    これは、カッコいい! 「従順ならざる唯一の日本人」白洲次郎。長嶋茂雄に次ぎ尊敬する人物の伝記です。 一言で表すと、大和魂を持ったグローバルな奇人、だろうか。著者は本人とも親交のあった青柳氏。若干格好良すぎる表現があることは否めないが、白洲ファンが読むにはこれぐらいで良し(笑) 金持ちの出で、キザな発言を繰り返す白洲は、私の苦手なタイプに感じられなくもないが、彼の言動は何故か小気味良い。突然農家に転身し、一時期真剣に農家業を営んだ経験があることも、白洲ファンになったきっかけだろうか。 本書では、ひたすらに白洲の激烈な言動を紹介しているが、その裏に隠された思惑は深く、包容力に満ちている。彼が理想とする「カントリージェントルマン」とはそういう人間でないとなれないだろう。(参考までに、カントリージェントルマンとは、「地方在住で田舎の暮らしに完璧に溶け込みながら、中央の動向には目を光らせ、いざ鎌倉という時には中央へ颯爽と赴き、不正を正す」ような人間を指す。カッコイイ。) 実際に読むのが一番なので多くは語らないことにし、ここでは若干ではあるか、本文を引用して紹介したい。 1.なぜ百姓仕事が好きなのか? 「百姓をやってると、人間というものが、いかにチッチャな、グウタラなもんかということがよくわかるから。」 2.あなたの考え方は古風だと言われ… 「プリミティヴ(素朴)な正義感をふりまわされるのは困る、と、よく人から指摘される。しかし、ボクはそれが貴いものだと思ってる。他の人には幼稚なものかもしれんが、これまでは死ぬまで捨てない。ボクの幼稚でプリミティブヴな正義感にさわるものは、みんなフッとばしてやる。」 3.ゴルフ好きな次郎、ふんぞり返ってカートの運転手に靴紐を結ばせていた見ず知らずの御仁に一言 「てめえは手がねえのか」

    0
    投稿日: 2014.01.10
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    古本で偶然見つけて購入。新品で買っても良かったなと重いました。 この人がカントリージェントルマンでなかったとしたら、今の日本はどうなっているのだろうと思ってしまいます。

    0
    投稿日: 2013.12.21
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    やっぱ白洲次郎かっこえーな。 こうありたいものだけど、出自がブルジョワだったり、自分は清廉でなかったりで、難しいねぇ。とはいえ、なんか自分も今一度挑戦したくなるね、こういうの読むと。

    0
    投稿日: 2013.09.23
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    とにかく「芯の通った人」という印象を受けました。確かに「叱り飛ばされた」とか「突っ跳ねられた」といった逸話が随所に見られましたが、それも故あってのこと。女婿の牧山圭男氏の指摘 白洲次郎の魅力は「骨太なデリカシー」であった が印象的でした。肩書きに弱い日本人らしからぬ爽快さと、心は優しく・言葉は厳しく、内柔外剛の愛らしい不器用さを感じます。

    0
    投稿日: 2013.09.18
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    エッセイストであり、白洲次郎の妻でもある白洲正子の依頼を受けて、青柳恵介が記した次郎の伝記とも言える一冊。最初は語録のつもりだったとあるけれど、それにはとどまらず、当時の写真や世情の様子などを説明しつつ、数々のエピソードが時代順に記されている。周囲の人の様子や、著者の印象なども織り交ぜてあるおかげで分かりやすい。 もちろん、彼をこよなく愛した人たちの証言が中心なので、多少の偏りはあるのかもしれないが、「人々にこんな印象を与えた、こんな人だったのだ」という人物像が生き生きと浮かび上がってくる分、面白い。正義感を貫いて言いたいことを言う、彼が今の日本を見たら何と言うだろう?当時のことが知られなさすぎている今、もっと知られるべきだと思えることが沢山詰まっている一冊だった。

    1
    投稿日: 2013.08.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    他人への優しさや魅力的なユーモアを持つその人柄、自分の信念をブレさせずに正論を突き通してゆく行動の仕方、知識や経験に裏打ちされた未来を見通す力と成し遂げた数々の偉業、どれを取ってみても格好いいと感じた 凄く遠いけれども少しでも近い人間になりたいなぁ

    0
    投稿日: 2013.06.08
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    とても良かった。止めるに止められず一気に読んでしまった。「潔さ」は私の最も愛するものですが、この方はその潔さそのもの。これだけの個性であれば敵もあったと思うけど、いいじゃないか。数々のエピソードや写真に何度もジンときた。他人に本を勧めることを積極的にしない私だけど、もし周りの誰かが読んでくれたら嬉しいと思います。男性としてももちろん魅力的なのは言わずもがなだけど、人間として尊敬せずにはいられない。

    4
    投稿日: 2013.03.17
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    スケール大きく挑戦していく。一本筋を通した考え、人生を送る。そういう生き方を自分なりに真似していこうと決意させた本。

    0
    投稿日: 2013.01.29
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    昨年7月に、白洲正子展に行った際、彼女の旦那さんが白洲次郎という人であることを知りました。入省してしばらく経った後、副大臣との懇親会で副大臣が「我が省を作った白洲次郎の精神を・・・」とお話されていたのを聞いてびっくりしたのがきっかけで読んだ本です。 今年は白洲次郎のちょっとしたブームだった年ではないのかと思います。書店で目にする本が多かったのではないかと。 大学の授業で憲法史を学ぶ過程では全然この人の名前は出てきていませんでしたが(僕の勉強不足によるところが大きいのでしょう)、昭和憲法制定時にも大活躍された方なんですね。 なかなか真似できない生き方をした人ですが、自分なりのプリシンプルを貫き通した人なのだなと思いました。それができる人って本当にかっこいい。GHQに「従順ならざる唯一の日本人」と言わしめたのも納得です。 憲法改正論議や、アメリカや中国との関係のあり方が議論される昨今ですが、真の国際人としてのあり方も含めて、彼に学ぶべき点は多いと思っています。 日本としての筋をどう通していくべきか。今後の仕事の中でも常に考え、そして実際に行動しないといけません。いろんな意味で、自分の生き方というものを考えさせられた本でした。

    0
    投稿日: 2013.01.25
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    とにかく、かっこよすぎ! こういう人はもう現れないかも。 古き良き時代の人物。 「国家いのち」という感じが少々問題か?

    0
    投稿日: 2012.11.24
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    「風の男、白洲次郎」、「プリンシプルのない日本」を読む 犬を飼うときに、何故、動物愛護センターから、講習を受けた上で、選んでもらい受けてきたかというと、何故か、血統書付きというものが、犬であれ、人間であっても、どうも、鼻持ちならないという感慨を否定しきれなかったことがある。それにしても、二世とか、血筋がよろしいとか、家柄がよいとか、犬と一緒にしてはいけないが、どうも、そういうモノに、鼻持ちならないモノを感じざるを得ない。白洲次郎なる人物は、写真からしても、端正な顔立ちであり、表題のように、爽やかな「風の男」というさりげなく歴史の表舞台から、去って行きつつも、決して、奢らず、カントリー・ジェントルマンとして、その「矜恃と誇り」を、戦後の歴史の中で、真の国際人として、認められるような人物は、稀ではなかろうか。その意味では、名門という言葉も、その個人の評価が、正当である限りは、悪いことでは無いとも思ってしまうが、、、、、、、。それにしても、血筋と言い、家柄と言い、結婚相手(樺山正子)と言い、或いは、吉田茂との関係、小林秀雄との関係、(吉田満の「戦艦大和ノ最期」の出版許可をGHQに仲介依頼したのをきっかけに)、更には、文人となる幼友達の友人達(今日出海、河上徹太郎、松本重治)との関係と言い、やはり、家柄というモノは、本人が望んで得られるモノでもなければ、意図的に、得られるモノでもないのかも知れないが、、、、。むろん、白洲次郎という「個人のプリンシプルとアイデンティティー」が、確立するのは、9年間に及ぶイギリスへの留学時代とその後の家の没落などで、君子豹変する訳である。戦前から、その米国海軍力の潜在的生産能力の予想や、開戦不可避の可能性ばかりでなく、その敗戦への先見性と言い、戦時中での空襲を予想した鶴川村でのカントリー・ジェントルマンとしての農作業生活も見事であるが、戦後の絶対的な新たな現人神となった占領軍に対しても、臆することなく、そのイギリス仕込みの英語で、ホイットニーに「白洲さんの英語は、大変立派な英語ですね」と言われたときにも、「あなたももう少し勉強すれば立派な英語になりますね」とシニカルに切り返したり、GHQに対して媚びを売るような役人の中にあって、最も、手強い、歯に衣着せぬ意見を、正々堂々と、主張したと占領軍に謂われた男は、政治家になることもなく、新憲法の制定交渉、ドッジ・ラインに呼応した経済政策、とりわけ、商工省の改組とその後の通産省への礎、経済・産業政策と輸出・貿易政策、国際通商主義、或いは、電力事業の再編作業、等、今日でも大きな足跡を残した様々な事業に、関わってきた。福島県と東京電力との水利権を巡る電源開発の問題など、皮肉にも、別の形で、今日でも問題化しているが、、、、、、。 どのようなプリンシプルが、確立され、一体、日本という国は、逆に、何故、「戦後は終わった」などと謂われる今日ですら、未だに、プリンシプルを持つことが出来ないのであろうか?キングズ・イングリッシュが、得意だったというだけでなく、その合理的な考え方、戦前の開明的な考え方を身を以て、肌で感じて、人と人との付き合いの中で、学んだのかも知れない。確かに、今や、国際化が、叫ばれて久しく、帰国子女も増えているが、私の経験でも、どんなに、英語が堪能でも、江戸時代の寿司や天ぷらのファースト・フードとしての説明や、醤油の歴史的な普及の説明を全く出来ない多くの若い人達を、知っている。或いは、ゴルフ場でも、アドレスを開始しているのに、公然と、後の組が、声高に、話をしていたり、アイアンで、切り取ったターフを拾って、修復せずに、或いは、バンカーも、キャディー任せにして、平然とプレーを続ける若者など、白洲次郎が、生きていたら、大声出して、怒鳴り散らすような光景が、国際化やグローバル化という波の中でも、見られるのが、現状である。「風の男」とは、ある種、「潔さと筋」を、その人生の生き様の中に、感じざるを得ない。まるで、マッカーサーが、「老兵は、ただ、消え去るのみ、、、、」と言った言葉にも、何か、共通するモノがあるように思われる。もっとも、白洲は、「吉田茂老は、辞め時を、誤ったことである」とも言っているが、、、、、。 辻井喬によれば、「彼が生きた時から日本は、少しも進歩していないということなのか、或いは、正しい見解というものは、いつの時代にあっても通用するという所謂、不易流行というものだろうか?恐らく、その両方のことを教えてくれているように思う」と。英国紳士道を自らのプリンシプルに据える白洲は、当時のパンパンの生き方すら決して批判せずに、むしろ、戦中・戦後の軍部や占領軍にすり寄っていった男性達や小役人に対して、歯に衣着せぬ批判を浴びせている。所謂、評判を気にしたり、八方美人的な生き方や摩擦回避主義の不作為に対して、厳しい言葉を投げかけている。今日の災害復興をみても、これらの終戦後間もない言葉は、全く、現実味を帯びているとは、どうしたものであろうか?税金の使われ方、予算の執行の仕方、国家補助金制度についての見識など、全く、今日のことを言っているかと錯覚するようなくらいである。逆説的に謂えば、今日まで、ずっと、70年近く経過していても、何ら、課題は克服できていないのか?輸出振興策、為替レートの問題から、電力の安定供給、経済界の指導者の小児病への警鐘、果ては、戦争責任まで、その舌鋒は、鋭く、止まるところを知らない。或いは、男女同権を論じる中で、宮内庁の在り方、将来の女性宮家の創設の可能性や、女性天皇の継承に対する独自の見解などは、現代でも、尚、議論がなされて然るべき課題であり、まさに、未だに、まっとうな議論すら十分行われていないのは、何とも、皮肉なことであろう。敗戦の結果として国力の低下と現実の破産状況を前にしても、「抑えつけられることが、分かっていても事実を率直に言うだけのことは言うという勇気はあるべしである。言うことだけは言った上で抑えつけられても何をか況んやである。・・・・・言うことだけは言って、然るべき後に天命を待つと言ったような気持は、占領中に私は嫌と言う程経験した。」とも語っている。外交での事勿れ主義を嫌い、水爆実験による鮪漁船の被災補償に関して、病院側、或いは、外務省の対応を、批判しているが、放射能汚染、原子力の問題は、皮肉にも、今日、福島原発問題とも、重なってくる。読めば読む程、読み進むにつれて、白洲は、今日的な問題、例えば、ナショナル・フラッグとしての政府が大金をつぎ込む会社の具体例として、日本航空の問題を挙げているし、当時、メジャーによって首根っこを押さえられていたイラン原油の輸入についても、更には、国家エネルギー政策、とりわけ、石炭から石油への転換に関して論じているのも、実に、先見性がある。あれ程、占領政策に、GHQとの直接交渉を通じて関わってきた白洲は、それでも、「米国による占領であったことは、最悪中の最善であったとはっきり言える」と、そして、こうも付け加えている。「己の好まざることを人に施すなかれと先祖代々教わってきた我々も、人の好まざることを人に施した挙げ句、人の好まざることはやっぱりおのれも好まざるものであったと気が付いた。因果応報、何をか況んや。」と、鳩山一郎による日ソ交渉の件も、中共との国交の回復に関しても、「いつまでも盲目的にアメリカに追従するのはやめて、、、、、(略)、、、、、中共の存在という事実をよく納得させてやろうくらいの気概を持ったらどうだ。東洋の問題は中共を排除しては考えられない。、、、、、(略)、、、、、ほんとの誠意と熱意を以てアメリカを説得する位の大仕事に掛かったらどうだ。、、、、(略)、、、、、、日ソ国交再開の糸口が開かれたと言うことでに過ぎない。ほんとの日ソ交渉は今から始まるのだ。、、、、、、、」と、今日でも、日ソ間での平和条約交渉、領土問題、中国との尖閣列島の問題など、確かに、戦後の遺産が、そのまま、未解決で、残されていることが、改めて、再認識されるし、白洲の言うところは、当時から、刮目に値する。安保条約の改定に関しても、「アメリカはどんどん主張し、こちら側はおっかなびっくりで、何も云わないようなら、日を経るに従って残るものはただ誤解と悪感情だけだ。、、、、、(略)、、、、、、もっと勇敢に信念を以てアメリカに当たるべし。、、、、、、、、、」と、何とも今日の微妙な日米関係を見通していたかのようなコメントである。政界立腹帳、一寸一言・八つ当たり集に、これでもかと、思いの丈を書きまくっている。 今日、読み返してみても、成る程、その先見性と心意気は、「戦後」という、或いは、「占領中」という時代背景を鑑みても、いつの時代にも通じる普遍性を、感じざるを得ない。今日、生きていたら、どんなことを論評したであろうか? 戦後という時代や占領という言葉すら、知らない若い人にも、今日と較べながら、先人が、どのような思いで、進路を選択し、或いは、決断を余儀なくされたのか、思いながら、是非、読んでもらいたい著作であるとおもうが、、、、、、、。

    0
    投稿日: 2012.10.26
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    白洲次郎 その人自身は全く未知の人だった。むしろ、ヒトメボレしたのは表紙の写真。どこか祖父に似ている温かい人だと感じたからだと思う。それに、裏表紙の解説を見てまだまだ自分の知りたい「戦後の日本」の時代を勉強できるキッカケにもなるかと思ったから。 青柳さん自身の体験や、様々な方の挿話があり「身近な人から見た白洲次郎」を同時に知ることが出来た。 吉田茂との関係にはあまり言及しない辺りも、私がこの作品を何度も読み返す理由だ。

    0
    投稿日: 2012.10.21
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    この本をまず読むというより,他のNHKのドラマや伝記本を読んでからの方がいいかもしれない。 ただこの本に描かれたエピソードひとつひとつはより白洲次郎を魅力的にさせる。

    0
    投稿日: 2012.09.11
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    あとがきに書いてあった『物事の筋を通し、プリンシプルを重んじ、自説をまげぬ』という言葉がピッタリの白洲次郎の伝記。 金持ちに産まれ、留学し、戦争をくぐり抜け、GHQと渡り合い、政治の表舞台に出ることなく、産業界に身を置き、最後は悠々自適の隠居。 いい人生を送ったと笑って死ねるようだと感じる。 今の政治家にこんな人が居たら面白いと思う。 平凡な会社員の私には羨ましい人生だ。。。

    0
    投稿日: 2012.09.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    それから次郎は沈黙した。ロビンは一度も振り返らなかった。牧山は生涯の親友の別れというものは、ああいうものなのだと初めてわかった、と語った。 noblesse oblige 「夫婦円満の秘訣は一緒にいないことだよ 横丁の隠居「カントリージェントルマン」地方に住んでいて、中央の政治に目を光らせている。遠くから眺めているために、渦中にある政治家には見えないことがよくわかる。そしていざ鎌倉という時は、中央へ出て行って、彼らの姿勢を正す。 農作業という自らの肉体を酷使して食料を生産し、それを人々に供する行為に対して素朴な憧れがあったと思われる。

    0
    投稿日: 2012.09.10
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    何冊か読んだ白洲次郎に関する本の中でも、青柳恵介氏の書いたこの本は、異なる時期に様々な場面でのバラバラのエピソードをうまくつなぎ、白洲次郎氏をよく知る、情報という点でも、本としての文章の読みやすさという点でも、非常に素晴らしい一冊になっている。 さすが次郎氏の妻であった白洲正子氏が指名した著者だけある。

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    投稿日: 2012.09.08
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    私が本当に尊敬する人間です。 厳しくも優しい、そして同じ男でも惚れるぐらいの男気のある人物だと思う。 ただ、白州次郎の根本的な部分は当たり前のことを当たり前に言ってるだけどと感じた。 誰に対しても物怖じせず述べる姿勢は是非とも真似したい。

    0
    投稿日: 2012.05.25
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    読んだのはかなり前だけど、格好良い!!って感動したのは覚えてる。 戦後の日本国作りで、吉田茂の片腕として働き、マッカーサーに面と向かって意見を言う影の交渉人。 肩書きを持たない方が自由に大胆に動ける。 プリンシプルを持って人生を駆け抜けた漢!!

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    投稿日: 2012.04.11
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    白洲次郎は、「男が理想とする男」である。 筋の通った持論を持っていて、その人となりは、強者に厳しく、弱者に優しい。 英語が堪能、日本国憲法誕生の立会人、GHQ相手でも、一歩も引かない気質。 お洒落で、自動車とゴルフを愛し、男前、しかも、ジーンズを初めて穿いた日本人。 こんな日本人が戦後に存在した。彼の考え方を知ることこそが、勉強になる。

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    投稿日: 2012.02.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    時系列が飛ぶのである程度予備知識があった方が読みやすい本なのかなと思った。「白洲次郎 占領を背負った男」の後に読んだので、何とかついて行かれた感じ。詳しく書かれているけど少し難しく、複雑な書き方だった。

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    投稿日: 2012.02.08
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    すげーな、この人。こんな男になってみたい。好きな事をしつつも、使命を持ちつつ達成してる。こんな人が今の日本には掛けてるなー。なんで俺はそうなれないんだろ。歴史上の人物に匹敵する偉人は今の世の中にいるのだろうか?

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    投稿日: 2011.10.28
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    読み終わったあとの清々しさ。 こんなに意気に感ずる男がいたとは。こういう人をエリートって言うんでしょうね。

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    投稿日: 2011.10.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    すごいお坊ちゃまである。それ故世間知らずで我儘放題ができたのだと、貧乏ものの私はやっかむ。だがこういう者どもが戦前、戦後の世の中を、日本を造って来たのだと言う事に関しては、ある感慨を感じる。貧乏人の発想ではアメリカに抗しえなかったのだろう。文化人とは金持ちの事であった時代の代表格である。白洲次郎は 外車を乗り回し、外国へ留学し、英語が堪能で、背が高く(これは重要、マッカーサーと昭和天皇の2ショットの写真を見れば歴然)男前。 表舞台に出なかったのは彼流の深い思量があっての事だろう。役に付くと 人はそれなりの行動しか取れなくなる。

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    投稿日: 2011.10.20
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    戦後日本の復興に影で活躍した男・白洲次郎 その人と生りはまさに豪放にして快活 そして義に厚く爽やか。 まさに吹き抜ける“風”のような人物。 戦後復興の立役者となった吉田茂内閣で まさに吉田の懐刀とまで言われた男・白洲次郎 あの時代にあって、非常に豊かな国際感覚を備え 厳しくもウィットにとんだその人柄 その生き様も然る事ながら 彼自身の人間性に非常に魅力を感じます。 特にその生き方の美しさを象徴するのが その引き際、去り際の潔さでしょう。 ひょっとしたら日本古来の真の武士道精神 最後の具現者だったのではないでしょうか? ホントにカッコイイ真の“漢”だと思います。

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    投稿日: 2011.10.08
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    日本国憲法誕生の現場に立会い、あの占領軍司令部相手に一歩も退かなかった白洲次郎。 常に活眼を世界に注ぎつつ「我が道を行く」天衣無縫の気概。 物事の筋をしっかり通し、時節を枉げぬという信念の持ち主。それと同時に内に秘めたユーモアも持ち合わせている人物です。 端正な面立ち、洒落た身なり、寸鉄な片言.... 昭和史を駆け抜けたお話になっています。

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    投稿日: 2011.10.06
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    内容(「BOOK」データベースより) 日本国憲法誕生の現場に立会い、あの占領軍司令部相手に一歩も退かなかった男。常に活眼を世界に注ぎつつ、わが道を行く天衣無縫の気概。物事の筋を通し、自説を枉げぬ強靱さ。と同時に、内に秘めた優しさ、しなやかさ、ユーモア。端正な面立ち、洒落た身なり、寸鉄の片言…。正子夫人をはじめ、この男に魅せられた人々の「証言」から蘇える「昭和史を駆けぬけた巨人」の人間像。

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    投稿日: 2011.09.12
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    白洲次郎とはどのような男なのだろう。テレビの特集から興味をもった私は、インターネット上で資料を探すようになった。それでも満足出来ずに、購入した最初の本が本書である。 著者である、青柳恵介は白洲次郎にゆかりのある人々にインタビューを行ないながら、白洲次郎という人物を浮き彫りにしていく。白州次郎がケンブリッジでどのような学生生活を行なったのか、また、帰国後、どのように戦時中・戦後を駆け抜けて行ったのかを一人の人間として、その苦悩も含めて描いてある。単なる歴史上の人物ではなく、無愛想で破天荒でもあるが一本筋の通った人間白洲次郎の魅力を本書から感じる事ができた。 特に本書を私が留学中に読んだ事もあり、彼のケンブリッジでの生活の一端を非常に関心を持って読むことができた。 いつか彼が過ごした家である武相荘に行ってみたいと思う。

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    投稿日: 2011.08.27
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    だいたいの人物像がわかりました。なぜ、政治家にならなかったか 人柄から感じ取れました。 2014年06月26日 今日本の安倍内閣では日本国憲法改正  集団的自衛権で平和放棄寸前であるが この日本国憲法がどういった経緯でできたか 戦後、GHQに対して唯一卑屈になることなく、日本国憲法誕生の現場に立会い 吉田茂の右腕として日本の復権に尽くし 平和な日本へと進むきっかけをどんどん作ってくれた 白州次郎を読んでみると この人たちの功績を無駄にする行為であるとすごく感じ知った。  現在も不安定な情勢は戦前戦中時と変わらなくもない。 白州さんは政治家になることを嫌い、 日本が戦争に突入すれば食糧不足になることを先読みして戦前から疎開して実際に百姓になって農業を始めた人でもある。 今の時代ほんとに何が起きてもおかしくないのだから 白州さんのように百姓になって農業を始めておくことも悪くない生き方。生き抜いていくためにも。   安部首相には今一度昭和の歴史を読み返しこのような人たちの活躍をしったらどうか、  白洲次郎という人物と 合わせて吉田茂前総理 を読み 日本国憲法がどういう危機的状況で出来たかを 知ることをおすすめしたい。

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    投稿日: 2011.08.10
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    近代日本のベースがつくられる上で重要な人物、白州次郎の人間像について書かれている。 とにかく様々な分野で活躍されたんだなと思った。人脈がすごいと思った。それは富裕層にうまれたことも関係していると思うが、何より彼の当時の日本に稀な、人間性が多くの人を引き付けたのだと思う。 ただ個人的には、スケールが大きすぎて、なんだかすごそうだけど、どれほどすごいのかよくわからんという感じ。当時の歴史的背景をもっと理解していれば、違ったのかもしれない。。

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    投稿日: 2011.08.04
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    http://blog.happyblossom.boo.jp/?search=%C9%F7%A4%CE%C3%CB

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    投稿日: 2011.06.16
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    白洲さんの生き方は爽快なほど筋が通っている。 先見の明があり無骨なようであたたかい人であることがよくわかる。 特に心に残ったのが、彼はいつも物事がうまく行き始めると突然トップを降りて下の者に任せ、ほかのことを始めてしまうひとだったということ。 そして、ノブレス・オブリージュという言葉が似あわぬようでその実しっくりくるひとだったということである。

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    投稿日: 2011.03.27
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    格好よすぎる。恵まれた境遇の人間として、こういう自我を捨てた、それでいて自分の強い意思に従った生き方がクール。

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    投稿日: 2011.03.05
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    日本の昭和史の出来事があれもこれも関わっていた事に驚く。 あの歴史上の人物も、この間まで政治家だったあの人、あの人達のパパ達・・なんて舞台。 そして昔から変わらない日本人の煮え切らない気質、見通しの甘さに既視感。 次郎は英国紳士で、騎士で、龍馬で、権力を私物化する輩が大嫌い。哀しいけれど「日本人」じゃない。 でも次郎が日本人でよかった。育ててくれた英国に感謝。

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    投稿日: 2011.02.11
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    白洲次郎について知りたくて読書。 09年NHKでドラマ化されて興味を持つ(最終話が観られていないが)。こんな日本人がいたことをもっと知る必要があると感じる。 プリンシプル。訳すと信念、信条、原理、原則らしい。その潔さは武士道にも通じるところがあると思う。 そうそうたる人脈がすごく、本書では所縁があった人たちへのインタビューという形で紹介されているので非常に興味深い。 池田勇人との機内でのエピソード。軽井沢ゴルフ倶楽部でのエピーソード(くわえた爪楊枝がお嫌いなようで。)。晩年の新橋の宴会で参加者を一瞥して早々に帰ってしまったエピソードなど戦後の日本人が失ってしまった行動原理を強烈に持った人だと思う。 きっと麻生元首相も会ったことあるんだろうな。多少なりとも影響を受けているような気がする。 読書時間:約1時間

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    投稿日: 2010.08.17
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    白州次郎のドラマがNHKで放送されてから、大反響があったようですね。 かく言う私も・・・ 白州次郎の本は何冊か読みましたが、コノ本が一番面白いです。 第2次大戦前後の「白州次郎」という、ちょっと風変わりな人間の熱さを知ることが出来ます。 一方で、人間として、何が必要なのか。何が正義で、何が悪なのか・・・ 本当に悩み、生き抜く「時代」をも感じさせます。 現代には現代の悩みがありますが、戦後の日本もきっと大きな「葛藤」を抱えていたんですね。 「プリンシプル」を大事にした白州次郎。 ドラマもそんな彼のストイックさを伊勢谷友介が見事に演じています。 かなりおすすめ。

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    投稿日: 2010.05.23
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    (2006.07.31読了)(2006.06.17購入) 青山二郎は、白洲正子の骨董の師匠。白洲次郎は、白洲正子の旦那さん。どちらも白洲正子と関連し、同じ「じろう」で、両方とも最近関連本がいっぱい書店に並んでいるので、混同してしまいそうです。 少し前に白洲正子の書いた「青山二郎」を読んだのですが、今度は、白洲正子の旦那さんのほうの「白洲次郎」です。 太平洋戦争で、日本が敗れて、アメリカ軍が日本にやってきて、日本を占領した時、GHQと日本の間のつなぎ役をした人として、白洲次郎が注目されています。 平成18年4月5日(水)のNHK総合テレビの「その時歴史が動いた」で「マッカーサーを叱った男 ~白洲次郎・戦後復興への挑戦~」として取り上げられたこともあり、その時のゲスト、北康利さん(作家)の「白洲次郎 占領を背負った男」も売れているようです。 この本は、白洲正子さんが青柳恵介さんに頼んで、白洲次郎を知っている人たちに取材してもらい書いてもらった本ということです。 白洲次郎略歴(212頁) 1902年2月17日 兵庫県芦屋生まれ 1919年 英国留学 ケンブリッジ大学入学 1925年 ケンブリッジ大学卒業 1929年 樺山正子と結婚 1945年 吉田茂に請われ「終戦連絡事務局」参与に就任 1951年 東北電力会長に就任 1985年11月28日逝去。 ●夫婦円満の秘訣(74頁) ある時、私の友人は次郎氏から「君に夫婦円満の秘訣を教えてやろうか」と話しかけられ、是非お願いしますと耳をすましたら「一緒にいないことだよ」と語ったという。 ●天皇の退位(168頁) 白洲は講和条約が成立した段階で天皇の退位を考えていたようである。 「「朕戦いを宣す」といった後の処理がついていないんですよ。僕はサンフランシスコで平和会議の調印があったときに、これが一つの機会だ、これを逸すれば「朕戦いを宣す」の終わりを付けられないと、盛んに理屈いったんだけれども、それは実現しなかったのです。」とも語っている。おそらく、この点では白洲は吉田と鋭く対立したはずである。 ●小林秀雄との出会い(168頁) 白洲が終戦連絡事務局次長の頃、河上徹太郎から電話があり、小林秀雄が是非会いたいといっているという。 小林秀雄は家に上がると、すぐに用件を話した。吉田満という人が「戦艦大和ノ最期」という原稿を書いた。是非出版しなければならない本だが、戦争文学だから進駐軍が許可してくれない。何とか出版できるように進駐軍に話して貰いたい、というのである。戦艦大和に乗り組んでいた吉田満の書いた戦記だが、その簡潔な文語体が立派な名文になっている。 小林や白洲の尽力により昭和24年に出版されることになるが、原文のままではなく、削除部分が多く、原文のままの公刊は講和条約の発効した昭和27年である。 (白洲正子と小林秀雄の交流もここから始まった?) 著者 青柳 恵介 1950年 東京・成城生まれ 成城大学大学院博士課程(国文学)を修了 古美術評論家 ☆関連図書(既読) 「南京事件」笠原十九司著、岩波新書、1997.11.20 「長崎の鐘」永井隆著、中央出版社、1976.06.20 「五十年目の日章旗」中野孝次著、文春文庫、1999.08.10 「極光のかげに」高杉一郎著、岩波文庫、1991.05.16 「収容所から来た遺書」辺見じゅん著、文春文庫、1992.06.10 「戦場から届いた遺書」辺見じゅん著、NHK人間講座、2002.12.01 「パール判事の日本無罪論」田中正明著、小学館文庫、2001.11.01 「命こそ宝」阿波根昌鴻著、岩波新書、1992.10.20 「「日の丸・君が代」の話」松本健一著、PHP新書、1999.12.06 「靖国問題」高橋哲哉著、ちくま新書、2005.04.10 (「BOOK」データベースより)amazon 日本国憲法誕生の現場に立会い、あの占領軍司令部相手に一歩も退かなかった男。常に活眼を世界に注ぎつつ、わが道を行く天衣無縫の気概。物事の筋を通し、自説を枉げぬ強靱さ。と同時に、内に秘めた優しさ、しなやかさ、ユーモア。端正な面立ち、洒落た身なり、寸鉄の片言…。正子夫人をはじめ、この男に魅せられた人々の「証言」から蘇える「昭和史を駆けぬけた巨人」の人間像。

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    投稿日: 2010.02.13
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    最近またメチャクチャはまり出した白洲次郎。 関連する本は全部読んでやろうと思ってこの本も購入してしまいました。 やはりこの人の生き方は素晴らしい。 裏表紙にも書いてありましたが、 常に活眼を世界に注ぎつつ、我が道を行く天衣無縫の気概。 物事の筋を通し、時節を曲げぬ強靭さ。 と同時にうちに秘めた優しさ、しなやかさ、ユーモア。 端正な面立ち、洒落た身なり。 やはりどの側面に注目してみても、自分を遥かに上回る素晴らしさを持ち合わせていると思います。 経験に基づいた自説を何に対しても持つ。 おかしいことは相手が誰であってもおかしいと言う。 これから自分に求められているのは、そういうことなのかも知れません。最高でした。 【二人に共通したものは、言ってみれば自分の目で見たことに立脚し、自分の頭で考え、自分が話したことには、きっちり責任をとるという個人主義、自由主義であった】 【「発奮」にルビを振って、「コンチクショウ」と表記するとすれば、「コンチクショウ」の虫は次郎の体内に生涯養われていた虫であったと言っていいだろう】 【人に好かれるようにと思って仕事をするな。むしろ半分の人間に積極的に嫌われるように努力しないと、ちゃんとした仕事はできねえぞ】 【明治生まれの人は筋を通すが、白洲は単に筋を通すだけでなく、いつも自分の頭で考えた自前の筋を持っていた】 【白洲が晩年に至るまで、仲良く付き合っていた人に共通した性格があった。私心のない人、大所、高所に立って、自分の考えや行動すらも客観的にとらえられる人、本当の愛情のある人。】

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    投稿日: 2009.12.21
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    再び白洲次郎氏を書いた本を読む。この本の著者が青柳氏であるので、仙台のお父さんが読んだ本と思われる。 この本は、白洲次郎氏の法事の際、集まった仲間から回顧録のようなものを作ろうという声が上がり、白洲正子氏の友人である青柳氏に執筆を依頼したものだ。なので、若かりし頃や晩年の白洲次郎氏の写真や白洲次郎氏が晩年精力をつぎ込んだ軽井沢のゴルフ倶楽部にまつわる逸話を当時の関係者にヒアリングしたものをまとめたものが掲載されている。内容的には、当然のことながら、先日読んだ白洲次郎の本とは変わらないが、本書は、生身の白洲次郎氏に触れているような感じのする本となっているので、また趣が違う一冊だ。

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    投稿日: 2009.12.20
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    日本最初で最後の紳士?かっこいいひと? と言われる白洲次郎。 その名前だけしか知らないで買った本 決して自ら地位や名誉などは求めず 日本を占領下におこうとする アメリカを相手にしても自分の意見をぶつける。 欲や権力に溺れ胡座をかく者を許さない。 それは客であっても同様で 内側に持つ次郎氏の筋にそわないことは、 しないし、させない。 確かにカッコいい! 見た目だけでは無い かっこいうとはこういうことか! もうなくなられているというのが非常に残念である 私もこういう格好よく生きれたらと思う

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    投稿日: 2009.11.30
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    09/11/15 怖いオッサンだったろう。歯に衣着せず、口が悪い。 権力をカサに来たような奴は忌み嫌っていたらしい。 私心なく大所高所からモノを見ることが出来る人間は 評価していたらしいので、使い分けはしっかりしたもの。 なかなかそうは出来ないものだが。 カントリー・ジェントルマン。通常は田舎にいながら 政治に問題あると見て取るやものを申しに出かける。 情の厚さもたいしたもの。友情や子供へのいたわり。 一本筋が通ったいい男、という感じで、こんな人は 平成の世には失われている。

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    投稿日: 2009.11.15
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    文中に掲載されている三宅一生のファッションショーに出たときの写真を見て、お顔だけは記憶にありました。 ずっと昔雑誌か何かで見た覚えがあります。 どういう方か知らなくて、日本にもこんな素敵なご老人のモデルさんがいるんだ。くらいに思っていました。 すごい生き方がかっこいいです。 ハンサムだし背は高いし、媚びないし。 あの時代の日本人にはいないタイプですよね。 読んでいてスカッとしましたね。 今の時代を見たらなんと言われるでしょうか。 こういう人が今の日本にいて欲しいです。

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    投稿日: 2009.10.31
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    戦後史の人物についての知識がなさ過ぎて辞書やらwikipediaやら首っ引きだった一冊。 『プリンシプルのない日本』を先に読むべきだったか。

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    投稿日: 2009.10.22
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    先日ドラマでもやっていた白洲次郎さんについて書かれた本です。 読めば読むほどに、その生き様、教養、先見の明、内に秘めた優しさなどが伝わってきます。本の帯に「白洲次郎決定版」と書かれていたのですが、それに納得できる名著です。とくに敗戦後に日本国憲法を作っていくところが読み応えがあります。

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    投稿日: 2009.10.21
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    思ったより白洲次郎のプライベートな面の紹介は少なかったが、歴史でまったく習わなかった太平洋戦争、そしてその後の時代、本当に色々な問題があったんだなあということを改めて知ったという点では良かったかな。

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    投稿日: 2009.10.13
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    立ち読みでサラ見。 今はやりの白洲次郎本の先駆けの本ですね。 終戦後の活躍ぶりは、読んでて胸がすく語録満載。 しかし晩年のエピソードは、ちょっとつまらない。。

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    投稿日: 2009.09.20
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    ■概要 白洲次郎の語録を、彼を知る様々な方の証言をもとにに集められております。 「マッカーサーを叱った男」 「従順ならざる唯一の日本人」 という言葉で有名な人物です。 彼の遺言↓ 「葬式無用 戒名不用」 (父親と同じだそうです) ■活かせる 「今の日本の若い人に一番足りないのは勇気だ。「そういう事を言ったら損する」って事ばかり考えている」 これは彼の名言集に載っている言葉です。 彼は地位や名誉に固執せず、自分の考えをとても大事にしていました。 それは本当に終始一貫していて、彼の語録はそれをあらわしています。 一生懸命仕事をしていれば、「認められたい」思いが生まれ、「こんなに頑張ってるんだから認めておくれ〜」となりがちですが、それはそれでいいのですが、自分の今のためにも今後のためにも本当に大切なのは何か?それは人の意見はそれはそれ、自分の意見はどうなのか?ということを常に持ち続けること。 何かコメントを求められて即答できるスキルだと思います。 はぁ、自省自省。 (eno)

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    投稿日: 2009.09.09
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    白洲次郎氏の語録をまとめようとした本。1997年。実際には語録ではなく、氏の経歴やエピソードを紹介する内容であり、発起人に麻生和子、宮沢喜一など、また、幹事には豊田正一郎、盛田昭夫など日本や世界を代表する人物が関わっていることが興味深い。この点からも、氏の影響力の大きさを推し量ることができる。外交を勤める上で公式な立場に立たず、どちらかというと通訳をかねた一個人として臨んでいるところが、まさに戦後の体制なのだろう。しかし、自論を曲げずに相手を説得する能力に欠けては秀でており、しかし、そのために周りからは煙たがられている。当時の評判と現在の評判には若干の違いがあるが、語り継がれる中でとがった部分でさえ丸くなり、後世に伝わっているのだろう。自分にも他人にも厳しく、やさしさをもった氏の行動の一つ一つは尊敬すべき点であり、大いに見習いたい。「葬式無用 戒名不要」という短い遺言が、いかにも頑固親父といった印象を最後まで持たせてくれる。日本が誇る人物である。

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    投稿日: 2009.06.26
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    白洲次郎氏の生涯について描かれた本。 人と人との出会いの大切さ、 真剣さについて学ばせていただきました。

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    投稿日: 2009.06.22
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    ずっと前から読もうと思っていた本! パリで再会できるとは奇跡です。Kちゃんありがとう。 戦前の富豪の息子に生まれ、思春期をイギリスで過ごし、戦後日本の復興を陰で支えた男。言動、思考、生き方もかっこいいのに、姿もめっちゃかっこいいです!奇跡!今の日本にも白洲次郎のような人が必要だと思う今日この頃...。

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    投稿日: 2009.06.01
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    白洲次郎、魅力的な人物です。日本国憲法誕生の現場に立会い、常に活眼を世界に注ぎつつ、我が道を行く天衣無縫の気概な男。戦後の日本の復興に携わった人物。男性としても人としても魅せられてしまいます。

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    投稿日: 2009.03.08
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    TOUCHING WORD for Future Generations : 人が困ってるときは、助けるもんだ http://www.touchingword.net/detail.php?id=994

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    投稿日: 2009.02.06
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    読みやすい。 ずっと何者なのか気になっていたのです。 この時代にしてこの漢っぷり。 かっこいい。 今年は伝記を読む年にしようかしら。

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    投稿日: 2009.01.09
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    期待していただけにちょっと微妙な感覚を覚えたw まあこの名前は日本史勉強した人なら聞いた事あるかと思いますが、戦後日本の復興期においてアメリカとの折衝役に当たった人と言っておけば分かりやすいでしょう。 彼はプリンシプルという言葉を非常に重んじて、「プリンシプルのない日本人」という表現で日本人に対する批判を恐れる事なく述べていた。 彼の人間としての人との付き合い方等は見習いたいところがいっぱいありました。

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    投稿日: 2008.12.08
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    2008年7月8日購入。 読書中。 2008年8月14日完了。 自分の『信念』が無いとダメだって痛感。大好きな1冊。

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    投稿日: 2008.09.05
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    かっちょええなぁ。 日本の政治家、できれば首相も、そろそろこのくらいカッコエエ、海外に出ても位負けしない人が出てきてほしーわ。 この時代に身長も180以上あったらしいし。やっぱ男は身長と肩幅だなぁ。

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    投稿日: 2008.08.28
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     戦後の日本の様々な方面での復興に大きく携わった、日本で一番カッコイイ男とも評される白州次郎の一生について書かれています。 この人ほど痛快に自らの信念を突き通して生きてきた人はいないのではないでしょうか。 私利私欲や権力にとらわれることなくそれを挫き、それでいて「人が困ってるときは、助けるもんだ」と人情味溢れ、はたまたそれでいて混迷する日本の中世界情勢、日本の今後を俯瞰できるだけの知識と教養を備えていて。 僕も白州次郎氏のように一点の曇りも無く自己を表現できる人間になりたいです。 自分のプリンシプル、そして教養を日々磨いていかなければっ。

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    投稿日: 2008.08.03
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    カッコイイ!全てではないかもしれないけど、明治生まれの人は、身体にも、生き方にも筋が通っていたような気がする。ポルシェ911、ベンツ、パブリカのピック(小型トラック)、三菱ミラージュ、スバル4WD、トヨタソアラを80歳を越すまで運転していたという次郎もすごいが、前書きの正子の「る」「う」で終わる簡潔な文章も素晴しい。(2006.8.19)

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    投稿日: 2008.07.17
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    戦前、戦中、戦後を風のように颯爽と生きた人。日本人でありながら、イギリス上流階級の生活を身につけた人の生き方を通した彼の姿から、日本とイギリスの生き様に共通のものを見ることができた。

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    投稿日: 2008.02.11
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    カッコイイ! この一語に限るって感じ。 マッカーサーに楯突いたとか、日本国憲法や通産省誕生の立役者だとか、サンフランシスコ講和条約の際、吉田首相の演説を英語から日本語へ変えさせたとか、終戦後の有名な活躍ぶりについては聞いたり読んだりしていましたが、戦前も大奔走していたんですね・・・。 日独防共協定(後に日独伊三国同盟へ発展)の締結に猛反対していたのか。彼の意見を周囲がきちんと聞いていたら歴史は違ったのだろう。 そういった、日米間をはじめ国際関係における先見の明と行動力、日本の経済成長への尽力、などといった活躍も大変素晴らしいものであるのだが、何よりも、彼の潔い、筋の通った人格、思考、生き方・・・人間がとにかくカッコイイのである。筋が通った、というような言葉だけではとても説明できない、男の中の男!いや、人としてかくあるべし、という理想の人間だと思う。こんな人が実在していたとは。しかも日本に。これは、私達にとって大変な誇りだ!(何かエライ興奮気味なのであります。) その他、無邪気で冗談好きなユーモア溢れる人柄。己を語らぬ謙虚さ。私心・私欲の皆無。思いやりの深さ。正義感。何をとっても素晴らしい!

    0
    投稿日: 2007.11.01
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    従順ならざる唯一の日本人。 自分の意見を頑として曲げない姿勢はよく見られるけれど(いい意味でも悪い意味でも)、この人の場合「自分の意見が間違っていたと感じるとあとずさりするような」柔軟さ・茶目っ気が人を魅了したではと思う。弱きものを労わり、強きものには毅然と。本当に素敵な人だと思う。吉田茂氏とは名コンビ。

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    投稿日: 2007.10.18
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    白洲次郎を知るきかっけになった『白洲次郎 占領を背負った男』よりも、奥さんの白洲正子さんや御家族の言葉による逸話が多いから、より自伝的な内容になってるのがまた面白い。 これ読んで鶴川にある「武相荘」までバイクを走らせた。

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    投稿日: 2007.10.05
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    日本国憲法誕生の現場に立会い、あの占領軍司令部相手に一歩も退かなかった男。常に活眼を世界に注ぎつつ、わが道を行く天衣無縫の気概。物事の筋を通し、自説を枉げぬ強靱さ。と同時に、内に秘めた優しさ、しなやかさ、ユーモア。端正な面立ち、洒落た身なり、寸鉄の片言…。正子夫人をはじめ、この男に魅せられた人々の「証言」から蘇える「昭和史を駆けぬけた巨人」の人間像。

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    投稿日: 2007.09.29
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    従順ならざる日本人、白州次郎。男の哲学がここにも見られます。終戦直後の日本を、日本国憲法を作るのに活躍した日本人。

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    投稿日: 2007.08.11
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    「昭和史を駆けぬけた巨人」、なのに、「ちょい悪オヤジ」、という感じが、たまりませ〜ん! まさに、理想の人です。こんな素晴らしい日本人が、ちょっと前にいたことを、誇らしく思いました。 広い視野を持ち、決して長いものに巻かれることなく、常に自分の頭で考え、自分の言葉で語る人。そして、内に秘めた優しさとユーモア・・・。 私は、白洲氏が、最後まで政治家に、なろうとしなかったところが好きです。

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    投稿日: 2007.02.01
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    最近巷で話題の白洲次郎。私も流行の波に遅れないように読んでみました。吉田茂とのやりとりに何度も笑いを零してしまいました。

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    投稿日: 2006.09.05
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    縁の人々からの聴き取りを通じて編まれた白州語録集。清廉潔白、筋を通す男といった人物像が語られるが、徴兵を免れたエピソードだけがなんとも一つ宙に浮いてしまう感じ。

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    投稿日: 2006.08.14
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    吉田内閣の懐刀であった白洲次郎の評伝。白洲正子の旦那と云う認識しかなかったが、日本人離れした傑物。階級社会が上手く作用するとこのような人物が生まれる。

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    投稿日: 2006.01.15
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    2003.10.14 ジープ・ウェイ , 2003.11.20 味方半分、敵半分 , 2003.11.21 秘すれば花

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    投稿日: 2005.06.20
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    とにかく、カッコいい男。その一語に尽きます。それも実に爽やか。今の日本にこれほどの男がいるだろうか、と思います。 彼の人生は、「物事の筋を通し、プリンシプルを重んじ、自説を枉げぬ」とありますが、誰でもできることでないと思います。決して、表舞台で派手に立ち振る舞うのではないのですが、日本の戦後史を動かしてきた重要な位置で活躍してきた人です。 財界を引退後も、理事長を務める軽井沢ゴルフ倶楽部で、自ら草取りをしたり、雨が降ると長靴を履いて排水方法を検討したり、という現場主義だったそうです。 井深大氏らの回顧談が紹介されていますが、スカッとしますね。 破天荒な行為にも見えますが、そのどれもがちゃんと筋が通っている。こんな人が今の時代にも必要なのでは、と思います。 もうひとつ、忘れてならないのは、日本で初めてジーンズを履いた人だそうです。これぞ本当のお洒落。そういう人ですね。

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    投稿日: 2004.10.25