叛獄の王子(3) 王たちの蹶起
C・S・パキャット, 冬斗亜紀, 倉花千夏
総合評価
(4件)| 3 | ||
| 0 | ||
| 0 | ||
| 0 | ||
| 0 |
powered by ブクログ映画を観ているような展開。8割は戦争と裏切りと何度も立ち上がる不屈の男達のお話。モノクロームロマンス文庫侮れません。
0投稿日: 2021.09.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
前巻でおおお!?っとなって、でもデイメンの正体の件はどうするの!?って心配していた所が初っ端からひっくり返されて、はらはらし通しでした。 というか、ローレントがなんかずっとデレてて、デレてるのに今までの例から信用していいの?って別な意味でもはらはらしていた(笑) こんだけ壮大なファンタジーで、これ、MMじゃなくてもよいのでは?と前巻まで思ってましたが、ここへ来て予想外のラブラブっぷりでびっくりした。 伏線がね、いろいろ…過去から貼られてて、その辺も読み応えあったし、これまでの歴史政治文化と性的事情までちゃんと設定されてて、すごい話だった。これMMで括らなくても良いのでは?と思うくらい。 面白かったです!これから番外編読むの楽しみ!
0投稿日: 2021.07.11
powered by ブクログ翻訳物は読みづらい。 陰謀あり野望あり。出自は違えど主人公二人の王子は真面目だなという印象。 最後まではらはらしたけど大団円を迎えて良かった。
0投稿日: 2020.02.15
powered by ブクログ文句なしに傑作。家に帰るまで待てず歩きながら読み始めてしまった……。 緻密に張り巡らされた謀略と勝利を掴むために周囲をどこまでも欺き続けるローレントの底知れなさが凄まじく、手に汗握りながら早く続きを!と待ち続けてきた最終巻。ここで更にひっくり返すかローレント……! などありつつ、ギリギリまで緊迫感の漂う展開。最後の挿絵に心から祝福を送りたくなる結末だった。 2巻までと比べると知略の駆け引きの部分が粗いな、とか、ラストが都合良すぎるのでは、などと思わないではないけれど、その代わりに描かれたローレント像が人間味にあふれていて魅力的で、ここまで読み進めてきた甲斐があるというもの。 BLというジャンルで括るなかれ、ここまで最初から最後まで熱量高くぐいぐい読めるとは思わず読み始めたので、読み終わったあとの虚脱感がすごい。
0投稿日: 2019.07.01
