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無敵の「1日1食」 疲れ知らずで頭が冴える!
無敵の「1日1食」 疲れ知らずで頭が冴える!
三枝成彰/SBクリエイティブ
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総合評価

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    昔、彼がテレビで「忙しくて食べる時間が惜しいのでサプリメントを食事代わりにとっている」という話を聞いたことがあるが、本書ではその件には一切触れられていないのはどうしたことだろう?また、今現在睡眠薬でしか眠れない状態なのもどうかと思う。 とはいえ、1日1食の健康への効果は間違いなくありそうだが、要は本人の覚悟の問題。著者のように、一度その効果(頭がさえて太らない)を実感できれば継続も可能だと思う。 手間もお金も掛けず健康が手に入るという究極の安上がり健康法なので、一度おためしあれ。 著者:作曲家、日本作編曲家協会副会長、日本交響楽振興財団理事、東京音楽大学客員教授。 1942年生まれ。東京芸術大学卒業、同大学院修了。在学中に安宅賞を受賞。 代表作としてオラトリオ「ヤマトタケル」、オペラ「千の記憶の物語」、男声合唱と管弦楽のための「最後の手紙 The Last Message」、映画音楽では「優駿」「お引越し」「MISTY」「機動戦士ガンダム~逆襲のシャア~」「機動戦士Zガンダム」「機動戦士ガンダムZZ」など、テレビ番組の音楽ではNHK大河ドラマ「太平記」「花の乱」など。著書に「大作曲家たちの履歴書」(中央公論新社)、「驚天動地のクラシック」(キノブックス)などがある。 1991年、国際財団モ-ツァルテウムの依頼により、モ-ツァルトの未完曲「ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロのための競争交響曲イ長調」に補筆・完成したことも話題となった。 1997年には、構想に10年近くをかけたオペラ「忠臣蔵」を世界初演(2000年愛知県芸術劇場、2002年新国立劇場で再演)。このオペラのCDとビデオは、日本人作曲家のオペラ作品として初めて、全世界27ヵ国で発売されている。 2004年4月、プッチーニの名作オペラ「蝶々夫人」を下敷きにしたオペラ「Jr.バタフライ」を世界初演(2005年、阪神大震災復興十周年記念事業として神戸で再演)。このオペラは2006年にイタリア・プッチーニ音楽祭でも再演されたが、これは同音楽祭で初めての外国人作曲家のオペラの上演であり、プッチーニ以外の作品としても初の上演であり、さらにイタリアにおける初めての日本人の手によるグランド・オペラの上演ともなった。 2007年、紫綬褒章受章。 2008年、モノオペラ「悲嘆」、ピアノ協奏曲「イカの哲学」を初演したほか、日本人初となるプッチーニ国際賞を受賞した。 2010年、1997年の「忠臣蔵」を再構成したオペラ「忠臣蔵」外伝と、男声合唱と管弦楽のための「最後の手紙 The Last Message」を初演。 2011年、渡辺晋賞受賞。 2013年、新作オペラ「KAMIKAZE ―神風―」を世界初演した。 2014年8月、プッチーニ音楽祭で「Jr.バタフライ」のイタリア語版をイタリア人キャストにて初演。 2016年1月、富山市と東京で同作品の日本凱旋公演を行った。 2017年10月、初の喜歌劇となる新作オペラ「狂おしき真夏の一日」(台本:林真理子、演出:秋元康、美術:千住博、指揮:大友直人、管弦楽:新日本フィルハーモニー交響楽団、出演:大島幾雄、佐藤しのぶ、ジョン・健・ヌッツォ、小川里美、小林沙羅ほか)を世界初演した。 同年11月、旭日小綬章を受章。 2020年11月、文化功労者顕彰を受けた。 現在、新作のパッション(受難曲)「マグダラのマリアの福音書による」(台本:島田雅彦)、オペラ「平家物語(常盤御前)」(台本:林真理子)、「邦楽2020~4台の筝のための『烈風』」の作曲に取り組んでいる。

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    投稿日: 2021.08.03
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    東京藝大の作曲科を主席で卒業し、クラシックやオペラなどを手がける一方でTV出演でも人気を博し、若い頃は「音楽界のプリンス」などと騒がれた三枝センセイ。 30年前に健康法として始めた「1日1食」生活の効用を自ら確信した2016年に出したのがこの一冊。40歳を過ぎるまで毎日が外食という生活だったのが、朝と昼を抜いて夕食を美味しく食べる生活に切り替えた事で頭が冴え、仕事の効率が3倍もアップしたという実体験を語る。さらには「自然医療」をモットーとして自ら伊豆に「断食道場」を開いて多くの人々の健康指導を続けている医師の石原結實(ゆうみ)と、身近な食品・日用品・家電製品などの危険性を訴えた著書『買ってはいけない』(1999/週刊金曜日)で有名な環境ジャーナリストの船瀬俊介との対談コーナーでは、1日1食の効用を絶賛している。ただし誰でも実践できる健康法とは言えなさそうで、読者の反応は「人それぞれ」。

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    投稿日: 2020.12.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    なかなか面白かった。後半は断食療法の石原結實氏や、医療ジャーナリストの船瀬俊介氏との対談。著者は作曲家なので、それぞれの一日一食の見方が面白かった。食べるとやる気と想像力が減退し、眠くなるとの事。著者はそれゆえに一日一食を提唱。 下記に付箋を貼った個所の要約を載せる: 40:一日一食は創作意欲を高める。 48:野心は誰でも持っている。然し目標を達成する前にそれを捨ててしまうと、中途半端な人生に終わる。やはり食べることは卑しい快楽だという認識が必要。 84:千日修行を2回もした大阿闍梨、酒井雄哉(ゆうさい)曰く、そんなことをやっても悟りは開けない、とのこと。 97:空腹になると胃から出るグレリンというホルモンは、海馬の機能を挙げ、記憶力の底上げをする。 108:お酒を飲むと血管内細胞からウロキナーゼというホルモンが出され、血栓を溶かす。このウロキナーゼを最もよく出す酒は焼酎。 122:鹿児島の鶴の渡来地での観察。鶴は渡りをする直前に餌を食べなくなる。体力を向上させるための断食。 144:船瀬氏は30代40代のころよりも、一日一食をしている今は3倍の原稿を書く事が出来ている。

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    投稿日: 2018.12.18
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    いきなり1日1食をやるのは、 いきなり、42.195キロのフルマラソンに参加するぐらい無謀です。 かなりの確率で、挫折します。 1食=頑張ってするもの という図式がある限り、 継続することは、まずありません。 1日1食を継続したいなら、徐々に食事量を落としていくのが、ベストです。 個人的には、食生活の方向性を、少食として、その延長線上にあるのが、 1日1食とすることが良いと思います。 この方向性でいうと、1日1食が当たり前なこととなり、 また、余分な体脂肪もなくなるので、快適に毎日を過ごすことができます。  「あっ気づいたら、1食だったな」というのが、成功者の感想です。 くれぐれも、1日1食=良い事がたくさんある、ダイエットできる などの動機でやらないでください。99%挫折します。

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    投稿日: 2017.11.05
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    食べ過ぎがよくないことは理解できるが、反論したくなる点が多くあった。自分の経歴自慢のような内容が多くありちょっと幻滅した。

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    投稿日: 2017.05.07
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    自分の思う考えを発言することはいいのだけど、糖質制限がダメだったり、他にも色々なことが「これが正しい」という様に言い切る様な考え方は嫌い。 知識として全て間違ってるということはないが、思考の凝り固まり具合が共感ができなかった。

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    投稿日: 2017.04.17
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    無敵の1日1食 三枝成彰 SB新書 この本の最初に本人が この食生活は健康やダイエットのためでなく 仕事人間を貫くための手段だと宣言している とは言うものの いやだからこそか 1日1食主義の推奨というよりも 石原医師や船瀬俊介によるヨイショがイッパイの 対談を含めて全体的に 私の履歴書的な本に仕上がっているようである 私もかねがね石原医師の勧める人参ジュースを 気ままながら飲んだり断食をすることもある この本で目についたのは 《遊びは仕事の如く仕事は遊びの如く》と 《食べることは卑しい快楽》 ちょっぴり反論しておきたいと思うこともある 生きて成長するためには真似る行為が基本である 問題は真似の仕方であって 真似無しの学びなどありえないということである 又表現活動には職人的要素が必要不可欠だということだ

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    投稿日: 2016.09.17