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博士の本棚(新潮文庫)
博士の本棚(新潮文庫)
小川洋子/新潮社
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総合評価

52件)
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    小説を読む体力はないものの素敵な文章表現には触れたい……と思っていたところで大好きな小川先生のエッセイを見つけたので、通勤バッグに仕込んで持ち歩いてたけど、結局全然読まず…… やっと今日、読むぞ! と奮起してカフェに持ち込んで読了 本にまつわることをベースとしたエッセイなのだけど、いろいろと「死」について触れる場面が多く感じられた あと小川先生、村上春樹がお好きなんだ 世の中には私の知らない本がたくさんあって、まだまだ増えていくのだなあと、なんとなく途方に暮れた 悪い意味ではないんだけども 世界は広いのだなあ的なやつです

    0
    投稿日: 2025.09.23
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    敬愛する作家にして、読書好きにとっての憧れでもある小川洋子の、本にまつわるエッセイ集や、あとがき寄稿文を収録した一冊。 物語、それを生み出す作家、彼らにまつわる物事。本を形作るあらゆる要素に、深い敬意と、誠実でひたむきなまなざしが注がれている。 『偏愛短編箱』、『陶酔短編箱』等のアンソロジーもそうだけれど、小川さんの書評は単なる作品紹介や解説の枠にとどまらない。物語の世界に思いを寄せ、丹念な言葉でそれを紡ぐ、どこか祈りにも似た静かな熱意が感じられる。 その祈りに、もっと深く身を浸してみたい。心震わせてみたい。 私もそう願って、本書で紹介されている作品をひとつずつ読み進めているところ。

    0
    投稿日: 2025.06.08
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    こうやって読みたい本は増えてゆく。もう抱えきれないくらいなんだけどなあ。 読むことでも、書くことでも、世界は広がってゆく。

    1
    投稿日: 2023.09.14
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    小川洋子先生、圧倒的に自分の内面をさらけ出すエッセイよりも赤の他人とか隣人だとか、社会的第三者と接しているネタのときのエッセイが圧倒的に読みやすいしおお…と思わされるのを書いていてなんか…なるほど…って思った…… 書いているものと人格ってか、人当たりはやっぱり乖離するもんなんだな… 少なくとも”小川洋子”はそういう作家だったんだな…

    1
    投稿日: 2023.07.31
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    子どもの頃に読んだ本についての思い出、影響を受けた本、飼っている犬の話、食卓日記などのエッセイ。いろんなことがちりばめられていて飽きなかった。何冊か読んでみようと思える本にも出会えた。 一番多く書かれていたことは影響を受けた本への思い。同じ本を読んでいても細かいところ、深いところに気づくのが作家になる人なのかもと思った。

    2
    投稿日: 2023.06.06
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    小川洋子優しすぎ素直すぎとても好き どんなつまらない日常のことや機械のことでも小川洋子の言葉なら繊細な物語に見える 村上春樹が好きなことも何の衒いもなく言っていて、すごい、気取って見えない

    0
    投稿日: 2023.01.18
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    日常的なことや些細なことでも、深く考えると、そこから面白いこと、新しい発見を見出せるということを、この本は教えてくれました。

    0
    投稿日: 2021.11.13
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    「博士の本棚」エッセー 小川洋子さんはエッセーもおもしろい。 短編集なので、ちょっと空いた時間にサラッと読める。 「博士の愛した数式」を執筆するエピソード(ちょっとだけ抜粋) 「完全数を背負う投手」 『28は完全数。この一行を眺めてひらめいた。江夏の背番号じゃないか、と。ここから江夏豊を愛する数学者を主人公にした小説がスタートした。(中略)28が持つ永遠の完全さに比べ、人間とは何とはかなく、不完全な存在であろうか』といった具合に...。 「読書は楽しい」

    9
    投稿日: 2021.07.10
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    小川洋子さんのエッセイは初めて読んだのですが、子供の頃のことを読んでいると、歳が近いこともあって、懐かしい気分になりました。小川洋子さんの本はもちろん、この本の中に出てきた本も読みたくなりました。

    0
    投稿日: 2021.06.21
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    小川洋子 著「博士の本棚」、2007.7発行。1962年岡山は後楽園の近くで生まれ育ち、18歳で初めて上京(早大)した芥川賞作家、小川洋子さん、余韻を残すエッセイです。ラブラドールのラブ、可愛いですw。小学生の時の図書館と係の先生のことを回顧した「図書館とコッペパン」しみじみしましたw。名産は桃、ママカリ、そして「ハイトリ紙」とか。名産「ハイトリ紙」への思いを語ったくだり、後を引きます。ハエ叩きと違ってじわじわハエが弱っていく様子、身近な死の観察と死を悼む気持ち、会社でのハエの供養が心を落ち着かせたと。

    0
    投稿日: 2020.07.08
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    あとがきすら乱暴な文体の作品が増えてきた日本の文学界にあって、小川洋子は気持ちがいい。 作家の読む本というのは、それだけで気になるもの。 ある作家が書いた本をさらに魅力的に見せる魔法のようなものがある。もちろん逆もあるが。読む方は文が短いと読むのが楽という単純な調子になるが、書くほうが短くまとめるのは特に気に入った本については難しいものだ。 そんな難しさを見せず、しかし生きた日本語でありながらその世界に入れる文を書く小川洋子。 若い頃、同時代日本人の作品をほとんど読まなかったが、今は特に女性ならではの感情の豊かさに惹かれる。 蠅取り紙は、私も薬品や電気を使いたくないので今でも使っているのだが、ひっかかったハエの気持ちはいつも複雑になる。と言っても現代では蝿すらあまりいないが、小さい頃同じような気持ちになったものだ。 蝿取り紙のカモ井加工紙の皆さんが「蝿供養」をしているのは知らなかった。有難いことである。

    1
    投稿日: 2019.03.17
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    あまり読書傾向が似ていないんだけれど、クラフト・エヴィング商會関連が載っているだけでうれしくなりますね。読んだ感想も割と似ているし。 他に紹介されている本もけっこう読んでみたくなる感じでした。 偶然だけど、この前読んだ女性作家のエッセイ「帰ってから、お腹がすいてもいいようにと思ったのだ。」と同じように、というか、お葬式関係のエッセイがあって、その空気感が似ていることにびっくりしました。

    0
    投稿日: 2018.11.12
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    ほとんど読んだことのない本ばかり。手のとってみたくなる本が多かったが、とりあえず、「アンネの日記」は読んでみよう。

    0
    投稿日: 2018.10.21
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    又吉の第二図書係補佐で紹介がされていてふと手に取った本。私はだめだった。 幼少期から根っからの読書家である小川さんと同じ本を読んた経験があればよかったが、被るものはほとんどなかったし、なんかあまりにも文体がマイペースで、生活ブログと化してて入り込めなかった。 もう少し読みやすくまとめられなかったのか、、編集の問題なような。

    0
    投稿日: 2018.09.27
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    とても本が好きで、とくに『アンネの日記』には大きな影響を受けた。今でも、どんな本を読んで育ったか、ということを聞かれることが好き。 大学では文学部に入学し、作品を書き始めた。村上春樹や同じ郷里の内田百閒に大きな影響を受けている。 今は、小説はあまり読まず、武田百合子や森茉莉のエッセイなどを中心に読んでいる。 文体に曲がったところがなく、普通の女性らしく、率直でオーソドックスな書きぶりなので、安心して読むことができた。 私自身も武田百合子さんのエッセイの魅力を十分知っているので、同じようにあの独特の世界に惹かれるのだろうなという親近感も持った。どちらかというと小川さんはあらゆることに過去の経験が交錯するのに、武田百合子さんは今直面しているものとの関係がすべて、という違いがあるように感じた。

    0
    投稿日: 2017.10.29
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    この人の書評は面白くない。エッセイも。小説は別だが。創作上の原点はいくつか伺えた。 先生と出会えた幸運、は良かった。平岡篤頼。

    0
    投稿日: 2017.03.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    『博士とは誰か』 小説を書き始めてから、あまり小説を読まなくなった。エッセイや写真集に物語を探している。 私は今毎日コツコツと小説を読んでいる。その中の物語にどっぷりと使っている。 世界に魅せられているのは、同じ。内側の世界と閉じる世界。

    0
    投稿日: 2016.06.23
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    エッセイを読むのが面白い理由は、小説が生まれるきっかけとなったと思われる出来事がちりばめられているところだ。クラフト・エヴィング商會、フランス人翻訳家、青年Jなどなど、これらはあの本のあのお話に関係するのでは?と一人でいろいろと推測するのは、ファンにとってひそかな楽しみだろう。 どのエッセイを読んでも、小川さんの優しさが溢れているように思う。

    1
    投稿日: 2014.06.27
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    タイトル通り、小川さんが心打たれた本、思い出に残る本について書いたエッセイ集。 たまに犬や家族、仕事の話など。 それぞれの本や出来事に対する考察も興味深いけれど、一番心に響くのは書くこと、表現することについての苦しみと喜びについてである。 そして物書きとして小川さんが励まされる思想というものはどれも深い。 元の文章も良いのだろうけれど、それを咀嚼し自分の養分としているところが、小川洋子の世界観を保ったまま上質な文章を書き続けられる秘訣なのかと感じた。 書くことに限らず、あらゆる活動は最終的に死に至る人間の運命と照らし合わせるとあまりに空虚で無力感を覚えさせるものだ。 だけどいつか自分の痕跡が跡形なく消え去っても今表現を辞める理由にはならないという強い意志が心地よい。 それにしても小川さんのエッセイに出てくる阪神はいつも負けている。

    1
    投稿日: 2014.03.13
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    小川洋子さんも村上春樹の愛読者だったのか。 改めて、「中国行きのスロウ・ボート」を 読んでみよう。

    0
    投稿日: 2013.07.18
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    自分が読んだ本を、ひとはどう読んだのだろう、と知るのは楽しい。自分が読んだことのない本を、こんな風に読めるものがあるよ、と教えてもらうのも楽しい。 物語を静かに愛している文章が、本を読む幸せを耳打ちしてくれる。

    0
    投稿日: 2013.05.07
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    図書室で夢中になった「秘密の花園」「小公子」、でも本が無い家だったので愛読書はなんと「家庭の医学」だった。13歳で出会った「アンネの日記」に触発されて作家を志す。オースター、ブローティガン、内田百閒、村上春樹…本への愛情がひしひしと伝わるエッセイ集。思わぬ出会いをたくさんもたらしてくれた「博士の愛した数式」誕生秘話や、愛犬の尻尾にふと白毛を見つけた感慨なども。

    0
    投稿日: 2013.04.28
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    書評だと知らずに読み始めた。 読んだことのある本がいくつかあったので良かった。 けど、全て読み終えてから、再読するのも良いかもしれない。

    0
    投稿日: 2012.11.12
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    まだ、できないな~。 今まで読んだ本を振り返るのは。 と思いました。 特に学生時代読んだ本は宝物のように大切であると同時に、ひょっとしたらそう思い込んでいるだけで、再読してガッカリしたら宝物が逃げるような予感がします。 アンネの日記とサリンジャーの行を読んで、閉じ込めた宝物を開けたい気もしましたが、もう少し先のような気がします(〃⌒ー⌒〃)ゞ

    1
    投稿日: 2012.11.08
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    小さいころからの読書体験を中心に据えたエッセイ。書評がメインとなるが、書評と言いながらも小川洋子氏の思想と内奥がしっかり横糸となって織り込まれている。単なる書評だけに終わっていない。氏の横顔を追いながら行を進めた。

    0
    投稿日: 2012.10.05
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    書評とエッセイ。 同じ作品を読んでいることにうれしくなったり、未だ知らなかった作品を知り得たり。 そっと本棚の片隅に置いて、ふと手に取りたくなる一冊。

    1
    投稿日: 2012.07.21
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    アンネの日記、アウシュヴィッツ、博士の数学 つながり 1 図書室の本棚 子供の本と外国文学 ・図書室とコッペパン ・秘密の花園、小公子、小公女 ・抱き寄せたいほどに愛らしい兄弟の物語 ・うさぎとブリオッシュ ・映画『クロエ』と『うたかたの日々』その幸福な関係 ・博物館に収蔵された物語 ・死に彩られたファンタジー ・金曜日の夜、読みたい本 ・空想倶楽部結成 ・小さな果てのない世界を作る才能 ・泉に沈める宝石箱 ・クリスマスツリーはどこから来るか ・ジム・ナッシュの墜落 ・私の夢は唯一、ものを書くことだった ・斜視の瞳に映る記憶 ・偶然の意味を読み取る作家 ・時間と空間を宙に浮かんだ塊に彫刻していくような小説の数々 ・イーサン・ケイニンよ宿命 ・アンネ・フランク展に寄せて ・斎藤真一の『星になった?女』 ・科学と物語の親しさ ・起源、洞窟、影、死 ・翻訳者は妖精だ ・烏城と後楽園と四つ角ホテル ・フィクションの役割 ・私の愛するノート ・青年J ・行列からはみ出す 2 博士の本棚 数式と数学の魅力 ・三角形の内角の和は ・完全数を背負う投手 ・素数の音楽に耳を澄ませる人々 ・死期迫るノーベル賞学者が語る自然の偉大さ ・やんちゃな末っ子 3 ちょっと散歩へ 犬と野球と古い家 ・気が付けば老犬 ・わずか十分の辛抱 ・散歩への愛 永遠の謎 ・原稿0枚 ・風の歌を聴く公園 ・『犬が星見た』のあとがき ・申年の梅干し ・深遠なる宇宙の摂理を生活の記録の中に抽出 ・異界を旅する喜びを味わう ・住んでみたい家 ・細分化 ・蝉取り紙、私が最後を看取った蝉たち ・私の週間食卓日記 ・知らないでいる ・野球は人生を身体で表現 ・犬の気持ち、代弁する息子 4 書斎の本棚 物語と小説 ・葬儀の日の台所 ・アウシュヴィッツからウィーンへ、墨色の旅 ・日記帳の贈り主 ・傷つきすぎる私 ・ありふれた生活に感謝 ・子供時代にたっぷり誉めて ・なぜか出せない親への手紙 ・循環器内科待合室 ・あきらめず、愚直に、同じことを ・人間として当然のこと ・たくましさに潜む切なさ ・ほおずき市 ・言葉を奪われて ・重層的魅力の母と息子の濃密な物語 ・私の一冊 ・「歴史的背景」を越えていきいきと輝く文学性 ・頼るべきものなき世界夢と現実の間の「狂気」 ・死の気配に世界の深みを知る ・本屋対象の御褒美で買った本 ・男を置き去りにして ・私が好きな「太宰」の一冊 ・最上質の愛に包まれた看取りの文学 ・作家を廃業した私の姿 ・閉ざされた徒労感 ・パリの五日間 ・先生と出会えた幸運 ・『中国行きのスロウ・ボート』を開きたくなる時 ・あなた以外に ・閉じ込められるということ ・ぶれを味わう ・濃密な闇を循環、美しい孤独 ・自分のすべてを許させる喜び ・無口な作家 ・死の床に就いた時、枕元に置く七冊 ・響きに耳を澄ませる あとがき

    0
    投稿日: 2012.05.11
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    物語を書くということのエッセイと、著者による書評本。 この書評にとても弾かれた。 というのも、遠い異国の地にいる時にこの書評本を読んでしまったものだから、読みたい本がたくさん発見できたのに、簡単には手に入らない状況。 現在手元にはその時メモした「帰国したら読みたいリスト」が。 物語を書く・読むことで、人生がこんなにも潤う。 ということを感じさせてくれる一冊。

    0
    投稿日: 2012.03.19
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    題名が少しあざとい書評&エッセイ。作者は「なぜ(小説を)書くのか」「何を書くのか」について、何度も立ち止まって考えてきたのだろう。その読者に対して誠実な姿勢に好感が持てました。

    0
    投稿日: 2012.03.07
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    書評とエッセイ。紹介されているすべての本を読みたくなるような書評。今年はこの中からいくつか読んでみようかな。

    0
    投稿日: 2012.01.03
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    読書エッセイを読むのがたまらなく好き。 本の話ができる友達が周りにほとんどいないから、(友達自体ほとんどいないが)自分が好きな作品や既読の作品について書いてあると心のなかで相槌打ったり言葉を返したりしながら読んでいる。 それで、その中の気になった作品を本屋に買いに走ったり、また読み返して、もう一度そのエッセイを読む。報告するみたいな感じで。 というわけで今回は「アンネの日記」を読み返し、「富士日記」を買いに行きます。

    2
    投稿日: 2011.12.28
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    本を読む生活の魅力を十分に伝えてくれる本。 これを読むと、もっともっと本が好きになります。 たくさん読みたい本が見つかりました。

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    投稿日: 2011.11.06
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    これほど素敵な書評本に出会えたことに感謝。 作家小川洋子を育んだ名作の数々(村上春樹・アンネ・フランク・ポールオースター・ジョンアーヴィングなどなど)ひとつひとつにかけがえのない愛情を注ぐ姿勢には胸がつまります。 書評でこれほど感動するとは思わなかった・・。 エッセイを超えた日常のありふれた奇跡の日々にまた感謝。

    0
    投稿日: 2011.10.13
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    小川氏の書いた小説を読んだことがありません・・・ あんなに話題になった「博士の愛した数式」でさえも・・・ 小川氏の書いた文章を読むのはこのエッセイが初めてです 小川氏の文章よりも先に「声」と出会っていました 日曜日の朝10時からFMで小川氏がご自分の好きな本を紹介する番組があります 日曜日は大体10時くらいからFMを聞き出しているので、それで自然に知りました 正直言います・・・ 小川氏の声が苦手です・・・ 私はどちらかと言うと話し声は男性でも女性でも低めの声が好きなので、ちょっと 小川氏の声は異質な感じで耳に馴染まないのです そんな変な先入観があってか、小川氏が書く小説も敬遠していました でも、エッセイくらいなら・・・ と思って読み出してみたら、今までのイメージがあっさりと拭い去られてしまいました 繊細でちょっとノスタルジックな感じというのかな・・・私の好きな世界観です 色や香り、感触、光・・・そういった五感で感じられるものを私に突きつけてくれる 相性が合わない作家さんのものだと、こうはいかないものです・・・ ここ数年、ビジネス書や自己啓発書ばっかり読んでいて、かなり感情が枯れているのを 感じていました でも何だか小説に手を伸ばせるほど、気持ちに受け止められる余裕がなかった 今年はガンガンと小説を読むんだ!と決めていたので、とても良い作家さんを見つけたような 嬉しい気持ちになりました

    0
    投稿日: 2011.10.12
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    『博士の愛した数式』を読んでから。 頭の中がまだ読後の新鮮さのまま、一つ目の図書室の本棚を飛ばして、 二つ目の博士の本棚から読み始め。

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    投稿日: 2011.08.17
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    小川洋子さんのエッセイ集。 今まで自分が読んできた本の話かなと思って読み始めたら、 それだけでなく、愛犬の話や作家という職業への思いや 日々の生活の中で起きる事件や出来事、そこで考えた事などが、 淡々と、しかしとても大切に、愛情をこめて、書き連ねてある。 このエッセイを読んで感じ入ったのは、 小川洋子さんの持つ謙虚さ。 芥川賞をはじめとして多くの賞をもらっている 才能溢れる作家であるにも関わらず、 白紙の原稿用紙を前にして、自分の胸に湧き起こる 「もしこのままずっと書けなかったらどうしよう。」 といった焦りや弱気を読者の前に広げて見せてしまう潔さ、 ある作家の著作を読み、その作品の魅力を語っている内に、 「私はこんなすごいもの書けない。」と素直に告白してしまう 正直さには驚かされる。 この謙虚さこそが、彼女を思慮深い作家にし、 生命を見つめるその目は優しく、 真理を切り取るメスならぬペンを持つ手は慎重にさせ、 素晴らしい作品を生み出す源になっているのかもしれない。

    1
    投稿日: 2011.03.13
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    小川さんの読んだ本と、彼女の作品との関連が感じられる興味深いエッセイだった。丁寧なことばで、謙虚な姿勢で綴られている。 気になる本を読んでみたい。

    0
    投稿日: 2011.03.03
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     著者がいままでに出会った本の中で、取り立てて印象にのこっているものを紹介している。エッセイが途中に入ることで著者の人となりが更に分かる仕組みだ。全体的に流れているムードは、華やかさとか強烈な個性は必要はない、ただただ日常を積み重ねていくことが大事なのだと感じさせる。なんだか、そんなやんわりした穏やかな気持ちになった。

    0
    投稿日: 2010.12.27
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    高校入試の国語の問題文で、(題名忘れたけど)ノートの話が出題されました。すごく面白くて試験のことをしばらく忘れて読んだ。受かってから高校の図書室で再会。

    0
    投稿日: 2010.12.24
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    やっぱり自分の好きな本が論評されてるとうれしい。ナインストーリーズの内容がうろおぼえだったので本棚探しても見つからなかったので買ってしまったし。

    0
    投稿日: 2010.10.11
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    本に関することを中心としたエッセイ集。 書評を読んでいると、小川さんが本当に読書が大好きで、本に愛情をもっていることがひしひしと伝わる。 私は最近こんなに純粋に読書を楽しんだことあったっけと思わず自分自身を振り返ってしまう。 と同時に、小さい頃夢中で読んだ本の記憶が蘇ってきたり。 そして小川さんの“書くこと”に対する真摯な想いも印象的。 自分も好きな作品が出てくると嬉しいし、 読みたくなった本もたくさん。 読書の魅力がつまった素晴らしいエッセイで、 どっぷり本につかりたくなります!

    0
    投稿日: 2010.08.26
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    何度も、パラパラと再読している。小川洋子さんの読んだ本についてのエッセイなど。この本を読んで新しく読みたいと思った本がたくさんある。本のエッセイもいいのですが小川さんの愛犬のエッセイも好き。

    0
    投稿日: 2010.06.13
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    本にまつわるエッセイがメインの一冊。 この本、読んでみたいなぁと思わせるエッセイが多く、おもわずネット書店で何冊か注文してしまった。 「博士の愛した数式」にまつわるエッセイをまとめた章も楽しい。 こころに響く言葉も多く、時間が経ってから、また読み直してみたいと思わせる一冊。 犬エッセイも何点かあり、犬好きの人にも。

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    投稿日: 2010.05.07
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     幼いころ、お風呂で毎日祖父が「ジャンバルジャン物語」なるものを聞かせてくれたことがあった。祖父は大変な読書家で、いつも本を読んでいた印象がある。最近のビジネス書を手にしたかと思えば、『平家物語』をめくっていたりする。そのとき彼は『レ・ミゼラブル』を読んでいて、戯れにその日読んだ分をわたしに物語ってくれたのだ。  最後にわたしは、それが既存の小説であることを知り、子ども用の『ああ無情』を買ってもらったのだが、いま考えるとおじいちゃんの記憶力と物語る能力に驚く。そして、その読書の姿勢はとても丁寧で――わたしが嫌う読み捨てるような読書ではなく――本に対して真摯に向き合い、一冊一冊をいとおしむようなものだったのだと感じる。  小川洋子の読書も同様だ。作者が筆を取るだけでなく、編集を経て紙に印字され、製本と装丁の段階までしてできあがった本そのものを大切に読む、そんな姿勢の読書だ。彼女が小説を書くときと同じように真正面から世界に対峙していて、ひどく美しいとすら思う。  こんなとき、いつも思う。わたしは本当に読書がすきなのだろうか。それとも、ただ文字に触れることが好きなだけなのだろうか。書物の世界を消費する行為を嫌いながら、やはりスピードと量を求める刹那の快楽に溺れているだけなのではないか。別に、これはこれでありなのだ。しかし、わたしは自分の嫌う行為をいつの間にかくりかえしているような気がしてハッとする。書物は、消費されるためにあるわけではない。  

    0
    投稿日: 2010.04.17
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    作者を形成した小説の数々や、近況なんかを書き綴ったエッセイ集。 読み終わって印象的なのは 「小説を書いている間中、私につきまとっているのは、死のイメージである」 という作者の姿勢。 この人の文体は「博士の愛した数式」を含め どこか温かく、繊細(もしくは丁寧)な イメージがあったので、意外なような、 なんとなく納得なような感じ。 この人の謙遜してるような文章(というか生き方) がなかなか好き。

    0
    投稿日: 2010.04.07
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    「読書歴を語ることは、私の人生を語ることです。」とあるように、本について小説について語られたエッセイ集。先にある言葉が胸に染み入ります。 本を読むことに関しても、小説を書くことに関しても、とても真摯な姿勢をとられています。だからといって本を奉って重々しいものにしているのでなく、ごく自然に付き合っているんですね。そこに共感します。読書傾向は全く違うのに、紹介されている本を読みたくなってしまうんですよね。

    0
    投稿日: 2010.03.26
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    書評なども交えたエッセイ集。 本を読むこと、小説を書くことを大切に思っていることがよく伝わってきた。 平岡篤頼先生の「書き続けなさいよ」という言葉が良かった。

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    投稿日: 2010.03.15
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    眠る前とかにちらちら読める短さです。ときどき混ざっている本とは直接関係ないエッセイも不思議な?感じでどきどきしました。 今年こそは、 『アンネの日記』を…。読もう。

    0
    投稿日: 2010.02.15
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    1年くらい前に泊まったホテルに単行本が置いてあって読んだけど、読み直すとまた違った感じでした。でも、紹介されている本を読んでみたくなったのは同じ。この1年で読んだ本も取り上げられてたし、一度読んだ本の文庫を買うのは迷ったけど、買って良かったです。 私もこんな風に本を読んで感じたことを表現できたらなぁ。。。

    0
    投稿日: 2010.01.15
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    うーん、 本が好きなのはわかる。 楽しんで本を読んでいるのもわかる。 でも、なんだか本の紹介のところだけエッセイ風の地の文から離れて 急に堅苦しくなってしまっている。 文章がちぐはぐで読んでいてもやもやして これはもう早く読み終えてしまおうと妙な勢いがついて一気に読み終えた。 しかし熱中していたわけではないのでどうしても胸がもやもやする。 米原万里さんの書評を読んだ直後だからつい比べてしまうのだが どうしても文章が平ら過ぎてこちらに評価している本への愛情が感じづらい。 小説はすごく好きな人なのに、書評はちょっと残念です。

    0
    投稿日: 2010.01.13
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    0109 ラブと小川さんの繋がりが好きです。 村上春樹の中国行きのスロウ・ボート読んでみたい。

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    投稿日: 2010.01.09
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    ー敬愛する作家のエッセイを読むのは楽しい。小説とは違う道筋を通って、その作家の文学に対する思いの深いところに、触れられる気がする。 彼女がポール・オースターについてそう語ったこの一文はそのままこの本にも当てはまるでしょう。 本を抜き取った「本棚」の隙間から発見したのは、小川洋子彼女自身でした。

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    投稿日: 2009.12.28