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宇宙を動かす力は何か―日常から観る物理の話―(新潮新書)
宇宙を動かす力は何か―日常から観る物理の話―(新潮新書)
松浦壮/新潮社
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総合評価

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    物理学を極力数学を用いずに言葉で解説する本。相対性理論、慣性、天文学、天動説といった要素を使って「この世の理」をなるべく分かりやすく(でも所々難解)に説明している。 やや端折って読んだので理解が追いつかない所があったが、じっくり読めばタイムマシンや無重力の理論と原理がわかるようになっている。物理の奥深さからやや哲学の領域に入ってきそうになるが、そこまで踏み込むとさらに難解になるので深入りしすぎない程度に解説され、理解しやすく配慮されている。 「どちらかは動いていてどちらかが静止している」時、視点を変えると動いてる方が変わるという話が載っている。ちょうど最近駐車時にこの現象に遭遇して焦ったことがあり、本書の解説を図らずも体感してしまった。

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    投稿日: 2025.10.11
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    最初AKBの話で少しダラダラするかと思ったが、そのあとは興味を惹かれて一気に読めた。 文系の自分でも十分楽しめた。

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    投稿日: 2020.09.24
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    宇宙のはなしが最初に出てくるわけではなく、日常の話題から入るので、わかりやすい。でもやっぱり途中からはじっくり読まないといけない。

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    投稿日: 2019.01.20
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    数式を使わず、物の理(ことわり)を解説する。相対性原理から速さ、加速度、そして力を説き、特殊相対性理論、一般相対性理論まで。一般相対性理論はちと分かり難かったが、全体的に面白かった。

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    投稿日: 2018.10.11
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    これはいい本!著者が「文系」学生を相手に授業をしているだけあって、単に「わかりやすい」だけでなくて、「物理って面白い!」さらには「なんだか物理の深奥に触れた気がする」という思いを味わわせてくれる。 これ、シリーズ化されないかなあ。量子力学を著者がどう解説するのか、ほんと興味ある。

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    投稿日: 2016.12.31
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    最終的に一般相対性理論の肝を理解するための知識を,順番にわかりやすく積み上げていく手法で書かれた好著だ.特殊相対性理論からの展開で慣性力と重力の違いを解説した箇所(pp 234-240)は非常に理解しやすく,素晴らしい理論展開だと感じた.数式を使わずとも物理が理解できることをさらに広めていって欲しい.

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    投稿日: 2016.11.23
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    数学や物理は苦手だけれど、重力や相対性理論のことはなんとなく知りたい…という人に、まず最初の一冊目としておすすめしたい本。私がまさにそうで、その手の本を何冊か読んで、これが今のところ一番だったので。この本を足掛かりに、挫折したこれまでの本ももう一度トライしようかな、という気になれました。 大学で文系の学生に物理の講義をしているという著者が、この本で一番伝えたいのは、物事をシンプルに無色化して見る技術のようです。が、私はその技術を使って、物理を解き明かしてくれる過程を読むのが一番楽しかったです。

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    投稿日: 2016.06.02
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    素粒子物理学者でありながら商学部で教鞭をとる著者。 文系の学生に天動説と地動説、どちらを信じるか、と聞けばほぼすべての学生が地動説と答える。 でも、なにを根拠に地動説が正しいといえるのか? 信念と理解は違う。理を解するために、著者は「無色化」を唱える。 その唱え方がAKB48の総選挙だったりして、できるだけムズカシクしなように心がけていることがわかる。 僕は幼少のころは物理学的な話が大好きだったが、中高あたりの授業のつまらなさで物理学が大嫌いになった。いや物理学は好きだ。だが物理の授業が大嫌いになった。 反面、本書は著者自身が物理をこういうふうに教えて欲しかった、というだけあって、まったくそのとおりだと思う。 理を解するための無色化は、もちろん総選挙だけでなく、いろいろなことに利用できる。突き詰めていけば数学があらわれるが、著者は数学は語学として教えるべきだというし、これも気に入った。 さて、理を追い求めて一般相対性理論にいきつくと、地動説が正しいのなら天動説も正しい、といえることになる。なんと天動説が復活してしまった。ただし地動説のほうが記述が簡単だから使う。 なんとまあ世界は面白いことか。

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    投稿日: 2016.02.29