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2時間でおさらいできる世界史
2時間でおさらいできる世界史
祝田秀全/大和書房
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総合評価

30件)
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     本格的な歴史の学び直しの前に、サクッと読み終えることのできそうな本書を同シリーズの日本史と共に表紙買いをした。  全編に渡って口語で書かれており、楽しく最後まで読ませよう、とユーモアを交えて書かれているため、教養というよりはエンタメ本に近い性格であると感じた。  世界史アレルギーの方には特効薬となり得るものであると思うが、本書のスタイルを苦手と感じる方も少なくないと思われる。  好き嫌いが分かれるとは言え、ストーリーラインを追っていくうちに大まかな流れを分かりやすく掴むことができるので、一度手にとって立ち読みしてみることをすすめる。

    11
    投稿日: 2025.07.23
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    以前読んでイマイチだと評した、同じシリーズの『2時間でおさらいできる日本史』 (石黒拡親/著)よりもさらに落ちる。 その理由のひとつは、おふざけが入っていることだ。親しみやすさを出そうとしたのだろうが、そのせいで理解しづらくなっているのは問題だ。 基本は、ですます調で書かれているが、急に話し言葉を入れたり、時代錯誤のギャグを入れたりしてあるのは、違和感を感じる。 最も悪いのは、見出しや、小見出しもおちゃらけていることだ。見出しや、小見出しは、章や段落を一言に要約したもの。読者にとっては、そこに何が書いてあるかを把握するために重要なものだ。本書では、本来の見出しの役目を果たしていない。 いくつか例を挙げよう。 【見出しの例】 お菓子より焼肉大好きカール大帝 (p64) 【小見出しの例】 ♪森と~泉に~かこ~まれて♪の赤ずきんちゃんたち (p108) 【時代錯誤のギャグの例】 (前略)大開墾事業を展開したことが生産力向上の大きな要因になりました。とはいっても、スーダララッタス~イスイとは、いきませんでした。 (p108) (前略)ジャンヌ・ダルク。なんと17歳!高校生の年齢です。「オルレアンに行け~」という神のお告げを受けたといいます。「君のひとみは10000ボルト!」、まさに戦闘美少女ですね。 (p127) 見出し・小見出しを見ても、何が書いてあるのか予想できないのではないだろうか? おちゃらけた文章に好感が持てるだろうか? 『2時間でおさらいできる日本史』もそうだったが、広大なテーマを文庫本1冊で紹介するのには無理がある。限られた紙幅で、どこの何をクローズアップするか。どのような解説をするか。それは作者の力量にかかっている。広く浅くは、中途半端で一番つまらない。 本書は、広く浅く型で、歴史上重要なことも、そうでないことも、同じ力の入れ具合で書かれている。歴史のつながりも悪い。 南北戦争の記述は、「南北戦争を経て」のひとことだけ。リンカーンの名前も出てこない。 タイトルは興味をそそられるが、お勧めできる本ではない。

    1
    投稿日: 2025.03.21
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    世界史を学びなおしたいなと思い購入しました。1990年代までの世界史を一通り見ることができます。一冊で駆け抜ける形になるため省かれてる事柄などはありますが、歴史の振りには良い本だなと思いました。文章も堅苦しくなく、ちょっとフランクに書かれているため、本が苦手な方でも読みやすいのではないかと思います。 ただ、ところどころに挟まれている昭和ネタ・ギャグが許せるかどうかが評価の分かれ目になる気がしています(私はあまり気になりませんでした)

    1
    投稿日: 2024.11.01
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    いろんな紛争が起きてるこのご時世。おさらいしておかないといけないなと思い購入したが… はっきり言ってわかりにくい。特に勢力図がないのでどこまで征服したのかもわからないし、戦いは文章のみで理解するのは難しい。あと、ふざけすぎてて余計にわかりにくい。そういう面白さは求めてないし、全世代向きのふざけ感ではないので読んでてシラけた。あと後半は駆け足だし、色々飛ばしてるしバランスが悪い。コラムが面白かっただけに全体的にもったいなかった。

    2
    投稿日: 2024.10.30
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    この本で学んだのは2時間で世界史が学べるほど世界史は簡単ではないことと少しの雑学程度。はっきり言って情報量が多すぎて覚えられない。 読んでいる途中でしたがもう読み終わってもいいのかなと思う。もちろん最後まで読みますがちゃんと勉強したい人、学びたい人はお勧めしません。ただ世界史をマスターした人、授業のおさらいにはいいと思います。ちゃんと理解しようと思ったら間違いなく2時間以上はかかるでしょう。説明が足りずわからないことがほとんど、しかし豆知識が多くそこは勉強になります。 おそらく教員向けかもしれないですね笑 なお途中で挫折しました、面白くはない

    3
    投稿日: 2024.09.29
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    苦手な世界史を、特にヨーロッパ史を少しでも克服したい…という気持ちで購入。 内容をよく確認しなかった自分が悪いが、チョける部分は必要なかった。

    1
    投稿日: 2024.08.16
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     2時間で読みきれないのはさておき、通史をおさらいするにはどうしてもひとつひとつの事件が端的になりすぎてしまっている感じは否めない。  最後の駆け足感すごいなぁと思っていたが、どうやら現代史のみで1冊出ているらしい。

    1
    投稿日: 2024.07.06
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    歴史の転換期にはこういう背景があった、という感じの記述が端的に示されていて良い。 随所に散りばめられたギャグ・ネタを完全に理解できるのは著者と同世代(1960年代に小学生だった世代)に限られるのではなかろうか。それがなければもっと読みやすかったと思う

    1
    投稿日: 2024.06.02
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    昔読んだ本で感想書いてなかったシリーズ。 2時間では収まらないです。 知りたい分野をすっ飛ばしちゃったりするから、楽しめない。

    32
    投稿日: 2024.02.11
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    コンパクトですが、良書です。 改めての世界史の流れがよく分かります。やはり世界史を総ざらいして記述するために、一つ一つの事象については まとめ くらいしか叙述ができません。仕方ないと思います。近代史についてはとてもよく分かりました。第一次世界大戦やその後については成書で習ったことがないためにとても勉強になりました。

    1
    投稿日: 2022.11.08
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    日本史もそうやったけど基本的な語句がわかっていないと理解しづらいくらいダイジェストで進むから割とちんぷんかんぷんだった 領土の奪い合いばっかり‼️戦争ばっかりしてる‼️no war‼️

    1
    投稿日: 2022.06.03
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    自分の基礎知識が足りないせいでなかなか頭に入ってこなかった ちょいちょい、オヤジギャグが差し込まれてくるのでそれに耐えないと読了できないという別の意味でのハードルも高め

    2
    投稿日: 2021.11.17
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    世界史を全く知らない人が、「世界史の全体をさらっと勉強してみたい!」と気軽に思ってしまうこの気持に答えてくれる本。 各年代ごとにどんなことが起きていたのかをざっくり書いてあります。 時間があまり取れない人にオススメする本ですね。

    5
    投稿日: 2021.05.30
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    世界史をコンパクトにまとめた本。 古代から現代までの内容を約280ページにまとめているので、世界史を勉強したことがある人がさらっとふり返るのに役立ちます。

    1
    投稿日: 2020.05.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    世界の時の流れを追うなら、手にとって眺める書籍だと言える。 暗記するのではく、その時代に生きた人がどのような影響を今日に与えているのかを考えるきっかけや糸口になると思う。 複雑になる国際情勢。それは急に始まったものではなく今までの積み重ねの結果だということがわかる。

    2
    投稿日: 2020.03.01
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    高校の時の世界史の授業は暗記ばっかりであまり好きではなかったけど、この本は大まかな流れで理解できて面白かった!詳細な部分についても少しずつ勉強し直したい。

    1
    投稿日: 2020.02.10
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    バザーで購入。あまりに時代の進みが早いのと、文体があわないためか、全く頭に入ってこなかった。途中でやめました。

    1
    投稿日: 2019.01.17
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    1.歴史はおもしろい! 筆者は代々木ゼミナールの世界史講師だそう。 自分は学生時代に世界史に挫折してしまったけど、予備校講師の書いた本書なら再チャレンジできそうと思って読んでみた。 挫折した原因は、カタカナの似た人名がたくさん出てくるのと、各国の出来事がブツ切りに提示されて何がなにやらという状態になったこと。 これらが解消できるのかなと淡い期待をして本書を開いてみた。 結果は・・・。 世界史の性質上、ブツ切りになるのはやむを得ないのかなあ。 自分的にへ〜と思ったことの一つは、四大文明と言っても、繁栄した年代に差があったこと(今更だけど)。 エジプト 紀元前3000年ごろ? メソポタミア 紀元前18世紀ごろ? 黄河 ???(はっきり書いてない) インダス 紀元前2300年ごろ? 知らないことを知るってことはおもしろい。 2.様々な地名、国名の語源って? 本書には、語源に関していくつか記載されている。多分筆者が意識してのことだと思う。 たとえば、 今日、中国は多くの国でシナ(CHINE)、チャイナ(CHINA)と呼ばれています。これは最初の中国統一王朝の、この秦(チン)(ch'in)に由来します。(P41) 前1世紀の詩人ヴェルギリウスは「アエネイス」というローマ建国叙事詩を著しています。アエネイス(アエネアス)はトロイアの王族出身。トロイア戦争後、地中海をさまよい、イタリア半島に上陸しました。その末裔のロムルス兄弟はティベル川に捨てられますが、オオカミに助けられます。(中略)前753年、ふたりは年ローマを作ったという話です。都市ROMA(ローマ)という名称は、このロムルスの「ロム」ROMUに由来します。(P46) 10世紀、パンノニア平原にアジア系のマジャール人が移動してきて、ハンガリー王国を建国。この語源はHun(フン)人が昔、定着したガリア地域と言うことです。(P65) などなど。 3.まとめ 世界史が苦手な人が取っ掛かりとして、軽い読み物的に読むにはいいと思う。 一つ一つのトピックについては、軽妙な文体ですごくわかりやすいし、豆知識的なところもちらちら出てくるので、おもしろいと思う。 ただ、歴史を流れとして勉強したい向きには合いません。

    1
    投稿日: 2018.11.12
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    くだけた文体で世界史をおもしろおかしく解説した本です。語源などのトリビアが多く掲載されており、本書の読後は世界史を身近に感じることができるようになります。 ところどころ日本語が回りくどい部分はあるものの、全体を通してサクッと読むことができました。 用語の解説はそこまで丁寧ではないので、全くの初心者が読むとつっかかってしまうかもしれません。高校世界史を少しさわったことがある人なら問題なく読めると思います。

    1
    投稿日: 2018.11.11
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    世界史の一通りのことがざっくりとまとめられています。全体的に分かりやすく、初心者にも読みやすいですが、個人的には近代〜現在のところがもっとも難しく感じたのが意外でした。

    1
    投稿日: 2018.09.15
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    読書録「2時間でおさらいできる世界史」3 著者 祝田秀全 出版 大和書房 p53より引用 “ ところが、ポエニ戦争を境に海外領土 (属州)を獲得すると、属州から値段の安い穀 物がローマの市場に流入するようになりまし た。消費者は、イタリア半島でつくられた小 麦よりも、属州から入ってくる値段の安い穀 物のほうに流れていき、それが農民(ローマ 市民)の没落を促すことになったのです。” 目次から抜粋引用 “古代文明とオリエントの統一  秦・漢帝国とローマ帝国の隆盛  ヨーロッパ世界の成立と隋・唐帝国  イスラーム帝国の出現と発展  十字軍派遣運動とモンゴル帝国の時代”  予備校の世界史講師である著者による、世 界史を文庫一冊にまとめた著作。  最古の人類の誕生についてから20世紀の終 わりまで、重要な部分をかいつまんでかかれ ています。  上記の引用は、古代ローマに起きた問題点 について書かれた項での一節。 何かを得れば、何かを失う。何もかも上手く いく事のほうが少ないのかもしれません。  300ページ未満に世界の歴史をまとめると、 ずっと揉め事の原因と結果を追いかけている 感じです。文化や技術の発展も所々あります が、新しい次の揉め事の元になっていたりす るようです。 ーーーーー

    1
    投稿日: 2018.09.12
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    勉強に(笑)。 読みやすく、分かりやすい“ダイジェスト世界史”。 遥か昔、高校世界史の教科書で見覚えのある単語がわんさか出てきて懐かしかった。 同じシリーズ? 「・・・日本史」も書店に並んでいた記憶あり。 読んでみよかな。 ★3つ、7ポイント半。 2016.05.17.新。 ※2時間では読めなかった。 3時間……いや、4時間近くかかった? 読むのが遅いのかしら? (苦笑)

    1
    投稿日: 2016.05.17
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    砕けた文体が私の肌に合わないが、 歴史のダイナミズムを感じるには最適の書ではないか。 近年も続く紛争や宗教への盲信に基づく組織の脅威。 なぜそうなっているのか、ということを理解する一助となる良書。

    1
    投稿日: 2015.09.17
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    歴史の流れを大まかに確認できる。当然、この本だけで世界史を理解することはできないので、他の資料は必須。 語り口調なので内容が頭に入ってきやすい。ただ、要点だけでなくどうでもいいようなギャグまで太字になっていたり、文体はおふざけが過ぎる点が多々あった。

    1
    投稿日: 2015.05.28
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    さくっと歴史の流れを把握するには良書。 でも、有る程度ここの事象を知ってる必要があるから、入門書ではなく、手引書って感じ。 あと、文体は嫌い。

    1
    投稿日: 2014.08.13
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    人類の誕生から現在までの歴史をさらっとおさらい。 私は世界史をまったく知らないので勉強のために購入しました。が、本当におさらいですね。やはりあまりよくわかりませんでした。 世界史の勉強をされた方はよくわかるんでしょうけど・・・

    1
    投稿日: 2013.08.22
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    あくまで『2時間でおさらいできる』というのがコンセプトなのでこのボリューム。 一気に読んで4000年の歴史を概観できたと思うと(高尾山くらいの山とはいえ)山の頂に立ったかのような達成感はあります。

    1
    投稿日: 2013.05.16
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    読み易く、ゆるーい一冊。 さすが、代ゼミの元講師という感。 60年代以降の近世を見ると、やはりアメリカが主軸になるよな。 カウンターカルチャー、ウッドストック。ここらあたりから、今現在に至る日本のサブカルチャーってのもルーツになるんだろうね。 下手な教科書よりも余程、分かりやすい一冊でした。

    1
    投稿日: 2012.12.05
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    ブルーストッキングとは、男好みの白い靴下を拒否し、自立を象徴する「青い靴下をはこう!」という意味です。日本では平塚らいてうを中心に青鞜社が結成されますが、この運動の日本語訳に由来しています。

    1
    投稿日: 2012.09.14
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    世界史をざっと眺められる本。 流れるように時代がすぎる為、固有名詞がページに何個も並ぶ事態に。何が何のきっかけで起こったのかは、全てでは無いですが書かれていて、教科書では得られない知識が入った気になります。 所々で出てくる「…〜ん」みたいな書き方が気に食わないですが、人の歩みをおさらいできるのは面白いですよ。

    1
    投稿日: 2012.07.29