
総合評価
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powered by ブクログさすが名作と言われる作品である。 これを単に精神世界と物質世界を対立としてしてしまってはいけない。 実際には、あくどいお金儲けをする人間が、美しい心を持っていることもあるし、あさましい人間が素晴らしい芸術を生み出すことさえある。 それでいい。誰か(神?)が良識や道徳で天秤にはかることなんて、できやしない。 そこに人間の弱さと愚かさと親しみと尊さがあるんだ。 汚い路地裏の匂い立つ腐臭の中に捨てられた一片の詩に、金満家の心中に潜む良心に、道徳者が抱える歪んだ快楽の中に、そういうことの中に我々は人生の真髄を見出さなければいけない。
2投稿日: 2025.02.27
powered by ブクログマノン・レスコーを下敷きにした、娼婦との恋愛話。世間体とか、思ったより古く感じない。 子のデュマの作品。
0投稿日: 2024.12.22
powered by ブクログこれがたった数日の出来事?と思うところもあったが、心情の揺れ動きが細かく描かれていて感情移入しやすかった。 アルマンの言行不一致具合が気になる‥ このままこの恋愛を続けた場合起こり得る不都合もアルマンの父やマルグリットの友人によって論理的に説明されていてわかりやすい(時代背景がわからなくても) 最後のマルグリットの日記での独白パートが切ない‥ここで作品の切なさ、面白さがぐぐっと上がった印象
0投稿日: 2024.08.24
powered by ブクログ恋に夢中になる気持ち 周りの助言から耳が遠くなっていく気持ち 嫉妬で気が狂いそうになる気持ち 夜中相手の考えを想像して眠れない気持ち プライドを守って相手を傷つけて満足しようとする気持ち 相手のために苦しみを受け入れる気持ち 恋にまつわるあらゆる感情をこんなに事細かに描いている小説は初めてでダイレクトに心に届いてくる感じだった。 頭で考えて固く誓ったつもりでも相手の前に立つと全部吹っ飛んじゃうような感覚、それこそが愛だと信じる感覚、めっちゃ共感 こんな昔の話なのに今も共感しちゃうって、恋をした人間の行動は昔から変わらないものなんだな。 また何年後かに読み返したい。
0投稿日: 2024.02.01
powered by ブクログ高級娼婦である美しいマルグリットは馬車や宝石などの高級なものに囲まれた生活を送っていたが、それらは虚栄のもので、本当の愛情を前にしたら価値がないということを理解していた。 自分の本当の幸福が何で構成されているのかということを知り、その他のものは迷いなく手放すことができる勇気がかっこいい。 聡明な女性とは、愛情深く、勇気をもって優しさを体現することができる人かもしれない。 一方で、女性の心の素直さや優しさを信じきれなかった男が悲しい。男には到底想像のつかないような、何層も深い愛情を理解するのは難しく、結局は保身に走ったように見えた。 今と異なる時代背景、身分差などはあるけれど、愛や死というものは時代が変わっても永遠に私たちを悩ませる。時には幸福を与え、時には絶望に突き落とすけれど、人と生きていきたいのならば避けることができないテーマだなと改めて思った。
5投稿日: 2023.10.21
powered by ブクログ想像以上に魅力的な女性だった! 気高く賢い魅力的な女性だった! 可愛さ余って憎さ百倍なんてくそくらえだね アルマンの幼稚で執拗な傷つけ方にしっかり怒りを覚えてしまったーーー
1投稿日: 2023.06.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
相手のために関係を諦めるストーリー。 読んでいてもどかしくなる瞬間が何度もあった。マルグリットの愛は本当に深くて美しいし、切ないし、なんだか気高いものに感じた。 恋愛小説を選ぶ時だけは、純粋なハッピーエンドの話よりも、うまくいかない結末の方がなぜか惹かれてしまう。不思議。
0投稿日: 2022.12.22
powered by ブクログ背景にある社会問題と絡めて読まなくとも、十分に恋愛小説として楽しめる一冊ではないでしようか。 もちろん、背景を探ることで深みが増すのは間違いありませんが。 生涯遊び人であった父親の息子が書いた小説と聞くと、納得もできますね。父親が「説教が多い」と言ったのも頷けます。
1投稿日: 2022.08.10
powered by ブクログアルマンの直向きなアプローチが叶ってついに街1番の美女と恋仲に。 しだいにアルマンからの愛情によって奔放な暮らしを改め療養のためにも質素な2人の生活を望むようになるマルグリットの心の移り変わりもおもしろかった。 後に手紙の内容で明かされることになる、堅実なアルマンの父とマルグリットの掛け合いのシーンは涙が止まらなかった。 オペラ椿姫よりもずっと濃い内容でよりマルグリットという女性を知り、感情移入できたので原作を読めてよかった。
1投稿日: 2022.06.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
名作なわけだ。面白かったー!! オペラの演目として有名なので、椿姫ってどんな話だろ〜と気になっていた。 図書館dw新書として紹介されていたので、読んでみた。 オペラで是非観たい!! 内容を忘れないようにメモ 物語が進行していくといより、語り手がいて過去を振り返っていく。 娼婦に惚れた男性。真実の愛で女性を手に入れるが、やがて女性は離れていく。 男性の父親の気持ち、すごくわかる。 愛する人の妹の結婚のために自分を犠牲にする、それくらい真実の愛なんだなーって思った。 復讐と見せかけて本当は構って欲しい、男の幼稚な心情 憎いなー
0投稿日: 2021.07.01
powered by ブクログ娼婦の遺品競売シーンで幕を開ける本作は冒頭でヒロインの不幸な結末を明示しており、読者の関心はその過程へと注がれます。 堅実な家庭に育った若いアルマンはパリの街で、高級娼婦として夜ごと放蕩に明け暮れる絶世の美女である椿姫ことマルグリットに出会い、彼女を強く欲するようになります。パトロンに囲われ優雅に暮らすマルグリットは、はじめ若いアルマンの情熱を問題にしませんが、彼の強い気持ちはやがて贅沢に倦みきっていた椿姫の無垢な一面を動かします。 周囲を巻き込み、または翻弄されながらも恋に身をやつし次第に彼らの置かれた状況を見失う若い二人を通し、それにともなう多幸感や嫉妬を含む振れ幅の大きい悲喜こもごもの感情を巧みに表現する本作は、ややもすると「ベタ」だと両断されかねない、ストレートに「愛と死」を描ききる高純度な恋愛・悲恋の物語です。 通読してマルグリットの終盤の心境と振る舞いには、フランスの恋愛小説とは不似合いなはずの、演歌の世界観が重なって見えました。
1投稿日: 2020.08.25
powered by ブクログなんだかなぁ(;´д`)とモヤモヤしながら、ついつい先が気になり、読み進めてしまった感じ。古臭いような、でもいまだにこういうのあるよね、、っていう感じもしたり。読後スッキリではない。主人公のお二人ともに、イライラしちゃう。
0投稿日: 2019.12.18
powered by ブクログ読書会をきっかけに読んでみました。タイトルしか知らなかったし、あまり興味もなかったのですが、読んでよかった一冊です。恋愛について忘れていたものを思い出しながら読んだり、時代背景を想像しながら読むのはとても楽しかったです。後から後からじわーっとくるものがあります。 お話の展開もすごくよいです。マルグリットの最初の登場はとても印象的でした。 読書会では、いろんな人の感想もまた面白くて、この読書がとても充実されたものとなりました。 また、「椿姫」のつながりで読みたい本が続々と出てきました。読んでいこうと思います。
1投稿日: 2019.12.04
powered by ブクログ作中ある通りごくわずかな人物たちによる小さな恋愛物語で 視点主観の一方のみから語られる情緒のみのお話 いつでもどこにでもある話で 小説としての展開も平凡で 登場人物たちの行動も通り一遍そのまま 父親作のような普遍の価値あるようには思えないが 書かれた時代の単純さが上手く出ているのかもしれない
0投稿日: 2018.10.20
powered by ブクログマノンレスコー読んだ後で本書を読了した。 冒頭の墓を掘り返すシーンが衝撃的だったが、その後は身分差を持ったラブロマンス。 マルグリットは娼婦ゆえに不幸にすることはできないとアルマンから離れてしまう。 アルマンの父が語る世間体の話は現代でもどうしてもある。 マルグリットのアルマンへの深い愛がそこには描かれており、手記も含めて涙を流さずにはいられない。 現代版「椿姫」はどこにもないが、日本の風俗業界において高級店の嬢と若い前途有望なお客さんが恋に落ちたらこのようなことになるのだろうか。 やはり身分や過去など考えず、互いの意思で幸福な生活を送り、幸せな家庭を築いてもらいたいものである。
0投稿日: 2018.09.17
powered by ブクログ真実の思いも、社会観念や偏見には敵わないんだなぁというのは改めて感じました。現在ではいくらやめていようと、過去おこなっていたことは残ってしまうということも含めて。未来の私が、過去の私に起因して諦めなければならないことがないように、そこはしっかり身をただしておかないとなと思いました。恋愛小説というよりは教訓本という印象でした。
1投稿日: 2017.12.13
powered by ブクログあなたが世間となって人を殺したりしませんように。 そして、愛情は必ずしも綺麗な丸いかたちをしてはいないのです。 娼婦のマルグリットと、その彼女の全てを愛したアルマン。二人はお互いで、愛を知りました。 しかしマルグリットの快く思われない身分のために想い合う二人は引き裂かれます。しかも、彼女が全ての罪を引き受けるようにして。 行うことに清浄も穢れもありますか? 何かを行動するとき、そこに想像はありますか? そんな問いかけが静かに心に沈みます。
0投稿日: 2017.11.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
『三銃士』などの大デュマの私生児、小デュマの作品。オペラを観に行く前の予習。単なる若い男女の恋愛を描いた小説だけ、とは言い切れない。 わたしを愛しているようでいて実は自分を愛しているだけ、という言葉に本質がある。 古典であるが故に他の作品に色々な形で引用されているので、完全に新しい作品として受け取ることは無理だが、読者はその本質を抑えさえすればいい。
0投稿日: 2017.05.20
powered by ブクログ気合いを入れて読み始めたけど、意外にも読みやすくてすらすら進められた。 アルマンが嫉妬の心を抑えて冷静でいられたら、状況は違ったんだろうか。ただ、冷静でいられるなら真剣に恋をしているとは言えないのかもしれないけど。 武者小路実篤の「友情」を思い出した。 それから、言葉遣いが好みだった。
0投稿日: 2017.03.16
powered by ブクログ「19世紀パリ、高級娼婦マルグリットと青年アルマンの哀しくも美しい恋のかたち。物語はラストシーンにむかって収束し、その最後に綴られる感情の痛切なまでのひたむきさについて形容する言葉をわたしは知らない」との感想。ちなみに、読む前、父アレクサンドル・デュマの「倅の小説は説教くさい」とのレビューを先に読んでしまっていたため、「確かに~」ってほほえましい気持ちに。
0投稿日: 2016.03.02
powered by ブクログデュマ・フィス「椿姫」読了。海外文学は読み慣れてないからか、往々にして読むのに時間がかかるようだ。「椿姫」はある若者と高級娼婦の恋愛物語なのだけど、「嫉妬」の感情か上手く文章にされている物語だなと思った。あと、読み進めていくうちに感情移入する先が変化していってとても興味深かった。 最初は先入観からミスリードして読んだ。途中で私の読みは間違いだと勘づいてくるのだけれど、納得できない自分もいて。それは、語り手が若者だからということに他ならないのだけれど、最後の最後にその疑惑を払拭すべく「高級娼婦の手記」が物語に挿入される。ネタばらしが上手かった。
0投稿日: 2015.12.19
powered by ブクログ青年と娼婦の身分違いの悲恋、と一言で片付けてしまわれがちだが、原作は非常に情感豊かで、マルグリットのひたむきな献身に涙が出る。作者のデュマ・フィス自身が文豪デュマの私生児だったから、社会的に立場の弱い人々に対する眼差しは、とても同情的。 (2015.5)
0投稿日: 2015.05.31
powered by ブクログほかの本、天国の本屋 恋火 という本で気になって読みました 読んだ当時は幼かったけれど、今こうして身を切られるようにどうか幸せを願って別れた人がいると、このマルグリットのようにアルマンに祈りと願いを一身にそそげるか マルグリットは身を滅ぼしながらも、アルマンの幸せだけを望んでいる どうか幸あれと願ってきえた人 崇高な想いが昔もあったんだなぁとじんわりします
2投稿日: 2015.04.20
powered by ブクログゼミでヴェルディのオペラを扱ったので取り敢えず原作を…と思い読了。 オペラは劇画調なので大袈裟だったりこの展開は…と釈然としないところもあったが、原作を読めばアッサリ理解できたりして読み比べとしては大変面白い作品でした。名前や時代背景が違うのも面白い。 ただ、時代が時代だと言われれば納得せざるを得ないけれど、アルマンは…本当に…腹立たしい性格をしていますね…その時代の所謂ニートだなあ…と。頼む就職してくれ。そしてその田舎臭い考えを改めておくれ… 腹立ち紛れに本を何度かやぶりそうになりました。
0投稿日: 2014.06.27
powered by ブクログ「椿姫」はいくつか違う翻訳者の本が出ていて、一番評判が良さそうだった新庄さんのを選んだ。海外文学を読む時には、翻訳された日本語から受ける印象で物語のイメージがかなり変わると思うので、そこは重要ポイント。古典の場合は特に。 新庄さんの本はかなり読みやすい翻訳だった。 高級娼婦というブルジョアのお金持ちばかり相手にしているとやたら何でも「お」を付けるような丁寧な物言いになったり、まどろっこしい会話のやりとりも新訳だともうちょっと砕けた感じになるのだろうか?他の訳も読んでみたいという気持ちにさせられた。 ストーリーは、勿論良く知っていて読んだわけだけれど、それでもやはり最後の方はマルグリットの心情が迫ってくるのでとても切なかった。 読み継がれる恋愛小説の傑作という位置付けには納得。 若い時に読んだら、深くは理解出来なかったかもしれないなぁ、と思う。(もしかすると10代で一度読んでいるけれど、すっかり忘れているだけなのかも?)
0投稿日: 2014.04.28
powered by ブクログ友人にミュージカル『マルグリット』のライブCDを借りたことがきっかけで、その作品の原作を手に取りました。もっと早く出会いたかったなー。 読んだあとは切なさがのこります。
0投稿日: 2014.03.24
powered by ブクログデュマ・フィスが1848年に書き上げた彼の実体験を基にした小説。父親は、"巌窟王"や"三銃士"で知られるアレクサンドル・デュマ。本書を原作にしたヴェルディのオペラが有名なので、そちらを知ってる人が多そうです。青年アルマン(デュマ・フィス)と高級娼婦マルグリット(マリー・デュプレシ)の恋愛模様を綴った悲しい物語です。アルマンの昔語りという体裁で話が進み、読者は結末を知った上で彼らに何が起こったのかを読み進めます。後半のマルグリットの手記は胸に響きます。何度か映画にもなっており、古い映画ですが、おすすめです。
0投稿日: 2013.12.26
powered by ブクログ著者デュマが実際の体験を基にして書いた長編小説。 高級娼婦マルグリットは椿を愛し、常に身に付けていたことから「椿姫」と呼ばれていた。華やかな美貌を持ち、お金持ちのパトロン達に囲まれ、不自由ない生活を送っていた。友人の紹介で青年アルマンはマルグリットに出会い、一目惚れをする。アルマンの直球な愛の告白をあしらいつつ戸惑いも感じていたマルグリットだったが、その誠実さに惹かれ、2人は相思相愛になる。マルグリットは贅沢な生活も捨て、郊外でアルマンと2人きり穏やかな生活を始めるが、それは長くは続かなかった。 奔放でプライドが高く、寂しがり屋。様々な表情を見せるマルグリットは読者目線でも魅力的です。特にアルマンの愛を試すように挑発的な言葉を投げ掛るマルグリット、それを冷静に受けつつ自身の情熱的な想いを彼女に伝えるアルマン、2人が言葉を掛け合うシーンは魅入るものがあります。 原題は『La traviata(ラ・トラヴィアータ)』(堕落した女、道を踏み外した女)。でも私はこの原題は相応しいとは思いません。その後悲運を辿る2人ですが、マルグリットは心からアルマンを愛し、彼とって最良の選択のために自分の気持ちに背きます。不器用だけど、自分の信じた道を突き進む潔く美しい女性に映りました。 純愛をテーマにした名作。
0投稿日: 2013.10.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
マルグリットの心情になると辛い、ものすごく辛い。どんな気持ちで息を引き取り、どんな気持ちで手紙を書いたんだろう。
0投稿日: 2013.08.08
powered by ブクログストーリーはベタで、展開も読めるんだけど、やっぱり胸に来るものがある。 女性はやっぱり一枚上手だな。 今でこそホストとか珍しくないけど、身体(春)を売るような商売は、女性にしかできないだろうな。 どれだけ自己弁護や正当化を重ねて、それでもこうして生きていくしかないという覚悟をすることができるのは、すごいことだと思う。 少し、自分に酔っているところもあるかもしれないけど、それもわかった上での覚悟かな、と。 男性は、そこのところが分かんないから、自分にされたことをそのまま受け取って、復讐したりするんだな。 単純すぎるから、逆手にとって思い通りにもできるんだけど。 結局、どれだけ愛の言葉を囁こうと、自分が与えた愛へ報いるだけの確固たるものがなければ、相手の愛情の深さなんて理解できないんだろうな。 ハッキリと、年にいくらムダ使いするだけの金が必要だと言い切る娼婦の方が、よっぽど正直で誠実だわ。
0投稿日: 2013.06.05
powered by ブクログすべての人が幸せになることはできない。 それでも最後に信じられるものができたマルグリッドは幸せだと思う。
0投稿日: 2012.08.15
powered by ブクログマルグリットのようなことができる人って、どのくらいいるんだろう。 とにかく最後は胸がつまって泣きながら読みました。 人間として、彼女を誇りに思います。
0投稿日: 2012.06.07
powered by ブクログアルマンがマルグリットを愛するがあまり深い嫉妬をしてしまい、 意地悪な手紙を寄越してしまう場面や、その返事が帰ってこないため 後悔をしながらもマルグリットが謝ってくるのを待ち続けるところが とても共感できて、なんだか落ち着かない気分になりました。 胸がチクチクするような恋愛小説を読みたい人にはオススメだと思います。
0投稿日: 2012.06.05
powered by ブクログ世界中のお金持ちの人が読んでくれればいいなぁと思いました。 最初はアルマンに、途中からはマルグリットに 感情移入というよりも 自分自身を投影してしまいました。
0投稿日: 2012.05.15
powered by ブクログ私にとっての恋愛バイブル。 悲恋の代表作だと思っています。 洗練された文章と回りくどい言い回し(…矛盾してる?)が物語の世界観にピッタリと合っています。 ほのかな恋心が時が経つにつれて深い愛情となり、最後には狂気的になってしまうアルマン。 一方で、駆け引きから始まり、純愛となり、最後には聖母のようにアルマンの幸せだけを願ったマルグリット。 両者とも想い方は違えど、その胸に抱くのは抑えきれないほどの愛情です。 人間はここまで人を愛せるのかと感心してしまいます。 オペラとしても有名な話ですが、ぜひ小説を読んでほしい。 冒頭部分は淡々としていて長く感じますが、中盤以降はスラスラと読めてしまうはずです!
0投稿日: 2012.05.12
powered by ブクログまたまたオペラつながりで読みました。ん〜オペラの方が面白いかな。アルマンはちょっと子供っぽ過ぎるし、マルグリットは玄人の女性にしてはあまり陰を感じさせないのでちょっと深みには欠ける気がします。(そもそもそう言う物語じゃないか)オペラの予習としては話しの大筋は一致してるけど細かい内容はオペラの方が盛り上がって面白い気がします。有名な曲もいっぱいあるし。アルフレッドもそんなに子供っぽく見えないし(笑)
0投稿日: 2012.01.26
powered by ブクログすごく見えてくるのが、アルマンの単純さ。 勝手に思い込んで、自分ばっかり苦労している、自分ばっかり悲しんでる、と自分しか大事にしない勝手さ。それは若さゆえ?! 結局、アルマンは一番マルグリッドを卑下していたと思った。 マルグリッドの一生懸命さが悲しい。 日記にしか恨み言を書けない彼女。 プリュダンス(バレエではとってもいい感じの女性だったが)が 好きなように彼女の名前を使い、お金を使っても、 なされるがままの彼女。 泣いた。 こんな人こそ天に召されますように。
0投稿日: 2012.01.25
powered by ブクログ小学生のときに児童書で出会って衝撃を受け、大人になってから文庫本を入手して、やっぱり衝撃を受けた。 何回読んでも泣ける、私にとって名作中の名作。
0投稿日: 2012.01.19
powered by ブクログ炎のような情熱の元に一一生を賭した決断をしたマルグリットの高尚さに対して、主人公アルマンは情熱に振り回され自分を見失っているように思われる。ただ彼の精神の率直・純粋で在る様は真実であったからこそマルグリットにとって救いとなったのだろう。
0投稿日: 2011.12.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
アルマンと出会い、幸せを知ったのもつかの間、孤独に死んでいく娼婦マルグリット。私生児である作者は、娼婦の運命を読者に憐れんでほしかったのでしょうか。『マノン・レスコー』と合わせて読むのがお勧めです。
0投稿日: 2011.11.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「正気の沙汰じゃないかもしれないけど、あたしはあの人を愛してるんだもの!ほかにどうしようもないわ」 「アイーダ」ともに知られる、ヴェルディ作の歌劇の原作。 上品な娼婦、マルグリットはパリで、奔放な生活を送っていたが、一途な青年アルマンと出会い、彼の愛に触れて真実の愛を知っていく。 買われるわけでも、囲われるわけでもない、ただ愛する喜び。 しかし、それには別れが必ず待っていることを知り、離れる決意をする。 確かに愛し合っているのに、すれ違い、憎しみさえ生まれる悲しみ。 それでも「椿姫」は、決して愛に絶望することなく逝ったのだと信じたい。
0投稿日: 2011.10.02
powered by ブクログ慎み深くあれ 25年くらい前に新庄さん訳のこの文庫を読みました。25年分しっかり色あせた本になっています。少し前に、朝比奈さん訳の単行本を読んでみました。訳者によってずいぶん文章がちがって、今回の本はとてもわかりやすいです。 しかしながら、マノンレスコーへの書き込み、「頭を低くして」と「慎み深くあれ」。同じ文章の訳とは思えません。新庄さんの「慎み深くあれ」はやはり名文の風格があると思います。 後に見た、グレタスカッキの映画「椿姫」もとてもきれいでそしてとても悲しいよい映画でした。
0投稿日: 2011.09.06
powered by ブクログ自分の心に、こんなに感情の幅があるのか、と気づくあの感じ。 悲恋のはなし、ではあるけれど。 これだけ夢中になれる人がいたことはお互いにとって幸せだったんじゃないかなぁ。 でもどちらかに復讐心があるうちは、お互いに幸せになれないんだなぁ。 愛が一瞬で憎しみに変わる瞬間は、何度立ちあっても怖いしかなしい。 すごく好きで、一気に読んだ本。電車の中で読んでても何度も泣きそうになった。
0投稿日: 2011.09.05
powered by ブクログべたべたの恋愛ものですけど、それがいいときもあるんですよね。 ちなみに、『どれくらいの愛情』(白石一文)と対比させてみると、すごくおもしろいですよ。
0投稿日: 2011.08.23
powered by ブクログ名作は名作だった。 確かに、現代でこのような作品は嘲笑の的になってしまうかもしれないけど、国、時代背景、価値観等を加味しながら人間模様を追いかけていくと、なんとも言えない感情が湧いてくる。その上で感想を考えてみると、やはり普遍的な価値観が含まれた中で、時代背景がストーリーの根幹をなしており、その時代に引きずり込まれるような感覚の中で読み進めることができる。そこが、名作たる所以なのかと思った。ただ、アルマンがヘタレ過ぎたw最後に、マルグリットかわいいよマルグリット。
0投稿日: 2011.07.03
powered by ブクログ訳がよくとても読みやすかった。 マルグリットの真心こもった決意に正直感動した。 例外的な恋愛とは記してあったが素敵だと思った。 オペラをますます観てみたくなった。
0投稿日: 2011.07.02
powered by ブクログ語り手とアルマンはキャラかぶりしていないか?そこが一番気になった。物語は一種プロトタイプにもなっている娼婦との悲恋というテーマ。マルグリットは主義主張が一貫していて気持ちがいいが相手のアルマンはダメだ。まさに口だけ達者で言い訳ばっかりのなんちゃって優男で自分の思い通りにならないとすぐ取り乱すし言って良いことと悪いことの違いもわからないし幼稚。話はまとまっていて美しいがとにかくアルマンが無理。
1投稿日: 2011.05.14
powered by ブクログマルグリットがだんだんアルマンを本気で愛してしまうたびに悲恋が重なっていくのが切ない。途中アルマンがクソみたいに思えたけどマルグリットのおかげで美化された…最後の手紙のところで泣きそうになった
0投稿日: 2011.04.26
powered by ブクログ口では愛しているとのたまいながらマルグリットを心から信じきれず、安易な所有に走ろうとする馬鹿な男、それがアルマンだと思う。 そんなアルマンにどうしようもなく腹立たしさを覚えた。どうしてマルグリットを信じることが出来ないのだこの男は。。失望を通りこして悲劇ですよ、もう。そもそもマノン・レスコーを贈る時点で彼は自らが産んだ思考の枠の中でしか考えられてないんしゃないのと思うんだけどさ。 ただイライラさせられたものの、個人的にはこのラストが好きだ。というより、この物語の運ばれ具合やこの物語から垣間見える人生観みたいなのが私には贅沢なくらい心地よいのだ。デュマ・フィスをもっと読みたいと思った。 それにしても、時を忘れて読みふけった作品は本当に久しぶりだ。読者を惹き付けて止まない文体と、ダイナミックな展開はエンタテイメント作品としても素晴らしい作品だと思う。ちょっと描写が薄いかなと思う所もあったけど。ストーリーで魅せられたので私は好きだ。 「マノン・レスコー」つながり。 P240「泣いてくだすったからよ。あたしを心から哀れんでくだすったたったひとりの方だからよ。」 P277「人生はもはや、一つの絶え間ない愛欲をくり返し満たしていくことにほかなりません。魂はもはや、恋の聖火を燃やしつづける巫女にすぎないのです。」 P390「情熱の時代のつぎには、男として人から尊敬されるために、まじめな地位にしっかと腰をすえなければならない時代がくる。」
1投稿日: 2011.03.17
powered by ブクログ最初のきっかけは、“表紙”でした。 表紙を描かれています朝倉めぐみさんのイラストを、高校生の時好きだったんです。それに、表紙の色と細い金色が綺麗でした。 …と、きっかけはいわゆる表紙買いでしたが、とても面白かったです。 なんといっても、マルグリットは魅力的でした。 しかし、“恋”や“愛”について読書後考えさせられましたが、私は如何せん“恋愛”というものをしたことがなく(片思いすら)、 「何だか恋って難しいものなんだなぁ…」 …なんていう、大変間抜けな感想しか思いつかず…苦笑 いつか恋をした時に、また読んでみたいものです。 改めて、人間の心の複雑さを感じさせられました。 それにしても、私の周りにも恋愛をしている人は多くいますが、なんとも偉いもんだなぁ…と、感心させられます。
0投稿日: 2010.12.26
powered by ブクログデュマのお子さんの方の作品。割と実体験らしい。だからこんなに主人公の男が頼りないのか。 読んでいると何回か「嫉妬ばっかりしてないでもっとよく考えろこの世間知らずのお坊ちゃんが!」と叫びたくなる。 オペラだとお父さんが出張ってきてこのアルマン(オペラだと名前違うが)が影薄くなります。 とにかくマルグリッテが強い分切ない。
0投稿日: 2010.08.29
powered by ブクログレポートを書くために読んだ。超有名オペラだが、私は娼婦の話としか知らなかった。 だが意外や意外、この娼婦のマルグリットはなかなかに真面目な女性だった。確かに男の人に貢いでもらって生活してるけど、自覚していると言うか、分別ある人。 マルグリットみたいなのは例外中の例外、そういう意味での「La traviata」ということなんだろう。 しかしこんな機会がなければ読むことも無かっただろなー。それを知ることが出来ただけでも読んでよかった。 岩波よりはまだ新潮のが読みやすいんじゃないかと推測。
0投稿日: 2010.08.17
powered by ブクログいままで読んできた小説のなかでいちばん感動しました。 「椿姫」と渾名されるパリの娼婦マルグリット・ゴ-ティエと、若き御曹司アルマン・デュヴァルの悲しくも美しい恋物語。読む前は絶世の美女が恋をして病死する、なんてありがちなお涙頂戴モノだと思っていましたが、いざ読んでみたら市場に溢れてる安っぽい小説とは比べものになりませんでした。純粋な愛の物語の中に社会への痛烈な批判を孕んだ、まさに名作だと思います。 二人の出会いの場面はともかく、愛し合うようになってからの夢のような時間や田舎での平凡で幸せな生活が綺麗すぎます。文学とは芸術とはまさにこのような作品のことを指すのだと感じました。読んでいる最中感動しっぱなしになりました。 半世紀も前に書かれたとは思えないほど鮮やかな描写が、美しい日本語に翻訳されています。訳者さんの感性が素晴らしかったです。近頃「原文では綺麗な表現なんだろうけど、その文法のままに翻訳しても美しい日本語にはならないのになぁ」と残念な気持ちになることが多かったのですが、この作品にはそんなことは欠片も感じませんでした。
0投稿日: 2010.05.09
powered by ブクログその花を愛するゆえに『椿姫』と呼ばれる、貴婦人のように上品な美貌の娼婦マルグリット・ゴーティエ。パリの社交界で奔放な日々を送っていた彼女は、純情多感な青年アルマンによって真実の愛に目覚め、純粋でひたむきな恋の悦びを知るが、彼を真に愛する道は別れることだと悟り──。 衝撃的な展開に、一日で読み終えてしまうくらい物語に引き込まれた。 あまりにも悲しくて、あまりにも純粋なマルグリットの人生──彼女は娼婦であって純潔ではないのかもしれないが、けれどもアルマンとの間には、確かに純粋で何者にも邪魔されない愛があった。 著者がアルマンから聞いたという形で進められるストーリー性にもおもしろさがあり、新鮮な気持ちで読むことができた。
0投稿日: 2010.02.22
powered by ブクログ購入済み 内容(「BOOK」データベースより) 美貌の高級娼婦マルグリットは、パリの社交界で金持ちの貴族を相手に奔放な日々を送っていた。ある日、青年アルマンと出会い、初めて誠実な愛を知る。マルグリットは享楽的な生活を捨て、パリ近郊の別荘で二人の幸福な生活が始まる。だが、噂を聞いたアルマンの父が駆けつけて…。 オペラのストーリー確認のため購入 La dame aux camelias by Alexandre Dumas-fils
0投稿日: 2010.02.14
powered by ブクログものごっそ読みづらかった……私が馬鹿だからですね。わかります。でも二人の愛は伝わった。ひしひしときた。
0投稿日: 2010.01.24
powered by ブクログ文庫を手にとって、表紙がきれいなのに驚きました。金の線が鮮やか。有名な作品なので粗筋は聞いてましたが、通して読むと社会問題や通俗などを感じさせる、恋愛を介した社会派ドラマといった感じでした。娼婦を見る男性の目、女性の目、社会の目。お金と縁を切って愛情を通せるか、できたとしてその場合相手はどう思うか。父と息子、娘の家族愛。損得込みの友情と、逆に献身的な友情。そういった現代でも小説のテーマとなりうる題材が散りばめられてます。アルマンがもうちょっと大人だったら、と思わなくもないですが、だったらマルグリットの心を動かすこともできなかったかもしれないし…。結核患者が劇場に行ったり換気の悪い部屋でパーティー開いたりするのにはヒヤヒヤしました。特効薬もないのに、当時はそうだったんでしょうねぇ。
0投稿日: 2010.01.11
powered by ブクログ話はよくも悪くも古典的なんですが訳がうまいのかマルグリットさんがすごい素敵なので引き込まれます。名作と言われるだけあって面白かったです。
0投稿日: 2009.12.25
powered by ブクログたぶんもう読み返さないだろう。の、一度読んだら十分な本。 だって悲しいんだもん、切ないし。 でも、読み終えた〜〜っていう充足感が悲しみを超えてしまってたような気する。 ははは。こういうの向かんみたい。
0投稿日: 2009.12.11
powered by ブクログ面白い!文句なし。 ぼんやり娼婦が死んじゃう悲恋、っていうのは知っていて、 結末見えてるもんな〜となめてかかっちゃいけませんでした。 最初っからぐいっともって行かれる力があった。 力あるお話ってすごいなぁ。
0投稿日: 2009.09.14
powered by ブクログ人を愛することで世界が変わって見えます。 娼婦のマルグリットと純粋なおぼっちゃまのアルマン純粋な恋愛物語
0投稿日: 2009.06.22
powered by ブクログフランス文学第3弾。 三銃士を書いたアレクサンドル・デュマの息子、ディマ・フィス。 マルグリット、とても切ない恋の物語。
0投稿日: 2009.05.14
powered by ブクログ専門時代に読み耽った中の一冊。 椿姫にすごく可愛い印象を持った。 わがままでどうしようも無いけれど、 その裏に隠された寂しさや悲しみがとても きゅんとさせられました。細かい内容忘れちゃったけど(汗
0投稿日: 2009.04.07
powered by ブクログ愛憎をリアルに書いている小説で、マルグリットの言葉には自分が幸福にはなれないという悟りが随所に見られ、切ない。ヴェルディーのオペラでは、ヴァイオレットはアルフレッドに看取られて死んでいくが、原作は寂しい最期である。こちらの方がいいと思う。つけくわえるなら、原作のアルマンは別れた相手への侮辱がえげつく、マルグリッドの本心も知らず、余計に救いのない切なさが増幅されている。この物語は結局、社会がどう個人の感情を押しつぶしていくかというケースを語っている。息子が高級娼婦だった女を娶ることを、父親が許せば、この悲劇は起こらないし、妹の婚約者が、親戚に高級娼婦がいるのが嫌だと言わねば、またこの悲劇は起こらない。こうした偏見の連鎖はどこかで誰かが偏見に抵抗して、断ち切らねばならないのだろう。数学者ゲーデルの妻も、差別をうける職業の女性だったらしいが、夫妻は生涯つれそった。19世紀の話だが、残念ながら、「純愛だ」と美化して、お仕舞いにはならない。現代でも実際に元娼婦を娶るには、さまざまな社会的な軋轢が生じるだろう。こうした軋轢があるからこそ、この作品は長い生命をもっているのではないだろうか。
0投稿日: 2009.02.08
powered by ブクログこれぞ純愛! あまりにも美しく、あまりにも悲しい、一九世紀の恋物語。一見、ただの純粋な恋愛小説のようでありながら、実際には、友人や家族との人間関係、貴族社会、身分制度などについても描かれていて奥が深い。 私の中では『アンナ・カレーニナ』、『赤と黒』に次ぐ、お気に入りの作品となりました。もっと早くこの小説に出会いたかった。
0投稿日: 2009.01.13
powered by ブクログ今は亡き美貌の娼婦マルグリット・ゴーティエ。 読みどころは傑作とされる恋愛小説である点はもちろんであるが、その時代背景やフランスの町並み。 最初から最後まで堪能してほしいと思う。
0投稿日: 2008.11.17
powered by ブクログ娼婦モノというジャンルの、娼婦が改心して、愛に目覚めるというありがちなフランス文学、と高をくくって読んだのですが、余りに悲しい、けれども本当に人を好きなるのはこういうことだと何回も胸を打たれました。 翻訳された方の技量なのでしょうけれど言葉のリズムもとてもいい!
0投稿日: 2008.08.03
powered by ブクログ恋愛というテーマは、最も身近なテーマの一つでありながら、答えがないゆえに底抜けに深く、そして難しい。 マルグレットがアルマンに当てた手紙。その手紙と手紙の間。それを書くまでの思い、葛藤。それを考えるとさらに考えさせられる。・・・って言うか本人の体験した実話を元にした話だったのね。なるほど。
0投稿日: 2008.07.02
powered by ブクログ相手のためを思って、あなたはどこまでできますか? すごくすごく切ない話。 古いお話でオペラとしても有名だよね。 昔から読まれてる本ってやっぱりいいから読まれてるんだって思える一冊。
0投稿日: 2008.05.06
powered by ブクログふだん恋愛小説ってあまり読まないけれど(そう思っているだけかもしれないけど)、この小説はだいすきです。アルマンの素直じゃないふるまいに、始終腹をたてながら、最後のほうは、化学の授業中に、涙をこらえてよみました。アルマンの片思いからはじまって、マルグリットもアルマンのことが好きになって、一生の幸せが見え始めたところで、少しずつ展望が崩れ始めて、・・という展開。後半、マルグリットの家を訪れた神父さまの「あの方は一生を罪の女としてすごされたが、今はキリスト教徒として死なれるのじゃ」という台詞が印象に残っています。新潮文庫の、ピンクの表紙もかわいくてすきです。
0投稿日: 2008.05.03
powered by ブクログ『椿姫』は実在の人物である高級娼婦マリーがモデルであると言われ、子デュマとも恋愛関係にあった。マンガを読んで興味を持った。
0投稿日: 2007.09.15
powered by ブクログマルグリット。彼女は私の此処にいるきっかけでした。今通ってる大学の受験会場で呼んでたら受かったという魔法の本。
0投稿日: 2007.06.24
powered by ブクログ「正気の沙汰じゃないかもしれないけど、あたしはあの人を愛してるんだもの!ほかにどうしようもないわ」 「アイーダ」ともに知られる、ヴェルディ作の歌劇の原作。 確かに愛し合っているのに、すれ違い、憎しみさえ生まれる悲しみ。 それでも「椿姫」は、決して愛に絶望することなく逝ったのだと信じたい。
0投稿日: 2006.12.28
powered by ブクログ2006/11/27。泣いた。マノン・レスコーを度々引用していた。先に読んでいたので、その分楽しめた。最後ほんと泣く。オペラで見たのとは、また違った感慨を感じる。
0投稿日: 2006.12.04
powered by ブクログ椿の花の意味、その生々しさがすごい。高級娼婦の生活の華やかさと悲しみにうっとりする。ファムファタルが真実の恋をしたとき、彼女はファムファタルとしてはもう生きていけずに、自ら滅びなければいけないのですね。
0投稿日: 2006.10.05
powered by ブクログお互いがお互いへの思いを貫いた悲恋物語。 マルグリッドの潔さがいい。 人を好きになるということについても考えさせられる。 不朽の名作なだけあります。 古典文学も久しぶりに読むと読み応えがあります。
0投稿日: 2006.06.25
powered by ブクログ元娼婦と青年の純愛物語。 なんだかせつなくなります。 むくわれない恋の結末ってこうなんだ。 時代とか過去とか職業とかいろんなものが邪魔して二人の本物の恋が…。 納得いかない部分もあり、納得いく部分もあり、こんなに本気で誰かを想ってみたいです。
0投稿日: 2006.05.31
powered by ブクログ有名なオペラの原作ともなった小説です。高級娼婦という職業について理解がないと、難しいのかなあ、とも思うのですが、悲恋としては傑作だと思います。泣けない私は駄目なのかなあ。。。
0投稿日: 2006.02.11
powered by ブクログ小学校の友達に勧められて読んだ本。オペラではめちゃめちゃ有名な古典みたいですね。 内容は読む前の予想とは違って一種の「純愛」ものでした。 前半はなんかかったるくて読むペースが遅かったけど、後半は一気に読みました。 書かれた時代が全然違うのもあるから「それはどうやねん」と思うような行動をとったりするところもあるけど、愛というものに関しては基本いつの時代も同じなのだなぁと変なところで感心。 オペラも見てみたいな
0投稿日: 2005.12.14
powered by ブクログ気品あり少女のようでもある娼婦の純真無垢な恋の物語。ヴェルディの歌劇「椿姫」の原作であるという事から読み始めた。読後、愛について考えさせられた。わたしがおそらく純真無垢に愛した人との別れと「椿姫」の話がとても似ていて、涙が溢れて来た。もうすっかり忘れていた事を思い出してしまった。相手の事を思うがための嘘。それをすっかり本気にしてしまって、相手を憎むようになる。愛し合っていても一緒にいられないのは未来があるから?ひとつの純真無垢な恋を一生の幸せにする事は相手を不幸にする事だなんて。そうではないと思いたいが、そうなのかもしれない。しかし、思い込む必要は無く、「かもしれない」で止めておく、一旦思考を投げ出す。自分に嘘はつきたくない。生と死や自分や他人に対して消極的にはなりたくない。日々耐えている。嘘は付かずに耐えている。待っている。何かを。誰かを。「椿姫」を読んで自分の少し放り出していたところが認識できた気がする。今は、嘘をつくよりは、一生を耐える方がましだと思う。孤独を愛している。自分の孤独も、他人の孤独も愛している。同じように私の孤独を愛してくれる人が現れるのを待っているのかもしれない。結局のところ、よくわからないまま、日々を愛し、進んで行く。(2005年11月8日。読。)
0投稿日: 2005.11.24
powered by ブクログオペラ「椿姫」の原作。作者のデュマ・フィスは「モンテ・クリスト伯」や「三銃士」を書いたアレクサンドル・デュマの息子。
0投稿日: 2005.08.09
powered by ブクログオペラ『La Traviata』の元になった小説。 高級娼婦マルグリットとアルマンの美しくも儚い愛の物語。 何度も読み返している本です。
0投稿日: 2005.05.20
