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フォーカス・オン・フォームとCLILの英語授業 -生徒の主体性を伸ばす授業の提案-
フォーカス・オン・フォームとCLILの英語授業 -生徒の主体性を伸ばす授業の提案-
和泉伸一/アルク
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総合評価

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    インタラクションなリーディング活動がこの本で推奨されているが、あげられている例のボトムアップ活動がトップダウンとさほど変わらないものになってるので初見の文でも対応できる力が授業の中で育つのか疑わしい。 それでもアイデアはとても斬新かつ説得力があるので今後の授業作り、英語教育観の形成に役立てていきたいと思う。

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    投稿日: 2021.02.21
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    非常に興味深い内容。コミュニケーションを3つの領域(Form、Meaning、Function)でとらえると、従来の学校教育はFormが強すぎる(わかりづらいがForcus On Forms、とsがつく)のが特徴。一方、CLT(コミュニカティブな学習法)では、Formがおろそかになりがちで、粗削りな語学力にとどまってしまう。 たとえていえば、前者が畳の上の水練で、後者が海やプールにドボンと放り込むもののフォームはほったらかしで泳ぎの成長が止まってしまう(フォームが合理的でないので早くならない)という感じだろうか。 コミュニカティブな学習をベースにしながら、Formにも着目する(Forcus On Form)ことで、3つをしっかり伸ばす、という考え。 これを実現すのにCLILが相性がよい、という話なのだが、このところの解釈が難しい。CLILがよい学習法だということは理解するが、FOFとのつながりがもう1つわからない。CLILの概念が意外と大きい(幅が広い)ので、CLIL全体というよりは、CLILの特定の部分を指すのかなとも考えたが。このあたりはもう少し私の学習が必要。

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    投稿日: 2017.02.05