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京都寺町三条のホームズ : 1
京都寺町三条のホームズ : 1
望月麻衣/双葉社
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総合評価

96件)
3.6
15
35
30
6
2
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    このレビューはネタバレを含みます。

    うーん、カテゴリーをミステリーにしてみたものの全然推理小説っぽくないけどもシャーロックホームズを意識しているなと言えばそんな感じもする。京都を舞台にした小説は大概が観光案内よろしく名所や行事をモチーフにしているので地元住民には新たな発見であったり、他府県民には憧れの京都の紹介文がてら物語も読めるって感じで悪くもないが、いかんせん登場人物自体が稚拙な設定なので少女漫画のリボンやなかよしレベル。これが長くシリーズ化しているのは京都の観光名所のタマ数故かな?

    1
    投稿日: 2025.11.11
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    京都に引っ越してきた高校生の真城葵と、頭脳明晰な鑑定士、京大大学院生の家頭清貴が京都を舞台に謎解きするライトミステリー。 キャラミスと呼ばれる本作。 主人公の葵がなかなか好感度高く、共感しながら読み進められる。 時々ベタなラノベ風描写があり、ザワザワするが、それもまた良い味。 序章 『ホームズと白隠禅師』 ホームズとの出会い、白隠のエピソード。 第一章 『願わくは桜の下にて』 仁和寺にて、野々村仁清の茶碗に込められた父の思い。 第二章 『葵の頃に』 葵祭の斎王代と怪文書。 このエピソードなんかは、ミステリーとしては駄作。でも、主人公目線では、とても爽やかな後味を残してくれる。 第三章 『百万遍の願い』 百万遍知恩寺と、店長の思いに関するエピソード。 第四章『鞍馬山荘遺品事件簿』 鞍馬山へのハイキング、川床での食事、そして遺品にまつわるミステリー。 第五章『祭りの後に』 ホームズの元カノと葵の元彼、親友との対峙 このエピソードは何だかメロドラマのようだった。 作者が目指した人が死なない楽しいミステリー。 ライトミステリーは読み応えこそないが、よくまとまっていて読みやすい。 とにかく京都の旬なエピソードが多く、歴史的背景や骨董品のウンチクなど京都に行きたくなる楽しい小説。

    0
    投稿日: 2025.05.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    骨董品をテーマにしたライトミステリ。 骨董も京都も知らないので学びながら楽しんで読めました。 デートを否定しないいけず男子…いいですね。 この作家さんの本読むのまだ2冊目ですが、好きな作家さんです。

    1
    投稿日: 2025.04.12
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    続きがたくさん出てるのを見て読みたくて何度目かの再読 話もなんとなくしか覚えてなくて、新鮮な気持ちで読めた 骨董品とか美術には全然縁がないけど、このシリーズ読むと博物館とかに行きたくなる

    0
    投稿日: 2025.04.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    京男…カッコよすぎる… 葵が清貴に惚れる理由が痛いほどわかる! 2人が紡ぐ恋愛ミステリーから目が離せない 序章『ホームズと白隠禅師』 葵は骨董品鑑定のために骨董屋「蔵」を訪れていた。 そこにいたのは、店主兼京大大学院生の清貴だった。 そこで清貴は葵がなぜ骨董品を鑑定に来たのか、真意を見破り、ある提案をするのだった… 第一章『願わくは桜の下で』 茶碗の鑑定依頼で仁和寺を訪れた2人。このときに見えた桜の絶景と清貴の口説き文句に心が奪われた! 第二章『葵の頃に』 下鴨神社と葵祭と斎王代の話。 第三章『百万遍の願い』 百万遍知恩寺の「手づくり市」の話。なぜ百万遍と呼ばれているのかー、その由来を聞いたとき葵は清貴の強い思いも知ることになる。 第四章『鞍馬山荘遺品事件簿』 鞍馬山と貴船神社の焼かれてしまった掛け軸の話。ここでの貴船神社の川床は想像だけでもとても絶景だったなぁ… 第五章『祭りのあとに』 葵の転校前の高校の同級生から、祇園祭りのときに会えないかと連絡が来る。同時期に清貴の元カノ和泉も現れる。葵は色々と複雑な思いに悩まされる。その中で見せた葵に対する清貴のヤキモチを焼くところや彼女を励まそうとするシーンに胸が打たれた!! 次回作も楽しみ♪ またまた京都に行きたくなってしまった… p.177 本気なら…(第三章 百万遍の願い) 「本当に本気でなりたいものだったら、『素質がない』だなんてそう簡単に引き下がれるものでもないですしね。~(中略)~本当に叶えたい願いは、百万遍唱えるほどに努力したならば、必ず叶うと僕は信じています」

    1
    投稿日: 2025.03.28
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    読み終える間近に泣けたのは主人公の思いが自分に重なったからだろう。 タイトルとカバーイラストから多分軽めの内容だろうなと、その時そんな物を読みたかった気分だったので読み始めた。 予想に大きくは反せず軽快な内容。京都の風景、蘊蓄が織り込まれながら主人公も女子高生の恋の悩みが語られる。 大団円は女子高生の元彼のクズ根性の暴露による女子高生恋の悩みいっぺんに解決という爽快なもの。 とはいえこの場面には自分ひとりが友人達から浴びせられる悪くいえば無責任で面白がりでおせっかいな思いやり無き言葉で「友情ゴッコ」の形を借りた吊し上げのターゲットになってしまうどうにもならない悲しさに溢れている。 そしてそれとは真逆な、もう1人の主人公ホームズ氏の何もかもが読み取ってくれる優しい言葉が沁みる。

    0
    投稿日: 2025.02.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    人が死なない楽しいミステリーと作者さんがあとがきに書かれています。 心を読まれたかのようなタイミングで語りかけてくるホームズさんとのやりとりが楽しいです。 実際にいたら分かってもらえて嬉しいのか、言い当てられていらっとしてしまうかどちらでしょうか。 アニメ化もしています。

    0
    投稿日: 2025.01.07
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    「願わくは桜の下にて」 残されたお碗の意味。 もしもと仮定しただけの言葉だったとしても、家を飛び出してまで必死に追いかけた夢だったら嬉しいことだろうな。 「葵の頃に」 怪文書に乗せた思い。 余程酷いことをされて泣きつかれたなら兎も角、少し様子を見てから本人含めて話し合いの場を設けるべきだったろ。 「百萬遍の願い」 本物と偽物はどちら。 言葉にして伝えていたとしても、一度不安になってしまったら甘い誘惑に勝つことが出来ないぐらいになるのかもな。 「鞍馬山荘遺品事件簿」 燃やされた掛け軸に。 美術品を贈られたのであれば、それが価値ある物でなかったとしても意味のあるものだと考える人は少ないだろうな。 「祭りのあとに」 会いに来た友人たち。 心の底から思っていることを言っていたとしても、当人たちだけでなく明らかに独りで向き合うには酷過ぎるだろう。

    0
    投稿日: 2024.11.27
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    京都を舞台としたライトミステリーと言うことで読んでみました。京都は好きで何度も訪れたことがあるのでとても馴染みやすく、また訪れたいと思いました。葵も清貴も魅力的な人物で好感が持てたのでシリーズ読んでいこうと思います。

    7
    投稿日: 2024.10.18
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    『人が死なないライトミステリー』それも京都を舞台にした『京都行きたくなる』ミステリー。(あとがきより) 去年の春、京都を訪ねた。まさに『願わくは桜の下に』の季節に。鴨川の桜は見事だった。ずっと歩いていたくなる河原だった。その時、初めて「貴船神社」に行った。この物語にも『鞍馬山荘遺品事件簿』の中に鞍馬寺とともに貴船神社が出てきて、情景が鮮やかに甦ってきた。 さてさて物語の内容はといえば、ホームズの洞察力とうんちくに魅了され、面白い。高校生のアシスタント葵ちゃんも気持ちが少しずつ変わっていくのも楽しい。 望月さんの作品はシリーズになっているようなので、また読みたい!

    57
    投稿日: 2024.09.02
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    第46回ビブリオバトルinいこまテーマ「まち」で紹介された本です。まちライブラリーブックフェスタ参加企画。 2017.5.28

    1
    投稿日: 2024.08.31
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    穏やかな気持ちで読めるシリーズ。ただのめり込んでしまったので徹夜。。。睡眠2時間は学生の頃でもしなかった、寝るのが趣味だと豪語していた自分では考えられないが集中力も持続、0を先に読んだからか同じストーリーなので出来た事かも知れない。

    3
    投稿日: 2024.06.27
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    京都の本屋さんによく置いてあるから手を取ってみた ミステリ小説としては浅いし、どこかのラノベを引っ張ってきたような展開が多い 中学生の女の子向けのお話かな? ただ京都に住んでるから知っている風景が沢山出てきて良かった 所々に勉強になる京都雑学が挟まれていて、勉強にもなる ホームズさんをわざわざ府大生にしたのには何かこだわりがあるのかな? 頭の良いキャラなんだし学部から京大生でいいのに、、、

    1
    投稿日: 2024.03.24
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    ミステリーとして読むか、淡い恋愛小説と捉えるかは読む人の自由。私は京都の町並みを堪能させてもらいました。ホームズくんのようなイケメンであれば、多少のイケズでも許されると思うけど、普通の人がやったらただのイジワル男子。

    0
    投稿日: 2024.02.19
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    この本を読んだ時、なんとなくですがホームズ役に葉山奨之さんの顔がチラチラと脳裏に浮かんでしょうがなかった(笑)。 登場人物が生き生きと描かれていて楽しく読めました。 殺人事件ではなく、日常の事件を扱っているところも好感がもてます。 これから頑張ってシリーズを読んで行こうと思います。

    0
    投稿日: 2024.01.17
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    そこまで重たいミステリーというわけではなく、会話が多くとても読みやすかったです。京都の実際の街並みもたくさん登場するので行ってみたくなります。葵と清貴の初々しい関係性も今後どうなるのか気になるところです。

    0
    投稿日: 2023.12.30
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    ミステリーって事をさ忘れてたぐらい、恋愛要素が多い。でも、ホームズさんは葵ちゃんをどう思ってるんだろう、もしかしたら両思いなんじゃないか…とか色々妄想してしまう。 話を聞くだけ、品物を鑑定しただけでメッセージだったりの謎を解決してしまうホームズさんがすごく魅力的。捜査とかのシーンがほとんどない(鞍馬の件は聞き込みがあった)。心の声が聞こえているのではないかと言うやりとり(葵ちゃんが分かりやすいのかな?)だけど、自分の恋愛に対する考えはわからなかったり、全ての設定と展開がツボ。 下調べして、丁寧にじっくり時間をかけて観光してみたいと思った。 これ読んでいると、すぐにでも京都行きたくなってきちゃう………

    1
    投稿日: 2023.12.08
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    内容(「BOOK」データベースより) 京都の寺町三条商店街にポツリとたたずむ、骨董品店『蔵』。女子高生の真城葵はひょんなことから、そこの店主の息子、家頭清貴と知り合い、アルバイトを始めることになる。清貴は、物腰は柔らかいが恐ろしく勘が鋭く、『寺町のホームズ』と呼ばれていた。葵は清貴とともに、客から持ち込まれる、骨董品にまつわる様々な依頼を受けるが―古都を舞台にした、傑作ライトミステリー! 令和5年11月7日~10日

    0
    投稿日: 2023.11.11
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    「面白いしかっこいいからぜひ読んで!」と薦められて読みだした本。本当に、その通りでした。 いけずなイケメン京男子が読み解く真実と心の機微。青春!なのにどこかほの暗い空気も心地よかったです。 京都に行きたくなる素敵なライトミステリー。

    0
    投稿日: 2023.09.14
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    3冊セット読み始めで買いました。 長く続いているシリーズですが、面白いのでどんどんシリーズ読み進められそうだなぁと感じました。 そして、登場する葵とホームズさんの恋模様あるのかな??と少しワクワクしながらこれからのシリーズ読めそう

    19
    投稿日: 2023.08.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ものすごく保守的な小説。 家父長制、封建的な人間関係、血統主義、家柄重視といった前時代的な価値観のエッセンスが全編に散りばめられており、これは70年くらい前に発売されたのかな?と思いきや最近でビックリ。昔の偉い人の逸話を聞いて自省したり、父の愛を知って号泣したり、そういうカビの生えた美徳をなんの疑問も捻りもなく全面に押し出してくる感動作。あと、綺麗だのイケメンだの、やたらルッキズムに拘る執念も見事。「心の良い人間は当然外見も良いのである、その逆も然り」というメッセージがガンガン伝わってくる。 これは作者のマジの価値観というより、人物も展開も定型的にしか描写できないが故の陳腐さであることは登場人物の京都弁の拙さからも推測できる。それにしても略奪愛への復讐が「京大院のイケメンが彼氏でした〜!」は酷すぎてもはや笑えた。疲れました。

    1
    投稿日: 2023.06.27
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    あなたは、”お宝”を持っているでしょうか? う〜ん、そんなこと言われても何もめぼしいものなんか持ってないなあ。私の正直な感想です。しかし、このブクログの場に集う皆さまの属性はマチマチです。もしかしたら、”お宝”という言葉のレベルが違う!私などが見たら気絶するような”お宝”に囲まれた日常を当たり前のものとしている方もいらっしゃるかもしれません。なんとも羨ましい限りです。 ただ、身近なものの中には予想外に高額な値段で取引されるものもあるようです。私もなんの気なく持っていた、ある一枚のCDに10万円近い値がついているのを目にして、手が震えた記憶が一度だけあります。版元が倒産して二度と入手できなくなってしまったCD、買った時はまさかそんなことになるとは思ってもみませんでした。なんだ、さてさても”お宝”を持っているじゃないか!と言われそうですが、オチがあります。どういう経緯か知りませんが、そのCD、再販されるようになり、あれよあれよという間に値が下がり…今となっては、あの時にどうして売っておかなかったのか、後悔だけが残ってしまいました。世の中、そんなに甘くはないですね(笑)。 さて、ここに『お宅で眠っている骨董品等ございませんか?鑑定・買取いたします』と店頭に張り出された『骨董品店』を舞台にした作品があります。『横山大観』、『野々村仁清』、そして『ロイヤルコペンハーゲン』などなど、某バラエティ番組でも名を聞く『骨董品』の数々が登場するこの作品。そんな『骨董品店』でアルバイトとして働く高校生の存在が『骨董品』が舞台の物語らしからぬキュン♡キュンした雰囲気感を醸し出すこの作品。そしてそれは、作者の望月さんが”敬愛するコナン・ドイル先生に心より感謝をこめ”て、ホームズの名を登場人物に冠した”人が死なない楽しいミステリー”な物語です。 『お宅で眠っている骨董品等ございませんか?鑑定・買取いたします』と書かれた『蔵』という『骨董品店』の『前でコソコソと中を窺』うのは主人公の真城葵(ましろ あおい)。『日本一の観光地といっても過言ではない「京都」』の『寺町三条』にあるそのお店のことが気になるものの思い切れない葵。そんな時、『おー、ホームズおるかー?』と言いながら『スーツを着た中年男性が自分を追い抜いて』入っていきます。それに続いた葵に『いらっしゃいませ』と『大学生にしか見えない若い男性』が『ニコリと微笑ん』で声をかけます。『細身の身体、少し長めの前髪に白めの肌…かなりのイケメン…カッコイイかも』と思う葵。『ホームズ、これ、識てくれへん?』と風呂敷を差し出す中年男性に、『いいかげん、「ホームズ」って呼ぶの、やめてもらえませんかね』と返す『イケメン』は『白い手袋をして、丁寧に風呂敷をほど』きました。そして、『金襴表装ですか…』と言いながら『手前には桜の木。その向こうに、悠然とそびえ立つ富士』という掛け軸を手にします。『吸い込まれるような迫力』に『すごい』と思う葵。『イケメン』は『「横山大観」の「富士と桜図」。なかなか良い品ですね』と言い、さらに『状態も良いのですが、残念ながらこれは「工芸画」ですね』と説明します。それに『なぁんや、そっか…まぁ、お前が言うなら間違いないやろ』と息をつく男性と『イケメン』はその後も話を続けます。流石に近くで聞いているわけにもいかず『店の奥へと足を向け』展示品を眺める葵に、『お気に召しましたか?』と声をかけてきた『イケメン』は、『君が大木高校の生徒で、だけど元々は関西人ではなく関東の人間』、『京都に移り住んで半年くらい』、そして『この店に来たのは鑑定してほしいものがあるから』と葵の心を見透かすように当ててしまいます。『制服』と『イントネーション』で『誰にでも分か』ると種明かしをする『イケメン』は、『君はお金を必要として』、『お祖父さまかお祖母さまのもの』を『勝手に持ち出した、といったところでしょうか』と続けます。『苗字が「家頭(やがしら)」』なので『ホームズと呼ばれている』と説明する『イケメン』は清貴(きよたか)と名乗りました。そして、『鑑定だけならいたします』という言葉に祖父の掛け軸を差し出した葵。清貴はそれを見て『白隠慧鶴の禅画。驚きましたね、本物です』、『二五〇万といったところ』と説明します。そして、もう一つ差し出した掛け軸を手にして小刻み震える清貴は『僕には、値段がつけられません』という『赤子』の絵が描かれていました。お金を必要とする訳を尋ねられ『新幹線代です。なんとしても埼玉に帰りたかった』と詳しく理由を説明する葵。そんな葵に『葵さん、もし良かったら、ここで働きませんか?』、『ちゃんと働いてご自分で交通費を稼いではいかがでしょう』と声をかける清貴は『あなたは、なかなか良い目を持ってい』ると続けます。『今日を境に、私の運命が変わるかもしれない』、『不思議な予感が』したという葵が、『骨董品店』『蔵』でアルバイトをする中に”人が死なない楽しいミステリー”な物語が描かれていきます。 某バラエティ番組の影響もあって”お宝”と言う言葉で『骨董品』が語られるようになって久しい今日この頃。そんな番組に鑑定士として出演されている中島誠之助さんの著書が巻末に参考図書として挙げられるこの作品。望月麻衣さんの代表作であり、このレビュー執筆時点で、なんと18巻までシリーズ化もされ、さらにはテレビアニメ化もされているという大人気作品でもあります。読後、これはシリーズ化もされるよね!と、その絶妙な舞台設定の数々に納得しました。 では、そんな作品の舞台から見ていくことにしましょう。 この作品は書名にある通り『京都』を舞台にしています。『京都』という街は、絵になる場所が多いこともあってか他の作家さんの小説にもたびたび登場します。瀧羽麻子さん「左京区七夕通東入ル」、七月隆文さん「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」、そして綿矢りささん「手のひらの京」と、『京都』の魅力あふれる描写が印象的な作品は多々思い浮かびます。そんな作品を書く作家さんはいずれも『京都』という街に何かしらの縁のある方ばかりです。土地勘のない人、たまたま旅行で訪れたことがあるだけの人にはとても描けない、そこで暮らした経験があるからこその味が作品に本物感を与えていきます。これは『京都』という街だからこそのハードルとも言えます。そんなこの作品の作者である望月麻衣さんは北海道生まれの方です。そんな望月さんは『私が京都市民になったのは、二〇一三年の春』、『何もかもが新鮮で目新しく、すべてが面白くてたまりませんでした』と『京都』の街の印象を語られます。そんな望月さんが『「余所者目線と感覚」が色褪せないうちに、京の町をどうしても描きたい』と手がけられたこの作品は、上記で挙げた他の作家さんの作品に比しても圧倒的な『京都』の描写に満ち溢れています。どこをご紹介しようかなかなか決めきれないところですが、『京都』というと必ず登場すると言っても過言ではない『出町柳駅』から乗車する『叡山電車』のこんな細かい表現をご紹介しましょう。 『朝九時』に『ホームズさんと待ち合わせた』葵、『小さな改札を通ると、二両しかない電車がすぐ目の前に待機していた』という『出町柳駅』のホーム。『前の車両に行きましょう。より、山の景色が綺麗に見えますよ』というホームズの誘いで『なんとなくウキウキ』しながら『先頭車両に向かった』葵。『山奥の田舎の電車を思わせ』る空いた車内でシートに座って周りを見回す葵はあることに気づきます。『ホームズさん、あのつり革だけ、ピンクのハート形ですよね?』。それに『叡山電車には、「ハートのつり革付き車両」があるんですよ。なんでも、あれをつかむと幸せになれるというジンクスがある、「幸せのつり革」だそうですよ』と返すホームズは『せっかくなので、葵さんもぜひつかんでください』と勧めます。『え、あ…そうですね。せっかくなので』と、『ギュッとつかんでみ』る葵は、ホームズにも勧めるものの『叡電に乗るのは初めてではないので』と『ニッコリ』と笑みで返されます。『つまりは、過去にあのつり革をつかんだことが…』と妄想していく葵…というこの場面。 『ハートの吊り革』は他社路線にもあるようですが、叡山電鉄のものは、全22車輌1,028個中のたった一つというレアな存在のようです。ホームズのことが気になる葵の心の内をこんな小技と共にふっと描く望月さん。他にも『斎王代いうたら京都の女性にとって最高の名誉やで!』という『斎王代』の物語や『猛威を振るった疫病』を治めた物語が背景に語られる『百萬遍知恩寺』、そして『少しずつ色濃くなる夜に浮かび上がる、鮮やかな山鉾。照らす提灯の数々』という『祇園祭』の様子などなどさまざまな方向から『京都』の街が描かれていきます。『京都』を描いた小説をお探しのあなた、そうそんなあなたに是非おすすめしたい一冊だと思いました。 次に、上記もした『骨董品』に関する描写です。”本書を書くにあたって、鑑定士・中島誠之助さんの本を暗記するほどに読ませていただきました”と語る望月さんは、中島さんが主戦場とされる”やきもの”の世界のみならず、掛け軸や西洋アンティークまでをも物語内に登場させます。そんな『骨董品』を目利きするホームズのワンシーンをご紹介しましょう。 『今日はこれをまず、識てほしいと思いまして』という言葉に『テーブルの上に、そっと置かれた小さな桐箱』に白い手袋をして手を伸ばすホームズ。『では、あらためさせて頂きます』と『丁寧に蓋を開けると』そこには『抹茶碗』がありました。『側面に桜が描かれた、それは素敵な茶碗だ』という品を『ジッと見詰める』ホームズは、『京焼きですね。とてもふっくらとしたライン。野々村仁清の品で間違いありません。素晴らしい品です』と『ニッコリと微笑』みます。そんな横に座る葵が『野々村仁清…って、ダレ?』と心の中で思っていると、『野々村仁清とは、江戸時代前半に活躍した陶工なんです。本当の名前は…』と分かりやすく説明を始めるホームズ…という場面。 まるで某バラエティ番組を思い起こさせもしますが、そこに望月さんは”ミステリー小説”ならではの”謎解き”を組み合わせます。この茶碗に隠された意味、どうして送り主はこの茶碗を持ち主に送ったのかという”謎解き”がそこから始まっていきます。”お宝の鑑定”というものは、それだけで長寿テレビ番組が生まれるほどの奥深さのあるものです。そこに何らかの意味を持たせ、”謎解き”を追加していくというのがこの作品の骨格です。最後にこの点に触れたいと思います。 この作品の舞台は、上記した通り、『京都寺町三条』にある『骨董品店』です。京都大学大学院に通うホームズが家業として務めるそんな店にアルバイトとして働くことになった葵。東京から高校を転校してきた葵は、そんな場でホームズと接していく中にさまざまな『骨董品』と出会っていきます。そして、そんな『骨董品』には隠された謎があり、そんな”謎解き”がこの作品の醍醐味です。〈序章〉を含めた6つの章では、さまざまな『骨董品』がその裏に隠された謎と共に現れ、ホームズが鮮やかに”謎解き”を行っていきます。”「人が死なない楽しいミステリー」というものに、とても魅力を感じていたんです”とおっしゃる望月さん。そこに、『イケメン』でもあるホームズに憧れの感情を抱く葵の描写を絡める感覚はまさしく”京都を舞台にしたライトミステリー”そのものです。これは人気も出るはず!とその作品世界に魅了される中にあっという間に読み終えてしまいました。 『どんなに勉強しても終わりがなく、時に、常識がひっくり返ることもある、果てのない世界です』。 『物心ついた頃から、今に至るまで、ずっと勉強を続けています』と『骨董品』に魅せられた『イケメン』が働く『骨董品店』でアルバイトをすることになった高校生の葵が主人公を務めるこの作品。そんな作品では、望月さんが目指された”京都を舞台にしたライトミステリー”の世界が鮮やかに描かれていました。さまざまな角度から描かれていく『京都』の描写に魅せられるこの作品。鮮やかに”謎解き”を繰り広げるホームズの手腕に次第に恍惚感を感じもするこの作品。 “「京都に行きたいな」と思っていただけたら本当に幸せに思います”とおっしゃる望月さんの思いそのままに、今まで知らなかった『京都』のあんな場所、こんな場所へも旅したくなる、そんな作品でした。

    147
    投稿日: 2023.04.17
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    シャーロックホームズと京都そしてミステリーと    前から気になっていた本。ただライノベ感が否めないため中々手に取れなかった。ふと思い出したのが 同じ理由で躊躇していた『ビブリア古書堂の事件手帳』あるきっかけで読み出したら、古書に関する蘊蓄の深さが素晴らしくどハマりした過去があった。 それを踏まえると今作は古美術いけるかもと読み始めた。結果、大院生のイケメン探偵、相棒はJK。 この2人で、事件、鑑定、恋模様がライト感覚で進んでいく内容でミステリーも陰惨ではなく、古美術に関する知識も程よくサラッと、そこにさりげなく 京都案内がからんでいて、サクッと読める本だった。 息抜きに読む本として面白かった。

    5
    投稿日: 2023.04.15
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    サクッと読めるライトミステリーである。古美術などに関する知識はすごいと思えるが、そこまで大きな驚きはなかった。ただし読みやすさは良いので次巻に期待。

    2
    投稿日: 2023.03.27
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    普通かな。 身近な小さい事件をホームズが解いていく物語です。 なるほどって納得できる描写が出てくる本でした。

    2
    投稿日: 2023.02.02
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    京都を舞台にした骨董品ミステリー。 ちょっとした京都観光案内本の様な感じ いわゆる日常の謎など人が死なないので そういうのが苦手な人はおすすめ 短編形式で気楽に読めるので 読書が苦手な人にもオススメできる

    0
    投稿日: 2023.01.06
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    感受性の高い骨董品の子息の大学生と女子高生のお話し。 骨董品にまつわるライトミステリーで、 それなりに面白いのですが、解決早すぎ、 評価されてるほど面白いとは思えませんでした。 上記2人の関係性も見え見え過ぎ。 京都について、知らなかった文化等を知れる点は 私にとって利点でした。笑

    0
    投稿日: 2022.12.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    京都寺町三条商店街にひっそりと在る骨董店「蔵」。 女子高生の葵は、ある決意を持ってその店を訪れるが、葵の目を見込んだ清貴に誘われて、アルバイトを始めることになる。 伝説の鑑定士のオーナーの祖父、歴史小説家の店長の父を持つ、京大院生の家頭清貴は、物腰はやわらかいけれど、鋭い目利きで、骨董だけでなく人や物事を見抜く寺町のホームズで。 父親から遺された仁清の京焼。父の想いとは。 斎王代に選ばれた彼女に送られた怪文書の差出人は。 店長の友人が家族に残した骨董が伝えるものは。 事件と共に「蔵」の父息子の過去が明かされ、清貴の悲恋、そして葵も悶々とした気持ちに決着をつけることに。 ライトノベルだから仕方ないけどさ、ホームズがイケメンすぎるのがなー。 時代がいつなのか、女子高生の葵が「若い身空で」とか言うのも気になるし、チグハグなところがちょろちょろとあり。 心情的にけっこう残酷な展開だったけど、葵が前向きになってホッ。イケメンの癒しのパワー強し。 春の鴨川、早朝の下鴨神社、知恩院の手作り市、初夏の鞍馬、夏の祇園宵山、京都の名所が季節と共に語られて、京都に行きたい気持ちが盛り上がる!

    6
    投稿日: 2022.12.17
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    ライトミステリーとうたっているが、人が死ぬわけではなく、骨董品にまつわる謎を解いていくかんじ。 京都が大好きで、京都をかんじたくて手にしてみた。読みやすく、京都のいろいろな街が出てくるので、京都へ行きたくなる。

    5
    投稿日: 2022.11.24
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    敷居が高そうな古都京都や骨董品・古美術に、ライトに触れられる作品。気になる!から好き!を見つけられる一冊になるかもです♪

    0
    投稿日: 2022.08.11
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    この作品は、三つの楽しめる要素がある。一つはミステリー、もう一つは骨董品について、そして京都、そう思って手に取った。 京都にゆかりのある話は楽しめる。加茂川と鴨川の違いや葵の意味は思わず、そうそうと笑顔になる。 ホテルオークラや百万遍や貴船など京都に馴染みの場所も出てくる。 家頭清貴は、蔵という骨董品屋のオーナーの孫である。そこでアルバイトすることになった真城葵とともにストーリーを展開する。清隆の観察眼はホームズ張りである。 ただ、ミステリーはライトな感じで、殺人は起きない。日常の些末な出来事の解決はミステリーとしては物足りなさを感じた。鞍馬山荘遺品事件簿が唯一事件らしい作品であった。最後は茶番からの昼ドラ劇場で終わる。結局、楽しめたのは骨董品と京都の風情と恋心であった。

    5
    投稿日: 2022.08.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ずっとずっと気になってた本で、最新刊が出たらしいので覚悟を決めてよみはじめました。15冊以上出ているそうなので、頑張ります 内容はとても面白かったです。ライトミステリーなので人が死ぬと言うより、日常( 骨董品 )などのちょっとした謎を解くお話。想像以上に恋愛要素が強いです。元々年上好きなので、イケメンで少しいけずな年上京男子…普段は敬語なのに怒ったりすると方言で喋るの良き…。 複雑な気持ちになる事件の真相もそこそこありましたが、心温まる結末が多く、読後感が気持ちいいです。 元彼君の態度にはイラッとしましたが、スッキリです。清貴さんが方言で話すほど怒ってくれたのが私まで嬉しくなりました。自分たちが悪いって自覚があるからこそ、周りの友達に色々話して固めてから謝ってくる人いますよね…苦手です。 次作も借りてあるので、楽しみに読もうと思います。地元の本屋さんには売っていなかったのでのんびり探して本棚に納めたいです。

    2
    投稿日: 2022.06.29
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    京都舞台のライトミステリー。京都に行きたくなりました。茶碗の歴史や和歌について学び直したくなりました。

    0
    投稿日: 2022.06.12
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    コミックで読んでいたが、とうとう買ってしまいました(笑)ホームズシリーズ。限定表紙が出ると聞いて、今しかない、と。葵の抱えた悩み、切ないな。お父様の息子たちに残した掛け軸、いいことだと思った。 カバー裏のSSもいい。 京都の地図を片手に読みたい。

    5
    投稿日: 2022.03.25
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    ライトミステリーが好きで手に取りました。 恋愛要素が強めな感じはしましたが、読みやすく面白かったです。 京都に行きたくなりました!

    1
    投稿日: 2022.03.12
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    京都で生まれ育ったのに、全然、京都に詳しくないワタクシ。 京都の具体的な地名が出てきて、まるで、実在する人たちやお店では? って思ってしまいました。 本を読んでから、再度、本に出てきた場所に行ってみたい。

    0
    投稿日: 2022.02.21
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    京都に詳しくなれちゃう!京都好きにはたまりません。 イケメンの鑑定士が、まあいけずで頭の切れる人で、、、。 恋愛あり、ミステリーありのハラハラドキドキの物語です。

    0
    投稿日: 2022.02.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2年前、仕事の都合で烏丸御池に住んでいたことがあり、京都には格別の思い入れがあります。なので、本作を手に取らないわけにはいかないし、楽しめないわけがなく…… 寺町三条や知恩寺、鞍馬など、観光で寄ったところや通勤で足しげく通った道などが登場するだけで、ノスタルジックな気分(ほんの2年前ですがw)に浸れて最高です。 舞台だけでなく、骨董や古典を扱ったミステリというのが新鮮で良いですね。これまであまり興味を持つことが無かったジャンルなので、本作をきっかけに少しだけ興味が湧いてきました。 軽快にテンポよく読める、良い意味でカジュアルな作品なので、今後も気軽に手に取りやすそうなのも良い感じでした。

    0
    投稿日: 2022.01.01
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    京都府内の私の地元とご縁のある作家さん。市民だよりで紹介されていたので、読んでみたいと思っていた作品。 京都を舞台にした、骨董品にまつわるライトミステリー。和歌や掛け軸に描かれた絵、その他骨董品の由来を読み解いて謎を解いていくストーリー。 ミステリー要素は本当に“ライト”だけど、気軽に読める楽しい内容です。主人公の恋模様も含め、人間関係も面白い。恋の進展が気になるので、続編を読みたいです。

    0
    投稿日: 2021.12.30
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    京都が舞台のライトミステリー。骨董品ネタが楽しみだったので、もう少し要素が強かったらなと思う。軽い内容でさらっと読めました。ホームズさんのキャラがなかなか素敵。京都へ行きたくなりました。

    0
    投稿日: 2021.12.13
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    ミステリー?には分類されないかと思うほどライトな推理小説。 あまり登場人物には感情移入できない。 京都に土地勘があるので親しみやすい。

    0
    投稿日: 2021.12.08
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    かくとだに えはや伊吹の さしも草 さしもしらじな 燃ゆる思ひを に対して、 夏の夜の 夢ばかりなる きまぐれに かひなく立たむ 名こそ惜しけれ  と返す、ホームズが、いけず過ぎる!笑 かっこ良いね、シリーズ物なのがわかりました。

    0
    投稿日: 2021.09.06
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    骨董品店「蔵」でアルバイトすることになった女子高生の葵。店主の息子・イケメン京大院生で切れ者清貴と骨董品にまつわる謎に巻き込まれる。 骨董品の話も京都の話も興味深くて、また行きたいなぁ、京都。 葵の彼氏と親友との三角関係も清貴のおかげでスッキリ解決。高校生だからしょうがないけど葵の味方になって怒ってくれる友達がいなかったのはかわいそうだった。

    1
    投稿日: 2021.07.10
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    女性向けな内容ですね! 中高生ぐらいの方にもオススメ出来ます! 作者様自身「はんなりミステリー」と仰っているので本格的なミステリーではないです!ライトミステリーです! それを承知して登場するキャラクター達に注目して読むととても楽しめますよ、 日常パートではのんびりほのぼの進んでいきます、 とんでもない観察眼をもつ青年が気持ちよく推理していきます。 シリーズ最新刊まで追っていますが、ストーリーが進む度にキャラクターはもちろん作品の雰囲気に愛着が湧いて来ます。 私は大好きな作品です!

    1
    投稿日: 2021.06.23
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    さくさくっと、漫画のように読めます。若い人や、あまり難しい本は…という向けかな。良いリラックスになりました。作者があとがきに書いているように、京都に行きたくなる本なのは確か。

    0
    投稿日: 2021.01.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    望月麻衣の作品をなぞり中 ホームズのあだなは伊達じゃない 主人公の葵は遠距離恋愛の彼氏を親友に取られ、旅費を稼ぐ為に家にある骨董品を持ち込み鑑定・買い上げを試みるものの、店のオーナーの孫に導かれ、店でアルバイトしたお金で上京(東京)する事になる 店には様々な相談事が持ち込まれて・・・

    0
    投稿日: 2021.01.09
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    京都の寺町三条商店街に、ポツリとたたずむ骨董品店『蔵』。 女子高生の真城葵は、ひょんなことから、そこの店主の息子の家頭清貴と知り合い、アルバイトを始めることになる。 清貴は物腰や柔らかいが恐ろしく感が鋭く、『寺町のホームズ』と呼ばれていた。 葵は清貴とともに、様々な客から持ち込まれる奇妙な依頼を受けるが―― (アマゾンより引用) 埼玉の友達がムカつく

    0
    投稿日: 2020.04.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2度目の読了。 最初は比較的高評価にしていたんだけども、落ち着いて読むと少し甘過ぎ(笑)。内容がという意味で。 美術品や文化について勉強をしながらミステリーを読むことができるのでそれ自体はいいんだけども、やはり甘過ぎ。内容が(笑)。

    0
    投稿日: 2020.03.24
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     アニメを観ていたので、キャラクターたちの会話がそのままアニメの声で再現される。 普段は方言じゃないのに、時々出る黒ホームズの京都弁は京都出身の私には特に響くものはなく、むしろ書き手の意図からならあざとく思えるけれど、取り繕えない状況に追い込まれたり、素や本音がつい出たという流れならわからなくもない。 登場人物たちに魅力を感じられないと、私は物語がどれだけエピソードを重ねても面白く思えないのだけれど、このシリーズはどうかな? 期待しつつ、読み進めたい。

    0
    投稿日: 2019.12.06
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    "京都” ”ホームズ”に惹かれて読みました。 ふたりの恋の行方を気にしつつ、京都に行ってなくても京都を旅してる気持ちにさせてくれる一冊だと思います。 骨董にも詳しくなれます。

    1
    投稿日: 2019.11.08
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    キャラクターものは好き。 でも最近この手のカバーイラストはいまいちなものが多かったから特に期待もせず、、 だいぶ前に買ったものだから早く片付けちゃおうくらいの気持ちで読んだら、ホームズさんと葵ちゃんにすっかり魅了されてしまった。 いけずな京男子とそれに翻弄される女子って なんて最高なんや~! と、ひとりで身悶えしながら読み終わりました。 (ちなみに私は関東人) 京都の情景と知識が自然に入ってくる点もいい。 シリーズ化して続いてるみたいだし楽しみが増えたぞっと♪

    0
    投稿日: 2019.05.23
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    寺町三条は懐かしい場所だったため、読んでみることにした。 京都の地名とか建物が出てくるたびにリアルに想像できたこともあってするすると読め、豆知識が頻繁に盛り込まれていて飽きなかった。 しかしあまりにも"物語"で、なんというか人物とかストーリーがリアリティにかける、どこかふわふわしたファンタジーという感じがした。もちろんそれが好きな人もいるだろうけど、私はそんなに…だったかなぁ。 なにより、同じ京都感を楽しみたいという目的なら森見登美彦さんが良い…。

    0
    投稿日: 2019.05.17
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    骨董品店でバイトすることになった女子高生と店主の息子が客から持ち込まれる奇妙な依頼を解決する短編集。ミステリーというにはライトで、どちらかというと恋愛小説かも。キャラも女の子らしい女子高生+頭脳派イケメンというラノベの王道のような感じでたいへん読みやすいが、いまいちインパクトがないまま読み終わってしまった。

    0
    投稿日: 2019.03.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    家で読むための本を探しているときに発見。本屋の平台に置かれていたので 、表紙を見て(ライトノベルか)と思い、手に取って双葉文庫で驚きました。 ジャンルは、人が死なないライトミステリになるのでしょうか。京都の豆知識が増えつつ、読んでいて疲れない内容だったのが嬉しい。どうやら、かなりの巻数がでているようなので、少しづつ読み進めたいと思います。

    0
    投稿日: 2019.02.16
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    話題になっていたので借りて読んでみたけど、キャラクターで強引に話を持って行くところが、まさにライトノベル。 ところどころ京都の観光客ウケする雑ネタがちりばめられているのはよかった。 でも、特に心を動かされるシーンはなく、あまりおもしろくなかった。

    0
    投稿日: 2019.02.12
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    イケメン男子+美人女子高生+古都・京都が舞台+可愛らしいイラストで若年層を中心に大人気を獲得したラノベ・ミステリー「京都寺町三条のホームズ」第1作です。本書の良さはミステリーとは言っても骨董品の鑑定に係わる人間心理の謎の解明が中心で決して殺人事件など起きないソフトさと人間の善意を信じる主人公「寺町のホームズ」の人情味溢れる粋な裁きと京都の名所案内&故事来歴の蘊蓄の楽しさですね。そして一番の面白さはホームズの「イケズな京男子」とヒロイン葵の掛け合いのやや微妙な意地悪トーク時々はマジな恋バナや人生勉強ですね。 『ホームズと白隠禅師』ホームズさんの厳しく優しい人間性にそりゃあ若い乙女は胸キュンになるわな。『願わくは桜の下にて』迷える漫画家への最高の助言。『葵の頃に』斎王代の美女への怪文書事件の意外な真相と心和むハッピーエンド。『百万遍の願い』ホームズがナニワの俺様強引男に恋人を奪われた失恋話。『鞍馬山荘遺品事件簿』亡き父が3人の息子と妻に贈ったメッセージとは?信じられないくらいの善人ですね!『祭りのあとに』埼玉の高校の恋人に振られ一番の親友女子に略奪愛された失意の葵ちゃんがホームズのお陰で悲しみにサヨナラできた!

    1
    投稿日: 2019.02.04
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    殺人が起きない事件と女子高生とイケメン、骨董、京都 のお話。気楽に読めて少女漫画の様。 2人の関係にちょっとワクワクする。

    0
    投稿日: 2019.01.30
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    ライトミステリーということで、比較的気軽に読むことができる一冊だった。 京都や鑑定ものに関する知識とかが入っていて、そのあたりが面白かった。 主人公の恋愛関係は、周りが悪い人ばかりになっていて、大変だなー、と思ったりした。

    0
    投稿日: 2018.11.28
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    推理物としてよりも、美術品や京都の名所に関する知識が読み応えがある。主人公の周りのキャラクター達が人間味あふれてていいなあ。

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    投稿日: 2018.10.27
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    推理というより歴史などの蘊蓄が面白い。登場人物も人間味溢れていて面白い。シリーズ化されているようなので早速二巻を予約。楽しみ!

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    投稿日: 2018.10.12
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    京都の骨董品店でアルバイトを始めた十七歳の葵と、店主の孫で柔らかい物腰と見抜く目を持つホームズこと二十二歳の清貴の出会う、斎王代への怪文書や三兄弟の燃えた掛軸等の謎。多用される「って」から始まる独白等が苦手。恋人を取られた過去のある二人が身勝手な相手に見せつけたり毅然と接したりするところが爽快。

    0
    投稿日: 2018.10.10
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    事前に否定的なレビューを見ていたこともあり、ちょっと半信半疑で読み始めたが、思いのほかよかった、という印象。とくにホームズの洞察力、観察眼には敬服。山田真哉の女子大生会計士の事件簿をちょっと意識しているのかと思われるフレーズもあり、この点についてはPart2以降を読み検証することにしよう。

    0
    投稿日: 2018.07.14
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    ミステリーという名目らしいけれど大した謎解きも無く、すごく文章が上手いわけでもなく、地の文での葵のツッコミはうざかったりもするけれど、嫌いじゃない。 それはひとえに、清貴のキャラクターにあると思う。イケメンで、物知りで、上品で。見ただけで色々なことが分かるというのは、人の感情の機微に敏感だということで、そういう優しさも兼ね備えている一方で、それだけではない部分もあり。 大衆文学において、キャラクター造形はすごく大切なのだな、と感じた一冊だった。

    0
    投稿日: 2018.07.07
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    <内容紹介より> 京都の寺町三条商店街にポツリとたたずむ、骨董品店『蔵』。女子高生の真島葵はひょんなことから、そこの店主の息子、家頭清貴と知り合い、アルバイトを始めることになる。清貴は物腰は柔らかいが恐ろしく勘が鋭く、『寺町のホームズ』と呼ばれていた。葵は清貴とともに、客から持ち込まれる、骨董品にまつわる様々な依頼を受けるが――古都を舞台にした、傑作ライトミステリー! ―――― 全体として読みやすく、「ライトノベル」よりの作品です。 主人公は父親の転勤で京都にやってきた女子高生。遠距離恋愛となった地元の彼氏とは破局し、その彼氏が自分の親友と付き合うようになったと聞いていてもたっても入れられなくなります。埼玉へ帰り、二人を問い詰めようと、その交通費として家のものを骨董品屋に売ろうとして訪れたのが『蔵』でした。 京都大学の院生清貴とのアルバイトを通したふれあいの中で、次第に今の状況になじんでゆく葵。 二人の関係性が今後の作品でどのように変化していくのか、というところも気になるところです。 『ビブリア古書堂の事件手帖』のように、人が死なないミステリとして、軽く読むことができますし、名跡や観光地を含めて京都の様々な場所が舞台として出てきますので、京都を訪れる前後に読むとまた新しい発見があるかもしれません。

    0
    投稿日: 2018.04.05
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    こういうライトなミステリーは女子は好きなんじゃないですか。 場所は京都で、コーヒーも飲める骨董屋で、イケメン男子がいるとなったら。 しかも骨董に詳しく、頭脳明晰な京大大学院生ときたら。 そりゃ埼玉から越して来て、彼にフラれたばかりの女子高生もドキドキしちゃいますよ。 京都にも詳しくなれそうだし、次も読んじゃいますよ。

    5
    投稿日: 2018.03.06
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    人が死なないミステリー、ということで、なんだか優しい物語になってます。登場人物基本みんな善人。 でも、最後の主人公の元同級生の善意に見せかけた押し付けはなかなかビターでしたね。 ミステリより出てくる美術品の話の方が楽しい。 祇園祭は是非行きたくなりました。 2018.2.26

    0
    投稿日: 2018.02.28
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    京都を舞台としたシリーズの一つです。 って、題名で分かりますが・・・ まぁ面白く、続きが読みたくなる本です!

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    投稿日: 2017.12.22
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    ホームズ役が京都の骨董屋さん、ワトソン役が女子高生 イケズな京男は、ホームズのロンドンっ子感覚に通ずるものがあるか。

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    投稿日: 2017.10.22
  • ミステリーというよりは…

    本格的なミステリーを期待されている人には向きません。ほんわかと軽い謎解き、プラス恋愛小説の要素も少し。そして何より緻密な京都の観光ガイドにもなります。 私は京都育ちなのですが、私でもへ~と思う京都の魅力がいっぱい。きっと京都へ行きたくなりますよ。

    0
    投稿日: 2017.08.26
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    とても細かく情景が書かれているので読んでいるだけでその様子が浮かんできて、もし京都に行く機会があれば実際どんな感じなのか見てみたいです。 それに、この作中に出て来るホームズの京都弁もとても上品な感じで(個人的ですが)好きな喋り方でした。

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    投稿日: 2017.07.26
  • 京都を舞台にしたほんわかミステリーです。

    京都を舞台にしたほんわかミステリーです。 表紙に惹かれて読み初めましたが、さらりと読みやすく、面白いです! 京大生で、イケメンで、察しが良くて(良すぎて?)、服の趣味も良くて、ほどほどに遊んでて、困ったときにはさらりと助けてくれ京男子の鑑定士さんって!ホームズさん、完璧すぎです! いざというときの方言とか、ホントズルい。 葵ちゃんも可愛くて、でも元彼との対決は格好良くて…早く幸せになって欲しいです。 次の巻も楽しみです。

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    投稿日: 2017.06.24
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    寺町にある骨董屋が舞台のライトミステリー。京都や日本文化に関する薀蓄の目の付け所やストーリーへの組み込み方が上手いので、読んでいて楽しく、人気があるのも頷けます。 惜しむらくは、登場人物のキャラクター設定が「いかにも女子ウケを狙いました」という感じがするところ。作品の品を損なっているのが残念ですが、一方でそれも間口を広げるのに貢献しているのだろうな。

    0
    投稿日: 2017.06.06
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    半身浴中の暇つぶしに。私には合わなかったです。ノリがふた昔前の少女漫画。主人公は男に振られたため他人のものを盗んで売っ払おうとしたと言うのにひたすらいい子扱いされるのが不思議だった。骨董×ミステリという着眼点はとてもグッときたのですが。

    0
    投稿日: 2017.04.20
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    思ってたよりもさらっと読めて面白かった! 個人的にはヒロインの女の子が好きになれない作品が結構あるので、どーかなーと思っていたけれど、この作品のヒロインは好きなので感情移入もしやすかった(^^)

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    投稿日: 2017.03.21
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    ミステリーというよりも穏やかで優しい恋愛小説。 論理的な謎解きは存在せず、清貴の膨大な知識に頼った事実関係との照らし合わせによって正解に導かれる展開となっている。 主要な登場人物は二人。 骨董品店「蔵」の店主の息子・清貴と女子高生・葵である。 物語にのめり込むためにはストーリー展開も大切だけれど、何よりも登場人物たちが魅力的でなければならない。 ホームズと呼ばれている清貴にしても、どこにでもいるような葵にしても、人物造形がとても浅い。 あまり本を読む習慣のない中高生が手にとるには、きっとちょうどいいのだろう。 本を手に取る、本を読む、最後まで読み通して面白いと思う。 そんな経験が本が好きだ・・・に結びつくならば、その入口としてはいい物語なのかもしれない。 次巻もすでに購入してしまっている。 一歩進んだ内容であることを祈りながら読んでみようと思う。

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    投稿日: 2017.03.13
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    京都、骨董屋、女子高校生のバイト、 頭の切れるイケメン院生。 これでもかっていうくらいの トッピングをつけた甘ーいドリンクみたいだ。 軽いミステリーで飲みやすい、 いえ、読みやすい。 和歌のやりとりがお気に入り。 上代文学の万葉集が一番お気に入りの授業だった。 和歌ってお洒落で知的。 この時代、通い婚で女子のほうが 結構強くてよよと泣くのは男子なのだ。 ハッキリ言わないけれど 意味を知ると物凄い打球が飛んでくる感じ。 昔の人はこんな風に和歌にのせて、 お断りしてたのね。カッコイイ!! 普通に 言葉で言われるよりきついかも。 こういう話も 鞍馬の話も好きだなぁ。 シリーズものかぁ、しかも もうだいぶ出てるよねぇ。。 ま、いいか、追いかけよう。 ホームズさぁん!!!!! 2016年最後の読了でした。 来年も楽しい読書を♪

    0
    投稿日: 2017.01.02
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    えっと、これは“ミステリー”ですか? ライトノベル・ラブコメの典型のような気がしますが? シリーズ化されているので、他の作品で、もう少しミステリーが入っていると面白いかな

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    投稿日: 2016.11.01
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    京都の寺町三条商店街の骨董品店「蔵」、ひょんなことから そこでアルバイトをすることになった女子高生の葵は、店主の息子でホームズと呼ばれている大学院生 清貴とともに、客から持ち込まれる謎を解決していく。 京都に行きたくなるが、謎解きに関係する部分が少なすぎ。 男女関係の見方は好きだ。

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    投稿日: 2016.10.27
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    ホームズさんの性格がよくわからなく・・・ でも主人公の女の子が素直でかわいかった。 勢いに任せた感はあるけど、わかりやすいし、楽しめました。

    0
    投稿日: 2016.09.25
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    こちらも本屋パトロールでチェックしていた本。 でも、半年ほど前に図書館で検索をかけたら蔵書にはなかったのであきらめていたのだけれど、たまたま、図書館の新着図書を(ネットで)見ていたらリストアップされていて、 「うひょー」 と、なって予約しました。 新しい本なのに予約したタイミングが相当早かったようで、予想よりもずっと早くに私の手元に届きました。 先日からの「オーダーは探偵に」シリーズといい、新刊を図書館で借りて読めるなんて・・・! 新刊なんて、そうそう買えないからねー! ほんと、ありがたい。 さてこの本は、読む前から、「おおっ」と、前のめりになったり、「えー」と、引いたりの設定がチラチラでてきていて、半分くらい読むまではだいぶ警戒していたと思う(笑)。 そもそも、 京都 骨董品屋の店主 イケメン ちゅうあたりで前のめりになりますやん。 でも、そのイケメンが大学生と訊いて、それが院生だろうが京大であろうが 「えー・・・(学生さんかよぅ)」 と、引いた。 まあまあ、落ち着いているなら学生でもアリか、と、思ったら、ヒロインの子が女子高生。 「えー・・・・・・」わかりやすくテンションダウン 大学生でも引くのに、女子高生て。 もう少し年齢をあげてはくれんか・・・。 せやけど、店主の「ホームズ」さんは、ちょっと難癖があるらしいのね。 ほおほお残念なイケメンか! と、ここでまた前のめりになったのだけど、冒頭を読む限り ふつうにええニイチャンやけど・・・。 それこそ、毒舌キャラでいえば「オーダーは探偵に」の悠貴や真紘さんの足元にも及ばない。 ほんまにふつうに草食系のええニイチャンぽい。 まあまあ、毒舌キャラも若干食傷気味やから、生粋の草食系がイイよ。なんやねんソレ 硬派なんもビブリアで散々読んでるから、ほどよく緩い草食系でシ・ク・ヨ・ロ~(カルッカルやな)、なんて思っていたら、ヒロイン女子高生が重い過去を持っているようで、そのあたりをきっかけに、骨董品屋でアルバイトすることになったのね。 ほうほう、その重い過去とは何ぞや と、思ったら、(京都への引っ越しを機に)彼氏に振られたんですとー! しかもその元彼は、ヒロイン女子高生の「親友」と、付き合いはじめたんですとー! ・・・・・つ・・・・・。つまらん・・・・・! (と、思ってしまうのは私がアラフォーやからか)がくっ・・・ 文章は読みやすいけれども、1章があっけないほど短くて、また著者の筆が乗ってきたのかな、と、いうところはてにをはが抜けていたり、若干 「読者をおいてけぼりにしてはるなあ」 と、思わなくもない。 読みやすい反面、見せ方のわかりやすさが、 「著者は普段児童書を書いているのかな?」 と、思ったりもした。 (ジュブナイルは大好きですよ) それでも、一気読みするほどには、面白かった。 そうなのよ! この本、面白かったのよ。 上記の設定で、正直なにも共感できるところはないし、 「うーん、もう少し、こう!」 みたいな設定が多すぎる。 多すぎるのに、面白かった。(二回いうたで) まー、とにかく、葵ちゃんには何も共感しないはず(笑。しつこいな)なのに、彼女の辛さがドン、と、くる。 最後の旅館のシーンなんて、見事やったわぁ。 そこまでに、元彼と親友が付き合いはじめたことに対して、葵ちゃんは 「馬鹿にすんな」 と、怒っているわけではなく、 「裏切られた」 と、ショックになるわけでもなく、自分の居場所や存在そのものを否定されたように感じるのが、つらかったんやろうなあ。 自分がそこにいたという事実すら「なかったこと」に、されているような気持ちがたまらなかったんやろうなあ。 ・・・と、思うと、「蔵」でのバイトを勧めた「ホームズ」さんって、 「そんなことよりも、未来に目を向けなさい」 と、いうてくれてるわけで、 ああ、いいなあ・・・! と、垂涎ものでした。 葵ちゃんと「ホームズ」さんが恋愛関係になったらなったで、 「女子高生相手に!?」 と、これまた引いてしまうんやけど、まあまあ、葵の上的なアレですか。 このまま甘酸っぱい関係を続けてほしいところ。 ・・・って、そうなのよ。続編があるのよ。もちろん図書館でリクエスト済です。 一体いつになったら手元に来てくれるのか・・・。 あー、それにしても、京都に行きたくなりましたよ! 貴船はずっとずっと行ってみたいなあって思ってるんやけど、床と合わせてより一層その思いが強まったわ! 貴船神社を巡って、床でランチするとか・・・。 祇園祭を案内してくれるとか・・・。 そんな人がいてたらそらーもう、幸せやろうなあ・・・! 葵ちゃんも素直でいい子だよね。 彼女のアルバイト先が、私の職場と重なってしょうがない・・・(笑)。いやいや、私は留守番役で雇ってもらっているわけではないけれども。 ひつこいようやけど、文章そのものが 「きれいなあ! 読ませるなあ!」 と、うなるものでもないし、設定や展開が 「目が離せない・・・!」 と、ドキドキするようなものでもない。 でも、1冊を通して葵ちゃんの心境が痛いほど伝わってくるのが、とてもいいと思う。 「蔵」の店主さんがいうたように、 「小説に自分の思いをぶつけている」 と、いうのはまさに著者なんやろう。 著者の思いを文章にぶつけているから、読んでいるこちらとしてはどんどん惹かれていく。 上手なだけのものや、あたりさわりのないものよりも、どこか欠けているけれども体当たりなもののほうに目がいってしまうみたいな、そんな感じやろうな。 なんかもう、著者の文章や設定がイマイチなんかっちゅう話やけど、そういうわけでもないのよ! ただ、この本はもともとは電子書籍やったということを奥付で知って 「ああ、なるほどな」 と、合点はいった。 なんか、昔のコバルトを読んでるみたいかもな。 (2015.10.16)

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    投稿日: 2016.09.11
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    京都の骨董屋さんのライトミステリー。 久しぶりに若い男女の関係にキュンキュンしました(笑) 男性の京言葉が苦手でしたが、普段標準語(しかも敬語)で話すホームズさんがほんの時たま話す京言葉はめちゃくちゃセクシーでした。いかん!好きだ! 京都蘊蓄も勉強になりましたし、ちょうど祇園祭の話題で実体験に被ったのと、手元に緑寿庵清水の金平糖があったりで共感しました(偶然ですが)。 主人公葵ちゃんもいい子だし、ホームズさんの見た目王子で中身俗物っぽいのも好き。 とても面白かったので、続きも楽しみです。

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    投稿日: 2016.08.09
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    ストーリーは少女小説の範疇かな。でも京都の町や文化の雰囲気がとても良く伝わって来るし、何より探偵役が一見クールだけど実は優しい賢いイケメンとなりゃ不満はない。帯に〝いけずな京男子”ってあるけど、全然いけずじゃないよ。

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    投稿日: 2016.08.06
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    人が死なないミステリー、いわゆるライトノベルという分野を初体験。寺町三条にある骨董品店を舞台として、古物にまつわる謎を解き明かす。 京都を舞台としているので、京都で育った自分としては、情景が目に浮かぶようで、疲れた頭を癒せる優しい作品。

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    投稿日: 2016.07.23
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    集英社コバルトとか角川スニーカーorビーンズとかでありそうな感じのシリーズもの第1弾 胸キュン女子高生みたいな? 京都が舞台の謎解きもの 街を歩いている雰囲気に浸れるところが良い感じ ヒロインは普通のちょっと性格のいい感じの女子高生でこういうところもいかにもなティーンズもので可愛いなーと思う

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    投稿日: 2016.07.10
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    失恋の恨みが元で、京都寺町の骨董店でバイトすることになった主人公、葵。店で鑑定をしているイケメン清貴ことホームズさんは、観察眼も分析力も鋭くて、ついでに持ち込まれる謎も解いてしまう。 マサに日常の謎系ライトミステリーの王道という作品。 地の文の視点が少し不安定なのが気になったけれど、謎の種類、レベル、京都観光ネタ、古美術うんちく、すべてがライトで、これはこれでバランスを保っている。 葵は驚きまくっているが、古美術や和歌、歴史ネタは大人が読めば、謎解きと呼ぶほどでもない「常識」もかなりある。でも、中高生の時にこういう本を読んで覚えたこともあるなぁと懐かしく思えた。

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    投稿日: 2016.06.27
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    ライトノベル。 京都市の三条にある骨董品屋さんの話。 鑑定士が、ホームズというあだ名の通り、他人の心を読むかのように謎を推理して解いていく。 日常ミステリ。 京都が舞台だから読んだけど、本当にライトノベル中のライトノベル。 エブリスタで公開されてたものなのね。 中高生向けのライトノベルです。 読みやすくてスイスイ読める。 骨董品や和歌や歴史について多少詳しくなれます。

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    投稿日: 2016.05.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    京都が舞台の謎解き系。 京都愛にあふれているのが感じられるので 本当に旅行に行きたくなる本。 元々はweb連載で、webとは微妙に違う展開。 じれじれが好きな人は書籍で、 ガッツリ恋愛が良い人はwebでっていう感じ。 どっちもそれなりに良さがあるので、 同じ世界観で同じ登場人物のパラレルと思って 読むのが良いのかな?

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    投稿日: 2016.05.10
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    地の文での主人公が騒々しくて読み進めるのが少々きつかった。ホームズさんすごい!と大袈裟に驚いたり感激したり…。 学生のときに読んでいたらもっと楽しめたのかもです。

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    投稿日: 2016.03.17
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    京都らしさをメインに出したライトミステリー。ほっこりしてていい感じでした。取り扱う事件も当然重くなくて、それも良かったです。

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    投稿日: 2015.11.22
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    京都の寺町三条商店街にポツリとたたずむ、骨董品店『蔵』。女子高生の真城葵はひょんなことから、そこの店主の息子、家頭清貴と知り合い、アルバイトを始めることになる。清貴は、物腰は柔らかいが恐ろしく勘が鋭く、『寺町のホームズ』と呼ばれていた。葵は清貴とともに、客から持ち込まれる、骨董品にまつわる様々な依頼を受けるが―古都を舞台にした、傑作ライトミステリー!

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    投稿日: 2015.11.01
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    軽~いミステリの中にも京都の文化や骨董の知識が盛りだくさんで勉強になった(^o^)♪またホームズ(清貴)がイケメンな上に気づかいができて、いけず な京男子!これじゃあ葵ちゃんだけじゃなく女子はみんな惚れてまうやろ‼(*^.^*)そんなホームズにキュンキュンしてる葵ちゃんも凄く可愛い(*´∇`*)

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    投稿日: 2015.08.31
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    ミステリ、というにはあまりにも日常的でミステリを感じさせない? 京都や骨董の説明が満載で、主人公の葵と一緒に勉強させてもらいました。

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    投稿日: 2015.08.08
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    キャラミスだし、元が櫻子さんシリーズを同じだったので、骨董をテーマにしたミステリならと期待しましたが、うーん、と思ってしまいました。何か違和感が....。 でも、古都・京都×骨董×恋愛小説に日常ミステリをスパイスしたものと考えるとすらすらと読めて面白かったです。こんな設定、いまどきの少女漫画でもないような気がしますが、甘めの小説で軽く読めるものを読みたいときにはお勧めかもしれません。二人の関係が気になるので、2巻も読もうかと思います。

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    投稿日: 2015.07.22
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    【収録作品】序章 ホームズと白隠禅師/第一章 願わくは桜の下にて/第二章 葵の頃に/第三章 百萬遍の願い/第四章 鞍馬山荘遺品事件簿/第五章 祭りのあとに

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    投稿日: 2015.07.21
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    案ずるより産むがやすし。 やってみればなんとかなる一方で、 なんとかするために 自らを磨くこと。 そして、尊敬と謙虚。

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    投稿日: 2015.05.11
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    マンガのようなキャラも設定も「京都」が舞台という点と「京都の行事」が盛りだくさんという点ですべて気にならなくなる。「京都の行事」や「寺院仏閣」についてさらりとうんちくが書かれているので読んでいて楽しい。ネットではシリーズ化しているようなので、そちらも早く書籍化してほしい。

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    投稿日: 2015.04.21