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戦国小町苦労譚13 第二次東国征伐
戦国小町苦労譚13 第二次東国征伐
夾竹桃、平沢下戸/アース・スター エンターテイメント
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総合評価

3件)
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    いやはや、現代人がやっていることを次々と静子はやっていく。知多半島に愛知用水を作る。熱気球を作る。休むことを知らない。いや、ヴィットマンとバルティの死に際してはさすがに休養をとった。信長も気遣いを見せる。そうそう、変な山伏も活躍しているよなあ。静子のカレー粉に魅せられて、それを分けてもらう代わりに静子のために人無き山林を駆け巡る。そして、いよいよ第二次東国征伐が始まる。武田を攻めるにあたって、長可は長距離砲は用いるし、手榴弾を打ち出すグレネードランチャー砲も用いて、軽々と武田を打ち破っていく。なんと足満が電話を作り出し、戦況が静子のもとに次々と報告されるのだ。眼前にジオラマを置きながら。驚き桃の木山椒の木だね。播磨においては神戸港を始め、新たに幾つも港を開発していく。一方、信長は佐渡の金山を狙って、佐渡の本間家を根切にしようとする。おお、苛烈!

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    投稿日: 2022.08.20
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    歴史がどんどん変わっていくことが楽しく感じるシリーズ。史実とどこまでずれるのか、今後の安土桃山時代はどうなるのか?と期待。知識だけで農業、インフラをここまで変えてしまい、戦の常識も覆し続ける静子の力量もいつも気持ちよく読んでいます。

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    投稿日: 2021.04.07
  • パラダイムシフト級の技術ワープ無線電信完成

    キリスト教倫理観に囚われない時代の両刀雑誌が女性作家より爆誕の下りは確り書かれたけどちょっとした開発の気球に乗る話は物凄くあっさりと過ぎ去ったりと相変わらず技術系はさらっと流されます、そんな感じで到底さらっと流していいレベルじゃないバレれば世界震撼間違い無しなパラダイムシフト級の技術が過程を跳ばして開発する足満によってひょいと放り込まれました、しかもまさかの無線式でトンツーを飛び越えて多分連続波で音声送れるとか言う何段階跳ばしたんだかわからないレベルのもが爆誕しました。ただ、読もうでも指摘されていた現代の電磁気の教科書を参考にしてしまった事により、+と-の流れの致命的ミスを引き継いでしまったかも知れない為、一足跳びにジャンプしたのと合わせて一定レベルで技術発展が脚を引っ張られて停止しないか心配になりますね、基礎を再証明していく過程でミスを修正できれば現代よりスムーズに電磁気や電子関係が発達する可能性もあるのでどうなるのか楽しみです。

    0
    投稿日: 2020.09.16