
人魚王子
尾崎かおり/新書館
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総合評価
(3件)4.0
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そらのあおとうみのあおが、かさぶたを剥がすような痛みの短編集。
多分、よし読むぞって気持ちで読んだら物足りなかったと思う。思春期の痛々しさとか不安定さを、ナイフで切り裂くほどには痛くなく描いている。でも、にじみ出る柔らかさとか透明感とかそういうものと溶け合って、なんだかちょっと心地いい。学校の自主制作フィルムを大人が覗いている背徳感がある。
2投稿日: 2016.12.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「なんかね、ここに立つと自分の輪郭がくっきりして」 ちょっときつめの逃避行がなんか心にグサグサ刺さってくる。女の子ってこんななんだーとか、男ってこんななんだとか、友達との明暗も、時間の経過も。いろいろな対比に心が揺さぶられる。 表題作は... これの後だと普通に思えてしまう。
0投稿日: 2016.09.19
powered by ブクログ『神様がうそをつく』ほどの衝撃はないにせよ、ああもう好みだ、すごく好みだ……。絵もだけれど、ストーリーテリングも、哲学みたいなものもいちいち撃ち抜かれる。/<よく知らない男の子と 慰め合って別れた/私は 誰も愛さないのかも知れないなあ>
0投稿日: 2016.09.01
