沖縄の文豪、大城立裕さんが亡くなられた。 ファンというほど著書を読んでいないが、「琉球処分」は読みやすくわかりやすく、沖縄の歴史を小説にするという手法がいいなと思わされた。 そんなわけで図書館で探してみたが、こういったエッセイというか私小説風なものしかなく、晩年のつれづれとした文章を読ませていただいた。感想もなにもないのだが、沖縄という土壌で大城さんのような方が育ったというのは誇らしい気持ちである。