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私が最近弱っているのは毎日「なんとなく」食べているからかもしれない
私が最近弱っているのは毎日「なんとなく」食べているからかもしれない
小倉朋子/文響社
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総合評価

24件)
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    ハッとすることばかりだった。 そして、明日から(今深夜なので)試せることばかりで始める前の今からわくわくどきどき!何だか自分が変わる予感がある。 食材を大切にしようと言う気持ちは地球に優しい暮らしを始めてから少し意識していたけれど、この本の伊勢海老の話はリアルで、わたしも明日からもっと感謝して味わって食べようと思えた。 それから、高級なレストランで食事をする機会がないのでマナーについて考えたことがなかったけれど、マナーは急にできるようになるものでもするものでもなくて習慣としてもっていると良いことがたくさんあるんだとわかった!学びたい!! それからそれから、1番素敵だと思ったのはお料理をサーブする方、接客の方のこともみてお礼を言うというお話。接客業をしたことがあるので普段から言うようにはしているけれど、こうやって専門家の人から言われると自分でやってたことが間違ってなかったと思えて嬉しいなあ そしてこの先生のこと大好きになった。 わたしの好きな大人をとても簡単に言うと、店員さんへの話し方が丁寧な人、となるもの。笑 読んでよかった〜! 星が4つなのは、何だか構成が読みにくかったから!!レシピのところとか、おすすめの食べ方のところなど表になってたら良かったなーと思う。 あまりにも単調で飛ばしたくなった(せっかちでごめんなさい)

    1
    投稿日: 2022.12.29
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    学者肌というか、オタクというか、とにかく食べることに対する熱意が尋常でない。変わった人だなぁ…思想が強いなぁ…と思いながら読んだ。 章によって共感できるところと、正直そうでもないところがあった。 命をいただいているという謙虚さを忘れて、自分の食べやすさを優先するのが美しくないから、魚を食べるときはひっくり返してはいけない???というのがよくわからなかった。調達や調理はどうすればいいのだろう? 料理の項は参考にできそうだと感じた。小松菜のお浸しと、白菜炒めはぜひやってみたい。 「料理をがんばる」のではなく、「料理に救われる」のが手料理の本来の姿=手料理セラピー ダイエットへの考え方も取り入れたいと思えるものだった。脳と内臓両方の整合性がとれる食事がいいんだろうな。 ひとり外食を楽しち、家族と囲む食卓に良いフィードバックを届けることに、少しずつチャレンジしてみたいと思った。

    0
    投稿日: 2022.11.29
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    外食は、元気な時こその醍醐味。 疲れている、悩んだり辛い時こそ料理に没頭することで無心になれてリセットできる。 五感をフルに使って料理を楽しみたい。

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    投稿日: 2021.07.10
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    著者の食へのとてもつない探究心、愛しさを感じられた。 食とはあらゆる命を「いただく」ということ。丁寧に一食一食に向き合うことの大切さを知った。 テーブルマナーについても触れられているのですが 今までとは違った視点からのマナーの考え方をされていて新鮮だった。 食べることが好きになれる本だと思う。

    0
    投稿日: 2021.02.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    食事に対する考えが変わった。 テーブルマナーを学びたいって思うようになる本。 とりあえず、ながら食べをやめようと思って、今はテレビもつけていない。 なんとなく食べていると、お腹いっぱいなのに「まだ食べたい」となるのは、「満腹」だけど「満足」になってない。という言葉に「それだ!!!」っなった。

    0
    投稿日: 2020.11.29
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    味がしない食事を義務的に食べ、 時間ないからスマホ見ながら短時間で済ませ、 食材選びの際に考えていることはPFCバランスとカロリー、罪悪感、写真の色彩バランス。。 これはやべえなと思っていた中、 素敵な本に出会いました。 毎日3回訪れる食事というワクワクする時間。 それをいかに大切に向き合うか。楽しむか。 食事からなにを発見して、心まで満たすか。 丁寧に書かれている文章は、以前楽しんでいた食事を思い出させてくれました。ほっとする本。

    2
    投稿日: 2020.07.24
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    食を見る視点に感動した。食べる行為を、こんなにも分析しながら、そして心で感じながら行うってすごいな。まずは朝食にミニトマトをかじりながらその味わいを噛みしめている。バイブルにしたい本だ。

    1
    投稿日: 2019.06.15
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    身勝手にならないこと。 周りへ配慮し、おもてなしの心を持つこと。 食に向き合うことで、自分自身に向き合う。 食を通した思想の本でした。

    0
    投稿日: 2018.10.14
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    響かないタイミングで読んでしまったー 出会いとき読みどきがずれてしまって、全然しっくりこなかったのが残念。きっと良い内容なんだろうけど。食べることはいきること、人を良くすると書いて食べるだもんね。

    0
    投稿日: 2018.08.14
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    食べるということは生きるということ。この本を読むと一食一食を丁寧に食べようと感じる。 たとえコンビニで買ったものであろうがファストフードで食べるハンバーガーであろうが、様々な人たちの思いが詰まっているんだろう。 健康志向の現代「体にいいもの」ということがフォーカスされがちだが、作り手が「丁寧に作ったもの」という基準を大切にしたいと思った。

    0
    投稿日: 2018.05.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    食べることは大事!ってのは当たり前で分かっちゃいるのだが、では具体的にどう大事にすればよいのか、そのための実践的な「食哲学」が語られる。 日々に接する食事だからこそ、ぞんざいに扱うことなく、きちんと敬意を払って向き合うことで、自分自身を磨いていけるように、出来る所から、少しずつ取り入れていきたい。 いただきます、ごちそうさまは、日本にしかない言葉。食べる前に、命を頂くことへ感謝し、食後にも再度感謝する、そういう考えを当たり前のものとして、言葉に取り入れてきた日本をもっと誇りを持とう!といった話にとても共感するのでした。 ・あらゆるものが手軽に食べられる形態でスーパーに並び、「命をいただくこと」を五感で実感しにくい時代。そんな時代だからこそ、五感をフルに使った食事を「意識する」ことがとても大事。 ・人は大きく見れば「人」として一括りにできるが、もちろん個々の人間味は全く違うのと同じで、野菜や果物だって、1つ1つに物凄い個性がある。今日食べるトマトは唯一無二のトマト。そう思って慈しみながらじっくりと味わう。じっくり味わう時は「生」で食べるのがお奨め。個々の個性を存分に味わえる。 ・まずは「視覚」で楽しむ。正面から見るだけではなく、縦横斜め、あらゆる角度から、眺めてみる。別の個性が発見できる。 ・次に「嗅覚」。素材に鼻を近づけ、思いっきり臭いを嗅いでみよう。瑞々しい香りが鼻孔に流れ込む。体の芯から臭いを楽しんでみる。 ・次に「食感」「聴覚」。歯触り、舌触りに意識を寄せる。噛む回数により、食感が徐々に変化していくことを意識すると、味わいがまったく違ってくる。噛みこむ時の「音」も意識してみる。シャリなのか、シャクなんか、パリなのか。自分なりの擬音語の発見を楽しもう。 ・最後に「味覚」。口に含んだ時、噛んだ時、噛みこむ時、何回も噛んだ時、他の食材と合わせた時、調味料を加えた時、どう表情が変わるのかを楽しもう。 ・本能の中で「食べる」という行為は唯一外から見られるもの。よって食べ方は生き方やその人自身の真意に直結している。 ・喰らうではなく、いただく。 ・食事7則。①フェイス・トゥ・フェイスの法則②指先フォーカスの法則③一口サイズの法則④自分ベクトルの法則⑤ノイズキャンセルの法則⑥絶景キープの法則⑦エンディング美の法則 ・自分以外の万物に対して、身勝手なふるまいをしていないか。 ・スープはすするのではなく、流しいれる ・ごはんをよそう→装い。ビジュアルの美しさ。 ・ひとりごはんこそ、ぞんざいに扱わず、周りの目を気にせずにゆっくりと食と向き合える時間として、大切にする ・仕事に流された時間割ではなく、自分の意思で決められる時間割を持つ。食事の時間を活用する。 ・いただきます、ごちそうさま。はじめと終わりの区切りをしっかりとつけることで、メリハリを。 ・いただきます、ごちそうさまは、日本にしかない言葉。命を頂くことへの感謝、食べ終わったあとに再度感謝する、そういう考えを当たり前のものとして、ことばに取り入れてきた日本をもっと誇りにもつ。 ・ランチョンマットを引いてみる。食事の空間に規律がうまれ、メリハリがでる。 ・食器の凄さを考えてみる。もしもなかったらどうなるか。 ・食器を定位置におく。左手前がごはん、右手前が汁もの、右奥が主菜、左奥が副菜。 ・手料理セラピー。料理を頑張るのではなく、料理に救われる。 ・ごはんを、無くなるまで噛み続け、味の変化する旨味をぞんぶんに味わい尽くす。 ・常温ごはん。炊き立ての温かいご飯とはまた違った、米本来の味を楽しめる。 ・口中調味。口の中でことなるオカズを組み合わせて楽しむ、日本にしかない食べ方。 ・生卵を割って、黄味と白身とを混ぜ、冷凍する。常温で少し回答したのち、ごはんにかけ、醤油を少したらすと、とろりん食感のタマゴかけごはんが楽しめる。 ・クッキーを冷凍して食べてみる。 ・ほめたくなかったらほめないこと。自分に正直に。

    2
    投稿日: 2017.12.08
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    ハッとさせられた。 思い返すと「食事」というものに対して 最近とてもぞんざいに扱っていたなぁ、と。 我々が一生のうちに出来る食事の回数には 限りがある。 だからこそ、一食一食を少しずつでも大事にしていこう。 そう気づかせてくれる一冊だった。

    0
    投稿日: 2017.12.03
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    禽獣はくらい、人間は食べる。教養ある人にして初めて食べ方を知る。 何となく食べていると満腹だけど満足にならない。 食べる快感をやめるご褒美は翌朝に訪れる。

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    投稿日: 2017.06.02
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    自己啓発に近い内容かと少し身構えたが、そうではなく食を全力で楽しむための本という印象だった。食の楽しみというと単に「おいしいもの」を目指しがちだが、何を食べるにせよ身構え、心構えのようなものは必要なのだなと。実践してみると少し生き方が変わりそう。

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    投稿日: 2017.06.01
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    「エサ」が「食事」においしく変われば、 あなたの心は強くなる。 「食べたい!」と思ったら10秒間見る、 割れたら悲しくなるほど愛おしい食器を持つなど、 食を考えて半世紀の著者が初めて明かす、実践的食哲学。

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    投稿日: 2017.05.01
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    疲れているときこそ手料理、というのに、なるほど、と思った。出来合いですませようと買って食べると、洗い物もしなくていいし、時間もものすごくあるはずなのに、どうしてかとてもわびしい気持ちになることを思い出した。 この本のとおりに、というのはちょっと難しいけど、この本を意識する、ちょっと思い浮かべてみる、というだけで少し何かが変わるのかもしれない。 装丁がかわいくてキャッチーで、なんとなく思い出しやすいし。まさかそれを狙ったのかなあ。

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    投稿日: 2017.04.30
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    健康というより思考、美かな! ランチョンマットと箸置き。 秩序生まれる。自分の食べる位置が明確になり、料理正面に座れる。きちんと食事に向き合う意識生まれる。 食べる前に炭酸水と最後のコーヒー→白湯とお茶かな 自分の一口サイズ 顔を上げる 食べたいと思ったら10秒見る!!

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    投稿日: 2017.03.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    この人感覚、わかるわかる、と言いたくなる。それほど好きなことが食だったんだな。 2017.7弱ってきたので再読。

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    投稿日: 2017.03.25
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    すごく忙しい訳ではないのに、何だか疲れている。最近、気になっていた時に見たこの本のタイトル。本当にそーなのか?と疑いながら読んでみた。 始めから「五感」を使って味わうなんて書いてあったし、他にもひとりごはんを雑に食べているとか、当てはまる事が多かった。 昼ごはんが、パンでも構わない。それが本当に今食べたくて選んだものなら。そしてそれを味わって食べる事。そこを読んで少し気が楽になった。 とにかく、実践あるのみ。「食事七則」を、頭に入れてやってみよう。 2017.1.20…2

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    投稿日: 2017.01.20
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    2016.9.26 読み始めて、テーブルマナーの小倉さんだと気付いた。読み終わってなんだかすごくあったかい気持ち。最近街を歩いていて行ってみたいと思うお店をいくつか見つけて。雑誌やネットで見つけるお店探しもいいけど、自分の目で見つけるのはなんだかわくわく。 食べることが大好き。ダイエットは常に頭をかすめるけど、感謝して美味しくいただこう、そう思わせてくれた本だった。

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    投稿日: 2016.09.26
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    「食事」とは大抵の人が毎日繰り返している作業。 漫然と行わずに一回一回丁寧に食と向き合うことで、人の五感は磨かれ、自分の選択に自信が持てるようになる。人生はより豊かになる。 では実際にどうすれば良いか?そのヒントが本書にはあらゆる角度から書かれている。 ---------- 例えば、「五感を磨く食事」 素材を見るだけでなく、匂いを嗅ぎ、咀嚼音を聴く。五感を使って食事をすれば、より良い素材を見抜く力も養われる。 ---------- 例えば、「食事のマナー」 マナーとは、自分以外のものに対し、身勝手な振る舞いをしていないか?という視点に立つところからはじまる。 決して自分をカッコ良く着飾るための手段ではない。 ---------- 例えば、「手料理」 手料理は面倒なものと思われがちだが、味の加減を自分で調節できるため、今の自分にあった食事を提供することができる。 料理は頑張るものではなく、救われるもの。 ---------- 例えば、「ダイエット」 脳が欲しいものではなく、身体が欲しいものを摂取する。 ダイエットは「肥満につながる無意識のクセ」を治すことが大事。 ---------- 筆者の方はかなり食を極めておられるので、そんなの真似できない…ということもありつつ、普段の食事で生かしたい考え方がたくさん。 毎日繰り返されることだからこそ、是非少しづつでも実践したい。 (読み終わってから早速毎朝ミニトマトを食べています!)

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    投稿日: 2016.03.23
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    あまり啓発っぽくなく、淡々と書かれているので読みやすい 「いいもの」を食べるということではなく、「食べる」ことに対する敬意の話は確かにな、と思った コンビニのおにぎりを食べるとしても、それに対して向き合う。本を読んで意識したのは、フェイス・トゥ・フェイスの法則。目の前の人との食事時間をしっかりと楽しむ。また、ちょうどその日の夕飯がカレーだったので、フォークで食べてみたのもよかった。 本に書かれていることは実践してこそ身につく。が、とっかかりのハードルは低くてよいと思っているのでちょうどよかった。平澤朋子さんのイラストが散りばめられていてかわいい

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    投稿日: 2016.03.12
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    毎日繰り返される食事をもっと大切にしようと思える素晴らしい本でした。もっと5感を使って食材に敬意と愛情を持ちながら食べることを楽しみたいと思いました。

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    投稿日: 2016.03.10
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    大学入学と同時に一人暮らしをするようになってから、また、会社に勤め始めてから、どこか食を疎かにしていたような気がする。 時間がなくても一食一食を大事に、その時間に集中する。 ながら食べをしないで食べるものに五感を集中させると、一つ一つの食べ物の味わい深さといった気付きに出会える。 そして、得られた満足感、研ぎ澄まされた五感は仕事屋生活にも良い影響を与えてくれる。 すぐには改善できなくても、やれることから少しずつ、今の自分の食事の時間を変えていきたいなと思った一冊でした。 簡単なメニューレシピ等も載っているので、何度も読み返したいと思います。

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    投稿日: 2016.01.23