
総合評価
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powered by ブクログ4巻に収録された1話完結の2編、何でもかんでもバランバランとタタイタタイの御利益に結びつけられることに憤慨した夫が妻を殺めそうになった話『叩けばほこりが出る』とコイントスで結婚相手を決めようとする話『そうは問屋がおろさない』に『スパイラル〜推理の絆〜』さを感じた。本編の謎は、偶然の積み重ね(天賀井さんのロボットの兄の手が異界人の頭を殴打して異界との共有が切れたために異界人が意識不明に。マキマキが記憶を封じるための札を、家に連絡しようと思って入った公衆電話ボックスの戸に引っ掛けて破ってしまったために8年間眠ることに。そして、そもそもマキマキは異界で生まれたもの)だった。異界の問題を解決(魂が還らないために異界人の数が減少。人間界と異界との扉を閉じることで解決できることが判明。人間界と異界では時間の概念が違うため数カ月のことが10年単位で換算。)するためにマキマキが異界へと還り、『浦島太郎』に準えた60年の時を経て天賀井さんとマキマキが再会したのは熱かった。
0投稿日: 2024.11.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最終巻ということを大々的に謳っていたから、そういうつもりで読んでしまった。 ただ、物語的には前巻までで概ねまとまっているので、大きな進展はなく、読者もこの世界観を理解した前提の小ネタエピソードを盛ってみた感じ。 ・・・ つつがなく物語は完結したわけではあるけれど、一読者視点から沢山の謎が残されているように感じる。 絶対何かの伏線と気を回していたのに、特に何事もなく終わってしまった部分が多い気がする。 路線変更云々あったようでもあるし、短い予定ながらもう少し引っ張れる内容が削られてしまったものなのかしら。 天賀井さんもそれほど普通じゃなかったし。
0投稿日: 2017.07.11
powered by ブクログ最終巻! しかし相変わらずの日常っぷりである。いや完全に非日常なんだけどめちゃくちゃ普通ーに過ごしてるので特に何も起こってない感がすごい。 天賀井さんも活躍してくれたけどそれすらもなんか地味である。いや活躍内容自体はすごいんだけどもなんかぬるっとしている。なるようになる。世はなべてことも無し。
0投稿日: 2017.06.26
