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ジャイロスコープ(新潮文庫)
ジャイロスコープ(新潮文庫)
伊坂幸太郎/新潮社
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総合評価

471件)
3.4
35
129
231
28
4
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    伊坂幸太郎短編集。久々に読んだが面白い。短い物語の中でも読者を裏切る仕掛けをしっかり仕込ませて驚かせてくれる。他にこの手の作家はあまり見かけないので定期的に読みたくなる。 残酷な人物や描写も少ないため誰でも抵抗なく読みやすい作品。

    0
    投稿日: 2026.01.04
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    よく分からないのもあったけど、全体的に面白かった。 少しでも繋がってる部分に気づいた時は嬉しかった。 相談屋の話は好きだった。

    16
    投稿日: 2026.01.03
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    『彗星さんたち』は短編お仕事小説でほっこり元気になれた。 『if』もスッキリして好き。最終話でそこと繋がるのか、というのも味わえて良き。

    10
    投稿日: 2025.12.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    どこでつながるのかわからない伏線が回収されると、やっぱり伊坂さんだなと思ってしまう鮮やかさ。 SFチックで回収されずに終わったとしてもそれはそれで良い後味でした。 「if」の話が結構好きだし、書き下ろしエンディングでその犯人を唆したのが相談屋だったというも良いオチ。相談屋の話はじっくり長編でも読んでみたい気もする。

    0
    投稿日: 2025.12.28
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    「彗星さんたち」は生きる気力というか明日もちゃんと生きるための元気を与えてくれる非常に良い短編でした。 巻末のインタビューは定期的に読み返すようにしたいです。

    0
    投稿日: 2025.12.21
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    とても濃い短編集でした。 伊坂幸太郎さんの作品はたくさんではないですが数冊読んだことがありとても好きです。 不思議な感覚に落としてくれる作品が多く、登場人物も特徴的でとても読みやすいです。

    1
    投稿日: 2025.12.19
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    暇つぶしに読むエンタメ小説、という感じだった。 叙述トリックがあったりと小説ならではの話も多いけれど、読んだ印象としてはちょっとしたテレビドラマを観たような感覚だった。特に誰かに感情移入するでも何かを学ぶでもなく、本当にエンタメとして読む本。 セミンゴまじで何なんだ。

    0
    投稿日: 2025.12.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    心に優しい話もヒヤッとする話もこもごも 安定の伊坂さんのワールド とりあえず、国務長官パウエルさんの名言集が読みたくなった

    0
    投稿日: 2025.11.29
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    伊坂幸太郎さんらしさが溢れる短編集だった。どの作品も味わい深く、かつ一本芯の通った作品に仕上がっていると感じた。この不思議な清涼感のある読後感を得られるのが伊坂幸太郎さんの作品であり、さらに多くの作品を読みたいし、ご本人には作っていただきたいと願ってやまない。

    0
    投稿日: 2025.11.19
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    今回の短編集は面白かった。前に読んだ「首折り男のための協奏曲」にガッカリさせられたので、あまり期待はしてなかったんだけど、楽しませていただきました。「ギア」は独特の世界観で、虫嫌いの私には気持ち悪さしかなかった。「ニ月下旬から三月上旬」は何のことやらサッパリ。 「一人では無理がある」は私の好きな伊坂ワールド。 「彗星さんたち」も良かったです。 オマケの「後ろの声がうるさい」は全体をシメる作品なので、なんだか、スッキリ。 やっぱり、長編が良いかな。

    1
    投稿日: 2025.11.11
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    全体を通じて不思議な世界観。一見バラバラな短編集だが、最後ではつながりを感じさせる描写もあり。「if」にはうまく騙された。

    1
    投稿日: 2025.11.10
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    読みやすいし、面白い。 最初何を言っているのかな!?となりながらも、最後になるほど!というこのスタイル好き。 あとがきに作者インタビューがあるけど、短編は読者が喜んでくれるように目指していて、長編は自分の好きなようにのようなニュアンスが書いてあって。 それがこの短編小説のエンタメ性にあるのかもしれないと。 ifが もしもあの時…自分なら。 そして って 考えてしまうね。

    0
    投稿日: 2025.09.06
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    読んでいてノレない方の伊坂幸太郎作品であった。 独特のユーモアというよりは今回は割とビター寄りかも。 短編らしい展開を齎すがどうにも今回は自分には合わなかった。 『濱田青年ホントスカ』でスタートさせたのは大正解。 助言あり〼。スーパーの駐車場にて営む相談屋。 これが思いもよらぬ展開に発展していくのは、 さすが伊坂幸太郎といったところ。 冒頭を飾るに相応しい伊坂ワールドなお話である。 だが、そこがピークでそこから緩やかに下降していく。 そんな感じでダラダラと読み進めてしまった。 短編というのは読む持続力も鍛えていかないと難しい。

    2
    投稿日: 2025.08.17
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    作品紹介・あらすじ 助言あり〼(ます)――。スーパーの駐車場で“相談屋”を営む稲垣さんの下で働くことになった浜田青年。人々のささいな相談事が、驚愕の結末に繋がる「浜田青年ホントスカ」。バスジャック事件を巡る“もし、あの時……”を描く「if」。文学的挑戦を孕んだ「ギア」。洒脱な会話、軽快な文体、そして独特のユーモアが詰まった七つの伊坂ワールド。書下ろし短編「後ろの声がうるさい」収録。

    0
    投稿日: 2025.08.17
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     いろいろなテイストの短編集。自分としては、「彗星さんたち」が一番面白かったです。よく分からなかったものもありました。  巻末のインタビューは、全部読んだことがある小説のことについての話で、興味深かったです。

    0
    投稿日: 2025.08.02
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    浜田青年ホントスカ、彗星さんたち が好きだった。 短編の作風自体もそれぞれ全く異なるけど、どれもいつもの伊坂さんとはひと味違う感じ。 伊坂さんの本はいつも後書き(今回はインタビューだが)がしっかりあるところが好きだなぁ。

    9
    投稿日: 2025.07.26
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    伊坂氏の色々な種類の短編が楽しめます。 統一したテーマがあるわけではありませんが、色々な短編が楽しめます。 ■浜田青年ホントスカ 怪しげな相談屋さんと浜田青年のお話 ■ギア 異世界?荒廃した世界?を爆走する車内での出来事 ■二月下旬から三月上旬 私とジョンの物語 ■if バスジャックにあった山本のお話 ■一人では無理がある とある大企業で働く従業員達のほっこりしたお話 ■彗星さんたち 新幹線の車内清掃員が出会った数奇な物語 ■後ろの声がうるさい ボーナストラック

    0
    投稿日: 2025.06.16
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    私の安易な予想など呆気なく裏切ってくれる意外な展開に唸ったり笑ったりした7つの作品集でした。 ご本人そっちのけで妄想が炸裂する「彗星さんたち」と浜田青年の話が特に好き。 〆の書き下ろしに仕掛けられた驚きと温もりが伊坂さんらしくてにんまり。

    1
    投稿日: 2025.05.14
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    伊坂幸太郎氏の短編。これ読んだっけ?と思い手にとってが、結局どっちかわからず読み終えた。「彗星さんたち」が一番好きかな。

    8
    投稿日: 2025.05.07
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    私は不完全燃焼になるので短編は好きではないのだけれど、伊坂幸太郎の短編は大体連作の場合が多いので、いつも楽しめている。 しかし!今回は違った… 「ジャイロスコープ」 相談屋の稲垣さんと、浜田青年の話、 浜田青年には何か謎があると思えたが、まさか、こんな結末になるとは… 「ギア) セミンゴという謎の生物が登場するいつかどこかの世界。 特にオチもない。こういう話が好きな人がいるのはわかるのだけれど、私は正直に言おう。本当に意味がわからない。 「二月下旬から三月上旬」 ミスリードさせて時間のトリックを使う。 ちょっとわかりづらいけれど、伊坂幸太郎らしい作品。 「If」 もしもやり直せたらと言う話なのに、実はそうではないというところが面白い。 「1人では無理」 最初のエピソードがどう生きてくるのか、最後に全部繋がって、そう来たか、となる。好きな流れ。 「彗星さんたち」 あくまで全部想像なのに、なんとなくリアリティを感じる。新幹線の清掃員が主人公の話。 なかなかエッジの効いた作品が集まっているけれど、やっぱり短編では物足りない!

    1
    投稿日: 2025.04.30
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    短編集と作者インタビュー。 新世界よりに出てきそうな生き物セミンゴが出てくるものや、サンタクロース、相談屋など世界観がさまざまな短編集。新幹線の清掃員の話、彗星さんたちが読了感よく好みだった。 インタビューも伊坂ファンとしては読みごたえがあった!

    1
    投稿日: 2025.04.23
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    初めて伊坂さんの短編集を読みました。 すごく面白かったけど,短編集だと中々入り込む前に終わってしまう笑 特にギアは最後まで不明だった笑 ただ“そういう”空気感は楽しめました。 彗星さんたちは、王道な雰囲気で面白かったです。 最後怒涛の連続で今までの登場人物が出るところは, なぜか懐かしい気持ちになりました。

    1
    投稿日: 2025.04.23
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    短編集。 もちろん、大好きな伊坂幸太郎作品だから、大変楽しく読んだのだが。 既読の作品があったのと、それぞれのボリュームが無いため、楽しいものの、物足りない。 もっと読みたい。 長編も短編も何でも読みたい。 伊坂幸太郎さん、休んでいる場合ではないですよ。 頑張れと言って欲しいなら何度でも言いますから、どんどん楽しいお話を書いてください。

    1
    投稿日: 2025.04.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    伊坂幸太郎の短編集。どれも面白くあっという間に読んでしまった。特に好きなのは「ギア」。独特な世界観に引き込まれた。 伊坂幸太郎の情景描写が好きだなと感じた。

    0
    投稿日: 2025.03.04
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    伊坂幸太郎ワールドはまだ私にはわからないのかも!15年目の節目の短編作品らしい。 とりあえず伊坂幸太郎さんの15年分の伊坂幸太郎さんの作品読んでから出直してきます。 独特の世界観でオチが難しかった。この話とあの話、ここで繋がってるのかな?みたいな発見があるのは面白かった。作風を感じるにはn数が足りません。

    0
    投稿日: 2025.02.27
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    ちょっと強引なところもあるけど、面白い。もう一度すぐ読み直して、ストーリーを確認してしまった。そしてより納得し、満足。盛りだくさんでした。感謝

    0
    投稿日: 2025.02.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    浜田青年ホントスカ 何も調べず読んでいると、以前読んだ道尾秀介さんのいけないにも登場した蝦蟇倉市が登場。浜田青年にホントスカとなる話。 ギア あとがきを読むと続編あるそうですが、こちらはお腹いっぱいでした。 二月下旬から三月上旬 イマジナリーフレンド?多重人格?と考えさせられながら読みました。 if 小説だからこそではありますが、見事に騙されました。 一人では無理がある ブラックナイトパレードという漫画のような設定でありつつ、主人公の特性が生かされていて楽しかったです。 彗星さんたち 新幹線清掃に関する物語。登場人物の考え方が面白く、それぞれの変化も味わえるあたたかい短編集。 後ろの声がうるさい 伊坂さん曰く、他作品の受け皿となるお話。つながりが感じられる良い終わり方でした。

    0
    投稿日: 2025.02.16
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    私の思う伊坂幸太郎さんらしさがあまり無く不思議な読後感。と思っていたら、後書きで「読者に求められているもの」と「書きたいもの」の違いについて触れられていたので、ご自身でも分かるところがあるんだなあと見透かされたような気持ちになった。 そこを分かっても書き続けるの、大変じゃないのかな…と凡人ながら感じてしまった。

    2
    投稿日: 2025.01.18
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    んー、面白いが自分の好きなテイストの伊坂幸太郎じゃなかったかな。あとがきにも書いてあったが、「オーデュポンの祈り」から「オー!ファーザー」ぐらいまでのポップな感覚時代。その辺りが好きで、本作はシリアス寄りの中期よりの作品に感じる。 以下、短編なので一つずつの感想。 浜田青年ホントスカ なんか、登場人物が好きになれなかったなぁ。人間味が感じられないのが、そう感じるかも。相談屋のトリック所はワクワクしたんだけどなぁ。 ギア なんか、筒井康隆みたい。でも、セミンゴちょっとイメージしずらい。 二月下旬から三月上旬 結局、妄想なのか現実なのか?こういう作品嫌いじゃないが、なんか、ひきこまれなかったのよねー。 if 本作ではこの短編が1番面白かった!バスジャックに巻き込まれる話 1人では無理がある 怖いよ。でも、最初から警察呼べよ。そして、この話にちょっと、無理がないかい? 彗星さんたち 新幹線の清掃員のお話し。これもちょっと、こじつけに感じてしまった。 後ろの声がうるさい すわっ!この短編の集大成か!?と思ったんだけどねー。 本作は全体的にそこまでハマれなかったなー

    33
    投稿日: 2025.01.16
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    前半の方は、特にセミンゴの話とかはかなり謎で本当に伊坂さんの世界観がただ存在してるって感じだった。後半の一人では無理があると彗星さんたちは読みやすかった。

    1
    投稿日: 2025.01.10
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    伊坂幸太郎の短編集全7編。乗り物関連が多め。 クリスマスに読みましたが、ちょうどそれに関連する話もあり、伊坂ワールドが堪能できる作品。 特に、最後の「後ろの声がうるさい」では、その前の全6編をつなげ、拾い上げるような展開に感服。 「アイネクライネ〜」や「残り全部〜」然り、さっぱり楽しく気楽に読める小説でした。 (さっぱりすぎて、時間経つと話を忘れがちですが) 巻末の15周年インタビュー記事も面白く読ませていただきました。

    15
    投稿日: 2025.01.05
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    短編集 知らずに手に取ったのでびっくりでした。 本人も最後に書いてますが、伊坂幸太郎っぽくなくてよけいにびっくり。 その辺りが物足りなかったかなと。 最後の章で頑張って集めてくれた感は嬉しかったです。

    1
    投稿日: 2024.12.29
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    "サンタクロースもミスをする。" という帯に惹かれて手に取った短編集。 伏線やユーモアがたっぷりの内容で、先日某奇妙な物語が放送されていたこともありその余韻のような不思議な世界観に魅了された。 中でも『彗星さんたち』は新幹線の清掃を生業としている人にスポットを当てた作品。 降車乗車を除いた7分間で新幹線内を掃除しているという事実にとても驚いた。 仕事において大事なのは、冷静でいること親切でいること。私も心がけようと思う。 最後の書下ろしは全人類の大好物。各話の登場人物が交差する世界線のやつ~。 ぜひ、クリスマスのプレゼントにおすすめしたい1冊です。

    1
    投稿日: 2024.12.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    嘘のようなほんとの話で、今年購入したこの文庫本(紙の本)は2015年の初版なのだ。…私はタイムリープを体験してる??? 「if」や「一人では無理がある」「彗星さんたち」そして「後ろの声がうるさい 」、伊坂ワールド真髄のタイムリープ(ワープ)・パラレルワールドを存分に楽しんだ。ときどき「???」があって何度もページを行ったり来たりして… 伏線回収も真髄なんだけど…(もちろん!伏線回収、スカッとする!好き!) だけど、伊坂ワールドの時間と時空が繋がったりするも真髄の1つかな、と。

    5
    投稿日: 2024.12.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    雑誌やアンソロジーなどに掲載していた7つの短編による短編集。 7つのお話のほとんどが実験的な内容になっていてとてもおもしろかった。特に時間の叙述トリック的な構成が多く、そういう展開が個人的に好きなのですごく嬉しかった。 一つ一つのお話につながりはないのだが、最後の書き下ろし小説が短編同士の繋がりを感じさせられた。最後のインタビューで作者自身も触れているが、わかりやすくこの短編集を表しているようで良かった。

    1
    投稿日: 2024.12.04
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    短編集は私にはあんまり合ってないみたい。設定に入り込めないのもあるし、おもしろいのもあるけど、なんか難しすぎる。他の人の感想を読んでも難しかった! 伊坂幸太郎の本をたくさん読んだ上だとまた違う感想を持つらしい。

    0
    投稿日: 2024.10.06
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    意欲作を集めた短編集なだけあって、伊坂幸太郎っぽさが薄い感じがするけど、やっぱり伊坂幸太郎作品だ 「if」と「彗星さんたち」が良かった 書き下ろしの「後ろの声がうるさい」が最後にぴったりだった

    0
    投稿日: 2024.09.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    『浜田青年ホントスカ』からはじまる不思議な短編集。まずは謎の相談屋の話。 『ギア』ではセミンゴがキモすぎて、実在するのかググりながら読み、 『二月下旬から三月上旬』は不安な気持ちになりながらも先が気になって仕方なく一気読み! (でも何が起こっていたのか解説というか、謎が全部繋がるのを期待してしまったけれど、説明はなかったです。。) 『一人では無理がある』がちょっと粋なサンタシステムのお話で楽しく読めました! 『彗星さんたち』も市川くんの仮説が面白すぎて最高! 『後ろの声がうるさい』は全体のかるい受け皿、繋がりの回収って感じでした。 ちょっと伏線回収を期待しすぎたかもしれない! 構えずにもっとふわっと読んでも良かったかも!

    0
    投稿日: 2024.08.20
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    「一人では無理がある」が最も印象に残った。こんな組織が本当にあれば良いのにと思える内容だった。 「ギア」は私の好みには合わなかった。

    1
    投稿日: 2024.08.10
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    久しぶりの伊坂幸太郎だったがやはり面白い。 「一人では無理がある」は何がどうなっているのか分からず読み進め、最後にスッキリ❗️ そしてこのお話が後の短編でも登場したりして短編の繋がりとして面白い

    0
    投稿日: 2024.08.10
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    短編であり、その話には小さな繋がりがある。 小さな繋がりが幸せな物語に彩られる。 最後には心がホッとするような気持ちになりました。

    0
    投稿日: 2024.07.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    学生時代くらいに読んだ記憶がある本を隙間時間に少しだけと思い、手に取って読むと最後にどうやってつながっていたのか気になって、全部読み切りました。 久しぶりに伊坂幸太郎先生の作品を読みましたが、会話のテンポや世界観が大好きだった頃を思い出してまた他の作品も再読したくなりました。 彗星さんたちが新幹線の清掃員にフォーカスを当てているのと出てくる言葉もすごく好きでした。 『世界で千番目くらい大変』私はもっと下位だろうなあと思いました笑

    0
    投稿日: 2024.04.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    伊坂氏の作品が好きで、この一年、過去作から振り返るかのように、既読未読ともにいちから読んできました。 本作は短編集ですが、伊坂色がありつつもこれまでと趣を異にする作品でありました。 ・・・ その中でもSF色が強くこれまでと趣向が異なるのが「ギア」であったと思います。 近未来のディストピア的世界では「セミンゴ」に地表という地表が食い荒らされているのです。バスに乗り込んだ数名の老若男女と運転手との会話から徐々に様子が浮かび上がる。 ・・・ ちなみに私のお気に入りは、「一人では無理がある」と「彗星さんたち」。 「一人では無理がある」は、言わば「本当の」サンタクロースを営むNGOの話。 それぞれの家庭の事情からプレゼントなど望むべくもない子供にプレゼントを届ける団体の話。ここの人事がこれまた適材適所としか言えない個性的な人物をリクルーティングし、多少のトラブルがあっても、適切なプレゼントが子どもたちに配られるというもの。思いこの団体側の内情・視点から物語が描かれます。 「彗星さんたち」は、新幹線の清掃係の方々の話。 これまた当該業務に就く方々が個性的で、かつ遭遇するお客様が非常にユニーク。やや業界よりな所が気にかかるものの、倒れて意識の戻らないリーダー「鶴田さん」を思うそれぞれの視点がやがて新幹線で出会うお客様の様子と重なる様は秀逸。 そのほか、「浜田青年ホントスカ」「二月下旬から三月上旬」「if」「後ろの声がうるさい」を収録。どれも伊坂色が大なり小なり混じっているものの、どこか新たなエッセンスが感じられました。 ・・・ ということで伊坂氏の短編集でした。 そうそう、あとがきとして対談が掲載されていました。 15年を振り返ってと銘打って、デビューから15年間の作品を振り返るものです。そこに、作風の変化への意欲等も書かれていました。 まあ確かに、おんなじやり方を一定年限続けていると、少しやり方を変えてみようと思うものですよね。私も今の業務、10年続いてしまいました。そして少し飽きがあります笑。 当初はいつもの伊坂氏とちょっと違う、と少し違和感(不満?)がありました。とはいえ、ここから更に進化するのかもと思えば、この試みもまた将来の傑作への布石となるはず。今後の作品についてもまた期待しております。

    0
    投稿日: 2024.02.25
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    【gyroscope】 ①gyro 輪、螺旋 等  scope 範囲、余地 等 ②回転するコマを三つの輪で支え、自由に向きを変えられるようにした機械。応用により、物体のずれや揺れを防ぐ。 これらから、軸を同じにしながら各々が驚きと意外性に満ちた個性豊かな短編小説集のタイトルに利用したみたいです。 で、すっかり勘違いしてしまい、7編の短編が何かしらの繋がりがあると思い込み、途中までどうにかストーリーを組み立て直したりしていたのですが、各々別の短編集でした。違うところにエネルギーを使ってしまって、すっきり読めていないのですが、伊坂さんが狙っていたところの、多少不条理な出来事が発生したとしても、特有のエンタメ感は残しつつ、ユーモアあふれる結末に修正をされていくジャイロスコープ的短編集なのだと思います。

    70
    投稿日: 2024.02.16
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    一人では無理がある。 サンタさんのお話し。これがいちばん面白かった。他は微妙だった。 ギヤ セミンゴはびっくりするくらいおもん無かった。 伊坂幸太郎が好きなだけにジャイロスコープはちょっとガッカリだった。

    1
    投稿日: 2024.02.15
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    相談屋・セミンゴ・サンタクロース・清掃員など登場人物たちが絶妙な匙加減の味付けをされて美味しく仕上げられた料理のような一冊。 どれもいい持ち味、隠し味があって、どれを一押しするか悩ましい。

    2
    投稿日: 2024.02.13
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    7つの小説の登場人物が最後にまとまって全員集合が良かった。こうやって登場させるんだぁ…と思ったらページを読む手が止まらなかった。私も相談事を聞いて貰いたい。

    10
    投稿日: 2024.01.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白い。しみじみと面白いなあ。短編集ながらしっかりと世界が構築されていて、あれ、もう終わっちゃうの?というところでさっと終わる。もっと読みたくなる短編。

    3
    投稿日: 2024.01.08
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    7つのお話しが詰まった短編集本。総合的に言うと、あまりおもしろくなく少し残念でした(ーー;) 「浜田青年ホントスカ」「if」「一人では無理がある」が良かったです!  「彗星さんたち」の中で鶴田さんが言った、『常にベストをつくせ。見る人は見ている』っていう言葉、胸に響きました(^-^)

    25
    投稿日: 2023.12.22
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    ほぼ1日で読了。サっと読めるのが伊坂文学の魅力。 よくわからない話も、あったかい話も。 小説の良さ、楽しさを改めて感じた日でした。 ありがとう。

    0
    投稿日: 2023.12.18
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    自宅でずっと積本にしていたのを ようやく手に取りました笑 というのもやっぱり短編は苦手なんですよね 伊坂さんの本って 私は世界観に入るまで時間がかかってしまって ようやく馴染んできた頃に話が終わってしまうので 読むのに苦労しました 特にギア、二月下旬から三月上旬あたりでは もう読むのやめようかなと 何度か思ったんですが どうにか読み進めました 結果頑張ってたよかった笑 一人では無理がある 彗星さんたち 後ろの声がうるさい はとても楽しく読めました(^^) やっぱりリンクが好きな読者なのです笑 星は間をとって3つにしました インタビューもとても面白かったです(^^) 今まで読むのに苦労する作品もあったので とても納得できました どうしても伏線回収や面白い会話を期待してしまいますが笑 これからもいろんな作品を残していって欲しいです

    71
    投稿日: 2023.12.05
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    if 一人では無理がある 彗星さんたち が良かったです。。 関係のない各短編を最後の 後ろの声がうるさい でまとめてくるのが伊坂さんらしいですね。

    0
    投稿日: 2023.11.06
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    伊坂さんらしさ有り、ヘーっこんな感じ?と思うものあり面白かったです。「if」「浜田青年」「一人では無理がある」が特に良かった。一人では…の方は先日読んだクリスマスを題材にしたアンソロジーでも読んだけど、やっぱジーンときて良いな。

    0
    投稿日: 2023.11.01
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     著者インタビューに書かれていた伊坂幸太郎らしくない作品が、最早1周回ってらしい気がしてくる。人気のある『浜田青年ホントスカ』『一人では無理がある』『彗星さんたち』が好き。義父が数年前に新幹線の清掃員の仕事をしていたが、短時間で清掃する大変さを聞いたことがある。職場での彗星さんの話もっと聞いとけば良かったな。よくわからなくて不穏な雰囲気もあるけど牧歌的な短編集。

    2
    投稿日: 2023.10.18
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    実家に置きっぱなしだった、伊坂さんの作品を発掘。 長編も好きなんだけど、短編も好きなんだよなぁ… 最後のデビュー15年目のインタビューに伊坂さんが長編と短編に込めた想いの違いについて触れてて腑に落ちた。 ・一人では無理がある ・彗星さんたち が好きだった。伊坂さんぽいようなぽくないような感じも合わせて好き。 短編だから一緒にアンソロジーを書いてる人の作品も気になるなぁ。

    2
    投稿日: 2023.10.15
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    伊坂さんの文庫オリジナルの短編集。まず、やっぱり面白かったと言っておく。 最初の「浜田青年ホントスカ」は伊坂さんらしい。なるほど、そういうことね、伏線回収をと楽しめた。 「ギア」はセミンゴに尽きる。この世界観。思わずググってしまった。(笑) 「if」はバスジャックされたバス、の乗客を経験した主人公が、同じ状況に陥る話。 「一人では無理がある」も面白かったな。サンタってあんな組織があったんだ。結果オーライの権化。(笑) 「彗星さんたち」新幹線の清掃員たちの不思議なお話。そもそも新幹線に乗らないので知らなかったけど、そんな職業があるんだと。「 後ろの声がうるさい」はそれまでの話の総括的な物語。そして最後に伊坂さんのインタビューが。 どれもこれも期待を裏切らない面白さ。

    6
    投稿日: 2023.09.29
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    初期の伊坂作品はお気に入りで読んでいたが、離れてしまって6年ぶりに手にした。しかも短編集は初めて。 15周年の総決算の感慨と今後への意欲を見せるインタヴュー形式の語りは面白かった。 7編の短編はテーマもラストの落ちも登場人物のジャンルも実に様々。そしていずれの収束に運んでいく手法に至っては自由人伊坂氏の本骨頂。 ついて行けない短編もあったが、読み終えてなんか底に流れる色彩、臭いが共通したものがあるのは不可思議。 「一人では無理がある」「彗星さんたち」は人情ドラマ、他の作家が書いたならもっと違った会話、科白だったろうなと思う場面もあったりし、伊坂氏独特に上からf冠したような冷めた視線が好みだった。

    1
    投稿日: 2023.09.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「浜田青年ホントスカ」 浜田青年が相談屋のもとで働くうちに、明らかになる真相のお話 たまたま過去読んでいた「いけない」の弓投げの崖が出てきて感動した!!! 「if」 もしも、〜だったらを体現 もしも困っていたお婆さんを助けていたら、バスジャックに合わなかったかもしれない…! 「ギア」 謎の甲虫セミンゴに追われる話 彷彿とされるのはゴキブリ。テラフォーマーズ的な感じを想像してゾッとした。 「二月下旬から三月上旬」 唐突に現れる坂本ジョンと主人公のお話 これはよくわからなかったけど坂本ジョンはもうそうなのかな? 「一人では無理がある」 現実にこのサンタクロースを運営しているかのような会社が実在したら面白いなぁと思った。 「彗星さんたち」 電車の清掃をする中で見る鶴田さんの生涯のお話。 「後ろの声がうるさい」 上記の6つから繋がるお話し。 の7つからなる短編集

    0
    投稿日: 2023.08.07
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    なぜか読んでいなかった一冊。これにて伊坂幸太郎単独作品読破です。わーい! 2015年の作品なので、昔の伊坂さんだ!と興奮しながら読めました、味わい深い。 最後の「後ろの声がうるさい」まで、順番どおりに読んでほしい。久しぶりに「ワア!?」って声だしちゃったよ。(家なので問題なし) 「浜田青年ホントスカ」面白かったし、「if」は今の伊坂さんに通ずるところがあるし、「一人では無理がある」は王道だし、「彗星さんたち」は本人もあとがきでおっしゃってたけど女性主人公&お仕事小説で新鮮だった。全部スタイルが違っててさすが。 あとがきで言ってた、いつか書きたい「物騒な人たちが家に入ってきて電話で助けを求める」って設定、ホワイトラビット?と思った。

    0
    投稿日: 2023.06.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「1人では無理がある」好きでした。 あとがきの伊坂幸太郎さんのインタビューが良かった。確かに伊坂さんの短編と長編ではかなり印象が違うというか、短編はSFだったり非現実的(隕石が落ちて世界が終わるとか)な設定が多くて、結末もすっきりしないというか全ては語られない感じだけど最後の章でそれぞれ別の話だと思っていた登場人物がさりげなく1つの話の中に出てくるような受け皿を作っている作品が多い気がする。 伊坂さん自身は長編は自分のために、短編は読者のことを考えて書いていると言っていたけど、好き勝手書いて、色々な雰囲気の作品が出来上がる長編の方がわたしは好きだな。アイネクライネナハトムジークや終末のフールみたいなどこかあたたかみを感じる短編も好きなのだけれど!

    0
    投稿日: 2023.06.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    伊坂さん作品の振れ幅が分かる短編集になってる。たぶん人によって好みの作品が異なるんだろうな、と。自分は、厳しい現実の下でも救いのある「一人では無理がある」と「彗星さんたち」が好み。冒頭の「ホントスカ」は、伊坂作品らしいよね、という感じだったのだけど、前半の怖い話2つは異世界に急に飛んでしまう流れに、頭と気持ちが入り込めなかった。 そして「後ろの声がうるさい」。バラバラに書いたはずの作品をまとめて落ちをつけてしまう力量には感服。 パウエル国務長官の名言集、ホントにあるのなら買ってみようかなあ…

    2
    投稿日: 2023.05.16
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    ちょっと暇ができたので図書館でレンタル。いい出会いでした。伊坂さんの短編集+プロローグといった流れで、色々な伊坂幸太郎を見ることができた。そしてなんと言ってもプロローグにあたる「後ろの席がうるさい」書いた時も、場所も、きっかけも印象も何もかも違う物語をこの章だけで綺麗にまとめきったのは流石という他ありませんでした。隙間時間に読めるので気負わずに読んでみてください!

    3
    投稿日: 2023.04.21
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    短編集(7話) 「if」と「後ろの声がうるさい」が良かった 作家さんのライフステージ的なものによっても 面白さが違うのかもと思った

    3
    投稿日: 2023.04.01
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    数年ぶりに再読。 色々な企画(アンソロジーや雑誌の特集など)のために書かれた作品が集められた短編集なので、作風はさまざま。前半はあまり好みでない話が続いたのでやはりせっかくならば連作短編集の方がいいなぁ…と思っていたのだが、最後の「後ろの声がうるさい」でそれぞれの話をつなげるような話があったのと、巻末のインタビューでそれぞれの企画の説明など執筆の経緯や意図が書かれていた(朝井リョウの『発注いただきました!』みたいだなぁと思ったら、まさに「if」の企画については共通していた)のが面白く、一気に満足感が増して、結果もう一回読み返してしまった。すると、好みでない、と思った話も、今度は面白く感じられたような。短編集ではあるが、通して読むとより楽しめる作りとなっていると思う。 ちなみに特に好きだったのは「if」「一人では無理がある」「彗星さんたち」。 「デビュー十五年目という節目なので、”文庫のおくりもの”的なものを作ってもいいんじゃないかな」、という(編集者の)目的から作られた、初めての文庫のオリジナル短編集とのこと。表紙に「a present」と書かれている。また、新潮文庫100周年の黄色いスピンであることもあり、特別感がある。

    4
    投稿日: 2023.03.26
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    「伊坂幸太郎」の短篇作品集『ジャイロスコープ(英題:a present)』を読みました。 『アイネクライネナハトムジーク』に続き、「伊坂幸太郎」作品です… 先月に読んだ『火星に住むつもりかい?』以来、8作連続で「伊坂幸太郎」作品ですね。 -----story------------- 書き下ろし短編収録!  初の文庫オリジナル小説集は、驚きに満ちた七つの「伊坂」ワールド!! 助言あり?(ます)――。 スーパーの駐車場にて“相談屋”を営む「稲垣さん」の下で働くことになった「浜田青年」。 人々のささいな相談事が、驚愕の結末に繋がる『浜田青年ホントスカ』。 バスジャック事件の“もし、あの時……”を描く『if』。 謎の生物が暴れる野心作『ギア』。 洒脱な会話、軽快な文体、そして独特のユーモアが詰まった七つの「伊坂」ワールド。 書下ろし短編『後ろの声がうるさい』収録。 ----------------------- デビュー15周年の節目を記念して2015年(平成27年)に、初めての文庫オリジナル短編集として発売された作品で、以下の7作品とインタビューで構成されています。  ■浜田青年ホントスカ  ■ギア  ■二月下旬から三月上旬  ■if  ■一人では無理がある  ■彗星さんたち  ■後ろの声がうるさい  ■十五年を振り返って 伊坂幸太郎インタビュー 「伊坂幸太郎」作品の特徴である、散りばめられた伏線がすべて回収されてい… という展開は踏襲されているので、それぞれ愉しめましたが、特に印象に残ったのは、『浜田青年ホントスカ』、『一人では無理がある』、『彗星さんたち』の3作品でしたね。 蝦蟇倉市へやってきた「本当っすか」が口癖の「浜田」が、相談屋の「稲垣」と出会いアシスタントとして働くことになるが… 終盤、「稲垣」が「浜田」を雇った理由や、「浜田」の正体が判明することにより、意外な展開を見せるミステリ色たっぷりの『浜田青年ホントスカ』、 ある会社の、ある仕事… 一般には秘密裏に行われている事業活動、その仕事の奥は深い… そんな仕事の謎が解けることにより、怪しげな仕事が、子どもに夢を与える仕事であることが判明するが、それだけでなく、いつもミスをする「松田」の仕事ぶりが、実はとても世の中の役に立っていたという、ファンタジー色が強く温か味のある結末が心地良い『一人では無理がある』、 新幹線の車内清掃の仕事に就いた「二村」は、主任の「鶴田」から様々なことを学ぶ… そして、仕事にも慣れ、他の清掃スタッフとも馴染んだ頃、「鶴田」が脳溢血で入院する… 「鶴田」不在のその日、仕事が終わってから、清掃スタッフの間で交わされた人間模様の中から、「鶴田」の人間ドラマが浮かび上がり静かな感動を覚える『彗星さんたち』、 この3作品は、ホントに良かったですねー 最後に収録されている書下ろし短編『後ろの声がうるさい』が、これまでの6作品を巧く紡いだ受け皿となっていて、感動のエンディング… という展開も巧いもんですね、、、 愉しめる一冊でした。

    0
    投稿日: 2023.03.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    7編の短編 最後書き下ろしの「後ろの声がうるさい」でエンドロールのようにそれまでの登場人物らしき人がちょっとずつ顔を出すけど、基本的には独立した短編の物語 浜田青年ホントスカがぎゃふん!という意味では一番好みだった 語り手に騙されるのが読者としてはたまらなく気持ち良い ギアは、架空の生き物セミンゴが出てきたあたりで、ちょっと待って分からん分からんとなってしまった SF?は設定の理解に時間がかかるので、頭の中で映像化するのが難しく、これは慣れが必要だと思った 伊坂さんの作品の場合、短編であってもそれぞれの話の関連を探ってしまうから時間をおかずに一気に読む(前の話の記憶があるうちに次々読みたい)ので、結局長編を読むような気持ちで読んでいる感がある 個人的にはもう少し一話一話ボリュームがある方が好きかも、と思った (時間が経って再読したときには、また感想が変わってるかもしれないけど)

    0
    投稿日: 2023.03.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ・浜田青年ホントスカ ★★★★ 物語の雰囲気がTHE 伊坂さんって感じやった。 浜田青年と稲垣さんの会話が淡々としててなんか良い。 浜田青年は実は浜田青年でなく殺し屋ってのはびっくりでその後の稲垣さんとの会話も変わらずな所が良かった。 ・ギア ★★ セミンゴはナウシカの王蟲を想像させられた。 特に最後のシーンは王蟲や。 ・二月下旬から三月上旬 ★★ 読んでて意味が分からなかったがそれぞれ年代が違う2月下旬〜3月上旬にかけての出来事の話し。 ・if ★★★★★ 良かったー!ここまでこの本読んで前2つが微妙やったので心配だったー 20年前の出来事とほぼ全く同じことが起きる。 同じバスに乗る男たちと関わりがない中、地味にみんな同じ思いで屈辱を晴らすのが良かったー! ・一人では無理がある ★★★★★ 伊坂さんって感じの結末でむっちゃよかったー! 前半はストーカーが家に襲いにくる話。 後半はなんだかよく分からない特殊な会社で働く人たちの話。 その会社はサンタクロースにプレゼントが貰えない子たちにプレゼントを贈る会社。トナカイもいてちゃんと空を飛んで届けにもいく。 よくミスをする松田くんが誤ってドライバーやら鉄板を送るが結果的にそれが子どもたちを守るアイテムになる。 ラストは前作と後半の内容が交差し、誤って送った鉄板により助かるという読んでて清々しく楽しかった〜〜〜 これだから伊坂さんの本は読むのがやめれない!笑 ・彗星さんたち ★★★ 新幹線を掃除するスタッフの話。 それぞれのスタッフ達が会ったお客さんが鶴田さんの歴史なんじゃないかってのが良かった。 もうちょっと深掘りしてもっと読みたかった! あとパウエル国務長官の本、むっちゃ読みたくなった笑 ・後ろの声が出てうるさい ★★★★ 今回登場したそれぞれの人物とか出来事が、微妙に絡んでて面白かった! 最後の途中やめの手紙がよかった!

    3
    投稿日: 2023.01.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    短編集 前半の作品はよく分からないが、後半の作品は面白かった 最後の後ろの声がうるさいは 短編をまとめる為の無理矢理な感じが好きではなかった また読みたいとは思わない

    3
    投稿日: 2023.01.02
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    助言あり〼(ます)の看板を掲げる謎の相談屋。バスジャック事件の”もし”あの時…を描く作品。あっと驚くものから、どこか心が温まる作品など、色鮮やかな作品が揃うデビュー15周年を記念した短編集。 七編の短編からなる本作「ジャイロスコープ」は、起承転結の”結”の部分のない、読者にその後を想像させる。といった内容が多かったような気もします。 なので、心躍るどんでん返しや、伏線とその回収といった伊坂さんらしいと呼ばれる作品が好きなんです、という方はあまりしっくりこないかもしれませんが、それでも伊坂ワールド満載の短編集です。(僕はこういう書き方の作品も結構好きなんですけどね) バスジャックに遭ってしまった主人公の、あのとき、こうしていれば…を描く、”if" 暴漢と化したストーカーと、結果オーライの申し子とサンタクロースを巡る、”一人では無理がある" 新幹線をきれいにして、お客様を出迎えてくれる清掃員さんたちのお話、“彗星さんたち" などなど、どの作品もどこか心温まる作品の数々。 「今度こそは自分をがっかりさせてはならない」 僕としては20ページにも満たない “if” がお気に入りです。みなさんも、興味があれば手に取ってみてくださいね。

    8
    投稿日: 2022.11.12
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    子供叱るな来た道だもの年寄り笑うな行く道だもの 妙に心に染みたが、暴力者から出た言葉だったのはなんだか皮肉だ。 伊坂さんの文章は相変わらずおもしろい。 特に「if」と「1人では無理がある」が好きだった。 予想の斜め上をいく伊坂さんの結末。 だから、やめられない。

    5
    投稿日: 2022.10.31
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    いやー、これはこれで面白かったですねー。 まず蝦蟇市が出てきてびっくりして、 正直途中は??と思う場面もあったけど、 「ひとりでは〜」と「彗星さんたち」は 著者らしさが出てて好きでした。

    18
    投稿日: 2022.10.27
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    伊坂さんの短編集、とても好き。 これ、本当に書きたい事だったんじゃないかな。。。 伊坂さんの織りなす時空に唸る。。 最終章への持っていき方、本当に好きな一冊です!

    1
    投稿日: 2022.10.07
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    久々の伊坂幸太郎作品。 あー、こういう感じだったっていう懐かしさに浸りながら。でもなかなか消化不良なお話が個人的には多かった印象。 一人では無理がある、は伊坂さんぽさが強くて結末もなんとなく想像できたけど好きでした。

    0
    投稿日: 2022.10.04
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    七つの話からなる短編集。全体的に、ミステリーのようなSFのような不思議な話が多かった。特に好きだと思ったのが、『一人では無理がある』と『彗星さんたち』の二作品。どちらもある職場で働いている人たちの姿を描いていて、人の温かさが伝わってきてほっこりした。最後の作品も、前の六作品を上手くまとめていて、いい終わり方だった。

    4
    投稿日: 2022.09.15
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    今回の伊坂作品は、短編集。 新書の文庫化というわけではなく、文庫オリジナル。内容は過去にアンソロジーに掲載されたものなので、読んでいる人は多いかもしれない。 ラストエピソードには、いつも通りの伊坂ワールドが待っている。 巻末にあるが、『全作読んでいる人が、読んでいてよかった』と感じる作品、是非これからも書いていっていただきたい。

    0
    投稿日: 2022.09.12
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    いつもの短編集とはまた違う趣だった でもラストはやっぱり上手くまとまってた! 本編と同じくらいあとがきのインタビューが面白かった

    0
    投稿日: 2022.09.04
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    短編集はあんまり好きじゃないのですが、結構楽しく読めました! 星3.7〜3.9くらい、4には満たないかなというくらいです。 うーん。「浜田青年ホントスカ」は好き。…と思いながら読み進めましたが、後半に入り「if」と「一人では無理がある」も面白いなと思いました。7つの短編中3つ、結構面白いなと読めたので良かったと面白います◎ でも、やっぱり長編が好き。 最後でパーッと謎が晴れるとか、大団円で終わるとか、そういうことを求めているわけではないんだけれども、やはりじっくりじわじわストーリーが深まっていって、あれとこれとが繋がって、心にある程度重みのある読後感を残してくれるのは長編だなぁと思いました。 でも伊坂幸太郎好きだから読まずにスルーすることもできず。短編も読むけど、毎回うーーん、と思ってしまうのです。。 まだ読んでいないタイトルをと手に取り、短編か長編かよく考えずに読み始めることが多かったのですが、これからはちゃんと確認してから(まずは長編から)読みたいと思います。 短編だと分かって読んでいけば、また違った気持ちで楽しく読めるのかも。

    0
    投稿日: 2022.08.30
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    バラバラの短編集、最後の話で少しだけリンクします。個人的には彗星さんたちの話がよかったです。ちょっと不思議でちょっとじんときます。鶴田さんのパウエル長官の言葉、見てる人は見ている、など。パウエル長官の本読みたくなりました。

    3
    投稿日: 2022.08.12
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    「彗星さんたち」が好み。仕事や育児を通して感じたものが1人の人間の一生を考えることに繋がり、何のための日々なのか考えさせられる。SF的な考えからドキュメンタリー要素に繋いでいくのがうまく成立していて、それに繋がるキャラクターの描写も主張しすぎず前半部も楽しめた。 「ギア」のような意欲作もあり振れ幅が広い短編集なので最後の受け皿的な話は無くてもよいと感じてしまった。

    0
    投稿日: 2022.07.29
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    短編小説だけど、全てが繋がっている話 いやー 伊坂幸太郎は好きだけど、この本を面白いと理解するには僕の力が足りないわー

    2
    投稿日: 2022.07.04
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    シュール!!!笑 伊坂幸太郎マニアなら笑いながら読めるけど、違うのであれば無理して読まなくてもいいかと。笑 4 / 10点満点中

    0
    投稿日: 2022.06.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    新幹線の号数と人類の進化?人の一生が移り変わる彗星さんたちが一番好きな話だった。一人では無理があるも、ある人のミスが巡り巡って結果的にいいことになる伏線回収がすっきりよかった、サンタクロースの分業会社があったらいいなーと思った。最後の短編は他の短編の総まとめで色んな人物やセミンゴが出てきて楽しかった。でもセミンゴってなんなんだろう?名前を口に出したくなる。

    5
    投稿日: 2022.05.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    7編の短編集で1話1話が短くてテンポ良いしめちゃくちゃ面白かった!7つ目の話が1〜6を繋げる書き下ろしで、この本を読んだ人しか「おおお!」てならない仕掛けで嬉しかった!

    0
    投稿日: 2022.05.19
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    もともと軽く読める文体の作家さんで、短編集ということもあって、どの話もテンポがいい。 「浜田青年ホントスカ」と「if」が印象に残りました。

    2
    投稿日: 2022.05.18
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    一回図書館で借りて読んだ事があったのを忘れて購入。 そうだそうだ、確か前もセミンゴをネットで検索して、それでこの本自体ギブアップしたんだった。 今回は最後まで読めたが、いつもの伊坂幸太郎が好きなのでこの本は読み返す事はないかな。 そうは言っても一気読み。伊坂幸太郎おそるべし。

    0
    投稿日: 2022.05.15
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    それぞれ全く異なる世界観を持つ短編が、どうやって繋がるのかと頭の片隅で思いながら読んだのが敗因。ひとつひとつはとても魅力的なちょっと不思議なお話し。

    0
    投稿日: 2022.05.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    助言あり〼(ます)――。スーパーの駐車場で“相談屋”を営む稲垣さんの下で働くことになった浜田青年。人々のささいな相談事が、驚愕の結末に繋がる「浜田青年ホントスカ」。バスジャック事件を巡る“もし、あの時……”を描く「if」。文学的挑戦を孕んだ「ギア」。洒脱な会話、軽快な文体、そして独特のユーモアが詰まった七つの伊坂ワールド。書下ろし短編「後ろの声がうるさい」収録。 浜田青年ホントスカ、ギア、二月下旬から三月上旬、if、一人では無理がある、彗星さんたち、後ろの声がうるさい ギアのセミンゴ、すごい気になる。続編読みたい。二月下旬〜はよくわからなかった、力不足m(_ _)m 一人では〜、すごく面白かった。ミスが人を救うなんてすごい才能。本人は気づいていないのがまたカッコいい。後ろの声がうるさい でこれまでの話がうっすら繋がるのがまた伊坂さんぽくて好き。

    0
    投稿日: 2022.05.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    私が好きな短編と最後に繋がるやつ! クリスマスの話が、最後にハッとなって面白かった。 まだ、よくわからないとこが結構あるからもう一回読みたいれ

    0
    投稿日: 2022.04.15
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    伊坂さんについては長編の方が好きだけど、今作は面白かったです。特に彗星さんたちはとても好みでした。読めてよかった。

    0
    投稿日: 2022.04.14
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    セミンゴらへんはファンタジーがすぎると思ったけど、全体通して読み終わった感想としては、伏線ましましで伊坂幸太郎っぽいなと思った。短編集だからさらっと読めるし、読後感も良い。サンタクロースの話と新幹線の話がすき。

    0
    投稿日: 2022.03.13
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    短編集ではあるが、一つ一つを読み終えるのに時間がかかった。その中から拾い上げるなら、「一人では無理がある」だ。 クスッと笑える場面があるからだ。伊坂幸太郎氏の笑える場面は鉄板である。 人事に関して、「仕組みは作れるが問題はそこで働く人材だ。ろくでもない人間が一人いれば、それだけで会社は傾く」あれっ、コレって私の事だろうか。

    3
    投稿日: 2022.03.02
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    他の人も書いてたが、1発目の浜田青年ホントスカは、伊坂氏に弄ばれてる感覚がするくらい、想像の上をいく面白さだった。他は、あまりピンとこず。

    0
    投稿日: 2022.02.14
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    短編集は期待してたほどでは無かった。 やはり伊坂作品は色んな物語が複雑に入り混じって伏線回収していくのに惹き込まれるからか。

    0
    投稿日: 2022.02.12
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    一人では無理がある 彗星さんた が面白かった それ以外はあまり 初めて読む伊坂幸太郎の本ではなかった感

    0
    投稿日: 2022.02.10
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    一話目が感動するほど面白かった。伊坂幸太郎の描くキャラクターはいつも変っていて憎めない素敵な人々なので、短編で終わってしまうのが惜しい。

    0
    投稿日: 2022.01.31
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    この短編集は伊坂幸太郎さんの大ファンである私が読み逃していたものです。 あえて、各短編のストーリーや感想は書かないで、巻末のインタビューが伊坂さんの作品歴なので抜粋して(平成27年に書かれたものですが)伊坂さんの作品歴を振り返ってみます。 十五年を振り返って 伊坂幸太郎インタビューより ○この作品は文庫のオリジナル短編集。デビュー十五年目という節目なので”文庫のおくりもの”的なものを作ってもいいんじゃないかと思った。 ○デビュー作の『オーデュボンの祈り』から最初のほうは何も考えず、ひたすら自分が書きたいと思ったものを一つずつ、完成させていった。『ラッシュライフ』『陽気なギャングが地球を回す』『重力ピエロ』『アヒルと鴨のコインロッカー』『グラスホッパー』『砂漠』『オー!ファーザー』あたりまでが第一期。小学生期。 ○『ゴールデンスランバー』『モダンタイムス』『あるキング』『SOSの猿』第二期。 ○『マリアビートル』は昔に戻って書いた小説。 『ガソリン生活』は「実験的」な作品だけど自信作。 ○『夜の国のクーパー』『死神の浮力』『火星に住むつもりかい?』は「怖いこと三部作」 「戦争」「自分の死、大事な人の死」「魔女狩り的な世界」という心から恐ろしいと思っていることがそれぞれの底にある。 ○阿部和重さんとの合作『キャプテンサンダーボルト』は大学受験を終えた高校生のような感じ。 ○長篇は自分の一番やりたいこと、自分のために書くだけ。短編はそれに比べて読者のことを考えて、「面白い仕掛け」「驚きのある展開」を用意しようと思う。長篇よりも短編集のほうが読者に人気がある気がする。 『チルドレン』『死神の精度』『終末のフール』『バイバイ、ブラックバード』『残り全部バケーション』『アイネクライネナハトムジーク』 私はやっぱり伊坂さんの初期(小学生期)の作品が好きだなあと思います。 でも、私が迷いに迷ってブクログの本棚で伊坂さんの作品No1に挙げた『マリアビートル』は第二期に書かれているけれど、昔に戻って書かれた作品だからやっぱり選んだんだと納得しました。 本当はNo1は『オーデュボンの祈り』でも『陽気なギャングは地球を回す』でもよかったのですが、少し新しい作品を入れておいた方がいいかもと思いあえて選びました。「昔みたいな作品だって書けるんだよ」と言う意味で書いたと伊坂さんはおっしゃっています。 『マリアビートル』ハリウッドで映画化、おめでとうございます!

    75
    投稿日: 2022.01.18
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    幻想×SF×少しミステリ?要素もあった。 伊坂作品では珍しいテイストの短篇集だったけど、 どのジャンルも好きだからか楽しく読めたし、 摩訶不思議なこの世界に、また浸りたいと思った。

    3
    投稿日: 2021.12.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    始めは伊坂幸太郎っぽくないと思い、なかなか進まなかったけど やっぱり優しさに溢れてる作品でした。 特に「後ろの声がうるさい」が良かった。 今までの登場人物が出てきて繋がってるのが面白かったし、 父と子が思いやりをもって忘れずにいたのが感じられて、優しい気持ちになった。 立て続けの伊坂幸太郎作品。 優しさと繋がりってやっぱり、すてき。

    0
    投稿日: 2021.11.28
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    面白いというよりも作業のような伏線&回収だった。伊坂幸太郎さん好きだったけど飽きたかな?と思わせるような感覚を覚える作品でした。

    2
    投稿日: 2021.10.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    浜田青年ホントスカ スーパーホイホイの説明から始まり、プレハブ小屋で相談屋を営む稲垣さんと浜田青年の奇妙なお話。 短編のため、話に出てくるものすべてが結末と関わっていて読んでいる時にこれなんだっけとなることが多かった。 ギア 男女複数人がフォルクスワーゲン似のバスに載せられ行先も告げられず、どこかに向かいながら殺人や、おかしなスパムメール、人類を脅かすセミンゴが登場するお話。セミンゴが一体何を表しているのかわからなかったし、登場人物のつぶやきもなにか意味があったのだろうが、わからなかった。 2月下旬から3月上旬 入院している母と、痴呆の疑いがあって死んだ父、その2人の息子の慈朗、小学校からの慈郎の友達のジョンの話。読んでいるうちはほっこり系の話かなと思ったけどジョンと2人でファミレスに居て、お会計をする時の店員の反応を見てほっこり系ではないと感じた。 題名の意味もわからず、なんだか不気味な話だった。 if 通勤のために毎日同じバスの同じ位置に乗る山本がバスジャックに遭遇してしまう話。 もしあの時〜していれば、バスジャックに合わなかったかもしれないから、もしあの時〜していれば、バスジャックを未然に防げていた。だから今回は と、前向きな考えになっていたのが面白かった。 1人では無理がある ある母親が、娘からの緊急の電話がかかってきた所から始まる。ホラー系の話かなと思ったが、次のシーンでは新たな登場人物が出てきて、会社員の話に入る。 突然の物語の主旨チェンジに驚いたが、最後はスッキリして終わった。 題名の意味もその通りだなと思った。 彗星さんたち 新幹線の車内清掃をする女の人の話。 正直に言ってつまらなかった。伊坂さんらしくなく、物語も平坦でこれまでの話と比べると伏線もなく一定のスピードで緩やかに話が進んでいる感じで面白さを感じられなかった。

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    投稿日: 2021.10.15