
総合評価
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powered by ブクログ小説というよりもポエム、 自己啓発というよりもスピリチュアル、 そんな本。 「食って寝るだけの人生なんて嫌だ」 「あいつらと私は違う」 “意識高い系”という言葉が一時期流行ったが、「意識が高いこと」、それ自体は何の問題もない。問題があるとするなら、「私はあいつらとは違う」と、周囲を下にみるような態度をとるときだ。はみ出しものでかまわないが、だからといって、私以外のその他を蔑めば、愛のない人となる。 では、周囲に手を差し伸べることが「愛」か。裕福な人が貧しい人を支援すれば、それが「愛」なのか。 ──ぶっちゃけ、「胡散臭い本である」と、私はそう思った。 その印象は最終章を読むことで少し変わったが、「『私』と『大衆』を明確に線引し、分けている」という印象は最後まで拭えなかった。 *** 「物語として楽しめるか?」といえば、面白いとは思わなかった。 しかし、「なぜこの本が爆発的に売れたか?」を考えることには価値があった。 出版当時の時代背景、ヒッピー、宗教、保守、体制批判、自由……。 本書が「影響力のある、パワーのある作品」となったのは、当時の時代背景や価値観によるところが大きいだろう。 しかし、「時代は繰り返される」ならば、本書に希望をもらう読者は再び現れるだろうし、そういった意味では普遍的名著といえる。
8投稿日: 2025.12.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
はい、というわけでね トレードマークは荷台に描かれた聖徳太子の一万円札! 恐妻家で子だくさん いつも明るくて、情にもろくて騙されることも多いそんな人 運転技術もたいしたことなくて、腕っぷしもからっきしだし、けっこうなビビり だけど一番星桃次郎のピンチには必ず駆けつけ、恐怖に震えながらも4トン半の小さなトラックで倍以上あるトラックに立ち向かいます そうなんよ!わいのヒーローは桃次郎じゃなくて「やもめのジョナサン」やったんよ! なんでジョナサンはそんなことが出来たんだろう? それはきっと自分の心の声に常に忠実だったからじゃないか?と思うのです 本当はすぐにでも逃げ出したい状況で、迷わずアクセルを踏み込めるのは、自分の心の中にある大切なものを決して捨てることがなかったから そんな風に思うのです だからジョナサンは道を間違えなかったんじゃないか、ヒーロー足り得たんじゃないか ジョナサンが僕たちに教えてくれるのは「自分の先生は自分」ってことなんじゃないでしょうか 最後ちゃんと『かもめのジョナサン』の感想になってるっていうね(さすが)
58投稿日: 2025.09.28
powered by ブクログパート1でジョナサンが限界に挑むところが好みでした。後半になるにつれて考えさせられる部分も多かったです。
1投稿日: 2025.05.22
powered by ブクログ第4章がよかった。読者一人ひとりの心に一羽のカモメが寄り添ってくれ、そのまま新しい景色の中へ連れていってくれるような作品だなと感じた。繰り返し読みたい
0投稿日: 2025.04.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
あとがきが最高! 自分の疑問に向き合うために翻訳に挑戦したという著者の思考に感銘を受けた。 食べるために生きることは醜いことではないという翻訳者の意見に賛同する。 アメリカはトップダウンの神的な主導者の存在を渇望する。 神聖なもの、完全なものになりたいと思い、努力すればなれるという思想的な物語だった。 かもめ版ドラゴンボール。 スーパーサイヤかもめ。 瞬間移動はスピードを極めすぎ。 脳細胞がトップギアにもほどがある。
1投稿日: 2025.02.12
powered by ブクログ周りから遅れを取らないように、気がつけば人生の喜びを後回しにしてまで必死に生きていた日常に、新たな活力を与えてくれた本。 ジョナサンは決して、同調圧力に飲まれることなく、「飛ぶ喜び」を追求する。その生き様に、私ももっと毎日を、自身の人生の喜びを追求するように生きていいのだと励まされた。 また、落ち込んだり、感動したり、また反省したり、一喜一憂するカモメの姿は、愛らしくもあり、私たちも共感できる部分が多々あるのも面白い。 ストイックに飛行の練習を繰り返すカモメの描写を読むと、無性に私も物事に熱中して努力をしたくなってきた。 とはいえ、一日中好きなことをしているわけにはいかないし、嫌でも生きるために働かなくてはならないこの世の中。それでも、読破後の気持ちを忘れないでいたい。 「教えの神格化」など他にも重要なテーマが含まれている物語で、全てを消化するのは難しかった。また間を空けて読み返してみようと思う。
1投稿日: 2025.02.06
powered by ブクログ働く喜び、生きる喜びを追求することによって、働く意味、生きる意味を自ら理解することができれば本望である。形式化、儀式化を通じて本質が変容することは避けられないのだろう。
1投稿日: 2025.01.05
powered by ブクログ何度も読み返していくうちに新しい発見がある本なのかもしれない。常識に縛られて無限の可能性があることに目を背けていませんか?という感想を「今の」自分はもったが、もっと深い真理を伝えているような、実はそうでもないような。不思議な本。
0投稿日: 2024.10.03
powered by ブクログ噂で聞いていたがビレバンでふと出会い読んでみることに。星の王子さまとも対比される人生の喜びについて書かれている寓話らしいのだが断然こちらの方が良い!とにかく生きる喜びや好きなことを追求して、それを愛を持って人に伝えていくこと。「われらすべての心に棲むかもめのジョナサンに」という冒頭の言葉がよく示している。生活に気を取られてばかりいずに、ちゃんと生きる意味を追求すること、群衆に思考を停止して同調しないことを肯定してくれ、勇気をくれる作品。
1投稿日: 2024.09.01
powered by ブクログこれから新たなこと挑戦しようとする人の背中を押して、自由に導いてくれるような本であった。 周りに何を言われようと自分の自由に生きたらいいし、挑戦したことを周りに教えてたり、それを活かして助けてあげたりすることのできる人になれたら素敵だなと思った。
1投稿日: 2024.06.13
powered by ブクログただエサを食べたり、死なないようにすることは「生きる」ことではない。 学び、失敗し、その中で喜びを見つけ、苦しいながらも精一杯自分の限界に抗うことが「生きる」ことなんだと。 周りから批判したりされようが、自分の信念を曲げずに孤独に生きるジョナサンの強さ 小さな世界、特に地元から離れることで新しい世界や仲間と出会える。 まさに人間社会でも同じことが言えると思った 故郷に帰り、高みを目指すことではなく弟子たちに教育するところに愛情深さを感じた 一部抜粋 191ページ ジョナサンにとっては食うことよりも、飛ぶことの方が大切なのである。それだけではない。飛ぶだけではなく飛ぶことの意味を知り、さらにそれを超えることすら彼の求めるところなのである。 読むと理解が深まる https://moko.onl/kamome/
1投稿日: 2024.06.05
powered by ブクログ久々に読んだらすごい体育会だな〜という感想になった。マッチョイズム。 Part Four初めて読んだ。滑稽さが好きだった。 五木寛之のあとがきがとてもよかった。原著との距離感が近すぎず淡々としていつつも色んな視点から語っていて頷きながら読んだ。
3投稿日: 2024.05.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
人は人でしかないんだと思いたいと思った。 能力、考え方、時代、色々な物事が混ざり合って今の自分がいると思った。 そんな簡単じゃないぜえ、自由 そもそも自由って自由じゃなかったりするぜ。 それがそもそもの間違えだぜ そんな事を言ってちゃあなれねえぜ、自由。 みたいな考えが右往左往しながら読みました。 4章は、宗教とかニヒリズムを感じられて面白かったです。 考え方も普遍的ものなんて無いのかもですね。 ベルセルクの魔女さんが言ってたみたいに円環ではなく螺旋なんでしょうね。 五木寛之さんの批評を全部読むと、色々な角度からの見方があると勉強になりました。
3投稿日: 2024.02.14
powered by ブクログ開始: 2023/11/9 終了:2023/11/10 感想 光り輝くカモメ。その姿を追って輝きを失うカモメ。大衆は愚かなのか。聖人は生まれつき成人なのか。宗教に救いはないのか。残響は消えない。
0投稿日: 2023.11.09
powered by ブクログ生きていく上で必要な事。それは自由と冒険と愛。多分そういうような事を書いていると思うんだけど私には難しかった。読んでて、自分の内面を探り出されるような感覚がたまらなく気持ち悪かった。
1投稿日: 2023.09.06
powered by ブクログ高いところから大衆を見おろすカモメをなぜ神的に描くのか?という解説が鋭かった。あるエコビレッジに滞在した際にすすめていただいた本ではあったけど、アメリカも含めてヒッピー的な方たちにウケているのがどうしてなのかはよくわからない。
1投稿日: 2023.08.13
powered by ブクログカモメが主人公で、カモメの視点で全てが描かれる不思議なお話だった。所々に本物のカモメの写真が挿入され、勢いよく飛ぶ姿を見ることができた。 尖った杭でもそれを貫き通せば己の道を確立し高みを目指すことができる。 そんな気持ちになるような作品。
1投稿日: 2023.07.13
powered by ブクログ完成版として発売時から新たにPart Fourが追記された本書で初めてこの作品に触れたが、あとがきでも書かれていたように、Part Threeまでだったらあまり面白いとは感じられなかったかもしれない。 当時はアメリカのヒッピーから人気が広がったという話だが、それは理解出来つつも現代ではあまりウケないだろうなとも感じた。 Part Fourにおいて、始まりに戻り時代は回るという事を感じさせられたのが良かった。
1投稿日: 2023.06.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
リチャード・バックの本は、読み始めるとたちまち辺りに静謐で夢の中の様なふわふわとした浮遊感に包まれる感じがして、プロペラ機で1人空を飛行している時はきっとこんな感覚なのかな。と夢想してみたり昔からとても好きなのだが、最近になって第四部があった事を知り今回初めて完成版を読んでみた。 不思議な世界のカモメの話は、人間社会に生きる私たちがその意味を考えるうえで示唆に富んだ内容ではあるけれど、第三部までは童話(?)寓話(?)的な世界観の色が強く、説教くさく感じないまま物語は終わるという印象を持っていた。 第四部ではジョナサンが会得した飛行技術や「カモメとはどんな存在か」を若いカモメ達に教えていく中で、やがてジョナサン自身が神格化され、本質であるはずの飛行技術を学ぶ者や自分とは何者かを考えるものがいなくなっていく。 きっと仏教やキリスト教も、はじめは「隣人に愛を持って接する」とか「家族を大事にする」とかシンプルな事が本質であったはずなのに、誰が何を言ったかとか教義の解釈の違いとか、本質的ではない物事で人々が分断されていく事を示唆しているように思う。 第三部までの構成では「星の王子様」的なファンタジーなお話の印象が強いが、第四部を含めると人間社会とリンクする部分も相まってフワフワとした読後感の心地良い感覚が少し薄まる気がして、そこがイマイチという感想もよく見かける。 けど、この完成版の方が物語全体としては起承転結がはっきりしていて分かりやすく、個人的には「アリ」かなと思う。
1投稿日: 2023.05.13
powered by ブクログいろいろと思うことはあった。だが上手く文章にできない。本好き、哲学とか道徳とか好きな人は一度読んでみる価値はあると思う。これを読んでどう思ったか、人によってきっと違うと思うから、できることなら誰かと感想を言い合いたい。
1投稿日: 2023.04.19
powered by ブクログこの本は1970年代にアメリカ西海岸のヒッピー達が回し読みして広まって、何年後かに爆発的に広まったらしい。50年くらい前に出版されたのに、最後のPart fourが書き出されたのはつい数年前なんだ。 ヒッピーだから大勢に媚びないジョナサンの生き方が支持されたのか。 とにかくジョナサンは強くて自由で、自分を貫く。 正しい掟というのは自由に導いてくれるものだけだ。それ以外に掟はない。 自分と彼らとの違いは、本当の自分というものを理解し始めていて、そのための練習を既に始めているということだけだ。 ジョナサンはただ単にフィジカルに「飛ぶ」ことの歓びを追い求めた結果、自然に内面の大切さに気づき哲学を持つようになった。内面の追求は彼の目的ではなかったけど、結果そうなった。 どっちか先か…生きる意味を見つけるのは、何か好きなことにのめり込んでいれば、後から見えてくるものなんだと思う。 最後の「ジョンと呼んでくれ、ジョナサンだ、よろしく!」というセリフは、ロボコップが復活して「マーフィー」と言った時みたいで最高でした。
0投稿日: 2023.03.29
powered by ブクログ飛びたいから飛ぶ。群れの仲間たちや両親から理解を得られずとも自分の限界を追求するジョナサン。挑戦することがなににも代えられない歓びだと肯定してくれるような一冊でとても救われた。
0投稿日: 2023.03.27
powered by ブクログ生きる目的って。 寓話なのかファンタジーなのか。児童文学の姿をしてるのに、読んでみたらとんでもない方向に流さる作品。エンデの「モモ」のような衝撃を受けました。 谷口けいさんが好きだった本。ということで気になり読破。70年代後半に世界中でブームになったそうなので、知ってる方もいるでしょうか。 かもめのジョナサンは、飛ぶことが好きなカモメ。 他のカモメは餌を摂るために飛ぶが、ジョナサンは飛ぶこと自体が目的。より一層美しく、速く、「飛ぶ」ということをとことん追求していく。 そんな他と違うカモメはどこの群れでも馴染めず、追放されしまう。そんなはぐれカモメ達が集まり、ジョナサンは飛ぶことをさらに追求し続ける。そこで出会った師匠の教えを受け、ジョナサンは卓越した境地に達する。 物語は驚くほどグイグイ進み、ジョナサンはどんどんカモメ離れしていく。そして生きる目的を悟ったジョナサンは「優しさと愛の真の意味」を探しに群れに戻る。 元々はここで終わるはずだった3章に、完成版では第4章が追加されている。 この本は話の流れがどうのこうの、という作品ではなく、 もっと強いメッセージのために形作られた、劇薬のようなもの。という印象。 ゾーンに入る方法を体系的に解説した本。とも呼べるし、 神が生まれ、形骸化していく流れを描いた本、とも呼べる。 かもめの写真がたくさん載ってて可愛い本でもあるし、 カモメを人間に置き換えると…という本でもある。 生きる目的って、生きることじゃない。 ただ生きていく、それは本当の意味で「生きて」ない。 ジョナサンにとっての生きる目的は、 「学ぶこと」「発見すること」「自由になること」 飛ぶことを学び、新たな飛行法を発見し、限られた肉体さえも凌駕して完全に自由になること。 それこそが、生きる史上の喜びであり、地上の楽園である。 どうも文章化すると胡散臭さが勝ってしまいますが、児童文学と思って読むと火傷します。
1投稿日: 2023.03.14
powered by ブクログ50年程前、アメリカで出版され、西海岸から話題になって、日本でも大ベストセラーとなった小説。何故、再びの完成版?というところだけど、当時第3部までの作品で、実は第4部があったんです。ということらしい。五木寛之創訳。ですので、翻訳物としては、読みやすいと思います。未読でしたので今回初読。 一貫してカモメを擬人化しています。主人公ジョナサンは、食べるという動物の本能的行為よりも、飛ぶこと、いかに早くいかに高くに彼の生活の全てをかけます。家族や群れは、それを否定します。群れから孤立して、それでもひたすら飛ぶ。 物質主義からの離脱、からの精神世界への旅立ち、からの修行しての解脱。 加えられた第4章は、ジョナサン亡き後の彼の名声と崇拝が方向性を見失うみたいな感じですかね。 生き方の模索中の方とかには、響く物があるかもしれません。
55投稿日: 2023.02.08
powered by ブクログ以前、Part Threeまでを読んだとき、この小説をあまり好きにはなれなかった。その理由は、五木寛之氏が1974年版のあとがきで述べていた、この小説に対する違和感と、たぶん同じところから来ていたと思う。 食べることにしか関心を持たないかもめの群れから離れて、主人公のジョナサンは、ただ一羽で飛行の練習に励む。孤独をおそれないこと。自己を鍛錬すること。それは時には大切だし、飛行のシーンでは、さすが飛行機乗りの作者で、飛ぶことの快感が生き生きと伝わってくる。けれど、、、 「スピードは力だった。スピードは歓びだった。そして純粋な美ですらあったのだ」(p. 38) なんて文章に出くわすと、無邪気にパワーとスピードを礼讃する未来派の芸術ような危うさも感じたのだった(五木寛之氏が指摘したように、この小説にはジョナサンの母親を除いて女性(メス)が出てこないが、未来派が女性を蔑視したことは有名。不思議な共通点だ)。 さらにPart Twoで異世界に行き、カンフー映画の老師みたいなカモメのもとで修業して瞬間移動を体得するところまでくると(ドラゴンボールみたい?)、もはやストーリーについていくのが馬鹿馬鹿しくなっていた。身体能力の極限に挑むことと、身体を超えた能力を獲得しようとすることとの間には、それこそ飛躍がある。 そして、作者自身が信じられない結末と語り、長らく未発表だったというPart Fourが、加えられた。 かつてはぐれ者だったジョナサンは、いまや神格化され、盲目的に崇拝する群れができあがっている。形骸化した信仰に疑問を抱いたかもめのアンソニーのもとにジョナサンが降臨するラストは、希望の光が射し込むようだった。 でも、と思う。このPart Fourが果たして必要だっただろうか? Part Threeまでとは違う暗いトーンの後日談だからではない。むしろ、ストーリーは同じ構造をもう一度辿っているだけなのだ。愚かな群れとそのリーダー(長老/幹部生徒)、それに反逆する若者(ジョナサン/アンソニー)、彼が孤独の果てに出逢う師(老師チャン、聖ジョナサン)。 堂々巡りなのだ。だからこそ、作者はかつてPart Fourがなくても、充分に語り尽くしたと考えたのではなかっただろうか?
0投稿日: 2022.09.07
powered by ブクログ移動の新幹線で読み終えられるほどに短い本ではあったが、正直良くわからなかった。入りきれなかったという感じ
0投稿日: 2022.06.09
powered by ブクログ余りに神話的というのか、聖書を呼んでいるような不思議な信仰心がページを捲れば捲るほど芽生えていくのだが、少し期待値を上げすぎた感が否めない。ただなぜだか分からないけれど最後のページを閉じた時、ジョナサンにまた会いたいと思った。
0投稿日: 2022.04.07
powered by ブクログ・雨の日 ・紅茶屋 ・ヒッピーの聖典。 ・お店に置いてたのでナナメ読み。 ━━━━━━━━━━ ・アルケミストと同様にスプーンの油にも触れている。 ・ジョナサンの教えはやがて本質ではなく形式のみが受け継がれていく。 ・パート4が書かれたのは近年、40年かかったそうな。 ・すべてが茫洋としてすべてが確信系の本。 ・印象的だった部分↓ ・ジョナサン:「自分を追い出した者に教えてあげなさい」 ・ジョナサン:「私は皆と変わりない、自分の事を知り、すでに練習を始めていることが重要だ。」 ━━━━━━━━━━ ・飢えた事がある世代と、そうでない世代では大切にしているものが違う。 ・大切なのは丸が重なる部分。 ・丸の重なりに何を入れる? ・それがスプーンの油? ・もう少し考えてみます。 完
0投稿日: 2022.04.03
powered by ブクログ形而上学の学びと人間が陥りやすい(現在の人間社会が陥っている)罠、宗教や権威についてカモメの社会を通じてフィクションでありながら、はっきりと描かれている作品
0投稿日: 2022.04.03
powered by ブクログ今のわたしにとっては掴みどころのない作品。 わかったような気がするところがあると思ったら、気付けば置いていかれているような… 定期的に読み返すと、その時々の自分の状態で印象が変わるのかなあという感じ。
1投稿日: 2022.01.28
powered by ブクログ以前、友人からお薦めされた本。 読んだ人により千差万別だと思うけれど、私は ・まつり上げ、讃えたり信仰したりすることが重要なのではない。その大元にある考え方を自分自身によって体得することこそが重要。 ・肉体の限界が精神の限界なのではない。肉体は場所や時間など様々な制約をうけているため、無限の思想が自由をうむ。 ということをこの本から感じ取った。
6投稿日: 2022.01.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
示唆的な物語が単純に理解できない、頭に入って来ない感覚。時間を空けて再読したら何か変わるかもしれない。飛ぶ喜びがすごくいきいきしてるのが良かった。 最後の章は示唆どころかはっきりしてて分かりやすかった。偶像崇拝について、自分もそういった部分がないか考え直そうと思う。
0投稿日: 2021.10.28
powered by ブクログ頭では何かしらの良い示唆的なものを感じる気がするのだけれど、もやもやとした違和感が最後まであった。確かに食べ物のために争い合う事はやめたいと思うけど、食べるために飛ぶ人生(鳥生?)の何がダメなんだろう?とも思った。 ダメなあのカモメたちを、自分が教え導かねばというらエゴイズムのようなものを感じる箇所もあった。 ただ、純粋に飛ぶという行為に喜びを見出し、一心に上を目指して技術を磨く姿はとても素晴らしいと思った。 最後の章の展開はとてもリアルで、どきっとした。 崇高な人物の存在が崇拝され、その教えを覚えることだけに満足し、体を動かして練習するという一見すると地味な学習をしなくなる、これは自分自身を振り返る大事な気づきだった。
1投稿日: 2021.09.26
powered by ブクログひとつのことを極めることで得られる解脱、悟りようなものはあると思う(少なくともあってほしい)。五木寛之氏は「ゾーン」と書いているが、そういう一時的な感覚ではなく、人生観を変えるような何かである。それは、生死を扱うような武術・武道の類のみならず、茶道や華道などにもみられるし、禅的にいえば仕事家事全般、なんでもそうだろう(要は、取り組み方)。 ジョナサンにとっては「飛ぶ」ということが、それだった。作者のリチャード・バック氏が戦闘機や曲芸飛行のパイロットであったこと、シルバ・マインド・コントロールの経験者であることを考えると、本人の体験をもとに記したものであることは想像に難くない。 悟りを得た人が、他の人々にその方法を伝えるべきかどうかは、大きな問題のようだ。伝えればどうなるのか。社会的に排除されるかもしれない。周囲で混乱や争いが起きるかもしれない。よくても変人扱いだろう。かの釈迦ですら、梵天に再三頼まれて決断したのである。だから、作者は宗教活動なんかはせず、「かもめのジョナサン」という寓話の形で、自分の体験を世に伝えたのではなかろうか。 などと考えながら読み終わり、最後の五木氏の「1974年版あとがき」で驚いた。寓話を書いただけでも、あやうく排除されそうになっているではないか(しかも訳者によって)! もちろん、その後、2012年に最終章「Part Four」が追加されたことで、ジョナサン=ブッダ(目覚めた者)であり、「宗教がたどる道」を示した寓話であることは確定したわけだが。これは初版から追加しておくべきだったのでは? と思わなくもないが、当時の米国では、それこそ、むしろ宗教批判として排除されかねない感じだったんでしょうかね。 葬式仏教に辟易しながらも、彼岸の準備をしつつの読書でした。
0投稿日: 2021.09.18
powered by ブクログ本編に感じた居心地の悪さのような感覚を、解説で訳者の五木寛之氏が語ってくれていました。ジョナサンのような生き方が出来たら素晴らしいとは思うけど、日々食べることを目的に集団の一部として生きるのは悪ではない……。
0投稿日: 2021.07.28
powered by ブクログ簡単な文章ですぐに読める。 解説が大変面白かった。 作品からどんな思いを持つかはそれぞれだと思うが、これを読んでジョナサンのようにたびに出ようと思わなかったのは私がもうイイ歳だからかな。
1投稿日: 2021.07.18
powered by ブクログ10代前半の頃に読み、非常に感銘を受けた本。 人生で一番つまらない時期を過ごした今、完全版を買って読み返してみた。 感想が思い浮かびすぎて、上手く言葉に出せない つまらない言葉になるけど、自分の人生を振り返るきっかけになった。
0投稿日: 2021.06.27
powered by ブクログ最初から何故だかわからないけどジョナサンに対して否定的なポジションを取りながら読んでいた。 食べることよりも飛ぶこと、高い位置から仲間を見下ろし自分の正義を貫こうとする、天に登って「白く」輝き、自分は特別ではないとしながらも明らかに特別な能力を発揮するジョナサン。自分の教えが形骸化し、意思に反して偶像崇拝的な信仰が一般化するなか、ジョナサンはそれをただ見ていたのか。かれなり「愛」とは結局何だったのか。 どこまでもストイックに、生きる意味を追い求め、「飛行」というアイデンティティに全てをかける姿勢には心打たれる。がしかし、なぜジョナサンな共感することはなかなかできない。 最後に訳者の方がその不可思議さについて言及されていて、それを読んで最後に気持ちが晴れた。
1投稿日: 2021.03.15
powered by ブクログ小学生の時に読んで、サイケデリックを体験してから読み直したら感想が変わった。自分が日々考えている統合と分断についてや何かを探求していくうちに分かり合える仲間が減ってしまうことこと、一般性を失った人はどうなるのか、人生における他人の存在意義など、自分が普段考えていることに近いことに関するヒントをくれる本だった。
1投稿日: 2021.01.08
powered by ブクログ宗教とはなんなのか?哲学とはなんなのか? 考えるヒントを与えてくれる1冊。 読み終わった後は自分の感覚を1番大事にしたい。 感じたままが今の私なんだなと思えた。
1投稿日: 2020.12.26
powered by ブクログ・THE HIGHLOWS「十四才」から辿り着いた。名著でした。人生のストーリーは一生じゃ足りないよなって私も思った。
0投稿日: 2020.08.14
powered by ブクログ他人が自分勝手に見える、私のことを否定していると、感じることは、実は、自分自身も自己中心的。あの人はジョナサンやなと思っていたが、そんな自身もジョナサン。 世界側から物事を捉えると、感じ方が変わるのかも。 と感じた一冊。
0投稿日: 2020.07.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
かもめのジョナサンは飛行に対しての憧れがあった。ところが、他のかもめ達は日々、食事を探すためだけに空を飛び、魚を奪い合っていた。そんな中、かもめの掟を破ったジョナサンは集団を追放されてしまう。彼は自由を求めて旅に出る。 人々が当たり前に受け止めてしまっている社会的地位に焦点を当ててそこから脱却する行動を啓蒙する寓話であるように感じた。物語は三章構造だが、ページ数は少なくテンポ良く進む印象がある反面、チャンから愛を教わり悟るまでの行程が簡潔過ぎる気がする。ある時に人の良さを見出す生き方を悟るという観点には非常に賛同するが、悟りまでのプロセスが弱いと急に上から群衆を見下ろす存在なってしまったように映る。集団から突き抜けた個は現代でも重要視され、自由の獲得に貢献していると思う。しかし、その根底には食や性が絶対的に存在していることも忘れてはいけない。
0投稿日: 2020.05.27
powered by ブクログpart4がなかったら全然違う物語、メッセージだったんじゃないか。と思ったけど、結局一緒なのかな。本質を考えろ、みたいなメッセージと捉えた。そう考えると、『星の王子さま』にも通ずるものがあるな。 あとはまあ、何か一つのことを追い求め続けないと、常識を超えた境地に達することはできない、みたいな。お話として面白かったけど、刺さるものではなかった。この話が刺さらないから、何かを追い求めることができないのかもしれないが。
0投稿日: 2020.05.09
powered by ブクログ完成版じゃなくて古い方を読んだからchapter4は読めてないのだけれど。 星の王子さまに次ぐ寓話らしい。 かもめのジョナサンが群れを出て、通常のかもめの生き方を脱し、飛行法に励んでいく話。 率直に、ジョナサンは研究者っぽい生き方だなと思った。 chapter4で神的な話になるらしいけれどそれを読めていないから、宗教要素はあまり感じなかった。 訳、兼解説者の五木さんが解説で作品を批評的に述べていたのが新鮮で、しかし納得感があった。 寓話を深読みするには機知に富んでいる必要がある。。
1投稿日: 2020.05.05
powered by ブクログリチャード・バック(1936年~)は、米国の飛行家、作家。もともとは飛行機に関するルポルタージュ作品を書いていたが、寓話的小説『かもめのジョナサン』で一躍脚光を浴びた。 本書『かもめのジョナサン』は1970年に発表(全3部)され、当初はほとんど注目されなかったが、当時の米国でのヒッピー文化に後押しされ、口コミで評判が高まり、1972年後半からニューヨーク・タイムズ紙によるベストセラー第1位を38週連続で獲得した。 日本語版は1974年に五木寛之訳で出版され大ヒットとなったが、2014年に原作に第4部が書き加えられたのに合わせて、同年に「完成版」が出版されている。 本書は、やや落ち着かない読後感を与える小説である。 第1部では、他のカモメたちが食べるためだけに飛ぶのに対して、ジョナサンは、「飛ぶこと」そのものに価値があるとの信念を持ち、他のカモメたちから離れて一羽で、食べることも忘れて、低速飛行や低空飛行、更に高速飛行の練習を重ね、飛ぶ技術を極めようとする。しかし、そうした行動はかもめの集団からは理解されず、遂には追放されてしまうが、そのジョナサンの前に2羽の光り輝くカモメが現れ、ジョナサンを高次なる世界へと導いて行く。そして、第2部以降では、「目覚めたカモメたち」の世界で高度な技術を習得したジョナサンは、もとのカモメの世界に戻り、「飛ぶこと」の重要性を説くが、他のカモメたちからは悪魔と恐れられるようになり、自由を求めて姿を消してしまう。更に、(2014年に付け加えられた)第4部では、ジョナサン無き後、ジョナサンは神格化され、徐々に、ジョナサンの説いた「飛ぶこと」の追求は忘れ去られていってしまう。。。 前半に描かれた、集団に流されることなく、自らの理想を求めて高みを目指していくジョナサンの姿からは、自由を愛し、夢を追い求める勇気をもらえることは間違いない。ただ、後半(特に第4部)はメッセージがわかりにくく、なんとなくしっくりこなくなってくるのだ。一説には、キリスト教の異端的潮流ニューソートの思想が反映されているとも言われているが、訳者の五木寛之が解説で語っている違和感もそのあたりから出てくるものなのかもしれない。 若き日の“理想を追い求める”ジョナサンの姿からは、教えられることも多い一冊であろう。
2投稿日: 2020.04.21
powered by ブクログ元カレの愛読書で、名作と聞くので当時読んでみたのですが、なんか、私のように努力とかがんばるとか苦手な人には向かない話かもしれません…
1投稿日: 2020.04.11
powered by ブクログ名著だと言われている本を読んでみた。なるほど、なかなかいい本かもと思った。 ジョナサンをはじめまるで人のような数羽のかもめの生きようが描かれる。私は、若いうちは人に後ろ指をさされようと自分の信じたことに懸命に向き合い、その時期を過ぎれば若さゆえの頑なさやわが身第一という姿勢に変化が生じ、後から来る者たちを育てるような立場になっていくことの健全さを説いているように読んだ。 それを押しつけがましくなく気持ちよく受け取れるのがこの本だし、かもめさんのパワーかなと。だからだろうか、ヘタな自己啓発本より「かもめのジョナサン」一冊読めばいいと言われたり、ビジネスマンに人気があるのもわかる気がした。 一方で、これってマニッシュな世界だよねとも思った。出てくるのはかもめだけだけど、女性のかもめはいない。ジョナサンと他のかもめの関係性も男性的、いわゆるホモソーシャル的、師弟愛的な感じがする。なんて思いながら読み終え、最後に五木寛之のあとがきを読んでいたら、収載されていた1974年版のあとがきで同じこと言ってた。
1投稿日: 2020.02.22
powered by ブクログただ食べるだけの生を止め、好きなことを極める生き方を選んだカモメのジョナサン。 早く飛ぶための研究を行い、カモメとしての伝統的な生活を重んじる両親と社会からは疎まれる毎日です。 しかし、やはり彼は自分を信じて高みへ昇ります。 彼が見つける生きる意味とは。 人間が書いたカモメの物語ですので、当然我々の人生に置き換えることができます。 読者各々の違った見方によって違った教訓を得られる一冊。
9投稿日: 2019.12.28
powered by ブクログシンプルだけど生きることの本質が書かれている気がする。禅にも通じる考え。偶像化することも良し悪しあるなと。
0投稿日: 2019.10.08
powered by ブクログ初リチャード。森博嗣先生の100冊にも選ばれていた今作。海外作家が書いた純文学、しかも私小説だと…思う。簡単に言ってしまうと、かもめが空を飛んでいるだけなんです。このかもめ=著者、空を飛ぶのを表現するなら戦闘機や飛行機でも良さそうだが、敢えてそれらをしなかったのは人間(操縦する者)+戦闘機(操縦されるもの)=飛行、ではなく、かもめ(操縦する者/操縦されるもの)=飛行、という風に飛行中の風や音、光などをもっとダイレクトに表現したかったんじゃないかと想像します。一種の擬人化かも…。そして、空を飛ぶということを通して、生き方、人生を説いているのだ。内容が抽象的なため、いろんな読み方が出来るだろう。(※ここまではPart.3までの感想) ここからはPart.4までの感想。神との再会。これはキリスト教の話だったのかな?
0投稿日: 2019.08.25
powered by ブクログ一気に読んでしまった。 おもしろい寓話は何度も読み返したくなる。 飛ぶことを追い求めるジョナサンから 教わることは多いようで 実は1つだけなのかもしれない。 けれどその1つがとても大事なんだと思う。
3投稿日: 2019.03.28
powered by ブクログ第4章は必要な章だったと思う。 この物語から教訓や啓発的な何かを読み取ろうとするよりも、まるで人間社会そのままのカモメたちの世界に、単純に没入し追体験した方が読書としては楽しそうだ。
3投稿日: 2018.09.04
powered by ブクログこれはカモメの話ではないですね 僕の話です。 食べるために仕事して帰って寝てまた仕事に行って いつの間にか食べるだけのために働いてる 仕事とはそんなことじゃないんじゃないと 飛ぶことに引っ掛けて伝えようとしてるように思います。 学ぶことを恐れない 学ぶことでまた新しい仕事をさせられるんじゃないか そうじゃない 仕事は楽しいんだから次のステージに行くのは幸せなんですよね。 そして自分から後進へ 僕にはまだまだ部下に伝えることがあるんじゃないか もっといえば子供達に伝えることがあるんじゃないかと思います。 でもそれが形骸化したらダメなんですよね。 後進が見えていないものを提示してより高みへ 最も高く飛ぶカモメが最も遠くを見通せる
2投稿日: 2018.08.04
powered by ブクログタイトルだけは昔から知っているのだが、本の内容も本に対する評価も全く知らず、これまで手に取ったことすらなかった。近年になってパート4として内容が追加されたことも読んで初めて知った。それ以上に翻訳が五木寛之だということが意外すぎて驚き。いったいこの本はどういう本なのか。 かもめのジョナサンは飛行術を極めるが、そのことによって疎外される。しかしその後を追うかもめも現れ…という話。この作家の『イリュージョン』を先に読んでしまったので、自己啓発的な見方しかできなくなってしまいましたが、そういう本としてはそんなに変わった本ではないです。 私にとって読み応えがあったのは本文よりも五木寛之のあとがきでしたね。最初のパート3までの翻訳時のあとがきも収録されていますが、これが秀逸。この本はカリスマ性を持っていたんだとは思いますが、そういう本に対して好意的ではないあとがきを出せる五木寛之はやはり只者ではない(今更言うまでもないか)。翻訳者の洞察力が作品を超えていた例かと。パート3までの内容はどこか上から目線だし、この本がもてはやされる世の中ってどうなのよ、とは私自身も思ったところ。 パート4が追加されたことでこの本が完成したというのは理解できるような気がします。形だけが一人歩きして変質してゆき…というのは日本人にもわかりやすいですし、原点に返ることで地面に足がついた(笑)のではないかと。
2投稿日: 2018.07.07
powered by ブクログおススメされて読んだ本 なんだろう、きっとこれを通して自分の人生に置き換え考えたり、人間としての営みに重ね合わせてみるべきなんだろうけども、難しい。 ただ自分で限界つくるな、思えばいけるんだっていう、メッセージを感じた。
2投稿日: 2018.06.10
powered by ブクログ今の私の心の在り方にぴったりと寄り添ってくれる作品で大変面白く読みました。オシャレな本なので、若い方が読んでもいいけれど、ある程度の人生経験があって、新しい環境で頑張ろうと思っている方にプレゼントするとよいかなと感じました。日経ウーマンで佐々木俊尚さんがお勧めしていたので、読んでみましたよ。 読後、一番初めに感じたのは、後書きを書いていらっしゃる五木寛之さんとまるで同じで「女子が居ない・・」という事でした。捌いた魚の血合いを丁寧に取り除くが如く綺麗に取り除かれているのね。作者は星の王子様を書いたサンテクジュペリと同じく、飛行機乗りなのでpart1の飛行の描写は感動的です。飛行するかもめのフォトも美しい。男のロマンですね。 JK版かもめのジョナサンとか面白そうだけど・・。 ジョナサンが神崎美月でフレッチャーが星宮いちごだと娘ちゃんに説明しよう(やっぱり女子だと色々違っちゃうわ) 佐々木さんは宗教や信仰の理解という事でお勧めしていましたが、私は思考停止の危険性、拘泥することの愚かさを強く感じました。クローン犬の賛否について、娘ちゃんと話し合った時にも感じたのですが、愛の在り方って拘泥る事ではないと思うんですよね。失くしたもの(亡くしたもの)はもう戻って来ないとケリをつける。事実を受け容れて思考のパラダイム転換をし続けないと駄目。ツマラナイこだわりは自殺やストーカー殺人に繋がっていく危険思考だと思う。全く美しくない。「夜と霧」を読んだ時も感じたのですが、どんなに辛くとも精神の自由は自分次第なんだよなー。平坦な人生などない。自分のこころは自分が支えないとなー。 流れのない汚れた沼には狂ったサカナが棲んでいる。 完成版で読めた事を嬉しく思います。五木さんの後書きも2つ読めて得した気分です。
2投稿日: 2018.04.26
powered by ブクログ文学ですが、哲学的に読める一冊ですね。 しかし、カモメの絵の挿絵が延々と続くページは、個人的に意味を見出せませんでした。
1投稿日: 2017.12.25
powered by ブクログなるほど、part 3までは筆者が意図したジョナサンの話で、それで完結はしてる。 話を擬人化させるとしたら、ジョナサンは純粋な研究者で、たしかに彼の研究自体は衣食住に直接関わりを持たない。だからと言って、それを無意味とバッサリ切り捨てれば無味な存在のままになってしまう。ここまででも話は充分面白い。 ただ、ここに更にpart 4が加わることで話に凄みが増すように思える。ジョナサンや彼の教え子が神格化され、宗教が生まれ、ジョナサンの意図からかけ離れてしまった。純粋な研究がいつしか都合の良い宗教に代わり、それ自体が無意味になってしまった。
1投稿日: 2017.11.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
不思議な作品。ただ早く高く飛ぶことを目指すカモメ。 その次元を超えると…。 普通のメンタル本と同じような教えがあるのだが、それをカモメとして描いている意味では一種の寓話ともいえる。 しかし、そんな面倒くさいことを考えなくても、ちょっと奇妙なテイストの作品として気持ちよく読める。 どこか切なく暖かく透明感のある物語で印象に残る。 今回は4部が新たに追加された完成版を読んだが、3部までだったらちょっと寂しいかな?
1投稿日: 2017.09.24
powered by ブクログこの手の寓話的側面の強い作品は、ある程度展開が予想できてしまうので、「ああ、どうせこんな話だろ」って感じだった。別に予想が裏切られることもなかった。高評価している人のレビューを読みたい。
1投稿日: 2017.09.16
powered by ブクログ寓話なので、教訓的なものを読み取ることができ、他の文学作品との類似も見つける事が出来ると思います。作者は元パイロットなので、かもめが飛翔するシーンの描写が正確だと思います。起承転結の結から、再び起に戻る様な描写が何回かありました。そういった構造を作者がこの作品に持たせたのだと思います。 この作者は詩的な想像力・発想力が在ると思います。おそらく主人公のジョナサンはキリストがモデルだと思います。ジョナサンが仲間の元から追放されていましたが、追放された形で終わる文学作品が在ると思います(人間失格・こころ・安部公房の諸作品の主人公・車輪の下・すばらしい新世界・ドストエフスキーの諸作品の主人公等)。また、ある程度生まれや育ちが良い人が、一度転落や挫折(追放)を味わい、その後挫折を乗り越え再び幸福になる、という構造を持った作品も在ると思います。追放と幸福を何度も繰り返す作品も在ると思います。 生まれや育ちが良い人が、一度転落や挫折(追放)を味わうという構造は、日本では、日本文学を貫く大きな話型である「貴種流離譚」と呼ばれるそうです。「伊勢物語」や「源氏物語」等がそれにあたるらしい。「源氏物語」では、一度追放された主人公が、追放された土地の女性と出会い、立ち直るという筋があります。貴種を立ち直らせる女性は「水の女」と呼ばれるらしい。 トマスピンチョンの「V」という作品・映画・「ダビンチコード」の作中のキーワード「V」・マルーン5のアルバム「V」。これらの作品の「V」の意味は、おそらく「水の女」とほぼ同じ意味だと思います。(トマスピンチョンの「V」は、あらすじしか読んでいませんが、なんとなくそんな意味なのでは?と思いました) Part4では、ジョナサンの弟子達の「教え」が形骸化していきますが、この部分はキリストの教えが形骸化していった事実の戯画化だと思います。ドストエフスキーの「大審問官の物語詩」と、ウィリアムブレイクの「天国と地獄の結婚」の詩の一節を連想しました。 作中では、「ジョナサン側・大勢のかもめ達側」の様に、少し単純化されていましたが、現実の社会では、こういった二項対立では単純に人やモノは考えられません。また、「ジョナサン側・大勢のかもめ達側」の様にきっぱりとした線が引かれているわけでもなく、両者の領域を跨いでいるのが普通だと思います。
1投稿日: 2017.08.18
powered by ブクログ何が言いたいのかよくわからなかった。 part fourがないバージョンを読んだので、とりあえずpart fourを読みたい。 170814読了。
1投稿日: 2017.08.14
powered by ブクログカモメを主人公にした寓話の形をした自己啓発本の一種なのかな。 他のカモメは移動手段としての意味しかない「飛ぶ」ということを探究し、群れから離れ自分を磨いていくお話。 最終章ではそれまでの主人公であるジョナサンは神格化され、ただの偉人と人々から捉えられてしまう。しかし、それではだめだと本書は言いたいようだ。 過去の偉人であっても、結局は一人の人間であって、自分と同じようなものだ。過去の偉人はその人が尊いのではない。過去の偉人が行動にうつしたその思考の仕方が尊いのだ。 だから、その偉人の直弟子や聖地などをありがたがるのではなく、その人の思考の仕方を自分に取り入れて行動すべきだ。そのように伝えたかったのだと感じた。 確かに偉人伝などを読んでも「すごいなぁ」と感じる一方で、自分とは別の種類の人間なんだ、と思ってしまっていることは多い。しかし、そこで止まってはいけないのだろう。すごいと思ったことの後ろにある思考を想像し、その良い部分を取り入れて自身も実践してみるべきなのだろう。 私自身にも直すべきところが多々あることを認識させられた。
1投稿日: 2017.07.08
powered by ブクログいかに食うかを飛行の目的とする一般的なかもめと違い、いかに飛ぶかを追求し続けるかもめのジョナサン。群れを飛び出し、飛行を研究し続け、いずれ神格化される。 研究心、生きる価値、パイオニアの孤独など色々なことを考えさせられる。 挿絵として挟まれているかもめの写真がとても美しい。
1投稿日: 2016.12.26
powered by ブクログ飛ぶことから生きる目的、生きる歓びを見出したジョナサンの話。3章までに悟り、愛、共有が、最終章は形骸化を経た再発見による希望が描かれているように受け取った。3章までを改めて読むと、彼は自分の答えを伝えたい訳ではなく、最終的には相手が相手自身を発見し行うことを望んでいたことに気付いた。そして、瑣末な儀式ばかりが厳格化し、本来の思想がおざなりになった最終章が示唆するのは宗教に限らずあらゆる集団の性だろうと思った。 追記:to fly as fast as thought ZONEについて書かれている本だと解釈できた。とても魅力的な本になった。
1投稿日: 2016.12.11
powered by ブクログ中学生時代の課題図書で読んで以来の、完成版の再読。10代と50代とでは飛び込んで来る文字の解像度も異なり、とても自然にすっと心に物語が溶け込んで来たのは意外だった。完成版では第4章のストーリーがプラスされているが、きっと解釈は各々様々だろう。 私はこの4章を読んだことで物語がさらに自然に、普遍的になったような気がしたが、レビューに酷評が多いのも又事実‥。所々に添えられた写真も素敵。鞄にそっと忍ばせて隙間の時間に捲って行くのも又好し。 お気に入りの一冊に追加したい。
1投稿日: 2016.10.12
powered by ブクログ自由にどこまでもはばたくには 虚栄心や団体意識や心の荷物を持たず 身軽に焦点を絞り続ける必要があるのかもしれない
1投稿日: 2016.06.07
powered by ブクログ振り返ると不思議な内容だったと思う。 訳者が当時のあとがきに記していたようなすんなり受け入れられない違和感のようなものは全く感じなかったが。ひとつのことを突き詰めていくとそれを求める若い人たちが集まってくるのかな。ただ在り方というものは大切なんじゃないかなと思った。 パート4については考えさせられるような内容だったがあれが必然なのかなと。
1投稿日: 2016.03.16
powered by ブクログPart4が分かりやすくまとめてくれている。ひとつひとつ語ろうとすると長くなりそうだけど、その感じが何よりこの物語を広めた所以なんだろなと想像。
1投稿日: 2016.02.02
powered by ブクログ前半部分、ジョナサンが飛ぶことについて追求する場面では、 目標に向かう者が、向き合わなければならない 心の葛藤や周囲からの態度があることが分かった。 後半では、 時間と空間に縛られない、自由な、自分の思考そのものが、本当の自分、 という考え方が深いと思った。
1投稿日: 2015.12.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
翼は何のためにあるのか――。 一世を風靡した速度を求めるカモメ、ジョナサンの物語の完成版。 カモメのジョナサンは禁欲的かつ挑戦的な性格で、飛行速度の自己記録に挑戦する日々を送っていた。ジョナサンを家族や仲間は快く思っておらず、日々の糧を得るための飛行を飛行術として昇華させても何の意味もない。ただ日々生きることに集中しろとさえ言う。ジョナサンは速度に挑戦し続け自己記録を破り、誰にも遂げられなかった最高速度に達する。だが群れの長老は一人速度を追求するジョナサンに追放を告げる。 群れから追放され一人になったジョナサンは、一人で飛行法を訓練し続け、切磋琢磨した。やがて純白に光り輝く二羽のカモメと出会い、ジョナサンは彼らと共に高みの世界へと向かう。天国と勘違いするような境地の世界で、師であるサリヴァンやチャンたちと共に過ごす。やがて、無限を認識することで有限の枷から解き放たれ、空間を跳躍するまでに至る。チャンの引退を期に、かつて地上にいたカモメたちのこと考えるようになり、彼らへ飛行法と自由の思想を教えるべく行動するようになる。旅路の中、複数の弟子を抱え、弟子たちに飛行法と思想を説き続けた。やがて期は熟したと見て、かつての群れに戻り、飛行法を披露した。初めは長老たちの敵意もあり、誰もよりつかなかったが、少しずつ飛行法や思想に興味を持ち始めたカモメが集まり、ジョナサンはカモメたちを教え導いた。ジョナサンは別の群れもまた啓蒙しようと思うようになった。弟子の一人フレッチャーに群れを任せ、再び旅立つ。 だがフレッチャーが直面したのは、ジョナサンの飛行法の形骸化と思想の教義化だった。誰もが「飛ぶ」という原義を見失い、ジョナサン本人や言動のみを注視し始めた。やがてジョナサンたちが亡くなった後、大袈裟な墓が建てられ聖地となり、中身のない常識のみが群れを支配するようになった。だが群れの中にも、かつてのジョナサンと同じ様に己の考えを信じて行動するカモメがいた。カモメが限界を突破した時、傍らにはジョナサンと名乗る光り輝くカモメがいた。 かつて読んだ時には、「少年漫画のような物語だ」と感じたが、今読んでもその感想は変わらない。だが新たに追加されたPart4は非常に宗教的な意味を持つ内容だ。宗教的と呼ぶよりは、カルト的と呼ぶべきかも知れない。原点の神格化は宗教に限らず様々な物事で起こり得ることだからだ。例えば音楽、芸術、文学、その他既存のエンターテイメントなどにも起こり得ることで、古典や原作、シリーズ第一作への過剰な固執など枚挙に暇がない。作中では主人公、ジョナサン亡き後、存在の神格化が行われ、ジョナサンのメッセージの教義化、形骸化が進む。これはキリスト教などの宗教のオマージュであり、教祖の言動を祭り上げ、本質を見失う様を寓意的に描いている。意味のある価値を置くべき物事のズレが、このような悲劇を生むことになると作中では表現されている。重要なのはジョナサン本人やその言葉ではなく、ジョナサンの実行した飛行法と思想そのものなのだ。言葉はそれらを伝達する手段の一つに過ぎない。サン・テグジュペリは『星の王子さま』の中で「大切なものは、目に見えない」と書いているが、作中にも「目に見えるものには、みんな限りがある。心の目で見るのだ」という似た台詞が出てくる。本質を見抜くことの大切さをこれらの言葉は説いている。 自由の象徴としての翼を持つが、決して素早いとは言えない鳥類であるカモメを題材にし、様々なキャラクターを描いている。物語自体はヒーローズ・ジャーニーをなぞった行きて帰りし物語だが、後半からは一般的な王道ストーリーからは逸れて物語が進行する。志しを持つも否定され、静止も聞かぬまま行動したため、旅立ちを余儀なくされたジョナサンは、飛行法を洗練させるためのメンターと出会い、やがてメンターの引退を期に自らがメンターとなって弟子たちを教える立場となる。弟子を引き連れ、かつての群れに戻り更に思想を広めていく。ここから物語は弟子のフィッチャーにクローズアップし始め、ジョナサンもまた一人のメンターとして引退し、ストーリーから姿を消す。だが世代を超えて思想が正しく受け継がれることはなく、教義化と形骸化により、ジョナサンが自由を縛るものだと嘆いた常識や掟と化し、再び群れを拘束することとなる。歴史の繰り返しや伝承の難しさ、また一種の悟りの困難さを表現するストーリー展開で、最後は主人公と同じ高い志しを持った「新たな希望」の誕生で幕を閉じる。非常に短い物語だが、ここには確かに「サーガ」があり、受け継がれる意思や世代を超えた志しなどをテーマとして描いている。前半は自由の空間的な意味を描き、掟に縛られず挑戦し続けることを自由と定義した。だが後半は自由の時間的な意味を描き、世代や場所が違えども、自由への願望や理想は失われないと言う、恒久性を描いている。自由とはどこにでもあり、永遠であるもの。それこそがこの作品を通して見出せるテーマだと言える。 文章に関しては創約であり、原典に忠実ではないという。だが創約版もかなり平易な印象を受ける文章が続く。非常に読み易いが、逆に癖や魅力に欠ける文章となっている。 台詞は年長者と年少者の対話となっているものが多い。ジョナサンが教わる者から教える者になり、また教わる者だったフィッチャーが教える者になる移り変わりの物語であるためだ。 総合的に見て非常に面白い小説だった。短く読み易い。また主人公たちの自由への志しに胸が打たれる。時代を超え、挑戦する意思を失わないことに、荒野を切り開くような冒険心を感じる。 キャラクター:☆☆☆☆☆ ストーリー :☆☆☆☆☆ 世界観 :☆☆☆☆☆ テーマ :☆☆☆☆☆ 文章 :☆☆☆ 台詞 :☆☆☆☆
1投稿日: 2015.11.19
powered by ブクログとても不思議な物語で、短いのですが、とても内容の濃いものを感じました。読んでいて考えさせられますし、主人公達に共感できるところも多く、引き込まれるように一気に読んでしまいました。後から読み返すと、所々引っかかる点もあり、訳者の方も指摘されているようなところも、あとがきを読んだ後では感じます。 自分が自分の能力をどのように高めていくのか、困難にどのように立ち向かうのか、それを考えるときには、本書の内容は役に立ってくると思います。
1投稿日: 2015.10.22
powered by ブクログ文学作品を読んでみましょうシリーズその2。群れをなして生活し、群れの規律に従い生活しているかもめの中からジョナサンは現れ、「飛ぶ歓び」を知ってしまい、群れを追放されてまでも極限まで飛ぶことを追求する。恥ずかしながら初めて読んでみたが、宗教のことに思えてならない。自分の追求した先を悟り、弟子たちに伝えていく。そかし、「飛ぶことの歓び」を後世に伝えるのではなく、ジョナサンを神格化し、更には形骸化させていく。いろんなふうな解釈ができそうな本だけど、自分は「物事を形骸化させることなく本質を知ることが大事」と解釈。
1投稿日: 2015.10.12
powered by ブクログ夢と願い。 挑戦と練習。 成長と進化。 生きるということ。 生きようとすること。 そして、 生き続けるということ。
1投稿日: 2015.09.19
powered by ブクログかもめでありなが、飛行をひたすら極めることを生き甲斐としたジョナサンは、はたして特別なかもめであるのか?それは誰だってなり得ることができると物語は言っています。読んでいる間はジョナサンと一緒にそんな気持ちになる。話に引き込まれて自分が400キロで飛ぶ時、まさにその状態はそれが本を読むことで得られる、貴重なフロー体験をしているのではと思います
0投稿日: 2015.09.14
powered by ブクログまるで、ブッタやキリストの歩みを描いているようだと思った。自身の精神的な深化は人と共有できず、深化に努力しない人は偶像化されたものを信じ込む。 それでも、なぜ長老やジョナサンは伝えようとしたのか。私にはまだ分からない。
0投稿日: 2015.08.16
powered by ブクログ五木寛之さんの創訳で第4章が加わった完成版を読みました。 ジョナサンはかもめなんだけど、いわゆる「普通」のかもめとはちょっと違ったの。 飛ぶことが大好きで、それを追求しようとしたのね。 そんで、仲間から変かもめ扱いされて、群れから追放されちゃうわけ。 そんなジョナサンが同じように飛ぶことを追及して群れを追放された先達と出会って、自分は間違っていないと確信するの。 彼は研究と練習と努力に対して一切の手抜きをしないで、自分の限界をどんどん引き上げ、それを越えていくことに喜びを感じるんだ。 そのうちジョナサンは、この喜びを別のかもめたちにも伝えてあげたいって思うの。 つまり現役選手からコーチになるような感じ? 研究と練習と努力で壁を乗り越える喜びを次世代に伝えたいってね。 そして彼は伝説のかもめになって…。 作者のリチャード・バックさんは、飛行機のパイロットでした。 なんとなくテグジュペリさんの『星の王子さま』に通じるような雰囲気があるけど、テグジュペリさんも飛行機乗りだったよね。 すごく単純なことばで書かれた短いストーリーなんだけど、そのときの自分に必要な気づきが何かしら見つかりそうなお話でした。 定期的に読み返してみたいお話だったよ。 らじの背中には羽がついていないので、かもめのように空を飛ぶことはできません。 でも、翼はなくても、かもめはかもめ、らじはらじ。 今ある地べたから飛び立つ羽を心に生やすことはできるはず。 長く世界中で愛されているお子ちゃまにも読めるベストセラーって、やっぱり何か心に響くものがあるんだね。 読んで良かったです! らじも頑張ります!
0投稿日: 2015.07.30
powered by ブクログこんな作品だと思わなかった。 多重に積み重ねられた寓話。 しかしそこには絶えず衝動と肯定、そして未来が満ち溢れている。完全版で第4章が追加されたが、これは蛇足ではない。むしろただの啓発本ぽく閉じられるような向きのあった本書を、正しく高みに乗せるものだった。 いつの時代も衝動を、高みを求めて足掻き、自分もそう足らんとして戦い、でも形骸化し、潰え。 しかしいつかまた、全ては巡る。 形骸化し死に絶えたはずの高みへの挑戦を、自らの思考と意志で再び目指す者が、いつかまた現れる。 それは、生きることへの賛歌だ。
1投稿日: 2015.07.22
powered by ブクログPart Four を読んで、イエス・キリストとその弟子のことを思い浮かべた。キリスト教に限らず、あらゆる宗教において、この状況は当てはまるのかもしれない。 生きることに前向きな気持ちになれる、静かな希望に満ち溢れた作品。
0投稿日: 2015.07.05
powered by ブクログ努力とは、ある種の信仰なのかもしれない。 餌にありつくことを至上命題と考える群れの中で ただ一人、飛ぶことの喜びを見出し、 飽くなき探究心で高度な飛行訓練を繰り返す 風変わりなカモメ、ジョナサンのお話。 短くて読みやすい。示唆に富んだ寓話。 1970年台にアメリカでヒットした時には パート3までしかなかったのだけれど、 実は作家本人が、当時はふさわしくないと感じて書くのをやめていた パート4が半世紀近くも眠っていて、 今回ひょんなことから完結編として掲載されることになった。 ということらしいのだけど、 読んでみるとパート4こそがこのお話の主題なんじゃないかとすら思える完成度。 現代の世相にバシッとマッチするこの完結編を、 今出してきた事、当時は出さなかったことを含めて素晴らしい知性を感じる。 特異な価値観のために群れを追われたジョナサンが、 努力の末に新たな境地を見出し、 それがいつしか群れからの崇拝の対象となり、 ジョナサンがいなくなると、次第にその教えが形骸化していく。 そんな失望感が漂い始めたラストに 再び現れるジョナサンの気軽さが いろんなモヤモヤを吹き飛ばしてくれます。
0投稿日: 2015.07.04
powered by ブクログ名著。飛行士の描く作品はなんて面白いのだろう。 「かもめのジョナサン」を、読んでいてふと、ハイロウズの「十四才」を思い出した。ああ、あれはかもめのジョナサンの事だったのかと。 ジョナサンを、人に、自分に当てはめて考えてみたり。 Part fourは、芸能人のジレンマみたいに感じた。膨らむ、崇高な念、でも「私もあなたと同じ人間だ」「きみもぼくと同じかもめだ」 握手して、舞い上がるより、「いいじゃん教えてよ」という姿勢が良い。
0投稿日: 2015.06.30
