
西洋音楽史
パウル・ベッカー、河上徹太郎/河出書房新社
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総合評価
(4件)4.5
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powered by ブクログ文章が難解なため中盤までは理解できたが、後半はボロボロ。 著者は現代に近づくにつれて音楽が進歩するといった進化論的な考えには懐疑的である。それは音楽に限らず、歴史を捉える上で重要な考え方だなと勉強になった。 音楽はその時代の思想や精神と密接に関わり、創作されるものだということもよく分かる。 クラシックを鑑賞したり、自分で実際に奏でてみたりして、まずは音楽に触れるところから学び、出直してきます、、
0投稿日: 2020.03.18
powered by ブクログ原書名:Die Musikgeschichte als Geschichte der musikalischen Formwandlungen 著者:パウル・ベッカー(Bekker, Paul, 1882-1937、ドイツ・ベルリン、音楽評論家) 訳者:河上徹太郎(1902-1980、岩国市、評論家)
0投稿日: 2019.11.27
powered by ブクログこれすっごい面白かった。河出から発売して2ヶ月なのにもうアマゾン在庫切れ。100年くらい前の本だけど、歴史の捕まえ方はこうあるべき、って姿勢がとても共感覚える。個々の作曲家ではなく、感受性の変遷や社会、技術の発展に合わせた音楽の形式の変遷をバクッとつかめる。そんで、最後の予言がサティやジョン・ケージを正しく予言してる。
1投稿日: 2018.11.24
powered by ブクログこの本は、普通の歴史の教科書的な論旨ではありません。各地、各時代での、そこに生きていた人々がどんなことを考えてどのような思いでどのような音楽を生み接してきたかという論旨で展開されている西洋音楽史です。 昔の人々が接していた音楽は原始的なわけではなく、それらの人々は現代の私達とは違った考えや思いで生きていたわけで、それぞれの地域時代にあった音楽を生んで、それに触れて、常に絶えず音楽も人々と共に変化してきたということが論じられていました。
0投稿日: 2017.09.21
