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儘ならない彼 美しい彼4
儘ならない彼 美しい彼4
凪良ゆう、葛西リカコ/徳間書店Chara
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総合評価

30件)
4.6
18
9
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    いつまでも同じところにはいられない 手に入れたら失うこともある それでも別のなにかを得られると信じて 進むしかない 持てる者こそ思慮深くあれ お互いを尊重する軸が出来上がって 今作は清居から平良への健気さが際立つ 静観するというか死なば諸共派って言うらしい 理想の先にある現実の愛♡ 清居にしかわからない 平良の行動をちゃんと理解してるところ 深い愛を感じずにはいられない 人を好きになり愛する存在になるまでの軌跡に涙

    0
    投稿日: 2025.09.09
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    相変わらず平良のボキャブラリー面白いし、逸脱してる 清居も野口さんもツッコミが研磨されてて途中途中何回も爆笑した 平良の変化をやきもきしながら見守る清居、ラブパワーでした やっぱりこの作品は殿堂入り

    0
    投稿日: 2025.07.31
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    平良の無意識な王様ぶりに拍車がかかった気がします。 清居が気の毒になるくらい。 というか、だんだん二人の色が似てきたのかな。 ほんと良くも悪くもこれ以上ないくらいお似合いの二人。 謙虚でありつつ傲慢。 平良は不思議な存在ですね。 カメラマンとか芸術家の天才って、やはり変わり者ってことなのかな。 そしてメディアの戦略というのもリアリティがあって、なるほどと感心しちゃいました。 大事なのは中身であっても、まず判断される要因として重要になるのは見た目。 同じことをしても、「きもい」になるか「ミステリアス」になるか、受け取り手に影響を与えるのは視覚情報。 ちゃんと見てほしいと思う気持ちもわかるけど、まず見てもらえないことには話しにならない。 それは現実でも同じなんだろうな。 平良の変化に戸惑いつつ、自分の感情を形容できない清居の描写が本当に繊細で胸が痛くなりました。 感情の描写がすごい。 人間の感情って、いつでもそんな一言で表せるものではないですよね。 二人とももがいて苦しんで、でも変わらない変えられない想いはあって。 「儘ならない彼」も是非また同じキャストで見てみたいなと思いました。

    6
    投稿日: 2025.07.19
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    BL小説というジャンルにするには勿体無い。 創作活動してる人には刺さる作品だと思います。 まず平良という人間はとても変でキモい。 けどこの作品では変な平良が普通なので、清居が平良の事を『普通』だと言ったシーンが、普通だから変なのでは⁇という、変な衝動に駆られた。 私自身、自分って変なのでは⁇と思う時期も多々ありましたが、読めば読むほど自分は凡人で『普通』なんだと思った。 このシリーズのあとがきを読むのが好きなのですが、凪良ゆう先生は多分、いや、かなり変です。(褒めてます)

    1
    投稿日: 2025.06.07
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    読み終わってしまいましたーT^T さ、さみしい、、、 勝手に完結かと思ってたんですが 最新刊ってことなんですね! ちょっとホッとしています さて、前作は清居の成長が描かれ 今回は平良の成長が描かれている という感じでしょうか   清居が鋼のメンタルなのに対して 平良の危うさったら、、、T^T 清居のストイック物語の方が好みですが 平良の危うさからの清居の妻感?いや夫感?いややっぱ妻かな!感がよかったです(//∇//)     そして皆さんから聞いてはいましたが イチャイチャ場面がめっちゃ少ない! どんどん減ってます ホントになぜシマシマしているのか、、、笑 ちょっと見たい気も、、、笑 いやいや その分なんか愛が深かったなー 二人の関係はすごく進化してるなと感じました 1巻目を思い返すと あんなに通じ合ってなかった二人が こんなに信頼関係を築けるようになるなんて(゚´Д`゚)゚。 泣けるT^T 回を重ねるごと周囲のキャラも深まっていき より面白くなっていってます(^^) 初めて読んだBLでしたが シリーズを通して大変楽しめました╰(*´︶`*)╯♡ みんみんさん、おびのりさん、雪見酒さん、まきさんのレビューのおかげで手にすることができました(*´-`)ありがとうございました! 今まで読んでいた凪良さんとはまた違った雰囲気を知ることができて、ちょっと凪良さんが身近に感じました(*´꒳`*) どちらの作品も心地よく、ますますファンになりました♡ ゆっくりでいいのでまた続きが読みたいです♪ そして凪良さんの他の作品も読んでみたいです(*´-`)

    71
    投稿日: 2025.05.23
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    勿体無いので、少しづつ少しづつ読み進めて来たのに、今日は止められなくなり、遂に読み終えてしまいました。平良危うし!途中ハラハラしながら…あー、もっと読みたいっ!

    1
    投稿日: 2025.04.29
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    平良の物語! 明確な濡れ場がなくて正直物足りない(あのときの清居が好きなので)が、美しい彼シリーズの新作が読めただけでも満足。ストーリーも面白かった

    1
    投稿日: 2025.04.22
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    凪良さん、凄いです!★5個なんかじゃ足りません。゚(゚´ω`゚)゚。 このシリーズは本当に良いですが、その中でも最高に良かったです♪♪ この本はBLというジャンルになってしまい、小説好きの人があまり目にしない棚に売っておりますが、そんなの勿体無さすぎです。本屋大賞取っていいんじゃないの!?というくらい素晴らしい作品でした(*´꒳`*) あまり慣れていない書店に行くと、探すのにかなり苦労します(-。-; 声を大にして言いたいです。 『新刊コーナーや、おすすめコーナーに平積みで売ってもらいたいっ!!!絶対もっと売れて然るべき小説だ!間違いないっ!』 3巻あたりからお仕事小説になりつつありますが、私にとっては寧ろ有難い感じで、エロが無いので大変読みやすいのです(*´꒳`*) 今回は主に平良くんのカメラマンとしてのお仕事にスポットが当てられているのですが、山あり、谷あり、事件あり。 愛があり、喧嘩もあり、クライマックスはうるうるしちゃいました。 読み終わった後、一本の映画を見終わったような感動が。 凪良さんの作品は、本当に何を読んでも私には合うようです(*´∇`*) 3年おきでも待つので、ずっとこの作品が続いて欲しいです。ずっと執筆続けて欲しいです(*´∇`*)

    98
    投稿日: 2025.04.06
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    美しい彼シリーズ、遂に読破〜〜〜〜 これまでは清居の仕事メインでしたが、 今回は平良のカメラマンとしての仕事メイン。 なんか…なんだか……平良が全然気持ち悪くない…! なんだかとっても普通の人間??! 初めての個展を大成功させ、師匠・野口のもとから離れて新たにマネージャーと共にプロのカメラマンの道をスタート……………え!全然気持ち悪くない小説の主人公みたい!() 正直、物足りなくて、あああ平良の気持ち悪さが私好きだったんだと今気づいた。 清居はどんどん乙女になるね。 面白かったけどイチャイチャ足りなすぎる。

    1
    投稿日: 2025.03.25
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    平良くんと清居くんの関係がますます深くなっていってるのが愛おしいし、野口さんが最高の師匠すぎて言葉が出ないし、菅さんとか恩田さんとかの支える側の想いに心打たれるし、、凪良ゆう先生、今作も素晴らしすぎました。

    1
    投稿日: 2025.03.13
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    一時的に別居することきなった、平良と清居のくだりが二人らしくてすごく好きだった。グダグダしながらもいつまでも幸せに二人でいてほしい。 BL要素を求める方には物足りないのかもだけど、読みやすかった。

    1
    投稿日: 2025.02.17
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    自立とは一人で何でも出来るという意味ではなく、人に助けを求められることと聞いたことがある。 まだまだ大人になりきれてない2人の恋愛が微笑ましいようで、大人になっていたら出来ない逞しいさもある。 これからも無自覚なままなのか、自覚した時に2人の関係はどうなってしまうのか怖いけど見たいような。 それにしても野口さんカッコいいですね。 そこからの最後の短編がまた素敵です。うっとり

    2
    投稿日: 2025.02.06
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    清居さん、相変わらずの超弩級恋愛脳でびっくりした…。 メロメロもここまで来ると凄い…。凄いな…(脅威)

    1
    投稿日: 2025.01.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    少しずつ、少しずつ、成長していく二人を感じられてあたたかくなる。 そんな二人の周りに集まる、とてもあたたかい大人たちのことも同時に好きになる。 以前は二人と同じ目線で物語を楽しんでいたような気がするけど、いまは二人の周りにいる大人たちのような目線で楽しんでいる。 近くで見守って、助けを求められたら力を貸したい。 土砂崩れに巻き込まれたときの、死の間際の、最後の写真、見てみたい。 「嫌い」という言葉の破壊力を無自覚に知っていて使った平良。本当に恐ろしい子。

    0
    投稿日: 2024.12.16
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    読んだ方々は当然こう思ったのではないだろうか… あるべきはずのアレがない… ないよね?見落とした⁇(゚-゚*;)(;*゚-゚) BLだよね笑笑 アレのないBLって未だかつてないのでは笑 でも凪良先生なら許してしまう… って偉そうにすいません( ̄▽ ̄) まるまる一冊2人の絆と成長の巻でした! 素敵なフレーズ、刺さる言葉、たくさんありました。 凪良先生の文芸ファンの方にも是非こちらの作品達を読んで頂きたいものです。 読まないなんてもったいないわ! わたしはこちらの方が好き٩( ᐛ )و

    33
    投稿日: 2024.12.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    やっぱり好きだなぁ、と思う次第。 気持ち悪い攻めは好きよ。 最近は一般書籍ばかりだけど、個人的にはBL作品の方が好きです。あっちが面白くないわけじゃないけどね、デビュー作から読んでいるから、思い入れはこちらの方が強い。頭が痛くなるほど泣いた作品もあるから、そういうのは覆せないんよ。

    2
    投稿日: 2024.12.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    シリーズの大ファン!! 健気なキング清居とネガティブに見せて傲慢な平良が健在でありがたい!! 「嫌いになる」の一言が清居にとってどれだけ重たい意味を持つのか心の奥底では理解している平良…最高

    0
    投稿日: 2024.11.27
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    ○凪良ゆう ○『儘ならない彼 美しい彼4』 ○「美しい彼」シリーズ第四弾!(番外編を含めれば5冊目) ○BL小説。 ―――――――――――――― (魅力) 現役大学生の平良(ひら)とその恋人の清居(きよい)の試練と成長の物語。 前巻から続く彼らの関係と、それを取り巻く人々のドラマが描かれていた。 今巻は平良の番。 平良が初の個展の会場に選んだのは、なんと廃墟。 斬新で大胆な選択は、平良の独自性を象徴していた。 廃墟でどのような作品が生まれ、評価されるのか、期待と不安が交錯する中で、平良の成長を追いかける楽しさがあった。 凪良ゆうさんの文章は、圧巻で情景やキャラクターの感情が、まるで目の前で起こっているかのように描写され、惹きつけられてやまない。 特に平良のあるシーンでは、平良の心の揺れ動きが克明に伝わってきてふるえた。 また、平良の師匠である野口が語る短編に潜む思いやりや重みも、読後感を深めた。 そしてなんといっても、平良と清居の関係性は、このシリーズの最大の魅力の一つだ。 互いを必要とし、心から理解し合おうとする二人のやり取りには、思わず微笑んでしまう。 彼らの成長は、愛とは何かを再認識させてくれる。 誰もが2人の幸せを応援したくなるはず。 平良の個展を応援する人たちや師匠たちの存在も、物語をより彩り豊かにしていた。 彼らの絆と理解し合う姿は、温かい感情をもたらしてくれる。 今巻は、心の深い部分に響くストーリーと、美しい描写が詰まった一冊だった。 ――――――――――――― (ひとこと) そういえば、平良と清居はいまだに名字で呼びあっていますね。 タイトル通り、二人の関係にはまだまだ解決されていない感情が存在するってことなんでしょうか… 2人がさらに一歩踏み込んだ関係へと進展する日を見届けるのが待ち遠しいです。 願わくば、これからも平良と清居の成長を見守り続けたいです!

    22
    投稿日: 2024.11.15
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    「気持ち悪くなければ平良じゃない」と思ってた清居成長していく平良に戸惑う清居の葛藤 そして共に高みを目指す二人

    0
    投稿日: 2024.11.13
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    告知されてから、ずっと読むのを楽しみにしていた凪良ゆうさんの新刊。「美しい彼」4作目。 大きなドラマの仕事が舞い込み、飛躍の時を迎える清居。平良は初の個展を開催し、作品が絶賛されるがー…? 作品を重ねていくごとに成長していく2人に胸が熱くなる。 口を出さず、ただひたすらに見守るという偉業を成し遂げた清居に拍手! 平良に対しずっと、普通でいてくれ…と思っていたのに、普通の平良よりも、きもうざな平良がいいということに気付いてしまった清居にキュンとした。 菅さんと野口さんがますます好きになった。 ある場面での菅さんの考え方が素晴らしすぎるし、エピローグで明かされた野口さんの行動に胸を打たれた。 野口さん視点の短編も好きだったなぁ。 他にも読みどころが満載で楽しめた。 次作がどんな展開になるのか楽しみ。 ✎︎____________ あきらめることも楽に生きる方法のひとつ(p.13) 同棲で大事なのは互いに相手の趣味を尊重することだ(p.16) なにも失わず、望みだけを叶えようなんて傲慢だ(p.23) 自分で自分を追い詰める。そうすることでしか辿り着けない場所もあるのだ。(pp.76~77) 人間ってのは基本的に弱くて愚かで悲しくて、そこが愛しい生き物なんだ(p.98) 黙って見守るってしんどいわよね(p.159) 見守ることと放置はどう違うのか。(p.204) がんばることと、他人を頼らないことは違う。(p.240) 持っていないことは貧しいことじゃない。なにも持っていないからこそ、目指す場所へと軽やかに駆け出すことができる。(p.297)

    14
    投稿日: 2024.11.12
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    ライトな感じになったのは残念な気がする。そのぶん、想いの強さが伝わってこないようで。「キライ」の影響とその収束も物足りない。次はもっと攻めてほしい。

    0
    投稿日: 2024.11.09
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    相変わらず成長ものとして面白かったです。 様々な思惑の人間模様とか。ホント儘ならない。 糖度はシリーズ中一番低め。朝チュン。

    0
    投稿日: 2024.11.08
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    平良をここまで思えちゃう清居が毎度のこと尊い。 キモいから普通になってくれ、からキモいお前がお前まで行き着いてしまったー。はぁー! 清居を思う平良は普通だと思えちゃうのにな笑 多くの味方や理解者に囲まれた二人、特に野口さんと清居マネの菅さん、熱い。 野口さんみたいなカッコつけも本音も嫌味なくサラッともグサっとも出せる大人は本当にカッコ良いです。 2024.11.7 180

    2
    投稿日: 2024.11.07
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    【2024年202冊目】 初の個展を控えた写真家の卵である平良は、プレッシャーのあまり瞑想に勤しみ、恋人である清居はそんな彼を支えたいと思いつつも、相変わらず理解できない言動を前に儘ならない日々を送っていた。そんなこんなでついに個展開催日の初日を迎えて――互いの目指す場所へ走りながら向き合い続ける彼ら。美しい彼シリーズ第5弾。 まずは、本当、新作出して頂いてありがとうございます。五体投地の心持ちです。今なら平良のキモさに並べるかもしれない、いや、それは無理か。とはいえ、新作の供給にただ感謝の気持ちでいっぱいになりながらの読了でした。 相変わらずの平良ワールドに冴え渡る清居のツッコミに笑わせられながらも、それぞれの視点で描かれる物語から伝わってくる感情の発露にウルウルくることもしばしば。後半はまさかの展開に、とうとう涙腺が緩むどころでは済まず大決壊でした。 全然違う2人なのに、思い合う強さが本当にすごくて、そこが真っ直ぐ伝わってくる文章力にも脱帽です。また一作目から読み直すのも良いかもと思ったので年末年始のお供にしようと決めました。 まだ続くみたいです、ありがたい。これからも平清推していきます。

    2
    投稿日: 2024.11.04
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    おかえりなさい、凪良さん やっぱり、シマシマになってしまう「美しい彼」 しかーし、今作「儘ならない彼」は すでに 内容はシマシマではありません カメラマンと俳優のお仕事小説として昇華し始めております 内心もう少しいちゃついていただいてもと思うほどなのです ネガティヴ暴君きもうざ平良が、 少しまともな時間が多いのです カメラマンとして初めての個展を成功させて これからの方向性まで考えるのです そのまともさに納得できない清居 社会の普通な潮流から引き戻します 私は凪良さんはこちら側の方が好きなんですと思っているんですが いろいろ書かれてBLの底上げしてきたような気がします

    70
    投稿日: 2024.11.01
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    待ちに待った美彼シリーズの最新作。 今回は平良主体の内容でしたが、平良が成長していく(普通になっていく)様子に平良らしさを感じられず、モヤモヤする清居に愛を感じました。 今回はイチャイチャシーンもあまりなく、普段BLを読まない私にとっては読みやすかったです。 やはり、凪良さんの文章は美しく、刺さります。 読み終えてしまった寂しさを感じますが、次作を待ちたいと思います。

    12
    投稿日: 2024.10.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    久しぶりのひらきよ。 清居が素直にいちゃいちゃしたいと思ったり、絶対に別れないと言ったり、愛情があふれてた。 平良は、どんな事があっても変わらないと思ってたけれど、平良なりに成長していて、違う方向に行きそうになったりもしたけれど、アヒル隊長のもともどってきてくれて、よかった。いつまでも愛されるきもうざでいてほしい。 野口さんの過去話も、知れてよかった。この師匠でよかった。 刊行ペースはゆっくりに、とあったので、また何年先かは分からないけれど、ひらきよに会える日を楽しみに待とう。

    3
    投稿日: 2024.10.31
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    なんでこんなに面白いんだろう、という。 ベタベタな展開かもしれないけど、平良と清居だから全てがいいんだなとなってしまう

    3
    投稿日: 2024.10.31
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    個展を目前に控えた平良と、舞台の成功で次のステージに進み始めた清居。『キモウザな平良が好きになったのに…』『普通の恋がしたかったはずなのに…』個展での経験を機に大きな成長を見せた平良に戸惑う清居。分かるよ、清居くん!私もだ。しかし、プロの写真家としての一歩を踏み出した平良に、とんでもない災難が。極限状態の平良のど根性が刺さる。まさかあの清居が人前で号泣しブス顔を晒す日が来るとは。『嫌いになるって二度と言うな』キングでありながら最高に乙女で一途な清居くんが好き!野口さんも好き!みんな好き!

    3
    投稿日: 2024.10.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    美しい彼4巻。 本編の前作から5年たっての発売なので、発売されたことすら歓喜の涙です。 そして期待を裏切らない面白さ。 前半何回か声出して笑ったわ。 平良も清居もまだ大学4年生。 そして平良は個展を出すことになった。廃墟に潜むヌードの自分が覗いているような気持ち悪い、けど、目を惹かれて離せなくなる写真たち。 師匠の野口さんから「もうアシスタントには来なくていい。自分の個展に集中しろ」といわれた。 野口さんには平良のかわりに、新しいアシスタントがついた。 野口さんが口をきいてくれて、個展の開催に強い入江さんを紹介してもらい、学生ながら大盛況に終わる。 最後の日、野口さんが帰り際ほかの人に話しているのを聞いてしまう 「俺はアイツが嫌いだ」 俺は野口さんにいつ嫌われたんだろう・・・・。 平良は野口さんのアシスタントではなくなってしまった。その恐怖。不安。 師匠に頼れない辛さ。どうしたらいい?こんな時に聞ける、頼れる相手がいない。 個展が大成功で終わった平良にマネージャーの恩田がついた。 元カメラマン。平良のよくわからない黄金の国の話もさらりと応えることができる逸材で、平良をウマイコト操縦する。 清居はそれらを横で見ていたが、自分の言葉が平良の良くも悪くもすることが分かっているため、何も言えない。見守るだけ。 そしたら、恩田はどんどん二人の家に入り込んでくる。仕事からかえってきたら大体恩田が家にいて長い打ち合わせをしている。面白くない。 だが、それは平良の為になること「いやだ」といえばきっと、平良は恩田を家に呼ばないし、そうすると平良の仕事に支障がある。そんなことはできない。 木村伊兵衛賞のノミネートに噂で平良と野口の名前があがってきた。子弟対決といわれるようになることに平良は閉口する。 その前に新しい写真賞ができた。間口の広いなんでもOKな写真賞。こちらも平良と野口がノミネートされる。 平良がこれを受賞したら、木村伊兵衛賞も近くなるし、2冠ともなると話題になると恩田ははりきる。 が、 平良はだんだん自分はなんのために写真を撮っているんだろう・・と考え始める。 自分が写真を撮って、野口と仲が悪くなるぐらいなら写真を撮る意味がどこにあるんだろう? そして、恩田の思う写真は自分が撮りたいものなんだろうか? 確かに、個展は大盛況で世の中の自分への希望はアレなんだろうけど、あの時撮った自分はもう、過去の自分であって、現在の自分じゃない。 それを撮ることに何の意味が・・・? でも・・・ もうここ最初からネタバレだから書いちゃうけど 240Pあたりからかなり話が不穏になります。 平良が写真を撮ることを辞めようとしていることに怒って、清居は別居を言い渡し、 ようやく平良は写真を撮る意味をおもいだします。 そして長野の廃墟に写真を撮りにいくんだけど、帰る予定の日になっても帰ってこない。台風でそのあたりに土砂崩れがあちこちで発生していると知ると、 清居は長野に行きたいと思うけど、朝の帯の情報番組やら取材やらでスケジュールはぱんぱん。これを全部投げ捨てていくことはできない。 って思ったら、マネージャーの菅さんが清居がおかしいことに気が付いて問いただす。 そしたら清居のスケジュールを全部調整し始めた。「今日の夜までがはんばって。明日に長野にいけるようにするから」と。 菅さん、前に清居が舞台にでるため菅さんにも社長にも言わずに20kg体重を増やすという暴挙にでたことを悔やんでいた。タレントが悩んだ時に相談して、支えてあげることが自分の仕事なのに。 だからこそ、今回は清居は本当は長野に行きたい気持ちをくんで、スケジュールを調整してあげたんだけど、 もう、この菅さんの気持ちから泣けてきて泣けてきて・・・。 平良をすごいカメラマンにするために、野口さん入江さん恩田さんそのほかかつては小山君も支えてきたけど、 清居にも、菅さんや山形さんや、杏奈も桐谷くんもいて、 このカップル、こんなにたくさんの人に支えられてるんだなぁ・・っておもうと感無量。 あの、高校生、4月の始業式のひとめぼれからはじまって、叶うことがあるはずない恋心だったのに心がなんとなく通じて、誰にも自分の気持ちを言えず、こっそり会っていた二人が、今はこんなにたくさんの人に支えられて・・・って思ったらもう、ほんと、泣けてきたよ。 それからの、平良の生き埋め事件(話が飛ぶ) 「嫌いだ」って言われた清居はどんなにつらかっただろう。 言った平良はどんなにつらかっただろう。 暗闇で撮る、セルフポートレート。 動画という選択肢はなくて、カメラマンだからこそ、写真で自分の気持ちを清居に届けようとする。 自分が死んで、清居がひとりぼっちになったときに、ちゃんと自分は清居を最期まで愛していたことを伝えるため、もう死がそこまで迫ってきていても伝えようとする姿。土砂がきて、そのメッセージが入ったカメラをかかえて埋もれる平良・・・。 もう、ダメでした。涙の大決壊!!! ぜったい、ぜ~~ったい、助かるんだ、凪良ゆうさんがこんなアンハッピーエンドでこの物語を終わらせるわけがないんだ! って思いながら読んでいても、もう、二人の気持ちが辛くて悲しくて、 愛が重くて・・・ 3巻の「悩ましい彼」は清居の体重が20kg増量しないとだめなので映像化は無理だから、4巻ならば!!と思って読んだけど、 やっぱりね、ドラマはドラマの良さがあってめちゃくちゃ好きなんだけど、 原作は原作でめちゃくちゃよくて、 あんなにドラマと映画を見まくってるのに(現在で映画館でみた回数14回)、全然萩原利久くんと八木勇征くんで脳内映像されなかったんですよ。 どっちかっていうと、ドラマCDの声で、原作の葛西りかこ先生の絵で脳内映像されました。 やっぱ、原作の平良がキモすぎるからかもしれません(途中、キモくなくなるんですが(清居目線で)、やっぱ平良はキモくてなんぼでしょう!) 4巻がでるまで5年かかって、 あとがきに「刊行ペースはのんびりになりますが」と書かれているので、5巻が出るのはいつになるやらわかりませんが、 できればお早めに・・・お願いしたいっ!

    6
    投稿日: 2024.10.26