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紅い陽炎(新潮文庫)
紅い陽炎(新潮文庫)
夏樹静子/新潮社
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総合評価

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    ものの本によると、犯人がわからなくて見つける事件物をミステリ、犯人が解っていて色いろあるのがサスペンスらしい。本作はミステリにあたる。 中学くらいの時に、読みやすいから好んで読んでいたジャンルであるが、この歳になると単純すぎる感が有る。本作では数人の登場人物すべてを怪しませるために、ことごとく嫌な性格に設定されているのがポイントで、それ以上の部分がない。犯人の意外性は、途中で出てくる小道具に、作者があまりにも言及するのでわかってしまう。 また、サブテーマとしてあるクレジットカードの危険性についてはネタバレになるからやめとこ。ちょっとそりゃ煽りすぎてはありませんか?というところだが、1980年代の初頭の作なのね。納得。 しかしなあ、最後の決め手が「ノーブラ」ってなあ。その他も女性的な小道具満載で、調査もいろいろされているところは好感がもてるが、オチとして持ってくるのはどうかと思いましたね。

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    投稿日: 2015.02.23