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インテリジェンス人間論(新潮文庫)
インテリジェンス人間論(新潮文庫)
佐藤優/新潮社
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総合評価

35件)
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    佐藤優氏が外交官現役時代に会合の席で口頭で話していた「物語」を活字にしてみた本。森元首相や鈴木宗男氏、プーチンの登場する北方領土交渉の舞台裏の話も読めて面白いです。 群馬出身の私としては、「第三章 小渕恵三の”招き猫”」が一番関心をもって読みました。ブッチホンや「人柄の小渕」として一般の人々の記憶にはあるかと思いますが、陸軍中野学校を出た叔父さんに薫陶受け、インテリジェンスの感覚が卓越していたという話は意外でした。

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    投稿日: 2016.10.23
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    尊敬する作家の米原万里氏関連の読み物で著者について知った。 著者に対しての批判意見もよく見かけるが、私は著者の物事を分析する視点が好きだ。 私は政治関係の話題は疎いため、ピンと来ない話もあったが、ある一人の政治家の世間イメージと著者が語る人物像が全然違うことに驚いた。 逮捕される政治家にも、理想とする国家状態があることに気づいた。私は、逮捕されてしまえば政治家といえども犯罪者である、という目でしか見ていなかったのだ。 これからも著者に注目していきたい。

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    投稿日: 2016.01.21
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    元外交官で、キリスト教神学やマルクス主義に造詣の深い著者による、人物論集です。 著者が深く関わった鈴木宗男氏をはじめ、橋本龍太郎、小渕恵三、森喜朗らの歴代総理大臣、さらにロシアの要人たち、さらに、ラスプーチンやゾルゲ、有末精三といった、過去のインテリジェンスに関わった人たちの人物像が分析されています。 そのほか、カール・バルト、ティリッヒ、蓑田胸喜といった思想家たちの紹介もありますが、基本的には、政治家たちの駆け引きの現場レポートのような内容になっています。個人的には、キリスト教神学、マルクス主義、ナショナリズムを三位一体として捉える著者の思想の方に関心があったので、少しもの足りないという気がしました。

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    投稿日: 2015.10.13
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    【本の内容】 権力者はだから面白い。 外務省在籍時代に間近で接した、歴代総理やロシア首悩の意外な素顔、さらには誰もが知る歴史上の人物の精神にひそむ生々しい野心と欲望に、インテリジェンスの視点から切り込んだ異色の人物論集。 国際政治の最前線で、外交の武器となる人間観察力を磨いた著者ならではの、ディープな知見と圧倒的な筆力で驚くべき、でも愛すべき権力者の真実の姿を炙り出す。 [ 目次 ] 鈴木宗男の哀しみ 橋本龍太郎と日露外交 私が見た「人間・橋本龍太郎」 小渕恵三の“招き猫” 新キングメーカー「森喜朗」秘話 死神プーチンの仮面を剥げ プーチン後継争いに見る凄まじき「男の嫉妬」 日露対抗「権力と男の物語」 「異能の論客」蓑田胸喜の生涯 怪僧ラスプーチンとロシアン・セックス〔ほか〕 [ POP ] インテリジェンスとは行間を読み取る知的営為のことでもあり、著者は「私にはその適性があると思う」。 外交官、被告人として、出会った人や事態を記す。 北方領土交渉の推移などホットな話題も。 出典、人物索引など資料への態度もプロらしい。 [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

    0
    投稿日: 2014.09.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    インテリジェンスとは本来「死んだ文章」を読み込み、行間を読む、というところに語源がある、と。多彩な人間関係を持つことも現代におけるインテリジェンスには必要ではあるけれど、本来は、膨大な資料を精読し、相手の意思、意向を間違いなく「読み取る」ことに本質がある。この本は著者が密接な関係を持った鈴木宗男氏なども登場するが、資料でしか確認できない人も多数登場する。(その最たるものがイエスキリスト…)膨大な労力と学習をの上に揺るがない視点を築き、その視点をもっていろいろな事象や人物の本質に迫っていく。今の日本の政界、外務省に佐藤氏のような器を持った人がいるのだろうか。北海道民としては北方領土返還交渉の経緯に触れられるのがうれしい。道民必読。

    0
    投稿日: 2014.07.22
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    主に政治家たちの為人に触れた、ゴシップ記事さながらの人物論である。インテリジェンスとは、隠された情報を掴み取る所作だと、筆者は言う。その下りでは、媒体をテキストであることが本来的だとするが、実際には、出会った人間の一挙手一投足、表情の変化からも、隠された情報やシグナルを掴む技術が求められる。そこに、強い感受性や予備知識が必要となる。本著は、そんな必要スキルを身に付けた佐藤優の見た、歴代政治家たちの人物評なのである。 情報をどう活かすか。どんな目的に用いるか。では、目的はどのように設定するか。手放しに上位方針に従うのか。上位方針を疑うのか。方針を疑ってまで、私的に設定すべき本源は何か。それは、価値である。 本著の文庫版あとがきに、心に突き刺さる一文がある。ー母にとって、生涯たいせつな価値があった。キリスト教信仰と反戦平和である。 組織の論理により排除され、自らの内在的論理に依拠した活動にシフトした佐藤優。彼にとっても、現在の精力的な執筆活動は、自ら設定した価値を追求する行為なのだろう。ただ、食べていくために売文が必要ということでもあるまい。まして、外務省への復讐などは、既に目的からは外れているのではないだろうか。日本国民を啓蒙し、一体どこへ連れていくつもりか。我々は、彼のシグナルを掴み取らなければ、ならない。盲目的に追従しないために。

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    投稿日: 2014.07.03
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    国家のトップとなる政治家はいずれもすぐれたインテリジェンス能力を持っている。 変化がないというのも重要な情報というのはまさにインテリジェンスのプロの発想。 マフィアは様々な抗争を行うが、国家との正面対決だけは避ける。それは国家が最大の合法的暴力措置でそれと戦った場合の痛手が大きい。

    0
    投稿日: 2013.12.14
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    「国家の罠」「自壊する帝国」と重なる部分があるとは言え、面白かった。 それにしても、これだけ優秀な人間(経産省の古賀氏もそうたが)が、はみでてしまう官僚の世界とは、一体何なんだろう。 本当に日本の未来が心配になる。 ご本人はイヤだろうが、何らかの形で、仕事に復帰する事はできないのだろうか、そして、再び日本の為に働いてもらいたいなんて事を真剣に考えてしまった。

    1
    投稿日: 2013.07.23
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    涙あり、笑いありの1冊であった。 宗教絡みの部分は難解だったが、自分の知らないことを知ることができた。 金日成のレシピが、面白かった! 『鈴木宗男の哀しみ』と『ラスプーチン、南朝の里を訪ねる』が涙を誘った。 『国家の罠』の中の収監されていた時のハンストをした時の思いが、鈴木宗男の哀しみにあらわれていると思う。 読んで良かった!!

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    投稿日: 2013.06.30
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    マフィアの技法→一見、喧嘩好きのように見えても一番強い者とは絶対に諍いを起こさないと処世術のこと。マフィアは様々な抗争を行うが国家との正面対決は避ける。

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    投稿日: 2012.12.21
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    雑多な内容を詰め込んだ,パッチワークのような本. 筆者の他の本と重複したエピソードもあり,あえて読む必要もなかった. どの人だけでも,一冊本が書けるのだから,もっと深堀してほしい.

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    投稿日: 2012.11.15
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    佐藤氏が直接知り得た人物については、詳細かつ一般のイメージ(マスコミから一方的に植え付けられた)とのギャップがあり興味深く読めた。エリツィン、プーチンあたりは読み物として、最高だね。ロシア人のなまえが全然頭に入ってこないけどね。 後半の人物たちに関しては、やはり生々しさがないのでかなり読み飛ばしてしまったよ。

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    投稿日: 2012.11.04
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    永田町の生々しい話題から、神学の話題まで、著者の幅広い知識・教養と、経験に裏打ちされた重厚かつ面白い本です。 政治の基本書を読んでも全く予見しがたい今日の日本の政治状況はすでに「東洋の神秘」だと。読みながら大爆笑してしまった。。。 私が特に惹かれたのはイエス・キリスト不良少年説です。なるほどね~、と思いました。 ムネオ先生ですが随分イメージが違います。ちょっと美化されてるんじゃない?と思ってしまった。ただ、親しい人に見せる素顔は違うんだろうけど。

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    投稿日: 2012.09.29
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    今まで政治について触れている本って殆ど読んだ事なかったけれど、これは面白かった。 知識が深くないから、著者の言っていることが、全て正しいかは分からないけど…他にもこの人が書いた本や、政治に触れている本もよみ、自分の考えがもてたらいいなぁ…

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    投稿日: 2012.02.01
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    新潮文庫の時系列で並べると『国家の罠』『自壊する帝国』の後に本書がくるのでそちらを先に読んでからの方が理解しやすい部分もあると思う。 佐藤優さんが『新潮45』に連載したものに加筆訂正、またあらたに書き下ろしたものを収録したものなのでかなり文体が軽く、読みやすいものになっている。 また時の権力者達の素顔が淡々と記されているが、僕達が新聞やテレビでは伺うことのできない場面の中での事ばかりなので非常に面白い一冊になっている。

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    投稿日: 2012.01.15
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    インテリジェンスの視点から切り込んだ異色の人物論集です。濃ゆい筆者が本当に鋭いまなざしで濃ゆい人たちの意外な姿を映し出してくれています。特に橋本、小渕元総理の話は面白かったです。 佐藤優さんによるディープな人間観察による人物評論です。書いている人間も濃ければ、取り上げられている人間たちも非常に濃ゆい方ばっかりで読んでいてげっぷが出るほどです。しかし、面白い。国際的な外交の駆け引きで培われた筆者の人間に対する冷徹なまなざしがその筆致によって如何なく炙り出されてくるようです。 取り上げられている人たちを上げていくと、 福田康夫 安倍晋三 小泉純一郎 森喜朗 小渕恵三橋本龍太郎 鈴木宗男 田中眞紀子 村上正邦 米原真理 エリツィン プーチン ブルブリスセルゲイ・イワノフ ニャゾフ リトビネンコ ゾルゲ マタハリ ラスプーチン 後醍醐天皇 大川周明 蓑田胸喜 星飛雄馬 金日成 スターリン ヒトラー 有末精三 アドルノ ティリッヒ イスカリオテのユダ イエス・キリスト──。その他多数総勢150余名。というそうそうたる人間たちです。 僕はロシアにはあまり詳しくはないのでエリツィンとプーチン。そしてラスプーチンぐらいしか理解できませんが日本の政治家、特に橋本龍太郎元総理や小渕恵三元総理の持つ苛烈までに激しい内面や鈴木宗男氏の北方領土返還にかける思いの強さ。果ては後醍醐天皇にまで思いをはせるというのは佐藤優さんにしかできない仕事でしょう。 しかし、この本の元になった連載が掲載されていた雑誌はあの名物編集長・中瀬ゆかりが率いていた当時の「新潮45」だけあって「ロシア人のセックスは最低集に16回がノルマ」ですとか。イエス・キリストは幼少期のころにめちゃくちゃな不良少年だった話。金日正が残したといわれる秘伝のレシピにいたるまで、硬軟織り交ぜた多彩な筆致で僕らを最後まで楽しませてくれる本です。内容に大笑いをすることができて、知的な好奇心も満たすことができる。こういう本を書ける方は現在非常に少なくなっているので、そういった意味では名著であると、個人的には思っています。

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    投稿日: 2012.01.07
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    ムネオ氏の評価は難しい。この本の事が本当なら、テレビの報道はデタラメだ。後半部分は余り面白くなかったのは、前半の内容が濃すぎたからだろうなあ。

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    投稿日: 2011.12.10
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    外務省へ専門職員(ノンキャリア)として働きながらも、時の総理に認められ活躍した著者。その大舞台での橋本氏・小渕氏・森氏といった人たちの人物評価が世間で言われていることとは結構、違っていて面白い。 蓑田胸喜や有末精三については、初めて聞いた人物であったし、「ユダの福音書」に関するとらえ方は面白かったものの、ティリッヒ神学等は基礎知識がないと、ちょっと…。

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    投稿日: 2011.09.04
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    これも、新潮社の雑誌(新潮45)の連載をまとめた本。 鈴木宗男論から始まって、橋本龍太郎、小渕恵三、森嘉朗などの日本の政治家や、ロシアの政治家、ラスプーチンに、イエスキリストなどいろんな人に関する雑文。 妙に文庫版あとがきが印象に残ってしまった。この人、睡眠時間3時間半なんだーって。あと、ご両親のお話。

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    投稿日: 2011.08.23
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    本書は著者が外務省在籍中に間近で接した歴代総理やロシア首脳の意外な素顔、さらには歴史上の人物にインテリジェンスの視点から切り込んだ異色の人物論集である。 当事者ならではの臨場感溢れる記述は面白い。個人的には神学の部分など読みづらい部分もあったが、本書を読むと、マスコミのニュースからは窺い知る事の出来ない一面が見られる。 例えば、鈴木宗男氏の事である。「ムネオハウス等」かつては悪の権化の様にバッシングを受けていた。しかし、現に鈴木氏を慕う人は多く、選挙で復活を遂げた事をみると、かつてのマスコミのステレオ的な見方では、とらえきれない事がわかる。(これは善悪の問題では無い) マスコミは売らんがために叩く、新聞は部数を延ばすために叩き、テレビは視聴率のために叩く。(最近では海老蔵が叩かれているが)本書を読むとあの時の騒動は何だったのかと愕然とする。情報化社会の中で市民が情報を取捨選択できるように成長する事が求められていると思う。 本書はあくまでも、佐藤氏の目からみた人物論である。一面から、光を当てるだけではなく、いろいろな角度から見ることが大事であろう。私としては、もう一度、凡相伝を読んで見たくなった。

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    投稿日: 2011.08.16
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    佐藤優さんは,本当に賢すぎる.そしておそらく正直なんだろう.ただ,賢さのなかに自分を隠す術を持っているので,上手い具合に話を出しているのは何となく見え隠れしている. それにしても,スゴイ.こんな人たちが官僚として日本を動かしているのだから,私利私欲に走る人がいるとたちまち世の中がおかしくなりそう.この本から見えてくることは,著者の言葉で言うならば「愛」をもって動くかと言うことかもしれない.

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    投稿日: 2011.05.15
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    総理大臣や外国の首脳など政治家の人間に関係する内容は、いろいろ興味深いことがあり面白かった。柔らかそうな小渕総理も当然厳しい面もあるんだななど。後半は一般的にしられていなかったり、著者が直接会ったことが無い人などの話が入ってきて入り込みづらかった。

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    投稿日: 2011.05.05
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    【出会い】 書店にて。佐藤氏のインテリジェンス論は興味深く読んでいる。人物にスポットを当てているということで、現実にある人間臭さの部分にとりわけ関心。 【概要】 日本・ロシアの政治家をはじめ宗教家など、実在の人物のエピソードに筆者のインテリジェンスの視点からの考察を絡めた19編。 【感想】 政治家の横顔、人間的な面が見えておもしろいし、その愛憎のもつれなんかで命運が決まったりして、怖ろしくもある。 馴染みがない神学の話も入ってくるが、平易な説明でおもしろく読めた。 「インテリジェンスとはテキストを読み解くことに似ている」とあり、観察力のはたらかせ方は実生活にも有用なスキルと思う。

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    投稿日: 2011.04.30
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    「ユダの福音書」の解説が興味深かった。何十年後かにこの福音書が解読され、いままでの敵味方を区別して世界を闘いに導く一元主義ではなく、多元的寛容の下に世界が共存共栄していく考え方が、実は本来のキリストの教えなのだという説が提示されるという、そのときが本当に待ち遠しい。「ラスプーチン南朝を訪ねる」では後醍醐天皇の墓ががある吉野山、日本の精神的な象徴の場所であるという。奈良はそそここで霊的なものを感じる地域、腑に落ちる。 全体に宗教のこと、歴史のこと、ロシアのこと、今までの教科書的な羅列された理解ではなく、一つ一つが有機的関連性を持って動いているのだという、歴史のダイナミズム、そして本を読むことの醍醐味を感じることができた。

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    投稿日: 2011.04.21
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    インテリジェンス(諜報)とは行間に隠されている情報をつかみ取って行く作業だそうである。書かれている文章の行間を読み取って行く為にはその国、土地の風土、歴史、宗教等幅広い知識が必要とされるのだろう。著者は同志社神学部であったのでキリスト教については専門なのであろうが、その他についてもその知識の深さにはいつも驚かされる。この本は著者が関係した歴代の首相やロシアの政治家についても多く書かれているが、私が個人的に興味を引かれたのはキリスト教に関する「不良少年「イエス・キリスト」」、「二十一世紀最大の発見「ユダの福音書」」等である。これまでも西洋の文化を知るにはその根底にあるキリスト教についての知識がなければならないなと感じていが、この本を読み更にその思いを強くした。

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    投稿日: 2011.04.15
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    【読書】元外務省職員の佐藤優氏の本。外務省在籍時に接した様々な権力者たちの人物論集。外交の世界で培った驚異的な人間観察力。特に鈴木宗男氏への文章は心を打つ。メディアによる単純化されたニ項対立の図式に惑わされず、自分なりに情報を取捨選択し、真実見極める必要がある。感情に流されず、冷静に。

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    投稿日: 2011.03.30
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    2011/3/4  次の2つは良かった  ロシア人の政治家の特性  「ユダの福音書」についての概論

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    投稿日: 2011.03.04
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    佐藤優氏の著作は何冊か読ませていただいているが、常に思うことはその膨大な知識量である。著作を手に取るたびに圧倒されてしまう。若輩者の私としては、辞書片手に読まざるを得ない状況なのが恥ずかしい。  本書に関しては、一言で言うと「思想」であると思う。前半は確かに様々な人間に関するその人間性などが書かれてあり、割と速いペースで面白く読めるのだが、後半に差し掛かってくると、政治からは離れ、人間性というよりも「思想」の話になってくる。本書は『新潮45』に掲載されたものから抜粋されたとのことなので、その抜粋法によるものなのかもしれないが、前半と後半の印象が大分違うように感じた。個人的なことだが、最近は多読する様にしているので、時間をかけて読んだ分、後半に差し掛かるごとに「人間論」から著者の「思想」に変化していっているように感じた。読了後に感じたのは、全体を通しての「思想」であったのか、ということである。(ちなみにこの本は前記した通り、『新潮45』より抜粋されたものなので、どの章からでも読むことが可能である。) しかしながらやはり豊富な語彙と知識量には舌を巻いた。引き続き、自分の研究と共に佐藤優氏の文章には目を通していきたいと考えている。

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    投稿日: 2011.01.21
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    前半の政治家の人物評が興味深かった。インテリジェンスとはテキストを丹念に読み込み、そこから言外の重要なメッセージを引き出すことであり、氏の読み解き方が紹介されていて面白く読めた。

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    投稿日: 2010.12.25
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    以前読んだ手嶋さんとの対談が面白かったのでつい手に取った。 読み物としては、思ったより面白く、割合ぐいぐいと読んでいくことの出来る本。 内容としては、前半の政治家達の話が面白く、大変興味深く読むことが出来た。作者が実際に係わったからこそ書けたのだろうと思われる。 だからこそ、内容に真実味がある。(どこまで真実なのかはわからないが。) ただ、後半に行くにつれ、歴史的な話題や宗教的な話題をとりあげるようになり、前半に読んだ様な政治の舞台裏的な話を期待していた私としては、ちょっと「?」と思ってしまう部分があった。 とはいえ、過去の政治ネタをちょっと違う視点で眺め直すことが出来たし、超有名な政治家達の新たな一面を知ることが出来たので★4つ。

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    投稿日: 2010.12.23
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    外交官としてインテリジェンス(諜報)に従事していた著者が、その視点から橋本龍太郎や小渕恵三、森喜朗、プーチンなどの大物政治家を、内部事情もからめながら分析している。 佐藤優の文章は人を引きつけるものがあり、その国益を第一に考える思考や教養の高さには毎回驚きを覚える。

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    投稿日: 2010.11.30
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    外務省でインテリジェンスに従事してきた筆者の、裏側を知り尽くした視点から見た政治家達の人物像や、ゾルゲなど歴史上のスパイからイエスキリストまで、幅広い人物評。しかし幅が広すぎて雑然とした印象も受ける。

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    投稿日: 2010.11.27
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    佐藤優という人の著作には、独特の吸引力がある。グイグイと人を引き付けて、本来ならあまり興味のない話題でも無理矢理読ませてしまう。本著でも、そういった力は十二分に発揮されており、特に前半の外交体験に関するエッセイは秀逸なものが多い。特に90年代後半から2000年代前半にかけての政治家と官僚の綱引きの内幕からは、人脈や政権運営の経験は持続してこそナンボのものであるということを感じずには居られなかった。本著の中に、「メディアの皆さんが一番弱いのは情報が無いことだ(中略)。情報も,情報を遮断する方法も、権力こそが持っているんです。」という鈴木宗男氏のコメントがあるが、権力そのものが情報の取り扱いに通暁していないという状況は対外的には相当マズい。在任時の国内世論がボロボロでも、後世なって名宰相として評価される人物は多数いるが、彼らは例外なく情報の扱い方を心得ていた。翻って、最近の日本はどうなのか。佐藤氏の文章には見通しの暗さが漂っているが……

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    投稿日: 2010.11.23
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    2010/11/7 Amazonより届く。 2015/2/26〜3/11 佐藤優氏の人物評。鈴木宗男、橋本龍太郎、森喜朗氏ら関係深い政治家や、ロシアの政治家、世界の思想家など、独特の目線からの評論はとても興味深い。氏の作品を読むのはいつもワクワクする。後書も素晴らしかった。

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    投稿日: 2010.11.07
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    橋本龍太郎、小渕恵三、森喜朗など歴代首相をはじめ、戦前の簑田胸喜や有末精三などの人物をインテリジェンスの観点を交えながら評価している。とくに冒頭に掲載した鈴木宗男の「哀しみ」については、執筆に1カ月半を要したという。各編とも読みやすく、著者独特の切り口であきさせない。

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    投稿日: 2010.11.07