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悪魔に奪われた骨(下)
悪魔に奪われた骨(下)
ロバート・ウォーカー、瓜生知寿子/扶桑社
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総合評価

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  • シリーズ完結

    最後の話としての設定は面白いですが、シリーズ完結作としての内容事態は盛り上がりに欠ける印象でした。

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    投稿日: 2016.03.12
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    ついに女検死官ジェシカ・コラン・シリーズが完結。毎回、トンデモないサイコパスが登場し、この手の海外翻訳ミステリーとしては、最初から最後まで全くスタイルを変えなかったのは非常に珍しいことだと思う。検死官シリーズと言えば、パトリシア・コーンウェルのスカーペッタ・シリーズが有名であるが、最近はワンパターンになり、劣化が著しい。その点、ジェシカ・コラン・シリーズは一定水準を保ち続けて来た。それだけに完結というのは何とも寂しい限り。 女性の背骨を抜き取り、殺害するという残虐な殺人鬼ジェイルズとジェシカ・コランの対決。この殺人鬼と間違えられ、無実の罪で死刑執行を待つロバート・タウン。時限ミステリーとシリアルキラー・ミステリーの二つが味わえる。 しかし、結末にはどうにも納得出来なかった。その点で少し評価を落とした。

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    投稿日: 2015.06.18