ブログ時代から大ファンの まんきつ(まんしゅうきつこ)先生のフィクション漫画。 出てくるキャラが皆一癖も二癖もあって面白い。真っ直ぐな笑いではなく、ちょっと捻りがある所がたまらない。 万人受けではないかもしれないけど、刺さる人には刺さる。 シュールな笑いを求めている人にはたまらない話。

図書館勤務の30歳処女ハルモヤさん。印象が薄くて誰からも気にとめられないが、心は厄介で面倒臭い。実際にこういう人いるな〜と思いながら読んだ。面白い！落武者の亡霊にフラれるとか、生きてるだけで疲れるとこぼしたり、ネット検索で予習して一大決心してスタバで注文したり、母親にせがんで耳なし芳一を何度も読み聞かせしてもらったり。

んー…まあ、暇つぶし程度にはなりましたかね…！　著者本人の性格を表しているかのやうにアレですね…何気ない日常を取り扱った漫画なのですが、なんだか暗いですね…著者というか、主人公の女性の内面が読んでいるこちら側にまで影響を与えてくるというか…そんな作品でした。 ヽ(・ω・)/ｽﾞｺｰ 次巻もあるみたいなんですけれども、ハルモヤさんの今後が気になるのでぜひとも購入しようかと思いますよ…！ おしまい…。 ヽ(・ω・)/ｽﾞｺｰ

30歳で処女の実家暮らし。ちびまる子ちゃんをそのまま大きくしたような主人公。話は軸が定まってない感じを受けるが、まあまあ面白い。もっと毒がほしいところ。続編に期待。

『アル中ワンダーランド』も面白かったけど、ハルモヤさんも面白い。高等遊民。モラトリアムガール。ハルモヤさんからちょっぴり知性を感じるのは何でだろう。鬱屈としたかわりばえのしないメリーゴーランドのような日常のなかで、これからハルモヤさんがどう展開していくのか、ものすごく楽しみです。